JP2005021379A - 酸素濃縮装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】湿気を排除した高濃度酸素の空気を吐出させると共に、酸素濃縮装置の駆動による騒音をマスクし、リラックス効果を高めることができる酸素濃縮装置を提供することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決するために、室内空気を吸引する真空ポンプと、上記真空ポンプで吸引した上記室内空気から高密度酸素の空気を吐出する酸素富化膜とを有する酸素濃縮装置であって、上記高密度酸素の空気を冷却して湿気を結露させ、上記高密度酸素の空気中の湿気を排除するクーラーを有する構成とされる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、酸素濃縮装置に係り、特に、酸素富化膜及び真空ポンプを利用して酸素濃度の高い空気を吐出させる酸素濃縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、酸素富化膜を利用して真空ポンプで吸引した室内空気から窒素を排出し、高密度酸素の空気を吐出する酸素濃縮装置が存在する。利用者が酸素濃縮装置により吐出される高濃度酸素の空気を所定流量吸入した場合、有酸素運動により酸素を取り込んで脂肪を燃焼させる場合と同様のダイエット効果が期待できる。それだけでなく、肌の弾力を維持し、肌のくすみを防止するなどの美容上の効果や、基礎代謝や新陳代謝を促進し、アレルギー症状を緩和したり、二日酔いの緩和やリフレッシュ等の効果を得ることができる。
【0003】
しかしながら、このような酸素濃縮装置は、主に保健医療の一環として日常生活の呼吸補助、心肺疾病の早期改善などの目的で使用される場合がほとんどである。また、従来の酸素濃縮装置は、大型で設置場所を取ってしまうため、一般の健常者が上記のように美容やリラクゼーション、健康維持を目的として家庭で気軽に使用できる補助機材として普及していないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の酸素濃縮装置において、長時間真空ポンプで吸引して酸素濃縮を行う場合、酸素富化膜の酸素濃縮の原理により、空気中の湿度が膜を通過した後、空気中に放出するとき、圧縮された空気が急激に膨張するため、結露が発生してしまう。この結露した水滴は、高濃度酸素の空気を吐出する鼻カニューレやヘッドセットの管を通して噴出し、酸素吸引時に吐出口に水が詰まり、酸素の放出が出来ず、利用者にも不快感を与えてしまうという問題点があった。
【0005】
また、酸素吸引後に鼻カニューレやヘッドセットの管の中に水滴が残るため、その水滴から雑菌が繁殖してしまう。従って、雑菌の繁殖を防ぐために抗菌剤入チューブを用いることによりコストが増加し、鼻カニューレやヘッドセットの管の水抜きなどの処置をしなければならず、酸素濃縮装置を最良な状態に維持するための手間が煩雑になってしまうという問題点があった。
【0006】
また、従来の酸素濃縮装置は、真空ポンプの駆動による機械的な脈動により、酸素吸引時に吐出口などで騒音が発生し、利用者に不快感を与えてしまい、リラックス効果を与えることが難しいという問題点があった。
【0007】
また、従来の酸素濃縮装置では、医療機器の独特の無機質な外観から、購買意欲を減退させる要因となったり、また、使用時にも不快感を与えてしまう場合があるという問題点があった。
【0008】
そこで、本発明の課題は、湿気を排除した高濃度酸素の空気を吐出させると共に、酸素濃縮装置の駆動による騒音をマスクし、リラックス効果を高めることができる酸素濃縮装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、室内空気を吸引する真空ポンプと、上記真空ポンプで吸引した上記室内空気から高密度酸素の空気を吐出する酸素富化膜とを有する酸素濃縮装置であって、上記高密度酸素の空気を冷却して湿気を結露させ、上記高密度酸素の空気中の湿気を排除するクーラーを有する構成とされる。
【0010】
このような酸素濃縮装置では、酸素富化膜からの高密度酸素の空気を冷却して湿気を結露させ、上記高密度酸素の空気中の湿気を排除するクーラーを有することにより、湿気を排除した高濃度酸素の空気を吐出させると共に、酸素濃縮装置の駆動による騒音をマスクし、リラックス効果を高めることができる。
