JP2005033601A - コンテンツ視聴支援装置及びコンテンツ視聴支援方法、コンテンツ視聴支援システム、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

コンテンツ視聴支援装置及びコンテンツ視聴支援方法、コンテンツ視聴支援システム、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 受信クライアント側で一旦蓄積されたコンテンツの視聴を支援する。
【解決手段】 推薦コンテンツ・リストをコンテンツ・データベースとマッチング・マージ処理を行なう。コンテンツ・データベースにないコンテンツは推薦コンテンツ・リストから外される。さらに、推薦コンテンツ・リストの各コンテンツに基準リスト中の各基準を適用し、ユーザに提示すべき最終的な推薦優先度を決定する。基準リストは、コンテンツに適用した操作内容を基に構成される。無作為に推薦するのと異なり、蓄積済みのコンテンツを優先的に提示し、コンテンツに触れる確率が高まる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送コンテンツの視聴を支援するコンテンツ視聴支援装置及びコンテンツ視聴支援方法、コンテンツ視聴支援システム、並びにコンピュータ・プログラムに係り、特に、受信クライアント側で一旦蓄積されたコンテンツの視聴を支援するコンテンツ視聴支援装置及びコンテンツ視聴支援方法、コンテンツ視聴支援システム、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
デジタル技術の発達により、映像や音声からなるAVデータを大量に蓄積することが可能になってきた。最近では、数十GBあるいはそれ以上の容量を持つHDD(ハード・ディスク・ドライブ)が比較的安価に入手することが可能となり、HDDベースの録画機や、テレビ番組の録画/視聴機能を持ったパーソナル・コンピュータ(PC)などが登場してきている。ハード・ディスク装置などの大容量ストレージを搭載した受信機を使用し、放送コンテンツを受信し一旦受信機内に蓄積してから再生することを、サーバ型放送とも呼ぶ。
HDDは、記録データへのランダム・アクセスが可能な装置である。したがって、録画コンテンツを再生するときは、従来のビデオ・テープの場合のように、録画しておいた番組を単に先頭から順に再生する必要はなく、好きな番組(あるいは、番組中の特定のシーンや特定のコーナー)から直接再生を開始することができる。
しかしながら、HDDの大容量化に伴い、多数の番組が蓄積されている場合には、どの番組から最初に見始めるべきか、ユーザはコンテンツの選択に頭を悩ませることになる。折角蓄積したコンテンツの死蔵を防止して、有効活用を図るためには、何らかの視聴支援を行なうことが必要であると思料される。
従来では、コンテンツ受信時、若しくは蓄積前にコンテンツ選択を支援する技術は存在していたが、蓄積済のコンテンツに対して、推薦を行なうものは存在しなかった。言い換えれば、従来のコンテンツ選択支援は、ユーザ側で蓄積済みであるかどうかを考慮せず、無作為又は一方的なものである。このため、ユーザは、蓄積済コンテンツに対しては、能動的にコンテンツを探しに行く必要がある。
また、蓄積時にコンテンツを分類し、提示するという技術は存在するが、大量のコンテンツが蓄積されている場合、能動的にコンテンツを探しに行かなければいけないことには変わりない。
さらに、サーバからコンテンツの視聴が推薦されたとしても、必ずしもその推薦されたコンテンツがクライアント側で蓄積さているとは限らないので、効果的な視聴支援とはならない。
本発明の目的は、受信クライアント側で一旦蓄積されたコンテンツの視聴を好適に支援することができる、優れたコンテンツ視聴支援装置及びコンテンツ視聴支援方法、コンテンツ視聴支援システム、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、蓄積されたコンテンツの視聴を支援するコンテンツ視聴支援装置であって、
コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、
前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されているコンテンツを管理するコンテンツ・データベースと、
前記コンテンツ蓄積手段に蓄積済みのコンテンツに対する操作に関連してコンテンツを視聴すべきかどうかを評価する評価項目からなる基準リストと、
前記基準リストを用いて前記コンテンツ蓄積手段に蓄積済みのコンテンツの視聴に関する推薦優先度を決定する視聴優先度決定手段と、
を具備することを特徴とするコンテンツ視聴支援装置である。
ここで言うコンテンツは、例えば各放送局から配信される放送コンテンツのことである。そして、受信クライアント側では、放送コンテンツを受信し、ユーザの設定又は所定の自動録画予約手続に従って、受信したコンテンツを選択的に蓄積する。また、情報提供サーバなどから、放送コンテンツに関する視聴の優先度を記述した推薦コンテンツ・リストを受信する。
このような場合、前記視聴優先度決定手段は、まず推薦コンテンツ・リストとコンテンツ・データベースとのマッチング並びにマージ処理を行ない、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されていないコンテンツのエントリーを除去又は推薦優先度を低下させる。そして、推薦コンテンツ・リスト中の各コンテンツに関する視聴の推薦優先度を決定することができる。
したがって、本発明によれば、サーバから推薦されたコンテンツと、機器内に蓄積されているコンテンツと比較することによって、蓄積されているコンテンツのみに限定、または推薦する優先度を上げることができる。さらに、ある基準と比較して、ある基準を満たすコンテンツのみを、又は優先的に提示することができる。
