JP2005033481A - 通信システムの情報提供方法、通信端末および情報提供サーバ - Google Patents

通信システムの情報提供方法、通信端末および情報提供サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】ドーマント状態への遷移が回避された期間の有効利用を図る。
【解決手段】インターネット端末21およびポータルサーバ11間の通信において、パケット送受信が最後に行なわれてからの経過時間が状態遷移時間−補正値をタイムアウトする前に、インターネット端末21が情報要求パケットを自動生成しポータルサーバ11へ送信する。また、インターネット端末21が情報要求パケットに対する応答としてポータルサーバ11から天気情報や交通情報などを格納した情報格納パケットを受信し出力する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドーマント方式の通信網を介して相互接続された情報提供サーバおよび通信端末間の情報提供技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
PHSおよびISDNの効率的なデータ通信方式として、MITF(Mobile Internet Access Fourum)が策定したMITFダイヤルアップ・ドーマント・プロトコル(ARIB STD−T78)がある。この通信方式は、ドーマント方式と呼ばれている。ドーマント方式は、通信中に一定時間データの送受信が行なわれない場合、上位レイヤのコネクションを維持したまま無線チャンネルを解放する。なお、ドーマント方式において、上位レイヤのコネクションを維持したまま無線チャネルが解放されている状態をドーマント状態、上位レイヤのコネクションおよび無線チャネルの両方が維持されている状態をアクティブ状態、そして、上位レイヤのコネクションおよび無線チャネルの両方が解放されている状態をヌル状態と呼んでいる。また、以下の説明において、上記の一定時間(アクティブ状態からドーマント状態へ遷移させるための、データの送受信が停止してからの経過時間)を状態遷移時間と呼ぶこととする。
【0003】
ドーマント方式によれば、通信中であってもデータの送受信が行なわれていない場合は無線チャネルを解放するので、電波の有効利用を図ることできる。しかし、ドーマント状態からアクティブ状態に復帰してデータ送受信を再開するためには、無線チャネルの割り当てを再度行なう必要がある。このため、データ送受信を再開できるようになるまでに時間がかかる。この問題を解決するための技術として、特許文献1がある。特許文献1は、移動体端末が無線チャネルの優先使用要求パケットを周期的に送信することで、データ送受信が停止してからの経過時間が状態遷移時間をタイムアウトするのを回避している。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−10341号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載の技術は、ドーマント状態への遷移を回避するパケットの有効利用を考慮していない。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ドーマント状態への遷移を回避するパケットの有効利用を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、パケット送受信が最後に行なわれてからの経過時間が状態遷移時間をタイムアウトする前に、通信端末がサーバへパケットを送信することで、通信端末およびサーバ間の通信路がアクティブ状態からドーマント状態へ遷移するのを回避する。また、パケットに対する応答としてサーバから情報を受信することで、タイムアウトを回避するために使用されるパケットを、サーバが提供する情報の受信に利用する。
【0008】
例えば、本発明の通信システムは、情報提供サーバ、および、ドーマント方式の通信網を介して前記情報提供サーバと通信を行なう通信端末を有する。
【0009】
前記通信端末は、情報の提供を要求する情報提供要求パケットを、前記情報提供サーバとの間でパケットの送受が最後に行なわれてから所定時間を経過したときに前記情報提供サーバへ送信する処理と、前記情報提供サーバより情報格納パケットを受信すると、前記情報格納パケットに格納されている情報を出力する処理とを行う。また、前記情報提供サーバは、前記通信端末より前記情報提供要求パケットを受信すると、前記情報提供パケットで要求されている情報を格納した前記情報格納パケットを生成し、前記通信端末へ送信する処理を行う。そして、前記所定時間は、前記情報提供サーバおよび前記通信端末間が未通信の場合に前記情報提供サーバおよび前記通信端末間の通信路がアクティブ状態からドーマント状態へ遷移するための経過時間である状態遷移時間よりも短くなるように設定される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を説明する。
【0011】
図1は本発明の第1実施形態が適用された通信システムの概略構成図である。
【0012】
本実施形態の通信システムは、各種情報をインターネット42経由で提供するポータルサーバ11と、各種情報をインターネット42経由で入手し表示するインターネット端末21と、を有する。
【0013】
インターネット端末21には、ドーマント方式のPHS網41と通信を行なうPHS端末22が接続されている。ドーマント方式とは、上述したようにMITFが策定したMITFダイヤルアップ・ドーマント・プロトコル(ARIB STD−T78)による通信方式のことである。また、PHS網41はインターネット42と接続されている。インターネット端末21は、PHS端末22を用い、PHS網41経由でインターネット42に接続する。
【0014】
ポータルサーバ11は、イントラネット43を介して、目的地検索サーバ12、経路探索サーバ13、地図配信サーバ14、交通情報蓄積サーバ15および天気情報蓄積サーバ16に接続している。
【0015】
目的地検索サーバ12は、地点の名称、所在地、ジャンル、ガイド情報などを含む地点情報が複数登録された登録地DB(データベース)(不図示)を有する。目的地検索サーバ12は、ポータルサーバ11より指定された条件に従い、登録地DBに対してキーワード検索、ジャンル検索などを行なって、条件に合致する地点情報を特定する。そして、特定した地点情報を、目的地の地点情報として、ポータルサーバ11に送信する。
【0016】
経路探索サーバ13は、地図上の道路を構成する各リンクのデータが登録された道路DB(不図示)を有する。経路探索サーバ13は、道路DBを用いて例えばダイクストラ法により、ポータルサーバ11より指定された出発地および目的地間の推奨経路を探索する。そして、探索した推奨経路を構成する各リンクのデータを含む推奨経路データをポータルサーバ11に送信する。
【0017】
