JP2005022696A - 空気通路の構造及びこれを用いた空気封入緩衝材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】柔軟性を有するシート1a,1bを重ね合わせて、所要箇所を接着することにより、空気を出し入れ可能な空間を有する閉鎖部を形成した袋体に、袋体の外部と閉鎖部との間で空気を流通させるために設けられる空気通路3の構造であり、空気通路3には、袋体の外部に対して開口した開口部を有する拡開部31を備え、拡開部31は、上記のうち少なくとも1枚のシートを変形させることにより、空気通路3が拡開して形成されたものである空気通路の構造を提供する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、保護対象物の破損を防止するように包装するための空気封入緩衝材などにおける、空気通路の構造及びこれを用いた空気封入緩衝材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平7−285581号公報
【0003】
【従来の技術】
従来から、軟質樹脂製のシートを重ね合わせ、それぞれのシートの間に、空気を充填可能な空間を有する空気封入部を形成した空気封入緩衝材が広く用いられている。この空気封入緩衝材の空気封入部を、保護対象物の一部あるいは全部に当接させることにより、保護対象物を外部の衝撃から保護することができる。
【0004】
上記のような空気封入緩衝材の一例としては、本願出願人による特開平7−285581号公報(特許文献1)に示される空気封入緩衝材がある。これは、平面視が図1に示すものと同様であり、気密性の軟質樹脂シートを接着することにより、空気封入部である小胞を区画形成し、この小胞の内部に空気を封入することにより、空気封入緩衝材に当接する保護対象物が、膨張した小胞による緩衝作用により保護されるものである。
【0005】
ここで、小胞は複数のものが並列して形成されるものであって、その一端側には各小胞に直交するようにして空気通路が形成されている。この空気通路は長手方向の一端側が閉鎖されており、他端側が開口している。
よって、この開口端部に空気注入用のノズルなどを挿入することにより、空気通路を介して小胞に空気を供給して充填することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来の空気通路は、空気封入緩衝材を構成する一方側のシートと他方側のシートにより形成された扁平なものであって、空気通路の開口端部に、上記のように空気注入用のノズルを挿入する際には、重なり合った状態にある各シートを引き剥がしてノズルを挿入可能な空間を作る必要があった。この各シートは、時には完全に密着してしまう場合もあって、空気を注入する工程の支障であり、製造効率低下の要因となっていた。
【0007】
このような事態を防止するため、空気通路の開口端部に、硬質樹脂などからなる筒状体を配位することがあった。こうすることにより、空気通路に空気を注入する作業は、上記の場合に比べて楽に行うことができるものの、このような筒状体を取り付けることは、空気封入緩衝材のコストアップの要因になり好ましくなかった。
【0008】
上記の問題に鑑み、本願発明は、空気通路への空気の注入作業を楽に行うことができ、しかも従来に比べてコストアップしない空気通路の構造及びこれを用いた空気封入緩衝材を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、柔軟性を有するシート1a,1bを用い、重ね合わせたシート1a,1bの所要箇所を接着することにより、空気を出し入れ可能な空間を有する閉鎖部2を形成した袋体1に、袋体1の外部と閉鎖部2との間で空気を流通させるために設けられる空気通路3の構造において、空気通路3には、袋体1の外部に対して開口した開口部3aを有する拡開部31を備え、拡開部31は、上記のうち少なくとも1枚のシートを変形させることにより、空気通路3が拡開して形成されたものであることを特徴とする空気通路の構造を提供する。
【0010】
また、本願の請求項2に記載の発明は、軟質樹脂製のシート1a,1bを用い、重ね合わせたシート1a,1bの所要箇所を接着することにより、空気を出し入れ可能な空間を有する閉鎖部2を形成した袋体1に、袋体1の外部と閉鎖部2との間で空気を流通させるために設けられる空気通路3の構造において、空気通路3には、袋体1の外部に対して開口した開口部3aを有する拡開部31と、扁平部32とを備え、開口部3aの側から、拡開部31、扁平部32の順で配位されたものであり、空気通路3の横断面の形状における、扁平部32の辺長L1よりも、拡開部31の辺長L2の方が長く形成されたことを特徴とする空気通路の構造を提供する。
