JP2005021835A - 磁性粒体回収装置 - Google Patents

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Hideto Yoshida
英人 吉田
Junichi Nakamura
順一 中村
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TAKAHASHI KK
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Abstract

【課題】流体中に含まれる磁性粒子を効率良く分離・除去するための磁性粒体回収装置を提供する。
【解決手段】磁性粒子6を含む被処理流体2が、軸直交方向から導入されるとともに軸方向から排出される処理手段10と、処理手段10に接続されて、磁性粒子6が回収される回収手段20と、処理手段10及び回収手段20の少なくとも一方の側壁40に設けられた磁場印加手段30とを備え、該磁場印加手段30からの磁力を強くすることにより磁性粒子6を側壁40に吸着させる一方、該磁場印加手段30からの磁力を弱くすることにより側壁40に吸着した磁性粒子6を脱離させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁性を有する微粒子等を除去するための磁性粒体回収装置に関する。本発明は、詳細には、流体中の磁性微粒子、すなわち液体中の磁性微粒子や気体中の磁性微粒子を分離・除去するための磁性粒体回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
機械加工機においては、供給タンクに貯蔵されたクーラント液が被加工物に供給されたあと、被加工物の加工粒体を含むクーラント液がポンプで供給タンクに戻されることによって、クーラント液が加工機内を循環している。被加工物から発生した加工粒体は、加工機の循環経路の途中に設けられたフィルタ装置によって回収・除去されている。
【0003】
フィルタ装置としては、ペーパーフィルタやバグフィルタやカートリッジフィルタ等の膜を用いたろ過式のものや加工粒体を沈降させる沈降式のもの等があるが、それぞれ以下のような問題がある。
【0004】
ろ過装置は、使用時間が長くなるに従って、加工粒体によってフィルタ膜が目詰まりを起こすので、定期的にあるいは不定期に、フィルタ装置を分解して、フィルタ膜を洗浄するか又は交換する必要があり、メンテナンスに費用がかかる、メンテナンスが面倒である等の問題を有している。
【0005】
沈殿式濃縮装置(シックナー)は、装置が大型になる、設備費が高い、微粒子を沈降させるのに時間がかかる等の問題を有している。
【0006】
ところで、微粒子を捕集するために、遠心力を利用したサイクロンが広く利用されている。乾式サイクロンでは一般に5μm以上の微粒子が、湿式サイクロンでは一般に10μm以上の微粒子が、それぞれ捕集されている。したがって、大略10μmより粒子径の小さな微粒子を捕集するためには、サイクロンの入口速度を大幅にアップさせる必要がある。しかしながら、入口速度が大きくなるに従って、圧力損失が大きくなるので、エネルギー的に見て無駄の多い現実性の乏しいシステムとなってしまう。
【0007】
機械加工装置は、様々な材質のものを加工する汎用機として使用されることもあるが、資源のリサイクルを容易にするために、特定の材質のものだけを加工する専用機として使用されていることが多い。例えば、磁性を有する材質のものを加工する専用機がある。このような専用機から加工クズとして磁性微粒子が多量に発生してクーラント液の中に混入するが、混入した磁性微粒子を効率よく回収したいというニーズがある。磁性微粒子の回収方法として、裏面に磁石を有するベルトコンベアに磁性スラッジを吸着させて円筒体表面に接触するスクレーバで磁性スラッジを掻き取って除去することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
【0008】
【特許文献1】
特開昭56−87437号公報
【0009】
しかしながら、上記磁性微粒子の分離・回収方法では、スクレーバでの掻き取り性を高めるために、スクレーバがベルトに強く押し当てられるので、ベルト及びスクレーパの摩耗が大きいことや、磁気的な吸着力をうまく調整しないと磁性スラッジの吸着及び脱着が上手く行われないという問題がある。
【0010】
