JP2005022606A - 三輪車の押手棒装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メインパイプの後端から斜上後方へ起立する押手棒によって前輪を操舵可能とした三輪車の押手棒装置において、メインフレーム内に通した連結ロッドによって操向ハンドルと押手棒とを連動させる場合に、メインフレームの小型化を可能にする。
【解決手段】 メインパイプ(12)の後端に操向軸保持筒(16)と平行に保持された押手棒保持筒(18)と、操向軸保持筒内および押手棒保持筒内に収容されそれぞれ操向軸(74)および押手棒(32)と一体に回動するフランジ状の第1および第2の連結板(66.106)と、メインパイプ(12)内に通され前端および後端が前記第1および第2の連結板(66,106)に連結された連結ロッド(112)とを備え、各連結板(66,106)に前輪(26)の直進位置でその回動中心線に対して車体幅方向に連結ロッド(112)を遊動可能に連結した。
【選択図】 図6

Description

この発明は、押手棒によって前輪を操舵可能にした主として幼児用の三輪車に用いる押手棒装置に関するものである。
主として幼児を乗せるための三輪車では、保護者が三輪車を押して走行を補助するための押手棒を設けたものが公知である。この押手棒は幼児の着座シートの後方から上方へ延出し、保護者はこの押手棒を掴んで三輪車を押したり不本意な走行を規制したりするものである。
一方このような三輪車では、走行方向をこの押手棒によって保護者が制御できるようにして、保護者が走行を一層制御し易くすることが考えられている(例えば特許文献1参照)。すなわち自力で操縦できない幼児を乗せる場合に、保護者が押手棒で操舵しつつ押し動かせるようにし、べビーカー的な使用を可能にするものである。
実開昭50−133268号
上記特許文献1には、三輪車の操向ハンドル(ハンドル杆)と連動する押手棒をメインフレーム(胴体)の後端に設け、操向ハンドルと押手棒との連動機構をメインフレームに内装させたものが示されている。ここに連動機構は、操向ハンドルおよび押手棒と共に回動する保持管に固定した連結板を左右一対の連結ロッド(連結杆)で連結したものである。
このように連結ロッドによって押手棒と操向ハンドルとを連動させるものでは、操舵角が大きくなると連結ロッドが連結板を保持する保持管の外周に接触し易くなる。このため連結板と連結ロッドとの連結位置を、連結板の回動中心線からできるだけ離すことが必要になる。
しかしこのようにすると左右の連結ロッドの間隔が広がり、これら連結ロッドを通すメインフレームの左右方向の幅を大きくしなければならなくなる。この結果フレームが大型化するという問題があった。
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、メインフレーム内に通した連結ロッドによって操向ハンドルと押手棒とを連動させる場合に、メインフレームの小型化を可能にした三輪車の押手棒装置を提供することを目的とする。
この発明によればこの目的は、前後方向に伸びる1本のメインパイプの前端に固着した操向軸保持筒に1個の操向前輪を操舵可能に保持し、メインパイプの後端から斜上後方へ起立する押手棒によって前輪を操舵可能とした三輪車の押手棒装置において、前記メインパイプの後端に前記操向軸保持筒と平行に保持された押手棒保持筒と、前記操向軸保持筒内および押手棒保持筒内に収容されそれぞれ操向軸および押手棒と一体に回動するフランジ状の第1および第2の連結板と、前記メインパイプ内に通され前端および後端が前記第1および第2の連結板に連結された連結ロッドとを備え、各連結板に前輪の直進位置でその回動中心線に対して車体幅方向に前記連結ロッドを遊動可能に連結したことを特徴とする三輪車の押手棒装置、により達成される。