受信クライアント側では、視聴回数などの蓄積されたコンテンツの状態が動的に変化する。本発明によれば、同じ基準でコンテンツの取捨選択を行なう場合であっても、処理するタイミングによって推薦するコンテンツが変化することになる。
本発明によれば、無作為又は一方的に推薦するのと異なり、蓄積済みのコンテンツを優先的に提示することにより、コンテンツに触れる確率が増え、結果としてコンテンツに触れる時間が増加する。
ここで、複数の基準リストを備え、前記視聴優先度決定手段はユーザに応じて基準リストを選択的に使用するようにしてもよい。
また、基準リスト中の各評価項目に重み付けを行ない、前記視聴優先度決定手段は、蓄積済みコンテンツが満たす評価項目の重みの総和に基づいて推薦優先度を決定するようにしてもよい。
前記基準リストは、例えば、蓄積済みコンテンツの消去が禁止されているかどうかを評価項目に含んでいる。プロテクトされているコンテンツは、ユーザが消去されたくないということは大切にしていると想定されるコンテンツである。したがって、そのコンテンツを優先的に提示してあげることは、ユーザが受け入れ易い。
また、前記基準リストは、コンテンツが蓄積されたが未だユーザが見ていないかどうかを評価項目に含んでいる。コンテンツが大量に蓄積されている状態であると、ユーザはどのコンテンツをチェックしたいか判らない状態に陥る。そこで、蓄積されたが未だ見ていないコンテンツを優先的に提示してあげることで、ユーザにとって視聴選択の参考になる。
また、前記基準リストは、蓄積してからある基準の時間を超えているコンテンツであるかどうかを評価項目に含んでいる。蓄積してからある程度時間が経過したコンテンツを提示することにより、ユーザに懐かしさを与えるとともに、新たな興味を持たせながら視聴してもらうことが可能になる。
また、前記基準リストは、蓄積直後のコンテンツであるかどうかを評価項目に含んでいる。蓄積直後のコンテンツを視聴させることは、ユーザによりリアルタイムに近い情報を与えることができる。例えば、ニュースなどのコンテンツであればより有効である。
また、前記基準リストは、蓄積した日時が特定の日時と一致したコンテンツであるかどうかを評価項目に含んでいる。ある特定の日時に関連したコンテンツを提示することによって、ユーザはより興味を増してコンテンツを視聴することが可能になる。
また、前記基準リストは、視聴回数が多いコンテンツであるかどうかを評価項目に含んでいる。視聴回数が多いコンテンツは、何回も見たいというコンテンツであると想定することが可能であり、そのコンテンツを優先的に提示してあげることで、ユーザは受け入れ易い。
また、前記基準リストは、ある時点のユーザの嗜好に近いコンテンツであるかどうかを評価項目に含んでいる。ユーザ嗜好度が高いコンテンツを優先的に提示してあげることで、ユーザは受け入れ易い。さらに、ユーザ嗜好度が動的に変化すれば、その時点での嗜好に合った効率のよい提示が可能になる。
また、前記基準リストは、ユーザIDに基づくコンテンツであるかどうかを評価項目に含んでいる。ユーザIDに属しているコンテンツは、そのユーザの興味のあるコンテンツである。そのコンテンツを優先的に提示してあげることで、ユーザは受け入れ易い。また、上述した他の評価基準と組み合わせることによって、パーソナライズした視聴支援を実現することができる。例えば、蓄積した日時が、ある特定の日時と一致した場合の例と組み合わせ、ユーザIDが一致し、且つ日時がユーザの誕生日と一致した場合に提示することをすれば、効率のよい提示になるであろう。
また、コンテンツ視聴支援装置は、前記視聴優先度決定手段による決定結果に基づいて推薦コンテンツをユーザに提示する提示手段をさらに備えていてもよい。そして、推薦コンテンツを推薦する提示理由をコンテンツの表示と併せて提示するようにしてもよい。
このように、ある基準(提示理由)とともに推薦コンテンツを提示することにより、過去に視聴したコンテンツに関しても、新たな興味を持ちながら再度視聴することを支援することができる。
また、本発明の第2の側面は、蓄積されたコンテンツの視聴を支援するための処理をコンピュータ・システム上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムであって、
蓄積済みのコンテンツに対する操作に関連してコンテンツを視聴すべきかどうかを評価する評価項目からなる基準リストを用いて蓄積済みのコンテンツの視聴に関する推薦優先度を決定する視聴優先度決定ステップを備える、
ことを特徴とするコンピュータ・プログラムである。
本発明の第2の側面に係るコンピュータ・プログラムは、コンピュータ・システム上で所定の処理を実現するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムを定義したものである。換言すれば、本発明の第2の側面に係るコンピュータ・プログラムをコンピュータ・システムにインストールすることによって、コンピュータ・システム上では協働的作用が発揮され、本発明の第1の側面に係るコンテンツ視聴支援装置と同様の作用効果を得ることができる。
本発明によれば、受信クライアント側で一旦蓄積されたコンテンツの視聴を好適に支援することができる、優れたコンテンツ視聴支援装置及びコンテンツ視聴支援方法、コンテンツ視聴支援システム、並びにコンピュータ・プログラムを提供することができる。
本発明によれば、サーバから推薦されたコンテンツと、記憶装置に蓄積されているコンテンツと比較することによって、蓄積されているコンテンツのみに限定、または推薦する優先度を上げることができる。さらに、ある基準と比較して、ある基準を満たすコンテンツのみを、又は優先的に提示することができる。
