JP2005020495A - 無線端末機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信相手の無線端末機器に応じて送受信する無線信号の形式を変更することにより、無線端末機器の内蔵電池の消耗量を抑圧することを可能にした無線端末機器を提供する。
【解決手段】通信相手の無線端末機器との間で無線信号を送受信する際に、ベースバンド信号をスペクトル拡散し、得られたスペクトル拡散信号をマッピングしてIQ信号を形成し、形成したIQ信号を能動フィルタを多段接続したローパスフィルタを通した後、QPSK変調して高周波信号を形成し、この高周波信号を無線信号として送信する無線端末機器であって、通信相手の無線端末機器がホットスポットである場合、ローパスフィルタとして多段接続した全部の能動フィルタを選択使用し、通信相手の無線端末機器が近距離にある無線端末機器である場合、ローパスフィルタとして多段接続した一部の能動フィルタを選択使用するようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線端末機器に係り、特に、通信相手の無線端末機器との間で無線信号の送受信を行う際に、通信相手の無線端末機器がホットスポットである場合または近距離に無線端末機器である場合に応じて、送受信する無線信号の形成手段を異ならせ、内蔵電池の消耗できるだけを少なくした無線端末機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ゲーム機用情報端末や携帯用パソコン(PC)等の携帯用情報端末(PDA)には、無線伝送装置を内蔵したものや、カード型無線伝送装置を搭載できる無線端末機器が多くなり、それによって相手側の無線端末機器との間で無線信号による送受信を行うことができるようになっている。
【0003】
かかる無線端末機器は、屋外にあるホットスポットとの間で無線信号の送受信を行ったり、互いに近距離にある無線端末機器同士間で無線信号の送受信を行ったりすることができるものであり、無線信号の送受信を行うことによって、相手側の無線端末機器から各種の情報を取得したり、ゲームソフト等をダウンロードすることが行われている。この場合、無線端末機器が使用している無線信号は、通常、ホットスポット側がIEEE802.11b(ARIB STD T−66)規格の無線LAN(以下、これを11b規格という)の無線信号を用いているため、ホットスポットとの間で無線信号の送受信を行う場合、11b規格に適合した無線信号を用いており、それに伴って、ホットスポット以外の他の無線端末機器との間で無線信号の送受信を行う場合においても、11b規格に適合した無線信号を用いるようになっている。
【0004】
この11b規格に適合した無線信号は、次のような特性を満たすものでなければならない。
【0005】
送信スペクトルマスク:「−30dBc(fc−22MHz<f<fc−11MHz;fc+11MHz<f<fc+22MHz)、−50dBc(f<fc−22MHz;f>fc+22MHz)」
この場合、fcはチャネル周波数であり、それぞれ2412、2422、2432、2442、2452、2462MHzである。
隣接チャネル選択度:「>35dB;25MHz」
【0006】
ところで、11b規格の無線信号を用いて送受信が行われる無線端末機器においては、無線信号の代表的な信号形式として、ダイレクトコンバージョン方式を用いた信号形式が採用されている。このダイレクトコンバージョン方式を用いた信号形式は、11b規格に適合した性能を確保するために、無線周波モジュールとベースバンドICとのインターフェイス部に、能動フィルタを多段接続したローパスフィルタを用い、I信号及びQ信号の周波数選択度を高めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記無線端末機器に採用されているダイレクトコンバージョン方式を用いた信号形式は、能動フィルタを多段接続したローパスフィルタを用いて周波数選択度を高めているため、ローパスフィルタにおける電力消費量が大きくなり、それにより内蔵電池の消耗度が進んで、内蔵電池の使用寿命が短くなってしまう。
【0008】
とりわけ、ゲーム機のように無線端末機器が互いに3乃至5m程度またはそれ以下という近距離にあって、これらの無線端末機器同士間で無線信号の送受信を行う場合、無線端末機器の使用時間が比較的長くなることが普通であるので、無線端末機器における内蔵電池の電力消費量が大きいと、その内蔵電池の消耗度が著しく進み、内蔵電池の使用寿命が大幅に短くなってしまう。
【0009】
