JP6129019B2 - 飲料ディスペンサ用圧力指示器 - Google Patents

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この発明は、生ビール等の飲料をグラス等に注出し分配する飲料ディスペンサにおいて、飲料の温度に対応して飲料容器内部に供給する加圧ガスの適正圧力値を指示するための圧力指示器に関し、さらに詳しくは、飲料容器に対して容易に着脱することができ、また、飲料の温度を適切な位置で測定することのできる飲料ディスペンサ用圧力指示器に関するものである。
ビール樽等の飲料容器に接続されて飲料をグラス等に注出し分配する飲料ディスペンサが従来から使用されている。図8を参照して、飲料ディスペンサの使用方法を説明する。ビール樽等の飲料容器9の口金91には、容器栓(フィッティング)が取り付けられており、この容器栓にディスペンスヘッド2が接続される。このディスペンスヘッド2を介して生ビール等の飲料が収容された飲料容器9内に二酸化炭素等の加圧ガスを供給し、飲料容器9内の飲料を容器外に流出させる。
また、ディスペンスヘッド2のガス供給口22にはガス供給ホース32の一端が接続されており、ガス供給ホース32の他端はボンベ3に接続されている。ボンベ3内には液化された高圧の二酸化炭素が貯蔵されている。ボンベ3内で気化した二酸化炭素ガスは減圧弁31によって減圧されガス供給ホース32を介してディスペンスヘッド2に供給される。
ディスペンスヘッド2の上端部の流出口21には飲料ホース41の一端が接続されており、飲料ホース41の他端は飲料ディスペンサ4に接続されている。ディスペンスヘッド2から流出した飲料は、飲料ディスペンサ4に供給され、飲料ディスペンサ4内で冷却されて、注出コック42からグラス等に注出される。
ここで飲料容器9内の圧力は飲料の温度に関係して変化する。そして、ボンベ3から飲料容器9内に供給する加圧ガスの圧力を飲料の温度に対応して適正な値に設定する必要がある。加圧ガスの圧力が適正な値から外れると、生ビール等の飲料の味が本来の味から変化してしまう。また、生ビール等の泡を適正な量とするためにも加圧ガスの圧力を適正な値に設定することが重要である。
従来の飲料ディスペンサにおける加圧ガスの圧力設定に関しては、下記の特許文献1、特許文献2のようなものが公知である。特許文献1には、ビア樽にシート状の温度インジケータを貼り付けてビア樽中のビールの温度を表示するようにし、炭酸ガスの供給量を最適値に調整することが記載されている。また、特許文献2には、ビール樽の表面に温度によって表示が変化するサーモラベルを貼り付け、ビールの温度と炭酸ガスの適正圧力を表示するようにしたものが記載されている。
特開2002−308388号公報 特開平11−268744号公報
従来の特許文献1、特許文献2のような技術では、温度によって表示が変化する温度表示シートを飲料容器に貼り付けて、容器内部の飲料の温度を測定している。そのため、温度表示シートの貼り付け位置や貼り付け状態に応じて、飲料温度の測定精度が影響を受けてしまう。すなわち、温度表示シートが適正な位置に適正な密着状態で貼り付けられていないと、温度表示シートは正確な飲料温度を表示しない。
このため、温度表示シートの表示精度が作業者の貼り付け作業の良否状態に依存してしまうという問題点があった。また、温度表示シートはその構成上、飲料温度の測定精度は通常±1〜2度程度であり、飲料温度の高精度の測定は困難である。そのため、飲料温度の正確な温度に基づく適切な加圧ガスの圧力設定もできないという問題点があった。
そこで、本発明は、誰でも容易に飲料容器に対して適正状態で取り付けることができ、飲料の温度を正確に測定して飲料容器内部に供給する加圧ガスの適正圧力値を指示することができる飲料ディスペンサ用圧力指示器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の飲料ディスペンサ用圧力指示器は、飲料容器に取り付けられたディスペンスヘッドを介して前記飲料容器の内部に加圧ガスを供給し、前記飲料容器内の飲料を注出する飲料ディスペンサのための圧力指示器であって、前記飲料容器に取り付け可能な圧力指示器本体と、前記飲料容器の上部プロテクタに係合させて前記圧力指示器本体を着脱可能に前記飲料容器に取り付ける取付部と、前記圧力指示器本体に設けられ、前記飲料容器内の飲料の温度に対応した前記加圧ガスの適正な圧力を表示する表示部と、前記圧力指示器本体の下方に設けられ、前記圧力指示器本体からの距離を変更可能とされた温度センサとを有するものである。
