JP2005021916A - Microscope device with function of correcting defect - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検査対象物の観察並びに修正を行う欠陥修正機能付き顕微鏡装置に関している。
【0002】
【従来の技術】
半導体等の基板を製造する際に、基板の欠陥部分を修正する欠陥修正処理が行われている。この欠陥修正処理において、修正される欠陥箇所を、観察するとともにレーザ光により修正する欠陥修正機能付き顕微鏡装置が、一般的に用いられている。
【0003】
例えば、上記従来の欠陥修正機能付き顕微鏡装置は、特許文献1に示されている。この特許文献1の従来の欠陥修正機能付き顕微鏡装置100は、図3中に概略的に示されている。この顕微鏡装置100は、被検査対象である基板3を観察するための観察手段120と、レーザを出力するレーザ手段130と、これらに共通の対物レンズ140とを有している。また、顕微鏡装置100は、観察手段120並びにレーザ手段130と、対物レンズ140との間に配置されたプリズム150により、対物レンズ140からの光路を、観察手段120又はレーザ手段130へと切り替え可能である。このため、この従来の顕微鏡装置100は、観察手段120並びにレーザ手段130をプリズム150により切り替えて、被検査対象物の撮像、観察並びにレーザリペアを行い得る。
【0004】
【特許文献1】
特開平08−290280号公報(第2−6頁、 図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、この従来の顕微鏡装置は、観察手段120並びにレーザ手段130が、共通の対物レンズ140を用いて、撮像、観察並びにレーザリペアを行う。このため、レーザ手段から照射されるレーザ光は、観察にも用いられる対物レンズ140を通る。対物レンズ140は、上記レーザ光により、焼けが生じてしまったり、レーザによる修正の際のレーザ加工により加工くずが飛散し、この加工くずにより先端が汚れたりする虞がある。また、処理範囲やレーザパワーなどのレーザリペアにおける処理条件は、上記観察手段の観察結果に基づいて設定される場合がある。このとき、対物レンズ140が焼けたり汚れたりした場合、目視や撮像等の被検査対象物に対する観察が、良好に行えない虞を有している。
従って、レーザ手段を有しながら、良好に被検査対象物の観察が行える顕微鏡装置が望まれている。
【0006】
上記課題を鑑みて、本発明の目的は、良好に観察を行える欠陥修正機能付き顕微鏡を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を鑑みて、本発明の欠陥修正機能付き顕微鏡装置は、以下の構成を有している。
【0008】
本発明の一態様の欠陥修正機能付き顕微鏡装置は、被検査対象物の欠陥を観察するための観察顕微鏡と、欠陥を修正するためのレーザ装置とを有している。この顕微鏡装置において、上記観察顕微鏡の光学系と、上記レーザ装置の光学系とは、夫々独立している。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の1つの実施の形態に従った欠陥修正機能付き顕微鏡装置について図1を用いて説明する。
【0010】
図1は、本実施の形態に従った欠陥修正機能付き顕微鏡装置1を示す概略的な一部切欠斜視図である。
顕微鏡装置1は、被検査対象物の観察並びに欠陥修正を行う装置であり、装置本体10と、観察顕微鏡20と、修正顕微鏡30と、を具備している。なお、本実施の形態において、被検査対象物は、複数のパターンを有している基板であり、図1中において、参照符号3で指摘されている。
【0011】
装置本体10は、Xステージ11と、Yステージ支持部12とを有している。
Xステージ11は、装置本体10上に配置されており、基板3を保持し、この基板3を所定の軸線に沿って移動させる載物台である。本明細書中において、Xステージ11による基板の移動方向をX軸とし、また、このX軸と直交する軸線をY軸とする。さらに、X並びにY軸と直交する軸線を、Z軸とする。なお、本実施の形態において、Xステージ11は、X並びにY軸を通る面(水平面)に対して実質的に平行に、基板3を保持する。また、Xステージ11は、観察顕微鏡20並びに修正顕微鏡30を支持するYステージ支持部12を有している。
