JP2005020903A - 可動磁石型リニアモータ用のコイル配線部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】固定子本体(8)とコイル(11)のリード線(10)とを絶縁し、リード線の配線や相互結線の作業性の良い安価な可動磁石型のリニアモータの配線部材を提供する。
【解決手段】コイルを有する固定子(1)に永久磁石(6)を主体として前記固定子の長手方向に移動する可動子(5)を備えた可動磁石型のリニアモータにおいて、本発明の配線部材(14)は、非導電材よりなり、上部を開口した樋状に形成され、固定子本体の溝(13a,13b,13c)の内面を覆うように溝内に嵌め込まれる。
【選択図】 図4
【解決手段】コイルを有する固定子(1)に永久磁石(6)を主体として前記固定子の長手方向に移動する可動子(5)を備えた可動磁石型のリニアモータにおいて、本発明の配線部材(14)は、非導電材よりなり、上部を開口した樋状に形成され、固定子本体の溝(13a,13b,13c)の内面を覆うように溝内に嵌め込まれる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、可動磁石型リニアモータ用のコイル配線部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
リニアモータには、様々な種類があるが、一般には固定子側に磁石を設けた固定磁石型と可動子側に磁石を設けた可動磁石型とがある。特開2002−291220号公報には、固定子側にコイルを設け、可動子側に永久磁石を設けた可動磁石型リニアモータが開示されている。この可動磁石型リニアモータは、図7(a)の如く、固定子101は、磁性体よりなる軸状のセンターコア102(固定子本体)の周囲に複数のコイル103を軸方向に連続的に配列し、該コイル103の外周をパイプ104で包んで構成されている。可動子105は、図7(b)の如く、前記パイプ104の外周を囲む複数の永久磁石106を軸方向に連続的に配置し、これらの永久磁石106を磁石ケース107内に収納して構成されている。そして、前記固定子側のコイル103に電力を供給すると、コイル103からの磁束と永久磁石106との相互作用により、前記可動子105が軸方向に移動するようになっている。
【0003】
また、前記公報の明細書中には、固定子側の複数のコイル103のリード線を通すためにセンターコア102の外周面に軸方向の溝を設けることが記載されている。
なお、固定子本体に溝を設けて該溝内にコイルのリード線を通す技術は、特開平7−322595号公報にも開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2002−291220号公報
【特許文献2】特開平07−322595号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のように固定子本体に配線用の溝を設けた場合、リード線の絶縁被膜が破れると磁性体であるセンターコアに接触してショートする恐れがあるため、センターコアの溝の表面に、絶縁コーティング等の表面処理や、絶縁テープを貼りつけて、絶縁を行なう必要があった。しかし、絶縁コーティング等の表面処理は非常に高価であるし、絶縁テープに至っては作業性が悪く、生産性が下がってしまう。
【0006】
さらに、公知の技術では、共通の溝内に複数のリード線を通すため、リード線相互の結線作業を行なうのが困難であり、生産コストがかかるという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、安価で作業性の良い、可動磁石型リニアモータ用の配線部材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の可動磁石型リニアモータ用のコイル配線部材は、非導電材よりなり、上部を開口した樋状に形成され、固定子本体に設けられた溝の内側の面を覆うように該溝内に嵌め込まれるものである。したがって、この配線部材を用いることにより、固定子本体の溝とコイルのリード線とを絶縁することができる。
また、本発明のコイル配線部材は、内底面に両内側面と平行な方向に延びる仕切壁を一体形成し、両内側面との間が複数のリード線挿通路となるように構成される。したがって、各リード線挿通路内にリード線を1本ずつ通すことにより、リード線相互の結線作業を容易に行なうことができ、生産コストを安価にできる。
