JP2005028902A - 操作力アシスト制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は操作力アシスト制御装置に係り、車両速度等の車両のその時の情況に応じて最適のアシスト力を発生させて、クラッチ操作の違和感を無くするようにすることを課題とする。
【解決手段】装置本体11と、アシスト力を発生する油圧ポンプ80と、これを駆動するモータ70と、オイルタンク90と、モータ駆動回路100と、電子制御装置250と、車速センサ261と、オイル温度センサ262と、バッテリ電圧センサ263とを有する。電子制御装置250には、モータ駆動信号のデューティ比を表す三元マップが記憶してある。車両の速度が高速である場合には、電子制御装置250は、車速センサ261からの信号を受けて、通常より低いデューティ比のモータ駆動信号を出力し、クラッチ操作が通常より重くなるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は操作力アシスト制御装置に係り、特に、四輪車、二輪車、産業用車両等のクラッチ操作を必要とする車両に適用されて、クラッチ操作をアシストするクラッチ操作力アシスト制御装置に関する。
【0002】
クラッチをきる操作は、四輪車、産業用車両等においては運転者がクラッチペダルを踏むことによってなされ、二輪車では運転者がクラッチレバーを握ることによってなされる。近年、エンジンの馬力の向上及びクラッチ機構の改善等によって、クラッチ機構内には従来よりも強いばね部材が組み込まれるようになってきており、クラッチをきる操作に強い力が必要になってきている。このため、特に、クラッチ操作を頻繁に行う車両の運転或いは長時間の運転の場合、又は操作力の弱い運手者の場合には、クラッチ操作が負担となってきている。
【0003】
【従来の技術】
この問題を解決するために、クラッチ操作をアシストするクラッチ操作力アシスト制御装置が種々提案され、実用化されている。従来のクラッチ操作力アシスト制御装置は、発生する補助力が一定であるようになっており、運転者がクラッチペダルを踏む操作力に対する発生する補助力の比(以下これをアシスト比という)が所定の値となる構成である。
【0004】
【特許文献1】
特許第2643400号公報(第3頁及び第4図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のクラッチクラッチ操作力アシスト制御装置は、発生する補助力が一定であり、可変できない構成であるため、以下のような問題があった。
【0006】
▲1▼運転者が長時間運転を続けて疲労度が増すと、クラッチペダルを踏む操作が重く感じるようになってしまう。
【0007】
▲2▼車両の走行速度が高い速度域である場合には、クラッチペダルを踏む操作が思ったよりも軽く感じるようになり、場合によっては、意図しないクラッチ操作が行われて、車両の走行安定性が損なわれてしまう虞れがある。
【0008】
また、二輪車の場合にはクラッチレバーが風圧を受けるため、二輪車の速度が高速度域である場合には、強い風圧によってクラッチレバーが動かされてしまう虞もある。
【0009】
▲3▼例えば寒冷地等においてオイルの温度が低くてオイルの粘度が高い状況にあっては、発生する補助力が低下し、クラッチペダルを踏む操作が思ったよりも重く感じるようになってしまう。
【0010】
▲4▼バッテリの電圧が低下していた場合には、発生する補助力が低下し、クラッチペダルを踏む操作が思ったよりも重く感じるようになってしまう。
【0011】
上記のようにそのときの車両の状況によっては、運転者はクラッチの操作に違和感(不自然さ)を感じるようになってしまう。
【0012】
そこで、本発明は、上記課題を解決した操作力アシスト制御装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、モータと該モータによって駆動されるポンプとを備えており、該モータによって駆動された該ポンプが発生した媒体の圧力でもって、運転者が車両の操作部に作用する操作力に、補助力を付加してアシストする操作力アシスト装置本体と、
該車両の状況を検出する車両状況検出センサと、
該車両状況検出センサの情報に応じて、上記モータの駆動を制御するモータ駆動制御手段とを備えてなり、
車両の状況に応じて、上記補助力の強さを変えるようにしたものである。
【0014】
車両の状況に応じて補助力の強さがかわることによって、運転者は、操作をより自然に行うことが可能となる。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1に記載の操作力アシスト制御装置において、