【0012】
Yステージ支持部12は、Y軸に沿ってXステージ11を跨ぐように装置本体10に架橋されており、装置本体10のX軸に沿った略中央に配置されている。このYステージ支持部12は、2つのYステージ12a,bを有している。より具体的には、Yステージ12a,bは、Y軸に対して線対称の配置になるように、Yステージ支持部11に支持されている。これらのYステージ12a,bは、Yステージ支持部12上をY軸に沿って駆動可能に構成されている。
【0013】
Yステージ12a,bには夫々、Z軸に沿って駆動するZステージ13a,bが固定されている。なお、Zステージ13aには、観察顕微鏡20が固定されており、Zステージ13bには、修正顕微鏡30が固定されている。従って、観察顕微鏡20並びに修正顕微鏡30は、Xステージ11,Yステージ12a,b、及びZステージ13a,b(駆動系)により、Xステージ11上に配置された基板3に対して、X、Y、及びZ軸に沿って相対的に移動可能である。
【0014】
観察顕微鏡20は、Xステージ11上に配置された基板3を観察するための観察手段である。この観察顕微鏡20は、変倍可能な光学系を有しており、上記光学系により結像された像を撮像する顕微鏡カメラ21を有している。また、この観察顕微鏡20は、基板3上に焦点を合わせる(合焦する)ための図示しないオートフォーカス(AF)機構を有している。このAF機構は、Zステージ13aと接続されており、Zステージ13aを動作させることにより、観察位置に対する合焦を行う。
【0015】
修正顕微鏡30は、レーザ光を出力し、上記レーザ光により欠陥を修正するためのレーザ装置である。修正顕微鏡30は、変倍可能な光学系を有しており、上記光学系により結像された像を撮像する顕微鏡カメラ31と、欠陥修正するためのレーザ光を出力するレーザヘッド32とを有している。また、修正顕微鏡30も、観察顕微鏡20と同様に、Zステージ13bと接続されたAF機構を有しており、Zステージ13bを動作させることにより、基板3の修正対象に対する合焦を行う。
【0016】
また、修正顕微鏡30は、出力するレーザ光の照射範囲を調整するために、例えば、スリット等の照射範囲設定機構(図示せず)を有している。
【0017】
顕微鏡カメラ31とレーザヘッド32とは、修正顕微鏡30の上記光学系を共用している。このため、修正顕微鏡30において、上記光学系により合焦した位置は、顕微鏡カメラ31で撮像し得る位置であるとともに、レーザヘッド32によりレーザ修正が行える位置である。
【0018】
上記構成の顕微鏡装置1には、この顕微鏡装置1の駆動を制御する顕微鏡制御装置4が接続されている。顕微鏡制御装置4は、制御用コンピュータ41と、操作パネル42と、モニタ43とを有している。
制御用コンピュータ41は、顕微鏡装置1の上記駆動系及び、観察顕微鏡20並びに修正顕微鏡30に接続されており、これらの駆動を制御する。なお、制御用コンピュータ41は、上記駆動系に接続されているため、観察顕微鏡20並びに修正顕微鏡30夫々の位置を検出することが可能である。
【0019】
この制御用コンピュータ41は、上記顕微鏡装置1に加えて、ホストコンピュータ44にも接続されている。このホストコンピュータ44は、基板製造工程に用いられる少なくとも1つの他の装置と接続されているコンピュータである。このホストコンピュータ44は、接続された装置からの情報を取得する機能を有している。本実施の形態のホストコンピュータ44は、基板3の欠陥部の位置を検出する欠陥検出装置(図示せず)と接続されており、基板3の欠陥部の位置等を示す情報(欠陥情報)を取得し得る。0
操作パネル42は、制御用コンピュータ41に接続されており、制御用コンピュータ41に対して、顕微鏡装置1を走査するために必要なデータ並びに操作命令などを入力する入力装置である。モニタ43は、制御用コンピュータ41と接続された制御用コンピュータの出力装置である。
【0020】
以下に、上記構成の欠陥修正機能付き顕微鏡装置1の動作について説明する。この欠陥修正機能付き顕微鏡装置1では、基板3上に発生した欠陥を修正する(欠陥修正処理)ために、以下の複数の工程を行う。なお、本実施の形態において、欠陥修正処理を行う前に、上記欠陥検出装置により、基板3の欠陥部の位置並びに種類が検出され、各欠陥部の上記欠陥情報がホストコンピュータ44中に格納されている。
【0021】
(検査対象配置工程)