ここで、本願発明における「辺長」とは、ヒートシールなどによりシール4を形成してシートを区画形成した空気通路3における、一方のシール4と他方のシール4との間のシートに沿う経路長のことを指す。
【0011】
また、本願の請求項3に記載の発明は、空気通路3の拡開部31を構成する、一方側シート1aの空気通路3の横断面の形状における辺長L3に対し、他方側シート1bの同辺長L2の方が長く形成されたものであることを特徴とする、請求項1または2に記載の空気通路の構造を提供する。
【0012】
また、本願の請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の空気通路3の構造を備えた空気封入緩衝材1であり、閉鎖部2が、並列するように区画形成された複数の小胞21からなるものであり、各小胞21は、1本の空気通路3に交わる方向に分岐するように形成されたものであって、空気通路3と連通する連通部5を除いて閉鎖された空間を有するものであり、上記の連通部5には、空気通路3から小胞21へと向かう気流を許容し、上記とは逆方向の気流を遮断する逆止弁51が設けられ、開口部3aから空気通路3を介して供給された空気により、各小胞21に空気が充填されて膨張し、この膨張した各小胞21により、小胞21に当接した保護対象物に対し、緩衝効果を発揮するものであることを特徴とする空気封入緩衝材を提供する。
【0013】
本願発明は、空気通路3が拡開して形成された拡開部31に、開口部3aが設けられた空気通路3の構造を提供でき、拡開部3aから空気通路3への空気の注入作業を楽に行うことができる。そして、従来のように、開口部3aに硬質樹脂などからなる筒状体などを設ける必要もないため、コストアップしない空気封入緩衝材1を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の一例に係る空気通路の構造を備えた空気封入緩衝材を取り上げて図と共に説明する。図1は本例の空気封入緩衝材を示す平面図であり、図2は空気通路の形状を例示した断面視の説明図である。
【0015】
本願発明における空気封入緩衝材1の材料には、後述する小胞21(閉鎖部2)に空気を充填した際に、これに応じて変形可能な柔軟性を有する気密性のシート1a,1bが用いられる。本例では、軟質樹脂製シート、具体的にはポリエチレンや無延伸ナイロンなどを貼り合わせて多層構造とした平坦なシートを2枚使用している。
このシート1a,1bを重ね合わせ、その一部に対して、複数箇所にヒートシール等の手段によりシール4を形成して、空気を出し入れ可能な空間を有する閉鎖部2を形成する。本例ではこの閉鎖部2として、図1に示すように、左右方向に並列する複数の小胞21が形成されている。そして、小胞21の上方に位置し、これらの小胞21に対して連通する空気通路3と共に、平面状の空気封入緩衝材1が形成される。
本例において小胞21は、上下方向に細長い短冊状のものが、図1に示すように左右方向に隣り合うようにして形成されているが、これに限られるものではなく、区画をせずに一つの閉鎖部2として形成しても良い。また、小胞21自体の形状についても、図示した形態に限られず、円形や長円形の連なったものや、小胞21の幅を位置によって変えたものなど、種々に変更して実施が可能である。
【0016】
本例における小胞21は、図示における上端部が連通部5として開口しており、下端部はシール4により閉鎖されている。そして、連通部5には逆止弁51が設けられており、この逆止弁51を介して、小胞21と後述する空気通路3とが連通している。
なお、本例のように小胞21の各々には逆止弁51を設けずに、例えば、空気通路3の拡開部31の近くなどにまとめて逆止弁51を設けても良い。
また、本願発明において、逆止弁51を設けることは必須ではなく、例えば、小胞21に空気を充填した後に、連通部5をヒートシール等の手段により閉鎖しても良い。つまり、小胞21に空気を充填後、充填された空気が空気封入緩衝材1の外部に逃げ出さないように連通部5を閉鎖するための閉鎖手段を設ければ良く、その具体的手段は限定されるものではない。
【0017】
本例において用いる逆止弁51は、ここでは詳述しないが、軟質樹脂製のシートの小片からなり、両端が開口した、扁平な筒状のものであって、一方側の端部から他方側の端部への空気の流れ、つまり本例においては空気通路3から各小胞21への気流を許容し、逆方向の気流を遮断するものであり、逆止弁51の内部における空気通路を閉鎖可能な弁体シートを配位するものや、一方方向の気流に比べて逆方向の気流の方が通過抵抗が大きくなるような部分シールを形成したものが例示できるが、逆止弁51の実施の形態はこれらに限られるものではなく、種々のものを用いることができる。
