JP2005032069A - 保守運用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】コンピュータ等の情報処理装置の障害の復旧のための作業をより円滑に行うことのできる保守運用システムを得ること。
【解決手段】保守契約を行ったユーザのユーザコンピュータ装置102は障害が発生すると障害内容特定のための障害データを通信ネットワーク101に送出する。保守運用管理装置103は交換すべき被疑部品を特定し、その発送を保守部品管理装置に指示し、保守作業者を選定して保守作業者携帯端末107に通知する。また作業手順および報告文書作成配信装置105に保守作業者への交換手順とユーザへの説明情報の作成を指示する。
【選択図】図1

Description

本発明はコンピュータ等の情報処理装置の保守運用システムに係わり、特に障害発生時の故障部品の特定や交換等の保守を行う保守運用システムに関する。
コンピュータ等の各種情報処理装置は情報化社会の必須ツールとなっており、これらの保守を円滑に運用する保守運用システムが望まれている。近年のインターネットを始めとした通信ネットワークの発展と共に、この通信ネットワークを積極的に利用し、障害の発生した装置から通信ネットワークを介して保守運用側の装置に障害の事実を通知して障害を復旧させるようにした保守運用システムが第1の提案として提案されている(たとえば特許文献1参照)。
図29は、この第1の提案の保守運用システムの概要を表わしたものである。この保守運用システム500は、通信ネットワーク501に保守の対象となるユーザコンピュータ装置502を接続すると共に、図示しない保守作業者の携行する保守作業者用携帯端末503も通信ネットワーク501に接続可能な状態としている。更に、通信ネットワーク501にはサーバコンピュータ504と部品管理コンピュータ505が接続されている。サーバコンピュータ504は、基本的な障害解析ツール511、ユーザ情報512、過去の障害事例情報513、障害解析プログラム514ならびに保守作業者アサインプログラム515を格納している。部品管理コンピュータ505は、部品管理プログラム521を格納している。
この提案の保守運用システム500で、ユーザコンピュータ装置502に障害が発生したとする。この場合、ユーザコンピュータ装置502は、自動的に通信ネットワーク501を介してユーザID情報と、障害コンピュータの装置ID情報と、障害発生時刻と、障害メッセージ等の障害詳細情報を含む障害情報をサーバコンピュータ504に送信する。サーバコンピュータ504は障害解析プログラム514を実行し、障害情報を入力データとして、サーバコンピュータ504に格納されている基本的な障害解析ツール511およびユーザ情報512と過去の障害事例情報513などのデータベースにより自動的に障害情報を解析する。障害解析プログラム514は、ユーザコンピュータ装置502から送られてきたユーザコンピュータ装置502の障害情報の解析結果として、障害復旧に必要となる被疑部品を割り出し、復旧作業手順を作成する。割り出された被疑部品等の情報は部品管理コンピュータ505に通信ネットワーク501を介して自動的に送信する。またユーザ情報512と被疑部品情報を入力データとして保守作業者アサインプログラム515に自動的に送信される。
部品管理コンピータ505は保守部品の発注、在庫等の管理を行い、部品管理プログラム521を実行する。そして、障害解析プログラム514の実行によって得られた被疑部品情報およびユーザ情報の配送指示情報を入力データとして、配送指示情報により指示された被疑部品を障害コンピュータとしてのユーザコンピュータ装置502の設置してある場所へ配送するための手配を自動的に行う。また配送に関する情報である到着予定時刻等を算出する。
サーバコンピュータ504では保守作業者アサインプログラム515を実行し、各保守作業者の担当コンピュータと、ユーザ情報や勤務形態、現在の行き先情報などが管理されていて、障害解析プログラムの実行結果得られたユーザの障害情報等をもとにして、対応保守作業者を自動的に割り当てる。そして、割り当てられた保守作業者が携帯している保守作業者用携帯端末503に障害対応指示等の情報を送信する。保守作業者用携帯端末503は、各保守作業者が常に携帯しているパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。保守作業者は保守作業者アサインプログラム515の実行結果から得られ、保守作業者用携帯端末503に表示された障害対応指示に従い、障害コンピュータの設置しているユーザのオフィス等に向かい、障害の発生したユーザコンピュータ装置502を復旧する。
一方、障害に対する迅速な対応を可能にするために障害の発生を電話を介することなく保守作業者用携帯端末側に通知しようとする第2の提案も行われている(たとえば特許文献2参照。)。この第2の提案ではユーザが保守センタに電話で保守を依頼する代わりに、監視される側の障害情報をインターネットを介して保守センタに送り、これを保守作業者用携帯端末側に通知するようにしている。
特開2001−306360号公報(第0030〜第0034段落、図8) 特開2001−339471号公報(第0008段落、図1)
このうち従来の第1の提案による保守運用システムでは、障害の発生した現場に保守作業者や被疑部品を配置させる点の自動化を行っているものの、保守作業者はユーザに対して障害復旧のための作業を口頭で事前に説明して復旧のための段取りを行う必要がある。このため、障害の発生時に突然呼び出された際等には障害に対する情報不足からユーザ側への対応についての説明を行うためのデータの収集およびユーザ側の担当者に連絡をとるための時間を要する場合があり、結果的に障害時の復旧を円滑に行えない場合があった。また、障害の復旧後にはその内容の報告を行うことにしていたが、報告すべき内容および提出期限が必ずしも徹底せず、保守用に管理する部品の在庫数等に正確かつ迅速に反映しないため部品の管理の信頼性を高めることができなかった。これも障害時の復旧を円滑に行えない原因となった。
また、第2の提案でも前記した従来の第1の提案と同様の問題について解決策は見出されていない。
そこで本発明の目的は、コンピュータ等の情報処理装置の障害の復旧のための作業をより円滑に行うことのできる保守運用システムを提供することにある。
請求項1記載の発明では、(イ)保守契約を行った自装置の障害の発生時に自装置の障害内容を特定するための障害データを通信ネットワークに送出する障害データ送出手段と、所定の説明情報が送られてきたときこれを表示する説明情報表示手段とを備えた情報処理装置と、(ロ)この情報処理装置から通信ネットワークを介して障害データが送られてきたときこれを受信して障害を復旧させる交換部品としての可能性のある被疑部品を特定する被疑部品特定手段と、(ハ)被疑部品の交換時にユーザに説明すべき説明情報を各被疑部品と対応付けて書き込んだ説明情報データベースと、(ニ)被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして説明情報データベースから説明情報を読み出す説明情報読出手段と、(ホ)この説明情報読出手段によって読み出された説明情報を障害を通知した情報処理装置に送出する説明情報送出手段とを保守運用システムに具備させる。