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、通信相手の無線端末機器に応じて送受信する無線信号の形式を変更することにより、無線端末機器の内蔵電池の消耗量を抑圧することを可能にした無線端末機器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明による無線端末機器は、通信相手の無線端末機器との間で無線信号を送受信する際に、ベースバンド信号をスペクトル拡散し、得られたスペクトル拡散信号をマッピングしてIQ信号を形成し、形成したIQ信号を能動フィルタを多段接続したローパスフィルタを通した後、QPSK変調して高周波信号を形成し、この高周波信号を無線信号として送信する無線端末機器であって、通信相手の無線端末機器がホットスポットである場合、ローパスフィルタとして多段接続した全部の能動フィルタを選択的に使用し、通信相手の無線端末機器が近距離にある無線端末機器である場合、ローパスフィルタとして多段接続した一部の能動フィルタを選択的に使用するようにした手段を具備する。
【0011】
前記手段によれば、通信相手の無線端末機器がホットスポットである場合は、ホットスポットで用いている11b規格の無線信号に適合した無線信号の形成手段を用いて送信信号を形成しているので、ホットスポットと複数の無線端末機器との間で無線信号の送受信を行う場合に、複数の無線端末機器が相互に妨害を受けることなく、ホットスポットとの間で良好な伝送状態により無線信号の送受信を行うことができるとともに、通信相手の無線端末機器が近距離にある無線端末機器である場合は、送受信する無線信号が特に11b規格に制約されないことから、ローパスフィルタとして多段接続した一部の能動フィルタを選択的に使用して形成したIQ信号をQPSK変調して高周波信号を形成し、この高周波信号による無線信号を用いるようにしたので、使用する能動フィルタの数を少なくした分だけ、電力消費量を少なくした状態で無線信号を形成することができ、それにより内蔵電池の使用寿命を長くすることができる。
【0012】
また、前記手段において、近距離にある無線端末機器と無線信号の送受信を行う場合、ホットスポットと無線信号の送受信を行う場合に比べて、送信する無線信号の出力電力レベルを低下させる構成にする。
【0013】
このような構成にすれば、通信相手の無線端末機器が近距離にある無線端末機器である場合、送信する無線信号の出力電力レベルを低下させたことにより、電力増幅器における電力消費量を少なくすることができ、能動フィルタの使用数を減らしたことと相俟って、電力消費量をさらに少なくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明による無線ネットワーク端末装置の1つの実施の形態を示すもので、その要部構成を表すブロック図である。
【0016】
図1に示されるように、この実施の形態に係る無線端末機器は、ベースバンド(BB)IC(1A)と高周波(RF)モジュール(1B)の2つの回路部分とからなっている。
【0017】
この場合、ベースバンドIC(1A)は、ベースバンド(データ)信号入力端子2と、スペクトル拡散部(SPR)3と、マッピング回路部(MAP)4と、I信号出力端子5と、Q信号出力端子6と、I信号入力端子7と、Q信号入力端子8と、データ再生部(REP)9と、ベースバンド(データ)信号出力端子10と、制御部(CPU)11と、制御信号出力端子12とを備えている。
【0018】
また、高周波モジュール(1B)は、I信号入力端子13と、Q信号入力端子14と、第1スイッチ15と、第2スイッチ16と、I信号第1能動ローパスフィルタ(LPF1)17と、Q信号第1能動ローパスフィルタ(LPF1)18と、第3スイッチ19と、第4スイッチ20と、I信号第2能動ローパスフィルタ(LPF2)21と、Q信号第1能動ローパスフィルタ(LPF2)22と、I信号ミキサ(MIX)23と、Q信号ミキサ(MIX)24と、可変利得増幅器(V AMP)25と、送信側平衡回路(Bal)26と、電力増幅器(PA)27と、送受信切替スイッチ部(TRSW)28と、バンドパスフィルタ(BPF)29と、ダイバーシティ切替部(DivSW)30と、受信側平衡回路(Bal)31と、受信増幅器(AMP)32と、I信号ミキサ(MIX)33と、Q信号ミキサ(MIX)34と、I信号増幅器(AMP)35と、Q信号増幅器(AMP)36と、I信号第1能動ローパスフィルタ(LPF1)37と、Q信号第1能動ローパスフィルタ(LPF1)38と、第5スイッチ39と、第6スイッチ40と、I信号第2能動ローパスフィルタ(LPF2)41と、Q信号第2能動ローパスフィルタ(LPF2)42と、第7スイッチ43と、第8スイッチ44と、I信号出力端子45と、Q信号出力端子46と、2つの内蔵アンテナ47、48と、局部発振器(L OSC)49と、水晶振動子50と、制御信号入力端子51とからなっている。