受信クライアント側では、視聴回数などの蓄積されたコンテンツの状態が動的に変化する。本発明によれば、同じ基準でコンテンツの取捨選択を行なう場合であっても、処理するタイミングによって推薦するコンテンツが変化することになる。
本発明によれば、無作為又は一方的に推薦するのと異なり、蓄積済みのコンテンツを優先的に提示することにより、コンテンツに触れる確率が増え、結果としてコンテンツに触れる時間が増加する。
また、本発明によれば、ある基準(提示理由)とともに推薦コンテンツを提示することにより、過去に視聴したコンテンツに関しても、新たな興味を持ちながら再度視聴することを支援することができる。
また、本発明によれば、ユーザが、どの基準を採用するか選ぶことができることによって、よりユーザが受け容れ易い提示が可能になる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
図1には、本発明の一実施形態に係るコンテンツ視聴支援システムの全体構成を模式的に示している。
コンテンツ記録再生装置100は、例えばセットトップボックスなどのテレビ受像機と一体又は外部接続して構成されており、各放送局から時々刻々と配信されてくる放送コンテンツを、ユーザ操作による録画予約設定、あるいは所定の自動録画予約手続に従って蓄積する。
コンテンツ記録再生装置100は、放送コンテンツの受信・録画の際、コンテンツを識別するための情報や、コンテンツ録画・再生に関連する操作情報など、所定の情報をコンテンツ・データベース101に書き込んでおく。コンテンツ・データベース101の詳細については、後述に譲る。
また、コンテンツ記録再生装置100は、インターネットなどの広域ネットワークに接続されており、ネットワーク上に構築されている情報提供サーバから例えば放送コンテンツの視聴を薦める推薦コンテンツ・リストを受信することができる。推薦コンテンツ・リストは、例えば、視聴率や放送局側からの推薦など、特定のユーザに依存しない一般的な情報に基づいて作成される。但し、推薦コンテンツ・リストの作成方法自体は本発明の要旨に直接関連しないので、本明細書中ではこれ以上説明しない。
コンテンツ記録再生装置100は、推薦コンテンツ・リストを受信すると、これをコンテンツ・データベース101の記録内容とマッチングし、さらにマージ処理を行なう。すなわち、推薦コンテンツ・リストには、情報提供者側の意図に基づいて各コンテンツの優先順位が割り振られているが、コンテンツ・データベース101とのマッチング度に応じて、優先度の並べ替えを行なう。例えば、推薦コンテンツ・リスト中にはリストアップされているがコンテンツ・データベース101にないコンテンツは、コンテンツ記録再生装置100に蓄積されていない、すなわち視聴しようがないので、推薦コンテンツ・リストから外される(若しくは優先順位が下げられる)。
また、コンテンツ記録再生装置100は、ユーザに対して放送コンテンツを推薦するに当たってその評価基準を記述した基準リスト102を備えている。コンテンツ・データベース101とのマッチング並びにマージ処理が施された推薦コンテンツ・リストにエントリーされている各コンテンツに対して、基準リスト102中の各評価項目を適用して、ユーザに提示すべき最終的な推薦優先度を決定する。
本実施形態において、とりわけ特徴的なことは、基準リスト102が主としてコンテンツの記録や再生など蓄積済みのコンテンツに対して適用した操作内容に関する評価基準により構成されている点にある。基準リスト102の詳細については後述に譲る。
また、コンテンツ記録再生装置100が例えば家庭内などにおいて複数のユーザ間で共用される場合には、ユーザ毎に異なる基準リスト102を用意しておいてもよい。
コンテンツ・データベース101とのマッチング並びにマージ処理が施され、さらに基準リストに基づいて推薦優先度が決定されると、そのリストが画面を介してユーザに提示される。本実施形態では、ユーザに分かり易いように推薦コンテンツ・リストを加工して画面を生成するようになっている。推薦コンテンツの提示画面の構成例については後述に譲る。
図2には、本発明に適用することができるコンテンツ記録再生装置100のハードウェア構成を図解している。コンテンツ記録再生装置100は、例えばセットトップボックスなどのテレビ受像機と一体、あるいは受像機を外部接続して構成されている。
コンテンツ記録再生装置100内では、メイン・コントローラとしてのCPU(Central Processing Unit)11は、バス50を介して各ハードウェア・コンポーネントと相互接続して、各コンポーネントに対して統括的な制御を実行するようになっている。以下、各部について説明する。
アンテナ(図示しない)で受信された放送波は、チューナ51に供給される。放送波は、規定のフォーマットに従うが、上記した衛星放送用の放送波以外に、有線放送波や地上波でもよく、特に限定されない。
チューナ51は、CPU11からの指示に従い、所定チャネルの放送波のチューニングすなわち選局を行ない、後続の復調器52に受信データを出力する。復調器52では、デジタル変調されている受信データを復調する。なお、送信されてくる放送波がアナログかデジタルかに応じて、チューナ11の構成を適宜変更又は拡張することができる。
復調されたデジタル・データは、MPEG2圧縮されたAVデータと番組情報とが多重化されて構成されるトランスポート・ストリームである。前者のAVデータは、放送番組本体を構成する映像及び音声情報、並びに字幕データで構成される。また、後者の番組情報は、この放送番組本体に付随するデータであり、EPG(Electronic ProgramGuide:電子番組表)や番組の録画予約に利用される。