また、解体現場や工場や廃棄物処理場等からは、一般に、様々の種類の粉塵が発生するが、特定の材質のものしか取り扱わないために、特定の材質の粉塵しか発生しないという工場等がある。例えば、鉄系粉体を取り扱う製鉄所や、磁性を有する粉体しかを取り扱わない工場である。このような工場においては、磁性粒体を効率よく回収したいというニーズもある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、流体中に含まれる磁性粒子を効率良く分離・除去するための磁性粒体回収装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段・作用・効果】
上記技術的課題を解決するために、本発明は、磁性粒子を含む被処理流体が、軸直交方向から導入されるとともに軸方向から排出される処理手段と、上記処理手段に接続されて、磁性粒子が回収される回収手段と、処理手段及び回収手段の少なくとも一方の側壁に設けられた磁場印加手段とを備え、該磁場印加手段からの磁力を強くすることにより磁性粒子を側壁に吸着させる一方、該磁場印加手段からの磁力を弱くすることにより側壁に吸着した磁性粒子を脱離させることを特徴としている。
【0013】
磁性粒子を含む被処理流体が処理手段に導入されると、側壁に設けられた磁場印加手段によって、磁性粒子が側壁に吸着されるが、磁場印加手段からの磁力を弱くすることにより側壁に吸着した磁性粒子が脱離する。その結果、磁性粒子が落下して回収手段に回収される一方、磁性粒子の除かれた被処理流体が軸方向から排出される。したがって、流体中に含まれる磁性粒子が効率良く分離・除去される。
【0014】
処理手段としては、流体と微粒子との比重差で分別する沈降式のもの等の各種タイプのものが使用可能であるが、処理手段は、略円筒状をしてなり、磁性粒子を含む被処理流体が、軸直交する接線方向から導入されるとともに軸の上方向から排出される、サイクロン式のものが好ましい。
【0015】
サイクロン式のものにおいては、略円筒状処理手段内に接線方向に導入された磁性粒子を含む被処理流体が、略円筒状処理手段内を高速で旋回運動している。旋回運動の過程で、流体中の固体成分である磁性粒子や液体成分や気体成分が、遠心力によって径方向に運ばれる。このとき、各成分の比重により各成分に作用する遠心力の大きさが異なっており、比重の大きい磁性粒子がより大きな遠心力を受ける。したがって、磁性粒子が略円筒状処理手段の軸直交方向すなわち側壁方向に運ばれるとともに、液体成分や気体成分が、略円筒状処理手段の軸方向に運ばれる。そして、側壁方向に運ばれた磁性粒子は、側壁に設けられた磁場印加手段によって、側壁上に吸着される。側壁上に吸着された磁性粒子は、磁場印加手段からの磁力を弱くすることにより側壁から脱離する。
【0016】
磁性粒子が、大略10μmより小さい磁性微粒子である場合は、分離・回収することが困難であるので、本願発明がより効果的である。
【0017】
磁場印加手段は、永久磁石から構成することができる。永久磁石であれば、電源等が不要であるので、磁場印加手段の構成が簡単になる。
【0018】
永久磁石は、分割されて、処理手段及び回収手段の少なくとも一方の側壁に対して着脱可能に構成されている。
【0019】
上記構成によれば、磁力を強めたいときには分割された永久磁石を一体化して側壁に装着し、磁力を弱めたいときには一体化された永久磁石を分割して側壁に脱離すればよい。
【0020】
永久磁石は、軸直交方向に開閉運動するアームに取り付けられている。
【0021】
上記構成によれば、軸直交方向に開閉運動するアームを開閉させることにより、永久磁石の磁力を強くしたり弱くしたりすることができる。磁力の強弱の調節を自動化することが可能となる。
【0022】
回収手段の底壁が傾斜しているとともに、永久磁石は、回収手段の底壁に沿って略水平方向に移動可能に構成されている。
【0023】
上記構成によれば、永久磁石を回収手段の底壁に沿って略水平方向に移動させることによって、永久磁石の磁力を強くしたり弱くしたりすることができる。磁力の強弱の調節を自動化することが可能となる。磁力が弱くなったときには、磁性微粒子が回収手段の底壁に沿って滑動して回収される。
【0024】
回収手段の側壁が、側面視、略漏斗形状をしており、磁場印加手段を側壁の上部分に配置することにより磁性粒子を上記側壁の上部分に吸着させたあと、磁場印加手段を側壁の下部分に動かして、側壁に吸着した磁性粒子を脱離させることもできる。
【0025】
上記構成によれば、傾斜した側面の上部分で磁性粒子を吸着させた状態で磁場印加手段を側壁の下部分に動かすことにより、磁性粒子と磁場印加手段との間の距離が大きくなって、磁力が弱くなる。その結果、磁力によって側壁に吸着していた磁性粒子が脱離する。
【0026】
