JP2005026305A - 可搬型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な放熱効果が発揮でき、その結果、筐体部分に触れても火傷するおそれがなく安全性の高い可搬型電子機器を提供できるようにする。
【解決手段】筐体1内部の発熱部品から発生する熱を発散させる放熱機能を有する可搬型電子機器において、筐体1は少なくとも一面に外部に向けて開口した放熱口15を有するとともに、筐体1内部に、放熱口15に向って、発熱部品からの熱を伝導する熱伝導部材4と、熱伝導部材4と筐体1の放熱口15を有する面との間に配設されるカバー部材5とを備え、熱伝導部材4は、放熱口15に向って多数の放熱フィン41を有し、カバー部材5は、放熱口15に向って面に多数の連続した通気孔51を有している。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可搬型電子機器に係り、特に筐体内部に発熱作用の高い部品を内蔵した可搬型電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
手などで持ち運ぶことができる可搬型の電子装置が様々な分野で各種使用されているが、このうち、筐体の内部に無線部や電源部などを備えた電子装置については、その無線部や電源部などに発熱作用の高い部品(以下、発熱部品とよぶ)として、例えばパワーアンプやICレギュレータなどを内蔵したものが知られている。
【0003】
通常、このような発熱部品からは、多量のジュール熱などが発生しており、そのまま放置しておくと、その発熱部品が正常に動作しなくなるので、放熱を促すような手段が各種講じられている。即ち、このような発熱部品の放熱対策としては、筐体側へその熱を物理的に直接伝導させることで、発熱部品からの熱を逃がすような構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、このような方法以外に、例えば筐体内部に、比較的厚手で熱容量を高めた板状などを呈するとともに放熱フィンを設けた放熱板を、発熱部品に接触させた状態で付設させた構成のものなども知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許分文献1】
特開平8−222011号公報(段落[0036]、図22)
【特許分文献2】
特開2002−134969号公報(段落[0015]、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のような放熱方法では、通常使用されている筐体部分を金属材料で形成しているので、使用中に筐体部分が加熱されて次第に昇温し、筐体内部の室温も上昇して筐体内部の各種電子部品が正常に動作しなくなるおそれがあるばかりか、特に可搬型の電子装置では、使用(運転)しながら持ち運ぶ(移動する)際に誤って手や足が筐体に触れて火傷する危険性もある。
【0007】
一方、後者のような放熱方法では、発熱部品からの熱を放熱板から発散させることができても、前者の場合と同様にその熱が筐体内部にこもってしまうので、使用中に筐体内部の室温が次第に上昇し、筐体内部の各種電子部品が正常に動作しなくなるおそれがある。
【0008】
そこで、この場合には、例えば、筐体の一部を開口させて筐体内部の熱を外部へ逃がすといった方法も考えられるが、特に、屋外での使用も考慮した可搬型の電子機器では、開口部分から筐体内部へ雨水などが浸入して故障の原因となるなどの問題があり、有効な放熱手段の開発が求められている。
【0009】
この発明は、上記した事情に鑑み、効率的な放熱効果が発揮でき、その結果、筐体部分に触れても火傷するおそれがなく安全性の高い可搬型電子機器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の可搬型電子機器は、筐体内部の発熱部品から発生する熱を発散させる放熱機能を有する可搬型電子機器において、
前記筐体は少なくとも一面に外部に向けて開口した放熱口を有するとともに、
前記筐体内部に、
前記放熱口に向って、前記発熱部品からの熱を伝導する熱伝導部材と、
前記熱伝導部材と前記筐体の前記放熱口を有する面との間に配設されるカバー部材とを備え、
前記熱伝導部材は、前記放熱口に向って多数の放熱フィンを有し、
前記カバー部材は、前記放熱口に向って面に多数の連続した通気孔を有することを特徴としている。
【0011】
これにより、筐体内部に設けた発熱部品からの発生する熱を外気により発散させる空冷式の放熱機構を構成しているので、外気による冷却を効率的に行うことができるようになる。その結果、筐体部分に熱がこもるのを防止できるので、筐体が高温に加熱されるのを回避できる。従って、筐体に触れても火傷するおそれがなく、安全性を高めることができるので、運搬しながら使用(運転)することができるようになる。また、特に屋外のような通風性の良好な場所での使用には便宜である。
