JP2005021536A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示領域を有する表示装置と、表示装置の前方に設けられ、透明な部材で形成された透明部を有する遊技盤と、遊技盤に設けられた、遊技球が流下可能な遊技領域と、遊技領域内に設けられた複数の入賞領域とを有している。遊技領域の少なくとも一部は遊技盤の透明部に設けられた透明遊技領域であり、表示領域の少なくとも一部は、遊技者が透明遊技領域を介して視認可能な位置に配置されており、表示制御手段は、遊技球の入賞領域通過に応じて、入賞報知情報をその入賞領域の近傍に表示させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、スロットマシンなどの遊技機に関し、より詳しくは遊技盤の遊技領域中に入賞報知情報を表示可能なパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、スロットマシンなどの遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機には遊技盤に設けられた複数の入賞領域(始動入賞口、大入賞口、一般入賞口、通過ゲートなど)があり、何れかの入賞領域に遊技球が入賞すると、その入賞した入賞領域に設定されている賞球数の遊技球を払い出すものがある。
【0003】
入賞領域への遊技球の入賞が検知されてそれを遊技者に報知する技術として、入賞を所定の周期で点滅することにより報知する入賞報知手段を遊技盤面に設けることが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−269546号(段落[0034]、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来技術では、遊技盤上には入賞口や多数の釘が配置されているため、入賞領域の近傍、とりわけ入賞口の上部に入賞報知手段を設けることは出来ず、そのため上記入賞報知手段を入賞領域から離間した遊技球の流下の妨げとならない場所(例えば、遊技盤の遊技領域以外の場所である非遊技領域)に設けるしかなかった。
【0006】
また、遊技盤面は限られているため、すべての入賞領域の近傍に上記入賞報知手段を設けると、これらのためスペースが消費されてしまい、演出や装飾を制限せねばならないという問題点もあった。
【0007】
本発明の目的は、表示装置の表示領域に、入賞領域を遊技球が通過したことを報知する入賞報知情報を各入賞領域の近傍に表示させることにより、入賞領域に遊技球が入賞したことを遊技者に明確に報知するとともに、視覚的な効果を有するパチンコ機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下のような特徴を有している。
本発明は、遊技機として提案される。この遊技機は、表示領域を有する表示装置(液晶表示装置)と、表示領域に画像を表示させる表示制御手段と、表示装置の前方に設けられ、透明な部材で形成された透明部を有する遊技盤と、遊技盤に設けられた、遊技球が流下可能な遊技領域と、遊技領域内に設けられた複数の入賞領域(入賞口、ゲートなど)と、入賞領域を遊技球が通過したことを検出し、入賞検出信号を出力する入賞検出手段(始動口入賞スイッチ、カウントスイッチ、一般入賞口スイッチ)と、遊技球が入賞領域を通過した場合、その入賞領域について予め定められた賞球数の賞球を払い出す払出装置とを有している。
【0009】
この遊技機において、遊技領域の少なくとも一部は遊技盤の透明部に設けられた透明遊技領域であり、表示領域の少なくとも一部は、遊技者が透明遊技領域を介して視認可能な位置に配置されており、表示制御手段(副制御回路)は、入賞検出信号に基づいて生成されたコマンドに応じて、入賞を報知するための入賞報知情報をその入賞領域の近傍に表示させるようになっている。
【0010】
本発明によれば、表示装置に、入賞領域の近傍にその入賞領域に遊技球が入賞したことを報知する入賞報知情報を表示させることにより、その入賞領域に入賞があったことを遊技者に明確に報知するとともに、遊技を盛り上げる視覚的効果を向上させることが可能となる。
また、遊技盤の遊技領域に配置された役物、釘等によって入賞報知情報を表示(報知)する場所や表示態様が制限されることがない、という利点がある。
なお、「近傍」とは、表示された入賞報知情報と入賞口との関連性を認識できる距離であることをいう。
【0011】
本発明に係る遊技機において、複数の入賞領域のうち少なくとも一つの入賞領域は、表示領域の前方に配置されているようにしてもよい。かかる構成によれば、少なくとも一つの入賞領域は表示装置の表示領域の前方に配置されるため、入賞報知情報を、入賞領域の近傍に確実に表示することが出来る。
また、本発明に係る遊技機において、表示制御手段に文字情報画像を用いて入賞報知情報を表示装置の表示領域に表示させるようにしてもよい。かかる構成によれば遊技者に入賞を明確に認識させることが出来るようになる。
【0012】
また、本発明に係る遊技機において、表示制御手段に入賞報知情報を表示する位置を所定の条件に従って変化させるようにしてもよい。かかる構成によれば、入賞報知情報の表示位置を、表示装置の表示領域上で自由に移動させることが出来るので、入賞報知情報の表示の制約が少なくなるという利点が得られる。ここで、「制約」とは、入賞報知情報の表示が実行困難又は実行不可能となる状態をいい、たとえば入賞領域への遊技球の入賞が連続したときに、入賞報知情報の表示位置が常に同一だと、先の入賞に係る入賞報知情報と後の入賞に係る入賞報知情報とが重複してしまい双方を同時に表示できなくなる。本発明によれば、このような制約を回避することが可能となる。
また、本発明に係る遊技機において、表示装置に識別情報(特別図柄など)の可変表示を実行可能であり、遊技者に有利な特別遊技状態が成立した場合は識別情報を所定の表示態様で表示させるようにしてもよい。
【0013】
かかる構成によれば、識別図柄の変動表示を行う表示装置と入賞を報知する装置とを一つの表示装置で実現できるので、遊技機の部品点数の削減が図れ、部品の取り付けの工程数の低減を図ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照しながら説明する。
[1.本実施の形態にかかるパチンコ機の構造例]
まず始めに、本実施の形態にかかるパチンコ機の構造例について、図1,図2を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態にかかるパチンコ機の斜視図であって、パチンコ機から遊技盤をはずした状態を示す図である。
【0015】
