JP2005025613A - 信号処理回路モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】信号処理回路モジュールに制御部2に選択供給するクロック信号を切替えるクロック切替部を設けず、導出端子5、6の接続または非接続により切替えを行う信号処理回路モジュールを提供する。
【解決手段】内部クロック信号を発生するクロック発生回路3、供給されるクロック信号により動作する制御部2、内部クロック信号で動作する信号処理回路4をモジュール基板1上に配置し、クロック発生回路3に接続された内部クロック信号出力端子5、制御部2に接続された外部クロック信号入力端子6をモジュール基板1から導出し、制御部2を内部クロック信号で動作させるとき、内部クロック信号出力端子5と外部クロック信号入力端子6を接続し、接続した2つの端子5、6を通して内部クロック信号を制御部2に供給し、制御部2を外部クロック信号で動作させるとき、外部クロック信号入力端子6に入力された外部クロック信号を制御部2に供給する。
【選択図】 図1
【解決手段】内部クロック信号を発生するクロック発生回路3、供給されるクロック信号により動作する制御部2、内部クロック信号で動作する信号処理回路4をモジュール基板1上に配置し、クロック発生回路3に接続された内部クロック信号出力端子5、制御部2に接続された外部クロック信号入力端子6をモジュール基板1から導出し、制御部2を内部クロック信号で動作させるとき、内部クロック信号出力端子5と外部クロック信号入力端子6を接続し、接続した2つの端子5、6を通して内部クロック信号を制御部2に供給し、制御部2を外部クロック信号で動作させるとき、外部クロック信号入力端子6に入力された外部クロック信号を制御部2に供給する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号処理回路モジュールに係り、特に、クロック信号によって動作する制御部に、内部クロック信号または外部クロック信号を選択的に供給する際に、供給するクロック信号の選択を簡易な手段で切替えるようにした信号処理回路モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、信号処理回路モジュールにおいては、各部を制御するCPUが搭載されており、そのCPUを動作させるためにクロック信号が必要になる。CPUを動作させるクロック信号は、通常、内部クロック信号発生回路が発生する内部クロック信号が用いられるが、信号処理回路モジュールを特殊な用途に供される場合、例えば、信号処理回路モジュールがブルートゥース(Bluetooth)モジュール等である場合には、内部クロック信号の代わりに外部から供給される外部クロック信号を用いることがある。
【0003】
この種の信号処理回路モジュールにおいては、CPUに供給するクロック信号として、内部クロック信号を選択するか、または、外部クロック信号を選択するかを切替えるため、信号処理回路モジュール内にクロック信号切替部が設けられている。このようなクロック信号切替部には、通常、複数のチップ抵抗が用いられ、これらチップ抵抗の接続、非接続を選択してCPUに供給するクロック信号の切替を行っている。
【0004】
ここで、図2は、かかる既知のこの種の信号処理回路モジュールの構成の一例を示すもので、その要部構成を示すブロック図である。
【0005】
図2に示されるように、この信号処理回路モジュールは、モジュール基板21と、CPU(制御部)22と、クロック発生回路23と、ブルートゥース用送受信回路(信号処理回路)24と、2個のチップ抵抗R1、R2からなるクロック信号切替部25と、外部クロック信号入力端子26とを具備している。この場合、CPU22、クロック発生回路23、ブルートゥース用送受信回路24、クロック信号切替部25は、いずれもモジュール基板21上に配置形成され、外部クロック信号入力端子26は、モジュール基板21の端縁部に導出されている。
【0006】
そして、CPU22は、内部クロック信号出力端子26のチップ抵抗R1を通してクロック発生回路23に接続され、同時に、内部クロック信号出力端子26のチップ抵抗R2を通して外部クロック信号入力端子26に接続される。クロック発生回路23は、ブルートゥース用送受信回路24に接続される。
【0007】
前記構成を有する信号処理回路モジュールにおいて、クロック発生回路23は、内部クロック信号を発生し、この内部クロック信号を送受信回路24とクロック信号切替部25に供給する。
【0008】
いま、CPU22に内部クロック信号を供給し、CPU22を内部クロック信号によって制御動作させるとき、クロック信号切替部25においては、チップ抵抗R1を接続した状態にし、チップ抵抗R2を非接続の状態に設定する。このような設定にすれば、クロック発生回路23が発生した内部クロック信号がクロック信号切替部25のチップ抵抗R1を通してCPU22に供給され、CPU22がその内部クロック信号によって制御動作を実行する。この場合、クロック信号切替部25は、外部クロック信号入力端子26に外部クロック信号が供給されない場合、チップ抵抗R2を非接続の状態に設定せずに、接続状態にしたままでもよい。
