JP3131256U - 人形用可動関節部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】繰り返しの使用によってもへたらず、ジョイント部の保持力が低下せず、曲げた関節の角度が確実に保持出来、さらには細かな角度調整ができる人形用可動関節部材を提供する。
【解決手段】人形用可動関節部材であって、略半球状をなす一方側回動基部と、丸棒状差し込み部と、略円柱状連結体と、略十字状の取り付けスリットとを有する第1関節構成部材と、略半球状をなす他方側回動基部と、丸棒状差し込み部と、第1関節構成部材の連結体が嵌合する嵌合孔とを有し、嵌合孔は、波状凹凸孔と、連結体嵌合用孔とを有する第2関節構成部材と、第1関節構成部材の取り付けスリット内に嵌入される略十字状くさび体を有し、頭部には連結くさび部材とを備え、第1関節構成部材及び第2関節構成部材の丸棒状差し込み部の外周面には、先端側から基端側に向けて拡開する略スカート状抜け止め片が間隔をあけて複数個形成される。
【選択図】図1

Description

この考案は、フィギュアなど人形の脚、手等各部位における可動する関節箇所に用いられる人形用可動関節部材に関するものである。
従来一般的に、フィギュアに代表されるこの種の関節可動人形における関節可動部材には、極力人の動きをリアルに模倣するように構成されており、前記関節の可動部が広範囲であり、しかもワイドに回動するよう球型ジャーナル部材と球面軸受部材とをはめ込む構成からなるボールジョイントなどが一般的に知られている。
実公平6−47505号公報
しかしながら、上記の従来の関節可動部材では、繰り返しの使用によって、曲げるとへたるという症状が生じてしまい、もって関節可動部において、ジョイント部の保持力の低下が見受けられ、関節を曲げる角度によっては、その角度が保持出来ず、静止できずに可働してしまうとの課題があった。
また、関節可動人形における前記関節可動部材と、該関節可動部材を人形本体に連結する連結パーツ部材との連結保持力についても、例えば、その連結部分の形状などから考察すると、従来では、前記連結パーツ部材と前記関節可動部材の連結力が弱いものであり、長期間の繰り返し使用によっては連結離脱を生じてしまうとの課題があった。
かくして、本考案は、前記従来の課題に対処すべく案出されたものであり、繰り返しの使用によってもへたるという症状が生じず、もって関節可動部において、ジョイント部の保持力が低下せず、関節を曲げる角度によって、その角度が確実に保持出来、静止でき、さらには各可動関節部において細かな角度調整ができる人形用可動関節部材を提供することを目的とするものである。
本考案による人形用可動関節部材は、
略半球状をなす一方側回動基部と、該一方側回動基部より突設された丸棒状差し込み部と、前記一方側回動基部のフラット面中央から上方に向けて突出する略円柱状連結体と、該連結体の頂部より基端部に向かって形成された略十字状の取り付けスリットと、を有する第1関節構成部材と、
略半球状をなす他方側回動基部と、該他方側回動基部より突設された丸棒状差し込み部と、前記他方側回動基部のフラット面中央から下方に向けて貫通され、前記第1関節構成部材の連結体が嵌合する嵌合孔と、を有し、
前記嵌合孔は、フラット面近傍位置内周面に設けられ、嵌合孔の中心に向かう波状凹凸片で形成された波状凹凸孔と、該波状凹凸孔下部よりフラット面対向側に貫通して設けられた前記連結体嵌合用孔と、
を有する第2関節構成部材と、
前記第1関節構成部材の取り付けスリット内に嵌入される略十字状くさび体を有し、頭部には米の字状の模様が形成可能とされた連結くさび部材と、
を備え、
前記第1関節構成部材及び第2関節構成部材の丸棒状差し込み部の外周面には、先端側から基端側に向けて拡開する略スカート状抜け止め片が間隔をあけて複数個形成された、
ことを特徴とし、
または、
少なくとも前記第1関節構成部材、第2関節構成部材あるいは連結くさび部材をポリカーボネート樹脂で製造した、
ことを特徴とするものである。
本考案による人形用可動関節部材であれば、
繰り返しの使用によってもへたるという症状が生じず、もって関節可動部において、ジョイント部の保持力が低下せず、関節を曲げる角度によって、その角度が確実に保持出来、静止でき、さらには各可動関節部において細かな角度調節ができるとの優れた効果を奏する。
以下、本考案を図に示す最良の実施の形態に基づいて説明する。
本考案による人形用可動関節部材1は、第1関節構成部材2と第2関節構成部材3とこの第1関節構成部材2と第2関節構成部材3とを連結するために使用される連結くさび部材4とを有して構成されている。
まず、第1関節構成部材2は、略半球状をなす一方側回動基部5を有する。
そして、この略半球状をなす一方側回動基部5のフラット面6外周位置からは、前記フラット面6の延長方向に向かって突設された丸棒状差し込み部7を有して構成されている。この丸棒状差し込み部7の外周面には、先端側から基端側に向けて拡開する略スカート状抜け止め片15・・・が間隔をあけて複数個形成されている。しかして、図に示す実施例では3個形成されているが、この数個に限定されるものではない。
さらに、前記フラット面6中央から上方に向けては、突出する略円柱状をなす連結体8が該第1関節構成部材2と一体的にされて形成されている。
ここで、該連結体8の頂部より基端部に向かっては略十字状をなす取り付けスリット9が設けられている。
次に、第2関節構成部材3は、第1関節構成部材2の一方側回動基部5と一体に接続されて球形を構成する略半球状をなす他方側回動基部10を有している。
