JP2005021738A - 複数の噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガン - Google Patents
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Abstract
【課題】広範囲にわたって付着した汚れを短時間で効率よく洗浄する為に、複数の噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガンの提供。
【解決手段】持ち手の前後にはポンプ2,3を設け、各ポンプ2,3はモータ8の駆動にて往復動するスライダー10の前後にピストン12,13を連結して構成している。ピストン12,13はシリンダー14,15のシリンダー孔16,17に収容されてスライダー10と共に前進後退動可能であり、後方のシリンダー孔17と連通する連結パイプ21を前方に配置した噴射ノズル1bと連結している。
【選択図】 図4
【解決手段】持ち手の前後にはポンプ2,3を設け、各ポンプ2,3はモータ8の駆動にて往復動するスライダー10の前後にピストン12,13を連結して構成している。ピストン12,13はシリンダー14,15のシリンダー孔16,17に収容されてスライダー10と共に前進後退動可能であり、後方のシリンダー孔17と連通する連結パイプ21を前方に配置した噴射ノズル1bと連結している。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はピストンポンプのピストンにより洗浄液を噴射させ、該洗浄液によって繊維製品や機器等を洗浄する為に、複数の噴射ノズルを備えたスプレーガンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スプレーガンにはピストンポンプを備えた型式のものが使われているが、ピストンの往復動によって噴射する洗浄液は断続的となり、該洗浄液は霧状を成して繊維製品や機器等にかけられ、汚れを落とす場合に使用されている。図6は従来の洗浄用スプレーガンを示しているが、ピストンポンプ(イ)の先端に噴射ノズル(ロ)を有し、ピストンポンプ(イ)を往復動するピストン(ハ)によって供給ホース(ニ)から洗浄液を吸上げて噴射ノズル(ロ)から噴射する。
【0003】
ここで、ピストン(ハ)は持ち手(ホ)に内蔵されているモータにて往復動させられることになるが、該モータの軸(ヘ)はカムリング(ト)に連結し、カムリング(ト)には偏心軸(チ)が設けられている。そして、この偏心軸(チ)はスライダー(リ)の遊嵌溝に遊嵌していて、上記カムリング(ト)が回転するならばスライダー(リ)は偏心軸(チ)の偏心量の範囲内で往復動することになる。上記ピストン(ハ)はスライダー(リ)に連結している為に、ピストン(ハ)も往復動することが出来る。
【0004】
スプレーガンのケーシング(オ)には上記供給ホース(ニ)の近くにドレーンホース(ル)が接続されており、ピストンポンプ(イ)から漏れた洗浄液を回収している。ピストン(ハ)が嵌って往復動するシリンダー穴の内周面との間には殆ど隙間はなく、又洗浄液が逆流しないようにシールされているが、実際にはこの僅かな隙間を侵入して逆流し、ドレーンとして回収される。使用する洗浄液が非常に高価である為に回収する場合、又漏れたまま放置したのでは環境保全上問題になる場合等色々あるが、ピストンポンプ(イ)から漏れる洗浄液をそのまま垂れ流すことが出来ない。
【0005】
そこで、供給ホース(ニ)をケーシング(オ)の上側に接続し、又ドレーンホース(ル)を接続しないで、その代わり回収容器を取着し、該回収容器内には吸収材を充填してドレーンを吸収する方式も知られている。ところで、従来一般的に用いられている洗浄液は、トリクロールエタン、トリクロールエチレン等であり、これを噴射ノズルから断続的に噴射させることで、生地に付着している汚れが落とされる。
【0006】
このように、洗浄用スプレーガンは先端に設けている噴射ノズル(ロ)から洗浄液を噴射することで生地に付着している汚れを除去することが出来るが、汚れが広範囲にわたっている場合には時間がかかる。洗浄用スプレーガンが使用される汚れはシミ等で、普通の洗濯では落ちない汚れが対象となる為に、長時間にわたって作業しなくてはならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の洗浄液を用いて洗浄する場合には上記のごとき問題が発生する。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、広範囲にわたった汚れであっても短時間で除去することが出来る洗浄用スプレーガンを提供する。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係る洗浄用スプレーガンは洗浄液を噴射する為の噴射ノズルを複数設け、複数の噴射ノズルから噴射する洗浄液が同時に広範囲にわたって当たる事になる。しかし、本発明の洗浄用スプレーガンは複数の噴射ノズルを備えているが、ポンプを稼動するモータは1個である。
【0009】