連結ロッドは1本であってもよいが、左右2本とすれば左右対称性により左右の操舵性が向上する。連結ロッドは真っ直ぐ(直線状)であってもよいが、連結板の保持管と干渉する部分を湾曲させて干渉を避けるようにしてもよい。この場合には連結ロッドの中間部分をメインパイプの中心線に接近させて配置することができるから、メインパイプ径をさらに小さくすることが可能である。操向軸保持筒と押手棒保持筒の内部にそれぞれ内筒を回動可能に保持し、一方の(第1の)内筒に操向軸を下方から貫挿して結合させ、他方の(第2の)内筒に押手棒を上方から貫挿して結合させれば、操向軸および押手棒の着脱が容易になり、組立性が向上する。
押手棒保持筒はメインパイプの後端に直接固着するのが望ましいが、メインパイプ後端に着脱可能に保持してもよい。例えばメインフレームに着脱可能なブラケットなどの部材に保持することも可能である。
押手棒を左右に回せば、第2の連結板、連結ロッド、第1の連結板を介して操向軸が左右に回動する。押手棒の操舵角が一定以内であれば連結ロッドの両端は連結板の直進位置で車体幅方向に遊動可能であるから、操向軸は左右に遊びを持つ。この遊びは僅かであれば操作上全く問題はない。すなわち操向ハンドルを握った幼児は通常自分でも操向ハンドルを操作しようとするし、足踏みペダルを踏む力によって操向ハンドルも左右に振れるだけでなく、前輪は路面の凹凸や傾きによっても左右に振れるから、押手棒の操舵角に対して操向軸に僅かな遊びがあった方がむしろ押手棒の操作が楽になるからである。
押手棒の操舵角が大きくなると、連結ロッドの一端側が連結板を固定した部材(操向軸、押手棒を保持する内筒)に接触した後、この連結ロッドの一端は連結板の外径方向に移動する。このように最大操舵角付近では連結ロッドは外径方向へ逃げるから、左右一対の連結ロッドを設ける場合にはその間隔を狭くすることができる。なお連結ロッドを1本とした場合には、前後の連結板の中心線を結ぶ直線(メインパイプの中心線)に接近させることができる。このためメインパイプの径を小さくすることができ、メインフレームの小型化が可能である。
この発明は以上のように、押手棒と操向ハンドルとを、メインパイプに通した連結ロッドによって連動させる場合に、操向軸保持筒および押手棒保持筒の内部に収容されて操向軸および押手棒と一体的に回転する第1および第2の連結板に、その回動中心線に対し前輪の直進位置で車体幅方向に連結ロッドを遊動可能に連結したものであるから、最大操舵位置付近で連結板の保持管(内筒)の外周に連結ロッドが接触しても、連結ロッドは外側へ(回動中心線から離れる方向へ)移動することができる。
このため、最大操舵角を大きく確保できると共に、操舵角が小さい時には連結ロッドを連結板の回動中心線側へ移動させることにより、メインパイプの径を小さくし、メインフレームの小型化が可能になる。
図1は本発明の一実施態様である三輪車の左側面図、図2は同じく正面図、図3は押手棒と操向軸との連動機構を一部断面して示す側面図、図4は操向軸保持筒の内部構造を透視して示す正面図、図5は操向軸保持筒の内部構造を分解して示す斜視図、図6は連動機構の直進状態を示す平面図、図7は同じく右旋回状態を示す平面図、図8は押手棒の伸縮機構とその動作を示す断面図である。なお図8で(A)は伸縮機構のロック装置のロック時を、同図(B)は非ロック時を示している。
図1において、符号10はメインフレームであり、前後方向に長く後部が下降した直線状のメインパイプ12と、このメインパイプ12の後部側面から左右外側下方へのびる左右一対のリヤパイプ14(図1には一方のみを図示)と、メインパイプ12の前端および後端に固着された操向軸保持筒16および押手棒保持筒18とを有する。なお操向軸保持筒16と押手棒保持筒18とは互いに平行であり、これらはメインパイプ12に対して直角である。
メインパイプ12は断面円形であり、その上縁を跨ぐようにバケット型の着座シート20が取付けられている。またメインパイプ12には着座シート20の下方へのびるブラケット22が固着され、このブラケット22に左右一対の補助ステップ24(一方のみ図示)が取付けられている。ここに補助ステップ24はその上端がブラケット22に後方へ揺動可能に保持され、ステップとして用いる時には下降位置(24)にロックし、使用しない時には後方に倒した収納位置(24A)にロックする。
