JP2005022722A - 防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置並びに解錠装置固定台 - Google Patents

防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置並びに解錠装置固定台 Download PDF

Info

Publication number
JP2005022722A
JP2005022722A JP2003191982A JP2003191982A JP2005022722A JP 2005022722 A JP2005022722 A JP 2005022722A JP 2003191982 A JP2003191982 A JP 2003191982A JP 2003191982 A JP2003191982 A JP 2003191982A JP 2005022722 A JP2005022722 A JP 2005022722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unlocking
trunk
unlocking device
information recording
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003191982A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3711349B2 (ja
Inventor
Tokuji Harano
原納督治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FIRST MULTIMEDIA CO Ltd
Original Assignee
FIRST MULTIMEDIA CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FIRST MULTIMEDIA CO Ltd filed Critical FIRST MULTIMEDIA CO Ltd
Priority to JP2003191982A priority Critical patent/JP3711349B2/ja
Publication of JP2005022722A publication Critical patent/JP2005022722A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3711349B2 publication Critical patent/JP3711349B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Abstract

【課題】防犯ロックのロック体が単純な一本の磁性幹体では解錠不可能な、より防犯効果の高い防犯ロック付情報媒体陳列ケースとその解錠装置、並びにロック脱着の利便性も兼ね備えた解錠装置固定台を提供する。
【解決手段】情報媒体ケース1の開閉部に自在に嵌着されるロック体2には、ロック解除時に解除幹体12を内挿する筒状空間4が設けられる。この筒状空間4に隣接して設けられた直方体状閉鎖内部空間5には、支点6aが固定されたラッチバネ6が装設され、その端部7a、bは、支点6aからの距離が異なり、ラッチバネ支持幹9に突設のラッチ突起8a、bにロック時には鈎結しているが、ロック解除時には、マグネット10c、dの吸引力で鈎結解除される。グリップ部16を備えた解除装置11には、専用の広底面の固定台が自在に添設される
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、防犯ロック付情報記録媒体のケースとその解錠装置並びに解錠装置固定台に関する。
【0002】
本発明は特に、ビデオテープやDVDなどの耐磁性情報記録媒体を陳列棚に多数配置して陳列し顧客に一定の条件の下でこれらを貸し出すレンタルショップで使用される、防犯ロック付情報記録媒体の陳列ケースとその開錠装置、並びにその解錠装置を陳列ケース脱着の利便性を高めるための解錠装置固定台に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
従来技術の一は、米国特許第5,598,728号に係る技術であって、その全体斜視図である図6に示されるように、スライド溝101の設けられたハウジングに内部搭載されたマグネット部102に、感磁金属ラッチ構成部103をスライドさせることにより、ケース防犯ロックのラッチ鈎結を解除するものである。
【0004】