すなわち請求項1記載の発明では、障害を発生させた情報処理装置がログ情報等の障害データを通信ネットワークに送出し、これを受信した被疑部品特定手段で障害を復旧させる交換部品としての可能性のある被疑部品を特定させる。そして被疑部品をキーとして説明情報データベースから被疑部品の交換時にユーザに説明すべき説明情報を障害を通知した情報処理装置に送出することで、保守作業者が復旧作業を行う際の作業の円滑化を図ることができる。また、緊急時等の場合にはユーザのみで復旧作業を試みることも可能になる。
請求項2記載の発明では、(イ)保守契約を行った自装置の障害の発生時に自装置の障害内容を特定するための障害データを通信ネットワークに送出する障害データ送出手段と、所定の説明情報が送られてきたときこれを表示する説明情報表示手段とを備えた情報処理装置と、(ロ)この情報処理装置から通信ネットワークを介して障害データが送られてきたときこれを受信して障害を復旧させる交換部品としての可能性のある被疑部品を特定する被疑部品特定手段と、(ハ)被疑部品の交換時に保守作業者に通知すべき交換手順を各被疑部品と対応付けて書き込んだ交換手順データベースと、(ニ)被疑部品の交換時にユーザに説明すべき説明情報を各被疑部品と対応付けて書き込んだ説明情報データベースと、(ホ)被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして交換手順データベースから交換情報を読み出す交換情報読出手段と、(へ)被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして説明情報データベースから説明情報を読み出す説明情報読出手段と、(ト)情報処理装置の種類との関係で示されるスキルのレベルを基にして障害を起こした情報処理装置の保守作業者を選定する保守作業者選定手段と、(チ)この保守作業者選定手段によって選定された保守作業者の携帯無線端末に情報処理装置の保守の作業指示を送出する作業指示送出手段と、(リ)被疑部品特定手段によって特定された交換前の被疑部品を障害を起こした情報処理装置宛に配送する配送手段と、(ヌ)交換情報読出手段によって読み出された交換情報を保守作業者選定手段によって選定された保守作業者の所持する携帯無線端末に送信する携帯無線端末送信手段と、(ル)説明情報読出手段によって読み出された説明情報を障害を通知した情報処理装置に送出する説明情報送出手段とを保守運用システムに具備させる。
すなわち請求項2記載の発明では、障害を発生させた情報処理装置がログ情報等の障害データを通信ネットワークに送出し、これを受信した被疑部品特定手段で障害を復旧させる交換部品としての可能性のある被疑部品を特定させる。交換情報読出手段は、被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして交換手順データベースから交換情報を読み出す。また説明情報読出手段は被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして説明情報データベースから説明情報を読み出す。保守作業者選定手段は情報処理装置の種類との関係で示されるスキルのレベルを基にして障害を起こした情報処理装置の保守作業者を選定する。選定された保守作業者の携帯無線端末には作業指示が送出され、更に部品の交換情報が送られる。ユーザ側には説明情報が送られる。したがって、同じくユーザ側に送られる被疑部品を用いた障害の復旧処理が円滑に行われることになる。
請求項3記載の発明では、(イ)保守契約を行った自装置の障害の発生時に自装置の障害内容を特定するための障害データを通信ネットワークに送出する障害データ送出手段と、所定の説明情報が送られてきたときこれを表示する説明情報表示手段とを備えた情報処理装置と、(ロ)この情報処理装置から障害データが送られてきたときこれを受信して障害を復旧させる交換部品としての可能性のある被疑部品を特定する被疑部品特定手段と、(ハ)被疑部品の交換時に保守作業者に通知すべき交換手順を各被疑部品と対応付けて書き込んだ交換手順データベースと、(ニ)被疑部品の交換時にユーザに説明すべき説明情報を各被疑部品と対応付けて書き込んだ説明情報データベースと、(ホ)被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして交換手順データベースから交換情報を読み出す交換情報読出手段と、(へ)被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして説明情報データベースから説明情報を読み出す説明情報読出手段と、(ト)各保守作業者のスケジュールと主に活動する地域を基にして障害を起こした情報処理装置の保守作業者を選定する保守作業者選定手段と、(チ)この保守作業者選定手段によって選定された保守作業者の携帯無線端末に情報処理装置の保守の作業指示を送出する作業指示送出手段と、(リ)被疑部品特定手段によって特定された交換前の被疑部品を障害を起こした情報処理装置宛に配送する配送手段と、(ヌ)交換情報読出手段によって読み出された交換情報を保守作業者選定手段によって選定された保守作業者の所持する携帯無線端末に送信する携帯無線端末送信手段と、(ル)説明情報読出手段によって読み出された説明情報を障害を通知した情報処理装置に送出する説明情報送出手段とを保守運用システムに具備させる。
すなわち請求項3記載の発明では、障害を発生させた情報処理装置がログ情報等の障害データを通信ネットワークに送出し、これを受信した被疑部品特定手段で障害を復旧させる交換部品としての可能性のある被疑部品を特定させる。交換情報読出手段は、被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして交換手順データベースから交換情報を読み出す。また説明情報読出手段は被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして説明情報データベースから説明情報を読み出す。保守作業者選定手段は各保守作業者のスケジュールと主に活動する地域を基にして障害を起こした情報処理装置の保守作業者を選定する。選定された保守作業者の携帯無線端末には作業指示が送出され、更に部品の交換情報が送られる。ユーザ側には説明情報が送られる。したがって、同じくユーザ側に送られる被疑部品を用いた障害の復旧処理が円滑に行われることになる。なお、請求項3と請求項2の違いは保守作業者の選定基準である。
請求項4記載の発明では、請求項2または請求項3記載の保守運用システムで、(イ)過去の障害現象や障害の原因、障害の原因として疑われた被疑部品についての被疑部品情報等を管理する障害事例データベースと、(ロ)保守作業者の作業結果を表わした作業結果情報を用いてこの障害事例データベースの内容を更新する障害事例データベース更新手段とを更に具備することを特徴としている。
すなわち請求項4記載の発明では、過去の障害現象や障害の原因、障害の原因として疑われた被疑部品についての被疑部品情報等を管理する障害事例データベースが保守運用システムに備えられており、保守作業者の作業結果を表わした作業結果情報を用いてこの障害事例データベースの内容を更新するようにしている。これにより、保守作業者の作業結果のフィードバックによって被疑部品の指摘精度を向上させることができる。
