JP2009219225A - 車両駆動システム - Google Patents

車両駆動システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009219225A
JP2009219225A JP2008059053A JP2008059053A JP2009219225A JP 2009219225 A JP2009219225 A JP 2009219225A JP 2008059053 A JP2008059053 A JP 2008059053A JP 2008059053 A JP2008059053 A JP 2008059053A JP 2009219225 A JP2009219225 A JP 2009219225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor generator
phase
short
terminals
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008059053A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Hashimoto
広伸 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008059053A priority Critical patent/JP2009219225A/ja
Publication of JP2009219225A publication Critical patent/JP2009219225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

【課題】インバータ回路に備えられるスイッチング素子が短絡故障した場合であっても、システム寿命が短くなることのない車両駆動システムを提供する。
【解決手段】インバータ回路に接続される複数のモータジェネレータ端子から入力された多相交流電力によって車両を駆動し、車両の回生制動によって発生した多相交流電力を当該複数のモータジェネレータ端子から出力するモータジェネレータと、複数のモータジェネレータ端子の相互間に接続される相間スイッチと、相間スイッチを制御するスイッチ制御部とを備える。スイッチ制御部は、インバータ回路の相間短絡故障が検出されたときに相間スイッチをオンにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータジェネレータによって車両を駆動し回生制動する車両駆動システムに関する。
電気自動車、ハイブリッド自動車等の電動自動車が広く用いられている。電動自動車は、駆動用および回生制動用のモータジェネレータ、モータジェネレータとの間で電力を授受する電池、電池が出力する直流電力を多相交流電力に変換してモータジェネレータに供給し、モータジェネレータが回生制動によって発生した多相交流電力を直流電力に変換し電池に供給するインバータ回路等を備える。
インバータ回路は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等のスイッチング素子を備える。インバータ回路は、スイッチング素子のスイッチングにより、直流交流変換または交流直流変換を行う。
特開2006−87175号公報 特開2006−296121号公報 特開2004−212201号公報 実開昭61−185284号公報
スイッチング素子は、インバータ回路の急激な負荷変動、車両に与えられた衝撃等によって短絡故障する場合がある。この場合、インバータ回路の多相交流電力入出力用の複数の端子のうち少なくとも2つの間がインバータ回路内で短絡する。
車両が走行しているときに短絡故障が生ずると、モータジェネレータとインバータ回路とを接続する電力ケーブル、インバータ回路、モータジェネレータの界磁巻線等にモータジェネレータの発電による過大電流が流れることがある。これによって、車両駆動システムの寿命が短くなるおそれがある。
本発明は、このような課題に対してなされたものである。すなわち、インバータ回路に備えられるスイッチング素子が短絡故障した場合であっても、システム寿命が短くなることのない車両駆動システムを提供することを目的とする。
本発明は、入力された直流電力を多相交流電力に変換して複数の単相端子から出力し、当該複数の単相端子から入力された多相交流電力を直流電力に変換して出力するインバータ回路と、対応する単相端子にそれぞれが接続される複数のモータジェネレータ端子を備え、当該複数のモータジェネレータ端子から入力された多相交流電力によって車両を駆動し、車両の回生制動によって発生した多相交流電力を当該複数のモータジェネレータ端子から出力するモータジェネレータと、を備える車両駆動システムにおいて、前記インバータ回路に含まれるデバイスの短絡により複数の単相端子同士が短絡する相間短絡故障を検出する相間短絡故障検出部と、前記複数のモータジェネレータ端子の相互間に接続される相間スイッチと、前記相間スイッチを制御するスイッチ制御部と、を備え、前記スイッチ制御部は、前記相間短絡故障が検出されたときに、前記相間スイッチをオンにすることを特徴とする。