さらに、コイル配線部材の内底面の少なくとも一端側に、前記仕切壁を欠いた、リード線挿通路変更用の空間を形成すると、この空間を利用してリード線の挿通路の変更およびリード線相互の結線を行なうことができ、配線の作業性の向上を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は可動磁石型リニアモータの概略構成を示す斜視図である。図1の如く、軸状の固定子1は、基台2に固定された左右の基台側板3,4間に両端を固定支持されている。前記固定子1は可動子5内に挿通されており、可動子5は矢印方向に沿って往復移動自在となっている。
【0009】
可動子5は、主として固定子1を挿通した環状に形成された複数の永久磁石6と、該複数の永久磁石6を収納するケース7とで構成されている。複数の永久磁石6の外形寸法は、それぞれ同径同幅で形成されており、固定子1の軸方向に沿って、密着配置されている。
図示していないが、可動子5には位置検出用のセンサー、固定子1には電力を供給するケーブルおよび可動子5を制御する制御部材等が備えられている。
【0010】
図2の如く、固定子1は、鉄などの磁性体よりなる固定子本体8の周囲にボビン9を配置し、該ボビン9に絶縁被膜を施したリード線10を多重に巻きつけてコイル11を形成している。本発明の実施の形態におけるリニアモータは、三相駆動型であるため、U相コイル11a、W相コイル11b、V相コイル11cの三つのコイル(コイル組)を1組としている。前記W相コイル11bはU相コイル11aに対し120°の位相差を持ち、前記V相コイル11cはW相コイル11bに対し120°の位相差を持って構成している。そして複数のコイル組が固定子本体8の周りに軸方向に沿って複数組(図2では二組)装着され、それらのコイル組が仮想線で示す非磁性体(ステンレス等)よりなるパイプ12で覆われている。
【0011】
図3の如く、固定子本体8の外周には、該固定子本体8の円周上に等角度間隔で軸方向に直線状の3つの溝13a,13b,13cを形成している。前記溝13aには前記U相コイル11aのリード線10を挿通し、溝13bには前記W相コイル11bのリード線10を挿通し、溝13cには前記V相コイル11cのリード線10を挿通させる。各溝13a,13b,13cには、非導電材の合成樹脂やゴム材等よりなる樋状の配線部材14(図4参照)を、溝の内面を覆うように連続的に嵌め込んでいる。
【0012】
図4は、本発明の配線部材14の斜視図、図5は配線部材14の平面図である。この配線部材14は、フラットな底板15と左右の側板16a,16bとからなり、底板15の内面すなわち内底面17上には、一対の仕切壁18a,18bが一体形成されている。両仕切壁18a,18bは左右側板16a,16bの内面すなわち両内側面19a,19bと平行な方向に延び、両内側面19a,19b間に3つのリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)を形成している。
【0013】
このように構成された配線部材14は、図4の如く、矢印方向から固定子本体8の溝13内に嵌め込まれて、溝13の内面を覆うようになる。なお、配線部材14の高さ寸法は溝13の深さ寸法とほぼ一致させているが、若干突出しても差し支えない。さらに、両仕切壁18a,18bの一端は底板15の終端まで至らず、配線部材14の一端側に仕切壁を欠いたリード線挿通路変更用の空間23が形成されている。両仕切壁18a,18bの他端は、底板15の終端まで延びている。なお、他端側にも前記リード線挿通路変更空間23を設けても良い。
【0014】
図6は、各相コイル11a,11b,11cのリード線10の配線図および各相コイル11a,11b,11cとリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係を示す説明図である。図6(a)は前記U相コイル11aとリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係を示し、図6(b)はW相コイル11bとのリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係を示し、図6(c)はV相コイル11cとリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係を示している。図6図において、符号Sは各コイル11のリード線10の巻き始め、符号Eは各コイル11のリード線10の巻き終わりを示している。