【0012】
本発明の可搬型電子機器は、前記放熱フィン相互の間隙と前記通気孔の大きさが同一であり、
前記熱伝導部材及び前記カバー部材は、前記間隙と前記通気孔とが一致する状態で、前記筐体内部に取付けられていることを特徴としている。
【0013】
これにより、通気孔を介して外気がフィンへ直接ストレートな流れ(乱流状態ではなく、層流状態で)で流入できるようになるので、冷却効率を一層高めることができる。しかも、フィンがカバー部材でカバー(保護)されているので、発熱部材から伝導してきた熱で加熱されたフィンに触れることが防止でき、安全性と空冷作用とを両立させることができるようになる。
【0014】
本発明の可搬型電子機器は、前記カバー部材は、断熱性を有する材料で板状に形成されているとともに両面に前記通気孔を囲む凹溝を有し、
前記各凹溝には、ゴム製のシール部材が嵌着されていることを特徴としている。
【0015】
これにより、防水構造が高まり、屋外などでの雨水などの流入をさらに確実に防止できるようになる。
【0016】
本発明の可搬型電子機器は、前記筐体の前記放熱口に向う面とは異なる面に、運搬時に使用する取手が取付けられ、
前記筐体の、前記取手が取付けられた面と対向する面と、前記取手が取付けられた面及び前記対向する面以外の他の面との少なくとも2面は、足部を有し、
前記足部を有する面のいずれかの面に前記放熱口が形成されていることを特徴としている。
【0017】
これにより、筐体の設置姿勢を2種類の設置姿勢のいずれかに適宜選択して変更できるので、使用者の好みの使用態様に応じて、例えば操作スイッチや表示部を設置する面を好みの向きに変更できるようになる。また、その日の天候状況などに合わせて、筐体の向きを最適な状態へ変更することができるので、晴天の日には、放熱口が底面ではなく側面に位置するように向きを変更すれば、横から吹く風でさらに効率的な冷却を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る可搬型の電子機器を示すものであり、本実施形態の可搬型の電子機器は、携帯用の無線機器に適用しており、図2に示すように、金属製の筐体1内部に、発熱部品2を含む各種の図示しない電子部品と、これらの電子部品を実装するプリント基板3と、金属製シャーシで構成された熱伝導部材4と、カバー部材5などを備えている。
【0019】
筐体1は、略箱状に形成されており、本実施形態では、図2に示すように、概略構成として、有底角筒状の基体部10Aと、この基体部の開口上部に接合させて閉じる蓋体部10Bとで構成されている。
【0020】
このような構成の筐体1には、図1に示すように、側面1Aに取手11を取付けているとともに、別の一面(上面)1Bに操作用のスクロールキー12、液晶表示パネル(LCD)13及びアンテナ14などを備えている。
【0021】
また、この筐体1は、運搬した後で床などへ載置したときの状態(つまり、取手11が上にある図1の状態。これを「横臥状態」とよぶ。)、及び、運搬直後の横臥状態から90度回転させて置き換え直した状態(図5の状態。これを「起立状態」とよぶ。)の何れの状態でも使用可能とするため、足部16を2面に設置してある。すなわち、放熱口15を設けた底面1Cと、取手11を取付けてある側面1Aとは反対の側面1Dとには、それぞれ四隅にゴム製の足部16を設置している。
【0022】
さらに、この筐体1のアンテナ14などを設置する上面1Bとは反対側の底面1Cには、外部に向けて開口した放熱口15を設けており、この放熱口15に臨む状態で後述する熱伝導部材4のフィン41及びカバー部材5の通気孔51を設置している。
【0023】
取手11は、使用者などが普段取手11を把持したときに、筐体1の側面に対して筐体1の長手方向の面(側面)1E(又は1F)が対向するような状態で、つまり持ち易い状態で把持できるようにするため、筐体1の長手方向の側面1E(又は1F)に平行な向きに設置してある。
【0024】
一方、液晶表示パネル(LCD)13については、筐体1自体がそれ程大型サイズでなくても表示画像の視認性を考慮して大型画面のものを設置できるようにするため、取手11や足部16などの設置されていない面、具体的には、6面ある筐体1の各面のうち、取手11を設置する側面1Aと、この取手11の設置面とは反対の一面1Dを含む足部16或いは後述する放熱口15を設置するための2面との都合3面、以外の残り3面のいずれかの面(本実施形態では、放熱口15の設置面とは反対面)に設置させるようになっている。しかも、この液晶表示パネル(LCD)13は、前述した図1及び図5に示すように、設置姿勢を90度回転させて変更させた、「横臥状態」と「起立状態」との2種類いずれの状態でも容易に視認できるように構成している。
【0025】
発熱部品2は、図2に示すように、プリント基板3に実装されているとともに、熱伝導部材4に螺着した薄板状の金属製の台座板41に直接搭載されている。なお、本実施形態の発熱部品2としては、無線部のパワーアンプ及び電源部のICレギュレータなどが使用されているが、特にこれらの部品に限定されるものではない。