すなわち、モータによって往復動するスライダーの前後にピストンが連結し、前進した際には主噴射ノズルから洗浄液が噴射し、後退した際には副噴射ノズルから洗浄液が噴射することになる。ここで、副噴射ノズルは1個に限らず、2個以上設けることも可能である。すなわち、1個のモータで複数のポンプを稼動して各噴射ノズルから洗浄液を噴射させる。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
【実施例】
図1〜図3は本発明の洗浄用スプレーガンを示している実施例であり、図1は正面図、図2は平面図、図3は背面図を夫々表している。同図において、1は噴射ノズル、2及び3はポンプ、4は持ち手、5及び6は供給ホース、7は電源コードを示している。本発明の洗浄用スプレーガンは図2の平面図から明らかなように、2個の噴射ノズル1a,1bを備えていて、両噴射ノズル1a,1bから噴射する洗浄液は同時に広範囲にわたって吹き付けられる。
【0011】
図4は洗浄用スプレーガンの内部構造の概略を示している。持ち手4の内部にはモータ8が内蔵され、該モータ8の主軸にはカム9が取着され、カム9はスライダー10と係合している。従って、モータ8にて該カム9が回転駆動するならば、スライダー10は前後方向に往復スライドすることが出来る。該カム9とスライダー10との係合関係は前記図6に示す従来例と同じであり、カム9に設けている偏心軸11が回転することによりスライダー10は往復スライドすることが出来る。
【0012】
そして上記スライダー10の前後にはピストン12,13が連結して前後方向へ延び、スライダー10のスライドと共にピストン12,13もスライドすることが出来る。ピストン12はポンプ2を構成するシリンダー14に収容され、またピストン13はポンプ3を構成するシリンダー15に収容されて往復スライドする。図1に示すように、両シリンダー14,15は持ち手4の上端前後に延びている。
【0013】
ピストン12,13が収容されてスライドすることが出来るシリンダー孔16,17の先端にはバルブ18,19が取付けられると共に、スプリング22,20によってバネ力が各バルブ18,19に付勢されている。従って、該バルブ18はシリンダー孔16を閉鎖し、同じくバルブ19はシリンダー孔17を閉じている。
【0014】
そこで、ピストン12が後退する場合、上記バルブ18がシリンダー孔16を閉鎖している為に、供給ホース5から洗浄液が該シリンダー孔16に吸い込まれ、同じくピストン13が後退する際には、上記バルブ19がシリンダー孔17を閉じている為に、供給ホース6から洗浄液がシリンダー孔17に吸い込まれる。そして、ピストン12が前進すると、スプリング22が圧縮されてバルブ18が開き、噴射ノズル1aから洗浄液が噴射される。
【0015】
同じく、ピストン13が前進すると、スプリング20が圧縮されてバルブ19が開き、噴射ノズル1bから洗浄液が噴射される。すなわち、前方側へ延びるシリンダー14に収容されているピストン12が前進することで噴射ノズル1aから洗浄液が噴射し、後方側へ延びるシリンダー15に収容されているピストン13が前進することで噴射ノズル1bから洗浄液が噴射する。
【0016】
そして、両ピストン12,13はスライダー10の前後に連結されている為に、ピストン12が前進する際にはピストン13は後退し、逆にピストン12が後退する際にはピストン13は前進する。後方のシリンダー15に形成しているシリンダー孔17は連結パイプ21と連通し、ピストン13にて押し出された洗浄液は連結パイプ21を流れて前方に配置されている噴射ノズル1bから噴射される。 従って、洗浄液は両噴射ノズル1a,1bから交互に噴射されて、汚れが除去される。
【0017】
図5は本発明に係る他の実施例であり、3個の噴射ノズル1a,1b,1cを備えている。基本的な構造は前記実施例の場合と同じであり、洗浄液は中央に位置する噴射ノズル1aと両側に位置する噴射ノズル1b,1cから交互に噴射される。後方へ延びるシリンダー15の先端には連結パイプ21a,21bが連結され、シリンダー15に収容されているピストン13によって押し出された洗浄液は、連結パイプ21a,21bを流れて両噴射ノズル1b,1cから噴射することが出来る。
【0018】
以上述べたように、本発明の洗浄用スプレーガンは複数の噴射ノズルを備えたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0019】
【発明の効果】
本発明の洗浄用スプレーガンは複数の噴射ノズルを備えている為に、広範囲にわたって付着した汚れを短時間で洗浄することが出来る。そして複数の噴射ノズルは1個のモータを駆動することで各ピストンを作動することが出来、夫々のモータでピストンを作動して噴射ノズルから噴射するのではなく、複数噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガンとしての構造は簡単となる。
【0020】
すなわち、モータの回転で往復動するスライダーの前後にピストンが連結した構造としている為に、スライダーを挟んで前後にポンプを構成することが出来、複数の噴射ノズルからは僅かな時間のズレはあるが,タイミングよく洗浄液が噴射される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄用スプレーガンの正面図。