従来技術の二は、特開2001−253487の請求項2に係る技術であって、CDないしDVD等情報記録媒体が耐磁性を有するものの貸出用陳列ケースに、盗難防止用の防犯ロックが備設され、該防犯ロックが、鈎部を備えた弾性体片の鈎結を利用したラッチ部材を、少なくとも1箇所備えるものと、該ラッチ部材に鈎脱自在な鈎結具を備えたロック体より構成され、上記ラッチ部材と鈎結具とがラッチ機構を構成するとともに、該ラッチ機構のいずれかの構成部材に設けられる弾性体片が、磁力感知部を備え、該弾性体片の脱鈎に、前記磁力感知部の磁石吸引力を使用し、上記ラッチ機構が装設される空間が筒状空間である構成は、本発明と共通性が認められる。換言すれば、スライダー即ち解除幹体104が挿脱される筒状空間105に金属製の上下一対のラッチ部材106a、106bを設け、解除幹体104のラッチ部材設置域を通過する先端部にマグネット107を設けたものである。本発明と直接的関係を有する従来技術といってよい。作用としては、図7(a)が解除幹体104を内挿してロックを解除した状態を示す要部断面図、(b)が解除幹体104を脱挿してロックされた状態を示す要部断面図である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術の一においては、ハウジングにおけるスライド溝にロック体部分をスライドさせる場合、そのスライドの遅速如何により、ラッチ機構の解錠に難が生じる場合がある、という課題があった。
【0006】
また上記従来技術の二においては、ラッチ機構が、上下一対の金属製のものであるため、管理者サイドの人間にもその解錠幹体の挿入に難があるとともに、磁性を有する一本の細い棒状体を挿入すれば、容易にラッチ機構の解錠がなされ、例えば反社会的盗癖を有する者が、当該従来技術にかかる物品を分解し、或いは内部事情に通ずる者が、このような物を独自に作成すれば、単純な磁性幹体一本でラッチ機構は容易に解除されてしまう、という課題があった。
【0007】
本発明はこのような課題にかんがみ、防犯ロックのロック体が単純な一本の磁性幹体では解錠不可能な、より防犯効果の高い防犯ロック付情報媒体陳列ケースとその解錠装置、並びにロック脱着の利便性も兼ね備えた解錠装置固定台を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、CDないしDVD等情報記録媒体が耐磁性を有するものであるか、これら耐磁性情報記録媒体の貸出用に供される陳列ケースに、盗難防止用の防犯ロックが備設され、該防犯ロックが、陳列ケース端部より嵌脱自在なロック体を構成部材とするものであって、素材の弾発を利用して鈎結するラッチ機構が装設され、該ラッチ機構が、ケース側鈎部と、該ケース側鈎部に鈎脱自在なロック体側鈎部より構成され、上記ケース側鈎部とロック体側鈎部との鈎結の解除に、磁石吸引力ないし磁石反発力が使用されるものであって、上記ラッチ機構が装設される空間が筒状空間であり、該筒状空間に装設されるラッチ機構の脱鈎即ち鈎結解除につき、磁性部分を備えた解錠幹体を挿入して鈎結解除を行う防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースにおいて、該ラッチ機構が、弾発素材が解除幹体に吸引されて脱鈎されるものと、弾発素材が解除幹体より離間されて脱鈎するものとが、上記解錠幹体の挿脱方向に、位置を違えて設けられたことを防犯ロック付情報媒体陳列ケースとしての主要課題解決手段とするものである。
【0009】
本発明は、前項の防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとしての課題解決手段のもとに、防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置としての課題解決手段として、陳列ケースに設けられる筒状空間ないしは、解錠装置の構成部材である解錠幹体の筒状空間当接域において、ラッチ機構装設部対応位置にマグネットないし感磁体が配設された構成をとりうるものであり、このような構成のもと、同様に、防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置としての課題解決手段として、ラッチ機構の脱鈎に、磁石吸引力と、磁石反発力とが、異なる位置に設けられて併用される構成をとりうるものである。
【0010】
また本発明は、解錠装置としての課題解決手段として、解錠装置の台座部が、垂立を安定させるための台座形状、或いは把持して解錠幹体を内挿しやすくするためのグリップ部を有し、解錠幹体の立在が可能、ないしは把持して解錠幹体の内挿が容易であるとともに、解錠幹体を筒状空間に完全内挿したときに、ロック体端面と解錠装置とが当接する構成とし、該当接面即ち解錠幹体固定端隣域面とロック体端面にマグネットないし感磁体が配設された構成をとりうるものである。
【0011】
その他本発明では、上記課題解決手段の構成のもとに、防犯効果を高めるために、解錠装置に解錠幹体が、複数本設けられたり、またロック体と、解錠幹体のマグネット配設部とが、それらの装設位置の視認が不能な不透明素材により被覆ないし構成されることもあるとしている。
【0012】
さらに本発明では、貸出時の識別性、利便性を高めるために、ロック体におけるラッチ機構装設位置の相違ないしは、これに対応する解錠幹体のラッチ機構装設位置の相違に応じ、ロック体及び解錠幹体に上記ラッチ機構の位置を暗示する色彩、形状などの識別手段が設けられたり、或いは、情報記録媒体の特性、ないしは情報記録媒体の貸出特性に応じ、ロック体の色彩、形状などの識別手段が設けられたりもする。
【0013】
本発明に係る解錠装置固定台としての課題解決手段は、ロック脱着の利便性をめざしたものであり、従前より多く見られる首掛け式の解錠装置とは異なり、解錠装置台座部もしくはグリップ部が、嵌脱自在であって、台座部底面或いはグリップ部底面より大きな底面積を有するとともに、該底面積が、解錠装置の使用時もしくは嵌脱時にも立在時の安定が損なわれることのない程度である台座形状を有し、解錠装置挿嵌時に解錠装置、特に解錠幹体の立在固定手段が設けられた構成をとるものである。