地図配信サーバ13は、地図を複数に分割することで得られる地域(メッシュ)毎に、施設、道路などの地図構成物のデータを含む地図データが登録された地図DB(不図示)を有する。地図配信サーバ13は、ポータルサーバ11より指定された地域あるいは地点を含む地域の地図データを地図DBから読み出して、ポータルサーバ11に送信する。
【0018】
交通情報蓄積サーバ15は、渋滞、事故、混雑といった交通の事象毎に、当該事象の発生地域、発生道路、発生時刻などの交通情報が登録された交通情報DB(不図示)を有する。図2に交通情報DBの登録内容例を示す。図2に示す例では、交通情報のレコードが、レコードを一意に特定するためのIDを登録するためのフィールド1501、渋滞、事故、混雑といった交通事象を登録するためのフィールド1502、交通事象が発生している地域名(都市名)を登録するためのフィールド1503、交通事象が発生している道路名を登録するためのフィールド1504、交通事象が発生している箇所(代表地点)の座標値を登録するためのフィールド1505、交通事象の発生時刻を登録するためのフィールド1506、交通事象の予想終了時刻を登録するためのフィールド1507、および、交通事象の重要度(渋滞レベル)を登録するためのフィールド1508を備えて形成されている。
【0019】
交通情報提供サーバ15は、例えばインターネット42を介して交通情報を提供する交通情報提供サーバ31に定期的にアクセスし、交通情報提供サーバ31から各地域の最新の交通情報を入手し、交通情報DBに登録されている交通情報の各レコードを更新する。また、交通情報提供サーバ15は、ポータルサーバ11より指定された地域あるいは地点を含む地域の交通情報のレコードを交通情報DBから読み出して、ポータルサーバ11に送信する。
【0020】
天気情報蓄積サーバ16は、地図を複数に分割することで得られる地域毎に、当該地域の天気情報が登録された天気情報DB(不図示)を有する。図3に天気情報DBの登録内容例を示す。図3に示す例では、天気情報のレコードが、レコードを一意に特定するためのIDを登録するためのフィールド1601、地域名(都市名)を登録するためのフィールド1602、晴れ、雨、曇りなどといった天候の状態を登録するためのフィールド1603、温度を登録するためのフィールド1604、および、湿度を登録するためのフィールド1605を備えて形成されている。
【0021】
天気情報提供サーバ16は、例えばインターネット42を介して天気情報を提供する天気情報提供サーバ32に定期的にアクセスし、天気情報提供サーバ32から各地域の最新の天気情報を入手し、天気情報DBに登録されている天気情報の各レコードを更新する。また、天気情報提供サーバ16は、ポータルサーバ11より指定された地域あるいは地点を含む地域の天気情報のレコードを天気情報DBから読み出してポータルサーバ11に送信する。
【0022】
以上のような構成において、インターネット端末21は、ポータルサーバへ所望の情報を要求するための情報要求パケットを送信する。ポータルサーバ11は、インターネット端末21より受信した情報要求パケットを解析し、その解析結果に従って、サーバ12〜16からインターネット端末21が要求する情報を入手し、インターネット端末21へ送信する。そして、インターネット端末21は、ポータルサーバ11から提供された情報を受信し表示する。
【0023】
次に、本実施形態の通信システムを構成するポータルサーバ11およびインターネット端末21をより詳細に説明する。なお、図1において、ポータルサーバ11およびインターネット端末21以外の各構成要素は、いずれも既存の技術であるので、その詳細な説明を省略している。
【0024】
図4は、ポータルサーバ11の概略構成図である。
【0025】
図示するように、ポータルサーバ11は、インターネット42に接続するための第1ネットワークIF(インターフェース)部111と、イントラネット112に接続するための第2ネットワークIF部112と、インターネット端末21より送られてきた情報要求パケットの内容を解析する要求解析部113と、サーバ12〜16に対して情報を要求する情報要求部114を、サーバ12〜16から受信した情報を格納した情報格納パケットのインターネット端末42への送信を制御する送信制御部115と、を有する。
【0026】
図5は、ポータルサーバ11の動作フローを説明するための図である。
【0027】
第1ネットワークIF部111がインターネット42を介してインターネット端末21から情報要求パケットを受信すると(S101)、要求解析部113は、この情報要求パケットの内容を解析し、解析結果を情報要求部114に通知する(S102)。
【0028】
情報要求部114は、情報要求パケットがキーワーあるいはジャンルの指定といった検索条件を含む目的地検索要求ならば、第2ネットワークIF部112を介して目的地検索サーバ12に、この検索条件を伴う目的地検索要求を送信して、目的地検索サーバ12から目的地の地点情報を受信する(S103)。
【0029】
また、情報要求パケットが出発地および目的地の指定を含む経路検索要求ならば、第2ネットワークIF部112を介して経路検索サーバ13に、出発地および目的地の指定を伴う経路検索要求を送信して、経路検索サーバ13から推奨経路のデータを受信する(S104)。
【0030】
また、情報要求パケットが地域あるいは地点の指定を含む地図要求ならば、第2ネットワークIF部112を介して地図配信サーバ14に、地域あるいは地点の指定を伴う地図要求を送信して、地図配信サーバ14から地図データを受信する(S105)。
【0031】
また、情報要求パケットが地域あるいは地点の指定を含む交通情報要求ならば、第2ネットワークIF部112を介して交通情報蓄積サーバ15に、地域あるいは地点の指定を伴う交通情報要求を送信して、交通情報蓄積サーバ15から交通情報を受信する(S106)。
【0032】
また、情報要求パケットが地域あるいは地点の指定を含む天気情報要求ならば、第2ネットワークIF部112を介して天気情報蓄積サーバ16に、地域あるいは地点の指定を伴う天気情報要求を送信して、天気情報蓄積サーバ16から天気情報を受信する(S107)。
【0033】
さて、情報要求部114は、以上のようにしてサーバ12〜16から情報を入手したならば、これを送信制御部115に渡す。送信制御部115は、情報要求部114より受け取った情報を格納した情報格納パケットを生成し、第1ネットワークIF部111を介してインターネット端末21へ送信する(S108)。
【0034】
図6は、インターネット端末21の概略構成図である。
【0035】
図示するように、インターネット端末21は、操作者より指示を受け付ける指示受付部211と、情報を表示する表示部212と、PHS端末22と接続するための端末IF213と、ポータルサーバ11に情報要求パケットを送信して、情報を入手する情報入手部214と、例えばGPS(Global Positioning System)受信機で得られたGPSデータを用いて現在地を検出する現在地検出部215と、指示受付部211で受け付けた指示に従い、情報入手部214で入手した情報および現在地検出部215で検出した現在地を用いて、現在地付近の地図を表示したり、目的地までの推奨経路を現在地と共に地図上に表示したりするナビゲーション処理部216と、を有する。