【図2】本発明に係る洗浄用スプレーガンの平面図。
【図3】本発明に係る洗浄用スプレーガンの背面図。
【図4】洗浄用スプレーガンの内部構造図。
【図5】3個の噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガン。
【図6】従来の洗浄用スプレーガン。
【符号の説明】
1 噴射ノズル
2 ポンプ
3 ポンプ
4 持ち手
5 供給ホース
6 供給ホース
7 電源コード
8 モータ
9 カム
10 スライダー
11 偏心軸
12 ピストン
13 ピストン
14 シリンダー
15 シリンダー
16 シリンダー孔
17 シリンダー孔
18 バルブ
19 バルブ
20 スプリング
21 連結パイプ
22 スプリング
【発明の属する技術分野】
本発明はピストンポンプのピストンにより洗浄液を噴射させ、該洗浄液によって繊維製品や機器等を洗浄する為に、複数の噴射ノズルを備えたスプレーガンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スプレーガンにはピストンポンプを備えた型式のものが使われているが、ピストンの往復動によって噴射する洗浄液は断続的となり、該洗浄液は霧状を成して繊維製品や機器等にかけられ、汚れを落とす場合に使用されている。図6は従来の洗浄用スプレーガンを示しているが、ピストンポンプ(イ)の先端に噴射ノズル(ロ)を有し、ピストンポンプ(イ)を往復動するピストン(ハ)によって供給ホース(ニ)から洗浄液を吸上げて噴射ノズル(ロ)から噴射する。
【0003】
ここで、ピストン(ハ)は持ち手(ホ)に内蔵されているモータにて往復動させられることになるが、該モータの軸(ヘ)はカムリング(ト)に連結し、カムリング(ト)には偏心軸(チ)が設けられている。そして、この偏心軸(チ)はスライダー(リ)の遊嵌溝に遊嵌していて、上記カムリング(ト)が回転するならばスライダー(リ)は偏心軸(チ)の偏心量の範囲内で往復動することになる。上記ピストン(ハ)はスライダー(リ)に連結している為に、ピストン(ハ)も往復動することが出来る。
【0004】
スプレーガンのケーシング(オ)には上記供給ホース(ニ)の近くにドレーンホース(ル)が接続されており、ピストンポンプ(イ)から漏れた洗浄液を回収している。ピストン(ハ)が嵌って往復動するシリンダー穴の内周面との間には殆ど隙間はなく、又洗浄液が逆流しないようにシールされているが、実際にはこの僅かな隙間を侵入して逆流し、ドレーンとして回収される。使用する洗浄液が非常に高価である為に回収する場合、又漏れたまま放置したのでは環境保全上問題になる場合等色々あるが、ピストンポンプ(イ)から漏れる洗浄液をそのまま垂れ流すことが出来ない。
【0005】
そこで、供給ホース(ニ)をケーシング(オ)の上側に接続し、又ドレーンホース(ル)を接続しないで、その代わり回収容器を取着し、該回収容器内には吸収材を充填してドレーンを吸収する方式も知られている。ところで、従来一般的に用いられている洗浄液は、トリクロールエタン、トリクロールエチレン等であり、これを噴射ノズルから断続的に噴射させることで、生地に付着している汚れが落とされる。
【0006】
このように、洗浄用スプレーガンは先端に設けている噴射ノズル(ロ)から洗浄液を噴射することで生地に付着している汚れを除去することが出来るが、汚れが広範囲にわたっている場合には時間がかかる。洗浄用スプレーガンが使用される汚れはシミ等で、普通の洗濯では落ちない汚れが対象となる為に、長時間にわたって作業しなくてはならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の洗浄液を用いて洗浄する場合には上記のごとき問題が発生する。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、広範囲にわたった汚れであっても短時間で除去することが出来る洗浄用スプレーガンを提供する。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係る洗浄用スプレーガンは洗浄液を噴射する為の噴射ノズルを複数設け、複数の噴射ノズルから噴射する洗浄液が同時に広範囲にわたって当たる事になる。しかし、本発明の洗浄用スプレーガンは複数の噴射ノズルを備えているが、ポンプを稼動するモータは1個である。
【0009】
すなわち、モータによって往復動するスライダーの前後にピストンが連結し、前進した際には主噴射ノズルから洗浄液が噴射し、後退した際には副噴射ノズルから洗浄液が噴射することになる。ここで、副噴射ノズルは1個に限らず、2個以上設けることも可能である。すなわち、1個のモータで複数のポンプを稼動して各噴射ノズルから洗浄液を噴射させる。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
【実施例】
図1〜図3は本発明の洗浄用スプレーガンを示している実施例であり、図1は正面図、図2は平面図、図3は背面図を夫々表している。同図において、1は噴射ノズル、2及び3はポンプ、4は持ち手、5及び6は供給ホース、7は電源コードを示している。本発明の洗浄用スプレーガンは図2の平面図から明らかなように、2個の噴射ノズル1a,1bを備えていて、両噴射ノズル1a,1bから噴射する洗浄液は同時に広範囲にわたって吹き付けられる。