逆止弁51については、本例の空気封入緩衝材1においては小胞21毎に設けられているので、仮に一つの小胞21が破損したとしても、空気が抜けるのは破損した小胞21のみであり、他の小胞21には影響が及ばず、空気封入緩衝材1の緩衝効果を維持することができる。
【0018】
空気通路3は、本例においては各小胞21の図示における上方に位置し、左右方向に形成された帯状の通路であり、各小胞21と直交するように形成されたものである。この空気通路3は、図示右端側が開口部3aとして開口され、同左端側3bがシール4により閉鎖されている。そしてこの開口部3aが、小胞21の内部の空間に空気を送り込むための入口となる。
言い換えると、空気通路3の側方から枝分かれする形で小胞21が形成されるものであり、空気通路3の開口部3aから空気を導入することにより、小胞21に空気が充填される。このように空気通路3を介して複数の小胞21に同時に空気を充填することができるため、効率良く空気の封入を行なうことができる。
【0019】
空気通路3は、空気封入緩衝材1を構成する一方側シート1aと他方側シート1bとが重ね合わされることにより、各シート1a,1b間に空気を流通可能な内部空間を有するものである。本例において、空気通路3は拡開部31と扁平部32とからなり、上記の開口部3aはこの拡開部31の端部開口部分に相当する。なお、空気通路3を拡開部31のみからなるものとし、扁平部32を形成しないものとしても良い。
【0020】
扁平部32は、図2(D)に示すように、従来の空気封入緩衝材におけるものと同様、平坦な各シート1a,1bが重ね合わされただけの部分である。
拡開部31は、扁平部32に連続して形成された部分であり、この拡開部31において空気通路3の内部空間が拡開して形成されている。つまり、空気通路3はこの拡開部31において、横断面における、扁平部32の辺長L1(図2(D)に図示)よりも、拡開部31の辺長L2(図2(A)に図示)の方が長く形成されたものであり、このように辺長が長い分、拡開部31においては、扁平部32に比べてシート1bが弛んで配位される。
【0021】
この拡開部31の形状の具体例としては、図2(A)に示すように平坦な一方側シート1aに対して、半円形状に変形させた他方側シート1bを組み合わせたものや、図2(B)に示すように平坦な一方側シート1aに対して、略V字状に折り曲げて変形させた他方側シート1bを組み合わせ、一方側シート1aの空気通路3の横断面の形状における辺長L3に対し、他方側シート1bの同辺長L2の方が長く形成された(図2(A)に図示)ものや、図2(C)に示すように半円形状に変形させた一方側シート1aと他方側シート1bとを共に組み合わせたものとしたものが例示できるが、これに限られるものではない。つまり、拡開部31において、一方側シート1aと他方側シート1bとの少なくとも一方を変形させたものを用い、拡開部31における内部空間を拡開して形成したものであれば、種々の形態に変更して実施して良い。
ここで、図1に示した、拡開部31の奥行寸法Wと幅寸法Hについては、空気を注入するためのノズルに応じて最も適した寸法にすれば良い。なお本例においては、直径8〜10mm程度のノズルに適合させたものとして、奥行寸法Wを約50mm、幅寸法Hを約20mmに形成している。
【0022】
拡開部31を形成する方法として、本例においては、拡開部31を形成すべき位置における一方側シート1aと他方側シート1bとの間に、パイプや棒状体を挿入した状態で、シール4を形成して両シート1a,1bを貼り合わせ、拡開した内部空間を形成するものとしているが、これに限られるものではなく、例えば、拡開部31を形成すべき位置に凹部を有する金型に、少なくとも一方のシートを吸引させるなどして密着させ、その状態で一方側シート1aと他方側シート1bとを重ね合わせてシール4を形成する方法など、種々の方法で実施が可能である。
【0023】
このようにして拡開部31が形成された空気封入緩衝材1の小胞21へ空気を充填するためには、従来と同様、開口部3aにノズルなどを挿入することにより行う。これにより、ノズルなどから注入された空気は、空気通路3を通り、逆止弁51を経て各小胞21に至る。本例においては、小胞21のそれぞれに逆止弁51が設けられているため、小胞21に空気が充填された後は空気が抜けずに、膨張した状態を維持することができる。
【0024】
図1に示すように形成された、平面状である空気封入緩衝材1は、実際の使用の際には、種々の形態として利用することができる。この平面状の形態のままで小胞21に空気を充填して利用しても良いし、この空気封入緩衝材1を折り畳むなどして、封筒状や箱状の立体状にして利用しても良く、用途などに応じ種々の形態で実施が可能である。
【0025】