【0036】
図7は、インターネット端末21の動作フローを説明するための図である。
【0037】
先ず、情報入手部314は、第1のタイマ(不図示)をリセットする(S201)。それから、情報入手部314は、第1のタイマの計測値が、情報入力部314に予め設定されている状態遷移時間から補正値を引いた時間を経過するまで、ナビゲーション処理部216から情報要求の指示があるのを待つ(S202、S203)。
【0038】
ここで、ナビゲーション処理部216は、指示受付部211を介して受け付けた操作者の指示に従い、情報の要求を情報入手部214に指示する。例えば、操作者により目的地の検索要求が指示された場合、操作者よりキーワードあるいはジャンルなどの検索条件を受け付け、検索条件の指定を伴う目的地検索要求を情報入手部214に指示する。また、操作者により経路探索要求が指示された場合、現在地検出部215より現在地を入手してこれを出発地に設定すると共に、操作者より目的地の設定を受け付け、出発地および目的地の指定を伴う経路探索要求を情報入手部214に指示する。また、ナビゲーション処理部216は、地図表示処理に用いる地域の地図データがメモリ等の記憶手段に記憶されていない場合、該地域あるいは該地域に含まれる地点の指定を伴う地図要求を情報入手部214に指示する。
【0039】
さて、情報入手部214は、第1のタイマの計測値が状態遷移時間から補正値を引いた時間を経過する前に、ナビゲーション処理部216から情報要求の指示があった場合(S202でYES)、指示内容を格納した情報要求パケットを生成し、端末IF部213を介してポータルサーバ11へ送信する(S204)。
そして、端末IF部213を介してポータルサーバ11より、S204で送信した情報要求パケットの応答である情報格納パケットを受信したならば、この情報格納パケットから情報を取り出しナビゲーション処理部216へ通知する(S205)。
【0040】
これを受けて、ナビゲーション処理部216は、情報入手部214より入手した情報を用いて様々な処理を行う。例えば、情報入手部214より入手しメモリ等の記憶手段に記憶した地図データを用いて、表示部212に地図を現在地検出部215で検出した現在地と共に表示する。また、情報入手部214より入手した複数の目的地候補の地点情報を表示部212に一覧表示し、指示受付部211を介して操作者より目的地の設定を受け付ける。また、情報入手部214より入手した推奨経路を現在地検出部215で検出した現在地と共に、表示部212に表示されている地図上に重畳表示して、経路誘導を行なう。
【0041】
一方、情報入手部214は、第1のタイマの計測値が状態遷移時間から補正値を引いた時間を経過するまで、ナビゲーション処理部216から情報要求の指示がなかった場合(S203でYES)、予め設定された地点を含む地域の交通情報あるいは天気情報を要求する情報要求パケットを自動生成し、端末IF部213を介してポータルサーバ11へ送信する(S206)。ここで、予め設定された地点は、登録地としてメモリ等の記憶手段に記憶されている地点でもよいし、あるいは、現在地検出部215で検出した現在地としてもよい。また、要求する情報の種類は、ユーザが前もって指定できるようにしてもよい。さらには、S206での処理において、情報入手部214は、予め設定された地点を含む地域の交通情報を要求する情報要求パケット、および、予め設定された地点を含む地域の天気情報を要求する情報要求パケットを交互に自動生成して、ポータルサーバ11へ送信してもよい。
【0042】
次に、情報入手部214は、第2のタイマ(不図示)をリセットする(S207)。それから、情報入手部214は、端末IF部213を介してポータルサーバ11より、S206で送信した情報要求パケットの応答である情報格納パケットの受信が開始されるのを待つ(S208)。そして、情報格納パケットの受信が開始されたならば、そのときの第2のタイマの計測値が所定の応答時間を経過しているか否かを判断する(S209)。ここで、所定の応答時間は、インターネット端末21およびポータルサーバ11間の通信路に関し、PHS網41がアクティブ状態である場合、つまり、ドーマント状態に遷移していない場合に、情報要求パケットに対する応答として情報格納パケットが送られてくることが期待できる情報要求パケット送信からの経過時間(例えば3分)に設定しておく。
【0043】
さて、情報入手部214は、第2のタイマの計測値が所定の応答時間を経過していない場合、直ちにS211に移行する。一方、経過している場合は、S203での判断処理に用いる補正値を所定量(例えば1秒)だけ増やす(S210)。それから、S211に移行する。S211において、情報入手部214は、情報格納パケットの受信が完了したならば、この情報格納パケットに格納されている情報を取り出して、表示部212に表示させる。
【0044】
図8(A)は自動生成した情報要求パケットが現在地を含む地域の交通情報を要求するものである場合におけるインターネット端末21の表示画面の表示例を示しており、図8(B)は自動生成した情報要求パケットが現在地を含む地域の天気情報を要求するものである場合におけるインターネット端末21の表示画面の表示例を示している。この例では、表示部212の表示画面2121に、情報入手部214が自動生成した情報要求パケットの送信により入手した情報を表示する表示エリア2124を設けている。表示部212は、ナビゲーション処理部216より受け取った画像データ(現在地を示すマーク2122および推奨経路を示すマーク2123が現在地の周辺地図上に重畳表示されている画像データ)を、表示画面2121に表示すると共に、表示画面2121に設けられた表示エリア2124に、情報入手部214が自動生成した情報要求パケットの送信により入手した情報(図8(A)では交通情報、図8(B)では天気情報)を表示している。
【0045】
上記構成のポータルサーバ11やインターネット端末21は、例えば図9に示すような、CPU901と、データ格納部およびCPU901のワークエリアとして利用されるメモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、CD−ROMやDVD−ROM等の可搬性を有する記憶媒体904から情報を読み出す読取装置905と、キーボードやマウスなどの入力装置906と、ディスプレイなどの出力装置907と、通信装置(ポータルサーバ21ではインターネット42およびイントラネット43に接続するための通信装置、インターネット端末21ではPHS端末22と通信を行なうための通信装置)908と、を備えコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することで実現できる。この所定のプログラムは、読取装置905に装着された記憶媒体904あるいは通信装置908から、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリ902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。また、読取装置905に装着された記憶媒体904あるいは通信装置908から、メモリ902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。