該操作力アシスト装置本体は、車両のクラッチ操作部の操作力に補助力を付加してアシストする構成であり、
上記車両状況検出センサは、車両の走行速度を検出して車両速度信号を出力する車速センサを含んでなり、
上記モータ駆動制御手段は、該車速センサが車両の走行速度が高速である旨の車両速度信号を出力している場合には、通常のデューティ比とは相違するデューティ比のモータ駆動信号を出力する構成としたものである。
【0016】
車両の種類に応じて、高速で走行中には、デューティ比を通常より低くして、補助力を弱くして、クラッチ操作を重くしたり、逆に、デューティ比を通常より高くて、補助力を強めて、クラッチ操作を軽くするようにすることが可能となる。
【0017】
請求項3の発明は、請求項1に記載の操作力アシスト制御装置において、
該操作力アシスト装置本体は、上記媒体がオイルであり、且つ車両のクラッチ操作部の操作力に補助力を付加してアシストする構成であり、
上記車両状況検出センサは、オイルの温度を検出してオイル温度信号を出力するオイル温度センサを含んでなり、
上記モータ駆動制御手段は、該オイル温度センサがオイルの温度が低温である旨のオイル温度信号を出力している場合には、通常のデューティ比よりも高いデューティ比のモータ駆動信号を出力する構成としたものである。
【0018】
モータ駆動信号のデューティ比を高めることは、オイルの温度が低くて粘度が高くなって発生する油圧が低くなってしまうことを補うように作用する。即ち、オイルの温度が低い場合でも、クラッチ操作は重くはならない。
【0019】
請求項4の発明は、請求項1に記載の操作力アシスト制御装置において、
該操作力アシスト装置本体は、車両のクラッチ操作部の操作力に補助力を付加してアシストする構成であり、
上記車両状況検出センサは、バッテリの電圧を検出してバッテリ電圧信号を出力するバッテリ電圧センサを含んでなり、
上記モータ駆動制御手段は、該バッテリ電圧センサがバッテリの電圧が低い旨のバッテリ電圧信号を出力している場合には、通常のデューティ比よりも高いデューティ比のモータ駆動信号を出力する構成としたものである。
【0020】
モータ駆動信号のデューティ比を高めることは、バッテリの電圧が低くてモータの駆動が弱くて発生する油圧が低くなってしまうことを補うように作用する。即ち、バッテリの電圧が低い場合でも、クラッチ操作は重くはならない。
【0021】
請求項5の発明は、モータと該モータによって駆動されるポンプとを備えており、該モータによって駆動された該ポンプが発生した媒体の圧力でもって、運転者が車両の操作部に作用する操作力に、補助力を付加してアシストする操作力アシスト装置本体と、
手動操作される調整部と、
該調整部の操作に応じて、上記モータの駆動を制御するモータ駆動制御手段とを備えてなり、
該調整部を操作することによって、上記補助力の強さが変わるようにしたものである。
【0022】
例えば、運転者が疲れを感じてきた場合に、調整部を操作して補助力を強くすることによって、操作が軽く感じるようになって、車両の運転を継続することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施例になるクラッチ操作力アシスト制御装置10を示す。クラッチ操作力アシスト制御装置10は、装置本体11と、電動モータ70と、油圧ポンプ80と、オイルタンク90と、モータ駆動回路100と、電子制御装置250と、デューティ比可変操作部260と、車速センサ261と、オイル温度センサ262と、バッテリ電圧センサ263とを有する構成である。電動モータ70は直流式モータであって駆動信号のデューティ比に応じて実作動時間が相違するものであり、モータ駆動回路100は所定のデューティ比のモータ駆動信号を出力するものである。このクラッチ操作力アシスト制御装置10、車速センサ261、バッテリ電圧センサ263を除いて、まとまってユニット化されており、且つ、汎用化されており、車両等への取り付けが容易である。このクラッチ操作力アシスト制御装置10は、車両のエンジン(共に図示せず)とは独立しており、車両の適当な場所、即ち、操作力の伝達経路についてみるとクラッチペダル110又はクラッチレバー111とクラッチ装置120との間の場所に取り付けられて使用される。このクラッチ操作力アシスト制御装置10はユニット化されており小型であるので、二輪車への搭載も可能である。このクラッチ操作力アシスト制御装置10は、後述するように、クラッチペダル110又はクラッチレバー111を操作したときにモータ70が始動して油圧ポンプ80が駆動され、油圧を発生させ、この油圧によって装置本体11が動作してクラッチペダル110又はクラッチレバー111の操作力をアシストして、クラッチ装置120が切れるようになっている。クラッチ装置120は、エンジン側の軸121に固定してあるクラッチ板122と、車輪側の軸123に固定してあるクラッチ板124と、クラッチレリーズシリンダ機構125とを有する一般的な構成である。