【0014】
上述の構成により、複数箇所設けられたラッチ機構は、単に磁性の棒体を筒状空間に完全挿入、即ち挿入可能な最奥部まで挿入しても、弾発素材が解除幹体に吸引されて脱鈎するものと、弾発素材が解除幹体より離間されて脱鈎するものの双方が備えられているため、両方のラッチ機構の鈎結解除一度に行うことはできない。
【0015】
弾発素材が解除幹体より離間するための力は、解錠幹体の筒状空間当接域において、ラッチ機構装設部対応位置に設けられたマグネットの磁力を用い、解錠装置のロック体端面が当接する部位に設けられたマグネットないし感磁体で磁石吸引力を用いるものであってもよいし、また逆に磁石反発力を用いるものであってもよい。換言すれば、解錠幹体を筒状空間内に挿入しても、ラッチ機構の鈎結解除が、同一位置の磁石吸引力によるものではないため、磁石吸引力、磁石反発力の双方を、位置を違えて織り交ぜてラッチ機構を構成させると、仮に一箇所のラッチ鈎結解除が可能となったとしても、他に設けられたラッチ鈎結が維持ないし復元されるため、単なる棒磁石に類する物を筒状空間に挿入しても、鈎結解除は不可能である。しかもこのような構成に基づく位置的、磁力吸引ないし反発を使用する設計的変更も自在であるため、極めて大きな防犯効果を奏するものとなる。
【0016】
またたとえロック状態にある陳列ケースに対し、犯罪的に鈎結解除を試行したとしても、磁性幹体が複数本存在すれば、それぞれに合致する磁性解錠幹体を用意しなくてはならず、またそれらをラッチ機構設置位置に合致させてラッチ鈎結を解除するのは困難を極め、さらに大きな防犯効果を奏する。
【0017】
さらに、弾性素材は、普通感磁性金属片であるが、弾性体を例えば合成樹脂製とし、この弾性体の適宜位置に小さなマグネットを配設し、磁性解錠幹体との磁石反発力を利用する態様があってもよい。このような態様においても、前項同様、解錠装置における複数本の磁性解錠幹体の磁性部分に、完全挿入時における対応位置に、磁石吸引力のみならず、これら小マグネットを配設して、その磁石反発力を利用してラッチ鈎結解除をする構成とすれば、犯罪的にラッチ解除を試行する者が店内でラッチ解除を試みたとしても、前記防犯効果はさらに強力なものとなる。
【0018】
従って、上記の効果を有する本発明防犯ロック付情報媒体陳列ケースでは、犯罪的にケース内内蔵物であるDVDないしCDの盗得は、防犯ロックそのもの、或いはケースそのものを破壊してケース内内蔵物であるDVDないしCDを盗得する他はない。
【0019】
無論、これらの機構は、外部より視認されるものであっては、機構そのものを開示することとなるため、盗難防止効果は無きに等しいものとなってしまう。そのため、ケース側に争奪されるロック体と解錠幹体の装設位置が視認不可能な不透明素材により被覆ないし構成されることは、もとより防犯効果上、必然的な構成であると云ってよい。
【0020】
ただ、本発明防犯ロック付陳列ケースのラッチ機構設置の位置、及びこれに対応する解除幹体の磁性部分備設位置が、当該陳列ケースの管理者サイドで把握しておく必要がある。防犯ロック構成部分であるラッチ機構装設位置の相違に応じ、装設位置が視認不能とする被覆素材ないし構成素材、および上記防犯ロック構成部分のラッチ機構装設位置の相違に応じた解錠装置の構成部分である解錠幹体の少なくともいずれかに上記ラッチ機構の位置を暗示する色彩、形状などの識別手段が設けられていれば、管理者サイドでは、これらを識別して、特定のラッチ機構装設位置に対応した解錠幹体を使用し、誤り無くロック解除を行うことができる。
【0021】
また情報記録媒体の特性、ないしは情報記録媒体の貸出特性に応じ、ロック体の色彩、形状などの識別手段が設けられた構成であれば、新作物等、貸出時の価値が高いものには、高い防犯効果を有する磁石反発力をも利用する構成のケースを使用し、貸出の需要が比較的低いものについては、廉価に製作可能な、例えばラッチ機構設置位置を複数箇所設ける構成は共通ではあるが、弾性体を曲折した長細金属片の端部をケース部のラッチ部材に鈎結可能な鈎状態様に構成したものを用いるなどすれば、情報記録媒体の貸出特性に応じた識別、防犯効果を奏することが可能となる。
【0022】
解錠装置の一般的な形態は、垂立を安定させるための台座形状、、或いは把持して解錠幹体を内挿しやすくするためのグリップ部を備えるものが大半であるが、台座形状のものの場合、ロック体の脱着が簡便である反面、置設のための場所を必要とし、グリップ部だけであれば、場所はとらない反面、筒状空間に解錠幹体を内挿する際の簡便性に難が残る。本発明は、台座部またはグリップ部が嵌脱自在な解錠装置固定台をこれらに取り付け、立在固定手段を用いて固定することによって、両者に残存していた課題を解決する効果を奏する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0024】
(第1実施形態)
本発明第1実施形態は、図1〜4に示される。図1(a)は本実施形態ロック体の情報媒体ケースへの嵌着時、(b)は同完全嵌着時の一部透視拡大図付全体斜視図であり、図2は、同ラッチ鈎結解除過程を示す一部拡大透視図付き全体正面図である。また図3は、同解錠装置の全体斜視図である。本実施形態は、図1〜3に示されるように、防犯ロック付情報媒体陳列ケースは、情報媒体ケース1、情報媒体ケース1に着脱自在に嵌着されるロック体2より構成される。情報媒体ケース1は、少なくとも一方の側が透明な硬質合成樹脂素材より構成され。ロック体2は、不透明な色付きの合成樹脂素材より構成される。情報媒体ケース1は、情報媒体収納部3を備えている・