請求項5記載の発明では、請求項2または請求項3記載の保守運用システムで、(イ)過去の障害現象や障害の原因、障害の原因として疑われた被疑部品についての被疑部品情報等を管理する障害事例データベースと、(ロ)配送手段によって障害を起こした情報処理装置宛に配送した被疑部品の使用結果情報を用いて障害事例データベースの内容を更新する障害事例データベース更新手段とを更に具備することを特徴としている。
すなわち請求項5記載の発明では、過去の障害現象や障害の原因、障害の原因として疑われた被疑部品についての被疑部品情報等を管理する障害事例データベースが保守運用システムに備えられており、配送手段によって障害を起こした情報処理装置宛に配送した被疑部品の使用結果情報を用いて障害事例データベースの内容を更新するようにしている。これにより、被疑部品の使用結果情報のフィードバックによって被疑部品の指摘精度を向上させることができる。
請求項6記載の発明では、請求項2または請求項3記載の保守運用システムで、(イ)過去の障害現象や障害の原因、障害の原因として疑われた被疑部品についての被疑部品情報等を管理する障害事例データベースと、(ロ)障害を起こした情報処理装置宛に配送した被疑部品を用いた修理結果を表わした修理結果情報を使用して障害事例データベースの内容を更新する障害事例データベース更新手段とを更に具備することを特徴としている。
すなわち請求項6記載の発明では、過去の障害現象や障害の原因、障害の原因として疑われた被疑部品についての被疑部品情報等を管理する障害事例データベースが保守運用システムに備えられており、障害を起こした情報処理装置宛に配送した被疑部品の修理結果情報を使用して障害事例データベースの内容を更新するようにしている。これにより、被疑部品を用いた修理結果のフィードバックによって被疑部品の指摘精度を向上させることができる。
スキルやスケジュール等を基準として保守作業者の選定を行うことにしたので、障害に対処する適切な保守作業者を迅速に選択することができ、障害の復旧までの時間を短縮することができる。また、保守部品の中から交換の可能性のある被疑部品を人手を介さずに選択して発送することができる。更に保守作業者に部品の交換に関する情報を提供することにしたので、特殊な部品あるいは新しく導入された部品でも間違いなくかつ最小時間で交換を終了させることができる。また、障害の発生したユーザコンピュータ装置のユーザに説明情報を通知するので、障害復旧の段取りが必要な場合でもユーザ側の協力が得やすい。更に簡単な障害や障害の特定のための簡単な作業についてはユーザに協力を求めることができ、これによって保守作業者が到着する前に障害を復旧させたり、障害の更なる特定を容易にして障害の復旧までの時間を短縮させることができる。また交換の必要な部品をより適切に特定することで、保守に要する必要を低減できるという効果がある。
図1は本発明の一実施の形態における保守運用システムの構成の概要を表わしたものである。本実施の形態の保守運用システム100は、インターネットあるいは携帯電話網を用いた通信ネットワーク101を利用したシステムである。この通信ネットワーク101にはユーザコンピュータ装置102が図示しないモデム(変復調装置)等の通信手段を介して接続されている。ユーザコンピュータ装置102はこの保守運用システム100の管理契約が行われたユーザの情報処理装置である。保守の対象となる情報処理装置としては各種のものが存在しうるが、ここでは説明を簡単にするためにユーザに納入され保守契約が行われたコンピュータ装置として説明を行う。
通信ネットワーク101には、保守運用管理装置103、保守部品管理装置104、作業手順および報告文書作成配信装置105、部品修理情報管理装置106の各種装置が接続されている。また、通信ネットワーク101には保守作業者が常時携行する保守作業者携帯端末107も接続されている。
ここで、保守運用管理装置103はたとえばユーザコンピュータ装置102を構成する各種部品の供給側としてのベンダ側のコンタクトセンタ内等に設置されているものである。保守運用管理装置103は、ユーザからの問い合わせに応答したり、障害の内容に応じて故障部品を特定し、部品の発送指示や保守作業者の出動の指示を与えたりする装置である。この保守運用管理装置103内には後に説明する複数のデータベースが備えられている。これらのデータベースには保守作業者のスケジュールを表わした保守作業者スケジュール情報やそのスキルの程度を表わした保守作業者スキル情報、ユーザごとの作業履歴を表わしたユーザ単位作業履歴情報、保守の対象となるユーザコンピュータ装置102のハードウェアの構成を表わしたハードウェア構成情報、保守の対象となるユーザコンピュータ装置102のソフトウェアの構成を表わしたソフトウェア構成情報等の情報が格納されている。
保守部品管理装置104は、全国における保守部品の在庫情報や発送情報および使用情報等の情報を管理する装置である。作業手順および報告文書作成配信装置105は、保守作業の内容に応じてその作業手順情報と顧客向けの報告文書を作成し、かつこれを保守作業者に配信する装置である。部品修理情報管理装置106は、全国の故障部品の修理情報を管理する装置である。
図2は、保守運用管理装置の構成を表わしたものである。保守運用管理装置103には、保守運用管理を行うコンピュータとしての保守運用管理サーバコンピュータ111と、これによって管理される4つのデータベース112〜115が備えられている。これらは、障害事例データベース112、保守作業者情報データベース113、ユーザ作業履歴情報データベース114およびユーザ構成情報データベース115である。ここで保守運用管理サーバコンピュータ111は図1に示した通信ネットワーク101に接続されるワークステーションあるいはパーソナルコンピュータと同様に、図示しないCPU(中央処理装置)と制御プログラムを格納したハードディスク等の記憶媒体と、CPUが制御プログラムを実行する際に必要とする各種データを一時的に格納する作業用メモリと、通信ネットワーク101と通信を行う通信制御部等の回路部品を備えている。
障害事例データベース112は、過去の障害現象や障害の原因、障害の原因として疑われた被疑部品についての被疑部品情報等を管理するデータベースである。保守作業者情報データベース113は、保守作業者のスキルやそのスケジュール情報を管理するデータベースである。ユーザ作業履歴情報データベース114は、ユーザごとの過去の作業履歴を表わした作業履歴情報を管理するデータベースである。ユーザ構成情報データベース115は、ユーザごとのコンピュータ装置についてのハードウェアの構成を表わしたハードウェア構成情報とソフトウェアの構成を表わしたソフトウェア構成情報を管理するデータベースである。
図3は、保守部品管理装置の構成を表わしたものである。保守部品管理装置104には、保守部品の管理を行うコンピュータとしての保守部品管理サーバコンピュータ121と、これによって管理される3つのデータベース122〜124が備えられている。これらは、保守部品情報データベース122、保守部品在庫情報データベース123および保守部品使用情報データベース124である。ここで保守部品管理サーバコンピュータ121は図1に示した通信ネットワーク101に接続されるワークステーションあるいはパーソナルコンピュータと同様に、図示しないCPUと制御プログラムを格納したハードディスク等の記憶媒体と、CPUが制御プログラムを実行する際に必要とする各種データを一時的に格納する作業用メモリと、通信ネットワーク101と通信を行う通信制御部等の回路部品を備えている。