そして、この略半球状をなす他方側回動基部10のフラット面6外周位置からは、前述した一方側回動基部5と同様に、前記フラット面6の延長方向に向かって突設された丸棒状差し込み部7を有して構成されている。
この丸棒状差し込み部7の外周面においても、第1関節構成部材2に設けられた丸棒状差し込み部7と同様に、先端側から基端側に向けて拡開する略スカート状抜け止め片15・・・が間隔をあけて複数個形成されている。そして、図に示す実施例では3個形成されているが、やはり、この数個に限定されるものではない。
また、前記他方側回動基部10のフラット面6中央表面側から下方に向っては、上下に貫通する嵌合孔11が穿設されており、前記フラット面6近傍位置、すなわち嵌合孔11の上方位置内周面は、嵌合孔11の中心に向かって波状凹凸片12が形成された波状凹凸孔15が形成されている。
さらに、前記波状凹凸片12が形成された波状凹凸孔15の下側からは、前述した連結体8が嵌合する連結体嵌合用孔13が設けられている。よって、嵌合孔11は上方部分には波状凹凸片12が形成された波状凹凸孔15とされ、その下側には連結体嵌合用孔13とされている。
次に、連結くさび部材4の構成につき説明する。該連結くさび部材4は、前記第1関節構成部材2における連結体8に設けられた取り付けスリット9内に嵌入される様構成された略十字状くさび体14を有しており、かつ頭部17には「米の字」状の模様が、前記連結体8の先端模様と相まって形成可能とされている。
次に、本考案による人形用可動関節部材1の組み立て方法及び使用状態につき説明する。
図1から理解される様に、第2関節構成部材3の嵌合孔11内に第1関節構成部材2の連結体8を差し込んで嵌合する。この際、第1関節構成部材2及び第2関節構成部材3のそれぞれの丸棒状差し込み部材7、7は略一直線上になるよう配置して差し込み作業をするのがよい。その後、嵌合孔11に差し込んだ連結体8の略十字状取り付けスリット9内に連結くさび部材4をくさび打ち込むように嵌入する。
すると、第1関節構成部材2及び第2関節構成部材3の一方側回動基部5及び他方側回動基部10におけるそれぞれのフラット面6,6が密着して、球状の関節回動部が形成されるものとなる(図2参照)。
すなわち、それぞれの丸棒状差し込み部材7,7を操作して、前記球状の関節回動部を基点としてスムーズな曲げ操作が行える。そして、この曲げ操作を行っている際、嵌合孔11の波状凹凸片12が連結くさび部材4の略十字状くさび体14外周に当接し、例えば「ジー、ジー」との機械音を発生させるものとされる。
ところで、連結くさび部材4の頭部17には「米の字」状の模様が、形成可能とされている。図5から理解されるように、外側からかかる「米の字」状の模様が可視でき、好ましい美観を提供できる。
この様に組み立てられた人形用可動関節部材1はフィギュアなど各種人形の可動する関節箇所に使用できる。
図5に示すように、例えば脚18の関節部分に使用した状態で説明する。取り付けに際しては、脚18の関節部分下側連結部に取り付け用の取付孔19が設けられ、上側連結部にも取付孔19が設けられているので、これら取付孔19,19におのおの丸棒状差し込み部7,7を差し込めば簡単に取り付けできる。
この際、丸棒状差し込み部7の外周面には、前記したように先端側から基端側に向けて拡開する略スカート状抜け止め片15・・・が間隔をあけて複数個形成されているため、安易に取付孔19からこの人形用可動関節部材1が抜け落ちることがない。しかも、略スカート状抜け止め片15・・・がリング状に設けられているため、略丸棒状差し込み部7の軸方向を軸として、当該略丸棒状差し込み部7を回動することができ、もって人形用可動関節部材1の簡単な取り付け微調整もできる。
なお、これら人形用可動関節部材1を構成する部材、例えば第1関節構成部材2などを通常ポリカーボネート樹脂で形成してもかまわない。ポリカーボネート樹脂は強度が高く、価格も比較的安価だからである。
全部の構成部品を、すなわち第1関節構成部材2、第2関節構成部材3及び連結くさび部材4をポリカーボネート樹脂製としてもかまわないし、第1関節構成部材2のみ、あるいは第2関節構成部材3のみ、あるいは第1関節構成部材2、第2関節構成部材3について、あるいは第1関節構成部材2、第2関節構成部材3及び連結くさび部材4のすべての部品をポリカーボネート樹脂製としてもかまわないものである。
さらに、これら部材をすべてポリアミド製樹脂、例えばナイロン樹脂で形成することもできる。ナイロン樹脂は比較的柔軟性があり、人形用可動関節部材1の組み立てに適している。
また、ポリカーボネート樹脂製やナイロン樹脂製の部材をそれぞれ組み合わせて形成してもかまわない。
本考案による人形用可動関節部材の構成を分解して説明する分解構成説明図である。 本考案による人形用可動関節部材の構成を説明する側面図である。 本考案による人形用可動関節部材の構成を説明する平面図である。 本考案による人形用可動関節部材の構成を説明する底面図である。 本考案による人形用可動関節部材の使用状態を説明する説明図である。
符号の説明
1 人形用可動関節部材
2 第1関節構成部材
3 第2関節構成部材
4 連結くさび部材
5 一方側回動基部
6 フラット面
7 円柱状差し込み部
8 連結体
9 取り付けスリット
10 他方側回動基部
11 嵌合孔
12 波状凹凸片
13 連結体嵌合用孔
14 略十字状くさび体
15 略スカート状抜け止め片
16 波状凹凸孔
17 頭部
18 脚
19 取付孔