操向軸保持筒16には後記するように、前輪26および操向ハンドル28が操舵可能に保持されている。リヤパイプ14の下端には車幅方向に後車軸(図示せず)が貫挿され、その両端に左右一対の後輪30(一方のみ図示)が回転自在に保持されている。
押手棒保持筒18には、後記するように押手棒32が回動可能に保持されている。この押手棒32はロック装置34により伸縮可能である。すなわちこの押手棒32は、下パイプ32Aに上方から挿入可能な上パイプ32Bをこのロック装置34によってロック・ロック解除可能にしたものである。
下パイプ32Aの上端には、図8に示すように、後方から内径側へ突出させた凸条36が形成されている。上パイプ32Bの後面にはこの凸条36に係合する凹溝38が長手方向に沿って形成されている。上パイプ32Bの前面にはその長手方向に適宜間隔をもって複数の係合凹部40が形成されている。上パイプ32Bの上部は後方へ折曲され、この折曲部に保護者が握るグリップ42が装着されている。
ロック装置34は図8に示すように、下パイプ32Aの上端に固定された内スリーブ44と、この内スリーブ44を囲んで軸方向に移動可能な外スリーブ46と、内スリーブ44に保持されたロックピン48と、外スリーブ46を上方へ復帰させるコイルばね50とを有する。ロックピン48は内スリーブ44および下パイプ32Aを貫通して半径方向に移動可能であり、前記上パイプ32Bに設けた係合凹部40に係脱可能である。
外スリーブ46の内面にはロックピン48に接触するカム面46Aが形成されている。このカム面46Aは、外スリーブ46がコイルばね50により上方へ復帰した図8(A)の状態ではロックピン48を内径方向へ押出す(ロック位置)。また外スリーブ46をコイルばね50のばね力に抗して押し下げた図8(B)の状態では、ロックピン48を外径方向へ復帰可能にする(ロック解除位置)。
従って外スリーブ46を押し下げれば、ロックピン48は係合凹部40から脱出可能になるから上パイプ32Bを上下動させることができる。外スリーブ46を解放すれば外スリーブ46にはコイルばね50により上方への復帰力が加わるから、ロックピン48はカム面46Aにより上パイプ32Bに押付けられる。この状態で上パイプ32Bを上下に移動すれば、いずれかの係合凹部40がロックピン48に対向する位置に来ると外スリーブ46が上方へ復帰し、カム面46Aがロックピン48を押出して係合凹部40にロックさせる。このようにして上パイプ32Bを適当な高さに固定できる。
次に操向軸保持筒16の内部構造を図3,4,5などを用いて説明する。操向軸保持筒16の中には第1の内筒60が回動可能に保持されている。すなわちこの内筒60は、操向軸保持筒16の上下開口に嵌合されたキャップ62,64の間に回動可能に保持される。この内筒60のほぼ中間位置には略小判形の第1の連結板66が固着されている。この連結板66の長軸方向の対称位置にはこの長軸方向に長い長孔66A、66Aが形成されている。
連結板66には樹脂製のカバー68が上方からかぶされ、このカバー68の下面に突出する4個の突起68Aを、連結板66に設けた係合孔66Bに係入させることによってカバー68は連結板66に固定される。なおこのカバー68には連結板66の長孔66Aに対応する位置に略同形状の長孔68Bが形成されている。これら長孔68B、66Aの開口縁は上方へ僅かに盛り上がっただ円環部70となっている。カバー68は後記する連結ロッド112の振動による異音発生を防ぎ、まただ円環部70は連結ロッド112がカバー68に接触するのを防ぐ。
前輪26を保持する前フォーク72には操向軸74が一体に接合され、この操向軸74は操向軸保持筒16に下方から貫挿される。すなわち操向軸保持筒16のキャップ64,62には内筒60の内径より僅かに大径の開口が形成され、操向軸74はこれら開口を介して内筒60に通される。
