JP2005033056A - 電子機器装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子機器装置の状態表示用ランプからの出射光が一般ユーザには目障りにならずにかつ電子機器装置の点検作業者に有意に知覚させるようにした電子機器装置を提供する。
【解決手段】電子機器装置に搭載される機能ブロック(ここでは、モデム)の動作状態は、プリント基板25に搭載されたランプ27、ここでは5個のLED(発光ダイオード)、の点灯及び消灯によって表示される。ランプ27が点灯状態にあると、ランプ27からの出射光(矢印参照)はシールドカバー24に設けられたピンホール23を経由して下ケース20に設けられた透光兼換気用孔22を介して電子機器装置の点検作業者に知覚されることとなる。なお、シールドカバー24に設けられたピンホール23は、ランプ27の数に対応して複数設けることができる。
【選択図】図3
【解決手段】電子機器装置に搭載される機能ブロック(ここでは、モデム)の動作状態は、プリント基板25に搭載されたランプ27、ここでは5個のLED(発光ダイオード)、の点灯及び消灯によって表示される。ランプ27が点灯状態にあると、ランプ27からの出射光(矢印参照)はシールドカバー24に設けられたピンホール23を経由して下ケース20に設けられた透光兼換気用孔22を介して電子機器装置の点検作業者に知覚されることとなる。なお、シールドカバー24に設けられたピンホール23は、ランプ27の数に対応して複数設けることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、告知放送などに使用される電子機器装置に関するものである。
従来、通常使用状態において目視することができない位置に取り付けられたランプの点灯状態を外から認識することできるようにしたランプインジケータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来のランプインジケータは、ランプより照射された光が一端部側の端面から入射するようにランプに対応させて配置し、他端部の端面が遮光筐体の外側に露出するように設けられた光ファイバーを備え、遮光筐体内において被照射体に光を照射するためのランプの点灯状態を認識するように構成されている。
特開2001-51426号公報(第2−3頁、図1)
しかし上記従来のランプインジケータは、遮光筐体の外側に露出する光ファイバーの他端部側の端面からの光の出射状態でランプの点灯状態を認識するという複雑な構成を採らなければならないという問題があった。
そこで本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、電子機器装置の状態表示用ランプからの出射光が一般ユーザには目障りにならずにかつ電子機器装置の点検作業者に有意に知覚させるようにした電子機器装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の電子機器装置は、第一の孔部が設けられたシールドカバーと、前記シールドカバーの内部に配設された状態表示用ランプの光が前記第一の孔部を通過して電子機器装置筐体外に露光される第二の孔部を前記電子機器装置筐体に備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器装置は、上記構成を有し、電子機器装置の状態表示用ランプからの出射光を一般ユーザには目障りにならずにかつ電子機器装置の点検作業者に有意に知覚させることができ、またシールドカバーで外光を遮るため、点検作業者の誤認識を避けることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
本発明は、シールドカバーの内部に配設された状態表示用ランプの光が第一の孔部を通過して電子機器装置筐体外に露光される第二の孔部を電子機器装置筐体に備えるようにして電子機器装置の状態表示用ランプからの出射光が一般ユーザには目障りにならずにかつ電子機器装置の点検作業者に有意に知覚させるという目的を達成した。
本発明は、シールドカバーの内部に配設された状態表示用ランプの光が第一の孔部を通過して電子機器装置筐体外に露光される第二の孔部を電子機器装置筐体に備えるようにして電子機器装置の状態表示用ランプからの出射光が一般ユーザには目障りにならずにかつ電子機器装置の点検作業者に有意に知覚させるという目的を達成した。
本発明のより具体的な実施の形態について、図1ないし図5を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器装置の概略構成を示す上面側から見た斜視図であり、また図2は、本発明の実施の形態に係る電子機器装置の概略構成を示す裏面側から見た斜視図である。
本発明の電子機器装置としては、例えば農村部に設ける有線形態の告知放送の受信装置を想定しており、該電子機器装置内には複数の機能ブロックが搭載されて告知放送を受信できるとともにインターネット等にも接続できるようにされている。
図1および図2において本発明の電子機器装置は、告知放送受信ができるものであって、電子機器装置の筐体は、上ケース10と下ケース20とから構成され、上ケース10には各種ボタン12が配置されている。また下ケース20には、下ケース20の庇部40に透光兼換気用孔22が設けられている。
図3は、本発明の実施の形態に係る電子機器装置に搭載される機能ブロック(ここでは、モデム)の状態(ステータス)表示に関係する部位のみを示した側面断面図である。ここで、ステータスがランプ27(例えば5個の発光ダイオード(LED))で表示され、第1のLED27aは電源のオン/オフ、第2のLED27bは本電子機器装置と外部のパーソナルコンピュータ等との接続の状況、第3のLED27cは下り通信(受信信号)の確立の有無、第4のLED27dは上り通信(送信信号)の確立の有無、および第5のLED27eはメール受信の有無を表示するようにしている。
図3において機能ブロック(モデム)のステータスは、ランプの点灯及び消灯により動作状態が表示されるものであって、シールドカバー24内に収納されたプリント基板25にはモデムを構成する機能部品26が搭載されている。シールドカバー24は電子機器筐体に収納されたシャーシ21にねじ29によって固着されている。また、電子機器装置筐体の底面側部には壁掛け金具用ガイド28が設けられており、電子機器装置を壁に掛けられるようにしている。