【0025】
ロック体2は、情報媒体ケース1の凹部に当接する形でその開口部厚み部分1aに嵌着され、防犯効果、即ち情報媒体ケース1に情報媒体Pが内蔵収納され貸出用に陳列されている場合、盗難に遭うことの無いように、その開閉部を閉じて外嵌したうえに完全嵌着される。
【0026】
ロック体2には、長細直方体状の筒状空間4が形成され、これに隣接するロック体2の直方体状閉鎖内部空間5には、V字状或いは細U字状に形成され、両端がラッチ鈎を構成するラッチバネ6が内蔵固装される。ラッチバネ6の形状は、一実施例であり、別部材としてもよい。このラッチバネ6は、感磁体ないしマグネット、或いはマグネット備設体であり、実質細板バネに類するもので、支点6aは固定されるが、磁石吸引力ないし反発力で鈎結解除可能な程度の弾発を有するものであり、一定範囲開閉自在である。このラッチバネ6の実施例は、一体部材である必要は必ずしもなく、図1〜3に示されるように、適宜位置に別部材として固装されてもよい。このラッチバネ6は、その両端7a、7bが上下の位置を違えて構成され、両ラッチバネ端7a、bは、ロック体2側のラッチ機構の構成部材である鈎部として小さく折曲されている。
【0027】
一方情報媒体ケース側のラッチ機構構成部材としての鈎部は、ロック体2が情報媒体ケース1に完全嵌着されたときにラッチバネ端7a、bが鈎結されるべき鈎結体、実施例としてはラッチバネ端7a、bが外嵌ないし嵌覆されるべき鈎結体であるラッチ突起8a、8bが、ロック体2の嵌結時に筒状空間4に平行に突設されたラッチバネ支持幹9に一体成形突設されている。ラッチ突起8a、8bの形成位置は、両ラッチバネ端7a、bの位置に対応しており、これらの形状は、ラッチバネ端7a、bが当接ないし鈎結解除の時に摺動可能なように、平板面となっている。ラッチバネ支持幹9の下端9aは、ラッチバネ6の支点6aを固定支持するものであり、これらラッチバネ端7a、b、ラッチ突起8a、6bは、ロック体2の情報媒体ケース1への嵌結を固定するためのラッチ機構を構成する。
【0028】
情報媒体ケース1にロック体2の形状に合わせた凹部が形成されているため、ロック体2の情報媒体ケース1への完全嵌結持には、情報媒体ケース1の平板面とロック体2とが殆ど段差のない状態で嵌結され、またロック体2の情報媒体ケース1との境界線近域には、情報媒体の盗得を目論む者が爪でロック体2の弾性変形を敢行することを阻止するため、舌状突辺2a、2bが延設され、ロック体2の情報媒体ケース1への完全嵌結持には、これらロック体2の舌状突辺2a、2bが、情報媒体ケース1の厚み部分ないしはその内部に完全に入り込む構成としている。またロック体2の筒状空間開口部の下端面隣接域2cには、マグネット10aがその構成素材中に埋設されているが、その埋設位置は視認できない。
【0029】
一方解錠装置11については、図2において、点画で示される部分であり、ロック体2の筒状空間4に自在に内挿される解錠幹体12、直角に交差しロック体2の筒状空間4内への解錠幹体12の内挿を案内する第1内挿案内13及び第2内挿案内14、両内挿案内13、14を端面とする垂立主幹15、垂立主幹15及び解錠幹体12の下部に延設されるグリップ部16の各部材域より構成され、これらは一体成形されている。
【0030】
解錠幹体12の固定端12aと垂立主幹15との間の平面は、ロック体2内挿時のストッパー面17としての機能を有し、このストッパー面17の下部には、マグネット10bが構成素材中に埋設されているが、その埋設位置は視認できない。このストッパー面17の下部に埋設されたマグネット10bとロック体2の筒状空間開口部の下端面2cに埋設されたマグネット10aとは、互いに吸引する磁極としている。
【0031】
同様にマグネット10cは、垂立主幹15の構成素材中に埋設され、同様に視認による位置確認はできない。その位置は、ロック体2が垂立主幹15に当接しつつ、また解錠幹体12を筒状空間4に内挿しつつ、ストッパー面17に到るまで完全嵌着した時の、垂立主幹当接面側のラッチ機構の装設位置、即ち鈎結しているラッチバネ端7aとラッチ突起8aの位置に対応する位置である。
【0032】
また同様にマグネット10dは、解錠幹体12の構成素材中に埋設され、垂立主幹15におけると同様、視認による位置確認はできない。その位置は、ロック体2が垂立主幹15に当接しつつ、また解錠幹体12を筒状空間4に内挿しつつ、ストッパー面17に到るまで完全嵌着した時の、解錠幹体12側のラッチ機構の装設位置、即ち鈎結しているラッチバネ端7bとラッチ突起8bの位置に対応する位置である。
【0033】
グリップ部16は、矩形環状であり、垂立主幹15の下端は、後述の解錠装置固定台への取付自在とするための固定手段が延設される構成である。解錠装置固定台へ20の固定手段は、その簡便な実施例として、断面逆T字型であって挿入平板部18を備えた固定用突設部材19であり、この固定用突設部材19は、垂立主幹15他と一体成形したものである。グリップ部16の上辺16aは、典型的実施例は、ストッパー面17と同一平面に延在し、副次的ストッパー面として機能するものであるが、ストッパー面17と始端部は同一平面上にあり、グリップ部15の垂在辺16bに向け若干の漸次下降面であってもよい。
【0034】