【0024】
先ず、装置本体11について説明する。
【0025】
装置本体11は、メインシリンダ12と、出力シリンダ20と、プライマリピストン30と、セカンダリピストン40と、シールバルブ体50と、ピストンスイッチ接触部品60とを有する。
【0026】
メインシリンダ12は、電気的に導通のある金属材料製であり、X2側にプライマリピストン用のシリンダ部13を有し、X1側にセカンダリピストンの第1のピストン部用のシリンダ部14を有する。シリンダ部13の内径はD1、シリンダ部14の内径はD2である。D1はD2の略1/2である。15はシリンダ部13の内部とシリンダ部14の内部との間の段部である。シリンダ部13には、その略中央部に油圧逃がし孔16が、シリンダ部14には、段部15の近くに油圧供給孔17が、略中央部にオイル用の孔18,19が形成してある。シリンダ部13,14の内径部には、電気的絶縁と摺動保護のためにアルマイト表面処理が施してある。
【0027】
出力シリンダ20は、電気的に導通のある金属材料製であり、セカンダリピストン用の第2のピストン部用のシリンダ部21と、X1側の出力ポート22とを有する。シリンダ部21のうちX2側の場所には、オイル残圧抜き孔23が形成してある。シリンダ部21の内径はD3である。D3はシリンダ部14の内径D2の略1/2であり、この関係が発生したアシスト力を倍力する。出力シリンダ20は、メインシリンダ12のシリンダ部14の内部に嵌合して、且つ、メインシリンダ12と電気的に導通した状態で固定してある。
【0028】
装置本体11が車体に取り付けられた状態で、出力シリンダ20は車体の一部と電気的に接続されてアースされる。
【0029】
プライマリピストン30は、図2及び図3に併せて示すように、電気的に導通のある金属材料製であり、直径がD1であり、中央部に細径部31を有し、X1側の端面32の中心と細径部31の周面との間をつなぐT字形状の油圧逃がし貫通孔34が形成してある。34aは貫通孔34の端面32への開口である。プライマリピストン30は、端面32,33を除いて周面に電気的絶縁と摺動保護のためにアルマイト表面処理が施してある。
【0030】
端面32には、環状のピストンスイッチ接触部品60が固定してある。端面33には、プッシュロッド受け部材35が固定してある。部品60及び部材35は共に電気的に導通のある金属材料製である。ピストンスイッチ接触部品60は、端面32より寸法a突き出ている。また、プライマリピストン30には、シール36,37が嵌合してある。
【0031】
プライマリピストン30は、メインシリンダ12のシリンダ部13内に嵌合してあり、ストッパリング部材39によって脱落を制限されている。細径部31の周囲には、筒状の空間38が形成されている。
【0032】
貫通孔34、空間38、及び孔16が、油圧開放経路200を形成する。
【0033】
セカンダリピストン40は、図2及び図3に併せて示すように、電気的に導通のある金属材料製であり、X2側に直径がD2である第1のピストン部41を有し、X1側に直径がD3である第2のピストン部42を有する。第1のピストン部41のX2側に後述する第1の加圧室105を形成するための凹段部41aが形成してある。第1のピストン部41と第2のピストン部42との間の部分は、直径がD3より細い。ピストン部41、42には、シール43,44が嵌合してある。D2はD3の略2倍であり、第1のピストン部41の断面積S2は第2のピストン部42の断面積S3の略4倍であり、この関係がアシスト力を倍力する。
【0034】
第1のピストン部41よりX2側に、円柱部45が突き出ている。この円柱部45の直径はD4であり、D1より少し短い。この円柱部45の内部の空間46内に、図2に併せて示すように、シールバルブ体50が組み込まれている。シールバルブ体50は、X2側に、シール部51を有する。シール部51は、環状のピストンスイッチ接触部品60の内径よりも小さく、且つ開口34aを塞ぎうるサイズであり、電気絶縁性を有するゴム製或いは合成樹脂製である。シールバルブ体50は、バックスプリング52によってX2方向に押されてストッパ部47に当っており、シール部51は円柱部45の端面45aよりX2方向に寸法b突き出ている。寸法bと前記の寸法aとは、a<bの関係にある。(b−a)は僅かである。また、シールバルブ体50及びプライマリピストン30の端面32が油圧開放経路用弁210を構成する。
