JP2005028781A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 顔料インク中の顔料とインク溶剤との分離に起因する画像品位の低下を回避して、常に高品位の画像を記録することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供すること。
【解決手段】 吐出口208から顔料インクを吐出可能な記録ヘッドを用いて記録をするインクジェット記録装置において、吐出口208内の顔料インク中の顔料とインク溶剤とが分離するときの時間の経過前に、吐出口208から画像の記録に寄与しない顔料インクを排出させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、吐出口から顔料インクを吐出可能な記録ヘッドを用いて、画像を記録するインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法に関するものである。
従来より、インクジェット記録装置には、記録ヘッドをキャッピング可能なキャップが備えられており、記録装置の待機中に、キャップによって記録ヘッドをキャッピングして、吐出口の乾燥を防止すると共に吐出口を保護するように構成されている。
また、従来のインクジェット記録装置としては、記録ヘッドにおけるインクの吐出状態を良好に維持するための回復処理によって、記録ヘッドの吐出口から、画像の記録に寄与しないインクを排出するものが知られている。この回復処理は、例えば、特許文献1に記載されているように、記録ヘッドの吐出口近傍の増粘インクなどの影響によるインクの吐出量の変化や吐出方向のズレを回避するために実施される。
特開平11-179831号公報(第2頁、図7)
ところで、記録インクとして顔料インクを用いた場合には、記録装置の待機中に、記録ヘッドの吐出口近傍に位置する顔料インク中の顔料とインク溶剤とが分離するおそれがある。このような分離が生じた場合には、記録ヘッドの吐出口近傍に位置する顔料インク中の顔料の含有量が減少して、そのインク濃度が低下してしまう。仮に、このようにインク濃度が低下したままの顔料インクを吐出して画像を記録した場合には、画像の記録濃度が部分的に低下したり色が抜けたりして、画像品位を損なうおそれがある。
従来のインクジェット記録装置は、増粘インクなどの影響によるインクの吐出量の変化や吐出方向のズレに関しては回復処理によって回避できるものの、顔料インクにおける顔料とインク溶剤との分離に起因する画像品位の低下に関しては何ら考慮がなされていなかった。そのため、記録装置の待機中に顔料とインク溶剤とに分離した顔料インクをそのまま吐出して画像を記録してしまい、画像品位を損なうおそれがあった。
本発明の目的は、顔料インク中の顔料とインク溶剤との分離に起因する画像品位の低下を回避して、常に高品位の画像を記録することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供することにある。
本発明のインクジェット記録装置は、吐出口から顔料インクを吐出可能な記録ヘッドを用いて記録をするインクジェット記録装置において、前記吐出口内の顔料インク中の顔料とインク溶剤とが分離するときの時間の経過前に、前記吐出口から画像の記録に寄与しない顔料インクを排出させる排出手段を備えたことを特徴とする。
本発明のインクジェット記録方法は、吐出口から顔料インクを吐出可能な記録ヘッドを用いて記録をするインクジェット記録方法において、前記吐出口内の顔料インク中の顔料とインク溶剤とが分離するときの時間の経過前に、前記吐出口から画像の記録に寄与しない顔料インクを排出させることを特徴とする。
本発明は、記録ヘッドの吐出口から吐出される顔料インクの特殊性を考慮して、吐出口内の顔料インク中の顔料とインク溶剤とが分離するときの時間の経過前に、吐出口から画像の記録に寄与しない顔料インクを排出させることにより、顔料インク中の顔料とインク溶剤との分離に起因する画像品位の低下を回避して、常に高品位の画像を記録することができる。
また、記録ヘッドの待機中において、吐出口内の顔料インク中の顔料とインク溶剤とが分離するときの時間の経過前に、吐出口から画像の記録に寄与しない顔料インクを排出させることにより、スループットの低下を招くことなく、常に高品位の画像を記録することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図8は、本発明を適用可能なインクジェット記録装置の概略構成図である。本例の記録装置は、被記録媒体Pの幅方向における記録領域の全域に渡って延在する長尺なインクジェット記録ヘッド107を用いるフルラインタイプのインクジェット記録装置である。記録ヘッド107として、イエローインク(Y)吐出用の記録ヘッド、マゼンタインク(M)吐出用の記録ヘッド、シアンインク(C)吐出用の記録ヘッド、およびブラックインク(Bk)吐出用の記録ヘッドを用いることにより、搬送ベルト120によって矢印方向に搬送される被記録媒体P上にカラー画像を記録することができる。記録ヘッド107としては、後述するような発熱体(電気熱変換体)の発熱を用いてインクを吐出する記録ヘッドの他、ピエゾ素子を用いてインクを吐出する記録ヘッド等、種々の吐出方式のものを用いることができる。