【0015】
仮想線で示す該配線部材14の長手方向の寸法は、コイル一個分の幅の3倍、すなわち、U相コイル11a,W相コイル11b,V相コイル11cよりなるコイル組の軸方向寸法と同じ長さに設定され、配線部材14はコイル組の数だけ使用される。図6では、6つのコイル組(C1,C2,C3,C4,C5,C6)と6本の配線部材14との関係を示している。
【0016】
各コイル11のリード線10は配線部材14のリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)に適宜振り分けて配線される。なお、結線方法については、一般的な結線方法であるダブルスター結線を用いている。ダブルスター結線についての説明は省略する。また、本発明の配線部材はダブルスター結線に使用することに限るものではなく、スター結線やデルタ結線等の結線方法でも使用することができる。
【0017】
図6(a)の如く、1番目のコイル組のU相コイルU1の巻き始めSは1番目の配線部材14の第三挿通路22内に図中左方へ向けて配線され、U相コイルU1の巻き終わりEは1番目の配線部材14の第二挿通路21内に図中右方へ向けて配線される。同様に2番目のU相コイルU2の巻き始めSは2番目の配線部材14の第三挿通路22内に図中右方へ向けて配線され、U相コイルU2の巻き終わりEは2番目の配線部材14の第一挿通路20内に図中左方へ向けて配線される。2番目のU相コイルU2の巻き終わりEは2番目の配線部材14、1番目の配線部材14の各第一挿通路20を挿通し、1番目のU相コイルU1の巻き始めSと、配線部材14の外のP1で結線され図示しない制御部材のU相に接続される。
【0018】
3番目のU相コイルU3の巻き始めSは3番目の配線部材14の第二挿通路21内に図中右方へ向けて配線され、1番目の配線部材14、2番目の配線部材14、3番目の配線部材14の各第二挿通路21を挿通した1番目のU相コイルU1の巻き終わりEと、3番目の配線部材14の第二挿通路21内のP2で結線される。また、3番目のU相コイルU3の巻き終わりEは3番目の配線部材14の第一挿通路20内に図中右方へ向けて配線される。
【0019】
4番目のU相コイルU4の巻き始めSは4番目の配線部材14の第三挿通路22内に図中右方に向けて配線される。U相コイルU4の巻き終わりEは4番目の配線部材14の第二挿通路21内に図中右方へ向けて配線され、2番目の配線部材14、3番目の配線部材14の各第三挿通路22を挿通し3番目の配線部材14の挿通路変更空間23で挿通路を変更し、4番目の配線部材14の第二挿通路21を挿通した2番目のU相コイルU2の巻き始めSと、4番目の配線部材14の第二挿通路21内のP3で結線される。
【0020】
5番目のU相コイルU5の巻き始めSは5番目の配線部材14の第二挿通路21内に図中右方へ向けて配線され、3番目の配線部材14、4番目の配線部材14の各第一挿通路20を挿通し4番目の配線部材14の挿通路変更空間23で挿通路を変更し、5番目の配線部材14の第二挿通路21を挿通した3番目のU相コイルU3の巻き終わりEと、5番目の配線部材14の第二挿通路21内P4で結線される。U相コイルU5の巻き終わりEは5番目の配線部材14の第一挿通路20内に図中右方へ向けて配線される。
【0021】
6番目のU相コイルU6の巻き始めSは6番目の配線部材14の第三挿通路22内に図中右方へ向けて配線され、5番目のU相コイルU5の巻き終わりEとコモン端子P5に共通接続されるU。相コイルU6の巻き終わりEは6番目の配線部材14の第二挿通路21内に図中右方へ向けて配線され、4番目の配線部材14、5番目の配線部材14の各第三挿通路22を挿通し5番目の配線部材14の挿通路変更空間23で挿通路を変更し、6番目の配線部材14の第二挿通路21を挿通した4番目のU相コイルU4の巻き始めSと、6番目の配線部材14の第二挿通路21内P6で結線される。
【0022】
図6(b)のW相コイル11bとリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係、および図6(c)のV相コイル11cとリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係については、図6(a)と同様であるから説明は省略する。