【0035】
セカンダリピストン40は、第1のピストン部41がメインシリンダ12のシリンダ部14に嵌合し、第2のピストン部41が出力シリンダ20に嵌合し、円柱部45がシリンダ部13に緩く嵌合している。円柱部45の周囲には筒状の空間48が形成されている。セカンダリピストン40はリターンスプリング49によってX2方向に移動されており、段部15に当っている。凹段部41aとシリンダ部14の隅の部分とによって第1の加圧室105が形成されており、第2のピストン部42と出力シリンダ20とによって第2の加圧室106が形成されている。第1の加圧室105は初期状態での加圧室である。油圧供給孔17は初期状態での第1の加圧室105と連通している。セカンダリピストン40がX1方向に移動されると、第1の加圧室105の形状が変化する。即ち、図7(A)に示すように、セカンダリピストン40がX1方向に移動されると、第1のピストン部41が段部15から離れて、室105と空間48とが連通して、第1の連通加圧室105Aとなる。
【0036】
シリンダ部13の内部で、プライマリピストン30の端面32とセカンダリピストン40の端面45aとが接近して対向している。プライマリピストン30、ピストンスイッチ接触部品60、及びセカンダリピストン40は、クラッチ操作検出スイッチ211を構成する。セカンダリピストン40は、リターンスプリング49及び出力シリンダ20を介して車体の一部と電気的に接続されている。
【0037】
ここで、プライマリピストン30の端面32とセカンダリピストン40の端面45aとの間の距離を、プライマリピストン30とセカンダリピストン40との間の実距離Hという。
【0038】
ここで、実距離Hを変化させた場合の検出スイッチ211と油圧開放経路用弁210との動作について説明する。
【0039】
図4(A)に線Iで示すように、プライマリピストン30がセカンダリピストン40に接近して実距離Hが短くなる方向に変化するときには、実距離Hが寸法bになると開口34aがシール部51によって塞がれて油圧開放経路用弁210が閉じられ(図4(B)参照)、実距離Hが更に短くなって寸法aになると、油圧開放経路用弁210は閉じられたままで(図4(B)参照)、ピストンスイッチ接触部品60と端面45aとが接触して、検出スイッチ211が閉じられ(図4(C)参照)、モータ70が始動される(図4(D)参照)。
【0040】
モータ70が始動されと油圧ポンプ80が駆動され、油圧が第1の連通加圧室105Aに送り込まれ、油圧が第1のピストン部41に作用してX1方向のアシスト力を発生させる。
【0041】
図4(A)に線IIで示すように、セカンダリピストン40がプライマリピストン30から離れて実距離Hが長くなる方向に変化するときには、先ず、ピストンスイッチ接触部品60と端面45aとが離れて、検出スイッチ210が開かれ(図4(C)参照)、モータ70が停止され(図4(D)参照)、油圧開放経路用弁210は依然として閉じられたままとされる(図4(B)参照)。セカンダリピストン40が更にX1方向に移動されて実距離Hが寸法bを越えると、シール部51が端面32から離れて油圧開放経路用弁210が開かれ(図4(B)参照)、開口34aが開かれて油圧開放経路200が開かれる。
【0042】
油圧開放経路200が開かれると、第1の連通加圧室105A内の油圧が油圧開放経路200を通って外部に逃がされ、セカンダリピストン40は第2の加圧室106で発生している油圧とリターンスプリング49によって今度はX2方向に移動される。
【0043】
よって、プライマリピストン30とセカンダリピストン40とは、実距離Hが寸法aと略寸法bとの間の限られた僅かの範囲内に留まるように、相対的な位置が維持される。
【0044】
図1において、モータ70は通常は停止しており、始動されると油圧ポンプ80を駆動する。
【0045】
プッシュロッド112は、受け部材35に当っており、クラッチペダル110又はクラッチレバー111を操作したときにX1方向に移動されて、プライマリピストン30をX1方向に押す。
【0046】
油圧ポンプ80は、孔19と孔17とをつなぐ配管81の途中に設けてある。油圧ポンプ80と孔17との間には逆止弁82が設けてある。オイルタンク90は、孔16と孔18とをつなぐ配管91の途中に設けてある。オイルタンク90と孔18との間に、フィルタ92が設けてある。配管91と配管81とは、孔18、シリンダ部14の内部空間、孔19を通って連通してある。オイルは、アシスト力発生の他に、シリンダ部14の内部を潤滑するため及びシリンダ部13の内部を潤滑するためにも利用される。