磁場印加手段は、コイルを巻いた電磁石から構成することができる。電磁石であれば、電源をオン、オフさせることにより磁力を制御することができるので、磁場印加手段を物理的に動かすことが不要になる。
【0027】
処理手段の底にバルブ等を設けて、バルブの開閉により回収されたスラリーを取出すことができるが、磁性粒子による目詰まりでバルブが効かなくなることも予想される。これに対して、回収手段を、処理手段に対して着脱自在に構成することにより、バルブの目詰まりが防止され、分解点検も容易になる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る磁性粒体回収装置について詳細に説明する。
【0029】
本発明に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1は、研削加工や切削加工や研磨加工等の各種機械加工を行うための機械加工機のクーラント液の中に混入した磁性微粒子6や、配管中の冷却水に混入した微小なサビを回収したり、製鉄所や、磁性粉体を取り扱う工場での雰囲気中すなわち気体中に含まれた磁性微粒子6を回収したりするために使用するのが好適である。
【0030】
本願明細書において、微粒子6とは、粒径が大略10μmのものをいい、非処理流体が液体で湿式の場合、粒径が10μmより小さいものであり、非処理流体が気体で乾式の場合、粒径が5μmより小さいものである。しかしながら、このような微粒子でなくても、これよりも大きな粒子や塊状物、すなわち非微粒子であっても、同じように磁力で引き寄せられるので、当該非微粒子の回収にも適用可能である。
【0031】
まず、図1を参照しながら、本発明の第一実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1の構造について説明する。
【0032】
図1に示すように、磁場印加型磁性粒体回収装置1は、略円筒状の分離処理容器10と、分離処理容器10の直下に設けられた略円筒状の回収容器20と、回収容器20の上部分であってその側壁40の外周に装着された磁場印加装置30とから構成されている。
【0033】
略円筒状をした分離処理容器10は、ステンレスやアルミニウムや樹脂等の非磁性体から構成され、チャンバ14の上部に設けられた導入部12と、チャンバ14の中心部に軸方向に延在する排気部16とを備えている。チャンバ14の下部は、先細に絞られた略漏斗形状をしており、傾斜壁15が形成されている。導入部12は、円筒状のチャンバ14の接線方向に延在するように設けられている。
【0034】
チャンバ14の下部には、ステンレスやアルミニウムや樹脂等の非磁性体から構成された略円筒状の回収容器20が接続されている。回収容器20の下部は、先細に絞られた略漏斗形状をしており、傾斜壁22が形成されている。先細部の下端には、開閉用のバルブ24が設けられている。
【0035】
回収容器20の上部の外周に装着された磁場印加装置30は、磁力を高めるために、鉄心としてのコア34の周囲にコイル32が巻き付けられており、不図示の電源に電気的に接続されており、電磁石を形成している。なお、磁力を高めるために、巻き数や電流値を適宜大きくすることができる。
【0036】
次に、上記構造をした上記磁場印加型磁性粒体回収装置1の動作について説明する。
【0037】
磁性微粒子6を含む液体2が、高速で、接線方向に導入部12から導入される。導入された液体2は、略円筒状チャンバ14の側壁40の内面に沿うように、旋回運動を行う。
【0038】
略円筒状のチャンバ14の内部では、導入された液体2がチャンバ11内を旋回運動することにより旋回流が生じ、その旋回運動により遠心力が生じる。比重の大きな磁性微粒子6には、より大きな遠心力が作用する。遠心力が作用した磁性微粒子6は、より早く径方向外方に運ばれる。その結果、導入液体2は、チャンバ14の略中央部に存する液体成分と、チャンバ14の側壁に偏在した磁性微粒子6の層とに分離される。チャンバ14の略中央部に存する液体成分は、チャンバ14の上向き軸方向の力が働いて、排出部16から排出流体4として排出される。
【0039】
チャンバ14の側壁に偏在している磁性微粒子6は、側壁40の内面に沿って落下していき、排出口17から排出される。排出口17から排出された磁性微粒子6は、回収容器20の中に導入されるが、磁場印加装置30の強い磁力により回収容器20の側壁40の内面に引き付けられて、側壁40の内面上に吸着(トラップ)される。
【0040】