【0023】
なお、本発明の配線部材14は、前記実施の形態に記載した三相駆動型のリニアモータ用に限るものではない。また、固定子本体の形状も軸状に限るものではなく平板状であっても同様の効果を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明の可動磁石型リニアモータ用のコイル配線部材は、非導電材よりなり、上部を開口した樋状に形成される。この配線部材を固定子本体に設けられた溝の内面を覆うように該溝内に嵌め込むことにより、固定子本体とコイルのリード線とを簡単で安価に絶縁することができる。
特に、配線部材の内底面に両内側面と平行な方向に延びる仕切壁を一体形成し、両内側面との間が複数のリード線挿通路となるように構成すると、各リード線挿通路内にリード線を1本ずつ通すことができ、リード線相互の結線作業を容易に行えて生産コストを安価にできる。
さらに、配線部材の内底面の少なくとも一端側に、前記仕切壁を欠いた、リード線挿通路変更用の空間を形成すると、この空間を利用してリード線の挿通路の変更およびリード線相互の結線を行なうことができ、配線の作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動磁石型のリニアモータの構成を示す斜視図。
【図2】上記リニアモータの固定子を示す斜視図。
【図3】本発明の配線部材の使用状態を示す説明図。
【図4】本発明の配線部材とリニアモータの固定子本体との関係を示す斜視図。
【図5】本発明の配線部材の平面図。
【図6】リニアモータの各相コイルのリード線の配線とリード線挿通路との関係を示す説明図。
【図7】従来の可動磁石型のリニアモータの構成説明図。
【符号の説明】
1 固定子
5 可動子
6 永久磁石
8 固定子本体
10 リード線
11 コイル
13a,13b,13c 溝
17 内底面
19a,19b 内側面
18a,18b 仕切壁
20 第一挿通路
21 第二挿通路
22 第三挿通路
23 挿通路変更空間
【発明が属する技術分野】
本発明は、可動磁石型リニアモータ用のコイル配線部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
リニアモータには、様々な種類があるが、一般には固定子側に磁石を設けた固定磁石型と可動子側に磁石を設けた可動磁石型とがある。特開2002−291220号公報には、固定子側にコイルを設け、可動子側に永久磁石を設けた可動磁石型リニアモータが開示されている。この可動磁石型リニアモータは、図7(a)の如く、固定子101は、磁性体よりなる軸状のセンターコア102(固定子本体)の周囲に複数のコイル103を軸方向に連続的に配列し、該コイル103の外周をパイプ104で包んで構成されている。可動子105は、図7(b)の如く、前記パイプ104の外周を囲む複数の永久磁石106を軸方向に連続的に配置し、これらの永久磁石106を磁石ケース107内に収納して構成されている。そして、前記固定子側のコイル103に電力を供給すると、コイル103からの磁束と永久磁石106との相互作用により、前記可動子105が軸方向に移動するようになっている。
【0003】
また、前記公報の明細書中には、固定子側の複数のコイル103のリード線を通すためにセンターコア102の外周面に軸方向の溝を設けることが記載されている。
なお、固定子本体に溝を設けて該溝内にコイルのリード線を通す技術は、特開平7−322595号公報にも開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2002−291220号公報
【特許文献2】特開平07−322595号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のように固定子本体に配線用の溝を設けた場合、リード線の絶縁被膜が破れると磁性体であるセンターコアに接触してショートする恐れがあるため、センターコアの溝の表面に、絶縁コーティング等の表面処理や、絶縁テープを貼りつけて、絶縁を行なう必要があった。しかし、絶縁コーティング等の表面処理は非常に高価であるし、絶縁テープに至っては作業性が悪く、生産性が下がってしまう。
【0006】
