JP2005021059A - 球根類植付機 - Google Patents

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JP2005021059A
JP2005021059A JP2003189018A JP2003189018A JP2005021059A JP 2005021059 A JP2005021059 A JP 2005021059A JP 2003189018 A JP2003189018 A JP 2003189018A JP 2003189018 A JP2003189018 A JP 2003189018A JP 2005021059 A JP2005021059 A JP 2005021059A
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endless belt
planting
transport endless
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drum
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JP2003189018A
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English (en)
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Masakatsu Araki
正勝 荒木
Yoshihiko Okubo
大久保  嘉彦
Hirotaka Doi
土井  宏貴
Masami Muranami
村並  昌実
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】種ニンニク等の球根や種芋等の芋類などを一定姿勢で正確に植え付けられるようにすることを課題とする。
【構成】前進走行可能な機体に、上下複数箇所に設けた横軸周りに周回動する搬送無端帯9を設け、該搬送無端帯9の外周側に弾性変形可能な弾性帯体12を設け、該弾性帯体12に球根や芋類などの植付対象物Wを保持する保持部8を搬送無端帯9の回転方向設定間隔ごとに設け、下側に設けた横軸に設けた植込みドラム10の外周を搬送無端帯9が畝U上面に接地して回動するとき植込みドラム10が保持部8に保持された植付対象物Wを土中に押し込む構成とする。また、搬送無端帯9の内側から搬送無端帯9を突き抜けて搬送無端帯9の接地部下方に出没するマルチカッター20,22を設ける。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、種ニンニク等の球根や種芋等の芋類などの植付対象物を圃場に植え付ける球根類植付機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
種ニンニク等の球根や種芋等の芋類などを圃場に植付けするために、自走機等に搭載した球根類植付装置が知られている。従来の球根類植付装置は、野菜移植機などに用いられているクチバシ方式のものがある(例えば、特許文献1参照)が、これは、植付対象物を保持して搬送する搬送装置と圃場の植付面との間を上下方向に往復動作する嘴状挟持爪によって植え付けるものである。
【0003】
【特許文献1】特開平10−117520号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の植付機では、挟持爪の下降行程途中部で挟持位置のズレが生じて姿勢が乱れ、一定姿勢で正確に植え付けすることができない問題があった。
この発明は、上記問題点を解消することにあり、一定姿勢で正確に植え付けられるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。すなわち、請求項1記載の発明は、前進走行可能な機体に、上下複数箇所に設けた横軸周りに周回動する搬送無端帯9を設け、該搬送無端帯9の外周側に弾性変形可能な弾性帯体12を設け、該弾性帯体12に球根や芋類などの植付対象物Wを保持する保持部8を搬送無端帯9の回転方向設定間隔ごとに設け、下側に設けた横軸に設けた植込みドラム10の外周を搬送無端帯9が畝U上面に接地して回動するとき植込みドラム10が保持部8に保持された植付対象物Wを土中に押し込む構成としたことを特徴とする球根類植付機としたものである。この球根類植付機は、搬送無端帯9が植付対象物Wを保持部8で保持して搬送し、接地部で植込みドラム10が植付対象物Wを下方に向けて押圧して土中に押し込んで植付対象物Wを植付ける。
【0006】
請求項2記載の発明は、更に、搬送無端帯9の内側から搬送無端帯9を突き抜けて搬送無端帯9の接地部下方に出没するマルチカッター20,22を設けたことを特徴とする請求項1記載の球根類植付機としたものである。この球根類植付機は、マルチシートに穴をあけながら植付対象物Wを土中に押し込んで植付対象物Wを植付ける。
【0007】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、上記構成としたものなので、植付対象物Wを土中へ確実に押し込んで植付けることができ、且つ、一定の姿勢で正確に植え込むことができる。また、請求項2記載の発明によれば、マルチシートで覆われた畝でも植付対象物Wを確実に植付けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、ニンクニなどの球根やジャガイモなどの種芋などを植付ける球根類植付機1を示すものであり、この球根類植付機1は、主として前部にエンジン2及びミッションケース3と走行車輪としての左右一対の前輪4,4及び後輪5,5と、後部に後方へ向けて突設する操縦ハンドル6と、球根類植付装置7とを備えている。この球根類植付機1は、機体が圃場内の畝Uを跨ぐように前記前輪4,4及び後輪5,5が畝間を走行し、畝Uの上面の中央に、前記球根類植付装置7が球根類等の植付対象物Wを植え付けていくようになっている。
【0009】
前輪4,4及び後輪5,5は、手動或いは油圧駆動などにより、昇降可能に構成する。
球根類植付装置7は、球根や芋類などの植付対象物Wを保持する保持部8を設定間隔おきに設けられて回転方向が前後方向で且つ下端部が圃場の畝上面に接地するよう軸架された搬送無端帯9と、この搬送無端帯9の下端の接地部内側に接する状態で回転自在に設けられて搬送されてきた植付対象物Wを土中に押し込んで植込むドラム状の植込みドラム10とからなる。
【0010】
搬送無端帯9は、本実施例では、図3及び図4に示すように、平ベルト11の外周側にスポンジやウレタンなどのような弾性変形可能な弾性帯体12を貼付け、この弾性帯体12の幅中央部で回転方向設定間隔ごとに前記保持部8としての凹部13を形成した構成としている。この凹部13に、搬送無端帯9の上側搬送部において、植付対象物Wが上から押し込まれると、搬送無端帯9は、植付対象物Wを搬送無端帯9に対して姿勢変化しないように保持したまま、畝上面に搬送するものとなる。そして、畝上面において搬送無端帯9は、外周の弾性帯体12は地面に圧接してつぶれた状態となり、凹部13に保持された植付対象物Wは植込みドラム10に押出されれるようにして畝の土中に押し込まれて植込まれることになる。
【0011】
また、凹部13の形状は種々考えられるが、例えば、図5(a)〜(e)に示すように、平面視で、四角形13a、丸形13b、十字形13c、菱形13d、三角形13e等の形状とすることができる。
搬送無端帯9の上側搬送部で保持部8に装填された植付対象物Wは、搬送無端帯9の下側接地部に到達すると上下反転した姿勢となる。したがって、搬送無端帯9の上側搬送部で保持部8に植付対象物Wを装填するときには、上下反対姿勢で植付対象物Wを装填する。
【0012】
搬送無端帯9は、略同一高さで前後に配置し軸架し、一方が駆動回転し他方が従動回転する駆動輪体14及び従動輪体15と、その下方において圃場の畝上面に近接し回転可能に軸架された植込みドラム10とに掛け回されて駆動回転するよう設けている。植込みドラム10の外周を回動する搬送無端帯9は、植付け作業時に畝上面に接地する状態となる。これにより、搬送無端帯9は、上側の前後の輪体17,18間において前方に向けて略水平状に移動する水平移動部9aと、その前端部から斜め後方下方に向けて下降移動する下降移動部9bと、圃場の畝Uの上面に接地して植込みドラム10回りを転回移動する接地移動部9cと、この接地移動部9cから上部の水平移動部に向けて上昇移動する上昇移動部9dとからなる側面視略三角形状の周回軌跡を有するものとなる。搬送無端帯9の回転速度は、機体の前進速度と一致するように設定される。植付対象物Wは、搬送無端帯9の水平移動部9aにおいて作業者によって保持部8に装填され、接地移動部9cまで搬送されてくると植込みドラム10に押し込まれて畝Uの土中に植込まれる。
【0013】
搬送無端帯9を回転駆動する駆動輪体14は、ミッションケース3から回転動力を伝動する伝動機構を内装した植付伝動ケース16から突出させた駆動回転軸に取付けている。なお、搬送無端帯9が植込みドラム10aの下側で接地することによって回転する所謂グランドドライブ方式にすれば、伝動系が省略され安価なものとなる。
【0014】
畝Uの上面をマルチシートで被覆した圃場の場合は、マルチシートに穴をあけながら植込みできるようにマルチカッターを設ける。マルチカッターは、例えば、図6に示すように、植込みドラム10の外周部にマルチカッター20を回転方向設定間隔ごとに突出させて設け、他方、搬送無端帯9側には、図7に示すように、保持部8の近傍において前記カッター20が入り込むカッター穴21を設けた構成とする。このように構成することで、前記カッター20がマルチシートに穴を切り込みながら植付対象物Wを植込むことができる。
【0015】
また、図8に示すように、植込みドラム10内に設け、刃先がドラムの外周から出没するマルチカッター22を設けた構成とするものであってもよい。なお、該カッターの出没駆動は、植込みドラム10の回転軸からクランク機構等によって上下動する構成とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】球根類植付機の側面図。
【図2】球根類植付機の平面図。
【図3】搬送無端帯の側方断面図。
【図4】搬送無端帯の前後方向断面図。
【図5】保持部形状を示す搬送無端帯の平面図。
【図6】マルチカッターを備えた構成を示す部分側面図。
【図7】マルチカッターを備えた構成での搬送無端帯を示す部分平面図。
【図8】別のマルチカッターを備えた構成を示す部分側面図。
【符号の説明】
1 球根類植付機
4 前輪
5 後輪
7 球根類植付装置
8 保持部
9 搬送無端帯
10 植込みドラム
W 植付対象物