また、本発明は、入力された直流電力を多相交流電力に変換して複数の単相端子から出力し、当該複数の単相端子から入力された多相交流電力を直流電力に変換して出力するインバータ回路と、対応する単相端子にそれぞれが接続される複数のモータジェネレータ端子を備え、当該複数のモータジェネレータ端子から入力された多相交流電力によって車両を駆動し、車両の回生制動によって発生した多相交流電力を当該複数のモータジェネレータ端子から出力するモータジェネレータと、を備え、前記モータジェネレータは、各モータジェネレータ端子に対応して備えられ、対応するモータジェネレータ端子に一端が接続され複数の単位巻線が縦続接続された界磁巻線を備える、車両駆動システムにおいて、複数の単相端子同士が前記インバータ回路に含まれる経路で短絡する相間短絡故障を検出する相間短絡故障検出部と、前記界磁巻線に含まれる単位巻線接続点間に接続される巻線短絡スイッチと、前記相間スイッチを制御するスイッチ制御部と、を備え、前記スイッチ制御部は、前記相間短絡故障が検出されたときに、前記巻線短絡スイッチをオンにすることを特徴とする。
本発明によれば、インバータ回路に備えられるスイッチング素子が短絡故障した場合において、システム寿命が短縮することを回避することができる。
図1に本発明の第1の実施形態に係る車両駆動システム10の構成を示す。車両駆動システム10は、直流電圧源12、直流電圧源12とモータジェネレータ40との間で直流交流変換または交流直流変換を行うインバータ回路14、ならびに、直流電圧源12、インバータ回路14、およびモータジェネレータ40を制御するコントロールユニット36を備える。
直流電圧源12は、電池、電池電圧を昇圧する昇圧コンバータ回路等によって構成することができる。直流電圧源12の出力電圧は、コントロールユニット36によって制御される。直流電圧源12は、車両をモータジェネレータ40で駆動するために十分な直流電力を出力する。また、モータジェネレータ40の発電電力を回収し充電する。
インバータ回路14は、直流電圧源12の正極端子に接続される直流正極端子16、および直流電圧源12の負極端子に接続される直流負極端子18を備える。
インバータ回路14が備える各トランジスタには、IGBTを用いることができる。各トランジスタのベース端子とエミッタ端子との間の電圧はコントロールユニット36によって制御される。コントロールユニット36は、各トランジスタのベース端子とエミッタ端子との間の電圧を制御することにより、各トランジスタのコレクタ端子とエミッタ端子との間の断続制御を行う。
トランジスタ20,22、および24の各コレクタ端子は直流正極端子16に接続される。また、トランジスタ26,28、および30の各エミッタ端子は直流負極端子18に接続される。トランジスタ20,22、および24のエミッタ端子は、それぞれ、トランジスタ26,28、および30のコレクタ端子に接続される。トランジスタ20および26の接続点に設けられたインバータ交流端子34u、トランジスタ22および28のトランジスタ接続点に設けられたインバータ交流端子34v、ならびにトランジスタ24および30の接続点に設けられたインバータ交流端子34wには、それぞれ、電力ケーブル38u,38v、および38wの一端が接続される。電力ケーブル38u,38v、および38wの各他端は、モータジェネレータ端子42u,42v、および42wにそれぞれ接続される。
各トランジスタのコレクタ端子とエミッタ端子との間には、エミッタ端子側がアノード端子となるよう、ダイオード32が接続される。
次に、車両駆動システム10の動作について説明する。コントロールユニット36は、直流電圧源12の出力電圧を制御する。直流電圧源12の出力電圧の大きさとモータジェネレータ40の誘導起電力の大きさに応じて、モータジェネレータ40は加速し、または減速する。
コントロールユニット36は、インバータ回路14の各トランジスタのスイッチング制御を行う。インバータ回路14のスイッチング状態としては次の6状態をとることができる。(1)コントロールユニット36がトランジスタ20および28をオンとすることにより、インバータ交流端子34uとインバータ交流端子34vとの間にインバータ交流端子34u側を正として直流電圧源12が接続される状態、(2)コントロールユニット36がトランジスタ22および26をオンとすることにより、インバータ交流端子34uとインバータ交流端子34vとの間にインバータ交流端子34v側を正として直流電圧源12が接続される状態、(3)コントロールユニット36がトランジスタ22および30をオンとすることにより、インバータ交流端子34vとインバータ交流端子34wとの間にインバータ交流端子34v側を正として直流電圧源12が接続される状態、(4)コントロールユニット36がトランジスタ24および28をオンとすることにより、インバータ交流端子34vとインバータ交流端子34wとの間にインバータ交流端子34w側を正として直流電圧源12が接続される状態、(5)コントロールユニット36がトランジスタ24および26をオンとすることにより、インバータ交流端子34wとインバータ交流端子34uとの間にインバータ交流端子34w側を正として直流電圧源12が接続される状態、(6)コントロールユニット36がトランジスタ20および30をオンとすることにより、インバータ交流端子34wとインバータ交流端子34uとの間にインバータ交流端子34u側を正として直流電圧源12が接続される状態。