さらに、公知の技術では、共通の溝内に複数のリード線を通すため、リード線相互の結線作業を行なうのが困難であり、生産コストがかかるという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、安価で作業性の良い、可動磁石型リニアモータ用の配線部材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の可動磁石型リニアモータ用のコイル配線部材は、非導電材よりなり、上部を開口した樋状に形成され、固定子本体に設けられた溝の内側の面を覆うように該溝内に嵌め込まれるものである。したがって、この配線部材を用いることにより、固定子本体の溝とコイルのリード線とを絶縁することができる。
また、本発明のコイル配線部材は、内底面に両内側面と平行な方向に延びる仕切壁を一体形成し、両内側面との間が複数のリード線挿通路となるように構成される。したがって、各リード線挿通路内にリード線を1本ずつ通すことにより、リード線相互の結線作業を容易に行なうことができ、生産コストを安価にできる。
さらに、コイル配線部材の内底面の少なくとも一端側に、前記仕切壁を欠いた、リード線挿通路変更用の空間を形成すると、この空間を利用してリード線の挿通路の変更およびリード線相互の結線を行なうことができ、配線の作業性の向上を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は可動磁石型リニアモータの概略構成を示す斜視図である。図1の如く、軸状の固定子1は、基台2に固定された左右の基台側板3,4間に両端を固定支持されている。前記固定子1は可動子5内に挿通されており、可動子5は矢印方向に沿って往復移動自在となっている。
【0009】
可動子5は、主として固定子1を挿通した環状に形成された複数の永久磁石6と、該複数の永久磁石6を収納するケース7とで構成されている。複数の永久磁石6の外形寸法は、それぞれ同径同幅で形成されており、固定子1の軸方向に沿って、密着配置されている。
図示していないが、可動子5には位置検出用のセンサー、固定子1には電力を供給するケーブルおよび可動子5を制御する制御部材等が備えられている。
【0010】
図2の如く、固定子1は、鉄などの磁性体よりなる固定子本体8の周囲にボビン9を配置し、該ボビン9に絶縁被膜を施したリード線10を多重に巻きつけてコイル11を形成している。本発明の実施の形態におけるリニアモータは、三相駆動型であるため、U相コイル11a、W相コイル11b、V相コイル11cの三つのコイル(コイル組)を1組としている。前記W相コイル11bはU相コイル11aに対し120°の位相差を持ち、前記V相コイル11cはW相コイル11bに対し120°の位相差を持って構成している。そして複数のコイル組が固定子本体8の周りに軸方向に沿って複数組(図2では二組)装着され、それらのコイル組が仮想線で示す非磁性体(ステンレス等)よりなるパイプ12で覆われている。
【0011】
図3の如く、固定子本体8の外周には、該固定子本体8の円周上に等角度間隔で軸方向に直線状の3つの溝13a,13b,13cを形成している。前記溝13aには前記U相コイル11aのリード線10を挿通し、溝13bには前記W相コイル11bのリード線10を挿通し、溝13cには前記V相コイル11cのリード線10を挿通させる。各溝13a,13b,13cには、非導電材の合成樹脂やゴム材等よりなる樋状の配線部材14(図4参照)を、溝の内面を覆うように連続的に嵌め込んでいる。
【0012】
図4は、本発明の配線部材14の斜視図、図5は配線部材14の平面図である。この配線部材14は、フラットな底板15と左右の側板16a,16bとからなり、底板15の内面すなわち内底面17上には、一対の仕切壁18a,18bが一体形成されている。両仕切壁18a,18bは左右側板16a,16bの内面すなわち両内側面19a,19bと平行な方向に延び、両内側面19a,19b間に3つのリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)を形成している。
【0013】
