JP2005026034A - スイッチ装置及びその製造方法 - Google Patents

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JP2005026034A JP2003189342A JP2003189342A JP2005026034A JP 2005026034 A JP2005026034 A JP 2005026034A JP 2003189342 A JP2003189342 A JP 2003189342A JP 2003189342 A JP2003189342 A JP 2003189342A JP 2005026034 A JP2005026034 A JP 2005026034A
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Takashi Ichimura
孝 市村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】自動車のハンドル下方に配置され、レバーの操作によって各種動作を制御するスイッチ装置及びその製造方法に関し、構成部品が少なく簡易な構成で、組立て易く安価なものを提供することを目的とする。
【解決手段】ケース12の筒部15に、内側面に係止部16Aが形成されたアーム状の係止片16を設けると共に、支柱18の外周に係止片16の係止部16Aが係止される係合部18Cを設け、ケース12の筒部15外周に係止片16の外側面を押圧する帯状のリング20を配置することによって、レバースイッチ11を支柱18に容易に固着できると共に、構成部品が少なく簡易な構成で、安価なスイッチ装置及びその製造方法を提供することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に自動車のハンドル下方に配置され、レバーの操作によってライトやワイパー等の動作を制御するスイッチ装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車のハンドル下方に配置されたレバースイッチの操作によって、ターンシグナルの点滅やライトの点消灯、及びワイパー等の動作を制御することが広く行なわれている。
【0003】
このような従来のスイッチ装置及びその製造方法について、図6を用いて説明する。
【0004】
図6は従来のスイッチ装置の分解斜視図であり、同図において、1はレバースイッチで、このレバースイッチ1は、略箱状のケース1Cの両端に節度を伴って揺動可能に装着された、右側のレバー1Aと左側のレバー1Bの揺動操作によって、ケース1C内のスイッチ接点(図示せず)の電気的接離が行なわれるように構成されている。
【0005】
そして、このレバースイッチ1のケース1Cには、外側の所定箇所に複数の取付部1Dが設けられるとともに、中央には通孔1Eが設けられている。
【0006】
また、2は車体(図示せず)から延出した金属製で円筒状の支柱で、この支柱2内には、ステアリングシャフト2Aが回転可能に挿通されると共に、支柱2の外周には金属製の取付板2Bが溶接等により固着されている。
【0007】
そして、このようなレバースイッチ1と支柱2は、ケース1Cの通孔1Eに支柱2を挿通した後、取付板2Bの複数の取付孔2Cにケース1Cの取付部1Dを各々対応させて載置し、複数のネジ3によって取付板2Bにケース1Cを固定することによって、レバースイッチ1を支柱2に固着してスイッチ装置が構成される。
【0008】
さらに、このスイッチ装置の上方に突出したステアリングシャフト2Aに、ハンドル(図示せず)が固着されると共に、レバースイッチ1のスイッチ接点がコネクタケーブル(図示せず)等によって車体の電子回路(図示せず)に接続されて、自動車内の運転席前方に配置される。
【0009】
以上の構成において、レバー1Aを揺動操作すると、これに伴ってケース1C内のスイッチ接点の電気的接離が行われ、その電気信号が車体の電子回路に送信されて、例えば、右折または左折する方向を示すターンシグナルが点滅する。
【0010】
或いは、レバー1Bを揺動操作すると、その操作位置に応じてワイパー動作の速度が切換わるように構成されているものであった。
【0011】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【0012】
【特許文献1】
実開平6−45220号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のスイッチ装置においては、レバースイッチ1を支柱2に固着する際、支柱2に溶接等により固着された取付板2Bの複数の取付孔2Cに、レバースイッチ1の取付部1Dを複数のネジ3を用いて各々固定しているため、構成部品数が多く、組立てにも時間を要し高価なものになるという課題があった。
【0014】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、構成部品が少なく簡易な構成で、組立て易く安価なスイッチ装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
【0016】