【0009】
一方、CPU22に外部クロック信号を供給し、CPU22を外部クロック信号によって制御動作させるとき、クロック信号切替部25においては、チップ抵抗R1を非接続の状態にし、チップ抵抗R2を接続した状態に設定する。このような設定にすれば、クロック発生回路23が発生した内部クロック信号がクロック信号切替部25の非接続のチップ抵抗R1によって阻止され、外部から外部クロック信号入力端子26に印加された外部クロック信号がクロック信号切替部25のチップ抵抗R2を通してCPU22に供給され、CPU22がその外部クロック信号によって制御動作を実行する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前記既知のこの種の信号処理回路モジュールにおいては、CPU22に供給するクロック信号を切替えるために、予め信号処理回路モジュール内にクロック信号切替部25を組み込む必要があるだけでなく、クロック信号の切替時にクロック信号切替部25のチップ抵抗R1、R2の接続、非接続を切替える必要があるもので、クロック信号切替部25のチップ抵抗R1、R2の接続、非接続を切替える場合、信号処理回路モジュールのカバーを外してこれらチップ抵抗R1、R2の接続、非接続を切替えるという煩雑な作業工程を踏まなければならない。
【0011】
一方、クロック信号切替部25におけるチップ抵抗R1、R2の接続、非接続の切替えを避けるために、内部クロック信号用としてクロック信号切替部25のチップ抵抗R1だけが接続されている(チップ抵抗R2は非接続)信号処理回路モジュールと、外部クロック信号用としてクロック信号切替部25のチップ抵抗R2だけが接続されている(チップ抵抗R1は非接続)信号処理回路モジュールの2種類の信号処理回路モジュールを用意し、CPU22に供給するクロック信号の種別に応じて信号処理回路モジュールを選択使用する手段も考えられていたが、この種の手段においては、予め2種類の信号処理回路モジュールを用意しなければならず、その分製造コストが上昇するようになる。
【0012】
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、信号処理回路モジュール内に制御部に選択供給するクロック信号の種類を切替えるクロック切替部を設けずに、導出端子の接続または非接続により簡単に切替えを行う信号処理回路モジュールを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明による信号処理回路モジュールは、内部クロック信号を発生するクロック発生回路と、供給されるクロック信号により動作する制御部と、内部クロック信号により動作する信号処理回路とをモジュール基板上に配置し、クロック発生回路に接続された内部クロック信号出力端子と、制御部に接続された外部クロック信号入力端子とをモジュール基板の端縁部に導出し、制御部を内部クロック信号によって動作させるとき、内部クロック信号出力端子と外部クロック信号入力端子とを導電接続し、接続された内部クロック信号出力端子及び外部クロック信号入力端子を通して内部クロック信号を制御部に供給し、制御部を外部クロック信号によって動作させるとき、外部クロック信号入力端子に入力された外部クロック信号を制御部に直接供給するようにした手段を備える。
【0014】
このような手段によれば、制御部を内部クロック信号によって動作させるとき、内部クロック信号出力端子と外部クロック信号入力端子とを導電接続し、接続された内部クロック信号出力端子及び外部クロック信号入力端子を通して内部クロック信号を制御部に供給するようにし、制御部を外部クロック信号によって動作させるとき、外部クロック信号入力端子に入力された外部クロック信号を制御部に直接供給するようにしているもので、制御部に供給されるクロック信号の種類の切替えを、モジュールケースから外部に導出されている内部クロック信号出力端子及び外部クロック信号入力端子の接続または非接続の選択によって行っているので、モジュールケースを外したり、チップ抵抗の接続、非接続状態を変更したりする煩雑が作業工程がなくなり、その上に、2種類の信号処理回路モジュールを用意する必要がなく、安価な信号処理回路モジュールが得られる。
【0015】
前記手段において、内部クロック信号出力端子と外部クロック信号入力端子は、モジュール基板の端縁部に隣接して導出された構成にすることが好ましい。
【0016】
このような構成にすれば、内部クロック信号出力端子と外部クロック信号入力端子とが隣接配置されているため、それらの接続及び非接続を接続リード等の簡単な接続選択手段によって行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明による信号処理回路モジュールの一つの実施の形態を示すもので、その要部構成を示すブロック図である。
【0019】