コントロールユニット36は、上記(1)〜(6)のうちのいずれかのスイッチング状態を組み合わせ、時間経過と共にスイッチング状態の組み合わせを変化させる。このようなスイッチング制御により、インバータ回路14は直流交流変換または交流直流変換を行う。
モータジェネレータ加速時にインバータ回路14は、直流正極端子16と直流負極端子18との間に印加された直流電圧を3相交流電圧に変換し、インバータ交流端子34u,34v、および34wに出力する。モータジェネレータ40は、モータジェネレータ端子42u,42vおよび42wに一端がそれぞれ接続され、各他端が共通に接続された界磁巻線46u,46v、および46wを備える。モータジェネレータ40は、電力ケーブル38u,38v、および38wを介してモータジェネレータ端子42u,42v、および42wに印加された3相交流電圧に基づいて界磁巻線46u,46v、および46wから回転磁界を発生し、その回転磁界によって回転子を回転させることで車両を駆動する。
また、モータジェネレータ制動時にインバータ回路14は、モータジェネレータ端子42u,42vおよび42wから出力され、電力ケーブル38u,38v、および38wを介してインバータ交流端子34u,34v、および34wに印加された3相交流電圧を直流電圧に変換し、直流正極端子16と直流負極端子18との間に出力する。直流電圧源12は、インバータ回路14によって印加される直流電圧によって電力を回収し充電する。
なお、各トランジスタのコレクタ端子とエミッタ端子との間に接続されたダイオード32は、各トランジスタがオフになったときにエミッタ端子側からコレクタ端子側へと電流を流すためのものである。ダイオード32が設けられることによって、各トランジスタがオフになったときにコレクタ端子とエミッタ端子との間に発生する誘導起電力の大きさを低減し、各トランジスタに過大な電圧が印加されることを回避することができる。また、モータジェネレータ40に流れる電流が不連続となることを回避することができる。
車両駆動システム10では、インバータ回路14の負荷が極度に大きくなると、トランジスタが故障することがある。また、車両に与えられる衝撃によって、トランジスタが故障することがある。トランジスタが故障した場合、そのコレクタ端子とエミッタ端子との間が短絡状態となることがある。このとき、モータジェネレータ40の発電電圧によって、故障したトランジスタのエミッタ端子に接続される電力ケーブルに過大電流が流れるおそれがある。例えば、トランジスタ20のコレクタ端子とエミッタ端子との間が短絡した場合、インバータ交流端子34uから流出し、電力ケーブル38uを流れてモータジェネレータ端子42uからモータジェネレータ40に流入し、界磁巻線46uおよび46vを流れてモータジェネレータ端子42vから流出し、電力ケーブル38vを流れてインバータ交流端子34vに流入し、トランジスタ22に接続されたダイオード32のアノード端子からカソード端子を流れ、トランジスタ20のコレクタ端子からエミッタ端子に流れる短絡電流、および、インバータ交流端子34uから流出し、電力ケーブル38uを流れてモータジェネレータ端子42uからモータジェネレータ40に流入し、界磁巻線46uおよび46wを流れてモータジェネレータ端子42wから流出し、電力ケーブル38wを流れてインバータ交流端子34wに流入し、トランジスタ24に接続されたダイオード32のアノード端子からカソード端子を流れ、トランジスタ20のコレクタ端子からエミッタ端子に流れる短絡電流が流れる。これらの短絡電流は、電力ケーブルに熱を発生させ電力ケーブルの寿命を短くするおそれがある。また、インバータ回路14の二次的故障を引き起こすおそれがある。本実施形態に係る車両駆動システム10は、短絡故障が車両駆動システムに与えるこのような影響を回避するものである。
短絡故障が生じた場合の制御を実行するには、短絡故障を検出する手段が必要である。短絡故障を検出する構成としては、各トランジスタの温度を測定し、測定温度が所定の閾値を超えたときに短絡故障であると判定する構成、各トランジスタのコレクタ電流またはエミッタ電流を測定し、測定電流が所定の閾値を超えたときに短絡故障であると判定する構成、モータジェネレータの温度を測定し、測定温度が所定の閾値を超えたときに短絡故障であると判定する構成、電力ケーブルに流れる電流を測定し、測定電流が所定の閾値を超えたときに短絡故障であると判定する構成等が考えられる。本実施形態は、電力ケーブルに流れる電流を測定する構成を採用したものである。
次に、短絡故障が生じたときの車両駆動システム10の動作について説明する。電力ケーブル38u,38v、および38wには電流センサ48が設けられている。電流センサ48は、電力ケーブル38u,38v、および38wのそれぞれに流れる電流を測定し、測定結果をコントロールユニット36に出力する。