図4は、本実施形態に係る解錠装置の解錠固定台への取付状体分解構成図である。この図4に示されるように、解錠装置固定台20は、グリップ部16の底面より大きな底面積を有し、円錐台状である。その底面積は、解錠装置20の使用時もしくはロック体2の嵌脱時にも立在時の安定が損なわれることのない程度である円錐台状の台座形状を有し、解錠装置挿嵌時に解錠装置20の立在固定手段が備設されている。
【0035】
円錐台状の中央部には、解錠装置のグリップ部16に合わせた形状の解錠装置固定陥凹部21が設けられ、この陥凹部21には、解錠装置固定用突設部材19の挿入平板部18の摺動案内22が形成される。摺動案内22は、解錠装置固定用突設部材19の挿入平板部18を、陥凹部21の底面21aとともに挟持する構成としており、これに摺動案内22を完全に奥まで摺動させ完全嵌着した場合、即ち解錠装置20のグリップ部15を完全嵌着した場合、陥凹部21と垂立主幹14との間に、図4に示されるように、三日月状間隙23が生じる。この三日月状間隙23には、その形状に合わせた三日月状充填部材24が自在に嵌装される。この三日月状充填部材は弾性素材より構成され、把持部24aをその上面より突設させたものである。
【0036】
以上のような構成により、まず直方体状の筒状空間4を備えたロック体2を情報媒体ケース1に嵌着するときは、ロック体2を情報媒体ケース1に、その開脚部を合わせてその上から嵌着し、摺動させて情報媒体ケース1をロックする。このとき、舌状突辺2a、2bは、情報媒体ケース1の厚み部分ないしはその内部に完全に入り込むため、ロック時には、情報媒体ケース1とロック体2とは、殆ど同一平面を共有する構成となる。言い換えれば、ロック体2が情報媒体ケース1完全嵌着された状態では、これらが一つの平板型直方体を構成すると言ってよい。
【0037】
前項に記載のロック体2を情報媒体ケース1に嵌着時における摺動段階では、ラッチバネ端7a、7bは、ラッチバネ支持幹9を挟み、これに当接しつつ摺動し、ロック体2を情報媒体ケース1に完全嵌着すると、筒状空間4より遠い方のラッチバネ端7aはラッチ突起8aに、近い方のラッチバネ端7bはラッチ突起8bに、ラッチバネ支持幹9の下端9aに固定支持されたラッチバネ6の弾発によって鈎結され、ロック状態は完了する。ロック状態完了後は、情報媒体ケース1の開脚部がロックされ、情報媒体ケース1とロック体2が一つの平板型直方体を構成するため、ケース内内蔵物である情報媒体Pは、ロックないしケースを破壊しない限り、取り出すことができない。
【0038】
一方、ロック解除の場合は、解錠装置11に備えられた解錠幹体12をロック体2の筒状空間4に内挿するとともに、垂立主幹15をロック体2に当接させつつ、ストッパー面17まで、グリップ部16を把持して解錠装置11を挿嵌してゆく。ロック体2の直角に交差する端面2d、2eは、直角に交差する第1案内13及び第2案内14、により当接案内され、その結果、解錠幹体12の筒状空間4への内挿も円滑に案内される。
【0039】
このようにして、ロック状態にある情報媒体ケース1及びロック体2が解錠装置11のストーパー面17まで完全に当接すると、ラッチバネ端7aとラッチ突起8aが鈎結している位置に箇所において、マグネット10cによる磁石吸引力により、またもう一方のラッチバネ端7bとラッチ突起8bが鈎結している位置に対応する箇所において、マグネット10dの磁石吸引力により、それぞれ垂立主幹15側、解錠幹体12側に引き寄せられ、ラッチバネ端7a、bがラッチ突起8a、bより脱鈎する。あとは、ストッパー面17にマグネット10a、10bにより相対峙して磁石吸着されているロック体2を指で押持して、第1案内13及び第2案内14に案内させ、ロック体2を引き抜けばよい。
【0040】
実施例としては、ロック体2の引き抜きは、完全に引き抜く必要はなく、一定限度で、即ち情報媒体ケースの開脚部が開脚可能になる程度までの範囲で可動域を設定し、ストッパー手段を別途設ければよい。これは既に特開2001−253487に現れた公知の技術である。
【0041】
このような作用を通じて、ロック体2は不透明素材であるため、一般ユーザーには、どの位置にラッチ機構が設置されているか視認不可能であり、その結果、単一の磁性幹体を用いて内蔵物である情報媒体の盗得を試行しても、どちらかのラッチ機構の鈎結が維持される。従ってロック体2の取り外しは、ロック体2を壊脱しない限り不可能であるため、防犯効果は大きい。
【0042】
また不透明素材の彩色の実施例としては、多くの種類が実施可能であり、情報記録媒体の特性、ないしは情報記録媒体の貸出特性に応じ、ロック体2の色彩、形状などが、ラッチ機構の装設位置を識別する識別手段となりうる。この識別手段情報は、一般ユーザーに認識されることなく、貸出管理者側のみ知りうる情報として、情報記録媒体の貸出特性に応じた識別、防犯効果を奏することが可能である。
【0043】
(第2実施形態)
本実施形態は、基本的構成は、前記第1実施形態と殆ど構成は同じであるが、磁石の吸引力だけでなく反発力もラッチ機構の鈎結解除に使用し、解錠装置に解錠幹体を複数本設けた点に特徴がある。本実施形態の要部拡大模式図である図5については、(a)はロック時、(b)は解錠装置、(c)は解錠装置にロック体を完全嵌着して鈎結解除した状態を示すものである。
【0044】