保守部品情報データベース122は、保守部品の品名、その管理のための識別情報としての口座ならびに故障率等を管理するデータベースである。保守部品在庫情報データベース123は、部品ごとの配備数、在庫数情報等を管理するデータベースである。保守部品使用情報データベース124は、交換の指示が出された部品の使用状況と修理の状況を管理するデータベースである。
図4は、作業手順および報告文書作成配信装置の構成を表わしたものである。作業手順および報告文書作成配信装置105は、文書作成配信サーバコンピュータ131と、これによって管理される作業手順情報データベース132と、交換手順情報データベース133および説明情報データベース134を備えている。ここで文書作成配信サーバコンピュータ131は図1に示した通信ネットワーク101に接続されるワークステーションあるいはパーソナルコンピュータと同様に、図示しないCPUと制御プログラムを格納したハードディスク等の記憶媒体と、CPUが制御プログラムを実行する際に必要とする各種データを一時的に格納する作業用メモリと、通信ネットワーク101と通信を行う通信制御部等の回路部品を備えている。作業手順情報データベース132は、障害現象ごとの作業手順を記したデータベースである。交換手順情報データベース133は部品ごとにその交換のための手順を記したデータベースである。説明情報データベース134は、部品交換やデータ採取等の作業の内容をユーザ向けに説明するための情報を管理するデータベースである。
図5は、部品修理情報管理装置の構成を表わしたものである。部品修理情報管理装置106は、部品修理情報管理サーバコンピュータ141と、これによって管理される保守部品情報データベース142および保守部品修理情報データベース143を備えている。ここで部品修理情報管理サーバコンピュータ141は図1に示した通信ネットワーク101に接続されるワークステーションあるいはパーソナルコンピュータと同様に、図示しないCPUと制御プログラムを格納したハードディスク等の記憶媒体と、CPUが制御プログラムを実行する際に必要とする各種データを一時的に格納する作業用メモリと、通信ネットワーク101と通信を行う通信制御部等の回路部品を備えている。保守部品情報データベース142は、保守部品の品名、口座、故障率等を管理するデータベースである。保守部品修理情報データベース143は、部品ごとの修理結果を管理するデータベースである。
図6は、ユーザコンピュータ装置の要部の構成を表わしたものである。ユーザコンピュータ装置102は、CPU151を備えており、データバス等のバス152を通じて制御プログラム格納部153、作業用メモリ154、障害解析情報格納部155、通信制御部156および入出力回路157等の回路装置と接続されている。制御プログラム格納部153は通常格納される制御プログラムの他に、自装置に障害が発生したときのログを採ったり障害の解析に必要な情報をダンプする等の保守運用に必要なプログラムも格納している。ただし、このような制御プログラムはOS(Operating System)に備わっているものを必要に応じて転用してもよい。作業用メモリ154はCPU151がこの制御プログラムあるいは基本ソフトウェアとしてのオペレーティングシステムやユーザのインストールしたアプリケーションプログラムを実行する際に必要とする各種データを一時的に格納するようになっている。
障害解析情報格納部155は障害発生時に解析が必要とされる情報を障害解析情報として格納するようになっている。これには、ログ情報あるいはダンプ情報だけではなく、ハードウェアの構成やインストールしている各種ソフトウェアに関する情報ならびにユーザを特定する情報も含まれている。通信制御部156は図1に示した通信ネットワーク101と通信を行う部分であり、障害発生時には前記した制御プログラムに従って、予め設定された宛先に障害情報を送信する。入出力回路部157は図示しないキーボードやポインティングデバイスとしてのマウスあるいはディスプレイ等の入出力機器を接続するようになっている。
なお、この図は保守運用システム100を活用できるユーザコンピュータ装置102としての最小限の構成を示している。ユーザの使用する個々のユーザコンピュータ装置102がそれらに付加された機能等によって、これ以上の各種回路装置を備えるものであってもよいことは当然である。
以上のような保守運用システム100で図1に示したユーザコンピュータ装置102に障害が発生したとする。図6でも説明したようにユーザコンピュータ装置102は何らかの障害が発生すると、図6に示した障害解析情報格納部155に格納されている障害解析情報を読み出して、通信ネットワーク101を介してこれを保守運用管理装置103に送信するようになっている。
図7は、障害解析情報が送られてきた場合の保守運用管理装置の処理の流れを表わしたものである。保守運用管理装置103はユーザコンピュータ装置102から障害解析情報が送られてくるとその情報を基にして被疑部品を特定する(ステップS201)。被疑部品の特定には次に説明する障害事例データベースと、ユーザ作業履歴情報データベースおよびユーザ構成情報データベースが用いられる。これら各データベースについての説明をまず行う。
図8は、障害事例データベースの内容の一部を表わしたものである。障害事例データベース112には、事例コード161でそれぞれ記録された過去の障害事例が、装置コード162で表わされた装置(ユーザコンピュータ装置)ごとに障害現象163、原因164、事例として実際に使用した回数を示す事例使用回数165、このうちの適切な事例としてヒットした事例ヒット回数166の項目で記録されている。そして、障害現象163や原因164で示された内容に対する被疑部品を確率の高いものから第1の被疑部品167と第2の被疑部品168のようにこの例では2種類の被疑部品を列挙するようにしている。どのような被疑部品を選択して列挙するかについては後に説明する。
図8に示した例では、第1の被疑部品167がCPUボードであり、これを部品交換の対象として指示した回数としての指示回数169は4回となっている。また、この指示に従ってこの例でCPUボードを交換した回数としての使用回数170は3回である。指示回数169と使用回数170がこの例で一致していないのは、CPUボードの交換を指示した回数よりも実際に交換した回数が少ないことを意味する。たとえば、CPUボードの交換には時間が掛かるのでユーザ側がこれを他の部品の交換を行った場合に不具合が解消しなかった場合のみと加重条件を出した場合を考える。このような場合で、第2の被疑部品168であるメモリカードの交換を先に行ったところ障害が復旧したような場合には第1の被疑部品167を交換する必要が生じない。そこでこのような場合には、CPUボード167の使用回数が交換を指示する回数よりも少なくなる。