【0011】
高密度酸素の空気を吐出する際に発生する騒音をマスクするという観点から、本発明は、請求項2に記載されるように、上記クーラーは、上記高密度酸素の空気を冷却して湿気を結露させる空間を有し、上記空間の入力側のパイプと、上記空間の出力側のパイプと、上記空間とにより機械的なローパスフィルターを構成する構成としてもよい。
【0012】
このような酸素濃縮装置では、クーラーの高密度酸素の空気を冷却して湿気を結露させる空間の入力側のパイプと、空間の出力側のパイプと、その空間とにより機械的なローパスフィルターを構成することにより、高密度酸素の空気を吐出する際に発生する騒音をマスクすることができる。
【0013】
真空ポンプの駆動により発生する高周波数の騒音をマスクするという観点から、本発明は、請求項3に記載されるように、所定の容器に封入されたシリコンオイル内で気泡を発生させる気泡発生装置を有し、上記気泡発生装置による上記気泡発生時の低周波数の音響で、上記真空ポンプの駆動により発生する高周波数の騒音をマスクする構成としてもよい。
【0014】
このような酸素濃縮装置では、気泡発生装置による気泡発生時の低周波数の音響で、真空ポンプの駆動により発生する高周波数の騒音をマスクすることにより、真空ポンプの騒音をマスクすると共に、気泡発生装置によりリラックス効果を高めることができる。
【0015】
吸引、吐出する空気の流量及び流出方向を略等しくするという観点から、本発明は、請求項4に記載されるように、上記酸素富化膜へ吸引される上記室内空気と、上記酸素富化膜から排出される高濃度窒素の空気との流量及び流出方向を略等しくする構成としてもよい。
【0016】
このような酸素濃縮装置では、酸素富化膜へ吸引される上記室内空気と、酸素富化膜から排出される高濃度窒素の空気との流量及び流出方向を略等しくすることにより、効率的に最適な高濃度酸素の空気を吐出させることができる。
【0017】
ヘッドセットの装着により効率的に利用者へ高濃度酸素の空気を提供するという観点から、本発明は、請求項5に記載されるように、利用者の頭部に固定し、上記利用者の鼻腔近辺に上記高密度酸素の空気を吐力するノズルを有するヘッドセットを有する構成としてもよい。
【0018】
このような酸素濃縮装置では、利用者の頭部に固定して利用者の鼻腔近辺に高密度酸素の空気を吐力するノズルを有するヘッドセットを有することにより、ヘッドセットの装着により効率的に利用者へ高濃度酸素の空気を提供することができる。
【0019】
リラックス効果を高めるという観点から、本発明は、請求項6に記載されるように、上記ヘッドセットは、上記ノズルへ上記高密度酸素の空気を供給する流路中にアロマオイルを貯蔵するアロマバスケットを有し、上記高密度酸素の空気と共に上記アロマオイルの分子を吐出させる構成としてもよい。
【0020】
このような酸素濃縮装置では、ヘッドセットがノズルへ高密度酸素の空気を供給する流路中にアロマオイルの分子と高密度酸素の空気とを吐出させることにより、リラックス効果を高めることができる。
【0021】
騒音をマスクすると共にリラックス効果を高めるという観点から、本発明は、請求項7に記載されるように、上記ヘッドセットは、上記利用者の耳へオーディオ信号を出力するオーディオ信号出力手段を有し、上記オーディオ信号により上記酸素濃縮装置の駆動により発生する騒音をマスクする構成としてもよい。
【0022】
このような酸素濃縮装置では、ヘッドセットの信号出力手段からのオーディオ信号により酸素濃縮装置の駆動により発生する騒音をマスクすることにより、騒音をマスクすることができると共に、リラックス効果を高めることができる。
【0023】
空気中にマイナスイオンを発生するという観点から、本発明は、請求項8に記載されるように、マイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生装置を有する構成としてもよい。
【0024】
このような酸素濃縮装置では、マイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生装置を有することにより、リラックス効果を高めることができる。
【0025】