なお操向軸74は下のキャップ64の下面に摺接して前輪荷重を支持する。また操向軸74の下部には貫通ピン78が直径方向に貫通して固着され、この貫通ピン78は内筒60の下端に軸方向に設けた溝80に係合させて内筒60と操向軸74とを一体に回動させるものである。
操向軸74の上端はキャップ62の上方へ突出し、この突出部に操向ハンドル28が結合される。すなわち操向軸74の上端には上方に向かって開く溝82が形成され、この溝82に操向ハンドル28のハンドルポスト部28Aに固着した貫通ピン84を係合させる。そしてハンドルポスト28Aに設けたスリ割り溝86と操向軸74とに長ボルト88を横断させてナット90で締付けるものである。
92は貫通ピン84やナット90等を隠すためのカバー92である。94は前輪26の上方を覆う前フェンダである。96は足踏みペダルであり、前輪26および前フォーク72の下端を貫通した車軸の両端をクランク状に折曲したものである。なお前輪26には、図1に示すペダルロックつまみ26Aが設けられている。このつまみ26Aは足踏みペダル96と前輪26とを結合(ロック)してペダル96による走行を可能にしたり、ペダル96と前輪26との結合を解除して押手棒32によるベビーカー的な使用を可能にするものである。
次に押手棒保持筒18の内部構造を説明する。押手棒保持筒18内には前記操向軸保持筒16で用いた第1の内筒60を上下逆にした第2の内筒100が上下のキャップ102,104によって回動可能に保持されている。なおこの第2の内筒100に固着した第2の連結板106には第1の連結板66と同様に、上からカバー108がかぶせられる。このカバー108には長孔を有するだ円環部110が一体形成されている(図6,7参照)
第1の連結板66とこの押手棒保持筒18内の第2の連結板106とは、左右一対の連結ロッド112,112で連結される。この連結ロッド112,112は、真っ直ぐなロッドの前後端を下方へほぼ直角に折曲したものであり、メインパイプ12と操向軸保持筒16および押手棒保持筒18にそれぞれ形成した窓114,116とを通して、第1連結板66の長孔66Aと、第2の連結板106の長孔に係入される。
なお実際の組立に際しては、まず内筒60,100の連結板66,106に連結ロッド112を係合させる。その後で、内筒60,100をキャップ62,64,102,104で上下から挟みつつ、操向軸保持筒16および押手棒保持筒18内に保持する。
押手棒32の下パイプ32Aは上方から上のキャップ102を貫通して内筒100の内側に挿入される。この下パイプ32Aには、内筒100の上端に開く溝114に係入する貫通ピン116が固着される一方、その上方にはさらにフランジ板118が固着されている。
押手棒保持筒18の上端に装着される上のキャップ102には、貫通ピン116が通る車体幅方向に長い長孔(図示せず)が形成され、押手棒32を直進位置にした図3の状態から90°回転した状態でこの貫通ピン116をキャップ102に通すことができる。貫通ピン116を溝114に係入させた状態で、フランジ板118はキャップ102の上面に摺接し、また下パイプ32Aの下端は下のキャップ104に係合する。
下パイプ32Aの下端内側にはナット120が固着されている。このナット120には、下のキャップ104に下方から装着されるカバー122に埋め込まれたボルト(124)が螺入する。この結果下パイプ32Aは、カバー122によって上方へ抜けるのが防止され、フランジ板118によって下方への移動が規制される。なお126は、このフランジ板118を覆う上カバー、128は下のカバー122を包む装飾用のアウタカバーである。
この装置の動作を主として図6,7を用いて説明する。押手棒32を直進位置(図1)にした時には、図6に示すように2本の連結ロッド112の間隔は、メインパイプ12の内径や操向軸保持筒16および押手棒保持筒18に設けた窓114,116の開口幅に制限される。この時には連結ロッド112は、ダ円環部70,110の長孔内で内筒60,100に近い位置(長孔の内側)に来る。換言すれば、メインパイプ12の径や窓114,116の寸法は、この直進位置で連結ロッド112がダ円環部70,110の内側に来るように設定される。