また、本発明の飲料ディスペンサ用圧力指示器は、飲料容器に取り付けられたディスペンスヘッドを介して前記飲料容器の内部に加圧ガスを供給し、前記飲料容器内の飲料を注出する飲料ディスペンサのための圧力指示器であって、前記飲料容器に取り付け可能な圧力指示器本体と、前記飲料容器の上部プロテクタに係合させて前記圧力指示器本体を着脱可能に前記飲料容器に取り付ける取付部と、前記圧力指示器本体に設けられ、前記飲料容器内の飲料の温度を表示する表示部と、前記圧力指示器本体に設けられ、前記飲料容器内の飲料の温度に対応した前記加圧ガスの適正な圧力を表示する表示ラベルと、前記圧力指示器本体の下方に設けられ、前記圧力指示器本体からの距離を変更可能とされた温度センサとを有するものである。
また、上記の飲料ディスペンサ用圧力指示器において、前記温度センサは、前記飲料容器の底部近傍の位置となるように前記圧力指示器本体からの距離を設定されるものであることが好ましい。
また、上記の飲料ディスペンサ用圧力指示器において、前記温度センサは、前記圧力指示器本体からの距離が異なる複数の位置で係止可能なものであることが好ましい。
本発明は、以上のように構成されているので、以下のような効果を奏する。
本発明の飲料ディスペンサ用圧力指示器によれば、温度センサが適切な位置となるように飲料容器に簡単に取り付けることができ、飲料温度を高精度に測定して飲料温度の正確な温度に基づいて適切な加圧ガスの圧力設定を行うことができる。このように加圧ガスの圧力設定を適切に行うことにより、飲料の味を本来の味に保ち、生ビール等の泡の量を適正な状態として、最良の状態の飲料を飲料ディスペンサから注出することができる。そして、飲料容器への飲料ディスペンサ用圧力指示器の取り付けは、誰にでも簡単に行うことができ、取り付け状態も安定して適正状態となる。
図1は、本発明の飲料ディスペンサ用圧力指示器1の使用状態を示す図である。 図2は、飲料ディスペンサ用圧力指示器1の構成を示す図である。 図3は、伸縮部15の係合突起16の構成を示す図である。 図4は、表示部11の表示例を示す図である。 図5は、表示ラベル12の表示例を示す図である。 図6は、表示ラベル12の他の表示例を示す図である。 図7は、他の実施形態の飲料ディスペンサ用圧力指示器1における表示部11の表示例を示す図である。 図8は、従来の飲料ディスペンサの使用状態を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の飲料ディスペンサ用圧力指示器1を飲料容器9に取り付けて、飲料ディスペンサを使用している状態を示しており、飲料ディスペンサ用圧力指示器1の使用状態を示す図である。ここでは、飲料としては生ビール等、飲料容器9としてはビール樽等を実例として説明する。
まず、飲料ディスペンサの使用方法を説明する。ビール樽等の飲料容器9の口金91には、容器栓(フィッティング)が取り付けられており、この容器栓にディスペンスヘッド2が接続される。
ディスペンスヘッド2のガス供給口22にはガス供給ホース32の一端が接続されており、ガス供給ホース32の他端はボンベ3に接続されている。ボンベ3内には液化された高圧の二酸化炭素が貯蔵されている。ボンベ3内で気化した二酸化炭素ガスは減圧弁31によって減圧されガス供給ホース32を介してディスペンスヘッド2に供給される。このディスペンスヘッド2を介して生ビール等の飲料が収容された飲料容器9内に加圧ガスとしての二酸化炭素ガスを供給し、飲料容器9内の飲料を容器外に流出させる。
ディスペンスヘッド2の上端部の流出口21には飲料ホース41の一端が接続されており、飲料ホース41の他端は飲料ディスペンサ4に接続されている。ディスペンスヘッド2から流出した飲料は、飲料ディスペンサ4に供給され、飲料ディスペンサ4内で冷却されて、注出コック42からグラス等に注出される。