図8で修理回数171は実際にその部品を修理に用いた回数である。また、再現回数172とは第1の被疑部品167としてユーザ側のユーザコンピュータ装置102から取り外されたCPUボードを点検した結果として、ユーザ側で指摘してきた障害が再現できた場合をいう。反対に不再現回数173とは、そのユーザコンピュータ装置102から取り外されたCPUボードを点検しても指摘された障害が再現できなかった場合をいう。したがって、再現回数172と不再現回数173を加算したものは修理回数169と値が等しくなる。第2の被疑部品についての指示回数175、使用回数176、修理回数178、再現回数179および不再現回数180は、第1の被疑部品について説明した同一項目の内容と同じなので、これらの説明を適宜省略する。
図9は、ユーザ作業履歴情報データベースの一部を示したものである。このユーザ作業履歴情報データベース114にはそれぞれのユーザの契約したユーザコンピュータ装置102が発生させた障害に対して保守作業者がどのような作業を行ったかが記されている。したがって、このユーザ作業履歴情報データベース114をチェックすることで、同一のユーザにおける障害の発生に対してどのような作業が行われたかを判別することができ、今回の障害に対する被疑部品の特定に役立てることができる。たとえば図9でユーザが「A株式会社」でそのコードが「123−123456」の場合、「2001年10月30日」にCPUボードの故障が発生してこれを交換したことが記されている。
図10は、ユーザ構成情報データベースの一部を示したものである。ユーザ構成情報データベース115の内容を見ると、ユーザごとのコンピュータ装置についてのハードウェアの構成およびソフトウェアの構成が分かる。また、ハードウェアとしての構成部品のそれぞれについては納入日が記入されているので、たとえば製造時期との関係で不具合の発生率が高い部品については被疑部品としての確率が高いことになる。OSに対して特定のハードウェアやソフトウェアが対応しないことがあるので、このような場合には被疑部品の特定に役立つ。
図11は、図7のステップS201で被疑部品を特定する処理の流れを具体化したものである。保守運用管理装置103はユーザコンピュータ装置102から障害コールとして障害解析情報が送られてくるとこれを受信する(ステップS221)。そして、この障害解析情報を用いてそのユーザのユーザコンピュータ装置102の構成を判別する(ステップS222)。このために、図10で説明したユーザ構成情報データベース115が使用される。この判別結果で障害解析情報に対応する装置そのものが存在しなかったような場合には(ステップS223:N)、障害コール自体が存在するかどうかを該当する送信元に対して再確認する処理を行う(ステップS224)。この再確認の処理で送信元が再度障害コールを行う場合、保守運用管理装置103はステップS221の処理を再開することになる。
一方、障害解析情報に対応する装置が存在した場合には(ステップS223:Y)、障害解析情報から障害の状況を表わした障害メッセージを抽出する(ステップS225)。そして、抽出した障害メッセージを使用して図8に示した障害事例データベース112を用いて同様の障害の事例を検索する(ステップS226)。この結果として該当する事例が抽出された場合、すなわち事例がヒットした場合には(ステップS227:Y)、該当する事例からユーザコンピュータ装置102で被疑部品とされる部品の一覧を算出する(ステップS228)。ここでは、該当するユーザコンピュータ装置102の構成部品についての被疑部品すべてが対象となる。
図12は、ステップS228で算出された被疑部品の一覧の一例を示したものである。ユーザコンピュータ装置102とその障害メッセージとから交換対象となり得る全部品が過去のそのユーザコンピュータ装置102の障害事例から被疑部品として取り出され、該当する部品である確率が算出されることになる。この図12に示した例で「CPUボード」は、10回交換を指示されそのうち8回で部品の交換が行われている。そして、交換によって回収されたその「CPUボード」について同じ障害が再現されるかどうかを調べてみたところそのうちの7つについて障害が再現できている。このため、同一のユーザのユーザコンピュータ装置102で同一の障害が発生したときに「CPUボード」を交換して障害が復旧する確率としての的中率は54パーセントとなる。同様にして「メモリカード」、「I/O(入出力)カード」等のように被疑部品として交換が指示され修理の対象となった全部品についてリストアップされ、これらについての的中率等の情報が一覧として得られることになる。
なお、新しく登場した部品のために過去に被疑部品となったことがないものではあるが、該当する障害に対して被疑部品となり得るものが存在し得る。このような部品については、その部品の製造者側が提出した資料あるいは的中率を参考にして被疑部品としての初期値を設定すればよい。この例の場合には、その後の指示回数等のデータを使用してこの初期値を現実の値として修正を加えて行くことになる。
ステップS228で被疑部品の一覧が得られたら、次にこれらの被疑部品に対して過去にそのユーザコンピュータ装置102で発生した障害の確認が行われる(ステップS229)。この確認は、図9に示したユーザ作業履歴情報データベース114を用いて行う。すなわち、具体的に同一事例が過去に存在するかどうかの判別が行われる。
この結果として同一の障害が過去に発生していた場合には、(ステップS230:Y)、その障害に対応して解決した部品としてのそれらの被疑部品の的中率の合計が100パーセント(%)になるようにしてこれらの被疑部品の発送を指示する(ステップS231)。このときには、該当する障害に対して被疑部品として挙げた全部品のいずれか1つまたは複数(全部を含む)を使用して障害が復旧したことになるので、それら全被疑部品を指定して発送が行われる。図12に示した例の場合には、「CPUボード」、「メモリカード」、「I/O(入出力)カード」等の全部品が被疑部品として指定されて、ユーザコンピュータ装置102の設置されている場所に発送されることになる。保守作業者が定まった後ではその保守作業者宛に発送することも可能である。
一方、ステップS230で具体的に同一の障害事例が過去に存在しなかった場合、そのユーザのユーザコンピュータ装置102に対しては図12で一例として示した的中率に多少の不確定さを考慮した的中率に変更してこれらの被疑部品の発送を指示する(ステップS232)。本実施の形態では的中率の合計が80パーセントとなるように調整して、ユーザコンピュータ装置102の設置されている場所へ部品の発送を指示することになる。このときは、被疑部品としての確率も低下しているので、図12に示したように6種類の被疑部品が列挙されているような場合にこれら6種類の部品を被疑部品として指定する必要もない。たとえば「CPUボード」と「メモリカード」のように的中率の比較的高い部品のみを被疑部品として指定することになる。なお、ステップS227で同様の障害の事例を検索したが該当のものがなかった場合には(N)、障害メッセージと事例が対応できるように詳細な障害データを収集する処理を行って(ステップS233)、処理を終了する(エンド)。
図7に再び戻って説明を続ける。以上のようにして被疑部品の特定が行われたら、保守運用管理装置103はその被疑部品の発送の指示を保守部品管理装置104に対して行う(ステップS202)。次に被疑部品との関係で部品の交換等の作業に最適な保守作業者を保守作業者情報データベース113から選び出す(ステップS203)。