図9は、図8の記録装置における制御系の概略のブロック構成図である。図9において、CPU1100は、本記録装置の動作の制御処理やデータ処理等を実行する。ROM1101は、それらの処理手順等のプログラムや図7に示す制御フローに対応するプログラム及び図6に示す温度変化によるインク分離に関するテーブルが格納され、またRAM1102は、それらの処理を実行するためのワークエリアなどとして用いられる。CPU1100は、ヘッドドライバ107Aを介して記録ヘッド107を駆動して、そのインク吐出口からインクを吐出させる。またヘッドドライバ107Aを介して記録ヘッド内に設けられているセンサの温度情報をCPUにより読み取るようにしている。CPU1100は、搬送ベルト120を駆動するための搬送モータ1104をモータドライバ1104Aを介して制御する。さらにCPU1100は、後述するように、記録ヘッド107の吐出口から画像の記録に寄与しないインクを排出するためのインク排出機構1000を制御する。
図1は、インク排出機構1000を含むインクジェット記録装置におけるインク流路の構成例の説明図である。
図1において、106は、多量のインクを貯留するインクカートリッジ等の形態のインクタンクである。インクとしては、顔料とインク溶剤とを含む顔料インクを用いる。102は、インクを一時的に貯留するサブタンクであり、大気連通口103とインク残量検知センサー115を有する。大気連通口103はサブタンク102内と大気とを連通し、またセンサー115は、サブタンク102内の定位置に備わる電極115A,115B間におけるインクの存在の有無に応じてインクの残量を検知する。104は回復桶であり、記録ヘッド107の吐出口から画像の記録に寄与しないインクが排出されたときに、そのインクを受容する。116は回復桶104に備えられたキャップであり、記録ヘッド107における吐出口の形成面(オリフィス面)に接することにより吐出口をキャッピングする。101は、サブタンク102内のインクを記録ヘッド107に供給するためのポンプである。105は、バルブ110の開成時にインクタンク106内のインクをサブタンク102内に供給し、かつバルブ109の開成時に回復桶104内のインクをサブタンク102内に戻すためのポンプである。111,112,113,114は、インク中に含まれる異物を除去するためのフィルターである。また、201は記録ヘッド107におけるインク吸入口、208は記録ヘッド107におけるインク吸出口である。
図2は、記録ヘッド107におけるインク流路部分の説明図である。
インク吸入口201は、フィルター113および供給経路203を通して記録ヘッド107における共通液室204内の一方側に接続されている。共通液室204内の他方側は、供給経路206およびフィルター114を通してインク吸出口207に接続されている。208は複数のインク吐出口であり、それぞれ対応するインク流路206によって共通液室204に連通されている。209は、吐出口208が形成されるオリフィス面(吐出口形成面)である。
図3は、記録ヘッド107のノズル部分の拡大断面図である。
本例の記録ヘッド107は、発熱体(電気熱変換体)302の発熱を用いて顔料インクを吐出する構成となっている。301は発熱素子302が設けられた素子基板、303は素子基板301上に接合される天板、304は吐出口208が形成されたオリフィスプレートである。これらの素子基板301、天板303、およびオリフィスプレート304によって、共通液室204およびインク流路205が形成される。発熱体302は、電気抵抗層および配線をパタ−ンニングしたものであり、この配線から電気抵抗層に電圧が印加されることによって発熱する。そして、発熱体302の発熱によってインク流路205内のインクを沸騰させることにより、そのときの発泡エネルギーを利用して吐出口208から顔料インクを吐出させることができる。素子基板301上には、素子基板301および発熱体302の蓄熱温度を検知するためのDiセンサーが配置されており、このDiセンサーの検出温度に応じて記録ヘッド107の駆動条件が決定される。
天板303には、その天井部分とそれぞれの発熱体302のとの間に延在する流路壁309が一体的に設けられている。310は、素子基板301上の共通液室204内に設けられたサブヒータであり、記録ヘッド107内の顔料インクの温度を一定に保って、顔料インクの粘性を安定させることを目的としている。
記録動作時は、図1中のバルブ108を開き、サブタンク102内の顔料インクを吸入口201および吸出口207から記録ヘッド107内に供給する。記録ヘッド107のオリフィス面209は、サブタンク102内の顔料インクの液面よりも高い位置にあり、吐出口208の顔料インクには常に一定の水頭差が掛かっている。これにより、顔料インクが安定的に吐出されることになる。記録動作に伴って消費されるサブタンク102内の顔料インクは、インクタンク106から補充される。
図9に示すインク排出機構1000は、回復処理およびインク排出処理を実行することによって、記録ヘッド107の吐出口208から画像の記録に寄与しないインクを回復桶104内に排出させる。
回復処理は、記録ヘッド107におけるインクの吐出状態を良好に維持すべく、吐出口208の近傍の増粘インクなどの影響によるインクの吐出量の変化や吐出方向のズレを回避するための処理である。この回復処理として、予備吐出、加圧回復、および吸引回復を含むことができる。予備吐出は、回復桶104内に向かって、記録動作時と同様に吐出口208からインクを吐出する処理である。この予備吐出時には、バルブ108を開いて、ポンプ101によってサブタンク102と記録ヘッド107との間にてインクを循環させてもよい。加圧回復は、ポンプ102によって記録ヘッド107内のインクを加圧することによって、吐出口208から回復桶104内にインクを排出させる処理である。吸引回復は、キャップ116によって吐出口208をキャッピングしたまま、回復桶104内に、ポンプ105によって発生した負圧を導入することにより、吐出口208から回復桶104内にインクを吸引排出させる処理である。