TSデコーダ53は、このトランスポート・ストリームを解釈して、MPEG2圧縮されたAVデータと番組情報に分離して、前者をAVデコーダ54に送出するとともに、後者をバス50経由でCPU11に送信する。TSデコーダ53は、作業データ保管用のメモリ53Aを自己のローカルに備えていてもよい。
AVデコーダ54は、MPEG2方式で圧縮されたリアルタイムAVデータをTSデコーダ53から受け取ると、圧縮映像データと圧縮音声データとに分離する。そして、映像データに対してはMPEG2伸長処理して元の映像信号を再生し、音声データに対してはPCM(Pulse Code Modulation)デコードした後に付加音と合成して再生音声信号とする。AVデコーダ54は、作業データ保管用のメモリ54Aを自己のローカルに備えていてもよい。再生映像信号は、マルチプレクサ55Bを介してディスプレイ61に表示出力され、また、再生音声信号は、マルチプレクサ55Aを介してスピーカ62に音声出力される。
あるいは、録画予約されている番組の放送コンテンツに関しては、圧縮映像データと圧縮音声データを伸張せず、バス50経由でハード・ディスク装置17に転送して、一旦記録する。この場合、視聴時には、ハード・ディスク装置17から読み出された後改めてAVでコーダ54にて伸張処理し再生出力する。蓄積済みコンテンツを視聴する際には、所定の推薦コンテンツ・リストがユーザに提示される。
ユーザ・インターフェース制御部56は、ユーザからの入力操作を処理するモジュールであり、例えば、ユーザが直接マニュアル操作するための操作ボタン/スイッチ(図示しない)や、赤外線(IR)などを介したリモコン66からの遠隔操作を受容する機能を備えている。また、ユーザ・インターフェース制御部56は、現在の設定内容を表示するための表示パネルやLEDインジケータ(図示しない)を含んでいてもよい。ユーザは、リモコン66並びにユーザ・インターフェース制御部56を介して、放送番組の選局や、受信コンテンツの録画、録画予約に関する設定、コンテンツ再生、録画コンテンツの消去などの操作を行なうことができる。
CPU11は、コンテンツ記録再生装置100全体の動作を統括するメイン・コントローラである。また、CPU11は、バス50経由で転送されてくる番組情報に基づいて受信コンテンツの録画、録画予約、再生などの処理を行なうことができる。本実施形態サーバから提供される推薦コンテンツ・リストにコンテンツ・データベース101並びに基準リスト102を適用し、ユーザに提示する最終的なコンテンツ推薦優先度を決定する処理をさらに行なう。ここで決定されたコンテンツ推薦優先度は、例えば提示理由などと併せてディスプレイ61に画面出力される。
RAM(Random Access Memory)12は、CPU11の実行プログラム・コードをロードしたり、実行プログラムの作業データを書き込んだりするために使用される、書き込み可能な揮発性メモリである。また、ROM(Read Only Memory)13は、受信機10の電源投入時に実行する自己診断及び/又は初期化プログラムや、ハードウェア操作用のマイクロコードを恒久的に格納する読み出し専用メモリである。
シリアル入出力(SIO)コントローラ14は、受信機10の外部機器とシリアル的なデータ交換を行なうための周辺コントローラである。SIOコントローラ14が用意するシリアル・ポートには、アナログ電話回線上の伝送データを変復調するための高速モデム63が外部接続されている。この高速モデム63によって所定のアクセス・ポイント(図示しない)にPPP(Point−to−Point Protocol)接続することで、受信機10は広域ネットワークとしてのインターネット7に接続されている。
インターネット7上には、さまざまな情報提供サーバが構築されている。一部の情報提供サーバは、放送コンテンツに関してユーザに視聴を推薦する推薦コンテンツ・リストを有償又は無償で提供している。サーバ側では、例えば、視聴率や放送局側からの推薦など、特定のユーザに依存しない一般的な情報に基づいて推薦コンテンツ・リストを作成する。また、インターネット7などの高域ネットワークを放送局へのアッパーリンクとして利用することもできる。
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:米国電気電子技術者協会)1394インターフェース15は、数100MBps程度のデータ送受信が可能なシリアル高速インターフェースである。IEEE1394ポートには、IEEE1394対応の外部機器をデイジーチェーン接続又はツリー接続することができる。IEEE1394対応機器としては、例えば、ビデオ・カメラ64やスキャナ(図示しない)などが挙げられる。
ハード・ディスク・ドライブ(HDD)17は、プログラムやデータなどを所定フォーマットのファイル形式で蓄積するための外部記憶装置であり、通常、数GB程度の比較的大容量を持つ。HDD17は、ハード・ディスク・インターフェース18を介してバス50に接続される。
本実施形態では、HDD17は、受信した放送コンテンツの蓄積、蓄積済みコンテンツに関するコンテンツ・データベース101の保管、基準リスト102の格納、サーバから取得した推薦コンテンツ・リストの格納などに利用される。また、サーバから提供される推薦コンテンツ・リストにコンテンツ・データベース101並びに基準リスト102を適用し、ユーザに提示する最終的なコンテンツ推薦優先度を決定する処理を行なうアプリケーションを、HDD17上にインストールしておくこともできる。
カード・インターフェース18は、カード・スロット19に装填されたカード型デバイス65とバス50との間でのバス・プロトコルを実現するための装置である。カード型デバイス65の一例は、クレジットカード・サイズでカートリッジ式に構成されたPCカードである。PCカードは、PCMCIA(Personal Computer Memory Card Interface Association)及びJEIDA(Japan Electronic Industry Development Association)が共同で策定した仕様"PC Card Standard"に準拠する。