【0047】
モータ駆動回路100は、通常は、図1に符号i0.7で示すように、デューティ比が0.7であるモータ駆動信号を出力し、また、後述するように、車両の状況に応じて、デューティ比が基本の0.7から増加する方向或いは減少する方向に少し変化したデューティ比のモータ駆動信号を出力する。
【0048】
デューティ比可変操作部260は、操作ノブ260aを有し、この操作ノブ260aを操作することによってモータ駆動信号のデューティ比が調整される。
【0049】
車速センサ261は車両の走行速度を検出して車両速度信号Vを出力する。オイル温度センサ262はオイルタンク90内のオイルの温度を検出してオイル温度信号Tcを出力する。バッテリ電圧センサ263は車両に搭載してあるバッテリの出力電圧を検出してバッテリ出力電圧信号Eを出力する。
【0050】
電子制御装置250は、車両の状況に応じてモータ駆動信号のデューティ比を決定する働きを有する。この電子制御装置250は、インターフェース251、CPU252、ROM253を有する。ROM253には、モータ駆動信号のデューティ比を表す三元マップ(図示せず)が記憶されている。三元マップの一つの軸は車速V、別の軸はオイル温度Tc、更に別の軸はバッテリ電圧Eである。車速V、オイル温度Tc、バッテリ電圧Eが共に通常である場合のデューティ比は0.7である。車両の走行速度Vが高い速度では、デューティ比は0.7より少し低い0.6である。オイル温度Tcが異常に低温である場合には、デューティ比は0.7より少し高い0.8である。バッテリ電圧Eが異常に低い場合には、デューティ比は0.7より少し高い0.8である。
【0051】
次に、車両の運転者がクラッチ装置120をきるべくクラッチペダル110を踏み込んだときの、上記構成のクラッチ操作力アシスト制御装置10の操作力アシスト動作について説明する。
【0052】
クラッチペダル110を踏み込む前は、クラッチ操作力アシスト制御装置10及びクラッチ装置120は図1、図2、図6(A)に示す状態にある。
【0053】
図5はクラッチペダル110を通常に深く踏み込んだときのクラッチ操作力アシスト制御装置10の動作状態、及び、クラッチ装置120の動作状態を示す。
【0054】
運転者がクラッチペダル110を通常に踏み込むと、プッシュロッド112を介してプライマリピストン30が押されてX1方向に一気に移動され、セカンダリピストン40もプライマリピストン30によって押されると共にアシスト力によってX1方向に一気に移動され、第2の加圧室106からの油圧によってクラッチレリーズシリンダ機構125が動作され、クラッチ装置120が切れる。
【0055】
図6(A)乃至(C)及び図7(A)、(B)はクラッチ操作力アシスト制御装置10の動作を説明する図である。
【0056】
運転者がクラッチペダル110を踏み込むと、プッシュロッド112を介してプライマリピストン30が押されてX1方向に移動され、先ずは、図6(B)に示すように開口34aがシール部51によって塞がれ油圧開放経路用弁210が閉じられ、続いて、図6(C)に示すようにピストンスイッチ接触部品60が端面45aに接触して、検出スイッチ211が閉じられ、モータ駆動回路100がデューティ比が0.7であるモータ駆動信号を出力し、モータ70が始動される。またピストンスイッチ接触部品60が端面45aを押すことによってセカンダリピストン40がX1方向に移動を開始し、図7(A)に示すように第1のピストン部41が段部15から離れて、第1の加圧室105と空間48とが連通して、第1の加圧室105は第1の連通加圧室105Aとなる。
【0057】
モータ70が始動されると油圧ポンプ80が駆動されて、オイルが油圧供給孔17を通して第1の連通加圧室105A内に送り込まれ、油圧Pが第1のピストン部41に作用し、セカンダリピストン40にX1方向の補助力としてのアシスト力AFが発生する。よって、以後は、セカンダリピストン40は、クラッチペダル110を踏み込む操作による力(踏み込み力)Fに上記アシスト力AFが加わった力(F+AF)によってX1方向に、図7(B)に示す最終位置まで押される。セカンダリピストン40がX1方向に移動することによって第2の加圧室106で発生した油圧によって、図5に示すように、クラッチレリーズシリンダ機構125が動作され、クラッチ板124がクラッチ板122から離されて、クラッチが切れる。
【0058】
クラッチペダル110を踏み込んだときに、装置本体11からは力が、図8中線Vで示すように、クラッチペダル110の踏み込みストロークが増えるにつれて増加するように変化して出力される。この力は踏み込み力Fに、線IVで示すアシスト力AFを加算した力である。よって、クラッチペダル110を踏み込む力Fは、図8中、線IIIで示すように弱くて足り、クラッチを切るときの運転者がクラッチペダル110を踏み込む操作は軽くて済む。