磁性微粒子6がある程度の量で吸着されると、磁場印加装置30に流される電流がオフにされる。電流が流れなくなると、磁場印加装置30からは磁力の発生がなくなる。磁場印加装置30からの磁力が消滅しているので、回収容器20の側壁40の内面に吸着された磁性微粒子6は、自重で落下して、回収容器20の底に溜まる。回収容器20の底に溜まった磁性微粒子6は、スラリー8として回収される。適当な量のスラリー8が溜まると、バルブ24を開いて、スラリー8が装置1の外に排出される。
【0041】
上記磁場印加型磁性粒体回収装置1による磁性微粒子6の回収効果を、以下のような方法で定量的に確認した。
【0042】
すなわち、平均粒径が約4μmの酸化鉄を約1重量%の割合で含むクーラント液を、液流量500リットル/時間で直径4cmのサイクロン処理装置10に導入した。磁場印加装置30による磁力の強さは、500mT(ミリテスラ)である。磁力の有無で磁性微粒子6の回収効率を測定すると、磁力のある場合には回収効率が約64%であり、磁力のない場合には回収効率が約34%であった。このように、これまで10μmより小さな湿った磁性微粒子6は、これまで回収が困難であったが、本発明に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1を用いることによって、10μmより小さな湿った磁性微粒子6であっても効率よく回収することができた。
【0043】
次に、図2を参照しながら、本発明の第二実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1について説明する。なお、上述した第一実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1と共通する部分に関してはその説明を省略し、第一実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1と相違する特徴部分を中心に説明する。
【0044】
図2に示すように、磁場印加装置30が永久磁石36から構成されていることが特徴である。
【0045】
図2に示したリング状の永久磁石36は軸方向に2分割されている。分割された永久磁石36を回収容器20の外周に近接配置し、それらを手動で一体化することにより、回収容器20に強い磁力が印加される。また、回収容器20の側壁40の外周に一体的に配置された永久磁石36を互いに外径方向に手動で引き離すことにより、回収容器20への磁力の印加が停止される。すなわち、磁力の強弱が人為的に設定される。
【0046】
次に、図3を参照しながら、本発明の第三実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1について説明する。なお、上述した第二実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1と共通する部分に関しては説明を省略し、第二実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1と相違する特徴部分を中心に説明する。
【0047】
図2と同様に、磁場印加装置30は、リング状の永久磁石36が軸方向に2分割された構成をしているが、磁力の強弱を自動的に設定することができる点が特徴である。
【0048】
2分割された永久磁石36は、左右のアーム38にそれぞれ取り付けられている。左右のアーム38はアーム開閉装置37に取り付けられている。アーム開閉装置37は、エアシリンダやモーター等の公知の駆動手段を駆動源としている。例えば、アーム開閉装置37のスイッチをオンにすると、アーム38が閉じ、アーム開閉装置37のスイッチをオフするとアーム38が開く。アーム38が閉じると、一対の永久磁石36が回収容器20の側壁40の外周に近接配置されて一体化する。その結果、回収容器20に磁力が印加される。また、アーム38が開くと、回収容器20の側壁40の外周に一体的に配置された永久磁石36が互いに外径方向に引き離されて、回収容器20への磁力の印加が停止される。このように、アーム開閉装置37のスイッチをオン・オフさせることで、磁力の強弱を自動的に調節することができる。
【0049】
次に、図4を参照しながら、本発明の第四実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1について説明する。なお、上述した第一実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1と共通する部分に関しては説明を省略し、第一実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1と相違する特徴部分を中心に説明する。
【0050】