【0019】
この場合、第1乃至第8スイッチ15、16、19、20、39、40、43、44は、それぞれ、可動接点と2つの固定接点を備えた1回路2接点タイプのスイッチによって構成されている。また、I信号第1能動ローパスフィルタ17、Q信号第1能動ローパスフィルタ18、I信号第2能動ローパスフィルタ21、Q信号第2能動ローパスフィルタ22、I信号第1能動ローパスフィルタ37、Q信号第1能動ローパスフィルタ38、I信号第2能動ローパスフィルタ41、Q信号第2能動ローパスフィルタ42は、それぞれ、能動フィルタを2段またはそれ以上の段を従属接続した構成を有するものである。
【0020】
そして、ベースバンドIC(1A)において、スペクトル拡散部3は、入力端がベースバンド信号入力端子2に接続され、複数の出力端が対応するマッピング回路部4の複数の入力端に接続される。マッピング回路部4は、I信号出力端がI信号出力端子5に接続され、Q信号出力端がQ信号出力端子6に接続される。データ再生部9は、I信号入力端がI信号入力端子7に接続され、Q信号入力端がQ信号入力端子8に接続され、出力端がベースバンド信号出力端子10に接続される。制御部11は、制御出力端が制御信号出力端子12に接続される。
【0021】
また、高周波モジュール(1B)において、第1スイッチ15は、可動接点がI信号入力端子13に接続され、第1の固定接点がI信号第1能動ローパスフィルタ17の入力端に接続され、第2の固定接点が第3スイッチ19の第2の固定接点に直接接続される。第2スイッチ16は、可動接点がQ信号入力端子14に接続され、第1の固定接点がQ信号第1能動ローパスフィルタ18の入力端に接続され、第2の固定接点が第4スイッチ20の第2の固定接点に直接接続される。第3スイッチ19は、第1の固定接点がI信号第1能動ローパスフィルタ17の出力端に接続され、可動接点がI信号第2能動ローパスフィルタ21の入力端に接続される。第4スイッチ20は、第1の固定接点がQ信号第1能動ローパスフィルタ18の出力端に接続され、可動接点がQ信号第2能動ローパスフィルタ22の入力端に接続される。I信号ミキサ23は、第1の入力端がI信号第2能動ローパスフィルタ21の出力端に接続され、第2の入力端が局部発振器49の第1の出力端に接続され、出力端が可変利得増幅器25の入力端に接続される。Q信号ミキサ24は、第1の入力端がQ信号第2能動ローパスフィルタ22の出力端に接続され、第2の入力端が局部発振器49の第2の出力端に接続され、出力端が可変利得増幅器25の入力端に接続される。可変利得増幅器25は、出力端が送信側平衡回路26の入力端に接続され、送信側平衡回路26は、出力端が電力増幅器27の入力端に接続される。送受信切替スイッチ部28は、入力端が電力増幅器27の出力端に接続され、入出力端がバンドパスフィルタ29の一方の入出力端に接続され、出力端が受信側平衡回路31の入力端に接続される。ダイバーシティ切替部30は、入出力端がバンドパスフィルタ29の他方の入出力端に接続され、第1のアンテナ接続端が内蔵アンテナ47に、第2のアンテナ接続端が内蔵アンテナ48にそれぞれ接続される。
【0022】
受信増幅器32は、入力端が受信側平衡回路31の出力端に接続され、出力端がI信号ミキサ33の第1の入力端及びQ信号ミキサ34の第1の入力端にそれぞれ接続される。I信号ミキサ33は、第2の入力端が局部発振器49の第3の出力端に接続され、出力端がI信号増幅器35の入力端に接続される。Q信号ミキサ34は、第2入力端が局部発振器49の第4の出力端に接続され、出力端がQ信号増幅器36の入力端に接続される。I信号増幅器35は、出力端がI信号第1能動ローパスフィルタ37の入力端に接続され、Q信号増幅器36は、出力端がQ信号第1能動ローパスフィルタ38の入力端に接続される。第5スイッチ39は、可動接点がI信号第1能動ローパスフィルタ37の出力端に接続され、第1の固定接点がI信号第2能動ローパスフィルタ41の入力端に接続され、第2の固定接点が第7スイッチ43の第2の固定接点に直接接続される。第6スイッチ40は、可動接点がQ信号第1能動ローパスフィルタ38の出力端に接続され、第1の固定接点がQ信号第2能動ローパスフィルタ42の入力端に接続され、第2の固定接点が第8スイッチ44の第2の固定接点に直接接続される。第7スイッチ43は、第1の固定接点がI信号第2能動ローパスフィルタ41の出力端に接続され、可動接点がI信号出力端子45に接続される。第8スイッチ44は、第1の固定接点がQ信号第2能動ローパスフィルタ42の出力端に接続され、可動接点がQ信号出力端子46に接続される。なお、局部発振器49には、水晶振動子50が外部接続されている。