パチンコ遊技機1は、遊技枠1Aに本体11を開扉可能に支持している。本体11の前面上部には、窓1Cにガラス1Dを嵌めたフロント扉1Bを有している。その内方には、液晶ディスプレイ装置などで構成される表示装置2が設けられている。
表示装置2の前方には、遊技盤3が設けられている。遊技盤3は、遊技状態において遊技球が流下する遊技領域3Aを有しており、遊技領域3A内には、遊技球の流下方向を変更させる釘3Bが多数設けられているとともに、特別遊技(大当たり遊技)を開始させるための抽選を開始させる始動入賞口3C、抽選が当選した場合に開口することにより遊技球の入賞をしやすくする大入賞口3D、及び一般入賞口3E1、3E2、3E3,3E4が設けられている。
【0016】
遊技盤3は、ポリカーボネートなどの合成樹脂、あるいはその他の透明な部材で形成されている透明部を有している。ここで、「透明な部材」とは、光透過率が100%又はその部材を通して対象を視認可能な程度に光透過率が高いものをいう。遊技盤3の遊技領域3Aの全部又は一部は、合成樹脂等の透明な部材で形成されている透明部を有している。すなわち、遊技領域の全部が透明部である必要はなく、遊技領域の一部が透明部であってもかまわない。以下、遊技領域中の透明部によって形成された領域を「透明遊技領域」と呼ぶこととする。この透明遊技領域は、表示装置2に表示された入賞報知情報を遊技盤2を介して遊技者に視認させる機能を有する。なお、本実施の形態においては、遊技領域3Aはその全部が透明遊技領域となっているものとする。
【0017】
なお、遊技盤3を透明な基材で形成し、この遊技盤3に光透過率が低いか、光透過率が0の領域を部分的に形成し、残りの部分を透明部(透明遊技領域)とするようにしてもよい。なお、光透過率を低くしたり0にする手段として、表面に塗装、もしくは物理的蒸着法、化学的蒸着法等を施して模様層、色彩層を形成したり、或いは、基材となる合成樹脂に染料や顔料を含浸させて、透過率を低下させたものであっても良い。また、上記した遊技領域は、単一部材で形成されていても良いし、透明な部材と透明性が0もしくは低い材料を組み合わせた構成であっても良い。
本体11の前面下部には、貸球及び賞球を受止める上皿1E、上皿1Eの満杯時に球出口1Fの内方で溢れた球を受止める下皿1G、発射装置のハンドル1Hを備える。
【0018】
図2は、遊技盤3が表示装置2の前面に配置され、かつフロント扉1Bを閉じた状態でのパチンコ機1の部分断面図である。遊技盤3は、遊技球を流下させるための空間3spaceを隔ててガラス1Dにより保護されている。ガラス1Dは、強度を増すため2枚のガラス板1Da、1Dbを貼り合わせることにより構成されている。遊技盤3には、釘3Bが少なくともその先端部を埋設されて固定されている。遊技盤3の後方には、遊技盤3の透明領域を介して表示装置2に表示された画像が遊技者に視認されるように、表示装置2が配置される。なお、本図では、遊技盤3と表示装置2が密着しているように表示したが、必ずしも遊技盤3と表示装置2とを密着させる必要はなく、両者の間に間隙を設けるようにしてもよい。
【0019】
また、本実施の形態では、表示装置2は遊技盤3を介して直接視認されることは必ずしも必要なく、遊技盤3と遊技装置2と間にミラー、プリズム、レンズなどの光経路を変更する手段を配置して、これらの光経路を変更する手段を経由して遊技盤3の透明遊技領域を介して表示装置2を遊技者が視認する構成としてもかまわない。
【0020】
[制御装置の構成例]
図3は、本発明の実施例であるパチンコ遊技機1の制御装置の構成例を示すブロック図である。以下、図を参照しながら制御回路の構成例を説明する。
[制御装置]
上述したパチンコ機を構成する各機器は、マイクロコンピュータ等を備えた制御装置300により制御されている。図3に基づいて、この制御装置300の概略構成を説明する。
パチンコ機1を構成する各機器を制御するための制御装置300は、図3に示すように、大当たりの抽選等に関する主たる制御を行うための主制御回路30と、この主制御回路30の制御に基づいて、図柄表示装置(回転リール)における特別図柄の変動表示等の従たる制御を行うための副制御回路40により構成されている。また、主制御回路30から副制御回路40に対しては、一方向にのみ通信が可能となっている。また、主制御回路30には、賞球の払出を制御する払出・発射回路80が接続されており、払出・発射回路80には実際に賞球の払出・発射を実行する払出装置81,発射装置82が接続されている。
【0021】
[主制御回路]
主制御回路30は、主制御プログラム等を記憶したメインROM32と、プログラムの実行、演算処理等を行うためのメインCPU31と、一時記憶領域であるメインRAM33を備えており、メインROM32に記憶された制御プログラムに従ってメインCPU31が動作することにより、遊技発射制御、大当たり抽選制御、賞球排出制御等が行われる。なお、メインCPU31に、制御プログラムの先頭から処理を実行するよう、定期的に発生するリセット信号の入力を行うための初期リセット回路35、リセット用クロックパルス発生回路34が接続されている。
また、主制御回路30には、始動入賞口3Cへの入賞球を検出するための始動入賞球スイッチ3CS、一般入賞口3E1〜3E4への入賞球を検出するための一般入賞球スイッチ3E1S〜3E4S、普通図柄始動口3Fを通過する遊技球を検出するための通過球スイッチ3FSが接続されており、これらのセンサからの球検出信号が入力される。
【0022】
また、大入賞口3D内に設けられたVゾーンを通過した遊技球をカウントするVカウントスイッチ3DS1、大入賞口3Dの一般領域に入賞した遊技球をカウントするカウントスイッチ3DS2、始動入賞口3Cに設けられた電動役物(チューリップ)を開閉させるための始動ロソレノイド3Ca、大入賞口3Dを開閉させるための大入賞口ソレノイド3Da、大入賞口3D内に設けられたシーソー(図略)を駆動するためのシーソーソレノイド3Dbが主制御回路30に接続されている。
パチンコ機1の遊技において、始動入賞球スイッチ3CSが入賞球を検出すると、メインCPU31は当該検出信号に基づいて乱数を抽出し、その後抽選を行い、当該抽選結果に基づいて特別図柄の停止表示態様を決定する。
さらに、主制御回路30は、シリアル通信制御用IC36を介して副制御回路40に接続されている。
【0023】
[副制御回路]
副制御回路40は、主制御回路30からコマンドを受け取り、このコマンドに基づいて特別図柄の変動処理、リーチ演出処理、予告演出処理などを行う機能を有している。副制御回路40は、サブCPU41、サブCPU41に接続されたサブROM42,サブRAM43,画像制御部45、音声制御部46,ランプ制御部47とを有している。画像制御部45には表示装置2である液晶表示装置が出力装置として接続され、音声制御部46にはスピーカ46outが出力装置として接続され、ランプ制御部47にはランプ47outが接続されており、特別図柄の変動表示、リーチ演出、予告演出等を行い、装飾ランプを用いた演出をおこない、また効果音等による音響的演出を行うようになっている。