【0026】
一方、本実施形態のプリント基板は、熱伝導部材4の両面に固定されており、図示しない各種の電子部品が多数実装されている。
【0027】
熱伝導部材4は、発熱部品2からのジュール熱を効率的に伝導させるために良好な熱伝導性を有する各種の材料、例えばアルミニウムなどを用いて適宜の形状に形成されており、筐体1の放熱口15に臨む底部部4Aの一面4Bには、図3に示すような多数の連続する襞状のフィン41を設けている。
このフィン41は、図4に示すように、放熱口15に臨む外面である一面4Bにおいて、所定の間隔で、かつ、表面から一定の高さで外部へ突出する突起部41Aで構成されており、この隣り合う突起部41Aの間は反対面4Cまで貫通されておらず、突起の間が奥部で閉じた多数の袋状に形成されている。
【0028】
また、本実施形態の熱伝導部材4は、筐体1の側面(図4では下側に位置している。)1Cに、後述するカバー部材5をあいだに挟みつけるような状態でこのカバー部材5と一体で筐体1に螺着されている。なお、ここで、熱伝導部材4及びカバー部材5を筐体1に螺着させるボルト17は、図2及び図4に示すように、足部16を側面1Cに止付ける際に使用するボルトを兼用して使用している。
【0029】
カバー部材5は、断熱性の高い或いは熱伝導性の低い材料で略板状に形成されており、前述したように、熱伝導部材4と筐体1との間に挟着して設置するようになっている。
このカバー部材5は、熱伝導部材4のフィン41と対面し、かつ、放熱口15を臨む中央部側の部分に、表裏面を貫通して細幅スリット状に開口する多数の連続した通気孔51を有している。具体的には、熱伝導部材4のフィン41を構成する突起部41の設置間隔と同じ間隔で、薄肉状の仕切板52を形成させたもので構成しており、通気孔51が熱伝導部材4のフィン41の突起部41Aの間の隙間(凹部)と同一間隔で形成されている。
【0030】
特に、本実施形態のカバー部材5は、通気孔51とフィン41側の凹部とが一致する状態で筐体1側に取付けられており、外気がこの通気孔51を通過してその奥のフィン41の間の隙間に自由に流入できるように構成されている。なお、この仕切板52は、突起部41Aと互いの端面どうしが当接するように構成してあるが、僅かに離間させるように非接触状態で配設させてもよい。
【0031】
さらに、このカバー部材5には、防水性を高めるために、両面に通気孔51を囲設した状態で細幅状の凹溝53を形成しており、この凹溝53にゴム製のシール部材6を、筐体1の放熱口15が開口された一側面1Cとの間及び熱伝導部材4との間に、それぞれ嵌め込んで取付けてある。
【0032】
なお、本実施形態では、カバー部材5は、断熱性の高い適宜の合成樹脂材料、例えばPBT(ポリ・ブチレン・テレフタレート)などで形成してあるが、例えば図6に示すように、断熱性の高い適宜のゴム材料、例えばシリコーンゴムなどで形成してもよい。また、このようなゴム材料で形成する場合には、合成樹脂材料で形成する場合とは異なり、ゴム製のシール部材6に相当するリング状のシール部71を予め一体に形成しておくことで、そのゴム製のシール部材6を設置しなくてすむ。
【0033】
従って、このような構成の本実施形態によれば、筐体1内部に設けた発熱部品2から発生する熱を発散させる空冷式の放熱作用を発揮することができるようになる。
また、本実施形態では、取手11が筐体の長手方向の側面1E(又は1F)に平行な向きに設置してあるので、本発明の可搬型電子機器を使用(運転)しながら持ち運ぶ際に、放熱口15が開口された底面1Cがこの電子機器を持っている使用者などの体に邪魔されて、外気がうまくフィン41まで入り込み難くなるといった、不都合が回避できる。
【0034】
また、本実施形態では、筐体1の側面1Aに取手11を有するとともに、取手11を設置する側面1Aとは反対側の側面1Dにゴム製の足部16を有している。従って、本実施形態の電子機器の筐体1を、取手11を設けてある側面1Aが上になるようにそのまま降ろして筐体1を机やテーブルなどの上に載置したときには、例えば、机に向かう椅子などに座った操作者の顔の近くに、操作用のスクロールキー12、液晶表示パネル(LCD)13及びアンテナ14などを設けた一面1Bを正対に近い状態で配置させることができ、椅子などに座ったままの状態でこれらの操作が容易に行える。
【0035】
さらに、本実施形態では、同様に、筐体1の側面1Aに取手11を有するとともに、取手11を設置する側面1Aとは反対側の側面1Dにゴム製の足部16を有しているので、本実施形態の可搬型電子機器の筐体を路面上や床面上などに降ろしたときに、路面上や床面上などから伝播する外部振動をゴム製の足部16が吸振して、筐体1内部へ伝播するのを防止してくれる。
【0036】