Claims (2)

  1. 前進走行可能な機体に、上下複数箇所に設けた横軸周りに周回動する搬送無端帯9を設け、該搬送無端帯9の外周側に弾性変形可能な弾性帯体12を設け、該弾性帯体12に球根や芋類などの植付対象物Wを保持する保持部8を搬送無端帯9の回転方向設定間隔ごとに設け、下側に設けた横軸に設けた植込みドラム10の外周を搬送無端帯9が畝U上面に接地して回動するとき植込みドラム10が保持部8に保持された植付対象物Wを土中に押し込む構成としたことを特徴とする球根類植付機。
  2. 搬送無端帯9の内側から搬送無端帯9を突き抜けて搬送無端帯9の接地部下方に出没するマルチカッター20,22を設けたことを特徴とする請求項1記載の球根類植付機。
JP2003189018A 2003-06-30 2003-06-30 球根類植付機 Pending JP2005021059A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109429639A (zh) * 2018-12-29 2019-03-08 济南华庆农业机械科技有限公司 一种前后交替式高效大蒜播种机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109429639A (zh) * 2018-12-29 2019-03-08 济南华庆农业机械科技有限公司 一种前后交替式高效大蒜播种机
CN109429639B (zh) * 2018-12-29 2023-09-12 济南华庆农业机械科技有限公司 一种前后交替式高效大蒜播种机

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