このように構成された配線部材14は、図4の如く、矢印方向から固定子本体8の溝13内に嵌め込まれて、溝13の内面を覆うようになる。なお、配線部材14の高さ寸法は溝13の深さ寸法とほぼ一致させているが、若干突出しても差し支えない。さらに、両仕切壁18a,18bの一端は底板15の終端まで至らず、配線部材14の一端側に仕切壁を欠いたリード線挿通路変更用の空間23が形成されている。両仕切壁18a,18bの他端は、底板15の終端まで延びている。なお、他端側にも前記リード線挿通路変更空間23を設けても良い。
【0014】
図6は、各相コイル11a,11b,11cのリード線10の配線図および各相コイル11a,11b,11cとリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係を示す説明図である。図6(a)は前記U相コイル11aとリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係を示し、図6(b)はW相コイル11bとのリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係を示し、図6(c)はV相コイル11cとリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係を示している。図6図において、符号Sは各コイル11のリード線10の巻き始め、符号Eは各コイル11のリード線10の巻き終わりを示している。
【0015】
仮想線で示す該配線部材14の長手方向の寸法は、コイル一個分の幅の3倍、すなわち、U相コイル11a,W相コイル11b,V相コイル11cよりなるコイル組の軸方向寸法と同じ長さに設定され、配線部材14はコイル組の数だけ使用される。図6では、6つのコイル組(C1,C2,C3,C4,C5,C6)と6本の配線部材14との関係を示している。
【0016】
各コイル11のリード線10は配線部材14のリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)に適宜振り分けて配線される。なお、結線方法については、一般的な結線方法であるダブルスター結線を用いている。ダブルスター結線についての説明は省略する。また、本発明の配線部材はダブルスター結線に使用することに限るものではなく、スター結線やデルタ結線等の結線方法でも使用することができる。
【0017】
図6(a)の如く、1番目のコイル組のU相コイルU1の巻き始めSは1番目の配線部材14の第三挿通路22内に図中左方へ向けて配線され、U相コイルU1の巻き終わりEは1番目の配線部材14の第二挿通路21内に図中右方へ向けて配線される。同様に2番目のU相コイルU2の巻き始めSは2番目の配線部材14の第三挿通路22内に図中右方へ向けて配線され、U相コイルU2の巻き終わりEは2番目の配線部材14の第一挿通路20内に図中左方へ向けて配線される。2番目のU相コイルU2の巻き終わりEは2番目の配線部材14、1番目の配線部材14の各第一挿通路20を挿通し、1番目のU相コイルU1の巻き始めSと、配線部材14の外のP1で結線され図示しない制御部材のU相に接続される。
【0018】
3番目のU相コイルU3の巻き始めSは3番目の配線部材14の第二挿通路21内に図中右方へ向けて配線され、1番目の配線部材14、2番目の配線部材14、3番目の配線部材14の各第二挿通路21を挿通した1番目のU相コイルU1の巻き終わりEと、3番目の配線部材14の第二挿通路21内のP2で結線される。また、3番目のU相コイルU3の巻き終わりEは3番目の配線部材14の第一挿通路20内に図中右方へ向けて配線される。
【0019】
4番目のU相コイルU4の巻き始めSは4番目の配線部材14の第三挿通路22内に図中右方に向けて配線される。U相コイルU4の巻き終わりEは4番目の配線部材14の第二挿通路21内に図中右方へ向けて配線され、2番目の配線部材14、3番目の配線部材14の各第三挿通路22を挿通し3番目の配線部材14の挿通路変更空間23で挿通路を変更し、4番目の配線部材14の第二挿通路21を挿通した2番目のU相コイルU2の巻き始めSと、4番目の配線部材14の第二挿通路21内のP3で結線される。
【0020】
5番目のU相コイルU5の巻き始めSは5番目の配線部材14の第二挿通路21内に図中右方へ向けて配線され、3番目の配線部材14、4番目の配線部材14の各第一挿通路20を挿通し4番目の配線部材14の挿通路変更空間23で挿通路を変更し、5番目の配線部材14の第二挿通路21を挿通した3番目のU相コイルU3の巻き終わりEと、5番目の配線部材14の第二挿通路21内P4で結線される。U相コイルU5の巻き終わりEは5番目の配線部材14の第一挿通路20内に図中右方へ向けて配線される。