【0046】
次に、上記構成の通信システムで行なわれる情報の送受を説明する。
【0047】
図10は、本発明の第1実施形態が適用された通信システムにおいて送受される情報の流れを説明するための図である。ここでは、情報入手部214により、交通情報を要求する情報要求パケットおよび天気情報を要求する情報要求パケットが交互に自動生成される場合を例にとり説明する。
【0048】
天気情報蓄積サーバ16は、天気情報提供サーバ32に定期的にアクセスし、天気情報提供サーバ32から各地域の最新の天気情報を入手して、天気情報DBに登録されている天気情報の各レコードを更新する(S301)。同様に、交通情報蓄積サーバ15は、交通情報提供サーバ31に定期的にアクセスして、天気情報提供サーバ32から各地域の最新の交通情報を入手し、交通情報DBに登録されている交通情報の各レコードを更新する(S302)。
【0049】
インターネット端末21は、ポータルサーバ11から情報格納パケットを受信した後(S303)、操作者からポータルサーバ11へアクセスを伴う操作(目的地検索指示や経路探索指示)を受け付けることなく、且つ、地図表示に必要な地図データの入手のためにポータルサーバ11へアクセスをする必要も生じないまま、状態遷移時間から補正値を引いた時間が経過すると、現在地を含む地域の天気情報を要求する情報要求パケットを生成してポータルサーバ11へ送信する(S304)。これにより、インターネット端末21およびポータルサーバ11間の通話路のアクティブ状態が維持される。
【0050】
ポータルサーバ11は、天気情報を要求する情報要求パケットを受信すると、この情報要求パケットで指定されているインターネット端末21の現在地を伴う天気情報要求を天気情報蓄積サーバ16に送信する(S305)。天気情報蓄積サーバ16は、インターネット端末21の現在地を含む地域の天気情報のレコードを天気情報DBから読み出してポータルサーバ11に送信する(S306)。
ポータルサーバ11は、インターネット端末21の現在地を含む地域の天気情報を格納した情報格納パケットを生成し、インターネット端末21へ送信する(S307)。インターネット端末21は、受信した情報格納パケットに格納されている天気情報を表示する。
【0051】
次に、インターネット端末21は、ポータルサーバ11から天気情報を格納した情報格納パケットを受信した後(S307)、操作者からポータルサーバ11へアクセスを伴う操作を受け付けることなく、且つ、地図表示に必要な地図データの入手のためにポータルサーバ11へアクセスをする必要も生じないまま、状態遷移時間から補正値を引いた時間が経過すると、現在地を含む地域の交通情報を要求する情報要求パケットを生成してポータルサーバ11へ送信する(S308)。これにより、インターネット端末21およびポータルサーバ11間の通話路のアクティブ状態が維持される。
【0052】
ポータルサーバ11は、交通情報を要求する情報要求パケットを受信すると、この情報要求パケットで指定されているインターネット端末21の現在地を伴う交通情報要求を交通情報蓄積サーバ15に送信する(S309)。交通情報蓄積サーバ15は、インターネット端末21の現在地を含む地域の交通情報のレコードを交通情報DBから読み出してポータルサーバ11に送信する(S310)。
ポータルサーバ11は、インターネット端末21の現在地を含む地域の交通情報を格納した情報格納パケットを生成し、インターネット端末21へ送信する(S311)。インターネット端末21は、受信した情報格納パケットに格納されている交通情報を表示する。
【0053】
操作者からポータルサーバ11へのアクセスを伴う操作が入力されず、且つ、地図データ入手のためにポータルサーバ11へアクセスをする必要が生じない間は、以上のパケットのやり取りが行なわれる。これにより、インターネット端末21およびポータルサーバ11間の通話路がアクティブ状態のまま維持される。
【0054】
以上、本発明の第1実施形態について説明した。本実施形態によれば、パケット送受信が最後に行なわれてからの経過時間が状態遷移時間−補正値をタイムアウトする前に、インターネット端末21が情報要求パケットを自動生成しポータルサーバ11へ送信する。このため、インターネット端末21およびポータルサーバ11間の通信路がアクティブ状態からドーマント状態へ遷移するのを回避することができる。また、インターネット端末21が情報要求パケットに対する応答としてポータルサーバ11から情報格納パケットを受信することで、天気情報や交通情報といった、通信端末、特に車載用ナビゲーション装置にとって有用な情報であって、時間経過とともに変化するため通信端末側で保持する情報を更新する必要がある情報を、効率よく入手できる。
【0055】
また、本実施形態では、インターネット端末21において、情報提供要求パケットを送信してからポータルサーバ11より情報格納パケットを受信するまでの時間を計測している(第2のタイマの計測値)。そして、計測値が所定応答時間以上の場合に、インターネット端末21による情報要求パケットに送信時において、インターネット端末21およびポータルサーバ11の通信路がドーマント状態であったと判断し、パケット送受信が最後に行なわれてから情報提供パケットが自動生成されて送信されるまでの時間(状態遷移時間−補正値)を短くする。このため、インターネット端末21およびポータルサーバ11間の通信路がアクティブ状態からドーマント状態へ遷移するのをより高い確率で回避できる。
【0056】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
【0057】
本実施形態では、図7のS206に示す情報要求パケットの自動送信処理において、目的地が設定されているか否かで、情報(交通情報あるいは天気情報)を要求する地域を変更する。その他は、上記の第1実施形態と同様である。
【0058】
図11は、本発明の第2実施形態が適用されたインターネット端末21における、図7のS206に示す情報要求パケットの自動送信処理を説明するための図である。
【0059】
先ず、情報入手部214は、ナビゲーション処理部216に目的地が設定されているか否かを調べる(S2061)。目的地が設定されていないならば、ナビゲーション処理部216より現在地(ナビゲーション処理部216が現在地検出部215より入手した現在地)を取得する(S2062)。それから、現在地の指定を含む地域の交通情報あるいは天気情報を要求する情報要求パケットを自動生成し、端末IF部213を介してポータルサーバ11へ送信する(S2063)。