図4に示すように、磁場印加装置30が電磁石32から構成されている点は共通しているが、電磁石32が、回収容器20に加えて分離処理容器10にも設けられている点が特徴である。
【0051】
分離処理容器10の中央部から下部にかけてコイル32が巻き回されて上側の磁場印加装置30が形成されている。回収容器20の上部から中央部にかけてコイル32が巻き回されて下側の磁場印加装置30が形成されている。上下の磁場印加装置30は、電気的に別々に制御されている。分離処理容器10に磁性微粒子6を含む液体2を導入しているときに、上下の磁場印加装置30を動作させて磁力を印加する。その結果、旋回運動している液体2の磁性微粒子6が分離処理容器10の側壁40の内面に引き寄せられるので、回収効率がアップする。サイクロンによる旋回運動が終了したときには、上側の磁場印加装置30の磁場の印加を停止すると、分離処理容器10の側壁40の内面で吸着(トラップ)されていた磁性微粒子6が自重で回収容器20に落下する。このとき、下側の磁場印加装置30の磁場の印加により、回収容器20の側壁40の内面で吸着(トラップ)される。下側の磁場印加装置30の磁場の印加を停止すると、回収容器20の側壁40の内面で吸着(トラップ)されていた磁性微粒子6が自重で落下して、スラリー8が回収容器20の底に溜まる。
【0052】
次に、図5を参照しながら、本発明の第五実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1について説明する。なお、上述した第二実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1と共通する部分に関しては説明を省略し、第二実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1と相違する特徴部分を中心に説明する。
【0053】
図5に示すように、磁場印加装置30が永久磁石36から構成されている点は共通しているが、永久磁石36が分離処理容器10にも設けられている点が特徴である。そして、永久磁石36は、軸方向に2分割されており、手動で近接又は離反させて、磁力の強弱を調節している。
【0054】
分離処理容器10にも、磁場印加装置30としての永久磁石36が設けられているので、上記第四実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1と同様に、分離処理容器10での磁性微粒子6の回収効率がアップする。
【0055】
次に、図6を参照しながら、本発明の第六実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1について説明する。第六実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1は、上述した第三実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1と第五実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1とを組み合わせたものに相当している。
【0056】
すなわち、図6に示すように、磁場印加装置30が、分離処理容器10及び回収容器20の両方に延在するとともに、軸方向に2分割された永久磁石36から構成されており、アーム38に取り付けられた永久磁石36が、アーム開閉装置37で自動的に駆動されている。
【0057】
次に、図7を参照しながら、本発明の第七実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1について説明する。第七実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1は、上述した第五実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1を変形させたものである。
【0058】
すなわち、図7に示すように、磁性微粒子6を含む液体2の導入される処理容器18が円筒状形状をしている。磁場印加装置30は、永久磁石36から構成されて、軸方向に2分割された永久磁石36を手動又は自動的に軸直交方向に近接又は離反させることによって、磁力の強弱を調節している。
【0059】
次に、図8を参照しながら、本発明の第八実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1について説明する。第八実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1は、上述した第七実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1を変形させたものである。