【0024】
画像制御部45は、サブCPU41からの命令に従って画像処理を行うVDP(Video Data Processor)51と、特別図柄画像データ、キャラクタ画像データ、背景データなどの画像データを格納する画像データROM54と、VDP51から出力される画像データをD/A変換し、変換により得られたアナログ信号を表示装置2に供給するD/Aコンバータ52と、サブCPU41からのリセット命令を受けてVDP51を初期状態に戻す初期リセット回路53とにより構成されている。
【0025】
音声制御部46は、音声データに基づいて音声信号を生成する音源IC61と、音源IC61から出力された音声信号を適当なレベルまで増幅し、増幅された音声信号をスピーカ46outに供給するアンプ(AMP)62と、予告演出、リーチ演出、大当たり演出などに用いられる音楽、音声、効果音(SE)などのデータ(音データ)を格納し、音源ICに供給する音データROM63とで構成されている。
【0026】
ランプ制御部47は、各ランプ47outをどのように明滅させるかを指示する装飾データを格納した装飾データROM71と、装飾データROM71に格納された装飾データ及びサブCPU41からの命令に基づいてランプ47outを駆動させるドライブ回路72とから構成されている。
【0027】
[パチンコ機における遊技制御方法]
次に、上述した制御装置300によるパチンコ機1の遊技制御方法例を説明する。図4(A)(B)は、パチンコ機における遊技制御の主たる手順を示すフローチャートである。
[主制御回路30における主な制御処理]
主制御回路30は、図4(A)に示すようなメイン遊技制御処理(ステップS10〜ステップS40)を繰り返して行うとともに、割込許可フラグがセットされていることを条件として、定期的(例えば2ms毎)に、図4(B)に示す割込処理(ステップS100〜ステップS190)を行う。
【0028】
[メイン遊技制御処理]
メイン遊技制御処理では遊技機1の電源が投入されると、主制御回路30の初期設定処理(ステップS10)を行う。続いて、割込許可フラグをセットし、表示装置2を制御して特別図柄を変動表示させるための特別図柄変動処理(ステップS20)を行う。
【0029】
[特別図柄制御処理]
ここで、特別図柄変動処理(ステップS20)の詳細について説明する。特別図柄変動処理は、始動入賞口3Cに入賞したことを契機として、表示装置2である液晶表示装置に表示させた特別図柄の変動処理を行い、大当たりの場合には所定の特別図柄の配列となるように変動処理を停止させる処理である。
【0030】
図5は、特別図柄変動処理の詳細な処理例を示すフローチャートである。以下、図5に従って特別図柄変動処理を説明する。
上述した特別図柄変動処理(ステップS20)では、図5に示すように、始動入賞口3Cに遊技球が入賞して始動入賞球スイッチ3CSにより検出されたか否か又は特別図柄の始動記憶があるか否かを判断し(ステップS200)、始動入賞口3Cへの入賞球がない場合又は特別図柄の始動記憶がない場合には、デモ画面を表示するためのデモ制御処理(ステップS205)を行う。
【0031】
一方、始動入賞口3Cへ遊技球が入賞した場合又は特別図柄の始動記憶がある場合(ステップS200、YES)には、確率変動状態を示す高確率フラグの確認を行い(ステップS210)、次に、乱数を用いた抽選の結果、大当たりが発生しているか否かを判断し(ステップS220)、大当たりが発生している場合には(ステップS220、YES)、当たり停止図柄を決定するとともに(ステップS225)、当たり演出を決定するため当たり変動パターンの決定を行う(ステップS230)。
【0032】
また、乱数を用いた抽選の結果、大当たりが発生していない場合には(ステップS220、NO)、まずハズレ停止図柄の決定を行い(ステップS235)、リーチ演出有りの変動パターンを選択するか否かを判断する(ステップS240)。この判断の結果がリーチ演出有りの変動パターンを選択した場合には(ステップS240、YES)、リーチ有りハズレ停止図柄を選択する(ステップS250)。一方、リーチ演出なしの変動パターンを選択した場合には(ステップS240、NO)、リーチなしハズレ停止図柄を選択する(ステップS245)。
【0033】
続いて、ステップS230,S250、又はS245において決定された図柄に対応する表示制御コマンド(変動パターンコマンド)を生成して(ステップS255)、これをバッファであるRAMに格納して送信に備える(ステップS260)。次に、抽選の結果が大当たりとなったか否かを判断し(ステップS265)、大当たりが発生している場合には(ステップS265、YES)、特別遊技を行わせるための特別遊技処理(ステップS270)を行った後、特別図柄の変動処理を終了するための特別図柄変動処理終了処理(ステップS275)を行い、特別図柄制御処理(ステップS20)を終了する。
一方、大当たりが発生していない場合(ステップS265,NO)には、特別遊技処理(ステップS270)を行わずに、特別図柄変動処理終了処理(ステップS275)を行い、以上で特別図柄制御処理(ステップS20)は終了する。
【0034】
図4(A)に戻り、メイン処理の説明を続ける。特別図柄変動処理(ステップS20)が終了すると、続いて普通図柄表示部を制御して普通図柄を変動表示させる普通図柄制御処理(ステップS30)を行い、ハズレ図柄、初期値乱数、演出用乱数などの乱数の更新処理を行い(ステップS40)、ステップS20の特別図柄制御処理に戻り、以下ステップS20からステップS40を繰り返して実行する。
【0035】
[システムタイマ割込処理]
上記メイン処理において、割込許可フラグがセットされている場合はシステムタイマ割込処理が行われる。図4(B)はシステムタイマ割込処理の具体例を示すフローチャートである。
システムタイマ割込処理では、同図に示すように、まず、レジスタに格納されている情報を待避させ(ステップS100)、大当たりの判定や特別図柄の変動パターンに用いる乱数の更新処理(ステップS110)を行い、始動入賞球スイッチ3CS、通過球スイッチ3FS、一般入賞球スイッチ3E1S〜3E4Sなどのスイッチの出力を検査するスイッチ入力検出処理(ステップS120)を行う。
【0036】
[スイッチ入力検出処理の具体例]
ここで、システムタイマ割込処理(図4(B))におけるスイッチ入力検出処理(ステップS120)の内容について説明する。図6(A)(B)は、スイッチ入力検出処理(ステップS120)の具体例を示すフローチャートである。以下、図6(A)(B)を参照しながらスイッチ入力検出処理(ステップS120)の具体例を説明する。