【0023】
さらに、ベースバンドIC(1A)のI信号出力端子5と高周波モジュール(1B)のI信号入力端子13とが接続され、ベースバンドIC(1A)のQ信号出力端子6と高周波モジュール(1B)のQ信号入力端子14とが接続される。高周波モジュール(1B)のI信号出力端子45とベースバンドIC(1A)のI信号入力端子7とが接続され、高周波モジュール(1B)のQ信号出力端子46とベースバンドIC(1A)のQ信号入力端子8とが接続される。ベースバンドIC(1A)の制御信号出力端子12と高周波モジュール(1B)の制御信号入力端子45とが接続される。
【0024】
前記構成を有する無線端末機器は、次のように動作する。
【0025】
いま、当該無線端末機器が送受信を行う相手側の無線端末機器として、屋外に配置されているホットスポットを選択した場合は、ホットスポットにおける伝送信号規格であるところの11b規格の無線信号による伝送が行われるもので、当該無線端末機器の高周波モジュール(1B)にある第1乃至第8スイッチ15、16、19、20、39、40、43、44の各可動接点をそれぞれ第1の固定接点側に切替える(この状態を第1の切替状態という)。この場合、第1乃至第8スイッチ15、16、19、20、39、40、43、44は、制御部11の制御により連動して切替えられる。第1の切替状態に設定されたとき、I信号第1能動ローパスフィルタ17、Q信号第1能動ローパスフィルタ18、I信号第2能動ローパスフィルタ41、Q信号第2能動ローパスフィルタ42のそれぞれが信号処理回路に挿入接続され、それによりI信号第1能動ローパスフィルタ17とI信号第2能動ローパスフィルタ21とが従属接続され、Q信号第1能動ローパスフィルタ18とQ信号第2能動ローパスフィルタ22とが従属接続され、I信号第1能動ローパスフィルタ37とI信号第2能動ローパスフィルタ41とが従属接続され、Q信号第1能動ローパスフィルタ38とQ信号第2能動ローパスフィルタ42とが従属接続された状態になる。
【0026】
このとき、当該無線端末機器において送信信号を形成する場合は、ベースバンドIC(1A)において、データ信号がベースバンド信号入力端子2を通してスペクトル拡散部3に供給されると、スペクトル拡散部4がそのデータ信号をスペクトル拡散して種々の周波数スペクトルを有する複数のスペクトル拡散信号を形成し、形成した複数のスペクトル拡散信号をマッピング回路部4に供給する。マッピング回路部4は、供給された複数のスペクトル拡散信号をマッピング処理してI信号とQ信号を形成し、得られたI信号をI信号出力端子5に供給し、同じように、得られたQ信号をQ信号出力端子6に供給する。この後、I信号はI信号出力端子5からI信号入力端子13に伝送供給され、Q信号はQ信号出力端子6からQ信号入力端子14に伝送供給される。
【0027】
次に、高周波モジュール(1B)において、I信号入力端子13に供給されたI信号は、切替えられた第1スイッチ15を通してI信号第1能動ローパスフィルタ17に供給され、そこで不要な周波数成分が除去された後、切替えられた第3スイッチ19を通してI信号第2能動ローパスフィルタ21に供給され、そこで再度不要な周波数成分が十分に除去され、I信号ミキサ23に供給される。同様にして、Q信号入力端子14に供給されたQ信号は、切替えられた第2スイッチ16を通してQ信号第1能動ローパスフィルタ18に供給され、そこで不要な周波数成分が除去された後、切替えられた第4スイッチ20を通してQ信号第2能動ローパスフィルタ22に供給され、そこで再度不要な周波数成分が十分に除去され、Q信号ミキサ24に供給される。I信号ミキサ23は、供給されたI信号と局部発振器49から供給された局部発振信号とを用いてQPSK変調による送信高周波I信号を形成し、この送信高周波I信号を可変利得増幅器25に供給する。Q信号ミキサ24は、供給されたQ信号と局部発振器49から供給された局部発振信号とを用いてQPSK変調による送信高周波Q信号を形成し、この送信高周波Q信号を可変利得増幅器25に供給する。可変利得増幅器25は、第1の切替状態になっらとき、制御部11から制御信号出力端子12及び制御信号入力端子45を通して供給される利得制御信号により、信号利得が最大になるように設定され、その最大利得で送信高周波I信号及び送信高周波Q信号の混合信号を増幅し、送信高周波信号を形成する。増幅された送信高周波信号は、送信側平衡回路26を通して電力増幅器27に供給され、そこで送信高周波信号が送信するのに適した電力レベル、例えば10dBm程度になるように電力増幅され、送受信切替スイッチ部28に供給される。送受信切替スイッチ部28は、信号送信時に送信高周波信号を伝送するように切替られており、それにより送信高周波信号が送受信切替スイッチ部28を通してバンドパスフィルタ29に供給される。送信高周波信号は、バンドパスフィルタ29において不要な周波数成分が除去され、ダイバーシティ切替部30に供給される。ダイバーシティ切替部30は、供給された送信高周波信号を内蔵アンテナ47、48からそれぞれ無線信号として送信する。