【0060】
一方、S2061において目的地が設定されているならば、ナビゲーション処理部216より目的地を取得する(S2064)。それから、目的地の指定を含む地域の交通情報あるいは天気情報を要求する情報要求パケットを自動生成し、端末IF部213を介してポータルサーバ11へ送信する(S2065)。
【0061】
なお、上記の第1実施形態と同様に、情報要求パケットで要求する情報の種類は、ユーザが前もって指定できるようにしてもよい。また、S2063、S2065において、交通情報を要求する情報要求パケットおよび天気情報を要求する情報要求パケットを交互に自動生成し、ポータルサーバ11へ送信してもよい。
【0062】
次に、本実施形態の通信システムで行なわれる情報の送受を説明する。
【0063】
図12は、本発明の第2実施形態が適用された通信システムにおいて送受される情報の流れを説明するための図である。ここでは、情報入手部214により天気情報を要求する情報要求パケットが自動生成される場合を例にとり説明する。
【0064】
第1実施形態と同様に、天気情報蓄積サーバ16は、天気情報提供サーバ32に定期的にアクセスし各地域の最新の天気情報を入手して、天気情報DBを更新する(S401)。また、交通情報蓄積サーバ15は、交通情報提供サーバ31に定期的にアクセスし各地域の最新の交通情報を入手して、交通情報DBを更新する(S402)。
【0065】
インターネット端末21は、ポータルサーバ11から情報格納パケットを受信した後(S403)、操作者からポータルサーバ11へアクセスを伴う操作(目的地検索指示や経路探索指示)を受け付けることなく、且つ、地図表示に必要な地図データの入手のためにポータルサーバ11へアクセスをする必要も生じないまま、状態遷移時間から補正値を引いた時間が経過すると、天気情報を要求する情報要求パケットを生成してポータルサーバ11へ送信する(S404)。このとき、インターネット端末21には、未だ目的地が設定されていないので、現在地を含む地域の天気情報を要求する情報要求パケットを生成し、ポータルサーバ11へ送信する。
【0066】
ポータルサーバ11は、天気情報を要求する情報要求パケットを受信すると、この情報要求パケットで指定されているインターネット端末21の現在地を伴う天気情報要求を天気情報蓄積サーバ16に送信する(S405)。天気情報蓄積サーバ16は、インターネット端末21の現在地を含む地域の天気情報のレコードを天気情報DBから読み出してポータルサーバ11に送信する(S406)。ポータルサーバ11は、インターネット端末21の現在地を含む地域の天気情報を格納した情報格納パケットを生成し、インターネット端末21へ送信する(S407)。インターネット端末21は、受信した情報格納パケットに格納されている天気情報を表示する。
【0067】
次に、インターネット端末21は、ポータルサーバ11から天気情報を格納した情報格納パケットを受信した後(S407)、状態遷移時間から補正値を引いた時間が経過する前に、操作者からキーワードやジャンルといった検索条件の指定を含む目的地検索要求の操作を受け付けたとする。この場合、インターネット端末21は、検索条件の指定を含む目的地検索のための情報要求パケットを生成してポータルサーバ11へ送信する。ポータルサーバ11は、目的地検索要求のための情報要求パケットを受信すると、この情報要求パケットで指定されている検索条件を伴う目的地検索要求を目的地検索サーバ12に送信する。目的地検索サーバ12は、検索条件を満足する登録地(目的地候補)の地点情報をポータルサーバ11に送信する。ポータルサーバ11は、目的地検索サーバ12により検索された登録地の地点情報を含む情報格納パケットを生成し、インターネット端末21へ送信する。インターネット端末21は、受信した情報格納パケットに格納されている登録地の地点情報を例えば一覧表示して、操作者から目的地の設定を受け付ける(S408)。
【0068】
次に、インターネット端末21は、ポータルサーバ11から登録地の地点情報を格納した情報格納パケットを受信した後(S408)、状態遷移時間から補正値を引いた時間が経過する前に、操作者から設定された目的地への経路探索要求の操作を受け付けたとする。この場合、インターネット端末21は、出発地(現在地)および目的地の指定を含む経路探索のための情報要求パケットを生成してポータルサーバ11へ送信する。ポータルサーバ11は、経路探索要求のための情報要求パケットを受信すると、この情報要求パケットで指定されている出発地および目的地の指定を伴う経路探索要求を経路探索サーバ13に送信する。経路探索サーバ13は、出発地および目的地間の推奨経路情報をポータルサーバ11に送信する。ポータルサーバ11は、目的地検索サーバ12により探索された推奨経路情報を含む情報格納パケットを生成し、インターネット端末21へ送信する。インターネット端末21は、受信した情報格納パケットに格納されている推奨経路情報を地図上に表示するなどして、操作者に提示する(S409)。
【0069】
さて、インターネット端末21は、ポータルサーバ11から推奨経路情報を格納した情報格納パケットを受信した後(S409)、操作者からポータルサーバ11へアクセスを伴う操作を受け付けることなく、且つ、地図表示に必要な地図データの入手のためにポータルサーバ11へアクセスをする必要も生じないまま、状態遷移時間から補正値を引いた時間が経過すると、天気情報を要求する情報要求パケットを生成してポータルサーバ11へ送信する(S410)。このとき、インターネット端末21には、S408により目的地が設定されているので、目的地を含む地域の天気情報を要求する情報要求パケットを生成し、ポータルサーバ11へ送信する。
【0070】
ポータルサーバ11は、天気情報を要求する情報要求パケットを受信すると、この情報要求パケットで指定されている目的地を伴う天気情報要求を天気情報蓄積サーバ16に送信する(S411)。天気情報蓄積サーバ16は、目的地を含む地域の天気情報のレコードを天気情報DBから読み出してポータルサーバ11に送信する(S412)。ポータルサーバ11は、目的地を含む地域の天気情報を格納した情報格納パケットを生成し、インターネット端末21へ送信する(S413)。インターネット端末21は、受信した情報格納パケットに格納されている天気情報を表示する。
【0071】
操作者からポータルサーバ11へのアクセスを伴う操作が入力されず、且つ、地図データ入手のためにポータルサーバ11へアクセスをする必要が生じない間は、以上の天気情報を要求する情報要求パケットのやり取りが行なわれる。これにより、インターネット端末21およびポータルサーバ11間の通話路がアクティブ状態のまま維持される。また、インターネット端末21は、目的地が設定されていない場合は現在地付近の天気情報を入手して表示し、目的地が設定されている場合は目的地付近の天気情報を入手して表示する。
【0072】