【0037】
システムタイマ割込処理において、スイッチ入力検出処理(ステップS120)が開始されると、図6(A)に示すように、まず賞球関連スイッチチェック処理(ステップS121)が行われる。このステップでは、メインCPU31が一般入賞口3E1,3E2,3E3、3E4などの入賞領域に設けられた入賞球の通過を検知する一般入賞球スイッチ3E1S,3E2S、3E3S,3E4Sをチェックし、入賞球があったか否かチェックする。
【0038】
次に、特別図柄関連スイッチチェック処理(ステップS122)が行われる。図6(B)は、特別図柄関連スイッチチェック処理(ステップS122)の具体例を示すフローチャートである。特別図柄関連スイッチチェック処理(ステップS122)では、まず大入賞口3D内に設けたカウントスイッチ3DS2のカウント値をチェックする(ステップ122−1)。カウント値が一定値以上の場合は、特別遊技を終了する処理が行われる。
【0039】
次に、特定領域スイッチチェック処理が行われる(ステップS122−2)。この処理は、入賞領域の一つである大入賞口3Dに設けられたVゾーンを入賞球が通過したか否かをチェックするVカウントスイッチが入賞球を検知したかをチェックする。所定個数以上の入賞球があった場合に、Vカウントスイッチ3DS1が入賞球を検知しない場合は、メインCPU31は特別遊技を終了するように動作する。
【0040】
次に、始動口スイッチチェック処理が行われる(ステップS122−3)。このステップでは、特別図柄の変動処理を開始する契機となる、入賞領域の一つである始動入賞口3Cに入賞があったか否かをチェックする始動入賞球スイッチ3CSが入賞球を検知したか否かをチェックする。入賞球を検知した場合は、メインCPU31は、特別図柄の変動処理を実行する。
【0041】
始動口スイッチチェック処理(ステップS122−3)が終了すると、普通図柄関連スイッチチェック処理(ステップS123)が実行される(図(6A))。普通図柄関連スイッチチェック処理は、普通図柄の変動処理を開始させる通過球スイッチ3FSから球検出信号が入力されているか否かをチェックする。通過球スイッチ3FSから球検出信号が入力されている場合は、メインCPU31は、普通図柄の変動処理を実行する。
普通図柄関連スイッチチェック処理(ステップS123)が終了すると、処理はシステムタイマ割込処理(図4(B))に戻る。
【0042】
図4(B)に戻りシステムタイマ割込処理の説明を再開する。スイッチ入力検出処理(ステップS120)の終了後、タイマを更新するためのタイマ更新処理(ステップS130)を行う。続いて、遊技情報出力処理を行い(ステップS140)、ポート出力処理(ステップS150)を行い、副制御回路40へ変動パターンを伝えるためのコマンド出力処理を行い(ステップS160)、主制御回路30側でエラーランプ制御処理を行い(ステップS170)、賞球の払出命令を払出・発射回路80に送る賞球制御処理を行う(ステップS180)。
【0043】
[賞球制御処理の具体例]
ここで、賞球制御処理(ステップS180)の具体例を図7を参照しながら説明する。図7は、賞球制御処理(ステップS180)の具体例を示すフローチャートである。
賞球制御処理(ステップS180)が開始されると、まず始動入賞口3Cへ遊技球が入賞したか否かの判断を行う(ステップS180−1)。始動入賞口3Cへ遊技球が入賞した場合(ステップS180−1、YES)には、メインCPU31は「払出要求コマンド1」を生成して、このコマンドを所定のバッファ(図略)にセットする(ステップS180−2)とともに、表示要求コマンド1を生成して、このコマンドを所定のバッファ(図略)にセットする。始動入賞口3Cへ遊技球が入賞していない場合(ステップS180−1、NO)には、払出要求コマンド、表示要求コマンドを生成・セットせずに、ステップS180−4に移行する。
【0044】
続いて、一般入賞口3E1〜3E4へ遊技球が入賞したか否かの判断を行う(ステップS180−5)。一般入賞口3E1〜3E4へ遊技球が入賞した場合(ステップS180−4、YES)には入賞があった一般入賞口に対応する払出要求コマンド2〜5を生成して、これを所定のバッファにセットする(ステップS180−5)とともに、表示要求コマンド2〜5を生成して所定のバッファにセットする。一般入賞口3E1〜3E4へ遊技球が入賞していない場合(ステップS180−4、NO)には、払出要求コマンド、表示要求コマンドの生成・セットを行わずに、ステップS180−7に移行する。
【0045】
続いて、大入賞口3Dへ遊技球が入賞したか否かの判断を行う(ステップS180−7)。大入賞口3Dへ遊技球が入賞した場合(ステップS180−7、YES)には、メインCPU31は「払出要求コマンド6」を生成して、このコマンドを所定のバッファ(図略)にセットする(ステップS180−8)とともに、表示要求コマンド6を生成してこのコマンドを所定のバッファ(図略)にセットする。大入賞口3Dへ遊技球が入賞していない場合(ステップS180−7、NO)には、払出要求コマンド、表示要求コマンドを生成・セットせずに、ステップS180−10に移行する。
【0046】
[払出要求コマンド、表示要求コマンドの例]
ここで、上記払出要求コマンド1〜6、及び表示要求コマンド1〜6の例について、図8を参照しながら説明する。図8は、払出要求コマンド1〜6、及び表示要求コマンド1〜6の例を示す図である。
払出要求コマンドは、主制御回路30が払出・発射制御回路80に送信するコマンドであって、払出・発射制御回路80はこのコマンドに応じて、賞球の払出処理を実行する。一方、表示要求コマンドは、主制御回路30が副制御回路40に送信するコマンドであって、副制御回路40は、このコマンドに応じて表示装置2に入賞報知情報を表示させる。
【0047】
この実施の形態では、同一の入賞領域についての払出要求コマンド、表示要求コマンドは共通の内容を有するものとするが、両コマンドは必ずしも共通である必要はない。
具体的には、始動入賞口3Cについての払出要求コマンド1及び表示要求コマンド1は「8005」(十六進数)で、先行1バイトデータ「80」が入賞領域を特定する情報であり、後続1バイトデータ「04」が払出賞球数(4個)を示す情報である。
【0048】
以下同様に、一般入賞口3E1についての払出要求コマンド2及び表示要求コマンド2は「8205」(十六進数)で、先行1バイトデータ「82」が入賞領域を特定する情報であり、後続1バイトデータ「05」が払出賞球数(5個)を示す情報である。
また、一般入賞口3E2についての払出要求コマンド3及び表示要求コマンド3は「8305」(十六進数)で、先行1バイトデータ「83」が入賞領域を特定する情報であり、後続1バイトデータ「05」が払出賞球数(5個)を示す情報である。