図1に示されるように、この実施の形態による信号処理回路モジュールは、モジュール基板1と、CPU(制御部)2と、クロック発生回路3と、ブルートゥース用送受信回路(信号処理回路)4と、内部クロック信号出力端子5と、外部クロック信号入力端子6とを具備している。この場合、CPU2、クロック発生回路3、ブルートゥース用送受信回路4は、いずれもモジュール基板1上に配置形成され、内部クロック信号出力端子5、外部クロック信号入力端子6は、モジュール基板1の端縁部に導出されている。
【0020】
そして、CPU2は、外部クロック信号入力端子6に接続される。クロック発生回路3は、ブルートゥース用送受信回路4及び内部クロック信号出力端子5に接続される。
【0021】
前記構成を備えた信号処理回路モジュールにおいて、クロック発生回路3は、内部クロック信号を発生し、この内部クロック信号をブルートゥース用送受信回路4と内部クロック信号出力端子5に供給する。
【0022】
ここで、CPU2に内部クロック信号を供給し、CPU2を内部クロック信号によって制御動作させるとき、内部クロック信号出力端子5と外部クロック信号入力端子6との間を通常の接続手段、例えば接続リード等により導電接続する。このような接続状態にすれば、クロック発生回路3が発生した内部クロック信号は、内部クロック信号出力端子5からそれに導電接続された外部クロック信号入力端子6を通してCPU2に供給され、CPU2がその内部クロック信号によって制御動作を実行する。この場合、外部クロック信号入力端子6は、外部クロック信号が供給されない状態に設定しておく。
【0023】
これに対して、CPU2に外部クロック信号を供給し、CPU2を外部クロック信号によって制御動作させるとき、内部クロック信号出力端子5と外部クロック信号入力端子6との間を非接続状態にし、外部クロック信号入力端子6に外部クロック信号を供給する。このような接続状態にすれば、外部から外部クロック信号入力端子6に印加された外部クロック信号が直接CPU2に供給され、CPU2がその外部クロック信号によって制御動作を実行する。
【0024】
このように、この実施の形態による信号処理回路モジュールによれば、CPU2に供給されるクロック信号の種類の切替えを、内部クロック信号出力端子5及び外部クロック信号入力端子6の接続または非接続を選択して行っているので、モジュールケースを外したり、チップ抵抗の接続、非接続状態を変更したりする煩雑が作業工程がなくなり、しかも、2種類の信号処理回路モジュールを用意する必要がなくなって、安価な信号処理回路モジュールを得ることができる。
【0025】
なお、前記実施の形態においては、信号処理回路がブルートゥース用送受信回路4である場合を例に挙げて説明したが、本発明による信号処理回路はブルートゥース用送受信回路である場合に限られるものでなく、それに類した信号処理回路であってもよいことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、制御部を内部クロック信号によって動作させるとき、内部クロック信号出力端子と外部クロック信号入力端子とを導電接続し、接続された内部クロック信号出力端子及び外部クロック信号入力端子を通して内部クロック信号を制御部に供給するようにし、制御部を外部クロック信号によって動作させるとき、外部クロック信号入力端子に入力された外部クロック信号を制御部に直接供給するようにしているもので、制御部に供給されるクロック信号の種類の切替えを、モジュールケースから外部に導出されている内部クロック信号出力端子及び外部クロック信号入力端子の接続または非接続の選択によって行っているので、モジュールケースを外したり、チップ抵抗の接続、非接続状態を変更したりする煩雑が作業工程がなくなり、その上に、2種類の信号処理回路モジュールを用意する必要がなく、安価な信号処理回路モジュールが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号処理回路モジュールの1つの実施の形態を示すもので、その要部構成を示すブロック図である。
【図2】既知の信号処理回路モジュールの構成の一例を示すもので、その要部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 モジュール基板
2 CPU(制御部)
3 クロック発生回路
4 ブルートゥース用送受信回路(送受信回路)
5 内部クロック信号出力端子
6 外部クロック信号入力端子
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号処理回路モジュールに係り、特に、クロック信号によって動作する制御部に、内部クロック信号または外部クロック信号を選択的に供給する際に、供給するクロック信号の選択を簡易な手段で切替えるようにした信号処理回路モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、信号処理回路モジュールにおいては、各部を制御するCPUが搭載されており、そのCPUを動作させるためにクロック信号が必要になる。CPUを動作させるクロック信号は、通常、内部クロック信号発生回路が発生する内部クロック信号が用いられるが、信号処理回路モジュールを特殊な用途に供される場合、例えば、信号処理回路モジュールがブルートゥース(Bluetooth)モジュール等である場合には、内部クロック信号の代わりに外部から供給される外部クロック信号を用いることがある。