モータジェネレータ40は、モータジェネレータ端子42uとモータジェネレータ端子42vとの間に接続された相間スイッチ44uv、および、モータジェネレータ端子42vとモータジェネレータ端子42wとの間に接続された相間スイッチ44vwを備える。
コントロールユニット36は、電力ケーブル38u,38vまたは38wのうち、測定電流値が所定の閾値を超えた電力ケーブルがあるときは、相間スイッチ44uvおよび44vwをオンにする。
このような制御によれば、トランジスタが短絡故障し、電力ケーブル38u,38vまたは38wのうちいずれかの電流が増加したときは、相間スイッチ44uvおよび44vwがオンになる。これによって、界磁巻線46u,46v、および46wのモータジェネレータ端子側の一端は共通に接続され、モータジェネレータ端子42u,42v、および42wもまた共通に接続される。ここで、界磁巻線46u,46v、および46wの各他端は共通に接続されている。したがって、車両の走行によりモータジェネレータ40の回転子が回転し、界磁巻線46u,46v、および46wに誘導起電力が発生していたとしても、誘導起電力によって各界磁巻線に流れる電流が電力ケーブルを介してインバータ回路14に流れることを回避することができる。これによって、電力ケーブル寿命の短縮を回避し、インバータ回路14の二次的故障を回避することができる。
なお、ここでは、モータジェネレータ端子42uと42vとの間、およびモータジェネレータ端子42vと42wとの間に相間スイッチを設けた構成について説明した。このような構成の他、モータジェネレータ端子42vと42wとの間、およびモータジェネレータ端子42wと42vとの間に相間スイッチを設けた構成、または、モータジェネレータ端子42wと42vとの間、およびモータジェネレータ端子42vと42uとの間に相間スイッチを設けた構成も可能である。
次に、本発明の第2の実施形態につき説明する。図2に第2の実施形態に係る車両駆動システム50の構成を示す。第1の実施形態に係る車両駆動システム10と同一の構成部については同一の符号を付してその説明を省略する。
車両駆動システム50は、モータジェネレータ40の各界磁巻線に巻線短絡スイッチ52を設けたものである。巻線短絡スイッチ52は、界磁巻線を構成する直列接続された複数の単位巻線のうちいずれかの単位巻線、または、複数の単位巻線がなす単位巻線直列接続部分に並列接続される。巻線短絡スイッチ52がオンのときには、巻線短絡スイッチ52に並列接続された単位巻線または単位巻線直列接続部分をバイパスする電流経路が形成され、並列接続された巻線経路が短絡される。このような構成によれば、短絡故障時に巻線短絡スイッチ52をオンにすることにより、各界磁巻線で発生する誘導起電力を低減し、短絡電流を低減することができる。
図2の車両駆動システム50では、界磁巻線46uは3つの単位巻線46u1、46u2、および46u3の直列接続により構成され、界磁巻線46vは3つの単位巻線46v1、46v2、および46u3の直列接続により構成され、界磁巻線46wは3つの単位巻線46w1、46w2、および46w3の直列接続により構成される。各界磁巻線が備える単位巻線の数は、モータジェネレータ40の駆動性能および発電性能に応じて必要とされる巻数に基づいて決定される。
図2は、巻線短絡スイッチ52が、単位巻線46u2、46v2、および46w2のそれぞれに並列に接続される例を示す。巻線短絡スイッチ52は、1つの単位巻線に並列接続してもよいし、複数の単位巻線がなす単位巻線直列接続部分に並列接続してもよい。また、一相分に対応する総ての単位巻線、すなわち、界磁巻線に並列接続してもよい。
コントロールユニット36は、電力ケーブル38u,38vまたは38wのうち、測定電流値が所定の閾値を超えた電力ケーブルがあるときは、巻線短絡スイッチ52をオンにする。
このような制御によれば、トランジスタが短絡故障し、電力ケーブル38u,38vまたは38wのうちいずれかの電流が増加したときは、巻線短絡スイッチ52がオンになる。これによって、各界磁巻線のインダクタンス値は小さくなる。そのため、モータジェネレータ40の回転子の回転により各界磁巻線に発生する誘導起電力の大きさが低減される。したがって、各界磁巻線から電力ケーブルを介してインバータ回路14に流れる短絡電流を低減することができ、電力ケーブル寿命の短縮を回避し、インバータ回路14の二次的故障を回避することができる。
なお、上記では、電力ケーブルに流れる電流の測定に基づいて短絡故障を検出する構成について説明した。各トランジスタの温度を測定し、測定温度に基づいて短絡故障であると判定する構成とする場合には、各トランジスタに温度センサを設ける。温度センサは、測定結果をコントロールユニット36に出力する。各トランジスタのコレクタ電流またはエミッタ電流を測定し、測定電流が所定の閾値を超えたときに短絡故障であると判定する構成とする場合には、各トランジスタのコレクタ端子またはエミッタ端子に電流センサを設ける。電流センサは、測定結果をコントロールユニット36に出力する。また、モータジェネレータ40の温度を測定し、測定温度が所定の閾値を超えたときに短絡故障であると判定する構成とする場合には、モータジェネレータ40に温度センサを設ける。温度センサは、測定結果をコントロールユニット36に出力する。これらのいずれの場合にも、コントロールユニット36は、センサの測定結果が所定の閾値を超えたときに、相間スイッチまたは巻線短絡スイッチをオンにする。これによって、電力ケーブルに流れる電流の測定に基づいて短絡故障を検出する構成と同様、電力ケーブル寿命の短縮を回避しインバータ回路14の二次的故障を回避するための制御を行うことができる。