一般入賞口3E3についての払出要求コマンド4及び表示要求コマンド4は「8405」(十六進数)で、先行1バイトデータ「84」が入賞領域を特定する情報であり、後続1バイトデータ「05」が払出賞球数(5個)を示す情報である。
一般入賞口3E4についての払出要求コマンド5及び表示要求コマンド5は「8505」(十六進数)で、先行1バイトデータ「85」が入賞領域を特定する情報であり、後続1バイトデータ「05」が払出賞球数(5個)を示す情報である。
【0049】
また、大入賞口3Dについての払出要求コマンド6及び表示要求コマンド6は「810F」(十六進数)で、先行1バイトデータ「81」が入賞領域を特定する情報であり、後続1バイトデータ「OF」が払出賞球数(15個)を示す情報である。
これらの表示要求コマンド1〜6を受け取ることにより、副制御回路40はどの入賞領域に入賞があったのかを認識することが出来る。
【0050】
本実施の形態では、上記の払出要求コマンド、表示要求コマンドは一の入賞球について一のコマンドが生成、送信されるが、一のコマンドに入賞球個数分の情報を格納するようにしてもかまわない。例えば、払出要求コマンド、表示要求コマンドをそれぞれ3バイトデータで構成する。一般入賞口3E1に3個の入賞球があったことを主制御回路30が記憶している場合、主制御回路30が払出要求コマンド1、表示要求コマンド1であるデータ「800403」(十六進数)を生成・送信する。これらコマンドの最初の一バイトデータ「80」は、左記の例と同様に、最初の1バイトデータ「80」(十六進数)が入賞領域を特定する情報であり、次の1バイトデータ「04」(十六進数)が払出賞球数(4個)を示す情報であり、最後の1バイトデータ「03」(十六進数)は、入賞球の個数を示す情報である。
【0051】
なお、本実施の形態では、払出要求コマンド、表示要求コマンドが共通であるため、表示要求コマンドが払出賞球数を示す情報である後続1バイトデータを有していたが、表示要求コマンドは、払出賞球数を示す情報である後続1バイトデータを有している必要はなく、表示要求コマンドは先行1バイトデータのみで構成されていてもかまわない。
【0052】
払出動作・報知動作の一例を挙げると、この払出要求コマンド1を受け取った払出・発射制御回路80は、3個の入賞球分の賞球5×3=15個の賞球を払い出すように動作する。また、この表示要求コマンド1を受け取った副制御回路40は、一般入賞口3E1の近傍に3個の入賞球があったことを示す画像、たとえば3個の吹き出しであって、それぞれの中に数字の「5」が示される画像を表示するように動作する。
【0053】
続いて、払出禁止フラグがONとなっているか否かを判断する(ステップS180−10)。ここで、払出禁止フラグがONとなっている場合(ステップS180−10、YES)には、禁止状態がすべて解消されたか否か、すなわち、球切れ検知スイッチによる球切れ状態、下皿満タンスイッチによる下皿1G満タン状態が解消されたか否かを判断する(ステップS180−11)。そして、禁止状態がすべて解消された場合(ステップS180−11、YES)には、メインCPU31は払出禁止フラグをOFFとするとともに(ステップS180−12)、払出許可コマンドをセットして(ステップS180−13)、処理をシステムタイマ割込処理に復帰させる。一方、禁止状態がすべて解消されていない場合(ステップS180−11、NO)には、そのままシステムタイマ割込処理(図4(B))に復帰させる。
【0054】
また、払出禁止フラグがOFFとなっている場合(ステップS180−10、NO)には、球切れ検知スイッチにより球切れ状態となったことが検知されたか否か、下皿満タン検知スイッチにより下皿1Gが満タンとなったことが検知されたか否かをそれぞれ判断する(ステップS180−14)。球切れ状態、下皿1Gが満タンである状態のいずれかに該当した場合(ステップS180−14,YES)には、払出禁止フラグをONとする(ステップS180−15)とともに、「払出禁止コマンド」をセット(ステップS180−16)した後、処理をシステムタイマ割込処理(図4(B))に復帰させる。一方、球切れ状態ではなく、かつ下皿1Gが満タンではない場合(ステップS180−14,NO)には、そのままシステムタイマ割込処理に復帰させる。
【0055】
以上で、賞球制御処理(図7)が終了し、再びシステムタイマ割込処理(図4(B)が再開されることとなる。システムタイマ割込処理では、各レジスタを復帰させ(ステップS190)、割込許可を行ってシステムタイマ割込処理(図4(B))からメイン処理(図4(A))に復帰する。
【0056】
[払出装置]
次に、主制御回路30から払出・発射制御回路80を介して上記払出要求コマンド1〜6を受け取り、賞球の払出を行う払出装置81について説明する。
図9は、一般的な遊技球の払出装置を備えたパチンコ機1の背面図である。パチンコ機1の背面側には、図9に示すように、その上部に、遊技者に対して貸し出すとともに賞球として払い出すための遊技球を貯留するための球タンク901を設け、球タンク100と上皿1Eおよび下皿1Gとの間に球流下路902を設け、球流下路902の途中には、遊技球を所定数毎に区切って払い出すための払出装置81を設けている。払出装置81は、球流下路902を流下した来て遊技球を一旦堰き止めて、所定数毎に区切って流下させるためのスプロケット903と、スプロケット903の回転を規制するための規制片904と、規制片904を駆動するための球区切り制御ソレノイド905とを備えている。
【0057】
この払出装置81は、遊技球の払い出しを行わない状態では、規制片904がスプロケット903に衝接してスプロケット903の回転を規制しており、遊技球の払い出しを行う状態では、規制片904がスプロケット903から離れてスプロケット903を回転可能としている。そして、賞球を払い出す場合、あるいは遊技者に対して遊技球を貸し出す場合に、払出・発射制御回路80からの駆動信号に基づいて球区切り制御ソレノイド905が動作し、規制片904によりスプロケット903の回転を規制したり、回転を許可することにより、所定数の遊技球を払い出す。
また、球流下路902には、球流下路902内を流下する遊技球を検知するための球区切り制御スイッチ906を取り付けている。球区切り制御スイッチ906はフォトセンサなどからなり、この球区切り制御スイッチ906に対向して設けられた球区切り制御発光装置(図略)からの光線を検出することにより、遊技球の通過個数を検知する。
【0058】