表示コントローラ57は、ディスプレイ61への表示出力を制御するための専用コントローラである。
このコンテンツ記録再生装置100上では、オンエア中のリアルタイム再生又は蓄積済みコンテンツの再生とともに、蓄積済みコンテンツに関する推薦コンテンツ・リストの表示制御などが行なわれる。すなわち、CPU11は、推薦コンテンツ・リストを処理して、表示用のデータに変換して表示コントローラ57に供給する。表示コントローラ57は、この表示データを基に画像信号を生成し、マルチプレクサ55Bに供給する。
コンテンツ記録再生装置100は、各放送局から時々刻々と配信されてくる放送コンテンツを、ユーザの録画予約設定又は所定の自動録画予約手続に従って蓄積する。そして、例えばインターネット7経由でサーバから提供される推薦コンテンツ・リストに対してユーザの基準リストを適用して、ユーザに提示すべき最終的な推薦優先度を決定し、ユーザに提示する。
図3には、本実施形態に係る蓄積コンテンツの視聴支援の処理フローを模式的に示している。
コンテンツ記録再生装置100は、インターネット7などを経由して、情報提供サーバから放送コンテンツの視聴を薦める推薦コンテンツ・リストを受信する。推薦コンテンツ・リストは、例えば、視聴率や放送局側からの推薦など、特定のユーザに依存しない一般的な情報に基づいて作成される。
図4には、推薦コンテンツ・リストのテーブル構成例を示している。推薦コンテンツ・リストの各エントリーは、推薦するコンテンツのタイトルや放送局名、チャネル番号などコンテンツを識別するための情報と、放送開始日時、放送終了日時、コンテンツを推薦するお勧め度(優先順位)などで構成される。
コンテンツ記録再生装置100は、推薦コンテンツ・リストを受信すると、これをコンテンツ・データベース101の記録内容とマッチングし、さらにマージ処理を行なう。
図5には、コンテンツ・データベース101のテーブル構成例を示している。図示の例では、コンテンツ・データベース101の各エントリーは、コンテンツの識別子や番組タイトル、放送局名、チャンネル番号などからなるコンテンツ自身の情報、放送開始日時、放送終了日時、蓄積時刻などの蓄積時間に関する情報、視聴回数、ユーザの嗜好度、プロテクト(消去禁止)の有無、ユーザIDなどの情報を含んでいる。ユーザの嗜好度は、例えばEPGの記述内容とユーザ・プロファイルとのマッチング度に基づいて計算される。ユーザIDは、どのユーザが録画行為を行なったかを示すIDであり、特に1台のコンテンツ記録再生装置100が例えば家庭内などにおいて複数のユーザ間で共用される場合に、サービスをパーソナライズ化するために使用される。機器100による自動録画などユーザが特定されない場合には、ユーザIDを0とする。
推薦コンテンツ・リストには、情報提供者側の意図に基づいて各コンテンツの優先順位が割り振られているが、コンテンツ・データベース101とのマッチング度に応じて、優先度の並べ替えを行なう。例えば、推薦コンテンツ・リスト中にはリストアップされているがコンテンツ・データベース101にないコンテンツは、コンテンツ記録再生装置100に蓄積されていない、すなわち視聴しようがないので、推薦コンテンツ・リストから外される(若しくは優先順位が下げられる)。
コンテンツ・データベース101とマッチング及びマージ処理した結果の推薦コンテンツ・リストを図6に示している。同図に示すように、推薦コンテンツ・リスト中にはリストアップされているがコンテンツ・データベース101にないコンテンツは、視聴しようがないので、優先順位が下げられる。
次いで、コンテンツ記録再生装置100内に用意されている複数の基準リスト102の中から、現在機器操作中のユーザに対応するものを取り出し、これを推薦コンテンツ・リストに適用する。コンテンツ記録再生装置100が例えば家庭内などにおいて複数のユーザ間で共用される場合には、ユーザ毎に異なる基準リスト102を用意されている。
本実施形態では、基準リスト102は、コンテンツの記録や再生など、蓄積済みのコンテンツに対して適用した操作内容などを評価基準として構成されている。
蓄積済みのコンテンツに対する操作内容などを基準とすることにより、サーバなどの情報提供者側で無作為又は一方的に推薦するのと異なり、蓄積済みのコンテンツを優先的に提示することにより、コンテンツに触れる確率を増やすような作用を与えることができる。この結果として、ユーザはさまざまなコンテンツに触れる時間が増加する。
図7には、基準リスト102のテーブル構成例を模式的に示している。同図に示す例では、以下に示す8つの項目が、蓄積コンテンツを推薦すべきかどうかを判断する評価基準として列挙されている。
(1)プロテクトされている
(2)蓄積されたが未だ見ていない
(3)蓄積してからある基準の時間を超えている
(4)蓄積直後
(5)ちょうど1年前
(6)視聴回数が大きいもの
(7)ある時点でのユーザ1(特定ユーザ)の嗜好に近いコンディション
(8)ユーザIDがユーザ2(特定ユーザ)に属するコンテンツ
プロテクトされているコンテンツは、ユーザが消去されたくないということは大切にしていると想定されるコンテンツである。したがって、そのコンテンツを優先的に提示してあげることは、ユーザが受け入れ易い。
また、コンテンツが大量に蓄積されている状態であると、ユーザはどのコンテンツをチェックしたいか判らない状態に陥る。そこで、蓄積されたが未だ見ていないコンテンツを優先的に提示してあげることで、ユーザにとって視聴選択の参考になる。