ここで飲料容器9内の圧力は飲料の温度に関係して変化する。そして、ボンベ3から飲料容器9内に供給する加圧ガスの圧力を飲料の温度に対応して適正な値に設定する必要がある。加圧ガスの圧力が適正な値から外れると、生ビール等の飲料の味が本来の味から変化してしまう。また、生ビール等の泡を適正な量とするためにも加圧ガスの圧力を適正な値に設定することが重要である。
そこで従来から、温度によって表示が変化する温度表示シートなどを飲料容器に貼り付けて容器内部の飲料の温度を測定し、飲料の温度に対応して適正な加圧ガスの圧力に設定することが行われていた。しかし、このような温度表示シートはその貼り付け位置や貼り付け状態に応じて、飲料温度の測定精度が影響を受けてしまう。すなわち、温度表示シートが適正な位置に適正な密着状態で貼り付けられていないと、温度表示シートは正確な飲料温度を表示しない。
このため、温度表示シートの表示精度が作業者の貼り付け作業の良否状態に依存してしまうという問題点があった。また、温度表示シートはその構成上、飲料温度の測定精度は通常±1〜2度程度であり、飲料温度の高精度の測定は困難である。そのため、飲料温度の正確な温度に基づく適切な加圧ガスの圧力設定もできないという問題点があった。
本発明は、従来技術のこのような問題点を解決するためになされたものである。飲料容器9には本体を保護するための上部プロテクタ92と下部プロテクタ93が一体に取り付けられている。本発明の飲料ディスペンサ用圧力指示器1は、図1に示すように飲料容器9の上部プロテクタ92の上端部に引っ掛けるように係合させて取り付けられる。なお、図1の上部プロテクタ92は、飲料ディスペンサ用圧力指示器1の取り付け状態を示すためにその一部を切り欠いた状態として表示している。
図1に示すように、飲料ディスペンサ用圧力指示器1は上部プロテクタ92の上端部に引っ掛けるだけで取り付けられるので、誰にでも簡単に取り付けられ取り付け状態も安定している。温度センサ19の位置は飲料容器9の底面近傍の適切な位置に設定され、飲料の温度を高精度に測定することができる。
図2は、飲料ディスペンサ用圧力指示器1の構成を示す図である。図2(a)は飲料ディスペンサ用圧力指示器1を正面から見た正面図であり、図2(b)は飲料ディスペンサ用圧力指示器1を右側面から見た側面図である。また、図2(c)は圧力指示器本体10から取り外した状態の伸縮部15を示す図である。飲料ディスペンサ用圧力指示器1は圧力指示器本体10と伸縮部15とを有する。伸縮部15の上部は圧力指示器本体10に摺動可能に挿入されており、伸縮部15が圧力指示器本体10に対して、図の上下方向に移動可能となっている。
伸縮部15の下端近傍位置には温度センサ19が設けられている。温度センサ19は飲料容器9の外壁に接触可能に配置されており、飲料容器9の外壁を介して飲料容器9内の飲料の温度を測定することができる。飲料容器9内の飲料は、飲料容器9の底部近傍の位置のものが容器の外部に排出される。また、飲料容器9内の飲料が減少して飲料上面の位置が低下しても、飲料容器9の底部近傍の壁面は常に飲料に接触している。したがって、飲料温度を測定するには、飲料容器9の底部近傍位置で行うことが望ましい。
圧力指示器本体10の正面側には3箇所に係合孔13が設けられている。また、伸縮部15の上部には係合突起16が設けられている。図3はこの係合突起16の構成を示す拡大図である。図3に示すように、係合突起16は伸縮部15に対して突出方向に弾性変形が可能となるように設けられている。通常状態では係合突起16が伸縮部15から突出しているが、指で押し込むことにより係合突起16の突出量を減少させることができる。
伸縮部15を圧力指示器本体10に挿入した状態で、係合突起16は3箇所の係合孔13のいずれにも係合可能である。係合突起16が最も上の位置の係合孔13に係合した状態では、温度センサ19が圧力指示器本体10に最も近付く位置となる。係合突起16が最も下の位置の係合孔13に係合した状態では、温度センサ19が圧力指示器本体10から最も離れた位置となる。図2(a),(b)は、温度センサ19が圧力指示器本体10から最も離れた位置となった状態を示している。