図10(A)(B)に、払出装置81の拡大断面図を示す。図10(A)は、払出・発射制御回路80からの駆動信号に基づいて球区切り制御ソレノイド905がOFFとなり、バネ1001の付勢により規制片904の一端がスプロケット903に押しつけられて、スプロケット903の回転を規制し、賞球の流下を抑止している状態を示している。一方、図10(B)では、払出・発射制御回路80からの駆動信号に基づいて球区切り制御ソレノイド905がONとなり、規制片904を引きつけることにより、規制片904の一端がスプロケット100から離れて、スプロケット903の回転を許可することにより、遊技球が球流下路902を下降して上皿1E又は下皿1Gに到達するようになる。
【0059】
[副制御回路40の入賞報知情報を表示する動作]
次に、主制御回路30から表示要求コマンドを受信した副制御回路40の動作について説明する。
図11は、副制御回路40の行うメイン処理を示すフローチャートである。メイン処理において、副制御回路40は初期化処理を行う(ステップS1101)、乱数などの設定を初期化する。
【0060】
次に、副制御回路40は、主制御回路30から送られてくる変動パターンなどのコマンドに基づいて特別図柄などの表示処理を行う(ステップS1102)。次に、副制御回路40は、主制御回路30からの表示要求コマンドに基づいて入賞報知情報を表示する処理を行う(ステップS1103)。以降ステップS1102、S1103を繰り返し実行する。
【0061】
[コマンド受信割込処理]
副制御回路40は、主制御回路30からの変動パターンや表示要求コマンドを受信するため、コマンド受信割込処理を行う。図12は、副制御回路40のコマンド受信割込処理のフローチャートである。
【0062】
メインCPU31から送信されてくる各種のコマンドは、副制御回路40がメイン処理実行中にコマンド受信割込処理を実行して受信される。まず、副制御回路40は、保護レジスタを待避し(ステップS1201)、送信されてきた払出要求コマンド等をサブRAM43に記憶した後(ステップS1202)、保護レジスタを復帰し(ステップS1203)、割込を許可して(ステップS1204)、処理を復帰する。
【0063】
[入賞報知情報の表示処理]
上記のコマンド受信割込処理によって、受信された表示要求コマンドは、メイン処理(図11参照)の入賞報知情報の表示処理(ステップS1103)において処理される。以下、この入賞報知情報の表示処理の一例について、図13を参照しながら説明する。図13は、入賞報知情報の表示処理の例を示すフローチャートである。
【0064】
副制御回路40は、入賞報知情報の表示処理を開始すると、まず、サブRAM43に格納されている情報を参照して、表示要求コマンド1を受信しているか否かを判断する(ステップS1301)。表示要求コマンド1を受信している場合(ステップS1301,YES)は、表示要求コマンド1に対応する始動入賞口3Cの近傍に、入賞報知情報を表示するよう、画像制御部45に命令をなし、画像制御部45は、この命令に従って、表示装置2に始動入賞口3Cの近傍に入賞報知情報(例えば、数字の「4」の画像)を表示させる(ステップS1302)。一方、表示要求コマンド1を受信していない場合(ステップS1301,NO)は、何もせず次の処理に進む。
【0065】
次に、副制御回路40は、サブRAM43に格納されている情報を参照して、表示要求コマンド2を受信しているか否かを判断する(ステップS1303)。表示要求コマンド2を受信している場合(ステップS1303,YES)は、表示要求コマンド2に対応する一般入賞口3E1の近傍に、入賞報知情報を表示するよう、画像制御部45に命令をなし、画像制御部45は、この命令に従って、表示装置2に一般入賞口3E1の近傍に入賞報知情報(例えば、数字の「5」の画像)を表示させる(ステップS1304)。一方、表示要求コマンド2を受信していない場合(ステップS1303,NO)は、何もせず次の処理に進む。
【0066】
次に、副制御回路40は、サブRAM43に格納されている情報を参照して、表示要求コマンド3を受信しているか否かを判断する(ステップS1305)。表示要求コマンド3を受信している場合(ステップS1305,YES)は、表示要求コマンド3に対応する一般入賞口3E2の近傍に、入賞報知情報を表示するよう、画像制御部45に命令をなし、画像制御部45は、この命令に従って、表示装置2に一般入賞口3E2の近傍に入賞報知情報(例えば、数字の「5」の画像)を表示させる(ステップS1306)。一方、表示要求コマンド3を受信していない場合(ステップS1305,NO)は、何もせず次の処理に進む。
【0067】
次に、副制御回路40は、サブRAM43に格納されている情報を参照して、表示要求コマンド4を受信しているか否かを判断する(ステップS1307)。表示要求コマンド4を受信している場合(ステップS1307,YES)は、表示要求コマンド4に対応する一般入賞口3E3の近傍に、入賞報知情報を表示するよう、画像制御部45に命令をなし、画像制御部45は、この命令に従って、表示装置2に一般入賞口3E3の近傍に入賞報知情報(例えば、数字の「5」の画像)を表示させる(ステップS1308)。一方、表示要求コマンド4を受信していない場合(ステップS1303,NO)は、何もせず次の処理に進む。
【0068】
次に、副制御回路40は、サブRAM43に格納されている情報を参照して、表示要求コマンド5を受信しているか否かを判断する(ステップS1309)。表示要求コマンド5を受信している場合(ステップS1309,YES)は、表示要求コマンド5に対応する一般入賞口3E4の近傍に、入賞報知情報を表示するよう、画像制御部45に命令をなし、画像制御部45は、この命令に従って、表示装置2に一般入賞口3E4の近傍に入賞報知情報(例えば、数字の「5」の画像)を表示させる(ステップS1310)。一方、表示要求コマンド5を受信していない場合(ステップS1309,NO)は、何もせず次の処理に進む。
【0069】
最後に、副制御回路40は、サブRAM43に格納されている情報を参照して、表示要求コマンド6を受信しているか否かを判断する(ステップS1311)。表示要求コマンド6を受信している場合(ステップS1309,YES)は、表示要求コマンド6に対応する大入賞口3Dの近傍に、入賞報知情報を表示するよう、画像制御部45に命令をなし、画像制御部45は、この命令に従って、表示装置2に大入賞口3Dの近傍に入賞報知情報(例えば、数字の「15」の画像)を表示させる(ステップS1312)、その後処理を復帰する。一方、表示要求コマンド6を受信していない場合(ステップS1311,NO)は、何もせず処理を復帰する。
【0070】
以上で、入賞報知情報の表示処理が完了する。この入賞報知情報の表示処理により、遊技球が入賞領域を通過した場合にその入賞領域の近傍に入賞報知情報が表示され、遊技者は遊技盤の透明遊技領域を介して表示装置2に表示されるこの入賞報知情報を視認することができる。
これにより、遊技者はどの入賞領域に遊技球が通過しているかを視覚的に確認できるようになる。
【0071】
[入賞報知情報の表示態様の例]
