JP2005031026A - ブルドン管式アナログ圧力計 - Google Patents
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Abstract
【課題】高圧ガス容器のブルドン管式圧力計において、低圧の読みとりを確実に行い、容器交換時期判断を容易にする。
【解決手段】ブルドン管と指針の接続機構の回転比率を拡大するため、ギアを2枚追加し、指針を従来の2倍以上の回転にする。ギア機構と指針は固定せず指針はスプリングで常に圧力大の方向に付勢されており、ギアに固定されたポジショナで指針が止まり高圧ガス容器内の圧力を表示する。高圧力側はメータ面のストッパで指針が止まり回り過ぎることのないようにした。高圧力側の圧力を表示できない範囲はあるが、メータ面の低圧力側が拡大したため、次に使用する高圧ガス容器の準備に必要な時期の判断がしやすくなり無駄な在庫や、ガス切れなどのトラブルを未然に防止できる。
【選択図】 図2
【解決手段】ブルドン管と指針の接続機構の回転比率を拡大するため、ギアを2枚追加し、指針を従来の2倍以上の回転にする。ギア機構と指針は固定せず指針はスプリングで常に圧力大の方向に付勢されており、ギアに固定されたポジショナで指針が止まり高圧ガス容器内の圧力を表示する。高圧力側はメータ面のストッパで指針が止まり回り過ぎることのないようにした。高圧力側の圧力を表示できない範囲はあるが、メータ面の低圧力側が拡大したため、次に使用する高圧ガス容器の準備に必要な時期の判断がしやすくなり無駄な在庫や、ガス切れなどのトラブルを未然に防止できる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、高圧ガス容器に接続して、高圧ガス容器内のガスの圧力をアナログメータに表示する圧力計の改良を目指すもので、本発明の圧力計の主な使用目的は高圧ガス容器内のガスが終了する前に次の高圧ガス容器を準備するなど、途切れなくガスを利用するための監視に使われる圧力計に関するものである。
一例をあげれば、ビアホールなどで生ビールを樽から注出するための炭酸ガスは、高圧ガス容器で配送されるのが一般的であり、高圧ガス容器内の炭酸ガスが無くならないうちに、炭酸ガスを充てんした高圧ガス容器を準備することが必要である。高圧ガス容器内のガスの残量は圧力計を見て判断する、圧力計のメータ面は残量の判断を助けるための色分けがしてあるものが多く、ガスが十分ある圧力以上は緑、そろそろ終わりの圧力以下は赤、その中間は黄色などである。
一例をあげれば、ビアホールなどで生ビールを樽から注出するための炭酸ガスは、高圧ガス容器で配送されるのが一般的であり、高圧ガス容器内の炭酸ガスが無くならないうちに、炭酸ガスを充てんした高圧ガス容器を準備することが必要である。高圧ガス容器内のガスの残量は圧力計を見て判断する、圧力計のメータ面は残量の判断を助けるための色分けがしてあるものが多く、ガスが十分ある圧力以上は緑、そろそろ終わりの圧力以下は赤、その中間は黄色などである。
図1は圧力計の従来例である。右から正面図の一部(メータ面)、側面図の一部(内部機構)、背面図の一部(内部機構)である。1はブルドン管、2はブルドン管の作動を回転に変える扇型ギア、3は指針に直結し扇型ギアに回転されるギア、4は固定枠である。5は圧力を指す指針で、6のスプリングにより常に低圧力側方向に回転するよう付勢されている、7はメータ面で圧力の数字や色分けの表示板である。
問題点は、ビアホールなどで炭酸ガスのガス切れを懸念するために、次に使用する充てんされた高圧ガス容器を早めに準備をしてしまい、厨房のスペースを狭くしている。一方では、高圧ガス容器の準備が遅く、ガス切れになってしまいビールの注出が出来なくなるなどの点である。
解決しようとする課題は、次に使用する高圧ガス容器を準備するべき時期を、メータ上の圧力表示から判断しにくい点である。
解決しようとする課題は、次に使用する高圧ガス容器を準備するべき時期を、メータ上の圧力表示から判断しにくい点である。
図2は本案の説明図である。高圧ガス容器を交換すべき圧力を見やすくするために、低圧側の圧力表示を拡大すること、そのために、ギア8(従来の2ギアに相当)とギア9(従来の3ギアに相当)との間にギア10とギア11を追加しギア9の回転比率を拡大したことを主要な特徴とする。12は固定枠である(従来の4の固定枠に相当)。このままでは、高圧側で13の指針が回り過ぎる、これを防止するため、ギア9と指針13は固定せず、ギア9は指針ポジショナ16と一体化している。指針13の位置は、スプリング14で高圧力側の方向(正面図で右回転)に常に付勢させられており、指針ポジショナ16まで回転するが、高圧力側はメータ面ストッパ17で止まりそれ以上の圧力は表示しない。15はメータ面である(従来のメータ面7に相当)。
圧力計の低圧力側の表示を拡大したことで、高圧ガス容器の交換時期の判断が適切となり、厨房を広く使える、また、ガス切れが無くなる。
ブルドン管式アナログ圧力計のブルドン管は従来のままで、指針の作動範囲を拡大するために、メータ内部機構の増速比を大きくし、回転比率を拡大する。増速比を大とするには、中間に2つのギアを組込む。メータ面の高圧力側表示は高圧ガス容器内圧力のある範囲までとしメータ面のストッパにより指針を止める。指針は、スプリングにより常に高圧力側の方向に回転、指針ポジショナまで作動し、圧力表示をする。指針ポジショナはブルドン管により回転するギアにより位置が決まる。
以上により、高圧側実圧力の表示が出来ない範囲はあるが、従来の外形形状を変えないで、低圧側の表示を拡大することで、高圧ガス容器の準備時期を効率よく判断することが出来る。