飲料容器は高さの異なる複数種類の容器が存在するので、飲料容器の種類に応じて温度センサ19の位置を適宜変更すればよい。温度センサ19の位置を変更するには、係合突起16を押し込んで係合孔13との係合を外してから、伸縮部15を移動させて係合突起16が所望の係合孔13の位置にくるようにすると、係合突起16の弾性により係合突起16が自動的に所望の係合孔13と係合することになる。
このようにして、飲料容器の種類に応じて温度センサ19が適切な位置になるように調整することができる。なお、図2(a)の飲料ディスペンサ用圧力指示器1は、3個の係合孔13が設けられており、温度センサ19の位置が3種類に設定可能であるが、係合孔13の個数を3個以外の任意の数としてもよい。その場合、位置の設定数は係合孔13の個数と同じになる。
圧力指示器本体10の裏面側にはフック状の取付部14が設けられている。フック状の取付部14を飲料容器9の上部プロテクタ92の上端部に引っ掛けるように係合させることにより、飲料ディスペンサ用圧力指示器1を簡単に飲料容器9に取り付けることができる。予め飲料容器9の種類に応じて伸縮部15の伸縮量を設定しておけば、温度センサ19は飲料容器9の底部近傍の適正位置となる。
圧力指示器本体10の上面側には、飲料の温度や加圧ガスの適正な圧力を表示するための表示部11が設けられている。表示部11としては液晶表示板等を使用することができる。また、圧力指示器本体10の前面側には、飲料の温度に対応した加圧ガスの適正な圧力を表示する表示ラベル12が設けられている。表示ラベル12は飲料の温度と加圧ガスの適正圧力との対応関係が印刷等により表示されており、その表示ラベル12が圧力指示器本体10に貼り付けられている。
圧力指示器本体10の内部には、温度センサ19による温度測定のための電子回路や、表示部11に表示を行うための電子回路が配置されている。また、これらの電子回路を駆動するための一次電池や二次電池も圧力指示器本体10の内部に配置されている。電子回路への電源供給や表示部11の表示をオン・オフするためのスイッチを設けてもよいが、スイッチを設けず電池をセットすることにより常時温度測定を行って表示部11に表示するものでもよい。
図4は、表示部11の表示例を示す図である。この例では、表示部11は温度センサ19によって測定した飲料の温度を表示している。図5は、表示ラベル12の表示例を示す図である。この例では、表示ラベル12には飲料の温度と加圧ガスの適正圧力とが対応表の形式で表示されている。ただし、温度は℃表示であるが、圧力は0.01MPaを単位とした整数値で表示されている。例えば「33」は0.33MPaを表す。また、圧力は大気圧基準(大気圧との差圧)で表示されている。
飲料ディスペンサの操作者は、表示部11に表示された飲料温度と表示ラベル12の対応表によって、飲料温度に対応した適正圧力を迅速かつ容易に知ることができる。そして、ボンベ3の減圧弁31を調整して飲料容器9に供給する加圧ガスの圧力を適正圧力に設定することができる。
図6は、表示ラベル12の他の表示例を示す図である。この例では、表示ラベル12には飲料の温度と加圧ガスの適正圧力とがグラフの形式で表示されている。ただし、温度は℃表示であるが、圧力は0.01MPaを単位とした整数値で表示されている。また、圧力は大気圧基準(大気圧との差圧)で表示されている。
この表示ラベル12でも、飲料ディスペンサの操作者は、表示部11に表示された飲料温度と表示ラベル12のグラフによって、飲料温度に対応した適正圧力を迅速かつ容易に知ることができる。そして、ボンベ3の減圧弁31を調整して飲料容器9に供給する加圧ガスの圧力を適正圧力に設定することができる。
図7は、他の実施形態の飲料ディスペンサ用圧力指示器1における表示部11の表示例を示す図である。この実施形態では、表示部11が、温度センサ19によって測定した飲料の温度と、その飲料温度に対応した加圧ガスの適正圧力の両者を表示している。この実施形態では、圧力指示器本体10の内部に、前述の電子回路等に加えて飲料温度と加圧ガスの適正圧力との対応関係を求める電子回路も備えている。
この実施形態の飲料ディスペンサ用圧力指示器1では、表示部11に飲料の温度が表示されるとともに、その飲料温度に対応した加圧ガスの適正圧力が直接表示される。飲料温度に対応した加圧ガスの適正圧力は、圧力指示器本体10の内部に設けられた電子回路(両者の対応関係を記憶するテーブルや対応関係を演算する演算回路)によって求められる。したがって、この実施形態においては表示ラベル12は不要である。