以上、本発明の第2実施形態について説明した。本実施形態によれば、上記の第1実施形態に対して、さらに次の効果を有する。すなわち、ナビゲーション装置であるインターネット端末21には、目的地が設定されていない場合は、現在地付近の天気情報が表示され、目的地が設定されている場合は目的地付近の天気情報が表示される。したがって、その時点において操作者にとってより有用な情報を、操作者に提示することができる。
【0073】
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
【0074】
本実施形態では、図7のS206に示す情報要求パケットの自動送信処理において、予め設定された種別の情報のうち、入手日時が最も古い種別の情報を要求する。その他は、上記の第1実施形態と同様である。
【0075】
本実施形態のインターネット端末21の情報入手部214は、情報要求パケットの自動送信で入手する情報を管理するための入手情報管理DBをメモリ等の記憶手段に有している。図13に、入手情報管理DBの登録内容例を示す。図示するように、入手情報管理DBは、情報要求パケットの自動送信で入手する情報毎にレコードを有する。レコードは、このレコードを一意に識別するためのIDを登録するフィールド21401、地域名(あるいは地点情報)を登録するフィールド21402、情報種別(天気/交通情報)を登録するフィールド21403、更新日時を登録するフィールド21404、および、入手対象情報自身を登録するフィールド21405を備えて形成されている。ここで、各レコードのフィールド21401、21402、21403には、操作者によってID、地域名、情報種別が予め設定されている。情報入手部214は、情報要求パケットの自動送信によりポータルサーバ11から情報を入手すると、入手情報管理DBに登録されている、入手した情報に対応するレコードのフィールド21404の更新日時を登録・更新すると共に、入手した情報自身をこのレコードのフィールド21405に登録する。
【0076】
図14は、本発明の第3実施形態が適用されたインターネット端末21における、図7のS206に示す情報要求パケットの自動送信処理を説明するための図である。
【0077】
先ず、情報入手部214は、入手情報管理DBの更新日時21404を調べ、更新日時が未登録のレコードつまり未入手の情報があるか否かを調べる(S2066)。未入手の情報があるならば、この情報のレコードのフィールド21402に登録されている地域名(あるいは地点情報)を含み、且つ、フィールド21403に対応付けられている種別の情報を要求する情報要求パケットを自動生成し、端末IF部213を介してポータルサーバ11へ送信する(S2067)。一方、未入手の情報がないならば、更新日時が最も古いレコードのフィールド21402に登録されている地域名(あるいは地点情報)を含み、且つ、フィールド21403に対応付けられている種別の情報を要求する情報要求パケットを自動生成し、端末IF部213を介してポータルサーバ11へ送信する(S2068)。
【0078】
以上、本発明の第3実施形態について説明した。本実施形態によれば、上記の第1実施形態に対してさらに次の効果を有する。すなわち、情報要求パケットの自動送信により複数の地域および/または種別の情報を入手する場合に、各情報を最新の状態に維持することが可能となる。
【0079】
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
【0080】
本実施形態では、インターネット端末21が、自動生成して送信する情報要求パケットに送信データサイズおよび送信インターバルの指定を含める。また、ポータルサーバ11が、インターネット端末21から受信した情報要求パケットが要求する情報を格納した情報格納パケットを、この情報要求パケットで指定されている送信データサイズ毎に、この情報要求パケットで指定されている送信インターバルで分割して送信する。また、情報格納パケットを分割して送信するための送信データサイズおよび送信インターバルの指定をインターネット端末21側で指定せず、ポータルサーバ11側で指定するようにしてもよい。この場合、情報要求パケットに情報格納パケットを分割して送信するか否かを指定するフラグを設け、インターネット端末21側からはこのフラグで情報格納パケットの分割送信を指定する。ポータルサーバ11側では、このフラグで情報格納パケットの分割送信が指定されていた場合には、送信データサイズおよび送信インターバルの指定をサーバ側で決めて、インターネット端末21に通知することになる。その他は、上記の第1実施形態と同様である。
【0081】
本実施形態のインターネット端末21の情報入手部214は、図7のS206における情報要求パケットの自動送信処理において次の処理を行う。すなわち、図7のS205の処理で用いる状態遷移時間−補正値に基づいて、送信インターバルを決定する。例えば、状態遷移時間−補正値から所定のマージンを差し引いた時間を送信インターバルに決定する。但し、送信インターバルは、インターネット端末21およびポータルサーバ11間の通信路を構成する、PHS網41の無線チャネルよりも上位のレイヤ(例えばTCP/IP)において、1つのパケットの通信タイムアウト時間よりも短くなるように設定する。
【0082】
次に、情報入手部214は、自動生成する情報要求パケットに、以上のようにして決定した送信インターバルおよび予め設定された送信データサイズを含め、端末IF部213を介してポータルサーバ11へ送信する。
【0083】
また、本実施形態のポータルサーバ11の要求解析部113は、図5のS102において、受信した情報要求パケットに送信データサイズおよび送信インターバルの指定が含まれているならば、これを情報要求パケットの解析結果と共に情報要求部114に通知する。また、情報要求部114は、図5のS108において、要求解析部113から解析結果が送信データサイズおよび送信インターバルと共に通知された場合、この解析結果にしたがいサーバ15、16から入手した情報に、送信データサイズおよび送信インターバルの指定を付与して、送信制御部115に渡す。これを受けて送信制御部115は、図15に示すフローを実行する。
【0084】
図15は、本発明の第4実施形態が適用されたポータルサーバ11の送信制御部115における、図5のS108に示す情報格納パケット送信処理を説明するための図である。
【0085】
先ず、送信制御部115は、情報要求部114より受け取った情報を格納した情報格納パケットを生成する(S1081)。次に、送信制御部115は、情報要求部114より受け取った情報に、送信データサイズおよび送信インターバルの指定が付与されていないならば(S1082でNO)、S1081で生成した情報格納パケットを、第1ネットワークIF部111を介してインターネット端末21へ送信する(S1083)。
【0086】