また、筐体1の側面1D以外の一面1Cにも、ゴム製の足部16を有している。従って、本実施形態のように、一面1Cが、操作用のスクロールキー12、液晶表示パネル(LCD)13及びアンテナ14などを備えている一面1Bとは反対面の配置関係にあれば、可搬型電子機器の筐体1をゴム製の足部16で支持した状態で路面上や床面上に降ろしたときに、例えば図5に示すように、スクロールキー12、液晶表示パネル(LCD)13及びアンテナ14などを備えている一面1Bが上面にくるように筐体1の姿勢を変更させることもできる。そのため、路面上や床面上に腰を降ろした状態でこれらの操作を上から行えるので、路面上や床面上でも操作が楽になる。
【0037】
なお、本実施形態では、放熱口15を筐体1の1面にのみ設けたが、発熱部品の発熱量や発熱部品の設置数などに応じて、さらに別の面にも放熱口を設けて、同様の放熱効果を高めるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、筐体内部の発熱部品から発生する熱を発散させる放熱機能を有する可搬型電子機器において、筐体は少なくとも一面に外部に向けて開口した放熱口を有するとともに、筐体内部に、放熱口に向って、発熱部品からの熱を伝導する熱伝導部材と、熱伝導部材と筐体の放熱口を有する面との間に配設されるカバー部材とを備え、熱伝導部材は、放熱口に向って多数の放熱フィンを有し、カバー部材は、放熱口に向って面に多数の連続した通気孔を有しており、筐体内部に設けた発熱部品からの発生する熱を発散させる空冷での放熱作用を発揮することができるようになるので、効率的な放熱効果が発揮できる。その結果、筐体部分に触れても火傷するおそれがなく安全性の高い可搬型電子機器を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る可搬型電子機器を示すものであり、(A)は放熱口側から見た外観斜視図、(B)はその反対側からみた外観斜視図である。
【図2】図1に示す本発明の実施形態に係る可搬型電子機器の分解斜視図である。
【図3】図1に示す本発明の実施形態に係る可搬型電子機器の熱伝導部材の一面を示す要部斜視図である。
【図4】図1に示す本発明の実施形態に係る可搬型電子機器の熱伝導部材、カバー部材及び筐体の取付状態を示す要部断面図である。
【図5】図1に示す本発明の実施形態に係る可搬型電子機器の設置姿勢のひとつである起立状態を示す外観斜視図である。要部拡大図である。
【図6】図1に示す本発明の実施形態に係る可搬型電子機器の変形例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体
2 発熱部品
3 プリント基板
4 熱伝導部材(金属製シャーシ)
5 カバー部材
1A 一面(側面)
1B 一面(上面)
1C 一面(底面)
1D 一面(側面)
1E(又は1F)
筐体の長手方向の面(側面)
11 取手
13 液晶表示パネル(LCD)
14 アンテナ
15 放熱口
16 足部
17 ボルト
4 熱伝導部材
41 フィン
41A 突起
5 カバー部材
51 通気孔
52 仕切板
6 シール部材
7 カバー部材
71 シール部

Claims (4)

  1. 筐体内部の発熱部品から発生する熱を発散させる放熱機能を有する可搬型電子機器において、
    前記筐体は少なくとも一面に外部に向けて開口した放熱口を有するとともに、
    前記筐体内部に、
    前記放熱口に向って、前記発熱部品からの熱を伝導する熱伝導部材と、
    前記熱伝導部材と前記筐体の前記放熱口を有する面との間に配設されるカバー部材とを備え、
    前記熱伝導部材は、前記放熱口に向って多数の放熱フィンを有し、
    前記カバー部材は、前記放熱口に向って面に多数の連続した通気孔を有する可搬型電子機器。
  2. 請求項1記載の可搬型電子機器であって、
    前記放熱フィン相互の間隙と前記通気孔の大きさが同一であり、
    前記熱伝導部材及び前記カバー部材は、前記間隙と前記通気孔とが一致する状態で、前記筐体内部に取付けられている可搬型電子機器。
  3. 請求項1または2記載の可搬型電子機器であって、
    前記カバー部材は、断熱性を有する材料で板状に形成されているとともに両面に前記通気孔を囲む凹溝を有し、
    前記各凹溝には、ゴム製のシール部材が嵌着されている可搬型電子機器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の可搬型電子機器であって、
    前記筐体の前記放熱口に向う面とは異なる面に、運搬時に使用する取手が取り付けられ、
    前記筐体の、前記取手が取り付けられた面と対向する面と、前記取手が取り付けられた面及び前記対向する面以外の他の面との少なくとも2面は、足部を有し、
    前記足部を有する面のいずれかの面に前記放熱口が形成されている可搬型電子機器。
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