【0011】
図4は洗浄用スプレーガンの内部構造の概略を示している。持ち手4の内部にはモータ8が内蔵され、該モータ8の主軸にはカム9が取着され、カム9はスライダー10と係合している。従って、モータ8にて該カム9が回転駆動するならば、スライダー10は前後方向に往復スライドすることが出来る。該カム9とスライダー10との係合関係は前記図6に示す従来例と同じであり、カム9に設けている偏心軸11が回転することによりスライダー10は往復スライドすることが出来る。
【0012】
そして上記スライダー10の前後にはピストン12,13が連結して前後方向へ延び、スライダー10のスライドと共にピストン12,13もスライドすることが出来る。ピストン12はポンプ2を構成するシリンダー14に収容され、またピストン13はポンプ3を構成するシリンダー15に収容されて往復スライドする。図1に示すように、両シリンダー14,15は持ち手4の上端前後に延びている。
【0013】
ピストン12,13が収容されてスライドすることが出来るシリンダー孔16,17の先端にはバルブ18,19が取付けられると共に、スプリング22,20によってバネ力が各バルブ18,19に付勢されている。従って、該バルブ18はシリンダー孔16を閉鎖し、同じくバルブ19はシリンダー孔17を閉じている。
【0014】
そこで、ピストン12が後退する場合、上記バルブ18がシリンダー孔16を閉鎖している為に、供給ホース5から洗浄液が該シリンダー孔16に吸い込まれ、同じくピストン13が後退する際には、上記バルブ19がシリンダー孔17を閉じている為に、供給ホース6から洗浄液がシリンダー孔17に吸い込まれる。そして、ピストン12が前進すると、スプリング22が圧縮されてバルブ18が開き、噴射ノズル1aから洗浄液が噴射される。
【0015】
同じく、ピストン13が前進すると、スプリング20が圧縮されてバルブ19が開き、噴射ノズル1bから洗浄液が噴射される。すなわち、前方側へ延びるシリンダー14に収容されているピストン12が前進することで噴射ノズル1aから洗浄液が噴射し、後方側へ延びるシリンダー15に収容されているピストン13が前進することで噴射ノズル1bから洗浄液が噴射する。
【0016】
そして、両ピストン12,13はスライダー10の前後に連結されている為に、ピストン12が前進する際にはピストン13は後退し、逆にピストン12が後退する際にはピストン13は前進する。後方のシリンダー15に形成しているシリンダー孔17は連結パイプ21と連通し、ピストン13にて押し出された洗浄液は連結パイプ21を流れて前方に配置されている噴射ノズル1bから噴射される。 従って、洗浄液は両噴射ノズル1a,1bから交互に噴射されて、汚れが除去される。
【0017】
図5は本発明に係る他の実施例であり、3個の噴射ノズル1a,1b,1cを備えている。基本的な構造は前記実施例の場合と同じであり、洗浄液は中央に位置する噴射ノズル1aと両側に位置する噴射ノズル1b,1cから交互に噴射される。後方へ延びるシリンダー15の先端には連結パイプ21a,21bが連結され、シリンダー15に収容されているピストン13によって押し出された洗浄液は、連結パイプ21a,21bを流れて両噴射ノズル1b,1cから噴射することが出来る。
【0018】
以上述べたように、本発明の洗浄用スプレーガンは複数の噴射ノズルを備えたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0019】
【発明の効果】
本発明の洗浄用スプレーガンは複数の噴射ノズルを備えている為に、広範囲にわたって付着した汚れを短時間で洗浄することが出来る。そして複数の噴射ノズルは1個のモータを駆動することで各ピストンを作動することが出来、夫々のモータでピストンを作動して噴射ノズルから噴射するのではなく、複数噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガンとしての構造は簡単となる。
【0020】
すなわち、モータの回転で往復動するスライダーの前後にピストンが連結した構造としている為に、スライダーを挟んで前後にポンプを構成することが出来、複数の噴射ノズルからは僅かな時間のズレはあるが,タイミングよく洗浄液が噴射される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄用スプレーガンの正面図。
【図2】本発明に係る洗浄用スプレーガンの平面図。
【図3】本発明に係る洗浄用スプレーガンの背面図。
【図4】洗浄用スプレーガンの内部構造図。
【図5】3個の噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガン。
【図6】従来の洗浄用スプレーガン。
【符号の説明】
1 噴射ノズル
2 ポンプ
3 ポンプ
4 持ち手
5 供給ホース
6 供給ホース
7 電源コード
8 モータ
9 カム
10 スライダー
11 偏心軸
12 ピストン
13 ピストン
14 シリンダー
15 シリンダー
16 シリンダー孔
17 シリンダー孔
18 バルブ
19 バルブ
20 スプリング