【0003】
この種の信号処理回路モジュールにおいては、CPUに供給するクロック信号として、内部クロック信号を選択するか、または、外部クロック信号を選択するかを切替えるため、信号処理回路モジュール内にクロック信号切替部が設けられている。このようなクロック信号切替部には、通常、複数のチップ抵抗が用いられ、これらチップ抵抗の接続、非接続を選択してCPUに供給するクロック信号の切替を行っている。
【0004】
ここで、図2は、かかる既知のこの種の信号処理回路モジュールの構成の一例を示すもので、その要部構成を示すブロック図である。
【0005】
図2に示されるように、この信号処理回路モジュールは、モジュール基板21と、CPU(制御部)22と、クロック発生回路23と、ブルートゥース用送受信回路(信号処理回路)24と、2個のチップ抵抗R1、R2からなるクロック信号切替部25と、外部クロック信号入力端子26とを具備している。この場合、CPU22、クロック発生回路23、ブルートゥース用送受信回路24、クロック信号切替部25は、いずれもモジュール基板21上に配置形成され、外部クロック信号入力端子26は、モジュール基板21の端縁部に導出されている。
【0006】
そして、CPU22は、内部クロック信号出力端子26のチップ抵抗R1を通してクロック発生回路23に接続され、同時に、内部クロック信号出力端子26のチップ抵抗R2を通して外部クロック信号入力端子26に接続される。クロック発生回路23は、ブルートゥース用送受信回路24に接続される。
【0007】
前記構成を有する信号処理回路モジュールにおいて、クロック発生回路23は、内部クロック信号を発生し、この内部クロック信号を送受信回路24とクロック信号切替部25に供給する。
【0008】
いま、CPU22に内部クロック信号を供給し、CPU22を内部クロック信号によって制御動作させるとき、クロック信号切替部25においては、チップ抵抗R1を接続した状態にし、チップ抵抗R2を非接続の状態に設定する。このような設定にすれば、クロック発生回路23が発生した内部クロック信号がクロック信号切替部25のチップ抵抗R1を通してCPU22に供給され、CPU22がその内部クロック信号によって制御動作を実行する。この場合、クロック信号切替部25は、外部クロック信号入力端子26に外部クロック信号が供給されない場合、チップ抵抗R2を非接続の状態に設定せずに、接続状態にしたままでもよい。
【0009】
一方、CPU22に外部クロック信号を供給し、CPU22を外部クロック信号によって制御動作させるとき、クロック信号切替部25においては、チップ抵抗R1を非接続の状態にし、チップ抵抗R2を接続した状態に設定する。このような設定にすれば、クロック発生回路23が発生した内部クロック信号がクロック信号切替部25の非接続のチップ抵抗R1によって阻止され、外部から外部クロック信号入力端子26に印加された外部クロック信号がクロック信号切替部25のチップ抵抗R2を通してCPU22に供給され、CPU22がその外部クロック信号によって制御動作を実行する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前記既知のこの種の信号処理回路モジュールにおいては、CPU22に供給するクロック信号を切替えるために、予め信号処理回路モジュール内にクロック信号切替部25を組み込む必要があるだけでなく、クロック信号の切替時にクロック信号切替部25のチップ抵抗R1、R2の接続、非接続を切替える必要があるもので、クロック信号切替部25のチップ抵抗R1、R2の接続、非接続を切替える場合、信号処理回路モジュールのカバーを外してこれらチップ抵抗R1、R2の接続、非接続を切替えるという煩雑な作業工程を踏まなければならない。
【0011】
一方、クロック信号切替部25におけるチップ抵抗R1、R2の接続、非接続の切替えを避けるために、内部クロック信号用としてクロック信号切替部25のチップ抵抗R1だけが接続されている(チップ抵抗R2は非接続)信号処理回路モジュールと、外部クロック信号用としてクロック信号切替部25のチップ抵抗R2だけが接続されている(チップ抵抗R1は非接続)信号処理回路モジュールの2種類の信号処理回路モジュールを用意し、CPU22に供給するクロック信号の種別に応じて信号処理回路モジュールを選択使用する手段も考えられていたが、この種の手段においては、予め2種類の信号処理回路モジュールを用意しなければならず、その分製造コストが上昇するようになる。
【0012】