酸素濃縮装置の騒音をマスクするという観点から、本発明は、請求項9に記載されるように、上記真空ポンプの下部と、上記真空ポンプ及び上記酸素富化膜を格納した酸素発生ユニットの下部と、上記酸素濃縮装置の下部とに、2つ以上のゴム足が設置されている構成としてもよい。
【0026】
このような酸素濃縮装置では、真空ポンプの下部と、酸素発生ユニットの下部と、酸素濃縮装置の下部とに2つ以上のゴム足が設置されていることにより、酸素濃縮装置で発生する騒音を緩衝することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
図1は、本発明の実施の一形態に係る酸素濃縮装置における分解斜視図である。図1において、酸素濃縮装置10は、室内空気を吸引し、その室内空気の酸素を濃縮させた高密度酸素の空気を吐出する装置であり、主に、各構成が収納されるメインケース9と、酸素濃縮装置10の前面を覆うフロントパネル11と、所定の容器に封入されたシリコンオイル内で気泡を発生させるイミテーション気泡発生装置12と、酸素濃度等を表示するためのLEDパネル13と、マイナスイオンを発生するためのマイナスイオン用電極14と、高濃度酸素を吐出するO発生ユニット15と、各構成に電源を供給するAC/DC電源装置16と、マイナスイオン用電源17と、高密度酸素の空気をヘッドセット25へ供給するエアーコネクター24と、温度を検出する温度センサー35と、湿度を検出する湿度センサー36と、利用者が高濃度酸素を吸引するためのヘッドセット25とで構成される。尚、ここで約40%の濃度の酸素を有する高濃度酸素の空気が吐出されるものとする。
【0029】
次に、酸素濃縮装置10の各構成について詳細に説明する。
【0030】
メインケース9の内部には、酸素濃縮装置10の各構成が収納されると共に、上部にエアーコネクター24が設置されている。フロントパネル11は、酸素濃縮装置10の前面を覆うパネルであり、温度、湿度、酸素濃度の検出結果を表示するディスプレイや、酸素濃縮装置10の駆動をオン、オフするボタンが設けられている。
【0031】
イミテーション気泡発生装置12には、下部に複数の小さい孔が設けられたパイプが設置され、パイプに空気を供給することにより、孔から気泡をシリコンオイル中に発生させる。更に、イミテーション気泡発生装置12の下部には、イミテーション気泡発生装置12をライトアップするライトアップLEDが設けられている。イミテーション気泡発生装置12による気泡発生音により酸素濃縮装置10の駆動、特に真空ポンプ156による騒音をマスクすることができ、リラックス効果を高めることができる。この騒音のマスクについては、図5で詳細に説明する。また、このイミテーション気泡発生装置12や、フロントパネル11の形状などにより、酸素濃縮装置10の外観から購買意欲を促進させることができる。尚、ライトアップLEDによる光は、水色、ピンクなど、利用者が視覚的にリラックスできる色の光が用いられ、光の色を利用者により設定変更するようにしてもよい。
【0032】
LEDパネル13は、酸素濃縮装置10を制御するCPUに接続され、酸素濃度、温度、湿度等の表示や、電源のオン、オフを示すランプの点灯を行う。マイナスイオン用電極14は、マイナスイオン用電源17に接続され、マイナスイオンを発生して放出23する。例えば、マイナスイオン用電極14は、CPUの制御によりマイナスイオンのレベルが所定値より下がった場合、マイナスイオンを放出するようにしてもよい。尚、マイナスイオン用電極14に限定されることなく、α波を検出、発生する装置を設けるようにしてもよい。
【0033】
発生ユニット15は、酸素富化膜、真空ポンプ、TEクーラー、第1、2ファン152、153等を有し、エアーコネクター24と接続されている。O発生ユニット15は、室内空気を吸引して高濃度酸素を吐出すると共に、TEクーラーや真空ポンプの熱と酸素富化膜から発生したNを排出する。尚、O発生ユニット15の内部構造については、図2で詳細に説明する。
【0034】
AC/DC電源装置16は、CPUの制御に基づいて、O発生ユニット15やLEDパネル13等に電源を供給し、各構成が駆動される。エアーコネクター24は、O発生ユニット15から吐出された高密度酸素の空気をヘッドセット25へ供給する。温度センサー35は、室内の温度を検出し、検出結果をCPUに提供する。湿度センサー36は、室内の湿度を検出し、検出結果をCPUに提供する。ヘッドセット25は、高密度酸素の空気を吐出するノズルを有し、利用者の頭部に設置してノズルから利用者の鼻腔の近辺にその高濃度酸素の空気を提供する。