以上により、高圧側実圧力の表示が出来ない範囲はあるが、従来の外形形状を変えないで、低圧側の表示を拡大することで、高圧ガス容器の準備時期を効率よく判断することが出来る。
本発明の実施例を図2に示す。右から正面図の一部、側面図の一部、背面図の一部である。
1はブルドン管で図1と同様である。8はブルドン管の作動を回転に変える扇型ギア、9はギアで実質的に指針の位置を決める指針ポジショナ16と一体化してある、ギア8とギア9の間にギア10とギア11を入れる、これにより、従来の2倍以上の回転比率とする、低圧側メータ面は回転比率が増加した分表示域が拡大し見やすくなる。指針13は14のスプリングで高圧力側に付勢させられているが、指針ポジショナ16で止まる。メータ面ストッパ17まで指針13が達すると、指針13はその位置に止まりそれ以上の高圧側は表示しない。指針ポジショナ16は圧力に応じて更に回転する。
1はブルドン管で図1と同様である。8はブルドン管の作動を回転に変える扇型ギア、9はギアで実質的に指針の位置を決める指針ポジショナ16と一体化してある、ギア8とギア9の間にギア10とギア11を入れる、これにより、従来の2倍以上の回転比率とする、低圧側メータ面は回転比率が増加した分表示域が拡大し見やすくなる。指針13は14のスプリングで高圧力側に付勢させられているが、指針ポジショナ16で止まる。メータ面ストッパ17まで指針13が達すると、指針13はその位置に止まりそれ以上の高圧側は表示しない。指針ポジショナ16は圧力に応じて更に回転する。
本発明の活用例として以上説明したような、ビアホールやレストランの例以外に、医療関係、溶接業、炭酸飲料自動販売機業、その他高圧ガスを容器単位で使用する業種の殆どが、高圧ガス容器の交換の判断に圧力計を使っているため、在庫を最小限にできるなど効率化を期待できる。
よって、在庫コスト、使用最低圧力まで容器内ガスを使い切ることができるなど生産コストを低減し、万が一のガス切れの心配も解消することができる。
よって、在庫コスト、使用最低圧力まで容器内ガスを使い切ることができるなど生産コストを低減し、万が一のガス切れの心配も解消することができる。
1 ブルドン管
2 扇型ギア
3 ギア
4 固定枠
5 指針
6 スプリング
7 メータ面
8 扇型ギア
9 ギア
10 ギア
11 ギア
12 固定枠
13 指針
14 スプリング
15 メータ面
16 指針ポジショナ
17 メータ面ストッパ
2 扇型ギア
3 ギア
4 固定枠
5 指針
6 スプリング
7 メータ面
8 扇型ギア
9 ギア
10 ギア
11 ギア
12 固定枠
13 指針
14 スプリング
15 メータ面
16 指針ポジショナ
17 メータ面ストッパ
Claims (3)
- 高圧ガス容器内の圧力を見るために、高圧ガス容器に接続する圧力計において、指針の低圧側表示を拡大したことを特徴とする、ブルドン管式アナログ圧力計。
- 指針の低圧側表示は、ブルドン管と指針との接続機構のギアの回転比率を拡大するとともに、指針はスプリングによって常に高圧表示側に回転するようにし、指針ポジショナを、ブルドン管の変位に連動させたことを特徴とする、請求項1のブルドン管式アナログ圧力計。
- 指針の高圧側ストッパをメータ面に設け、ストッパ以上の高圧表示をしないことを特徴とする、請求項1のブルドン管式アナログ圧力計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273139A JP2005031026A (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | ブルドン管式アナログ圧力計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273139A JP2005031026A (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | ブルドン管式アナログ圧力計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005031026A true JP2005031026A (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=34210461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003273139A Pending JP2005031026A (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | ブルドン管式アナログ圧力計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005031026A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112229712A (zh) * | 2020-11-02 | 2021-01-15 | 上海塑茜劳防用品有限公司 | 一种水压检测装置 |
-
2003
- 2003-07-11 JP JP2003273139A patent/JP2005031026A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112229712A (zh) * | 2020-11-02 | 2021-01-15 | 上海塑茜劳防用品有限公司 | 一种水压检测装置 |
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