一方、情報要求部114より受け取った情報に、送信データサイズおよび送信インターバルの指定が付与されているならば(S1082でYES)、S1081で生成した情報格納パケットを、未送信部分の先頭から指定されている送信データサイズだけ送信する(S1084)。そして、情報格納パケットの未送信部分があるならば(S1085でNO)、指定されている送信インターバルが経過するのを待って(S1086)、S1084に戻り、情報パケットの未送信部分を、先頭から指定されている送信データサイズだけ送信する。この処理を、情報格納パケットの未送信部分がなくなるまで続ける(S1085でYES)。
【0087】
次に、本実施形態の通信システムで行なわれる情報の送受を説明する。
【0088】
図16は、本発明の第4実施形態が適用された通信システムにおいて送受される情報の流れを説明するための図である。ここでは、情報入手部214により交通情報を要求する情報要求パケットが自動生成される場合を例にとり説明する。
【0089】
第1実施形態と同様に、天気情報蓄積サーバ16は、天気情報提供サーバ32に定期的にアクセスし各地域の最新の天気情報を入手して、天気情報DBを更新する(S501)。また、交通情報蓄積サーバ15は、交通情報提供サーバ31に定期的にアクセスし各地域の最新の交通情報を入手して、交通情報DBを更新する(S502)。
【0090】
インターネット端末21は、ポータルサーバ11から情報格納パケットを受信した後(S503)、操作者からポータルサーバ11へアクセスを伴う操作(目的地検索指示や経路探索指示)を受け付けることなく、且つ、地図表示に必要な地図データの入手のためにポータルサーバ11へアクセスをする必要も生じないまま、状態遷移時間から補正値を引いた時間が経過すると、現在地を含む地域の天気情報を要求する情報要求パケットを生成してポータルサーバ11へ送信する(S504)。この際、情報要求パケットに送信データサイズおよび送信インターバルの指定を含める。
【0091】
ポータルサーバ11は、天気情報を要求する情報要求パケットを受信すると、この情報要求パケットで指定されているインターネット端末21の現在地を伴う天気情報要求を天気情報蓄積サーバ16に送信する(S505)。天気情報蓄積サーバ16は、インターネット端末21の現在地を含む地域の天気情報のレコードを天気情報DBから読み出してポータルサーバ11に送信する(S506)。ポータルサーバ11は、インターネット端末21の現在地を含む地域の天気情報を格納した情報格納パケットを生成し、インターネット端末21へ送信する。この際、生成した情報格納パケットを、情報要求パケットで指定されていた送信データサイズ毎に、情報要求パケットで指定されていた送信インターバルで複数回(図16では3回)に分けて送信する(S507〜S509)。インターネット端末21は、受信した情報格納パケットに格納されている天気情報を表示する。
【0092】
操作者からポータルサーバ11へのアクセスを伴う操作が入力されず、且つ、地図データ入手のためにポータルサーバ11へアクセスをする必要が生じない間は、以上のパケットのやり取りが行なわれる。これにより、インターネット端末21およびポータルサーバ11間の通話路がアクティブ状態のまま維持される。
【0093】
以上、本発明の第4実施形態について説明した。本実施形態も、上記の第1実施形態と同様の効果を奏する。
【0094】
尚、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形が可能である。
【0095】
例えば、上記の実施形態では、インターネット端末21をPHS端末22を利用してPHS網22経由でインターネット42に接続している。しかし、本発明はこれに限定されない。本発明は、インターネット端末21およびポータルサーバ11間の通信にドーマント方式の通信網が用いられる通信システムに、広く適用できる。
【0096】
また、上記の実施形態では、サーバ12〜16とポータルサーバ11との間がイントラネット43で接続されている場合を例にとり説明したが、本発明がこれに限定されない。サーバ12〜16とポータルサーバ11との間がインターネット42で接続されるようにしてもよい。
【0097】
また、上記の実施形態では、天気情報提供サーバ32に加えて、天気情報蓄積サーバ16を設けているが、ポータルサーバ11が天気情報提供サーバ32から天気情報を直接取得するようにしてもよい。同様に、交通情報提供サーバ31に加えて、交通情報蓄積サーバ15を設けているが、ポータルサーバ11が交通情報提供サーバ31から交通情報を直接取得するようにしてもよい。
【0098】
また、上記の実施形態では、ポータルサーバ11から情報を入手する端末をインターネット端末21としているが、本発明はこれに限定されない。ポータルサーバ11から情報を入手できる端末であればよい。また、インターネット端末21は、図1に示すようなPDA(Personal Digital Assistant)タイプのみならず車載用ナビゲーション装置であってもよい。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ドーマント状態への遷移を回避するパケットの有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施形態が適用された通信システムの概略構成図である。
【図2】図2は交通情報DBの登録内容例を示す図である。
【図3】図3は天気情報DBの登録内容例を示す図である。
【図4】図4はポータルサーバ11の概略構成図である。
【図5】図5はポータルサーバ11の動作フローを説明するための図である。
【図6】図6はインターネット端末21の概略構成図である。
【図7】図7はインターネット端末21の動作フローを説明するための図である。
【図8】図8(A)は自動生成した情報要求パケットが現在地を含む地域の交通情報を要求するものである場合におけるインターネット端末21の表示画面の表示例を示す図であり、図8(B)は自動生成した情報要求パケットが現在地を含む地域の天気情報を要求するものである場合におけるインターネット端末21の表示画面の表示例を示す図である。
【図9】ポータルサーバ11およびインターネット端末21は、ハードウエア構成例を示す図である。
【図10】図10は本発明の第1実施形態が適用された通信システムにおいて送受される情報の流れを説明するための図である。
【図11】図11は本発明の第2実施形態が適用されたインターネット端末21における、図7のS206に示す情報要求パケットの自動送信処理を説明するための図である。
【図12】図12は本発明の第2実施形態が適用された通信システムにおいて送受される情報の流れを説明するための図である。
【図13】図13は入手情報管理DBの登録内容例を示す図である。
【図14】図14は本発明の第3実施形態が適用されたインターネット端末21における、図7のS206に示す情報要求パケットの自動送信処理を説明するための図である。
【図15】図15は本発明の第4実施形態が適用されたポータルサーバ11の送信制御部115における、図5のS108に示す情報格納パケット送信処理を説明するための図である。