また、蓄積してからある程度時間が経過したコンテンツを提示することにより、ユーザに懐かしさを与えるとともに、新たな興味を持たせながら視聴してもらうことが可能になる。
また、蓄積直後のコンテンツを視聴させることは、ユーザによりリアルタイムに近い情報を与えることができる。例えば、ニュースなどのコンテンツであればより有効である。
また、蓄積した日時がある特定の日時と一致した場合など、あるイベント(アニバーサリー)にマッチしたコンテンツであるかどうかを基準に挙げた場合、ある特定の日時に関連したコンテンツを提示することによって、ユーザはより興味を増して視聴することが可能になる。
また、視聴回数が多いコンテンツは、何回も見たいというコンテンツであると想定することが可能であり、そのコンテンツを優先的に提示してあげることで、ユーザは受け入れ易い。
また、当然のことながら、ユーザ嗜好度が高いコンテンツを優先的に提示してあげることで、ユーザは受け入れ易い。さらに、ユーザ嗜好度が動的に変化すれば、その時点での嗜好に合った効率のよい提示が可能になる。
また、ユーザIDに属しているコンテンツは、当然のことながら、そのユーザの興味のあるコンテンツである。そのコンテンツを優先的に提示してあげることで、ユーザは受け入れ易い。また、上述した他の評価基準と組み合わせることによって、パーソナライズした視聴支援を実現することができる。例えば、蓄積した日時が、ある特定の日時と一致した場合の例と組み合わせ、ユーザIDが一致し、且つ日時がユーザの誕生日と一致した場合に提示することをすれば、効率のよい提示になるであろう。
推薦コンテンツ・リストにエントリーされている各蓄積コンテンツに対して基準リストに挙げられている評価基準を満たすかどうかを判断する。そして、満たした評価基準の数が多いほど、より高い推薦優先度を得ることができる。
なお、図7に示した基準リスト102の構成例では、列挙されている各評価基準はそれぞれ均等な重みが与えられており、ある評価基準を満たすことと他の評価基準を満たすことが同じ意味を持つ。これに対し、評価項目毎に異なる重みを与えることも可能である。図8には、各評価基準に重み付けを施した基準リスト102のテーブル構成例を示している。
このように推薦コンテンツ・リストにエントリーされている各蓄積コンテンツに対して基準リスト102に挙げられている各評価項目を適用する(すなわち、評価基準を満たすかどうかを判断する)ことによって、最終的にユーザに提示すべき蓄積コンテンツの推薦優先度を決定することができる。図9には、基準リスト102を適用した後の推薦コンテンツ・リストの一例を示している。同図に示す例では、1番目のエントリーと2番目のエントリーが、基準リスト102を適用する前後で優先度が入れ替わっている。なお、コンテンツ・データベース101が図5に示すようにユーザIDを含み、且つ、基準リスト102がパーソナライズ化されている場合には、装置100に蓄積済みコンテンツのうち該当ユーザの操作によって蓄積されたもののみを最終的な推薦コンテンツ・リストにエントリーするようにしてもよい。
コンテンツ・データベース101とのマッチング並びにマージ処理が施され、さらに基準リスト102に基づいて推薦優先度が決定されると、そのリストが画面を介してユーザに提示される。本実施形態では、ユーザに分かり易いように推薦コンテンツ・リストを加工して画面を生成する。
図10には、ユーザに提示される推薦コンテンツ・リストの表示画面の構成例を示している。同図に示す例では、基準リスト102を適用後、最終的に決定された推薦優先度の順に、コンテンツがそのタイトルやチャンネル番号、お勧め優先度とともに表示される。各コンテンツの表示領域には、対応する蓄積コンテンツの再生コマンドが埋め込まれていてもよい。
このような推薦コンテンツ・リストを提示する際に、さらに提示した推薦の理由を併記するようにしてもよい。提示理由とともに推薦コンテンツを提示することにより、過去に視聴したコンテンツに関しても、新たな興味を持ちながら再度視聴することを支援することができる。
図11には、提示理由とともに提示された推薦コンテンツ・リストの表示画面の構成例を示している。この場合、ユーザは、どの基準を採用するか選ぶことができることによって、よりユーザが受け容れ易い提示が可能になる。
提示理由は、例えば蓄積済みコンテンツが満たす基準リストの項目に従って決定される。複数の評価項目を満たすときには、その組み合わせに基づいた提示理由を提示する。複数の提示理由をあらかじめ用意しておき、該当するものを適宜取り出して提示するようにしてもよい。
[追補]
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書中では、サーバから提供される推薦コンテンツ・リストを、テレビ受像機又はHDDレコーダなどのクライアント端末側において、コンテンツ・データベースでマッチング並びにマージ処理を行なった後、基準リストを用いて優先度を再評価するという実施形態を中心に説明してきたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではない。例えば、クライアントではなくサーバ側において、一般化された推薦コンテンツ・リストを、個々のクライアントから送られてきたコンテンツ・データベース及び基準リストを用いて再評価し、最終的な推薦コンテンツ・リストとしてクライアントに提供するようにしてもよい。
また、サーバなどの外部から供給された推薦コンテンツ・リストをクライアント側で加工するのではなく、クライアント側で管理されているコンテンツ・データベースに対して基準リストを直接適用することによっても、ユーザに提示すべきコンテンツの推薦優先度を得ることができる(図12を参照のこと)。