【0035】
次に、酸素濃縮装置10により高濃度酸素を吐出するまでの空気の流れを説明する。先ず、酸素濃縮装置10のO発生ユニット15の左側から、真空ポンプにより室内空気18が吸引される。O発生ユニット15では酸素富化膜を介して高濃度酸素の空気がTEクーラーへ吐出され、高濃度酸素の空気の湿気が排除される。湿気が排除された高濃度酸素の空気は、エアーコネクター24から吐出される。また、O発生ユニット15の第1ファン152から、TEクーラー、真空ポンプの熱が排出され、第2ファン153から酸素富化膜により排出されたNが排出される。尚、O発生ユニット15内の各構成の配置及び高濃度酸素の空気の吐出、熱の排出、Nの排出における流量、方向は上記に限定されるだけでなく、熱の排出、Nの排出における流量、方向が、吸引された室内空気の流量、方向とほぼ等しくなるように、流路での抵抗を最小限にした配置であれば他の配置でも適応可能である。このように、流路での抵抗を最小限にした配置にすることにより、効率的に最適な高濃度酸素の空気を吐出させることができる。
【0036】
このように、O発生ユニット15内の真空ポンプで吸引した室内空気を酸素富化膜から高密度酸素の空気を吐出し、TEクーラーにより高密度酸素の空気を冷却して湿気を結露させて高密度酸素の空気中の湿気を排除することにより、ヘッドセットの管の水抜きなど、酸素濃縮装置10を最良な状態に維持するための処置を行なうことなく、湿気を排除した最適な高濃度酸素の空気を吐出させることができる。
【0037】
次に、O発生ユニット15の内部構造について説明する。
【0038】
図2は、本発明のO発生ユニットの内部を示すブロック構成図である。図2において、O発生ユニット15は、クールサイドとホットサイドの2つの空間を有し、室内空気160の吸引口となるプレフィルター150、第1ファン152と、TEクーラー155の冷却面と逆の面に発生する熱を冷却するヒートシンク154、高密度酸素の空気を冷却するTEクーラー155、除湿装置158と、高濃度酸素の空気を吐出する酸素富化膜151と、室内空気160を吸引する真空ポンプ156と、N空気162を排出する第2ファン153と、ホットサイドの熱気163を排出する通風口157とで構成されている。また、TEクーラー155はペルチェ素子で構成され、ヒートシンク154によりTEクーラー155の熱を発生する面が冷却される。
【0039】
先ず、クールサイド側では真空ポンプ156の駆動によりプレフィルター150から室内空気160が吸引され、酸素富化膜151を介して吐出された高濃度酸素の空気が除湿装置158に供給される。除湿装置158内で、TEクーラー155により高濃度酸素の空気が冷却され、湿気が結露することにより湿気がマスクされる。湿気がマスクされた高濃度酸素の空気は、吐出口161から吐出される。このとき、第2ファン153から、酸素富化膜151を介して排出されたN空気162が排出される。ホットサイド側では、ヒートシンク154、真空ポンプ156の駆動により発生した熱を、第1ファン152から吸引された室内空気160により冷却し、ホットサイドの熱気163として通風口157から排出する。
【0040】
このように、酸素富化膜151を介して吐出された高濃度酸素の空気が除湿装置158内で、TEクーラー155により高濃度酸素の空気が冷却され、湿気が結露することにより湿気をマスクすることにより、ヘッドセットの管の水抜きなど、酸素濃縮装置10を最良な状態に維持するための処置を行なうことなく、湿気を排除した最適な高濃度酸素の空気を吐出させることができる。
【0041】
次に、除湿装置158の機能について詳細に説明する。図3は、除湿装置の断面と、除湿装置の騒音マスク機能を示すフィルター等価回路とを示す図である。図3(A)は除湿装置158の断面を示している。図3(A)において、除湿装置158は、TEクーラー155の下面に設置され、TEクーラー155の上面にヒートシンク154が設置されている。除湿装置158は、酸素富化膜151を介して吐出された湿気を含む高濃度酸素の空気(40%O)165がパイプ60を通して供給され、ヒートシンク154及びTEクーラー155による冷却により、TEクーラー155の設置面に水滴167が発生する。湿気がマスクされた高濃度酸素の空気166は、パイプ61を通して吐出される。また、除湿装置158に溜まった水滴167は排出口168から排出される。このように、除湿装置158に酸素富化膜151からの高濃度酸素の空気を通過させることにより、湿気を排除することができると共に、更に酸素濃度を高めることができる。
【0042】
図3(B)は除湿装置158の騒音マスク機能を示すフィルター等価回路図である。図3(B)において、除湿装置158は、入力側のパイプ60、出力側のパイプ61の断面積を抵抗Rとし、除湿装置158の容量をCとして機械的なローパスフィルター等価回路を構成している。ここでは、f=πLCR/2、L=8ρ/πr、C=40X40V10=16Cm、R=8μ/πrとし、一次の音響フィルターを構成するものとする。従って、除湿装置158が機械的なローパスフィルターを構成することにより、真空ポンプ156の吸引時に発生する脈動を平滑化し軽減する、即ち、真空ポンプ156の駆動により発生する振動をマスクすることができる。
【0043】
次に、酸素濃縮装置10の電力供給に関して説明する。図4は、本発明の酸素濃縮装置の電力供給に関するブロック構成図である。図4において、酸素濃縮装置10のAC/DC電源装置16では、ACアダプタ30から電源(100V)が供給され、CPU37の制御に応じて6Vの電源端子32、12Vの電源端子33を介して各構成へ電源が供給される。6Vの電源端子32は、温度センサー35、湿度センサー36、CPU37、イミテーション気泡発生装置12に接続されるトランジスタスイッチ41に接続され、各構成に電源が供給される。12Vの電源端子33は、真空ポンプ156、TEクーラー155、マイナスイオン電極14、第1ファン152、第2ファン153と接続されるトランジスタスイッチ41に接続され、各構成に電源が供給される。
【0044】
CPU37は、電源端子32から電源が供給され、温度センサー35、湿度センサー36と接続され、トランジスタスイッチ41を介して真空ポンプ156、TEクーラー155、マイナスイオン電極14、第1ファン152、第2ファン153、イミテーション気泡発生装置12と接続されている。CPU37は、接続された真空ポンプ156、TEクーラー155、マイナスイオン電極14、第1ファン152、第2ファン153、イミテーション気泡発生装置12をトランジスタスイッチ41により電源のオン、オフの制御を行う。CPU37は、温度センサー35、湿度センサー36から供給された信号に基づいて、トランジスタスイッチアレイ38に信号を供給する。トランジスタスイッチアレイ38は、CPU37から供給された信号に基づいて、LEDパネルボード39、ライトアップLED40に信号を供給する。LEDパネルボード39は、供給された信号に基づいて温度や湿度、吐出させる酸素濃度等を表示する。ライトアップLED40供給された信号に基づいて、イミテーション気泡発生装置12をライトアップする電源のオン、オフを行なう。
【0045】
このように、CPU37の制御により酸素濃縮装置10を駆動させ、酸素をマスクした高濃度酸素を吐出し、また、イミテーション気泡発生装置12を駆動させることにより、湿気を排除した高濃度酸素の空気を吐出させると共に、酸素濃縮装置の真空ポンプの駆動による騒音をイミテーション気泡の発生音によりマスクすることができる。尚、真空ポンプ156は、12Vの電源端子33からの電源により駆動が可能であるため、車に搭載可能な装置への改良など、派生開発が容易となる。
【0046】
次に、イミテーション気泡発生装置12の機能について説明する。図5は、イミテーション気泡の発生音により真空ポンプの騒音をマスクする概念を説明するための図である。図5に示すグラフは、縦軸を音響パワー(dB)とし、横軸を周波数(Hz)として騒音の特性を示している。図5(A)は、真空ポンプ156の吸引時に発生する騒音の特性のグラフであり、高周波数の騒音を示している。図5(B)は、イミテーション気泡発生装置12による気泡発生時の騒音の特性のグラフであり、低周波数の騒音を示している。図5(C)は、真空ポンプ156の吸引時に発生する騒音(図5(A))とイミテーション気泡発生装置12による気泡発生時の騒音(図5(B))とを合わせて示したグラフである。図5(D)は、真空ポンプ156の騒音とイミテーション気泡発生装置12の騒音との合成騒音特性を示している。真空ポンプ156の高周波数の騒音は、イミテーション気泡発生装置12の低周波数の騒音によりマスクされるため、図5(D)に示すように全体として騒音が小さくなる。このように、イミテーション気泡発生装置12の気泡発生音により、真空ポンプ156の吸引時の騒音をマスクすることができる。
【0047】
次に、酸素濃縮装置10の騒音対策について説明する。図6は、酸素濃縮装置の騒音対策の構成について説明するための図である。図6において、酸素濃縮装置10には、メインケース9の底面の所定箇所、例えば底面の4つの隅にゴム足70が設置されている。更に、O発生ユニット15の底面、及び真空ポンプ156の下部の2点にゴム足70が設置されている。従って、真空ポンプ156の駆動による振動及び騒音をゴム足70により緩衝することができる。また、メインケース9の外壁の厚みを3mm以上に形成したり、O発生ユニット15の内壁に吸音材(ウレタン系多孔質材)を貼ることにより、真空ポンプ156の駆動による振動及び騒音を吸収、緩衝することができる。
【0048】
次に、ヘッドセット25の設置位置と、ヘッドセット25の構成について説明する。図7は、本発明のヘッドセットの設置位置を示す斜視図である。図7(A)は、酸素濃縮装置10を上から見た図であり、図7(B)は、酸素濃縮装置10を斜め後方から見た図であり、図7(C)は、酸素濃縮装置10を後方正面から見た図である。ヘッドセット25は、酸素濃縮装置10を使用しない場合、酸素濃縮装置10の背面に設けられているフック26に掛けて設置される。このように、ヘッドセット25を酸素濃縮装置10の後方に設けられたフック26に掛けて収納することにより、場所を取ることなく利用者から見えない位置にコンパクトにヘッドセット25を収納することができ、酸素濃縮装置の外観をより良く見せることができる。
【0049】
図8は、本発明のヘッドセットを示す斜視図である。図8において、ヘッドセット25は、高濃度酸素の空気が吐出されるノズル28と、音楽などの音響を出力するヘッドフォン27と、酸素チューブ70とノズル28とを接続すると共に、ヘッドフォン27を固定する固定部69と、高濃度酸素の空気をノズル28に供給する酸素チューブ70とで構成される。図9は、本発明のヘッドセットの一部を示す分解斜視図である。図9において、固定部69には、ステレオプラグ65が差し込まれ、ステレオからの音響がヘッドフォン27に提供される。固定部69の側面には、アロマオイルを収納するアロマバスケット67と、アロマバスケット67を覆うカバー68とが嵌入されている。また、固定部69のもう一方の面には固定プレート66が嵌められ、ヘッドフォン27と固定される。
【0050】
このように、ヘッドセット25には酸素チューブ70の経路にアロマバスケット67を設けることにより、高濃度酸素の空気と共にアロマオイルの分子を吐出させ、利用者にリラックス効果を与えることができる。また、利用者がリラックスできる音楽をヘッドフォン27から出力することにより、酸素濃縮装置10から発生する騒音を聞くことなく、更にリラックス効果を高めることができる。
【0051】
このように、本発明の酸素濃縮装置10は、酸素富化膜151により真空ポンプで吸引した室内空気から高密度酸素の空気を吐出し、高密度酸素の空気を冷却して湿気を結露させ、高密度酸素の空気中の湿気を排除するヒートシンク154、TEクーラー155、除湿装置158とを有することにより、湿気を排除した高濃度酸素の空気を吐出させると共に、酸素濃縮装置の駆動による騒音をマスクし、リラックス効果を高めることができる。また、イミテーション気泡発生装置12、フロントパネル11等の形状により、外観から購買意欲を促進させることができる。
【0052】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、酸素富化膜からの高密度酸素の空気を冷却して湿気を結露させ、上記高密度酸素の空気中の湿気を排除するクーラーを有することにより、湿気を排除した高濃度酸素の空気を吐出させると共に、酸素濃縮装置の駆動による騒音をマスクし、リラックス効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る酸素濃縮装置における分解斜視図である。
【図2】本発明のO発生ユニットの内部を示すブロック構成図である。
【図3】除湿装置の断面と、除湿装置の騒音マスク機能を示すフィルター等価回路とを示す図である。
【図4】本発明の酸素濃縮装置の電力供給に関するブロック構成図である。
【図5】イミテーション気泡の発生音により真空ポンプの騒音をマスクする概念を説明するための図である。
【図6】酸素濃縮装置の騒音対策の構成について説明するための図である。
【図7】本発明のヘッドセットの設置位置を示す斜視図である。
【図8】本発明のヘッドセットを示す斜視図である。
【図9】本発明のヘッドセットの一部を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
9 メインケース
10 酸素濃縮装置
11 フロントパネル
12 イミテーション気泡発生装置
13 LEDパネル
14 マイナスイオン用電極
15 O発生ユニット
16 AC/DC電源装置
17 マイナスイオン用電源
24 エアーコネクター
25 ヘッドセット
26 フック
27 ヘッドフォン
28 ノズル
30 ACアダプタ
35 温度センサー
36 湿度センサー
37 CPU
38 トランジスタスイッチアレイ
39 LEDパネルボード
40 ライトアップLED
41 トランジスタスイッチ
65 ステレオプラグ
67 アロマバスケット
68 カバー
69 固定部
70 酸素チューブ
150 プレフィルター
151 酸素富化膜
152 第1ファン
153 第2ファン
154 ヒートシンク
155 TEクーラー
156 真空ポンプ
157 通風口
158 除湿装置
161 吐出口

Claims (9)

  1. 室内空気を吸引する真空ポンプと、上記真空ポンプで吸引した上記室内空気から高密度酸素の空気を吐出する酸素富化膜とを有する酸素濃縮装置であって、
    上記高密度酸素の空気を冷却して湿気を結露させ、上記高密度酸素の空気中の湿気を排除するクーラーを有することを特徴とする酸素濃縮装置。
  2. 上記クーラーは、上記高密度酸素の空気を冷却して湿気を結露させる空間を有し、
    上記空間の入力側のパイプと、上記空間の出力側のパイプと、上記空間とにより機械的なローパスフィルターを構成することを特徴とする請求項1記載の酸素濃縮装置。
  3. 所定の容器に封入されたシリコンオイル内で気泡を発生させる気泡発生装置を有し、
    上記気泡発生装置による上記気泡発生時の低周波数の音響で、上記真空ポンプの駆動により発生する高周波数の騒音をマスクすることを特徴とする請求項1又は2記載の酸素濃縮装置。
  4. 上記酸素富化膜へ吸引される上記室内空気と、上記酸素富化膜から排出される高濃度窒素の空気との流量及び流出方向を略等しくすることを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の酸素濃縮装置。
  5. 利用者の頭部に固定し、上記利用者の鼻腔近辺に上記高密度酸素の空気を吐力するノズルを有するヘッドセットを有することを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の酸素濃縮装置。
  6. 上記ヘッドセットは、上記ノズルへ上記高密度酸素の空気を供給する流路中にアロマオイルを貯蔵するアロマバスケットを有し、
    上記高密度酸素の空気と共に上記アロマオイルの分子を吐出させることを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載の酸素濃縮装置。
  7. 上記ヘッドセットは、上記利用者の耳へオーディオ信号を出力するオーディオ信号出力手段を有し、
    上記オーディオ信号により上記酸素濃縮装置の駆動により発生する騒音をマスクすることを特徴とする請求項6記載の酸素濃縮装置。
  8. マイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生装置を有することを特徴とする請求項1乃至7いずれか一項記載の酸素濃縮装置。
  9. 上記真空ポンプの下部と、上記真空ポンプ及び上記酸素富化膜を格納した酸素発生ユニットの下部と、上記酸素濃縮装置の下部とに、2つ以上のゴム足が設置されていることを特徴とする請求項1乃至8いずれか一項記載の酸素濃縮装置。
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