JP3381106B2 - 洗浄用スプレーガン - Google Patents

洗浄用スプレーガン

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和夫 山口
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有限会社コスモ超音波研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はピストンポンプのピスト
ンによって洗浄液を噴射させ、該洗浄液によって繊維製
品や機器等を洗浄するためのスプレーガンであって、ド
レーンの回収技術に関するものである。 【0002】 【従来の技術】スプレーガンにはピストンポンプを備え
た型式のものが使われているが、ピストンの往復動によ
って噴射する洗浄液は断続的となり、該洗浄液は霧状を
成して繊維製品や機器等にかけられ、汚れを落とす場合
に使用されている。図2は従来の洗浄用スプレーガンを
示しているが、ピストンポンプ(イ) の先端に噴射ノズル
(ロ) を有し、ピストンポンプ(イ) を往復動するピストン
(ハ) によって供給ホース(ニ)から洗浄液を吸い上げて噴
射ノズル(ロ) から噴射する。 【0003】ここで、ピストン(ハ) はモータ(ホ) にて往
復動させられることになるが、該モータ(ホ) の軸(ヘ) は
カムリング(ト) に連結し、カムリング(ト) には偏心軸
(チ) が設けられている。そして、この偏心軸(チ) はスラ
イダー(リ) の遊嵌溝(ヌ) に遊嵌していて、上記カムリン
グ(ト) が回転するならばスライダー(リ) は偏心軸(チ) の
偏心量の範囲内で往復動することになる。上記ピストン
(ハ) はスライダー(ト) に連結している為に、ピストン
(ハ) も往復動することになる。 【0004】スプレーガンのケーシング(オ) には上記供
給ホース(ニ)の近くにドレーンホース(ル) が接続さてお
り、ピストンポンプ(イ) から漏れた洗浄液を回収してい
る。従って、持ち手として機能するモータ(ホ) の前に供
給ホース(ニ)とドレーンホース(ル) が位置している為に
洗浄作業を行う場合に障害となり、作業に支障を来すこ
とになる。 【0005】そこで、上記供給ホース(ニ)をケーシング
(オ) の上側に接続し、又ドレーンホース(ル) を接続しな
いで、その代わり回収容器を取着し、該回収容器内には
吸収材を充填してドレーンを吸収する方式も知られてい
る。出願人はこのドレーン回収容器を備えたスプレーガ
ンに関する実用新案登録出願を平成5年9月29日付け
で行っている。しかし、吸収材がドレーンを吸収したと
ころで回収容器を取り外して新たな吸収材と交換しなく
てはならず、またドレーンホース(ル) に比べて作業に支
障を来すことは少ないが、回収容器が全く邪魔にならな
い訳ではない。 【0006】 【本発明が解決しようとする課題】このように、従来型
式のスプレーガンには上記のごとき問題がある。本発明
が解決しようとする課題はこれら問題点であって、洗浄
液の供給ホース並びにドレーンホースをケーシングの上
側へ導いて作業に支障を来すことのないようにした洗浄
用スプレーガンを提供する。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明のスプレーガンは
ピストンポンプを備え、該ピストンポンプにより噴射ノ
ズルから洗浄液を噴射するようにした構造は従来と同じ
である。そしてピストンポンプのシリンダーには洗浄液
の供給ホースを接続すると共に、ケーシングににはドレ
ーンホースを接続している。しかも供給ホースはケーシ
ングの上側に接続され、ドレーンホースはケーシングの
下側に接続しているが湾曲して上方へ導かれている。従
って、ドレーンホースは洗浄作業に障害とならないよう
になっている。 【0008】そして、本発明ではピストンポンプのピス
トンを作動させる手段は、前記図2に示した従来のスプ
レーガンと同じであり、モータの回転運動をカムを介し
てスライド運動に変更し、上記ピストンを往復動させる
構造としている。すなわち、モータの軸に取着したカム
リングの偏心軸はスライダーの遊嵌溝に遊嵌して該スラ
イダー及びピストンを往復動させることになる。 【0009】ところで、本発明ではドレーンホースをス
プレーガンよりも上方へ導いてドレーンを排出しなくて
はならず、その為に該ドレーンを強制的に送り出すよう
に構成している。上記スライダーはピストンを往復動さ
せると同時に、エヤーポンプのピストンとして作動し、
ピストンポンプに圧縮空気を送り込むような構造とし、
該圧縮空気でもってドレーンを強制的に排出する。以