上記入賞報知情報は、その入賞領域の近傍に表示可能であればどのような態様の表示でもよく、文字、図形、動画、静止画のいずれであってもよく、またこれらの組み合わせであってもかまわない。以下に、本実施の形態にかかる入賞報知情報の表示態様の例を示す。
図14は、入賞報知情報が本実施の形態にかかる遊技機1の表示装置2に表示されている例を示す。入賞報知情報は画像(図形)1401として表示装置2により入賞のあった入賞領域である始動入賞口3Cの近傍に表示されており、表示された画像1401は、遊技盤3(より詳しくは遊技盤3の透明遊技領域)を介して視認可能となっている。なお、画像1401は表示開始後所定期間の経過後消えるようになっている。また、画像(図形)1401は、入賞領域の近傍の範囲で表示位置が変化するようになっていてもよい。また、画像1401の表示中その形状(複数の画像の合体、複数の画増への分裂を含む)や色彩(点滅、明滅を含む)が変化するように表示されてもよい。
【0072】
図15(A)は、図14の部分拡大図である。この例では、画像1401は入賞領域(始動入賞口3C)と関連を示せるよう、遊技球1501が入賞した入賞領域(始動入賞口3C)の近傍に表示されている。これにより遊技者は、どの入賞領域に入賞したかを視覚的に確認することが出来る。しかも、遊技盤3の遊技領域3A内にこの情報は示されるので、遊技者は視線を動かさずにこの入賞報知情報を確認することが出来るので、遊技に集中することを妨げられない。図15(B)は、図15(A)の変形例を示す。この変形例では、入賞報知情報である画像として、花火を模した画像1503,1504が複数個で、遊技球1502が入賞した入賞領域(始動入賞口3C)を取り囲むように表示されている。ここの画像画像1503,1504は、入賞とともに花火が開く効果音とともに入賞した入賞領域(始動入賞口3C)から周囲へ広がっていき、やがて下方向に落下しながら消えるように演出が行われてもよい。
【0073】
図16は、入賞報知情報のさらに別の表示例である。この例では、入賞報知情報が文字情報「始動入賞」1601として表示されている。入賞報知情報は、表示装置2により表示可能なものであればどのようなものを用いてもよい。また、入賞報知情報は静止画像に限らせず、動画像であってもかまわない。この文字情報からなる入賞報知情報は、条件により変化するようにしてもよい。例えば特別図柄の始動記憶(保留球)が0で、特別図柄が変動表示していないときに、始動入賞口3Cに遊技球が入賞した場合、入賞報知情報として「変動開始!」という文字情報が始動入賞口3Cの近傍に表示され、一方、特別図柄の始動記憶が0で特別図柄が変動しているときに、始動入賞口3Cに遊技球が入賞した場合は、入賞報知情報として「保1!」と表示されるように、表示装置2の表示制御が行われるようにしてもよい。
【0074】
入賞報知情報は、入賞後に表示されるものに限られず、入賞前から表示されている画像を用いるものであってもかまわない。図17(A)〜(C)に入賞前から表示されている画像を用いた入賞報知情報の例を示す図である。図17(A)は、入賞の前後において色彩を変化させる画像を入賞報知情報の例である。入賞領域である始動入賞口3Cの周囲には入賞する前にリング上の画像1701が表示装置2によって表示されている。このときの画像の色彩は第1の色(例えば青)である。今、遊技球1702が始動入賞口3Cに入賞したとする。すると、入賞があったことを報知するため画像1701がその色彩を第1の色から第1の色とは別の第2の色(例えば赤)に変化するように、表示制御が行われる。すなわち、入賞の前後において色彩を変化させる画像1701は入賞報知情報として機能するのである。
【0075】
次に、入賞前から表示されている画像を変化させて用いる入賞報知情報の別の例を説明する。図17(B)(C)は、入賞前から表示されている画像を変化させて用いる入賞報知情報の別の例を示す図であって、図17(B)は、入賞前であって変化前の入賞報知情報を示し、図17(C)は、入賞後変化した状態の入賞報知情報を示している。
まず、図17(B)に示すように、入賞前においては、入賞領域である始動入賞口3Cの近傍周囲にリンゴの画像1703が表示されている。この入賞領域である始動入賞口3Cに遊技球1704が入賞すると、図17(B)に示すリンゴの画像1703が、図17(C)の画像1705のようにその形状が変化する。すなわち、リンゴの形状を一部かじり取られたような形状に変化させるように表示装置2の表示制御が行われる。言い換えれば、入賞があったことを報知するため画像1703がその形状を第1の形状(画像1703)から第1の形状とは別の第2の形状(画像1705)に変化させるように、表示制御が行われる。すなわち、入賞の前後において形状を変化させる画像1703,1705は入賞報知情報として機能するのである。
【0076】
入賞報知情報は、一の入賞領域について複数表示されてもよいし、その表示される位置が変化するよう表示されるものであってもよい。図18(A)〜(C)は、その表示される位置が変化するよう表示される入賞報知情報の例である。図18(A)は、入賞領域である始動入賞口3Cに第1の遊技球が入賞した後に入賞報知情報である星形の画像1801が始動入賞口3Cの近傍情報に表示されている様子を示している。図18(A)の状態の後、始動入賞口3Cに第2の遊技球が入賞して、新たな入賞報知情報である画像1802が始動入賞口3C近傍に表示された例を図18(B)に示す。
【0077】
図示の例では、第1の遊技球の入賞に対応する画像1801は、新たな入賞報知情報である画像1802と重ならないよう、始動入賞口3Cの外周にそって右側に移動して表示される。図18(B)の状態の後、始動入賞口3Cに第3の遊技球が入賞して、さらに新たな入賞報知情報である画像1803が表示された例を図18(C)に示す。第2の遊技球の入賞に対応する画像1802は、新たな入賞報知情報である画像1803と重ならないよう、始動入賞口3Cの外周にそって右側に移動し、同様に第1の遊技球の入賞に対応する画像1801はさらに右側に表示されている。
このような表示形態にすれば、連続して遊技球が同一の入賞領域に入賞した場合も、入賞の状態を遊技者に正確に報知することが出来る。
【0078】
[その他]
(1)入賞報知情報は、所定の条件に従って表示位置を移動させるようにしてもよい。例えば、一個目の入賞に関する入賞報知情報は、その入賞領域の上部位置に表示し、二個目の入賞に関する入賞報知情報は、その入賞領域の下部位置に表示するようにしてもよい。
(2)入賞報知情報は、所定時間表示しその後表示をしないようにしてもよい。「所定時間」は、例えば1秒などの短い時間であってもよいし、次の遊技球の入賞まででもよい。
(3)本実施の形態にかかる遊技盤は、全部が透明である必要はなく、一部が透明である構成であってもよい。図19に、一部が透明である構成の遊技盤3の例を示す。