このような回復処理によって回復桶104内に排出されたインクは、ポンプ105によって吸引されてサブタンク102内に回収される。吸引回復時には、吐出口208からの回復桶104内へのインクの吸引排出と同時に、その回復桶104内からサブタンク102内へインクが回収されることになる。また、回復桶104には弾性のブレードが備えられており、そのブレードによって記録ヘッド107のオリフィス面209をワイピングすることにより、オリフィス面209に付着したインクを除去することができる。
一方、インク排出機構1000によって実行されるインク排出処理は、顔料インク中の顔料とインク溶剤との分離に起因する画像品位の低下を回避することを目的として、吐出口208から回復桶104内にインクを排出させるための処理である。記録ヘッド107の待機状態においては、図4のように、記録ヘッド107が回復桶104と対向する位置にて待機し、かつキャップ116のキャッピングによってフェイス面209が覆われている。図4において117は、吐出口208から回復桶104内に排出されるインクをガイドするためのガイド部材である。
図4のような記録ヘッド107の待機状態において、図5(a)のように吐出口208にメニスカスを形成している吐出口近傍部分の顔料インクは、時間の経過と共に顔料とインク溶剤とが分離するおそれがある。このような分離が生じた場合には、吐出口近傍に位置する顔料インク中の顔料の含有量が減少して、そのインク濃度が低下してしまう。仮に、このようにインク濃度が低下したままの顔料インクを吐出して画像を記録した場合には、画像の記録濃度が部分的に低下したり色が抜けたりして、画像品位を損なうおそれがある。
インク排出処理は、このような顔料インクにおける顔料とインク溶剤との分離に起因する画像品位の低下を回避することを目的として、吐出口208から回復桶104内に顔料インクを排出させる。本例の場合は、図5(b)のように、前述した予備吐出と同様の処理によって吐出口208から回復桶104内に所定量の顔料インクを吐出させる。このインク吐出によって、顔料とインク溶剤とが分離した顔料インクを吐出口208から排除することができる。その後は、図5(c)のように、吐出口208に顔料インクのメニスカスを再び形成して、次の記録指令にしたがって直ちに記録動作が実行できるように待機する。
このように、顔料とインク溶剤とが分離した顔料インクを吐出口208から排出して除去することによって、常に、高品位の画像を記録することができる。また、このような記録ヘッド107の待機中におけるインク排出処理は、顔料とインク溶剤とが分離する前に実施することが望ましい。そのため、このような記録ヘッド107の待機中におけるインク排出処理の実施時期は、顔料とインク溶剤とが分離する時間を考慮して、比較的短い時間間隔に設定する。
例えば、インク排出処理を実施する間隔は、図6のような温度テーブルを用いて設定することができる。この温度テーブルは、記録ヘッド107の環境温度と、顔料とインク溶剤との分離の開始時間と、を関連付けたものであり、環境温度がTのときに分離が開始する時間はTaとなり、その時間Ta以下の時間間隔でインク排出処理を実施することによって、常に、高品位の画像を記録することができる。また、前述した回復処理を所定の時間間隔で実施する場合には、その時間間隔よりも時間Taを短く設定することが望ましい。
上述の構成よりなる実施例の動作説明を次に行う。
図7は、図6のようなテーブルを用いて実施するインク排出処理の一例を説明するためのフローチャートで、前述したごとく、ROM1101に記憶され、CPU1100により読み込まれ、実行され、記録装置内の各部が制御される。
この図7の処理シーケンスは、記録装置の電源の投入を待って実行される。まずは、CPUによりインク排出処理を実施する間隔を設定するためのRAM1102内に設定されたタイマーSをリセットし(ステップS1)、CPU1100により記録装置の機内温度(環境温度)を検出する温度センサー(ここではヘッド内に設けられるダイオードセンサ(Diセンサー)の検出温度を読み取る(ステップS2)。そして、ROM1101に記憶されている図6のようなテーブルを用いて、温度センサーの検出温度Tに対応する時間Ta、つまりインク排出処理の間隔をRAM1102内の所定のエリアに設定してから(ステップS3)、タイマーSをスタートさせる(ステップS4)。そして、タイマーSの計時時間TSが時間Taに達するまでの間に、記録動作を実行するための記録信号が入ったときは、記録動作を実行する(ステップS5,S6,S7)。一方、記録信号が入らないまま、タイマーSの計時時間TSが時間Taに達したときは、上述したような分離した顔料とインク溶剤とのインク排出処理を実行する(ステップS5,S6,S8)。ステップS7の記録動作およびステップS8のインク排出処理を実行した後は、ステップS1に戻ってタイマーSをリセットしてから、図7の処理シーケンスを繰り返す。