図13は保守作業者情報データベースの内容の一部を表わしたものである。保守作業者情報データベース113には、それぞれ支店名181単位で保守作業者の氏名182とその者の保有しているスキル183、184がそれらのレベル185、186と共に記録されている。また、保守作業者ごとに既決のスケジュール187が記されている。本実施の形態では、被疑部品が特定されたら、同一の支店内で既決のスケジュール187が該当日に満員となっていない者の中で保有スキル183、184がより高い者が保守作業者として選定されることになる。なお、大掛かりな障害が発生したような場合には、他の支店の保守作業者のスケジュールを見て応援を求めるようにすることも可能である。保守作業者の選定が行われたら、所定の作業の指示をその保守作業者携帯端末107(図1参照)に通知する(図7ステップS204)。
図14は、保守作業者携帯端末に通知される作業の指示の内容の一例を示したものである。保守作業者携帯端末107の表示画面189には、作業指示番号191、ユーザの名称(お客様名)192、障害の報告されたユーザコンピュータ装置102を特定する番号193、報告された障害現象194、その障害を復旧させるために指示する交換指示部品196および使用事例コード197が表示される。ここで交換指示部品196については、障害現象に対してそれらの部品を交換したときの障害が復旧する可能性を示す的中率が併せて表示されるようになっている。客先での該当するユーザコンピュータ装置102の復旧作業に割り当てられる時間の制限があったり、保守契約内容によっては部品代が個別に請求される場合がある。そこで、交換が有効であるとして指示された部品の全部を交換しないで作業を終了させる場合があり、的中率はこのような場合にどの部品を実際に交換するかをユーザと話し合う場合の資料となる。
保守運用管理装置103では、図7のステップS204で所定の作業の指示を保守作業者携帯端末107に通知したら、更に、作業内容に応じた作業手順情報の作成指示を作業手順および報告文書作成配信装置105に対して行う(ステップS205)。
図15は、作業手順および報告文書作成配信装置における処理の概要を表わしたものである。作業手順および報告文書作成配信装置105は保守運用管理装置103から作業手順情報の作成指示を受信したら(ステップS251:Y)、手順情報を作成して(ステップS252)、これを作業指示書あるいはデータ採取作業指示書として保守作業者携帯端末107に送信することになる(ステップS253)。
図16は、作業手順および報告文書作成配信装置の行う作業手順情報の作成処理を具体的に表わしたものである。この処理では、まず、受信した障害データを解析して故障部品を特定する処理を行う(ステップS271)。特定が可能であったら(ステップS272:Y)、交換手順情報データベース133から該当する部品の交換手順を選択して、作業用の手順情報を作成する(ステップS273)。
図17は、交換手順情報データベースの一部を表わしたものである。交換手順情報データベース133には、装置の部品ごとに交換手順とこれについてのユーザ説明用の情報が記されている。交換手順情報データベース133から「CPUボード」等の特定された交換部品が検索され、該当する交換手順の内容が読み出されて、これが作業用の手順情報となる。
図18は、この作業用の手順情報を基にして保守作業者携帯端末に送信される作業指示書の一例を表わしたものである。この例では「IOPカード」が交換部品となっている。この例の場合には、図17に示した交換手順情報データベース133における「IOPカード」について読み出された「交換手順」の内容を基にして「作業指示書」が編集されている。
一方、図16のステップS272の処理で故障部品が特定されなかった場合には(N)、これを特定する必要がある。そこで作業手順情報データベース132から必要データの採取手順を選択して、保守作業者携帯端末107に送信するためのデータ採取用の手順情報を作成する(ステップS274)。
図19は、作業手順情報データベースの一部を表わしたものである。作業手順情報データベース132には、装置の名称や障害現象から故障した部品を特定するための作業手順やユーザ説明用の情報が記されている。作業手順情報データベース132から該当する作業手順が検索されて読み出されることになる。
図20は、この読み出された情報を基にして作成されるデータ採取作業指示書の一例を表わしたものである。ここでは「システムクラッシュ発生」という障害現象に対して故障部品を特定するために読み出された作業手順が編集されている。
図15に戻って説明を続ける。ステップS253で作業指示書あるいはデータ採取作業指示書を保守作業者携帯端末107に送信したら、作業手順および報告文書作成配信装置105は続いてユーザ説明書を作成する(ステップS254)。そしてこれを該当のユーザコンピュータ装置102に送信することになる(ステップS255)。ユーザコンピュータ装置102ではこれを保守用の専用のプログラムで、あるいは電子メール等の通信手段で受け取ってその図示しないディスプレイに表示したり、プリントアウトすることができる。
図21はユーザ説明書の作成処理の概要を表わしたものである。この処理では図16のステップS272で故障部品が特定できたか否かを判別したその同一判別結果を使用する。その判別結果で特定可とされた場合には(図21ステップS291:Y)、交換手順情報データベース133から該当する部品の交換を行う際のユーザ説明用データを選択して、これを基にしてユーザ説明書を作成する(ステップS292)。これに対して、故障部品が特定できなかった場合には(ステップS291:N)、作業手順情報データベース132から必要データを採取することをユーザに説明するためのユーザ説明用データを選択してユーザ説明書を作成する(ステップS293)。
図22は保守作業者が保守作業を行う際の保守作業者携帯端末の処理の流れを時系列的に表わしたものである。保守作業者携帯端末107自体は通常の携帯端末なので、この処理のために特別のプログラムが実行されている訳ではない。保守作業者携帯端末107では、まず保守運用管理装置103から図7のステップS204の所定の作業の指示を受ける(ステップS301)。続いて作業手順および報告文書作成配信装置105から図15のステップS253の作業指示書あるいはデータ採取作業指示書を受信する(ステップS302)。そこで保守作業者は該当のユーザコンピュータ装置102宛に送られている部品を用いて保守作業を実施することになる。この結果、ユーザコンピュータ装置102の障害が復旧したら、保守作業者は保守作業者携帯端末107を使用して作業完了登録を保守運用管理装置103に対して送信する(ステップS303)。そして、交換した部品や保守作業用にユーザコンピュータ装置102宛に送られてきた部品で現地での調査等の結果として使用しなかったものを、保守作業者は保守部品管理装置104に返却する。
図23は、保守部品管理装置の処理の流れを表わしたものである。図1に示した保守部品管理装置104は保守運用管理装置103が図7のステップS202の被疑部品の発送の指示を送ってくるのを待機する(ステップS331)と共に、保守作業者から修理時に交換した部品が返却されてくるか(ステップS332)、あるいは部品修理情報管理装置106が修理済被疑部品を返却してくるか(ステップS333)を待機している。部品の発送指示が受信された場合には(ステップS331:Y)、図3に示した保守部品在庫情報データベース123から最適な在庫部品を判別して該当するユーザコンピュータ装置102にその指示された部品を発送する(ステップS334)。