押手棒32を左右に回動させると、2本の連結ロッド112によって内筒100,60が連動して同一方向に回動する。そして最大操舵角付近では図7の状態になる。すなわち連結ロッド112は一方が内筒60に他方が内筒100に接触する。この時には連結ロッド112はダ円環部70,110の長孔内の外側(内筒60,100から遠い端側)に偏位する。
このように連結ロッド112はダ円環部70,110の長孔内で移動可能であるから、直進時に連結ロッド112の間隔を狭くしつつ、最大操舵角を大きく確保することが可能になる。なお最大操舵角位置以外では、連結ロッド112は長孔内で移動可能であるため、押手棒32に対して前輪26が左右に僅かに遊動するが、幼児用の三輪車においては路面状態の変化や幼児がハンドルを動かそうとすることを考えると、むしろ押手棒による操作を楽にすることができて好都合である。
以上の実施態様では、左右一対の連結ロッド112を用いているので、前輪26の遊びが少なくなり、動作の安定に適するが、この発明は連結ロッドを1本としたものであっても所期の効果が得られるものであり、このようなものを含む。また連結ロッド112は、連結板66,106に装着した樹脂製カバー108と一体のダ円環部70,110に係合させたので、連結ロッド112の振動が防止できる。特にダ円環部70,110と連結ロッド112との間に適度な摺動抵抗が発生するようにすれば、振動音の発生を十分に抑制できると共に、押手棒32の操作感が一層向上する。
本発明の一実施態様を示す左側面図 同じく正面図 連動機構を一部断面した側面図 操向軸保持筒を透視した正面図 操向軸保持筒の分解斜視図 連動機構の直進状態を示す平面図 連動機構の右旋回状態を示す平面図 押手棒の伸縮機構とその動作を示す断面図
符号の説明
10 メインフレーム
12 メインパイプ
16 操向軸保持筒
18 押手棒保持筒
26 前輪
28 操向ハンドル
30 後輪
32 押手棒
60 第1の内筒
62,64,102,104 キャップ
66 第1の連結板
66A 長孔
70,110 ダ円環部
74 操向軸
100 第2の内筒
106 第2の連結板
112 連結ロッド

Claims (4)

  1. 前後方向に伸びる1本のメインパイプの前端に固着した操向軸保持筒に1個の操向前輪を操舵可能に保持し、メインパイプの後端から斜上後方へ起立する押手棒によって前輪を操舵可能とした三輪車の押手棒装置において、
    前記メインパイプの後端に前記操向軸保持筒と平行に保持された押手棒保持筒と、前記操向軸保持筒内および押手棒保持筒内に収容されそれぞれ操向軸および押手棒と一体に回動するフランジ状の第1および第2の連結板と、前記メインパイプ内に通され前端および後端が前記第1および第2の連結板に連結された連結ロッドとを備え、各連結板に前輪の直進位置でその回動中心線に対して車体幅方向に前記連結ロッドを遊動可能に連結したことを特徴とする三輪車の押手棒装置。
  2. 連結板には前輪の直進位置でその回動中心に対して車体幅方向に長い長孔が形成され、連結ロッドの端部はこの長孔に係合している請求項1の三輪車の押手棒装置。
  3. 各連結板にはその回動中心線に対して対称な位置に一対の長孔を形成し、左右一対の連結ロッドの前後端を各長孔に連結した請求項2の三輪車の押手棒装置。
  4. 操向軸保持筒内および押手棒保持筒内にそれぞれ同軸かつ回動可能に保持された第1および第2の内筒を備え、これら第1および第2の内筒にそれぞれ第1および第2の連結板を固着する一方、前輪の操向軸を前記第1の内筒に下方から貫挿してこの第1の内筒に結合させ、押手棒を前記第2の内筒に上方から貫挿してこの第2の内筒に結合させた請求項1または2または3の三輪車の押手棒装置。
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