また、本明細書中では、蓄積済みの放送コンテンツに関する視聴の推薦を行なうという実施形態を中心に説明したが、本発明の要旨はこれに限定されるものではない。例えば、放送ではなくDVDなどの記録メディアを介して配布されるコンテンツや、ビデオ・カメラを用いてユーザ自ら作成したビデオや写真などのパーソナルなコンテンツに関しても、本発明を適用することでコンテンツの視聴支援を実現することができる。
要するに、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ視聴支援システムの全体構成を模式的に示した図である。 図2は、本発明に適用することができるコンテンツ記録再生装置100のハードウェア構成を示した図である。 図3は、本発明に係る蓄積コンテンツの視聴支援の処理フローを模式的に示した図である。 図4は、推薦コンテンツ・リストのテーブル構成例を示した図である。 図5は、コンテンツ・データベース101のテーブル構成例を示した図である。 図6は、コンテンツ・データベース101とマッチング及びマージ処理した結果の推薦コンテンツ・リストを示した図である。 図7は、基準リスト102のテーブル構成例を模式的に示した図である。 図8は、各評価基準に重み付けを施した基準リスト102のテーブル構成例を模式的に示した図である。 図9は、基準リストを適用した後の推薦コンテンツ・リストを示した図である。 図10は、ユーザに提示される推薦コンテンツ・リストの表示画面の構成例を示した図である。 図11は、提示理由とともに提示された推薦コンテンツ・リストの表示画面の構成例を示した図である。 図12は、クライアント側で管理されているコンテンツ・データベースに対して基準リストを直接適用することにより、ユーザに提示すべきコンテンツの推薦優先度を得る仕組みを示した図である。
符号の説明
11…CPU
12…RAM(Random Access Memory)
13…ROM(Read Only Memory)
14…SIOコントローラ
15…IEEE1394コントローラ
16…ハード・ディスク・インターフェース
17…ハード・ディスク・ドライブ(HDD)
18…カード・インターフェース,19…カード・スロット
50…バス,51…チューナ,52…復調器,
53…TSデコーダ54…AVデコーダ
53A,54A…RAM(Random Access Memory)
55A,B…マルチプレクサ(MUX)
56…ユーザ・インターフェース制御部
57…表示コントローラ
58…バス(PCI)・インターフェース
61…ディスプレイ,62…スピーカ
63…高速モデム,64…ビデオ・カメラ
65…メモリ・カード
66…リモコン
100…コンテンツ記録再生装置
101…コンテンツ・データベース
102…基準リスト

Claims (22)

  1. 蓄積されたコンテンツの視聴を支援するコンテンツ視聴支援装置であって、
    コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、
    前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されているコンテンツを管理するコンテンツ・データベースと、
    前記コンテンツ蓄積手段に蓄積済みのコンテンツに対する操作に関連してコンテンツを視聴すべきかどうかを評価する評価項目からなる基準リストと、
    前記基準リストを用いて前記コンテンツ蓄積手段に蓄積済みのコンテンツに関する視聴の推薦優先度を決定する視聴優先度決定手段と、
    を具備することを特徴とするコンテンツ視聴支援装置。
  2. コンテンツは各放送局から配信される放送コンテンツであり、
    放送コンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
    受信したコンテンツのうち蓄積すべきものを選択するコンテンツ選択手段と、
    放送コンテンツに関する視聴の優先度を記述した推薦コンテンツ・リストを受信する推薦コンテンツ・リスト受信手段をさらに備え、
    前記視聴優先度決定手段は、まず推薦コンテンツ・リストとコンテンツ・データベースとのマッチング及び/又はマージ処理を行ない、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されていないコンテンツのエントリーを除去又は推薦優先度を低下させた後、基準リストの各評価項目を満足するかどうかに応じて推薦コンテンツ・リスト中の各コンテンツの視聴に関する推薦優先度を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  3. 複数の基準リストを備え、
    前記視聴優先度決定手段は、ユーザに応じて基準リストを選択的に使用する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  4. 基準リスト中の各評価項目は重み付けがなされており、
    前記視聴優先度決定手段は、蓄積済みコンテンツが満たす評価項目の重みの総和に基づいて推薦優先度を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  5. 前記基準リストは、蓄積済みコンテンツの消去が禁止されているかどうかを評価項目に含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  6. 前記基準リストは、コンテンツが蓄積されたが未だユーザが見ていないかどうかを評価項目に含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  7. 前記基準リストは、蓄積してからある基準の時間を超えているコンテンツであるかどうかを評価項目に含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  8. 