本実施形態要部拡大模式図である図5に示されるように、本実施形態は、ロック体2の直方体状閉鎖内部空間5に2本の解錠幹体12b、12cを内挿してロック解除する構成である。換言すれば、解錠装置11は、2本の解錠幹体12b、12cをそなえ、実施例としては、その長さも違えている。想起できる実施例としては、同一の長さでもよい。これら2本の解錠幹体12b、12cに埋設される第1幹体マグネット10e、第2幹体マグネット10fの埋設位置は、前記第1実施形態と同様、ロック体2を解錠装置11にストッパー面17に当接するまで完全嵌着したときの、ラッチ機構の装設位置に対応する箇所と一致する。
【0045】
解錠装置11は、2本の解錠幹体12b、12cをそなえる構成から、ロック体2の筒状空間4も、第1筒状空間4a、第2筒状空間4bの2箇所の筒状空間を備えることとなる。
【0046】
前記第1実施例では、弾発を有する感磁体は、V字型に一体成形されたラッチバネ6であったが、本実施形態については、ラッチ機構の位置の相違に合わせ、別部材とし、先端部にマイクロマグネットを備えた第1弾性感磁体6b及びだい2弾性感磁体6cが、ロック体2の直方体状閉鎖内部空間5に固装されている。これら第1、第2弾性感磁体の先端部7c、7dは、直方体状閉鎖内部空間5にこれと一体成形された第1ラッチ突起8c、第2ラッチ突起8dに鈎脱自在である。
【0047】
ただ、本実施形態においては、第1幹体マグネット10eと第1弾性感磁体3bとは、対峙する面が同極であるため、解錠装置にロック体を完全嵌着すると、磁石反発力2によりラッチ機構の鈎結は解除される。従って垂立主幹15へのマグネットの埋設は、必ずしも必要としない。
【0048】
以上のような構成による本実施形態の作用については、前記第1実施形態と殆ど変わるところはない。即ち、通常の状態、言い換えれば図5(a)に示されるように、ロック体2を情報媒体ケース1に完全嵌着してロックされている時には、第1、第2の弾性感磁体6b、6cは、直方体状閉鎖内部空間5にこれと一体成形された第1ラッチ突起8c、第2ラッチ突起8dに鈎結されているが、これを図5(b)に示される本実施形態の実施例解錠装置にロック体を完全嵌着すると、図5(c)に示されるように、第1第2の弾性感磁体が、第1弾性感磁体においては第1マイクロマグネット10aの磁石反発力により、また第2弾性感磁体においては第2マイクロマグネット10bの磁石吸引力により第1、第2弾性感磁体の先端部7c、7dと第1ラッチ突起8c、第2ラッチ突起8dとが脱鈎して、ロック状態は解除される。
【0049】
なお、マイクロマグネットの埋設位置、言い換えればロック体2の解錠装置11への完全嵌着時におけるラッチ機構の装設位置の実施例としては、本実施形態ないし本実施形態実施例に示されたものbに限られるわけではなく、自在に設計的変更が可能である。
【0050】
このような設計的変更の組み合わせにより、その組み合わせの構成は、一般ユーザは視認不能であり、情報媒体貸出管理者側だけの情報であるため、一般ユーザの中に情報媒体の盗得を目論む者がいたとしても、前記第1実施形態よりもさらにロック体2のロック解除が困難となり、同じく情報媒体ケース1或いはロック体2の壊脱以外に情報媒体盗得の可能性はなく、防犯効果は極めて大きい。
【0051】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明に係る防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置並びに解錠装置固定台によれば、防犯ロックのロック体が単純な一本の磁性幹体では解錠不可能な、より防犯効果の高い防犯ロック付情報媒体陳列ケースとその解錠装置、並びにロック脱着の利便性も兼ね備えた解錠装置固定台が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態のロック時を示す全体斜視図であって、(a)はロック体の情報媒体ケースへの嵌着時、(b)は同完全嵌着時の一部透視拡大図付全体斜視図である。
【図2】本発明第1実施形態のラッチ鈎結解除過程を示す一部拡大透視図付き全体正面図である。
【図3】本発明第1実施形態に係る解錠装置の全体斜視図である。
【図4】本発明第1実施形態に係る解錠装置の同解錠装置固定台への取付状態分解構成図である。
【図5】(a)は本発明第2実施形態に係るロック時、(b)は同解錠装置、(c)はロック解除状態を示す要部拡大模式図である。
【図6】第1従来例全体斜視図である。
【図7】(a)は第2従来例ロック解除時を示す要部断面図、(b)は同ロック時を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 情報媒体ケース
2 ロック体
2a、b 舌状突辺
2c ロック体筒状空間開口部下端面隣接域
2d、e ロック体直角交差端面
3 情報媒体収納部
4、4a、b 筒状空間
5 直方体状閉鎖内部空間
6 ラッチバネ
6a ラッチバネ支点
6b 第1弾性感磁体
6c 第2弾性感磁体
7a、b ラッチバネ端
7c 第1弾性感磁体先端部
7d 第2弾性感磁体先端部
8a、b ラッチ突起
8c 第1ラッチ突起
8d 第2ラッチ突起
9 ラッチバネ支持幹
9a ラッチバネ支持杆下端
10a〜d マグネット
10e 第1幹体マグネット
10f 第2幹体マグネット
11 解錠装置
12 解錠幹体
12a 解錠幹体固定端
13 第1内挿案内
14 第2内挿案内
15 垂立主幹
16 グリップ部
16a グリップ部上辺