本実施の形態の欠陥修正機能付き顕微鏡装置1は、まず、この検査対象配置工程において、修正対象となる基板3がXステージ11上に配置される。これとともに、顕微鏡制御装置4の制御用コンピュータ41は、ホストコンピュータ44から各欠陥の上記欠陥情報を取得する。このようにして検査対象配置工程が完了した後、続いて、観察工程が行われる。
【0022】
(観察工程)
この観察工程において、顕微鏡装置1は、顕微鏡制御装置4の命令に従って、欠陥部の観察を行う。具体的には、制御用コンピュータ41は、取得した欠陥情報中の欠陥部の位置座標に基づいて、Xステージ11並びにYステージ12aに対して、駆動命令を出す。駆動命令を受けたX並びにYステージ11,12aは、観察顕微鏡20の観察位置が上記欠陥部上に配置されるように、観察顕微鏡20を基板3に対して相対的に移動させる。言い換えると、修正顕微鏡20は、光軸が、上記欠陥部上に配置されるように、基板3に対して相対的に移動される。
【0023】
このようにして観察顕微鏡20のX並びにY軸における位置が確定した後、制御用コンピュータ41は、確定後の観察顕微鏡20の位置に対する、X並びにY軸における修正顕微鏡30の位置のずれ量をXYずれ量情報として取得する。これとともに、上記AF機構が、Zステージ13aを動作させ、欠陥部に対して観察顕微鏡20を合焦させる。このとき制御用コンピュータ41は、観察顕微鏡20の合焦した際のZ軸に沿った位置を合焦情報として記憶する。
【0024】
合焦した後、顕微鏡カメラ21が、観察顕微鏡20の観察箇所を撮像し、制御用コンピュータ41に撮像データを送る。制御用コンピュータ41は、取得した撮像データをモニタ43に出力する。使用者は、モニタ43に出力された画像を目視することにより、上記欠陥部が修正すべき欠陥であるか否かを判断(欠陥判断)し得る。
【0025】
なお、上記結果判断の判断結果は、操作パネル42により、制御用コンピュータ41に入力可能である。使用者が、上記欠陥部を、修正すべき欠陥(修正対象欠陥)でないと判断した場合、続いて、別の欠陥部を対象として、再びこの観察工程が行われる。また、基板3における全ての欠陥部を欠陥判断する際に、上記修正対象となる欠陥部でないと判断された欠陥部が、最後の欠陥部である場合、現在検査を行っている基板3は、基板製造工程における次の工程に回されるとともに、次の検査対象となる別の基板3に対して再び検査対象配置工程から処理が行われる。
【0026】
また、上記欠陥判断において、検査対象の欠陥部が、修正対象となる欠陥部であると判断された場合、続いて、欠陥修正工程が行われる。
【0027】
(欠陥修正工程)
この欠陥修正工程では、修正対象となる欠陥部の修正処理を行う。具体的には、制御用コンピュータ41は、修正顕微鏡30により修正処理を行わせるために、X並びにYステージ11,12bを駆動させて、修正対象欠陥に対して修正顕微鏡30を位置合わせする。このとき制御用コンピュータ41は、上記観察工程において取得したXYずれ量情報に基づいて、X並びYステージ11,12bを制御し、修正顕微鏡30を観察顕微鏡20の位置に対する差分だけ移動させる。
この移動により、修正顕微鏡30は、上記修正対象となる欠陥部と対向する位置に配置される。言い換えると、修正顕微鏡30の光軸が、上記修正対象となる欠陥部上に配置される。
【0028】
このようにして、修正顕微鏡30は、X並びにY軸に沿った位置が確定した後、修正対象となる欠陥部に対して合焦される。この合焦において、制御用コンピュータ41は、上記合焦情報に示されたZ軸に沿った位置に、修正顕微鏡30を移動させるように、Zステージ13bに駆動命令を出す。これにより、修正顕微鏡30のZ軸に沿った位置が略確定された後、図示しないAF機構が、Zステージ13bを動作させ、Z軸に沿った位置を微調整する。この微調整により、修正顕微鏡30の合焦が、完了する。
【0029】
合焦が完了した後、顕微鏡カメラ31が、合焦した上記修正対象欠陥を撮像し、制御用コンピュータ41に撮像データを送る。制御用コンピュータ41は、取得した撮像データをモニタ43に出力する。使用者は、モニタ43に出力された画像を目視することにより、観察してレーザの照射範囲、出力エネルギー量等の出力条件を決める。
【0030】