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、信号処理回路モジュール内に制御部に選択供給するクロック信号の種類を切替えるクロック切替部を設けずに、導出端子の接続または非接続により簡単に切替えを行う信号処理回路モジュールを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明による信号処理回路モジュールは、内部クロック信号を発生するクロック発生回路と、供給されるクロック信号により動作する制御部と、内部クロック信号により動作する信号処理回路とをモジュール基板上に配置し、クロック発生回路に接続された内部クロック信号出力端子と、制御部に接続された外部クロック信号入力端子とをモジュール基板の端縁部に導出し、制御部を内部クロック信号によって動作させるとき、内部クロック信号出力端子と外部クロック信号入力端子とを導電接続し、接続された内部クロック信号出力端子及び外部クロック信号入力端子を通して内部クロック信号を制御部に供給し、制御部を外部クロック信号によって動作させるとき、外部クロック信号入力端子に入力された外部クロック信号を制御部に直接供給するようにした手段を備える。
【0014】
このような手段によれば、制御部を内部クロック信号によって動作させるとき、内部クロック信号出力端子と外部クロック信号入力端子とを導電接続し、接続された内部クロック信号出力端子及び外部クロック信号入力端子を通して内部クロック信号を制御部に供給するようにし、制御部を外部クロック信号によって動作させるとき、外部クロック信号入力端子に入力された外部クロック信号を制御部に直接供給するようにしているもので、制御部に供給されるクロック信号の種類の切替えを、モジュールケースから外部に導出されている内部クロック信号出力端子及び外部クロック信号入力端子の接続または非接続の選択によって行っているので、モジュールケースを外したり、チップ抵抗の接続、非接続状態を変更したりする煩雑が作業工程がなくなり、その上に、2種類の信号処理回路モジュールを用意する必要がなく、安価な信号処理回路モジュールが得られる。
【0015】
前記手段において、内部クロック信号出力端子と外部クロック信号入力端子は、モジュール基板の端縁部に隣接して導出された構成にすることが好ましい。
【0016】
このような構成にすれば、内部クロック信号出力端子と外部クロック信号入力端子とが隣接配置されているため、それらの接続及び非接続を接続リード等の簡単な接続選択手段によって行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明による信号処理回路モジュールの一つの実施の形態を示すもので、その要部構成を示すブロック図である。
【0019】
図1に示されるように、この実施の形態による信号処理回路モジュールは、モジュール基板1と、CPU(制御部)2と、クロック発生回路3と、ブルートゥース用送受信回路(信号処理回路)4と、内部クロック信号出力端子5と、外部クロック信号入力端子6とを具備している。この場合、CPU2、クロック発生回路3、ブルートゥース用送受信回路4は、いずれもモジュール基板1上に配置形成され、内部クロック信号出力端子5、外部クロック信号入力端子6は、モジュール基板1の端縁部に導出されている。
【0020】
そして、CPU2は、外部クロック信号入力端子6に接続される。クロック発生回路3は、ブルートゥース用送受信回路4及び内部クロック信号出力端子5に接続される。
【0021】
前記構成を備えた信号処理回路モジュールにおいて、クロック発生回路3は、内部クロック信号を発生し、この内部クロック信号をブルートゥース用送受信回路4と内部クロック信号出力端子5に供給する。
【0022】
ここで、CPU2に内部クロック信号を供給し、CPU2を内部クロック信号によって制御動作させるとき、内部クロック信号出力端子5と外部クロック信号入力端子6との間を通常の接続手段、例えば接続リード等により導電接続する。このような接続状態にすれば、クロック発生回路3が発生した内部クロック信号は、内部クロック信号出力端子5からそれに導電接続された外部クロック信号入力端子6を通してCPU2に供給され、CPU2がその内部クロック信号によって制御動作を実行する。この場合、外部クロック信号入力端子6は、外部クロック信号が供給されない状態に設定しておく。
【0023】
これに対して、CPU2に外部クロック信号を供給し、CPU2を外部クロック信号によって制御動作させるとき、内部クロック信号出力端子5と外部クロック信号入力端子6との間を非接続状態にし、外部クロック信号入力端子6に外部クロック信号を供給する。このような接続状態にすれば、外部から外部クロック信号入力端子6に印加された外部クロック信号が直接CPU2に供給され、CPU2がその外部クロック信号によって制御動作を実行する。
【0024】
このように、この実施の形態による信号処理回路モジュールによれば、CPU2に供給されるクロック信号の種類の切替えを、内部クロック信号出力端子5及び外部クロック信号入力端子6の接続または非接続を選択して行っているので、モジュールケースを外したり、チップ抵抗の接続、非接続状態を変更したりする煩雑が作業工程がなくなり、しかも、2種類の信号処理回路モジュールを用意する必要がなくなって、安価な信号処理回路モジュールを得ることができる。