【図16】図16は本発明の第4実施形態が適用された通信システムにおいて送受される情報の流れを説明するための図である。
【符号の説明】
11…ポータルサーバ、12・・・目的地検索サーバ、13・・・経路探索サーバ、14・・・地図配信サーバ、15・・・交通情報蓄積サーバ、16・・・天気情報蓄積サーバ、31・・・交通情報提供サーバ、32・・・天気情報提供サーバ、41・・・PHS網、42・・・インターネット、43・・・イントラネット、111・・・第1ネットワークIF部、112・・・第2ネットワークIF部、113・・・要求解析部、114・・・情報要求部、115・・・送信制御部、211・・・指示受付部、212・・・表示部、213・・・端末IF部、214・・・情報入手部、215・・・現在地検出部、901・・・CPU、902・・・メモリ、903・・・外部記憶装置、904・・・記憶媒体、905・・・読取装置、906・・・入力装置、907・・・出力装置、908・・・通信装置

Claims (8)

  1. 情報提供サーバ、および、ドーマント方式の通信網を介して前記情報提供サーバと通信を行なう通信端末を有する通信システムの情報提供方法であって、
    前記通信端末は、情報の提供を要求する情報提供要求パケットを、前記情報提供サーバとの間でパケットの送受が最後に行なわれてから所定時間を経過したときに前記情報提供サーバへ送信する要求パケット送信ステップと、
    前記情報提供サーバより情報格納パケットを受信すると、前記情報格納パケットに格納されている情報を出力する情報出力ステップと、を行い、
    前記情報提供サーバは、前記通信端末より前記情報提供要求パケットを受信すると、前記情報提供パケットで要求されている情報を格納した前記情報格納パケットを生成し、前記通信端末へ送信する格納パケット送信ステップを行い、
    前記所定時間は、前記情報提供サーバおよび前記通信端末間が未通信の場合に前記情報提供サーバおよび前記通信端末間の通信路がアクティブ状態からドーマント状態へ遷移するための経過時間である状態遷移時間よりも短くなるように設定されることを特徴とする通信システムの情報提供方法。
  2. 請求項1記載の通信システムの情報提供方法であって、
    前記通信端末は、前記情報提供要求パケットを送信したときに、前記情報提供サーバおよび前記通信端末間の通信路がドーマント状態にあった場合に、前記所定時間を短くする調整ステップをさらに行なうことを特徴とする通信システムの情報提供方法。
  3. 請求項2記載の通信システムの情報提供方法であって、
    前記通信端末は、前記調整ステップにおいて、前記情報提供要求パケットを送信してから前記情報提供サーバより前記情報格納パケットを受信するまでの応答時間が所定値以上の場合に、前記情報提供要求パケットを送信したときに、前記情報提供サーバおよび前記通信端末間の通信路がドーマント状態にあったと判断することを特徴とする通信システムの情報提供方法。
  4. 請求項1記載の通信システムの情報提供方法であって、
    前記通信端末は、前記要求パケット送信ステップにおいて、前記情報提供要求パケットに、送信データサイズおよび前記所定時間の指定を含めて、前記情報提供サーバに送信し、
    前記情報提供サーバは、前記格納パケット送信ステップにおいて、前記情報提供パケットで要求されている情報を格納した前記情報格納パケットを、前記情報提供要求パケットで指定されている前記送信データサイズ毎に、前記情報提供要求パケットで指定されている前記所定時間間隔で複数回に分けて送信することを特徴とする通信システムの情報提供方法。
  5. 請求項1記載の通信システムの情報提供方法であって、
    前記通信端末は、現在位置を検出する現在地検出手段と、目的地の設定を受け付ける目的地設定手段とを有し、現在地から目的地までの経路誘導を行なうナビゲーション装置であり、
    前記情報提供サーバは、指定された地点を含む地域の天気情報および交通情報の少なくとも1つを提供するサーバであり、
    前記通信端末は、前記要求パケット送信ステップにおいて、目的地が設定されている場合は前記情報提供要求パケットに目的地の指定を含めて前記情報提供サーバへ送信すると共に、目的地が設定されていない場合は前記情報提供要求パケットに現在地の指定を含めて前記情報提供サーバへ送信し、
    前記情報提供サーバは、前記格納パケット送信ステップにおいて、前記情報提供パケットで指定されている地点を含む地域の天気情報および交通情報の少なくとも1つを格納した前記情報格納パケットを生成して、前記通信端末へ送信することを特徴とする通信システムの情報提供方法。
  6. 請求項1記載の通信システムの情報提供方法であって、
    前記通信端末は、前記情報提供サーバより受信した前記情報格納パケットに格納されている情報を、前記情報の種類毎に登録・更新する情報登録ステップをさらに行うと共に、前記要求パケット送信ステップにおいて、前記情報提供要求パケットに、登録・更新日時が最も古い種別の情報の指定を含めて、前記情報提供サーバへ送信し、
    前記情報提供サーバは、前記格納パケット送信ステップにおいて、前記情報提供パケットで指定されている種別の情報を生成し前記通信端末へ送信することを特徴とする通信システムの情報提供方法。
  7. ドーマント方式の通信網を介して情報提供サーバと通信を行なう通信端末であって、
    情報の提供を要求する情報提供要求パケットを、前記情報提供サーバとの間でパケットの送受が最後に行なわれてから所定時間を経過したときに前記情報提供サーバへ送信する送信手段と、
    前記情報提供サーバより、情報を格納した情報格納パケットを受信する受信手段と、
    前記情報格納パケットに格納されている情報を出力する出力手段と、を有し、前記所定時間は、前記情報提供サーバおよび前記通信端末間が未通信の場合に前記情報提供サーバおよび前記通信端末間の通信路がアクティブ状態からドーマント状態へ遷移するための経過時間である状態遷移時間よりも短くなるように設定されることを特徴とする通信端末。
  8. ドーマント方式の通信網を介して通信端末と通信を行なう情報提供サーバであって、
    前記通信端末より、送信データサイズおよび所定時間の指定を含んだ、情報の提供を要求する情報提供要求パケットを受信する受信手段と、
    前記情報提供パケットで要求されている情報を格納した情報格納パケットを、前記情報提供要求パケットで指定されている前記送信データサイズ毎に、前記情報提供要求パケットで指定されている前記所定時間間隔で複数回に分けて送信する送信手段と、を有し、
    前記所定時間は、前記情報提供サーバおよび前記通信端末間が未通信の場合に前記情報提供サーバおよび前記通信端末間の通信路がアクティブ状態からドーマント状態へ遷移するための経過時間である状態遷移時間よりも短くなるように設定されることを特徴とする情報提供サーバ。
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