JP2005033958A - 直流電動機の速度制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直流発電機の界磁電流調節回路をチョッパに置き換えて可動部分をなくし、故障や破損を未然に防止して信頼性を向上させる。
【解決手段】直流発電機20の出力電圧を直流電動機30の電機子に供給して直流電動機30の速度制御を行う直流電動機30の速度制御装置であって、直流発電機20の界磁電流調節手段を備えた直流電動機の速度制御装置に関する。前記界磁電流調節手段をチョッパ60により構成することとし、具体的には、三相交流電動機駆動用の三相電圧形インバータの主回路のうち二相分の上下アームの半導体スイッチからなる四象限チョッパ回路606により構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、直流電動機の速度及びトルクを制御するための速度制御装置に関し、特に、直流電動機に電機子電流を供給する直流発電機の界磁電流調節回路を改良した速度制御装置に関するものである。
図4は、この種の従来の速度制御装置を示すブロック図であり、いわゆるワードレオナードシステムとして周知のものである。
図4において、10は商用の三相交流電源に接続された同期電動機等の交流電動機であり、この交流電動機10には直流発電機(直流他励発電機)20の回転子が直結されている。Fは直流発電機20の界磁巻線であり、その電流は極性切替用のスイッチ41及び界磁調整抵抗42を有する界磁電流調節回路40から供給される。なお、スイッチ41の切替操作により、界磁巻線Fに印加される直流電源の極性(P,N)を変更可能となっている。
交流電動機10により駆動されて発電する直流発電機20の電機子電流は、そのまま直流電動機(直流他励電動機)30の電機子に供給されている。Fは直流電動機30の界磁巻線であり、その電流は界磁調整抵抗52を有する界磁電流調節回路50から供給される。この界磁電流調節回路50には直流電源が接続されている。
直流電動機30の回転角速度ωは速度検出器(図示せず)により検出され、その速度検出値と速度指令値とを比較して界磁電流調節回路40により直流発電機20の界磁電流を調節し、直流発電機20の出力電圧すなわち直流電動機30の電機子電圧(電機子電流)を制御して直流電動機30の速度及びトルクを所望の値に制御している。
また、直流電動機30の界磁電流調節回路50は、定格速度以上の速度制御が必要な場合に弱め界磁制御を行って定格速度の3〜4倍の高速域まで運転するためのものである。
図4において、Vは直流電動機30の端子電圧である。
なお、図4のようなワードレオナード方式による直流電動機の速度制御装置は、例えば下記の特許文献1に記載されている。
特公平6−2555号公報(第1図、第2図)
図4において、直流発電機20の界磁電流調節回路40は、スイッチ41等の可動部分を含むハードウェアにより構成されているため、老巧化による故障や破損が生じるとシステム停止等の重大な問題に発展するおそれがある。
そこで、本発明は、直流発電機の界磁電流調節手段を、静止形電力変換器である汎用インバータを改造したチョッパに置き換えて可動部分をなくし、故障や破損を未然に防止して信頼性を向上させた直流電動機の速度制御装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載した発明は、直流発電機の出力電圧を直流電動機の電機子に供給して直流電動機の速度制御を行う直流電動機の速度制御装置であって、前記直流発電機の界磁電流調節手段を備えた直流電動機の速度制御装置において、
前記界磁電流調節手段を、静止形半導体電力変換器としてのチョッパにより構成したものである。
また、請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した直流電動機の速度制御装置において、
前記チョッパを、三相電圧形インバータの主回路のうち二相分の上下アームの半導体スイッチからなる四象限チョッパ回路により構成したものである。
以上のような本発明によれば、可動部分のない静止形半導体電力変換器としてのチョッパ、例えば四象限チョッパ回路により直流発電機の界磁電流を供給するため、故障や破損のおそれを少なくして信頼性の向上及び長寿命化を図ることができる。
また、上記チョッパとしては汎用の三相電圧形インバータの主回路部分を利用できるので、低コストにて実現可能である。
図1は、本発明を実施するための最良の形態を示すブロック図であり、図4と同一の構成要素には同一の参照符号を付して説明を省略し、以下では異なる部分を中心に説明する。
図1において、60は図4の界磁電流調節回路40に代わる静止形半導体電力変換器としての界磁電流調節用チョッパであり、このチョッパ60は三相交流電源に接続されていると共に、その出力側が直流発電機20の界磁巻線Fに接続されている。なお、チョッパ60の電源としては、交流電動機10の電源を兼用することができる。
前記チョッパ60は、三相交流電動機の駆動用として汎用されている三相電圧形インバータを改造したものであり、その構成を以下の実施例により説明する。
図2は、本発明の実施例1の構成図であり、601は前記界磁電流調節用チョッパ60の主回路、602はその制御回路である。なお、直流電動機30の界磁巻線及び界磁電流調節回路は図示を省略してある。
主回路601は、商用の三相交流電源603に接続されて交流−直流変換を行うコンバータ部604と、その直流出力側に接続された平滑コンデンサ605と、その両端に接続された四象限チョッパ回路(ブリッジ形可逆チョッパ回路)606とから構成されている。
四象限チョッパ回路606は、三相電圧形インバータの主回路を構成する三相各相上下アームの半導体スイッチU,U,V,V,W,Wのうち、例えばV相及びW相を構成する半導体スイッチV,V,W,Wによって構成されている。ここで、半導体スイッチU,U,V,V,W,Wは、還流ダイオードが逆並列接続されたIGBT等の半導体スイッチング素子からなるものである。
そして、半導体スイッチV,Vの相互接続点、同じくW,Wの相互接続点がチョッパ回路606の出力端子となり、これらの出力端子はフィルタ607を介して直流発電機20の界磁巻線Fに接続されている。
四象限チョッパ回路606は、半導体スイッチV,V,W,Wを選択的にオンさせることで負荷(図2では界磁巻線F)に正負両方向の電圧、電流を供給でき、回生も正負両方向に可能な四象限の電力増幅器として広く知られている。
なお、直流発電機20と直流電動機30とは電磁接触器25を介して接続されていると共に、直流電動機30の電機子電流検出用の変流器26と、速度検出用のタコジェネレータ31とが設けられている。
上記変流器26及びタコジェネレータ31の出力は、それぞれレベル変換等を行う変換器608,609を介して以下に述べる制御回路602に入力されている。
次に、制御回路602の構成をその動作と共に説明する。
制御回路602において、速度設定器612から入力された直流電動機30の運転速度ω は速度指令演算手段613に入力され、予め定めた加速度に従い変化して最終的に前記運転速度ω に一致するような速度指令値ω が出力される。
一方、前記変換器609に接続された速度検出手段611の出力は速度演算手段614に入力されており、この演算手段614により直流電動機30の速度検出値ωが求められる。
前記速度指令値ω と速度検出値ωとは加算手段615に入力されて両者の偏差が算出される。この偏差は、速度調節手段616に入力されてその調節動作により、偏差を零にするような直流電動機30の電機子電流指令値I が出力される。
また、前記変換器608に接続された電流検出手段610の出力である電流検出値Iは、前記電機子電流指令値I と共に加算手段617に入力されて両者の偏差が算出される。この偏差は電機子電流調節手段618に入力されてその調節動作により、偏差を零にするような直流発電機20の界磁電流指令値I が出力される。
前記主回路601において、チョッパ回路606の出力側から直流発電機20の界磁電流が変流器626により検出される。変流器626の出力は、電流検出手段622を介して前記界磁電流指令値I と共に加算手段619に入力され、両者の偏差が算出される。
界磁電流調節手段620では、前記偏差を零にするような界磁電圧指令V ,−V を出力する。なお、621は反転器である。
更に、主回路601の平滑コンデンサ605の両端から直流電圧Vdcが検出され、電圧検出手段623を介してPWMモジュール625に入力されている。PWMモジュール625では、前記界磁電圧指令V ,−V とキャリア624とを比較して直流電圧VdcをチョッピングするPWMパルスを生成し、このPWMパルスによりチョッパ回路606の半導体スイッチV,V,W,Wがオンオフ制御される。
これにより、チョッパ回路606からは界磁電圧指令V ,−V に従った直流電圧が出力され、直流発電機20の界磁電流Iを界磁電流指令値I に一致させるような制御が行われる。
この結果、直流発電機20の電機子電流すなわち直流電動機30の電機子電流Iが電機子電流指令値I に一致するように制御され、直流電動機30の速度及びトルクが所定の値に制御されて運転されることになる。
上記のように、本実施例では、直流発電機20の界磁電流調節回路として汎用の三相電圧形インバータを改造した四象限チョッパ回路606を用いているため、従来のように可動部分の老巧化や経年変化による故障や破損のおそれが少なくなり、信頼性の高い速度制御装置を実現することが可能である。
次に、図3は本発明の実施例2の構成図であり、直流電動機30の速度検出手段と、これに伴う制御回路630の構成が実施例1と一部異なっている。
この実施例では、直流電動機30の速度を電機子電圧(端子電圧)に基づいて検出するように構成されている。
直流電動機30が分巻の場合、その速度特性は数式1によって表される。
[数式1]
ω=(V−R×I)/(p×M×Ifm
ここで、ωは電動機の回転角速度、Vは電機子電圧、Rは電機子回路抵抗、Iは電機子電流、pは極対数、Mは電機子巻線と界磁巻線Fとの相互インダクタンス、Ifmは界磁電流である。
直流電動機30の速度ωを電機子電圧Vから検出する場合、数式1により電機子回路抵抗Rによる電圧降下IRと界磁電流Ifmを考慮する必要がある。
このため、本実施例では、直流電動機30の界磁巻線Fを流れる界磁電流Ifmを検出するための変流器633、変換器634及び電流検出手段635を設け、電流検出手段635から出力される電流検出値Ifmが補正手段632に入力される。補正手段632では電圧降下IRを計算し、このIRをV,Ifmと共に速度演算手段614に送る。速度演算手段614では、V,IR,Ifmとその他の定数p,Mを用いて前述した数式1により直流電動機30の回転速度ωを演算し、加算器615に出力する。以後の動作は、実施例1と同様である。
この実施例においても、可動部分のない四象限チョッパ回路606により図4の界磁電流調節回路40を置き換えているため、故障や破損を生じるおそれが少なくなる。
本発明の最良の形態を示すブロック図である。 本発明の実施例1を示す構成図である。 本発明の実施例2を示す構成図である。 従来技術を示すブロック図である。
符号の説明
10:交流電動機
20:直流発電機
25:電磁接触器
26:変流器
30:直流電動機
31:タコジェネレータ
32:電圧検出器
40,50:界磁電流調節回路
41:スイッチ
42,52:界磁調整抵抗
60:界磁電流調節用チョッパ
601:主回路
602,630:制御回路
603:三相交流電源
604:コンバータ部
605:平滑コンデンサ
606:四象限チョッパ回路
607:フィルタ
608,609,634:変換器
610,622,635:電流検出手段
611:速度検出手段
612:速度設定器
613:速度指令演算手段
614:速度演算手段
615,617,619:加算手段
618:電機子電流調節手段
620:界磁電流調節手段
621:反転器
623:電圧検出手段
624:キャリア
625:PWMモジュール
626,633:変流器
631:電圧検出手段
632:補正手段
,F:界磁巻線
,U,V,V,W,W:半導体スイッチ

Claims (2)

  1. 直流発電機の出力電圧を直流電動機の電機子に供給して直流電動機の速度制御を行う直流電動機の速度制御装置であって、前記直流発電機の界磁電流調節手段を備えた直流電動機の速度制御装置において、
    前記界磁電流調節手段を静止形半導体電力変換器としてのチョッパにより構成したことを特徴とする直流電動機の速度制御装置。
  2. 請求項1に記載した直流電動機の速度制御装置において、
    前記チョッパを、三相電圧形インバータの主回路のうち二相分の上下アームの半導体スイッチからなる四象限チョッパ回路により構成したことを特徴とする直流電動機の速度制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020174503A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 株式会社豊田自動織機 Dcモータ制御装置、分巻dcモータ及びdcモータ制御方法

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