機能ブロック(モデム)の動作状態は、プリント基板25に搭載されたランプ27、例えばLED(発光ダイオード)の点灯及び消灯によって表示される。ランプ27が点灯状態にあると、ランプ27からの出射光(図3の矢印参照)はシールドカバー24に設けられたピンホール23を経由して下ケース20に設けられた透光兼換気用孔22を介して電子機器装置の点検作業者に知覚されることとなる。この場合、ピンホール23は、ランプ27からの出射光が直接透光兼換気孔22に到達するようにシールドカバー24の前方側面に複数設けられている。これにより、ランプの出力を上げずにランプからの出射光を外部に透光させることができる。
透光兼換気用孔22は下ケース20の庇部40に設けられており、庇部40により透光兼換気用孔22を通過したランプ27からの出射光が一般ユーザの通常の使用状態において目障りとならないようにしている。なお、シールドカバー24に設けられたピンホール23は、ランプ27の数に対応して複数設けることができる。また、ピンホール23を設けることによりシールドカバー24のシールド効果が弱められるが、小さい孔であれば実用上の問題はなんら発生しない。
図4は図2に示した裏面側から見た電子機器装置において下ケースを取外した状態を示す斜視図である。図4において下ケース20には上記したように透光兼換気用孔22および壁掛け金具用ガイド28以外に台座30が複数箇所に設けられている。さらに図4においてシールドカバー24の前方側面には複数のピンホール23が設けられている。図4ではピンホール23の数は5つ示されているが、この数を幾つ設けるかは図示した例に限定されない。このように図4を参照すればシールドカバー24に設けたピンホール23と電子機器装置の下ケース20に設けた透光兼換気用孔22との配置関係がより明快となろう。
図5は、本発明の実施の形態に係る電子機器装置の概略構成を示す断面図であり、図3に示したシャーシ21の下部で切断した状態を上面側から見た様子を示している。図5に示したように、下ケース20の透光兼換気用孔22に対向する位置にプリント基板25上に搭載されたランプ27が複数設けられている。また、プリント基板25上には多数の実装部品26が搭載されている。それらの部品類はシールドカバー24によって囲まれている。
これによって機能ブロック(モデム)から放射される電磁波の漏洩を所定レベル以下に抑えることができる。このように図5を参照すればシールドカバー24に設けられたランプ27と電子機器装置の下ケース20に設けた透光兼換気用孔22との配置関係がより明快となろう。
以上に示した図3〜図5の説明から明らかなようにランプからの出射光は通常の使用態様ではユーザの目障りとはならずに、当該電子機器装置を裏返した場合に点検作業者のみに有意に知覚させることができる。また、ランプの発光色を赤色などの暖色を除くことで一般ユーザに知覚されにくくし、ランプの発光色を寒色だけ使用して点検作業者のみに有意に知覚させることができる。
本発明にかかる電子機器装置は、電子機器装置の状態表示用ランプからの出射光を一般ユーザには目障りにならずにかつ電子機器装置の点検作業者に有意に知覚させることができるという効果を有し、告知放送等の受信装置等として有用である。
10 上ケース
12 各種ボタン
20 下ケース
21 シャーシ
22 透光兼換気用孔(第二の孔部)
23 ピンホール(第一の孔部)
24 シールドカバー
25 プリント基板
26 実装部品
27 ランプ(例.LED)
27a 第1のLED
27b 第2のLED
27c 第3のLED
27d 第4のLED
27e 第5のLED
28 壁掛け金具用ガイド
29 ねじ
30 台座
40 庇部
12 各種ボタン
20 下ケース
21 シャーシ
22 透光兼換気用孔(第二の孔部)
23 ピンホール(第一の孔部)
24 シールドカバー
25 プリント基板
26 実装部品
27 ランプ(例.LED)
27a 第1のLED
27b 第2のLED
27c 第3のLED
27d 第4のLED
27e 第5のLED
28 壁掛け金具用ガイド
29 ねじ
30 台座
40 庇部
Claims (3)
- 第一の孔部が設けられたシールドカバーと、前記シールドカバーの内部に配設された状態表示用ランプの光が前記第一の孔部を通過して電子機器装置筐体外に露光される第二の孔部を前記電子機器装置筐体に備えたことを特徴とする電子機器装置。
- 前記第二の孔部は前記電子機器装置筐体内部の熱を放出する換気用孔部であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器装置。
- 前記状態表示用ランプはLEDであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271881A JP2005033056A (ja) | 2003-07-08 | 2003-07-08 | 電子機器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271881A JP2005033056A (ja) | 2003-07-08 | 2003-07-08 | 電子機器装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005033056A true JP2005033056A (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=34209604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003271881A Withdrawn JP2005033056A (ja) | 2003-07-08 | 2003-07-08 | 電子機器装置 |
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---|---|
JP (1) | JP2005033056A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106028720A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-10-12 | 方迪勇 | 一种led显示单元的电器盒 |
-
2003
- 2003-07-08 JP JP2003271881A patent/JP2005033056A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106028720A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-10-12 | 方迪勇 | 一种led显示单元的电器盒 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060704 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070806 |