また、逆止弁51について、空気封入緩衝材1の外部から開放操作できるように取り付けたり、小胞21にチャック等の開閉手段を設けることによって、小胞21毎に空気の出し入れをできるものとしても良い。これにより、小胞21を必要な部分のみ膨らませたり、空気封入緩衝材1の使用後に、一旦小胞21に封入された空気を抜くことにより空気封入緩衝材1を減容して、再利用の際に改めて空気を封入するという使用方法も可能となる。
また、空気封入緩衝材1の一部にあらかじめ切込を入れておき、廃棄する際に、切込の部分から小胞21を切り裂くことができるようにしたり、小胞21に、例えば易剥離性の蓋部材を取り付けることにより、容易に開放できる脱気口を設けておき、小胞21の空気を抜いて容易に減容できるようにしても良い。
【0026】
また、本願発明における空気通路3の構造の適用は、本例のような空気封入緩衝材1に限定されるものではなく、袋体1における空気を出し入れ可能な空間を有する閉鎖部2に存在する空気を、袋体1の外部に排出して使用する脱気袋や、風船やエアマットなど、閉鎖部2を形成した袋体1であれば、形態を問わずに適用が可能である。
【0027】
【発明の効果】
本願発明は、空気通路が拡開して形成された拡開部に開口部が設けられた空気通路の構造を提供でき、拡開部から空気通路への空気の注入作業を楽に行うことができる。そして、従来のように、開口部に硬質樹脂などからなる筒状体などを設ける必要もないため、コストアップしない空気封入緩衝材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の一例に係る平面状である空気封入緩衝材を示す平面図である。
【図2】(A)〜(C)は、空気通路の拡開部の形状を例示した断面視の説明図であり、(D)は、空気通路の扁平部の形状を例示した断面視の説明図である。
【符号の説明】
1 袋体、空気封入緩衝材
1a 一方側シート
1b 他方側シート
2 閉鎖部
21 小胞
3 空気通路
3a 開口部
31 拡開部
32 扁平部
5 連通部
51 逆止弁
L1 扁平部の辺長
L2 拡開部の辺長(他方側シート)
L3 拡開部の辺長(一方側シート)
Claims (4)
- 柔軟性を有するシート(1a,1b)を用い、重ね合わせたシート(1a,1b)の所要箇所を接着することにより、空気を出し入れ可能な空間を有する閉鎖部(2)を形成した袋体(1)に、袋体(1)の外部と閉鎖部(2)との間で空気を流通させるために設けられる空気通路(3)の構造において、
空気通路(3)には、袋体(1)の外部に対して開口した開口部(3a)を有する拡開部(31)を備え、
拡開部(31)は、上記のうち少なくとも1枚のシートを変形させることにより、空気通路(3)が拡開して形成されたものであることを特徴とする空気通路の構造。 - 軟質樹脂製のシート(1a,1b)を用い、重ね合わせたシート(1a,1b)の所要箇所を接着することにより、空気を出し入れ可能な空間を有する閉鎖部(2)を形成した袋体(1)に、袋体(1)の外部と閉鎖部(2)との間で空気を流通させるために設けられる空気通路(3)の構造において、
空気通路(3)には、袋体(1)の外部に対して開口した開口部(3a)を有する拡開部(31)と、扁平部(32)とを備え、
開口部(3a)の側から、拡開部(31)、扁平部(32)の順で配位されたものであり、
空気通路(3)の横断面の形状における、扁平部(32)の辺長(L1)よりも、拡開部(31)の辺長(L2)の方が長く形成されたことを特徴とする空気通路の構造。 - 空気通路(3)の拡開部(31)を構成する、一方側シート(1a)の空気通路(3)の横断面の形状における辺長(L3)に対し、他方側シート(1b)の同辺長(L2)の方が長く形成されたものであることを特徴とする、請求項1または2に記載の空気通路の構造。
- 請求項1から3のいずれかに記載の空気通路(3)の構造を備えた空気封入緩衝材(1)であり、
閉鎖部(2)が、並列するように区画形成された複数の小胞(21)からなるものであり、
各小胞(21)は、1本の空気通路(3)に交わる方向に分岐するように形成されたものであって、空気通路(3)と連通する連通部(5)を除いて閉鎖された空間を有するものであり、
上記の連通部(5)には、空気通路(3)から小胞(21)へと向かう気流を許容し、上記とは逆方向の気流を遮断する逆止弁(51)が設けられ、
開口部(3a)から空気通路(3)を介して供給された空気により、各小胞(21)に空気が充填されて膨張し、この膨張した各小胞(21)により、小胞(21)に当接した保護対象物に対し、緩衝効果を発揮するものであることを特徴とする空気封入緩衝材。
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