Claims (2)

  1. 略半球状をなす一方側回動基部と、該一方側回動基部より突設された丸棒状差し込み部と、前記一方側回動基部のフラット面中央から上方に向けて突出する略円柱状連結体と、該連結体の頂部より基端部に向かって形成された略十字状の取り付けスリットと、を有する第1関節構成部材と、
    略半球状をなす他方側回動基部と、該他方側回動基部より突設された丸棒状差し込み部と、前記他方側回動基部のフラット面中央から下方に向けて貫通され、前記第1関節構成部材の連結体が嵌合する嵌合孔と、を有し、
    前記嵌合孔は、フラット面近傍位置内周面に設けられて嵌合孔の中心に向かう波状凹凸片で形成された波状凹凸孔と、該波状凹凸孔下部よりフラット面対向側に貫通して設けられた前記連結体嵌合用孔と、を有する第2関節構成部材と、
    前記第1関節構成部材の取り付けスリット内に嵌入される略十字状くさび体を有し、頭部には米の字状の模様が形成可能とされた連結くさび部材と、
    を備え、
    前記第1関節構成部材及び第2関節構成部材の丸棒状差し込み部の外周面には、先端側から基端側に向けて拡開する略スカート状抜け止め片が間隔をあけて複数個形成された、
    ことを特徴とする人形用可動関節構成部材。
  2. 少なくとも前記第1関節構成部材、第2関節構成部材あるいは連結くさび部材をポリカーボネート樹脂で製造した、
    ことを特徴とする請求項1記載の人形用可動関節構成部材。
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CN111729328A (zh) * 2020-08-02 2020-10-02 广州市几何乐园玩具科技有限公司 一种玩具连接组件

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