飲料ディスペンサの操作者は、表示部11に表示された加圧ガスの適正圧力に従って、ボンベ3の減圧弁31を調整して飲料容器9に供給する加圧ガスの圧力を適正圧力に設定することができる。
以上のように、本発明の飲料ディスペンサ用圧力指示器によれば、温度センサが適切な位置となるように飲料容器に簡単に取り付けることができ、飲料温度を高精度に測定して飲料温度の正確な温度に基づいて適切な加圧ガスの圧力設定を行うことができる。このように加圧ガスの圧力設定を適切に行うことにより、飲料の味を本来の味に保ち、生ビール等の泡の量を適正な状態として、最良の状態の飲料を飲料ディスペンサから注出することができる。そして、飲料容器への飲料ディスペンサ用圧力指示器の取り付けは、誰にでも簡単に行うことができ、飲料ディスペンサ用圧力指示器の取り付け状態も安定して適正状態となる。
本発明によれば、誰でも容易に飲料容器に対して適正状態で取り付けることができ、飲料の温度を正確に測定して飲料容器内部に供給する加圧ガスの適正圧力値を指示することができる飲料ディスペンサ用圧力指示器を提供することができる。
1 飲料ディスペンサ用圧力指示器
2 ディスペンスヘッド
3 ボンベ
4 飲料ディスペンサ
9 飲料容器
10 圧力指示器本体
11 表示部
12 表示ラベル
13 係合孔
14 取付部
15 伸縮部
16 係合突起
19 温度センサ
21 流出口
22 ガス供給口
31 減圧弁
32 ガス供給ホース
41 飲料ホース
42 注出コック
91 口金
92 上部プロテクタ
93 下部プロテクタ

Claims (4)

  1. 飲料容器(9)に取り付けられたディスペンスヘッドを介して前記飲料容器(9)の内部に加圧ガスを供給し、前記飲料容器(9)内の飲料を注出する飲料ディスペンサのための圧力指示器であって、
    前記飲料容器(9)に取り付け可能な圧力指示器本体(10)と、
    前記飲料容器(9)の上部プロテクタ(92)に係合させて前記圧力指示器本体(10)を着脱可能に前記飲料容器(9)に取り付ける取付部(14)と、
    前記圧力指示器本体(10)に設けられ、前記飲料容器(9)内の飲料の温度に対応した前記加圧ガスの適正な圧力を表示する表示部(11)と、
    前記圧力指示器本体(10)の下方に設けられ、前記圧力指示器本体(10)からの距離を変更可能とされた温度センサ(19)とを有する飲料ディスペンサ用圧力指示器。
  2. 飲料容器(9)に取り付けられたディスペンスヘッドを介して前記飲料容器(9)の内部に加圧ガスを供給し、前記飲料容器(9)内の飲料を注出する飲料ディスペンサのための圧力指示器であって、
    前記飲料容器(9)に取り付け可能な圧力指示器本体(10)と、
    前記飲料容器(9)の上部プロテクタに係合させて前記圧力指示器本体(10)を着脱可能に前記飲料容器(9)に取り付ける取付部(14)と、
    前記圧力指示器本体(10)に設けられ、前記飲料容器(9)内の飲料の温度を表示する表示部(11)と、
    前記圧力指示器本体(10)に設けられ、前記飲料容器(9)内の飲料の温度に対応した前記加圧ガスの適正な圧力を表示する表示ラベル(12)と、
    前記圧力指示器本体(10)の下方に設けられ、前記圧力指示器本体(10)からの距離を変更可能とされた温度センサ(19)とを有する飲料ディスペンサ用圧力指示器。
  3. 請求項1,2のいずれか1項に記載した飲料ディスペンサ用圧力指示器であって、
    前記温度センサ(19)は、前記飲料容器(9)の底部近傍の位置となるように前記圧力指示器本体(10)からの距離を設定されるものである飲料ディスペンサ用圧力指示器。
  4. 請求項3に記載した飲料ディスペンサ用圧力指示器であって、
    前記温度センサ(19)は、前記圧力指示器本体(10)からの距離が異なる複数の位置で係止可能なものである飲料ディスペンサ用圧力指示器。
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