インク排出処理の間隔Taは、その間隔Ta内における環境温度の変化、つまり記録ヘッド107の待機期間中における先のインク排出処理と後のインク排出処理との間の生じる環境温度の変化を考慮して、設定することが望ましい。この場合には、環境温度の変化に応じて、所定のマージンをもたせるように間隔Taを設定すればよい。
また、インク排出処理は、前述した予備吐出と同様の処理によって実行する他、前述した加圧回復または吸引回復と同様の処理によって実行することもできる。要は、顔料とインク溶剤が分離する前、または、その分離後に、吐出口208から画像の記録に寄与しない顔料インクを排出することができればよい。また、それらの予備吐出、加圧回復、および吸引回復などの回復処理と組合せて、インク排出処理を実施することができる。その場合には、それらの回復処理後に時間Taを設定すればよい。
また、本発明は、フルラインタイプのインクジェット記録装置の他、シリアルスキャンタイプのインクジェット記録装置にも適用することができる。また、上述の例によれば、ソフトウエア的に実現したが、ハードウエアで同じことを実現することも容易にできる。温度センサーを記録ヘッド以外の場所に設けてもよい。
本発明を適用可能なインクジェット記録装置におけるインク流路の構成例の説明図である。 図1の記録ヘッドにおけるインク流路部分の説明図である。 図1の記録ヘッドにおけるノズル部分の拡大断面図である。 図1の記録ヘッドの待機状態における側面図である。 (a),(b),(c)は、本発明の一実施形態におけるインク排出処理の実施過程を説明するための要部の断面図である。 本発明の一実施形態において、インク排出処理の間隔を求めるために用いるテーブルの説明図である。 本発明の一実施形態におけるインク排出処理を説明するためのフローチャートである。 本発明を適用可能なインクジェット記録装置の一例を説明するための要部の斜視図である。 図8のインクジェット記録装置における制御系の概略構成を説明するためのブロック図である。
符号の説明
101 ポンプ
102 サブタンク
103 大気連通口
104 回復桶
105 ポンプ
106 インクタンク
107 記録ヘッド
111,112,113,114 フィルタ
115 インク残量検知センサー
116 キャップ
201 インク吸入口
203 供給経路
204 共通液室
205 インク流路
206 供給経路
207 インク吸出口
208 吐出口
209 オリフィス面
301 素子基板
302 発熱体(電気熱変換体)
303 天板
304 オリフィスプレート
305 吐出口
309 流路壁
310 サブヒータ
1000 インク排出機構

Claims (9)

  1. 吐出口から顔料インクを吐出可能な記録ヘッドを用いて記録をするインクジェット記録装置において、
    前記吐出口内の顔料インク中の顔料とインク溶剤とが分離するときの時間の経過前に、前記吐出口から画像の記録に寄与しない顔料インクを排出させる排出手段を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記排出手段は、前記インクジェット記録装置の電源投入期間中における前記記録ヘッドの待機時に機能することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記記録ヘッドの環境温度に基づいて、前記吐出口内の顔料インク中の顔料とインク溶剤とが分離するときの時間を設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記吐出口をキャッピング可能なキャップを備え、
    前記排出手段は、前記吐出口から前記キャップ内に顔料インクを排出させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記排出手段は、前記吐出口から顔料インクを排出させるために、前記吐出口からインクを吐出させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記排出手段は、前記吐出口から顔料インクを排出させるために、前記記録ヘッド内の顔料インクを加圧することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記吐出口をキャッピング可能なキャップを備え、
    前記排出手段は、前記キャップ内に負圧を導入することによって、前記吐出口から前記キャップ内にインクを吸引排出させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記記録ヘッドは、インク吐出用のエネルギーとして利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 吐出口から顔料インクを吐出可能な記録ヘッドを用いて記録をするインクジェット記録方法において、
    前記吐出口内の顔料インク中の顔料とインク溶剤とが分離するときの時間の経過前に、前記吐出口から画像の記録に寄与しない顔料インクを排出させることを特徴とするインクジェット記録方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015003496A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 コニカミノルタ株式会社 液滴射出装置及び液滴射出装置のノズル回復方法

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