前記基準リストは、蓄積直後のコンテンツであるかどうかを評価項目に含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  9. 前記基準リストは、蓄積した日時が特定の日時と一致したコンテンツであるかどうかを評価項目に含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  10. 前記基準リストは、視聴回数が多いコンテンツであるかどうかを評価項目に含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  11. 前記基準リストは、ある時点のユーザの嗜好に近いコンテンツであるかどうかを評価項目に含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  12. 前記基準リストは、ユーザIDに基づくコンテンツであるかどうかを評価項目に含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  13. 前記視聴優先度決定手段による決定結果に基づいて推薦コンテンツをユーザに提示する提示手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  14. 前記提示手段は、推薦コンテンツを推薦する提示理由を併せて提示する、
    ことを特徴とする請求項13に記載のコンテンツ視聴支援装置。
  15. 蓄積されたコンテンツの視聴を支援するコンテンツ視聴支援方法であって、
    蓄積済みのコンテンツに対する操作に関連してコンテンツを視聴すべきかどうかを評価する評価項目からなる基準リストを用いて蓄積済みのコンテンツの視聴に関する推薦優先度を決定する視聴優先度決定ステップを備える、
    ことを特徴とするコンテンツ視聴支援方法。
  16. コンテンツは各放送局から配信される放送コンテンツであり、
    放送コンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、
    受信したコンテンツのうち蓄積すべきものを選択するコンテンツ選択ステップと、
    放送コンテンツに関する視聴の優先度を記述した推薦コンテンツ・リストを受信する推薦コンテンツ・リスト受信ステップをさらに備え、
    前記視聴優先度決定ステップでは、まず推薦コンテンツ・リストとコンテンツ・データベースとのマッチング及び/又はマージ処理を行ない、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されていないコンテンツのエントリーを除去又は推薦優先度を低下させた後、推薦コンテンツ・リスト中の各コンテンツの視聴に関する推薦優先度を決定する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンテンツ視聴支援方法。
  17. 複数の基準リストを備え、
    前記視聴優先度決定ステップでは、ユーザに応じて基準リストを選択的に使用する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンテンツ視聴支援方法。
  18. 基準リスト中の各評価項目は重み付けがなされており、
    前記視聴優先度決定ステップでは、蓄積済みコンテンツが満たす評価項目の重みの総和に基づいて推薦優先度を決定する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンテンツ視聴支援方法。
  19. 前記視聴優先度決定ステップにおける決定結果に基づいて推薦コンテンツをユーザに提示する提示ステップをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンテンツ視聴支援方法。
  20. 前記提示ステップでは、推薦コンテンツを推薦する提示理由を併せて提示する、
    ことを特徴とする請求項19に記載のコンテンツ視聴支援方法。
  21. 蓄積されたコンテンツの視聴を支援するコンテンツ視聴支援システムであって、
    受信したコンテンツを蓄積し、蓄積済みのコンテンツをコンテンツ・データベースで管理するとともにコンテンツに対する操作に関連する評価項目からなる基準リストを用いて蓄積済みのコンテンツに関する視聴の推薦優先度を決定するクライアントと、
    コンテンツに関する視聴の優先度を記述した推薦コンテンツ・リストを提供するサーバとで構成され、
    前記クライアント側では、まず推薦コンテンツ・リストとコンテンツ・データベースとのマッチング及び/又はマージ処理を行ない、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されていないコンテンツのエントリーを除去又は推薦優先度を低下させた後、基準リストの各評価項目を満足するかどうかに応じて推薦コンテンツ・リスト中の各コンテンツの視聴に関する推薦優先度を決定する、
    ことを特徴とするコンテンツ視聴支援システム。
  22. 蓄積されたコンテンツの視聴を支援するための処理をコンピュータ・システム上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムであって、
    蓄積済みのコンテンツに対する操作に関連してコンテンツを視聴すべきかどうかを評価する評価項目からなる基準リストを用いて蓄積済みのコンテンツの視聴に関する推薦優先度を決定する視聴優先度決定ステップを備える、
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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