16b グリップ部垂在片
17 ストッパー面
18 挿入平板部
19 固定用突設部材
20 解錠装置固定台
21 解錠装置固定陥凹部
22 摺動案内
23 三日月状間隙
24 三日月状充填部材
24a 三日月充填部材把持部
P 情報媒体

Claims (9)

  1. CDないしDVD等情報記録媒体が耐磁性を有するものであるか、これら耐磁性情報記録媒体の貸出用に供される陳列ケースに、盗難防止用の防犯ロックが備設され、該防犯ロックが、陳列ケース端部より嵌脱自在なロック体を構成部材とするものであって、素材の弾発を利用して鈎結するラッチ機構が装設され、該ラッチ機構が、ケース側鈎部と、該ケース側鈎部に鈎脱自在なロック体側鈎部より構成され、上記ケース側鈎部とロック体側鈎部との鈎結の解除に、磁石吸引力ないし磁石反発力が使用されるものであって、上記ラッチ機構が装設される空間が筒状空間であり、該筒状空間に装設されるラッチ機構の脱鈎即ち鈎結解除につき、磁性部分を備えた解錠幹体を挿入して鈎結解除を行う防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースにおいて、該ラッチ機構が、弾発素材が解除幹体に吸引されて脱鈎されるものと、弾発素材が解除幹体より離間されて脱鈎するものとが、上記解錠幹体の挿脱方向に、位置を違えて設けられたことを特徴とする防犯ロック付情報記録媒体陳列ケース。
  2. 請求項1記載の陳列ケースに設けられる筒状空間ないしは、解錠装置の構成部材である解錠幹体の筒状空間当接域において、ラッチ機構装設部対応位置にマグネットないし感磁体が配設されたことを特徴とする防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置。
  3. ラッチ機構の脱鈎に、磁石吸引力と、磁石反発力とが、異なる位置に設けられて併用されることを特徴とする請求項2記載の防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置。
  4. 請求項2または3記載の解錠装置の台座部が、垂立を安定させるための台座形状、或いは把持して解錠幹体を内挿しやすくするためのグリップ部を有し、解錠幹体の立在が可能、ないしは把持して解錠幹体の内挿が容易であるとともに、解錠幹体を筒状空間に完全内挿したときに、ロック体端面と解錠装置とが当接する構成とし、該当接面即ち解錠幹体固定端隣域面とロック体端面にマグネットないし感磁体が配設されたことを特徴とする防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースの解錠装置。
  5. 解錠装置に解錠幹体が、複数本設けられたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか記載の防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースの解錠装置。
  6. 請求項1または4記載のロック体と、請求項1〜5のいずれか記載の解錠幹体のマグネット配設部とが、それらの装設位置の視認が不能な不透明素材により被覆ないし構成されたことを特徴とする防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置。
  7. ロック体におけるラッチ機構装設位置の相違ないしは、これに対応する解錠幹体のラッチ機構装設位置の相違に応じ、ロック体及び解錠幹体に上記ラッチ機構の位置を暗示する色彩、形状などの識別手段が設けられたことを特徴とする請求項6記載の防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置。
  8. 情報記録媒体の特性、ないしは情報記録媒体の貸出特性に応じ、ロック体の色彩、形状などの識別手段が設けられたことを特徴とする請求項1〜3、6、7のいずれか記載の防犯ロック付情報記録媒体陳列ケース。
  9. 請求項4記載の解錠装置台座部もしくはグリップ部が、嵌脱自在であって、台座部底面或いはグリップ部底面より大きな底面積を有するとともに、該底面積が、解錠装置の使用時もしくはロック体嵌脱時にも立在時の安定が損なわれることのない程度である台座形状を有し、解錠装置挿嵌時に解錠装置、特に解錠幹体の立在固定手段が設けられたことを特徴とする防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースの解錠装置固定台。
JP2003191982A 2003-07-04 2003-07-04 防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置並びに解錠装置固定台 Expired - Fee Related JP3711349B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003191982A JP3711349B2 (ja) 2003-07-04 2003-07-04 防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置並びに解錠装置固定台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003191982A JP3711349B2 (ja) 2003-07-04 2003-07-04 防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置並びに解錠装置固定台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005022722A true JP2005022722A (ja) 2005-01-27