【0059】
踏み込み力F1に対するアシスト力AF1の比、AF1/F1は、1/2である。また、各ストロークでの、アシスト力AFと踏み込み力Fとの比、AF1/F1、AF2/F2は略同じである。よって、運転者はクラッチペダル110を踏み込むほどに重く感じることになり、違和感はない。
【0060】
ここで、運転者がデューティ比可変操作部260の操作ノブ260aを操作してモータ駆動信号のデューティ比を増加させるように調整した場合について説明する。この操作は、例えば、運転者がクラッチペダル110を踏み込む操作に疲労を感じるようになった場合に行われる。
【0061】
この場合には、モータ駆動回路100からはデューティ比が例えば0.8であるモータ駆動信号i0.8が出力されて、モータ70が始動される。デューティ比が0.7であるモータ駆動信号である場合に比較して、モータ70は作動実時間が通常よりも長くなる。よって、アシスト力AFは図9に線IVaで示すようになって、通常の場合よりも増え、その分、運転者がクラッチペダル110を踏み込む力Fは線IIIaで示すように弱くても足りるようになり、クラッチを切るときの運転者がクラッチペダル110を踏み込む操作は通常よりも軽くて済み、運転者は疲労を感じているものの、クラッチ操作を更に続けることが出来る。なお、踏み込み力F1に対するアシスト力AF1の比、AF1/F1は、5/7となる。
【0062】
また、踏み込みの弱い女性ドライバがデューティ比可変操作部260の操作ノブ260aを操作してモータ駆動信号のデューティ比を増加させることによって、車両の運転が楽になる。
【0063】
車両の走行速度Vが高い速度領域にある場合には、クラッチペダル110を踏み込んだときに、モータ駆動回路100からはデューティ比が0.6であるモータ駆動信号i0.6が出力されて、モータ70が始動される。デューティ比が0.7であるモータ駆動信号である場合に比較して、モータ70は作動実時間が通常よりも短くなって、アシスト力AFは図10に線IVbで示すようになって、通常の場合よりも減り、線Vで示す力を得る為には、その分、運転者はクラッチペダル110を踏み込む力Fを線IIIbで示すように強くする必要がある。踏み込み力F1に対するアシスト力AF1の比、AF1/F1は、1/3となる。これによって、クラッチ操作は通常よりも重くなって、意図しないクラッチ解除が起きる危険が回避され、車両の走行安定性は維持される。
【0064】
車両が二輪車の場合にはクラッチレバーを握る操作が重くなり、二輪車の速度が高速度域でありクラッチレバーが強い風圧を受けるにも拘わらず、風圧によってクラッチレバーが動かされてしまうことは起きない。
【0065】
オイル温度Tcが異常に低温である場合には、クラッチペダル110を踏み込んだときに、モータ駆動回路100からはデューティ比が0.8であるモータ駆動信号が出力されて、モータ70が始動される。デューティ比が0.7であるモータ駆動信号である場合に比較して、モータ70は作動実時間が通常よりも長くなる。モータ70の作動実時間が通常と同じである場合には、異常な低温によってオイルの粘度が上がっておりオイルの動きが円滑でない分、アシスト力AFは通常よりは低くなり、運転者はクラッチペダル110を踏み込む力Fを通常よりも強くする必要がある。しかし、モータ70の作動実時間が通常よりも長いため、オイルの粘度が高いにも拘わらず、アシスト力AFは図8に線IVで示すようになって、踏み込み力F1に対するアシスト力AF1の比、AF1/F1は、1/2を維持し、クラッチペダル110を踏み込む力Fは通常と同じで足り、重く感じることはない。
【0066】
バッテリ電圧Eが異常に低い場合には、クラッチペダル110を踏み込んだときに、モータ駆動回路100からはデューティ比が0.8であるモータ駆動信号が出力されて、モータ70が始動される。デューティ比が0.7であるモータ駆動信号である場合に比較して、モータ70は作動実時間が通常よりも長くなる。モータ70の作動実時間が通常と同じである場合には、異常な低温によってオイルの粘度が上がっておりオイルの動きが円滑でない分、アシスト力AFは通常よりは低くなり、運転者はクラッチペダル110を踏み込む力Fを通常よりも強くする必要がある。しかし、モータ70の作動実時間が通常よりも長いため、バッテリ電圧Eが異常に低いにも拘わらず、アシスト力AFは図8に線IVで示すようになって、踏み込み力F1に対するアシスト力AF1の比、AF1/F1は、1/2を維持し、クラッチペダル110を踏み込む力Fは通常と同じで足り、重く感じることはない。
【0067】
上記のようにそのときの車両の状況の如何に関係なく、運転者はクラッチの操作を違和感無く行うことが可能である。
【0068】
ギヤシフト操作を行った後に運転者が足をクラッチペダル110から離すと、図11(A)に示すように、第1の連通加圧室105A内の油圧Pによってプライマリピストン30がX2方向に少し移動されて、油圧開放経路用弁210が開かれて、油圧開放経路200が開かれる。また、セカンダリピストン40は、第2の加圧室106で発生している油圧及びバックスプリング52によってX2方向に移動を開始する。
【0069】
セカンダリピストン40とプライマリピストン30とは、実距離Hが略上記の寸法bの距離を維持しつつ、第1の連通加圧室105A内のオイルを油圧開放経路200を通してオイルタンク90に戻しながら、図11(B)に示す初期の状態に戻される。
【0070】
セカンダリピストン40が初期の状態に戻されたことによって、クラッチは完全に接続される。
【0071】
次に、図1の電子制御装置250を構成するCPU252の動作について、
図12を参照して説明する。
【0072】
先ず、クラッチ操作検出スイッチ211がオンであるか否かを判断し(S1)、検出スイッチ211がオンである場合には、車速Vを読み込み(S2)、オイル温度Tcを読み込み(S3)、バッテリ電圧Eを読み込み(S4)、これらを元にROM213に記憶されているモータ駆動信号のデューティ比の三元マップを参照して、モータ駆動信号のデューティ比を決定する(S5)。
【0073】
次いで、この決定したデューティ比のモータ駆動信号で、モータ70を駆動させる(S6)。
【0074】
次いで、クラッチ操作検出スイッチ211がオンであるか否かを判断し(S7)、検出スイッチ211がオフである場合には、モータ70を停止させる(S8)。
【0075】
最後に、デューティ比を元の状態である0.7に戻す(S9)。
【0076】
なお、図1中のセンサ221,222,223の他に、別のセンサを設け、このセンサの出力を考慮してモータ駆動信号のデューティ比を決めるようにすることも可能である。例えば、特に運転者が外気にさらされる二輪車の場合には、外気の温度を検出するセンサを設け、外気の温度が低い場合には、モータ駆動信号のデューティ比を高めてアシスト力を増やし、寒さで運動機能が低下している運転者の助けるようにすることも出来る。
【0077】
また、車両の種類によっては、車両の走行速度Vが高い速度領域にある場合には、クラッチペダル110を踏み込んだときに、モータ駆動回路100からはデューティ比が0.7よりも高い例えば0.8であるモータ駆動信号が出力されるようにも出来る。この場合には、モータ70の作動実時間が通常よりも長くなって、アシスト力AFが通常の場合よりも増え、その分、運転者はクラッチペダル110を踏み込む力Fが軽くなり、ギヤの切り換えを素早く行うことが出来るようになり、運転がし易くなる。
【0078】
なお、上記のデューティ比の数値、及び踏み込み力F1に対するアシスト力AF1の比、AF1/F1の数値は共に一例であり、上記に限るものではなく、適宜変更可能であるのは勿論である。
【0079】
上記のクラッチ操作力アシスト制御装置10は、クラッチ機構以外の操作機構部にも適用が可能である。また、車両に限らず、エンジンを備えた建設用機械等にも設けることが可能である。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、運転者が車両の操作部に作用する操作力に補助力を付加してアシストする操作力アシスト装置本体と、車両状況検出センサの情報に応じてモータの駆動を制御するモータ駆動制御手段とを備えてなり、車両の状況に応じて補助力の強さを変えるようにした構成であるため、車両の速度、オイルの温度、バッテリの電圧等、車両の状況が変化しても、運転者は違和感を特に感じることなく操作を行うことが出来、また、車両の走行の安定性を良好に出来、安全性を改善出来るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になるクラッチ操作力アシスト制御装置をクラッチ装置と併せて示す図である。
【図2】図1中、装置本体の一部を拡大して示す図である。
【図3】プライマリピストンとセカンダリピストンとを対向させて示す図である。
【図4】実距離を変化させたときの、弁、スイッチ、モータの動作を説明するための図である。
【図5】クラッチペダルを通常に踏み込んだ場合のクラッチ操作力アシスト制御装置及びクラッチ装置の動作状態を示す図である。