第1の実施形態に係る車両駆動システムの構成を示す図である。 第2の実施形態に係る車両駆動システムの構成を示す図である。
符号の説明
10,50 車両駆動システム、12 直流電圧源、14 インバータ回路、16 直流正極端子、18 直流負極端子、20,22,24,26,28,30 トランジスタ、32 ダイオード、34u,34v,34w インバータ交流端子、36 コントロールユニット、38u,38v,38w 電力ケーブル、40 モータジェネレータ、42u,42v,42w モータジェネレータ端子、44uv,44vw 相間スイッチ、46u,46v,46w 界磁巻線、46u1〜46u3,46v1〜46v3,46w1〜46w3 単位巻線、48 電流センサ、52 巻線短絡スイッチ。

Claims (2)

  1. 入力された直流電力を多相交流電力に変換して複数の単相端子から出力し、当該複数の単相端子から入力された多相交流電力を直流電力に変換して出力するインバータ回路と、
    対応する単相端子にそれぞれが接続される複数のモータジェネレータ端子を備え、当該複数のモータジェネレータ端子から入力された多相交流電力によって車両を駆動し、車両の回生制動によって発生した多相交流電力を当該複数のモータジェネレータ端子から出力するモータジェネレータと、
    を備える車両駆動システムにおいて、
    前記インバータ回路に含まれるデバイスの短絡により複数の単相端子同士が短絡する相間短絡故障を検出する相間短絡故障検出部と、
    前記複数のモータジェネレータ端子の相互間に接続される相間スイッチと、
    前記相間スイッチを制御するスイッチ制御部と、
    を備え、
    前記スイッチ制御部は、
    前記相間短絡故障が検出されたときに、前記相間スイッチをオンにすることを特徴とする車両駆動システム。
  2. 入力された直流電力を多相交流電力に変換して複数の単相端子から出力し、当該複数の単相端子から入力された多相交流電力を直流電力に変換して出力するインバータ回路と、
    対応する単相端子にそれぞれが接続される複数のモータジェネレータ端子を備え、当該複数のモータジェネレータ端子から入力された多相交流電力によって車両を駆動し、車両の回生制動によって発生した多相交流電力を当該複数のモータジェネレータ端子から出力するモータジェネレータと、
    を備え、
    前記モータジェネレータは、
    各モータジェネレータ端子に対応して備えられ、対応するモータジェネレータ端子に一端が接続され複数の単位巻線が縦続接続された界磁巻線を備える、
    車両駆動システムにおいて、
    複数の単相端子同士が前記インバータ回路に含まれる経路で短絡する相間短絡故障を検出する相間短絡故障検出部と、
    前記界磁巻線に含まれる単位巻線接続点間に接続される巻線短絡スイッチと、
    前記相間スイッチを制御するスイッチ制御部と、
    を備え、
    前記スイッチ制御部は、
    前記相間短絡故障が検出されたときに、前記巻線短絡スイッチをオンにすることを特徴とする車両駆動システム。
JP2008059053A 2008-03-10 2008-03-10 車両駆動システム Pending JP2009219225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008059053A JP2009219225A (ja) 2008-03-10 2008-03-10 車両駆動システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008059053A JP2009219225A (ja) 2008-03-10 2008-03-10 車両駆動システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009219225A true JP2009219225A (ja) 2009-09-24

Family

ID=41190549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008059053A Pending JP2009219225A (ja) 2008-03-10 2008-03-10 車両駆動システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009219225A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011188653A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Mitsubishi Electric Corp モータ駆動装置