JP3711349B2 JP3711349B2 (ja) 2005-11-02

Family

ID=34189401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003191982A Expired - Fee Related JP3711349B2 (ja) 2003-07-04 2003-07-04 防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置並びに解錠装置固定台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3711349B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011175501A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Sanei:Kk 磁石解錠式ロック装置の解錠装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011175501A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Sanei:Kk 磁石解錠式ロック装置の解錠装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3711349B2 (ja) 2005-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0811740B1 (en) Lock container for containing compact disks and the like
US8051686B2 (en) Multi-lock security device and detaching device for use therewith
US6449991B1 (en) One part theft deterrent device
US6666330B2 (en) Security container having combination mechanical and magnetic locking mechanism
ES2507561T3 (es) Dispositivo de seguridad para fijar un gancho de clavija a un soporte de clavija
US9121201B2 (en) Magnetically releasable security tag
JP2008545928A (ja) フック要素を有するセキュリティデバイス
JP2012520724A (ja) Eslロック機構
JP2016506801A (ja) ジッパー用の磁気操作式ロックスライダ
JP3711349B2 (ja) 防犯ロック付情報記録媒体陳列ケースとその解錠装置並びに解錠装置固定台
WO2007035329A3 (en) Display rod security device
US20070090003A1 (en) Storage container with locking device for recorded media
KR100695202B1 (ko) 정보저장매체의 도난방지장치
JP2004001791A (ja) ディスクケースにおける施錠装置及び解錠装置
JP4062545B2 (ja) ディスク収納ケースにおける施錠装置
WO1998010441A1 (fr) Element de fixation a aimant
KR200400417Y1 (ko) 도난방지용 잠금장치가 구비된 케이스
JP2657474B2 (ja) ビデオテープ収容ケース
US20060137410A1 (en) Secure product keeper case
JP2006051954A (ja) 記録媒体の収納ケース
JP2002125817A (ja) 盗難防止機能を備えたcd等の陳列ケース及び解錠装置
JP3023439B2 (ja) マグネット止め具
KR20050016493A (ko) 도난 방지 장치
JP2015185114A (ja) 盗難防止装置
JP2004123225A (ja) 盗難防止機能付ケース及び解錠キー

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050615

A521 Written amendment

Effective date: 20050627

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20050801

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050815

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees