JP2005021314A - 遊技機の制御基板改竄チェックシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、制御基板を改竄しようとして基板収容ケースを不当に細工したりすると、その事実を簡単かつ確実に知ることができる遊技機の制御基板改竄チェックシステムを提供する。
【解決手段】パチンコ機の内側にはゲームをコントロールする制御基板10が収容される基板収容ケース12が配設されている。この基板収容ケース12のケース本体16とケース蓋18の境目にはケース本体16とケース蓋18に跨ってICチップ封印シール20が接着されている。このICチップ封印シール20のパッケージ部22は透明な合成樹脂材で円形状に形成され、ICチップ封印シール20の裏面には接着剤26が塗布されている。ICチップ封印シール20のデータはIC読取チェッカー30によって読み取られるようになっている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機等の遊技機に内設される制御基板を収容する基板収容ケースが不正に開けられたか否かを簡単かつ確実にチェックして前記制御基板の改竄事実をチェックできる遊技機の制御基板改竄チェックシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の内部にはパチンコ機のゲーム全般をコントロールする制御基板が基板収容ケースに収容された状態で配設されている。
このため、不法に前記基板収容ケースのケース蓋を開けて制御基板の電子部品を改造電子部品に交換する等、前記制御基板を改竄することにより当該パチンコ機のゲームをコントロールして多くの出玉を獲得する不正行為が可能となっている。
そこで、この不正行為を阻止するため前記制御基板が収容される基板収容ケースのケース本体とケース蓋に跨るようにして封印シールを接着することにより基板収容ケースが不正に開けられるのを防止している。
しかし、接着されている前記封印シールを強制的に剥がして前記基板収容ケースのケース蓋を開けて制御基板の電子部品を改造電子部品に交換等しても前記封印シールを元のように接着しておけばケース蓋を開けた事実をチェックしにくく、この結果前記改竄行為を放置してしまうという不具合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実に鑑みなされたものであり、制御基板を改竄しようとして基板収容ケースのケース蓋を開けると、読取チェッカーでその事実を簡単かつ確実に知ることができる遊技機の制御基板改竄チェックシステムを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、パチンコ機等の遊技機の遊戯をコントロールする制御基板が不正に改竄されたか否かをチェックする遊技機の制御基板改竄チェックシステムであって、前記制御基板が収容される基板収容ケースのケース本体とケース蓋に跨って接着されるICチップ封印シールと、このICチップ封印シールに内蔵されると共にデータが記憶されたICチップと、このICチップに記憶されたデータを読み取ることができるICチップ読取チェッカーと、を有してなることを特徴としている。
請求項2の発明は、パチンコ機等の遊技機の遊戯をコントロールする制御基板が不正に改竄されたか否かをチェックする遊技機の制御基板改竄チェックシステムであって、前記制御基板が収容される基板収容ケースと遊技機の適宜個所に跨って接着されるICチップ封印シールと、このICチップ封印シールに内蔵されると共にデータが記憶されたICチップと、このICチップに記憶されたデータを読み取ることができるICチップ読取チェッカーと、を有してなることを特徴としている。
請求項3の発明は、前記遊技機を設置する店舗毎に同一のコード番号をデータとして前記ICチップに記憶させたことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1及び図2には本発明に係る遊技機の制御基板改竄チェックシステムの第1実施例が示されている。なお、この実施例では遊技機の制御基板改竄チェックシステムを遊技機としてのパチンコ機に使用する場合を例にして説明する。
図1に示されるように、遊戯機としてのパチンコ機(図示せず)の内側にはパチンコ機の出玉数等のゲームをコントロールする制御基板10が収容される基板収容ケース12が配設されている。この基板収容ケース12はパチンコ機の内側壁面13に適宜手段で固定されたケース載置板14に載置固定されている。
また、前記基板収容ケース12はケース本体16とケース蓋18から形成され、ケース本体16の内側に前記制御基板10が載置固定されている。
前記ケース本体16とケース蓋18の境目にはケース本体16とケース蓋18に跨って円形状のICチップ封印シール20が接着されている。
図2に示されるように、このICチップ封印シール20のパッケージ部22は透明な合成樹脂材で円形状に形成されている。このパッケージ部22には極めて薄いICチップ24が内蔵されている。この実施例ではこのICチップ24に記憶されるデータとして前記パチンコ機が設置されるパチンコ店のコード番号(ICチップ封印シール20の販売会社が独自に作る番号で、例えばAパチンコ店には「0001」というコード番号)が記憶されている。
また、前記ICチップ封印シール20の裏面には接着剤26が塗布され、接着剤26を介してICチップ封印シール20は基盤収容ケース12に接着されるようになっている。なお、この接着剤26は予め剥離シート(図示せず)が接着され、ICチップ封印シール20の使用前にICチップ封印シール20が不用意に接着しないようになっている。
図1に示されるように前記ICチップ封印シール20のデータはIC読取チェッカー30によって読み取られるようになっている。このIC読取チェッカー30は前記ICチップ24に記憶されたデータを読み取る読取機能が内蔵され、電波を発信することにより前記ICチップ24に記憶されているデータを読み取ることができるようになっている。この読み取り結果はIC読取チェッカー30のディスプレー部32に表示(例えば、データを読み取れると「OK」の文字が表示され、データを読み取れないと「NG」の文字が表示される)されるようになっている。
【0006】
次に、第1実施例の遊技機の制御基板改竄チェックシステムの作用を説明する。
図1に示されるように、前記ICチップ封印シール20を基板収容ケース12に接着する場合は、ICチップ封印シール20から剥離シートを剥がしてケース本体16とケース蓋18の境目でケース本体16とケース蓋18を跨ぐようにして接着剤26を介して接着する。なお、前記基板収容ケース12に接着するICチップ封印シール20の枚数は限定されないが、通常は1枚乃至2枚のICチップ封印シール20を基板収容ケース12に接着して貼り付ける。
従って、深夜等にパチンコ店に忍び込んで前記基板収容ケース10に収容されている制御基板12を改竄しようとして無理に基板収容ケース10のケース蓋18を開けようとして前記ICチップ封印シール20を剥がそうとしてICチップ封印シール20に不当な力が加わると内蔵されているICチップ24が破損する。
この結果、パチンコ店側がチェックすべく前記IC読取チェッカー30を使用して前記ICチップ24のデータを読み取ろうとしてIC読取チェッカー30を操作してもディスプレー部32にはICチップ24に記憶されているデータを読み取れなかった表示(例えば「NG」の文字が表示される)が表れる。
従って、前記IC読取チェッカー30がICチップ24のデータを読み取れずディスプレー部32に「NG」の文字が表示された場合は当該パチンコ機を開けて基板収容ケース10に収容されている制御基板12が何者かによって改竄されているか否かを迅速に確認することができる。
この結果、不法にパチンコ機のゲームをコントロールして多くの出玉を不正に獲得する行為を未然に防止することができる。
【0007】
なお、この実施例においては一のパチンコ店に納入する前記ICチップ封印シール20に内蔵されているICチップ24に記憶されたデータとして一のコード番号である「0001」に統一し、二のパチンコ店に納入するICチップ封印シール20に内蔵されているICチップ24に記憶されたデータとして二のコード番号である「0002」に統一している。
従って、前記Aパチンコ店からICチップ封印シール20の追加注文があった場合には前記「0001」のコード番号を記憶させたICチップ24のICチップ封印シール20を納入すればよく、また、前記Aパチンコ店とは別のBパチンコ店からICチップ封印シール20の追加注文があった場合には「0002」のコード番号を記憶させたICチップ24のICチップ封印シール20を納入すればよい。
このため、多数のパチンコ店にICチップ封印シール20を納入販売する販売業者としてはパチンコ店毎に統一されたデータが記憶されたICチップ封印シール20を製造して納品すればよいので多数のパチンコ店にICチップ封印シール20を販売する場合であっても煩雑でなく、ICチップ封印シール20の製造管理や納品管理を行い易くすることができるというメリットがある。
また、実施例のように用にICチップ封印シール20のICチップ24に記憶させるデータが前記「0001」のコード番号のように少ないと、製造コストを抑えることができるので前記ICチップ封印シール20やIC読取チェッカー30をより安価に提供することができる。
【0008】
図3には本発明に係る遊技機の制御基板改竄チェックシステムの第2実施例が示されている。なお、第1実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略する。
図3に示されるように、第2実施例では前記ICチップ封印シール20は基板収容ケース12とパチンコ機の内側壁面13を跨ぐように接着されている。
従って、この場合は基板収容ケース12を一旦、パチンコ機から取り外して基板収容ケース12に収容されている制御基板12を改竄しようとする場合において強制的にICチップ封印シール20を剥がそうとすることによりICチップ封印シール20に不当な力が加わるとICチップ封印シール20に内蔵されているICチップ24が破損する。
この結果、前記IC読取チェッカー30を使用して前記ICチップ24をチェックする場合、IC読取チェッカー30は破損されたICチップ24は読み取ることができずディスプレー部32に「NG」の文字が表示が示されるので、パチンコ機毎に基板収容ケース10が不当に取り外されたか否かを簡単かつ確実に確認することができる。
なお、他の構成、作用、効果は第1実施例と同一であるので、その説明は省略する。
【0009】
なお、この実施例では遊技機としてパチンコ機を例にして説明したが遊技機はパチンコ機に限定されるものでなく、例えばパチスロ機等をはじめとする他の遊技機でもよいことは勿論である。
また、実施例ではICチップ封印シール20を円形状に形成したが、ICチップ封印シール20は円形状に限定されるものでなく、長方形状等他の形状でもよいことは勿論である。
なお、実施例ではICチップ24に記憶されるデータとして前記パチンコ機が設置されるパチンコ店のコード番号を記憶させたが、データはこれに限定されるものでないことは勿論である。
【0010】
【発明の効果】
本発明の遊技機の制御基板改竄チェックシステムは、制御基板を収容してなる基盤収容ケースのケース蓋を開けられたか否かの事実を簡単かつ確実にチェックすることができるという優れた効果を有する。
また、請求項3の遊技機の制御基板改竄チェックシステムは、上記優れた効果の他に遊技機を設置する店舗は店舗毎に統一されたデータが記憶されたICチップ封印シールを製造して納品すればよいので多数の店にICチップ封印シールを販売する場合であっても煩雑でなく、ICチップ封印シールの製造管理や納品管理を行い易くすることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の遊技機の制御基板改竄チェックシステムの使用説明図である。
【図2】第1実施例の遊技機の制御基板改竄チェックシステムに使用されるICチップ封印シールの正面図である。
【図3】第2実施例の遊技機の制御基板改竄チェックシステムの使用説明図である。
【符号の説明】
10 制御基板
12 基板収容ケース
16 ケース本体
18 ケース蓋
20 ICチップ封印シール
22 パッケージ部
24 ICチップ
26 接着剤
30 IC読取チェッカー

Claims (3)

  1. パチンコ機等の遊技機の遊戯をコントロールする制御基板が不正に改竄されたか否かをチェックする遊技機の制御基板改竄チェックシステムであって、前記制御基板が収容される基板収容ケースのケース本体とケース蓋に跨って接着されるICチップ封印シールと、このICチップ封印シールに内蔵されると共にデータが記憶されたICチップと、このICチップに記憶されたデータを読み取ることができるICチップ読取チェッカーと、を有してなることを特徴とする遊技機の制御基板改竄チェックシステム。
  2. パチンコ機等の遊技機の遊戯をコントロールする制御基板が不正に改竄されたか否かをチェックする遊技機の制御基板改竄チェックシステムであって、前記制御基板が収容される基板収容ケースと遊技機の適宜個所に跨って接着されるICチップ封印シールと、このICチップ封印シールに内蔵されると共にデータが記憶されたICチップと、このICチップに記憶されたデータを読み取ることができるICチップ読取チェッカーと、を有してなることを特徴とする遊技機の制御基板改竄チェックシステム。
  3. 前記遊技機を設置する店舗毎に同一のコード番号をデータとして前記ICチップに記憶させたことを特徴とする請求項1、請求項2記載の遊技機の制御基板改竄チェックシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011067276A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Kita Denshi Corp 遊技機用基板ケース

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