KR20160032352A (ko) * 2014-09-15 2016-03-24 현대모비스 주식회사 모터의 통전 제어 장치
WO2019077873A1 (ja) * 2017-10-19 2019-04-25 株式会社デンソー 制御装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63146494U (ja) * 1987-03-18 1988-09-27
JPH0946812A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Fuji Electric Co Ltd 電気自動車の電気システム
JP2007306720A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Toyota Motor Corp 電動機の駆動装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63146494U (ja) * 1987-03-18 1988-09-27
JPH0946812A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Fuji Electric Co Ltd 電気自動車の電気システム
JP2007306720A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Toyota Motor Corp 電動機の駆動装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011188653A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Mitsubishi Electric Corp モータ駆動装置
KR20160032352A (ko) * 2014-09-15 2016-03-24 현대모비스 주식회사 모터의 통전 제어 장치
KR102298363B1 (ko) * 2014-09-15 2021-09-07 현대모비스 주식회사 모터의 통전 제어 장치
WO2019077873A1 (ja) * 2017-10-19 2019-04-25 株式会社デンソー 制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9998061B2 (en) Motor control device and motor control method
US8508180B2 (en) Motor drive apparatus
TWI383575B (zh) Winding switch of AC motor and its winding switching system
JP5157372B2 (ja) 多相回転電機の制御装置及び多相回転電機装置
WO2010073819A1 (ja) 電動機の制御装置
WO2011118259A1 (ja) 放電制御装置
JP4032516B2 (ja) 自動車用電動駆動装置
JP6348424B2 (ja) 電力変換装置
CN108370226A (zh) 交流旋转电机的控制装置
JP6289597B1 (ja) 車両用電源装置および車両用電源装置の制御方法
JP5611300B2 (ja) 電力変換装置およびその制御方法
EP3471264B1 (en) Power output device
EP3644485B1 (en) Control of an electrical power system responsive to sensing a ground fault
JP2009219225A (ja) 車両駆動システム
JP2007082321A (ja) 電動機駆動装置
JP2016174444A (ja) 制御装置、制御方法及びプログラム
JP2008206329A (ja) 電動回転機の電源制御装置
JP2010004728A (ja) 電力変換装置
JP5673114B2 (ja) インバータ装置および電動機ドライブシステム
JP6305495B1 (ja) インバータ制御装置及びインバータ制御方法
JP2011244577A (ja) インバータ回路故障検出装置
JP2008252987A (ja) 電源装置
JP2006141110A (ja) 電動機制御装置
JP2012039718A (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
JP2015006021A (ja) モータ駆動装置及びモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111017

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120508