【0025】
なお、前記実施の形態においては、信号処理回路がブルートゥース用送受信回路4である場合を例に挙げて説明したが、本発明による信号処理回路はブルートゥース用送受信回路である場合に限られるものでなく、それに類した信号処理回路であってもよいことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、制御部を内部クロック信号によって動作させるとき、内部クロック信号出力端子と外部クロック信号入力端子とを導電接続し、接続された内部クロック信号出力端子及び外部クロック信号入力端子を通して内部クロック信号を制御部に供給するようにし、制御部を外部クロック信号によって動作させるとき、外部クロック信号入力端子に入力された外部クロック信号を制御部に直接供給するようにしているもので、制御部に供給されるクロック信号の種類の切替えを、モジュールケースから外部に導出されている内部クロック信号出力端子及び外部クロック信号入力端子の接続または非接続の選択によって行っているので、モジュールケースを外したり、チップ抵抗の接続、非接続状態を変更したりする煩雑が作業工程がなくなり、その上に、2種類の信号処理回路モジュールを用意する必要がなく、安価な信号処理回路モジュールが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号処理回路モジュールの1つの実施の形態を示すもので、その要部構成を示すブロック図である。
【図2】既知の信号処理回路モジュールの構成の一例を示すもので、その要部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 モジュール基板
2 CPU(制御部)
3 クロック発生回路
4 ブルートゥース用送受信回路(送受信回路)
5 内部クロック信号出力端子
6 外部クロック信号入力端子
Claims (4)
- 内部クロック信号を発生するクロック発生回路と、供給されるクロック信号により動作する制御部と、前記内部クロック信号により動作する信号処理回路とをモジュール基板上に配置し、前記クロック発生回路に接続された内部クロック信号出力端子と、前記制御部に接続された外部クロック信号入力端子とを前記モジュール基板の端縁部に導出し、前記制御部を前記内部クロック信号によって動作させるとき、前記内部クロック信号出力端子と前記外部クロック信号入力端子とを導電接続し、接続された内部クロック信号出力端子及び外部クロック信号入力端子を通して前記内部クロック信号を前記制御部に供給し、前記制御部を前記外部クロック信号によって動作させるとき、前記外部クロック信号入力端子に入力された外部クロック信号を前記制御部に直接供給していることを特徴とする信号処理回路モジュール。
- 前記内部クロック信号出力端子と前記外部クロック信号入力端子は、前記モジュール基板の端縁部に隣接して導出されていることを特徴とする請求項1に記載の信号処理回路モジュール。
- 前記制御部は、CPUであることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の信号処理回路モジュール。
- 前記信号処理回路は、信号送受信回路であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の信号処理回路モジュール。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003192057A JP2005025613A (ja) | 2003-07-04 | 2003-07-04 | 信号処理回路モジュール |
US10/881,876 US20050005185A1 (en) | 2003-07-04 | 2004-06-30 | Signal processing circuit module in which selection of clock signal is switched by simple means |
DE602004002732T DE602004002732T2 (de) | 2003-07-04 | 2004-07-02 | Signalverarbeitungsmodul mit einfacher Auswahl des Taktsignals |
EP04015678A EP1494105B1 (en) | 2003-07-04 | 2004-07-02 | Signal processing circuit module in which selection of clock signal is switched by simple means |
Applications Claiming Priority (1)
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