図24は、保守部品在庫情報データベースの一部を表わしたものである。保守部品在庫情報データベース123には、特定の部品ごとに全国のどの保管場所にどれだけの部品が配備されているか、ならびに在庫量と現在部品交換のために使用されている量および修理の行われている量が記録されている。したがって、最寄の保管場所に存在しない部品については全国でその在庫がある他の保管場所から該当する部品を配送させることができる。
保守部品管理装置104は指示された部品を発送したら、使用データの更新を保守運用管理装置103に通知する(ステップS335)。保守運用管理装置103はすでに説明したようにベンダ側のコンタクトセンタ内等に設置されているので、ベンダ側でこれを基にして事例データを更新することができる。
一方、ステップS332で修理作業部品が返却された場合には(Y)、これを基にして図3に示した保守部品使用情報データベース124の内容を更新する(ステップS336)。そしてステップS335と同様に使用データの更新を保守運用管理装置103に通知することになる(ステップS337)。なお、このステップS337の通知が行われることをもってステップS335の通知処理を省略することができる。
図25は保守部品使用情報データベースの一部を表わしたものである。保守部品使用情報データベース124には、作業指示番号で特定された復旧作業ごとに該当するユーザコンピュータ装置102側に発送した部品の一覧と、それらの部品が交換されたかあるいは未使用で返却されたかを示す情報が記録されるようになっている。
保守部品管理装置104は、ステップS337で使用データの更新を保守運用管理装置103に通知したら、部品修理情報管理装置106に対して交換された部品の修理を指示することになる(ステップS338)。
図26は、部品修理情報管理装置の処理の流れを表わしたものである。部品修理情報管理装置106は保守部品管理装置104から部品修理の指示を受けると(ステップS351:Y)、該当する部品の修理を行う(ステップS352)。そして、図5に示した保守部品修理情報データベース143の内容を更新する(ステップS353)。
図27は、保守部品修理情報データベースの一部を表わしたものである。保守部品修理情報データベース143には、図25に示した作業指示番号と対応させた作業指示番号で交換によって得られた故障している可能性のある各部品について不具合が再現されるか否かをチェックした結果と、不具合が再現された部品については故障した部品の内容が記録されている。不具合が再現された部品は修理されて返却され、不具合が再現されなかった部品については修理が特に行われることなく返却されることになる。
図26のステップ353で保守部品修理情報データベース143の更新が行われたら、修理データの更新が行われたことを保守運用管理装置103に対して通知し(ステップS354)、修理された部品(結果的に修理しなかった部品も含む)を保守部品管理装置104に返却することになる(ステップS355)。
図23に戻って説明を続ける。部品修理情報管理装置106から修理された部品が返却されたら(ステップS333:Y)、その部品は次の障害部品との交換のために保管する処理が行われる(ステップS339)。
図28は、保守運用管理装置の事例データについての更新処理の流れを表わしたものである。保守運用管理装置103は、保守作業者携帯端末107から図22のステップS303の作業完了登録の通知が送られてきたとき(ステップS371:Y)、障害事例データベース112の事例データの指示回数、事例使用回数、事例ヒット回数についての更新処理が行われる(ステップS372)。また、保守部品管理装置104から図23のステップS335あるいはステップS337の使用データの更新が通知されてきたときにも(ステップS373:Y)、障害事例データベース112の事例データの使用回数および修理回数の内容が更新される(ステップS372)。更に、部品修理情報管理装置106が図26のステップS354の修理データの更新が行われたことを通知してきたときにも(ステップS374:Y)、障害事例データベース112の事例データにおける再現回数、不再現回数の更新処理が行われる(ステップS372)。このようにして障害事例データベース112の内容が逐次更新されることで、事例データの精度を向上させることができる。
なお、以上説明した実施の形態では保守作業者が保守作業者携帯端末を使用したが、携帯電話機、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、小型のパーソナルコンピュータ等の携帯可能なあらゆる通信端末を包含することはもちろんである。
本発明の一実施の形態における保守運用システムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。 本実施の形態における保守運用管理装置の構成の概要を示すブロック図である。 本実施の形態における保守部品管理装置の構成の概要を示すブロック図である。 本実施の形態における作業手順および報告文書作成配信装置の構成の概要を示すブロック図である。 本実施の形態における部品修理情報管理装置の構成の概要を示すブロック図である。 本実施の形態におけるユーザコンピュータ装置の要部の構成を表わしたブロック図である。 本実施の形態で保守運用管理装置の修理開始処理の概要を示した流れ図である。 本実施の形態の障害事例データベースの内容の一部を表わした説明図である。 本実施の形態のユーザ作業履歴情報データベースの一部を示した説明図である。 本実施の形態のユーザ構成情報データベースの一部を示した説明図である。 本実施の形態で被疑部品を特定する処理の流れを具体化した流れ図である。 本実施の形態で被疑部品の一覧の一例を示した説明図である。 本実施の形態で保守作業者情報データベースの内容の一部を表わした説明図である。 本実施の形態で保守作業者携帯端末の表示画面に表示された作業の指示一例を示した平面図である。 本実施の形態で作業手順および報告文書作成配信装置における処理の概要を表わした流れ図である。 本実施の形態における作業手順情報の作成処理を具体的に表わした流れ図である。 本実施の形態の交換手順情報データベースの一部を表わした説明図である。 本実施の形態の作業指示書の一例を表わした平面図である。 本実施の形態の作業手順情報データベースの一部を表わした説明図である。 本実施の形態のデータ採取作業指示書の一例を表わした平面図である。 本実施の形態でユーザ説明書の作成処理の概要を表わした流れ図である。 保守作業者が保守作業を行う際の保守作業者携帯端末の処理の流れを時系列的に表わした説明図である。 本実施の形態で保守部品管理装置の処理の流れを表わした流れ図である。 本実施の形態の保守部品在庫情報データベースの一部を表わした説明図である。 本実施の形態の保守部品使用情報データベースの一部を表わした説明図である。 本実施の形態で部品修理情報管理装置の処理の流れを表わした流れ図である。 本実施の形態で保守部品修理情報データベースの一部を表わした説明図である。 本実施の形態で保守運用管理装置の事例データについての更新処理の流れを表わした流れ図である。 従来の第1の提案による保守運用システムの概要を表わしたシステム構成図である。