【0060】
すなわち、図8に示すように、磁性微粒子6を含む液体2の導入される処理容器18が、先細の円筒状形状をしている。磁場印加装置30は、リング状の永久磁石36から構成されて、永久磁石36を軸方向に上下に動かすことによって、磁力の強弱を調節している。
【0061】
次に、図9を参照しながら、本発明の第九実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1について説明する。第九実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1は、上述した第八実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1を変形させたものである。
【0062】
すなわち、図9に示すように、磁場印加型磁性粒体回収装置1が、外径が大略同じ寸法である円筒状の処理容器18及び回収容器26から構成されている。処理容器18と回収容器26とは、ネジ係合部27を介して、着脱自在に接続されている。処理容器18の下部には、傾斜厚肉部42が形成されており、処理容器18は先細形状をしている。磁場印加装置30は、リング状の永久磁石36から構成されて、永久磁石36を軸方向に上下に動かすことができる。永久磁石36が傾斜厚肉部42に対して部分的に重なるように構成されている。永久磁石36が上部に位置するときは、永久磁石36と傾斜壁15とが近い位置にあるので、強い磁力が磁性微粒子6に働く。永久磁石36が下部に位置するときは、永久磁石36と傾斜壁15とが遠く離れているので、弱い磁力が磁性微粒子6に働く。したがって、永久磁石36を軸方向に上下に動かすことで、磁力の強弱が調節され、磁性微粒子6の吸着(トラップ)または脱離を行うことができる。
【0063】
次に、図10を参照しながら、本発明の第十実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1について説明する。
【0064】
すなわち、図10に示すように、磁場印加型磁性粒体回収装置1が、外径が大略同じ寸法である円筒状の処理容器18及び回収容器26から構成されている。処理容器18と回収容器26とは、ネジ係合部27を介して、着脱自在に接続されている。回収容器26の側壁40の外周面及び底面には、永久磁石36が着脱自在に装着されている。所定量の磁性微粒子6が回収容器26の内面上に吸着(トラップ)されると、回収容器26を処理容器18から切り離したあと、さらに永久磁石36が回収容器26から切り離される。回収容器26の内面上に吸着(トラップ)されていた磁性微粒子6は、回収容器26の内面から脱離して、回収容器26の底にスラリー8として落下して回収される。
【0065】
次に、図11を参照しながら、本発明の第拾一実施形態に係る磁場印加型磁性粒体回収装置1について説明する。
【0066】
すなわち、図11に示すように、磁場印加型磁性粒体回収装置1が、分離処理容器10と、回収容器20とから構成されている。分離処理容器10は第一実施形態で説明したものと同じであるので、その説明を省略する。
【0067】
回収容器20は、分離処理容器10より径方向に一回り大きくて、バルブ24が偏心した位置に配置されており、全体として非対称形状をしている。回収容器20の底壁の内側には、右肩下がりに傾斜した傾斜壁28が設けられている。したがって、排出口17から排出された微粒子6等は、傾斜壁28に沿って、バルブ24に向けて滑動する。
【0068】
永久磁石36は、モーターや空気のシリンダー等の磁石移動装置に取り付けられており、図11に示すように、回収容器20の底壁に沿って左右の略水平方向に移動可能に構成されている。永久磁石36は、排出口17の大略直下や回収容器20の圏外に位置する。永久磁石36が排出口17の大略直下に位置決めされると、永久磁石36の強い磁力により、磁性微粒子6が傾斜壁28の内面上に一時的に吸着(トラップ)される。また、永久磁石36が回収容器20の圏外に位置決めされると、永久磁石36の磁力が弱まることにより、吸着(トラップ)されていた磁性微粒子6が傾斜壁28の内面に沿ってバルブ24まで滑り落ち、スラリー8として回収される。
【0069】
なお、磁場印加型磁性粒体回収装置1において、磁場印加装置30を除く構成要素、すなわち分離処理容器10や回収容器20や処理容器18や回収容器26やバルブ24等は、ステンレスやアルミニウムや樹脂やガラス等の非磁性体から構成される。
【0070】