上記出力条件を設定後、レーザヘッド32は、上記出力条件に従って、レーザ光を出力し、上記修正対象となる欠陥部の修正を行う。この修正が完了した際に、上記観察工程において、欠陥判断が行われていない欠陥部がある場合、再び観察工程が行われる。また、全ての欠陥部に対する欠陥判断と全ての修正対象となる欠陥部に対する修正とが完了している場合、以下のように処理が行われる。この場合には、現在検査を行っている基板3が、基板製造工程における次の工程に回されるとともに、次の検査対象となる別の基板3に対して再び検査対象配置工程から処理が行われる。
【0031】
このようにして、欠陥修正機能付き顕微鏡装置1は、基板3に対する欠陥修正を完了する。
上記構成に示すように、本実施の形態の欠陥修正機能付き顕微鏡装置1において、観察顕微鏡20の光学系と、上記レーザ装置である修正顕微鏡30の光学系とは、夫々独立している。従って、レーザヘッド32が出力したレーザ光は、観察顕微鏡の光学系を通ることはない。このため、観察顕微鏡20の光学系の光学部材は、観察顕微鏡とレーザ装置とが光学系を共用している場合と異なり、上記レーザ光により、焼けが生じることはない。従って、観察顕微鏡20は、常に、被検査対象物である基板3を良好に観察することが出来、より確実に上記欠陥判断を行い得る。また、観察顕微鏡20の光学系は、上記レーザ装置である修正顕微鏡30の光学系とは、独立しているため、レーザ装置のレーザ光の特性に合わせて選定する必要がない。従って、観察顕微鏡20の光学系は、より自由に光学部材を選定し得る。
【0032】
また、本実施の形態の顕微鏡装置1は、観察顕微鏡20と修正顕微鏡30とを有しているため、欠陥判断のための観察と、修正顕微鏡30による修正前の観察とが略同条件で行い得る。従って、本実施の形態の顕微鏡装置1は、より高精度に欠陥判断並びに上記修正前観察とを行い得る。
【0033】
また、本実施の形態において、顕微鏡制御装置4の制御用コンピュータ41は、観察顕微鏡20の光学系の合焦位置を合焦情報として記憶する。そして、制御用コンピュータ41は、上記合焦情報を用いて修正顕微鏡30の合焦を行うように、Zステージ13bにより、修正顕微鏡30を移動させる。これにより、修正顕微鏡30は、上記合焦位置を参考にしないで合焦を行う場合に比べて、より迅速に合焦を行うことができ、全体のスループットを向上させ得る。なお、本実施の形態において、修正顕微鏡30は、合焦するようにZ軸に沿って移動された後、図示しないAF機構により微調整を行い得る。これにより、本実施の形態の修正顕微鏡30は、迅速でありながら確実に合焦し得る。なお、顕微鏡装置1の駆動精度が高い場合、上記AF機構による微調整は、省くことが可能である。
【0034】
制御用コンピュータ41は、観察顕微鏡20と修正顕微鏡との位置のずれ量をXYずれ量情報として取得している。これにより、制御用コンピュータ41は、XYずれ量情報に基づいて、X並びYステージ11,12bを制御し、修正顕微鏡30を観察顕微鏡20の位置に対する差分だけ移動させ、修正対象となる欠陥部に修正顕微鏡30の位置合わせを行い得る。従って、修正顕微鏡30は、上記ずれ量を参考にしないで位置合わせを行う場合に比べて、迅速でかつ正確に修正対象となる欠陥部に対して位置合わせを行い得る。従って、本実施の形態の顕微鏡装置1は、上記迅速なレーザ装置の位置合わせにより、全体のスループットを向上させ得る。
【0035】
また、本実施の形態において、欠陥の修正は、修正対象として選択された修正対象となる欠陥部に対してのみ行っている。このため、本実施の形態の顕微鏡装置1は、修正する必要がある欠陥部のみを修正することが可能であり、全体のスループットを向上させ得る。また、上記選択的な修正処理により、観察顕微鏡20の動作回数に比べて、修正顕微鏡30の動作回数を少なくし得る。従って、修正顕微鏡30の移動回数を減らし、修正顕微鏡30の耐用期間を向上させ得る。
【0036】
また、本実施の形態の顕微鏡装置1は、観察顕微鏡20と修正顕微鏡30とがYステージ支持部12を介して互いに離間している。従って、修正顕微鏡30のレーザ光による欠陥修正処理により、基板3の修正個所から加工くずが飛散した場合においても、上記加工くずが観察顕微鏡20の光学系を汚染することは無い。従って、本実施の形態の顕微鏡装置1は、観察顕微鏡20により、常に良好に観察し得る。なお、上記離間距離は、加工くずにより汚染されないのであれば任意であるし、離間方向も任意である。
【0037】
また、本実施の形態の顕微鏡装置1において、観察顕微鏡20と修正顕微鏡30とは、Yステージ支持部12により、Y軸に対して線対称に配置されている。上記配置は、観察顕微鏡20と修正顕微鏡30とがバランスよく重心が安定してYステージ支持部12に支持される。従って、上記構成は、上記駆動系の駆動精度を高められ得るため好ましい。しかしながら、観察顕微鏡20と修正顕微鏡30とは、Y軸に沿って配置されることも可能であるし、配置において限定されることはない。
【0038】
また、本実施の形態の顕微鏡装置1は、各欠陥部毎に観察並びに修正を交互におこなっているが、全ての欠陥部を観察した後、上記観察により選定された修正対象となる欠陥部に対して修正を行うことも可能である。この場合においても、顕微鏡制御装置4は、各欠陥部を観察する毎に、合焦情報並びにXYずれ量情報を取得する。取得したこれらの情報は、制御用コンピュータ41に記憶される。
これにより、全ての欠陥部を観察した後に欠陥修正を行う場合においても、修正顕微鏡30は、上記情報を用いて、修正対象欠陥に対して迅速に位置合わせ並びに合焦を行い得る。
【0039】
また、本実施の形態において、顕微鏡カメラ31とレーザヘッド32とは、光学系を共有しているが、それぞれが独立した光学系を有することも可能である。この場合、顕微鏡カメラ31の光学系に用いられる光学部材は、レーザヘッド32の出力するレーザ光が短波長である場合であっても、短波長に対応した光学部材を用いる必要がない。なお、短波長に対応した光学部材を用いず構成された顕微鏡カメラ31の光学系は、収差の発生を抑制し得るため、観察に用いる上で好ましい。従って、上述のように独立された場合、修正顕微鏡30は、より良好に修正対象欠陥を観察し得る。
【0040】
また、本実施の形態において、上記観察工程では、観察顕微鏡20により全ての欠陥部の観察を行っている。しかしながら、本実施の形態の顕微鏡装置1は、全ての欠陥部の中から観察対象となる欠陥部を選択し、選択した欠陥部のみ観察するように、観察顕微鏡20の動作を制御することが可能である。一般的に、各欠陥部において、修復の必要度は、被検査対象物上の配置などにより、異なる。例えば、半導体の基板上の欠陥の場合、複数の配線にまたがる欠陥部は、配線をショートさせる虞が高いため、重要度が高い。また、基板製造工程における後工程において修復が困難な箇所の欠陥部は、現工程においては重要度が高い。逆に、これら以外の欠陥部に対して修復を行うかどうかは、製造される基板に対する要求により異なる。このため、本実施の形態の顕微鏡装置1は、重要度の高い欠陥部のみに上記選択的な観察を行うことにより、観察回数を減らし、全体のスループットを向上させることが可能である。また、本実施の形態の顕微鏡装置1は、上記修正の必要度の高い欠陥部に対しては、修正を行う必要があるため、観察を行わず修正にまわし、上記修正の必要度の低い欠陥部のみ観察し、修正を行うか否かの欠陥判断を行うことも可能である。この場合においても、顕微鏡装置1は、観察回数が減り、全体のスループットを向上させ得る。
【0041】
なお、上記選択は、使用者が任意に行うことも可能である。また、上記選択は、制御用コンピュータ41が欠陥情報として各欠陥部の特徴データをホストコンピュータ44から取得し、上記特徴データに基づいて、制御用コンピュータ41が自動的に設定することも可能である。例えば、上記特徴データとして、欠陥部の位置、大きさ、種類(配線に掛かっている欠陥部であるかなどの識別種類)等のデータを、ホストコンピュータ44から取得し、制御用コンピュータ41が、上記特徴データに基づいて、上記選択を行い得る。
【0042】
また、本実施の形態の顕微鏡装置1は、欠陥判断を使用者が目視により行っている。しかしながら、顕微鏡装置1は、制御用コンピュータ41中に取得した画像データに基づいて欠陥を検査する検査部を設けることが可能である。具体的には、検査部は、被検査対象物又は被検査対象物と同一構成の物の欠陥を有していない領域を撮像した参照画像を取得する。そして、上記検査部は、上記参照画像と観察顕微鏡20の撮像した画像データとを比較することにより、欠陥部を検出する。これにより、本実施の形態の顕微鏡装置1は、ホストコンピュータ44に接続されていなくても、動作可能にない、独立した装置として、欠陥検出並びに修正を行い得る。なお、上述した複数のパターンを有する基板3を検査する場合、上記参照画像は、1つのパターン(単位パターン)を撮像した画像により構成すると、全てのパターンに対して共通に使えるため好ましい。
【0043】
また、本実施の形態において、上記レーザの出力条件は、欠陥修正工程において、修正顕微鏡30による撮像画像を用いて行っている。しかしながら、上記出力条件の設定は、観察工程において行うことも可能である。この場合、上記条件設定は、顕微鏡カメラ31とレーザヘッド32との光学系を共用する修正顕微鏡30により撮像された画像を用いて行う必要がない。言い換えると、上記条件設定は、良好に観察しえる観察顕微鏡20による観察に従って行い得る。従って、上記観察工程における条件設定は、修正対象となる欠陥部をより良好に観察して行えるため、より高精度に行い得る利点を有している。
【0044】
また、本実施の形態の顕微鏡装置1は、観察顕微鏡20と修正顕微鏡30との駆動装置(Y並びZステージ12a,b、13a,b)を独立して有しているが、共用することも可能である。これにより、顕微鏡装置1は、構成を簡単にし得る。
【0045】
また、このように駆動装置を共用した顕微鏡装置1は、上記駆動装置の精度によっては、観察工程で行ったZ軸に沿った位置を維持した状態で、欠陥修正工程に移行出来る。従って、この構成の顕微鏡装置1は、全体のスループットを向上させ得る。
【0046】
また、本実施の形態の顕微鏡装置1は、観察工程において、XYずれ量情報を取得しているが、上記XYずれ量情報は、観察工程の前に予め取得しておくことも可能である。例えば、上記欠陥修正処理を行う前に、図2中に示されるような位置決め用サンプル60を用いて、上記XYずれ量情報を取得する。具体的には、まず、Xステージ11上に、サンプル60配置する。続いて、観察顕微鏡20が、このサンプルの十字模様の中心に光軸が来るように位置合わせされる。位置合わせされた際に、制御用コンピュータ41は、観察顕微鏡20の位置を取得する。続いて、制御用コンピュータ41は、X並びにYステージ11、12bを駆動させ、修正顕微鏡30の光軸とサンプル60の十字模様の中心とが一致する位置にサンプル60を移動させる。この移動後に、制御用コンピュータ41は、修正顕微鏡30の位置を取得する。このようにして、観察顕微鏡20並びに修正顕微鏡30の位置の取得した後、制御用コンピュータ41は、これらの位置の差分を算出して上記XYずれ量情報を設定し得る。これにより、上記XYずれ量情報は、観察顕微鏡20と修正顕微鏡30の光軸の位置のずれ量として、正確に算出され得る。
【0047】
このようにして、予め上記XYずれ量情報を取得している場合、観察顕微鏡20の位置に基づいて、修正顕微鏡30の光軸の位置を正確に算出し得る。このため、上記観察工程において、上記XYずれ量情報を求めるために、毎回修正顕微鏡30の位置を取得する必要がない。即ち、予め上記XYずれ量情報を取得した場合、顕微鏡装置1は、上記観察工程を簡略化し、上記観察工程を迅速に行い得る。
【0048】
また、上述のようにしてXYずれ情報を求めた場合、再びサンプル60を用いて、駆動系の調整を行うことが出来る。具体的には、観察顕微鏡20の光軸をサンプル60の十字模様の中心に配置し、その後修正顕微鏡30を、XYずれ情報に示された観察顕微鏡20の光軸に対する差分だけ移動させる。この移動により、修正顕微鏡30の光軸がサンプル60の十字模様の中心に位置しなかった場合、駆動系(X並びにYステージ11,12b)は、駆動精度が悪いことが分かる。上記移動後において、修正顕微鏡30の光軸のサンプル60の十字模様に対するずれを補正することにより、上記駆動系の調整は、行われ得る。これにより、顕微鏡装置1は、より精度よく観察顕微鏡20並びに修正顕微鏡30を駆動させ得る。
【0049】
これまで、一つ実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
【0050】
【発明の効果】
本発明は、良好に観察を行える欠陥修正機能付き顕微鏡を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態に従った欠陥修正機能付き顕微鏡を示す概略的な一部切欠斜視図である。
【図2】図2は、位置調整用のサンプルを示す図である。
【図3】図3は、従来の欠陥修正機能付き顕微鏡を示す図である。
【符号の説明】
1…欠陥修正機能付き顕微鏡装置、3…基板、4…顕微鏡制御装置、10…装置本体、11…Xステージ、12…Yステージ支持部、12a,b…Yステージ、13a,b…Zステージ、20…観察顕微鏡、21…顕微鏡カメラ、30…修正顕微鏡、31…顕微鏡カメラ、32…レーザヘッド、41…制御用コンピュータ、42…操作パネル、43…モニタ、44…ホストコンピュータ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a microscope apparatus with a defect correction function for observing and correcting an object to be inspected.
[0002]
[Prior art]
When a substrate such as a semiconductor is manufactured, a defect correction process for correcting a defective portion of the substrate is performed. In this defect correction process, a microscope apparatus with a defect correction function for observing a defect location to be corrected and correcting it with a laser beam is generally used.
[0003]
For example,
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 08-290280 (page 2-6, FIG. 1)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in this conventional microscope apparatus, the
Therefore, there is a demand for a microscope apparatus that can observe an inspection object satisfactorily while having laser means.
[0006]
In view of the above-described problems, an object of the present invention is to provide a microscope with a defect correction function that can be favorably observed.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In view of the said subject, the microscope apparatus with a defect correction function of this invention has the following structures.
[0008]
The microscope apparatus with a defect correction function of one embodiment of the present invention includes an observation microscope for observing a defect of an object to be inspected and a laser apparatus for correcting the defect. In this microscope apparatus, the optical system of the observation microscope and the optical system of the laser apparatus are independent of each other.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A microscope apparatus with a defect correction function according to one embodiment of the present invention will be described below with reference to FIG.
[0010]
FIG. 1 is a schematic partially cutaway perspective view showing a
The
[0011]
The apparatus
The
[0012]
The Y
[0013]
[0014]
The observation microscope 20 is an observation unit for observing the
[0015]
The
[0016]
In addition, the
[0017]
The
[0018]
A
The control computer 41 is connected to the drive system of the
[0019]
The control computer 41 is connected to a
The
[0020]
Below, operation | movement of the
[0021]
(Inspection process)
In the
[0022]
(Observation process)
In this observation step, the
[0023]
After the positions of the observation microscope 20 in the X and Y axes are determined in this way, the control computer 41 determines the displacement amount of the position of the
[0024]
After focusing, the microscope camera 21 images the observation portion of the observation microscope 20 and sends the image data to the control computer 41. The control computer 41 outputs the acquired imaging data to the
[0025]
The determination result of the result determination can be input to the control computer 41 through the
[0026]
Further, in the defect determination, when it is determined that the defect portion to be inspected is a defect portion to be corrected, a defect correction step is subsequently performed.
[0027]
(Defect correction process)
In this defect correction process, a correction process for a defect portion to be corrected is performed. Specifically, the control computer 41 drives the X and Y stages 11 and 12b to align the
By this movement, the
[0028]
In this way, the correcting
[0029]
After the focusing is completed, the
[0030]
After setting the output condition, the
[0031]
In this way, the
As shown in the above configuration, in the
[0032]
In addition, since the
[0033]
In the present embodiment, the control computer 41 of the
[0034]
The control computer 41 obtains the positional deviation amount between the observation microscope 20 and the correction microscope as XY deviation amount information. Accordingly, the control computer 41 controls the X alignment Y stages 11 and 12b based on the XY deviation amount information, moves the
[0035]
In the present embodiment, the defect is corrected only for the defect portion to be corrected selected as the correction target. For this reason, the
[0036]
In the
[0037]
In the
[0038]
Moreover, although the
Thereby, even when performing defect correction after observing all the defective parts, the
[0039]
In the present embodiment, the
[0040]
In the present embodiment, all the defect portions are observed by the observation microscope 20 in the observation step. However, the
[0041]
The above selection can be arbitrarily made by the user. In addition, the selection can be made by the control computer 41 acquiring feature data of each defective portion as defect information from the
[0042]
Further, in the
[0043]
Further, in the present embodiment, the laser output condition is performed using an image captured by the
[0044]
Moreover, although the
[0045]
In addition, the
[0046]
Moreover, although the
[0047]
In this way, when the XY deviation amount information is acquired in advance, the position of the optical axis of the
[0048]
Further, when the XY deviation information is obtained as described above, the drive system can be adjusted using the
[0049]
Although one embodiment has been specifically described so far with reference to the drawings, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and all the embodiments performed without departing from the scope of the invention are not limited thereto. including.
[0050]
【The invention's effect】
The present invention can provide a microscope with a defect correction function that allows good observation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic partially cutaway perspective view showing a microscope with a defect correcting function according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a sample for position adjustment;
FIG. 3 is a diagram showing a conventional microscope with a defect correction function.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
上記観察顕微鏡の光学系と、上記レーザ装置の光学系とは、夫々独立している欠陥修正機能付き顕微鏡装置。A microscope apparatus with a defect correction function having an observation microscope for observing a defect of an inspection object and a laser device for correcting the defect,
A microscope apparatus with a defect correction function, wherein the optical system of the observation microscope and the optical system of the laser apparatus are independent of each other.
上記制御部は、観察顕微鏡の光学系の合焦位置を記憶し、上記合焦位置を用いて上記レーザ装置の合焦を行うように、該レーザ装置を移動させる請求項1に記載の欠陥修正機能付き顕微鏡装置。It further has a control unit that controls the operation of the observation microscope and the laser device,
2. The defect correction according to claim 1, wherein the control unit stores an in-focus position of an optical system of an observation microscope, and moves the laser apparatus so as to focus the laser apparatus using the in-focus position. Microscope device with function.
上記制御部は、上記撮像された画像を用いて、欠陥を検査する検査部を有している請求項1に記載の欠陥修正機能付き顕微鏡装置。The observation microscope further has an imaging means for imaging the inspection object,
The microscope apparatus with a defect correction function according to claim 1, wherein the control unit includes an inspection unit that inspects defects using the captured image.
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-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003187537A patent/JP2005021916A/en not_active Withdrawn
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