21 連結パイプ
22 スプリング
Claims (2)
- 複数の噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガンにおいて、持ち手の前後にはポンプを設け、各ポンプはモータの駆動にて往復動するスライダーの前後にピストンを連結し、該ピストンはシリンダーのシリンダー孔に収容されてスライダーと共に前進後退動可能に構成され、後方のシリンダー孔と連通する連結パイプを前方に配置した噴射ノズルと連結し、ポンプの稼動にて噴射ノズルから洗浄液をタイミングよく噴射することを特徴とする複数の噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガン。
- 洗浄液を各ポンプに供給する為の供給ホースをシリンダーの上部に連結し、又モータの電源コードを持ち手上部に連結した請求項1記載の複数の噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003187117A JP2005021738A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 複数の噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003187117A JP2005021738A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 複数の噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005021738A true JP2005021738A (ja) | 2005-01-27 |
Family
ID=34186064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003187117A Pending JP2005021738A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 複数の噴射ノズルを備えた洗浄用スプレーガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005021738A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105195357A (zh) * | 2015-09-16 | 2015-12-30 | 湖南中航精工有限公司 | 多功能清洗枪 |
KR101681003B1 (ko) | 2016-02-17 | 2016-11-29 | 신영환 | 복수의 에어펌프를 이용한 스마트 분사장치 |
KR101733938B1 (ko) * | 2016-11-22 | 2017-05-08 | 신영환 | 멀티 에어펌프 및 이를 이용한 분사장치 |
KR101836732B1 (ko) * | 2016-10-26 | 2018-03-08 | 신영환 | 복수의 에어펌프를 이용한 스마트 분사장치 |
CN115090642A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-09-23 | 东莞市硅翔绝缘材料有限公司 | 一种新能源加热膜产品焊锡残留物清理用干冰清洗装置 |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003187117A patent/JP2005021738A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105195357A (zh) * | 2015-09-16 | 2015-12-30 | 湖南中航精工有限公司 | 多功能清洗枪 |
KR101681003B1 (ko) | 2016-02-17 | 2016-11-29 | 신영환 | 복수의 에어펌프를 이용한 스마트 분사장치 |
KR101836732B1 (ko) * | 2016-10-26 | 2018-03-08 | 신영환 | 복수의 에어펌프를 이용한 스마트 분사장치 |
KR101733938B1 (ko) * | 2016-11-22 | 2017-05-08 | 신영환 | 멀티 에어펌프 및 이를 이용한 분사장치 |
WO2018097563A1 (ko) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | 신영환 | 멀티 에어펌프 및 이를 이용한 분사장치 |
CN115090642A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-09-23 | 东莞市硅翔绝缘材料有限公司 | 一种新能源加热膜产品焊锡残留物清理用干冰清洗装置 |
CN115090642B (zh) * | 2022-07-12 | 2023-12-29 | 东莞市硅翔绝缘材料有限公司 | 一种新能源加热膜产品焊锡残留物清理用干冰清洗装置 |
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