下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 【0010】 【実施例】図1は本発明の洗浄用スプレーガンの実施例
を示す。該スプレーガンの先端に備えるピストンポンプ
1及び噴射ノズル2等の基本構造は、前記図2に示した
ものと同一である。シリンダー4の先端に噴射ノズル2
が取着され、シリンダー4にはピストン3が摺動可能に
嵌合し、また該シリンダー4には供給ホース5が連結さ
れて洗浄液の供給口6を形成している。供給口6からシ
リンダー4に入った洗浄液はピストン3が前進すること
で噴射ノズル2から噴出するが、僅かの洗浄液は噴出す
ることなくドレーンとして流出する。ケーシング7の下
方にはドレーンホース8を接続し、排出口9からドレー
ンは該ドレーンホース8に流出する。 【0011】ところで、ピストン3の後端にはツバ11
が形成され、該ツバ11はスライダー10のネジ穴に嵌
入してネジ止めされている。従って、スライダー10が
ケーイシング7のガイド溝又はガイド孔12に沿ってス
ライドするならば、上記ピストン3も同じくスライドす
ることになる。スライダー10のスライド運動(往復
動)はカムリング14に形成された偏心軸13の回転に
よって行われる。 【0012】上記カムリング14はモータ15の軸16
に固定され、該軸16が回転するならば偏心軸13は偏
心運動を行ってスライダー10は偏心距離aの2倍の範
囲で往復動を繰り返すことになる。スライダー10が前
進する場合にはピストン3も前進し、上記供給ホース5
から流入した洗浄液を噴射ノズル2から噴射する。逆に
スライダー10が後退する場合にはピストン3も後退し
て供給ホース5から洗浄液を吸い込み、同時にケーシン
グ7の後端部に形成されている空間17の空気を圧縮す
る。 【0013】すなわち、本発明のスプレーガンはケーシ
ング7の後端にエヤーポンプを備えたものであり、上記
スライダー10はエヤーポンプのピストンとして機能す
る。圧縮された空気は出口20に設けた弁21からホー
ス18を流れてシリンダー4とスライダー10の間に形
成される空間19に導かれ、該空間19の底に溜るドレ
ーンを強制的にドレーンホース8に排出する。該ドレー
ンホース8は排出口9の下端で湾曲して上方へ導かれる
が、上記エヤーポンプから送られる圧縮空気に押されて
ドレーンはドレーンホース8を流れる。以上述べたよう
に、本発明の洗浄用スプレーガンはドレーンを排出する
為のエヤーポンプを備えたものであり、次のような効果
を得ることが出来る。 【0014】 【発明の効果】本発明のスプレーガンは、ドレーンを排
出する為のドレーンホース及び供給ホースをスプレーガ
ンの上方へ導いている為に洗浄作業を行う場合に支障が
ない。そして、該ドレーンホースを上方へ導いても本発
明のスプレーガンにはエヤーポンプを備えている為に、
エヤーポンプからの圧縮空気がドレーンを強制的に排出
することになる。しかも、該エヤーポンプはピストンポ
ンプのピストンを往復動させるスライダーをエヤーポン
プのピストンとして利用している為に、特別にエヤーポ
ンプを備える必要はない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のスプレーガンを示す実施例。 【図2】従来型式のスプレーガン。 【符号の説明】 1 ピストンポンプ 2 噴射ノズル 3 ピストン 4 シリンダー 5 供給ホース 6 供給口 7 ケーシング 8 ドレーンホース 9 排出口 10 スライダー 11 ツバ 12 ガイド孔 13 偏心軸 14 カムリング 15 モーター 16 軸 17 空間 18 ホース 19 空間 20 出口 21 弁

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ピストンポンプの先端に噴射ノズルを有
    し、シリンダーには洗浄液の供給口を形成し、ピストン
    の往復直線運動にて該供給口から洗浄液を吸入して噴射
    ノズルから噴射するスプレーガンにおいて、上記ピスト
    ンの後端はケーシングのガイド孔内を往復動するスライ
    ダーに連結し、スライダーに形成した遊嵌溝にはモータ
    ーの軸に取着したカムリングの偏心軸が係合し、一方、
    供給ホースはシリンダーの上側に接続し、ドレーンホー
    スはその排出口をケーシングの下側に設け、更に上記ス
    ライダーをエヤーポンプのピストンとして利用する為に
    ケーシング後端には空間を形成し、空間の出口には弁を
    設けてホースを接続し、ホースはケーシング上側からシ
    リンダー後端とスライダー間の空間に導いたことを特徴
    とする洗浄用スプレーガン。
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