【0021】
6番目のU相コイルU6の巻き始めSは6番目の配線部材14の第三挿通路22内に図中右方へ向けて配線され、5番目のU相コイルU5の巻き終わりEとコモン端子P5に共通接続されるU。相コイルU6の巻き終わりEは6番目の配線部材14の第二挿通路21内に図中右方へ向けて配線され、4番目の配線部材14、5番目の配線部材14の各第三挿通路22を挿通し5番目の配線部材14の挿通路変更空間23で挿通路を変更し、6番目の配線部材14の第二挿通路21を挿通した4番目のU相コイルU4の巻き始めSと、6番目の配線部材14の第二挿通路21内P6で結線される。
【0022】
図6(b)のW相コイル11bとリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係、および図6(c)のV相コイル11cとリード線挿通路(第一挿通路20,第二挿通路21,第三挿通路22)との関係については、図6(a)と同様であるから説明は省略する。
【0023】
なお、本発明の配線部材14は、前記実施の形態に記載した三相駆動型のリニアモータ用に限るものではない。また、固定子本体の形状も軸状に限るものではなく平板状であっても同様の効果を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明の可動磁石型リニアモータ用のコイル配線部材は、非導電材よりなり、上部を開口した樋状に形成される。この配線部材を固定子本体に設けられた溝の内面を覆うように該溝内に嵌め込むことにより、固定子本体とコイルのリード線とを簡単で安価に絶縁することができる。
特に、配線部材の内底面に両内側面と平行な方向に延びる仕切壁を一体形成し、両内側面との間が複数のリード線挿通路となるように構成すると、各リード線挿通路内にリード線を1本ずつ通すことができ、リード線相互の結線作業を容易に行えて生産コストを安価にできる。
さらに、配線部材の内底面の少なくとも一端側に、前記仕切壁を欠いた、リード線挿通路変更用の空間を形成すると、この空間を利用してリード線の挿通路の変更およびリード線相互の結線を行なうことができ、配線の作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動磁石型のリニアモータの構成を示す斜視図。
【図2】上記リニアモータの固定子を示す斜視図。
【図3】本発明の配線部材の使用状態を示す説明図。
【図4】本発明の配線部材とリニアモータの固定子本体との関係を示す斜視図。
【図5】本発明の配線部材の平面図。
【図6】リニアモータの各相コイルのリード線の配線とリード線挿通路との関係を示す説明図。
【図7】従来の可動磁石型のリニアモータの構成説明図。
【符号の説明】
1 固定子
5 可動子
6 永久磁石
8 固定子本体
10 リード線
11 コイル
13a,13b,13c 溝
17 内底面
19a,19b 内側面
18a,18b 仕切壁
20 第一挿通路
21 第二挿通路
22 第三挿通路
23 挿通路変更空間
Claims (3)
- 直線状の溝(13a,13b,13c)を有する導電性の固定子本体(8)上に、複数のコイル(11)を前記溝の長手方向に沿って配置し、前記溝内に複数のコイルのリード線(10)を通して溝内で相互を結線した固定子と、前記コイルに対向して配置された永久磁石(6)を主体として前記溝の長手方向に移動する可動子(5)とを備えた可動磁石型リニアモータにおいて、
非導電材よりなり、上部を開口した樋状に形成され、前記溝の内面を覆うように該溝内に嵌め込まれることを特徴とする可動磁石型リニアモータ用のコイル配線部材。 - 内底面(17)に、両内側面(19a,19b)と平行な方向に延びる仕切壁(18a,18b)を一体形成し、両内側面間に複数のリード線挿通路(20,21,22)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の可動磁石型リニアモータ用の配線部材。
- 前記内底面の少なくとも一端側に、前記仕切壁を欠いた、リード線挿通路変更用の空間(23)を形成したことを特徴とする請求項2に記載の可動磁石型リニアモータ用の配線部材。
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