また、上記実施形態は、いずれも、略円筒状処理容器内に接線方向に導入された磁性微粒子を含む液体が、略円筒状処理容器内を高速で旋回運動することにより液体と微粒子とに分離されるサイクロンを利用したものである。しかしながら、磁性微粒子を含む液体を、低速で、非接線方向から、略円筒状処理容器内に導入させることも可能である。また、処理容器は、円筒形状に限定されるものではなく、多角形形状であってもよい。さらに、上記いずれの実施形態においては、被処理流体が、液体中に磁性微粒子を含むものである。しかしながら、本発明は、気体中に磁性微粒子が含まれた被処理流体に対しても、適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る磁性粒体回収装置を示す模式図である。(A)は平面図であり、(B)は側面図である。
【図2】本発明の第二実施形態に係る磁性粒体回収装置を示す模式図である。
【図3】本発明の第三実施形態に係る磁性粒体回収装置を示す模式図である。
【図4】本発明の第四実施形態に係る磁性粒体回収装置を示す模式図である。
【図5】本発明の第五実施形態に係る磁性粒体回収装置を示す模式図である。
【図6】本発明の第六実施形態に係る磁性粒体回収装置を示す模式図である。
【図7】本発明の第七実施形態に係る磁性粒体回収装置を示す模式図である。
【図8】本発明の第八実施形態に係る磁性粒体回収装置を示す模式図である。
【図9】本発明の第九実施形態に係る磁性粒体回収装置を示す模式図である。
【図10】本発明の第十実施形態に係る磁性粒体回収装置を示す模式図である。
【図11】本発明の第拾一実施形態に係る磁性粒体回収装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 磁場印加型磁性粒体回収装置
2 導入流体
4 排出流体
6 磁性微粒子
8 スラリー
10 分離処理容器(処理手段)
12 導入部
14 チャンバ
15 傾斜壁
16 排出部
17 排出口
18 処理容器(処理手段)
20 回収容器(回収手段)
22 傾斜壁
24 バルブ
26 回収容器(回収手段)
27 ネジ係合部
28 傾斜壁
30 磁場印加装置(磁場印加手段)
32 コイル
34 コア
36 永久磁石
37 アーム開閉装置
38 アーム
39 磁石移動装置
40 側壁
42 傾斜厚肉部

Claims (10)

  1. 磁性粒子を含む被処理流体が、軸直交方向から導入されるとともに軸方向から排出される処理手段と、
    上記処理手段に接続されて、磁性粒子が回収される回収手段と、
    処理手段及び回収手段の少なくとも一方の側壁に設けられた磁場印加手段とを備え、
    該磁場印加手段からの磁力を強くすることにより磁性粒子を側壁に吸着させる一方、該磁場印加手段からの磁力を弱くすることにより側壁に吸着した磁性粒子を脱離させることを特徴とする磁性粒体回収装置。
  2. 上記処理手段は、略円筒状をしてなり、
    磁性粒子を含む被処理流体が、軸直交する接線方向から導入されるとともに軸の上方向から排出される、サイクロン式のものであることを特徴とする、請求項1記載の磁性粒体回収装置。
  3. 上記磁性粒子が、大略10μmより小さい磁性微粒子であることを特徴とする、請求項1記載の磁性粒体回収装置。
  4. 上記磁場印加手段は、永久磁石から構成されることを特徴とする、請求項1記載の磁性粒体回収装置。
  5. 上記永久磁石は、分割されて、処理手段及び回収手段の少なくとも一方の側壁に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする、請求項4記載の磁性粒体回収装置。
  6. 上記永久磁石は、軸直交方向に開閉運動するアームに取り付けられていることを特徴とする、請求項5記載の磁性粒体回収装置。
  7. 回収手段の底壁が傾斜しているとともに、永久磁石は、回収手段の底壁に沿って略水平方向に移動可能に構成されていることを特徴とする、請求項1記載の磁性粒体回収装置。
  8. 回収手段の側壁が、側面視、略漏斗形状をしており、磁場印加手段を側壁の上部分に配置することにより磁性粒子を上記側壁の上部分に吸着させたあと、磁場印加手段を側壁の下部分に動かして、側壁に吸着した磁性粒子を脱離させることを特徴とする、請求項1記載の磁性粒体回収装置。
  9. 上記磁場印加手段は、コイルを巻いた電磁石から構成されることを特徴とする、請求項1記載の磁性粒体回収装置。
  10. 上記回収手段は、処理手段に対して着脱自在に構成されていることを特徴とする、請求項1記載の磁性粒体回収装置。
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