符号の説明
100 保守運用システム
101 通信ネットワーク
102 ユーザコンピュータ装置
103 保守運用管理装置
104 保守部品管理装置
105 作業手順および報告文書作成配信装置
106 部品修理情報管理装置
107 保守作業者携帯端末
112 障害事例データベース
113 保守作業者情報データベース
114 ユーザ作業履歴情報データベース
115 ユーザ構成情報データベース
122、142 保守部品情報データベース
123 保守部品在庫情報データベース
124 保守部品使用情報データベース
132 作業手順情報データベース
133 交換手順情報データベース
134 説明情報データベース
143 保守部品修理情報データベース

Claims (6)

  1. 保守契約を行った自装置の障害の発生時に自装置の障害内容を特定するための障害データを通信ネットワークに送出する障害データ送出手段と、所定の説明情報が送られてきたときこれを表示する説明情報表示手段とを備えた情報処理装置と、
    この情報処理装置から前記通信ネットワークを介して前記障害データが送られてきたときこれを受信して障害を復旧させる交換部品としての可能性のある被疑部品を特定する被疑部品特定手段と、
    被疑部品の交換時にユーザに説明すべき説明情報を各被疑部品と対応付けて書き込んだ説明情報データベースと、
    前記被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして説明情報データベースから説明情報を読み出す説明情報読出手段と、
    この説明情報読出手段によって読み出された説明情報を障害を通知した前記情報処理装置に送出する説明情報送出手段
    とを具備することを特徴とする保守運用システム。
  2. 保守契約を行った自装置の障害の発生時に自装置の障害内容を特定するための障害データを通信ネットワークに送出する障害データ送出手段と、所定の説明情報が送られてきたときこれを表示する説明情報表示手段とを備えた情報処理装置と、
    この情報処理装置から前記通信ネットワークを介して前記障害データが送られてきたときこれを受信して障害を復旧させる交換部品としての可能性のある被疑部品を特定する被疑部品特定手段と、
    被疑部品の交換時に保守作業者に通知すべき交換手順を各被疑部品と対応付けて書き込んだ交換手順データベースと、
    被疑部品の交換時にユーザに説明すべき説明情報を各被疑部品と対応付けて書き込んだ説明情報データベースと、
    前記被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして交換手順データベースから交換情報を読み出す交換情報読出手段と、
    前記被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして説明情報データベースから説明情報を読み出す説明情報読出手段と、
    情報処理装置の種類との関係で示されるスキルのレベルを基にして障害を起こした前記情報処理装置の保守作業者を選定する保守作業者選定手段と、
    この保守作業者選定手段によって選定された保守作業者の携帯無線端末に前記情報処理装置の保守の作業指示を送出する作業指示送出手段と、
    前記被疑部品特定手段によって特定された交換前の被疑部品を障害を起こした前記情報処理装置宛に配送する配送手段と、
    前記交換情報読出手段によって読み出された交換情報を前記保守作業者選定手段によって選定された保守作業者の所持する携帯無線端末に送信する携帯無線端末送信手段と、
    前記説明情報読出手段によって読み出された説明情報を障害を通知した前記情報処理装置に送出する説明情報送出手段
    とを具備することを特徴とする保守運用システム。
  3. 保守契約を行った自装置の障害の発生時に自装置の障害内容を特定するための障害データを通信ネットワークに送出する障害データ送出手段と、所定の説明情報が送られてきたときこれを表示する説明情報表示手段とを備えた情報処理装置と、
    この情報処理装置から前記障害データが送られてきたときこれを受信して障害を復旧させる交換部品としての可能性のある被疑部品を特定する被疑部品特定手段と、
    被疑部品の交換時に保守作業者に通知すべき交換手順を各被疑部品と対応付けて書き込んだ交換手順データベースと、
    被疑部品の交換時にユーザに説明すべき説明情報を各被疑部品と対応付けて書き込んだ説明情報データベースと、
    前記被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして交換手順データベースから交換情報を読み出す交換情報読出手段と、
    前記被疑部品特定手段によって特定された被疑部品をキーとして説明情報データベースから説明情報を読み出す説明情報読出手段と、
    各保守作業者のスケジュールと主に活動する地域を基にして障害を起こした前記情報処理装置の保守作業者を選定する保守作業者選定手段と、
    この保守作業者選定手段によって選定された保守作業者の携帯無線端末に前記情報処理装置の保守の作業指示を送出する作業指示送出手段と、
    前記被疑部品特定手段によって特定された交換前の被疑部品を障害を起こした前記情報処理装置宛に配送する配送手段と、
    前記交換情報読出手段によって読み出された交換情報を前記保守作業者選定手段によって選定された保守作業者の所持する携帯無線端末に送信する携帯無線端末送信手段と、
    前記説明情報読出手段によって読み出された説明情報を障害を通知した前記情報処理装置に送出する説明情報送出手段
    とを具備することを特徴とする保守運用システム。
  4. 過去の障害現象や障害の原因、障害の原因として疑われた被疑部品についての被疑部品情報等を管理する障害事例データベースと、
    前記保守作業者の作業結果を表わした作業結果情報を用いてこの障害事例データベースの内容を更新する障害事例データベース更新手段
    とを更に具備することを特徴とする請求項2または請求項3記載の保守運用システム。
  5. 過去の障害現象や障害の原因、障害の原因として疑われた被疑部品についての被疑部品情報等を管理する障害事例データベースと、
    前記配送手段によって障害を起こした前記情報処理装置宛に配送した被疑部品の使用結果情報を用いて前記障害事例データベースの内容を更新する障害事例データベース更新手段
    とを更に具備することを特徴とする請求項2または請求項3記載の保守運用システム。
  6. 過去の障害現象や障害の原因、障害の原因として疑われた被疑部品についての被疑部品情報等を管理する障害事例データベースと、
    障害を起こした前記情報処理装置宛に配送した被疑部品を用いた修理結果を表わした修理結果情報を使用して前記障害事例データベースの内容を更新する障害事例データベース更新手段
    とを更に具備することを特徴とする請求項2または請求項3記載の保守運用システム。
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