図19(A)に示す例では、遊技盤3は、遊技盤3上部を構成するポリカーボネート部1901と、遊技盤3下部をとなる木材部1902とを接着剤などで接合して構成される。遊技盤3の全域が遊技領域3Aとして使用されてもよい。この場合は、ポリカーボネート部1901が透明遊技領域となり、木材部1902は透明遊技領域以外の遊技領域となる。また、ポリカーボネート部1901のみを遊技領域3Aとするようにしてもよい。この場合は、遊技領域3A全域が透明遊技領域となる。
図19(B)に示す例では、遊技盤3は、遊技盤3周部を構成する木材部1903に設けられた開口部1904に、開口部1904と同一形状に形成されたポリカーボネート部1905を嵌合接着することにより構成されている。この構成を有する遊技盤3において、遊技盤3の全域が遊技領域3Aとして使用されてもよい。この場合は、ポリカーボネート部1905が透明遊技領域となり、木材部1903は透明遊技領域以外の遊技領域となる。また、ポリカーボネート部1905のみを遊技領域3Aとするようにしてもよい。この場合は、遊技領域3A全域が透明遊技領域となる。
遊技盤3は、図19(A)(B)に示すように複数の部材から構成されてもよいし、単一の部材で構成されてもよい。図19(C)は、一枚のポリカーボネート樹脂板を用いて遊技盤3を構成する例を示す。この例ではポリカーボネート樹脂板1906周部にのみ光不透過な塗装を施し、塗装領域1907を形成し、一方中央部1908は塗装せずにおく。このようにして透明遊技領域として機能する透明な中央部を有する遊技盤3が形成される。
なお、上記(A)〜(C)のいずれの構成においても、透明遊技領域は一の遊技盤に一カ所に限られるものではなく、複数個設けられる構成としてもよい。
【0079】
【発明の効果】
本発明によれば、表示装置に、各入賞領域に設定されている入賞報知情報を、各入賞領域の近傍に表示させることにより、入賞があったこと及びその入賞のあった入賞領域を遊技者に明確に報知するとともに、遊技を盛り上げる視覚的効果を向上させることが可能となる。
【0080】
また、本発明によれば、遊技盤の遊技領域に配置された役物、釘等によって入賞報知情報を表示(報知)する場所や表示態様が制限されることがなく、自由に入賞報知情報の表示を設計し、実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の斜視図であって、パチンコ機から遊技盤をはずした状態を示す図
【図2】パチンコ機の部分断面図
【図3】パチンコ遊技機の制御装置の構成例を示すブロック図
【図4】(A)はパチンコ機における遊技制御の主たる手順を示すフローチャート、(B)はパチンコ機における遊技制御の主たる手順を示すフローチャート
【図5】特別図柄変動処理の詳細な処理例を示すフローチャート
【図6】スイッチ入力検出処理の具体例を示すフローチャート
【図7】賞球制御処理の具体例を示すフローチャート
【図8】払出要求コマンド1〜6、及び表示要求コマンド1〜6の例を示す図
【図9】一般的な遊技球の払出装置を備えたパチンコ機の背面図
【図10】(A)は、払出装置の拡大断面図、(B)は払出装置の拡大断面図
【図11】副制御回路の行うメイン処理を示すフローチャート
【図12】副制御回路のコマンド受信割込処理のフローチャート
【図13】入賞報知情報の表示処理の例を示すフローチャート
【図14】入賞報知情報が遊技機の表示装置に表示されている例を示す図
【図15】(A)は、入賞報知情報が遊技機の表示装置に表示されている例を示す拡大図、(B)は入賞報知情報が遊技機の表示装置に表示されている別の例を示す拡大図
【図16】入賞報知情報が遊技機の表示装置に表示されている別の例を示す図
【図17】(A)は、入賞報知情報が遊技機の表示装置に表示されている例を示す拡大図、(B)は入賞報知情報が遊技機の表示装置に表示されている別の例を示す拡大図、(C)は、(B)に続く表示状態を示す拡大図
【図18】(A)は、入賞報知情報が遊技機の表示装置に表示されている例を示す拡大図、(B)は、(A)に続く表示状態を示す拡大図、(C)は、(B)に続く表示状態を示す拡大図
【図19】(A)は遊技盤の構成例を示す斜視図、(B)は遊技盤の別の構成例を示す斜視図、(C)は遊技盤のさらに別の構成例を示す斜視図
【符号の説明】
1 … 遊技機
2 … 表示装置
3 … 遊技盤
3A … 遊技領域
3B … 釘
3C … 始動入賞口
3D … 大入賞口
3E1〜3E4 … 一般入賞口
Claims (5)
- 表示領域を有する表示装置と、
前記表示領域に画像を表示させる表示制御手段と、
前記表示装置の前方に設けられ、透明な部材で形成された透明部を有する遊技盤と、
前記遊技盤に設けられた、遊技球が流下可能な遊技領域と、
前記遊技領域内に設けられた複数の入賞領域と、
入賞領域を遊技球が通過したことを検出し、入賞検出信号を出力する入賞検出手段と、
遊技球が入賞領域を通過した場合、その入賞領域について予め定められた賞球数の賞球を払い出す払出装置と、
を有し、
前記遊技領域の少なくとも一部は遊技盤の透明部に設けられた透明遊技領域であり、前記表示領域の少なくとも一部は、遊技者が前記透明遊技領域を介して視認可能な位置に配置されており、前記表示制御手段は、前記入賞検出信号に基づいて生成されたコマンドに応じて、入賞を報知するための入賞報知情報をその入賞領域の近傍に表示させる、ことを特徴とする遊技機。 - 複数の入賞領域のうち少なくとも一つの入賞領域は、表示領域の前方にある透明遊技領域に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記表示制御手段は、文字情報画像を用いて前記入賞報知情報を前記表示装置の表示領域に表示させる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
- 前記表示制御手段は、入賞報知情報を表示する位置を所定の条件に従って変化させる、ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遊技機。
- 前記表示装置は、識別情報の可変表示を実行可能であり、遊技者に有利な特別遊技状態が成立した場合は前記識別情報を所定の表示態様で表示する、ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遊技機。
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2003
- 2003-06-30 JP JP2003205839A patent/JP2005021536A/ja active Pending
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