本発明の請求項1に記載の発明は、ケースの筒部に内側面に係止部が形成されたアーム状の係止片を設けると共に、支柱の外周に係止片の係止部が係止される係合部を設け、ケースの筒部外周に係止片の外側面を押圧する帯状のリングを配置してスイッチ装置を構成したものであり、アーム状の係止片やリングによって、レバースイッチを支柱に容易に固着できると共に、構成部品が少なく簡易な構成で、安価なスイッチ装置を得ることができるという作用を有する。
【0017】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、ケースの筒部に、リングに押圧され支柱外周に弾接するアーム状の弾接片を設けたものであり、多数の係止片を設ける場合に比べ組立て易く、且つ、弾接片によってレバースイッチと支柱の保持も確実に行なえるという作用を有する。
【0018】
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、係止片及び弾接片の外側面に、リングの内周に当接する突部を設けたものであり、突部によって係止片や弾接片が確実に支柱へ押圧されるため、レバースイッチと支柱をガタつきがなく、より強固に保持することができるという作用を有する。
【0019】
請求項4に記載の発明は、レバースイッチの筒部外周にリングを装着した後、筒部内に支柱を挿通し、リングによって係止片の外側面を押圧して、レバースイッチを支柱に固着して請求項1記載のスイッチ装置を製造するものであり、構成部品が少なく簡易な構成で、組立て易く安価なスイッチ装置を実現できるという作用を有する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図1〜図5を用いて説明する。
【0021】
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるスイッチ装置の断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、11はレバースイッチで、このレバースイッチ11は、略箱状のケース12の両端に節度を伴って揺動可能に装着された、右側のレバー13と左側のレバー14の揺動操作によって、ケース12内のスイッチ接点(図示せず)の電気的接離が行なわれるように構成されている。
【0022】
そして、ケース12はポリアミド(PA)やポリオキシメチレン(POM)等の絶縁性樹脂によって形成されると共に、その略中央には、通孔が設けられ下方向に延出した円筒状の筒部15が形成されている。
【0023】
また、ケース12の筒部15には、両側にスリットが形成され弾性変形可能なアーム状の一対の係止片16が設けられ、これら係止片16の内側面には凸状の係止部16Aが形成されると共に、外側面には下方向に向かって厚さが増す突部16Bが設けられ、この突部16B下端にはさらに外側へ突出した鉤状の抜止部16Cが設けられている。
【0024】
さらに、筒部15には、係止片16と同様に両側にスリットが形成され、弾性変形可能なアーム状の弾接片17が、90度間隔で均等に四箇所に設けられ、これら弾接片17の外側面には長手方向全体にかけて山状の突部17Bが形成されている。
【0025】
そして、18は車体(図示せず)から延出したアルミニウムや鉄、またはマグネシウム等の金属製で略円筒状の支柱で、この支柱18内には、支柱18上方へ突出するステアリングシャフト19が回転可能に挿通されている。
【0026】
また、支柱18上部の段差部18Aが、筒部15根元の内周に沿って内側に突出した壁状のストッパ部15Aに当接すると共に、ストッパ部15Aの下面に設けられた突起状の回転止め部15Bが、支柱18の凹状の受け部18Bに係合して、レバースイッチ11が支柱18に対して上方向へ移動したり、回転したりしないように位置決めされている。
【0027】
さらに、20はばね用鋼材やステンレス鋼等の高弾性金属製で帯状のリングで、交差した両端部には外向きに曲折したつまみ部20Aと20Bが形成されると共に、このリング20が筒部15外周に配置されて、アーム状の係止片16と弾接片17の外側面を押圧している。
【0028】
つまり、図3(a)の要部断面図に示すように、ケース12下面と抜止部16Cの間に配置されたリング20が、アーム状の係止片16に対しては、外側面の突部16Bを押圧し係止片16を撓ませて、内側面の係止部16Aを支柱18外周の係合部18Cへ係止させている。
【0029】
また、図3(b)に示すように、アーム状の弾接片17に対しては、リング20が外側面の突部17Bを押圧し弾接片17を撓ませて、四箇所の弾接片17内側面を略均等な荷重で支柱18外周へ弾接させることによって、レバースイッチ11の筒部15が支柱18に固着されて、スイッチ装置が構成されている。
【0030】
次に、このように構成されたスイッチ装置の製造方法について、図2〜図5を用いて説明する。
【0031】
先ず、図4のリングの斜視図に示すように、工具または指等によってリング20のつまみ部20Aと20Bを挟み、二点鎖線で示すように、内側への付勢力に反して押し広げたリング20を、図5(a)の要部断面図に示すように、レバースイッチ11の筒部15へ下方から挿入し、ケース12下面と抜止部16Cの間に装着する。
【0032】