【図6】クラッチペダルを通常に踏み込んだときのクラッチ操作力アシスト制御装置の動作状態を示す図である。
【図7】図6(C)に続く、クラッチ操作力アシスト制御装置の動作状態を示す図である。
【図8】クラッチペダル踏み込みストロークと発生するアシスト力との関係を示す図である。
【図9】操作ノブを操作したときのクラッチペダル踏み込みストロークと発生するアシスト力との関係を示す図である。
【図10】車速が高速であるときのクラッチペダル踏み込みストロークと発生するアシスト力との関係を示す図である。
【図11】クラッチペダルの踏み込み操作を解除したときのクラッチ操作力アシスト制御装置の動作を示す図である。
【図12】図1中、CPUの動作のフローチャートである。
【符号の説明】
10 クラッチ操作力アシスト制御装置
11 装置本体
12 メインシリンダ
20 出力シリンダ
30 プライマリピストン
34 油圧逃がし貫通孔
40 セカンダリピストン
50 シールバルブ体
60 ピストンスイッチ接触部品
70 電動モータ
80 油圧ポンプ
90 オイルタンク
100 モータ駆動回路
105 第1の加圧室
105A 第1の連通加圧室
106 第2の加圧室
110 クラッチペダル
111 クラッチレバー
120 クラッチ装置
200 油圧開放経路
210 油圧開放経路用弁
211 クラッチ操作検出スイッチ
250 電子制御装置
251 インターフェース
252 CPU
253 ROM
260 デューティ比可変操作部
260a 操作ノブ
261 車速センサ
262 オイル温度センサ
263 バッテリ電圧センサ

Claims (5)

  1. モータと該モータによって駆動されるポンプとを備えており、該モータによって駆動された該ポンプが発生した媒体の圧力でもって、運転者が車両の操作部に作用する操作力に、補助力を付加してアシストする操作力アシスト装置本体と、
    該車両の状況を検出する車両状況検出センサと、
    該車両状況検出センサの情報に応じて、上記モータの駆動を制御するモータ駆動制御手段とを備えてなり、
    車両の状況に応じて、上記補助力の強さを変えるようにしたことを特徴とする操作力アシスト制御装置。
  2. 請求項1に記載の操作力アシスト制御装置において、
    該操作力アシスト装置本体は、車両のクラッチ操作部の操作力に補助力を付加してアシストする構成であり、
    上記車両状況検出センサは、車両の走行速度を検出して車両速度信号を出力する車速センサを含んでなり、
    上記モータ駆動制御手段は、該車速センサが車両の走行速度が高速である旨の車両速度信号を出力している場合には、通常のデューティ比とは相違するデューティ比のモータ駆動信号を出力する構成としたことを特徴とする操作力アシスト制御装置。
  3. 請求項1に記載の操作力アシスト制御装置において、
    該操作力アシスト装置本体は、上記媒体がオイルであり、且つ車両のクラッチ操作部の操作力に補助力を付加してアシストする構成であり、
    上記車両状況検出センサは、オイルの温度を検出してオイル温度信号を出力するオイル温度センサを含んでなり、
    上記モータ駆動制御手段は、該オイル温度センサがオイルの温度が低温である旨のオイル温度信号を出力している場合には、通常のデューティ比よりも高いデューティ比のモータ駆動信号を出力する構成としたことを特徴とする操作力アシスト制御装置。
  4. 請求項1に記載の操作力アシスト制御装置において、
    該操作力アシスト装置本体は、車両のクラッチ操作部の操作力に補助力を付加してアシストする構成であり、
    上記車両状況検出センサは、バッテリの電圧を検出してバッテリ電圧信号を出力するバッテリ電圧センサを含んでなり、
    上記モータ駆動制御手段は、該バッテリ電圧センサがバッテリの電圧が低い旨のバッテリ電圧信号を出力している場合には、通常のデューティ比よりも高いデューティ比のモータ駆動信号を出力する構成としたことを特徴とする操作力アシスト制御装置。
  5. モータと該モータによって駆動されるポンプとを備えており、該モータによって駆動された該ポンプが発生した媒体の圧力でもって、運転者が車両の操作部に作用する操作力に、補助力を付加してアシストする操作力アシスト装置本体と、
    手動操作される調整部と、
    該調整部の操作に応じて、上記モータの駆動を制御するモータ駆動制御手段とを備えてなり、
    該調整部を操作することによって、上記補助力の強さが変わるようにしたことを特徴とする操作力アシスト制御装置。
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