次に、図5(b)に示すように、このリング20を装着したレバースイッチ11の筒部15を支柱18へ挿通し、段差部18Aをストッパ部15Aに当接させると共に、支柱18の受け部18Bに回転止め部15Bを係合させて、係止片16の係止部16Aを支柱18外周の係合部18Cへ位置決めする。
【0033】
そして、この状態でリング20のつまみ部20Aと20Bへの挟持を解除すると、リング20が内径を縮めて、図3(a)及び図3(b)に示したように、係止片16の突部16Bを押圧し、係止部16Aを支柱18外周の係合部18Cへ係止すると共に、弾接片17の突部17Bを押圧し、弾接片17内側面を支柱18外周へ弾接させて、レバースイッチ11が支柱18に固着され、スイッチ装置が完成する。
【0034】
また、このように構成されたスイッチ装置は、上方に突出したステアリングシャフト19に、ハンドル(図示せず)が固着されると共に、レバースイッチ11のスイッチ接点がコネクタケーブル(図示せず)等によって車体の電子回路(図示せず)に接続されて、自動車内の運転席前方に配置される。
【0035】
以上の構成において、レバー13を揺動操作すると、これに伴ってケース12内のスイッチ接点の電気的接離が行われ、その電気信号が車体の電子回路に送信されて、例えば、右折または左折する方向を示すターンシグナルが点滅する。
【0036】
或いは、レバー14を揺動操作すると、その操作位置に応じてワイパー動作の速度が切換わるように構成されている。
【0037】
このように本実施の形態によれば、ケース12の略中央に設けた筒部15の外側面にリング20を配置し、リング20がアーム状の係止片16を押圧し、係止部16Aを支柱18外周の係合部18Cへ係止することによって、レバースイッチ11を支柱18に容易に固着できると共に、構成部品が少なく簡易な構成で、安価なスイッチ装置及びその製造方法を得ることができるものである。
【0038】
また、ケース12の筒部15に、リング20に押圧され支柱18外周に弾接するアーム状の弾接片17を設けることによって、多数の係止片16を設ける場合に比べ組立て易く、且つ、弾接片17によってレバースイッチ11と支柱18の保持も確実に行なうことができる。
【0039】
さらに、係止片16及び弾接片17の外側面に、リング20の内周に当接する突部16Bや17Bを設けることによって、係止片16や弾接片17が確実に支柱18へ押圧されるため、レバースイッチ11と支柱18をガタつきがなく、より強固に保持することができる。
【0040】
なお、以上の説明では、レバースイッチ11の筒部15に、二つの係止片16と四つの弾接片17を設ける構成について説明したが、レバースイッチ11の形状や大きさに応じ、これらの数や配置を様々に変えて、より確実に支柱18へ固着するようにしても、本発明の実施は可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、構成部品が少なく簡易な構成で、組立て易く安価なスイッチ装置及びその製造方法を実現できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるスイッチ装置の断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】同要部断面図
【図4】同リングの斜視図
【図5】同組立て時の要部断面図
【図6】従来のスイッチ装置の分解斜視図
【符号の説明】
11 レバースイッチ
12 ケース
13,14 レバー
15 筒部
15A ストッパ部
15B 回転止め部
16 係止片
16A 係止部
16B,17B 突部
16C 抜止部
17 弾接片
18 支柱
18A 段差部
18B 受け部
18C 係合部
19 ステアリングシャフト
20 リング
20A,20B つまみ部

Claims (4)

  1. 略箱状のケースに装着されたレバーの揺動操作によって、上記ケース内のスイッチ接点の電気的接離が行なわれるレバースイッチと、上記ケース略中央の筒部を挿通する略円筒状の支柱からなり、上記ケースの筒部に内側面に係止部が形成されたアーム状の係止片を設けると共に、上記支柱の外周に上記係止片の係止部が係止される係合部を設け、上記ケースの筒部外周に上記係止片の外側面を押圧する帯状のリングを配置して、上記レバースイッチを上記支柱に固着したスイッチ装置。
  2. ケースの筒部に、リングに押圧され支柱外周に弾接するアーム状の弾接片を設けた請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 係止片及び弾接片の外側面に、リングの内周に当接する突部を設けた請求項1記載のスイッチ装置。
  4. レバースイッチの筒部外周にリングを装着した後、上記筒部内に支柱を挿通し、上記リングによって上記係止片の外側面を押圧して、上記レバースイッチを上記支柱に固着する請求項1記載のスイッチ装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016023834A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 鈴木 伸彦 物体支持装置

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