【0028】
これに対して、当該無線端末機器において無線信号を受信する場合は、高周波モジュール(1B)において、内蔵アンテナ47、48で無線信号を受信すると、ダイバーシティ切替部30が受信した2つの無線信号の中の良好な受信状態のものを受信高周波信号として選択し、選択した受信高周波信号をバンドパスフィルタ29に供給する。受信高周波信号は、バンドパスフィルタ29において不要な周波数成分が除去され、送受信切替スイッチ部28に供給される。送受信切替スイッチ部30は、信号受信時に受信高周波信号を伝送するように切替られており、それにより受信高周波信号が送受信切替スイッチ部28を通して受信側平衡回路31に供給される。この後、受信高周波信号は、受信側平衡回路31を通して受信増幅器32に供給され、そこで適当な信号レベルになるように増幅される。増幅された受信高周波信号は、2分され、その一方がI信号ミキサ33に供給され、他方がQ信号ミキサ34に供給される。I信号ミキサ33は、供給された受信高周波信号と局部発振器49から供給された局部発振信号とを用いてQPSK復調を行い、QPSK復調されたI信号をI信号増幅器35に供給する。同様に、Q信号ミキサ34は、供給された受信高周波信号と局部発振器49から供給された局部発振信号とを用いてQPSK復調を行い、QPSK復調されたQ信号をQ信号増幅器36に供給する。I信号増幅器35は、供給されたI信号を所定信号レベルになるまで増幅し、増幅したI信号をI信号第1能動ローパスフィルタ37に供給する。同様に、Q信号増幅器36は、供給されたQ信号を所定信号レベルになるまで増幅し、増幅したQ信号をQ信号第1能動ローパスフィルタ38に供給する。I信号は、I信号第1能動ローパスフィルタ37において不要な周波数成分が除去された後、切替えられた第5スイッチ39を通してI信号第2能動ローパスフィルタ41に供給される。次いで、I信号は、I信号第2能動ローパスフィルタ41において再度不要な周波数成分が十分に除去され、切替えられた第7スイッチ43を通してI信号出力端子45に供給される。同じように、Q信号は、Q信号第1能動ローパスフィルタ38において不要な周波数成分が除去された後、切替えられた第6スイッチ40を通してQ信号第2能動ローパスフィルタ42に供給される。次いで、Q信号は、Q信号第2能動ローパスフィルタ42において再度不要な周波数成分が十分に除去され、切替えられた第8スイッチ44を通してQ信号出力端子46に供給される。
【0029】
この後、I信号はI信号出力端子45からI信号入力端子7に伝送供給され、Q信号はQ信号出力端子46からQ信号入力端子8に伝送供給される。
【0030】
次いで、ベースバンドIC(1A)において、I信号入力端子7に供給されたI信号及びQ信号入力端子8に供給されたQ信号は、データ再生部9に供給される。データ再生部9は、供給されたI信号及びQ信号に対応してマッピング回路部4で行われた信号処理と逆の信号処理及びスペクトル拡散部3で行われた信号処理と逆の信号処理をそれぞれ行ってデータ信号を再生する。得られたデータ信号は、ベースバンド信号出力端子10に供給される。
【0031】
一方、当該無線端末機器がゲーム機情報端末であって、当該無線端末機器が送受信を行う相手側の無線端末機器として、同じ部屋内等の近距離にある他のゲーム機情報端末を選択した場合は、伝送信号規格として11bの規格を用いる必要がないため、11b規格よりもゆるやかな、例えばFCC・TELEKによる伝送信号の規格を満足するように設定する。
【0032】
すなわち、TELEKによる規格は、送信スペクトルマスク:2367−2400MHz、2498.5MHz<25μW(−16dBm)、f<2387MHz、f<2.5μW(−26dBm)であり、FCCによる規格は、送信スペクトルマスク:<−20dBmであって、両規格共に、受信信号に対する規定はないものである。
【0033】
このような設定にするため、当該無線端末機器は、高周波モジュール(1B)にある第1乃至第8スイッチ15、16、19、20、39、40、43、44の各可動接点をそれぞれ第2の固定接点側に切替える(この状態を第2の切替状態という)。この場合において、第1乃至第8スイッチ15、16、19、20、39、40、43、44は、制御部11の制御により連動して切替えられる。第2の切替状態になると、I信号第2能動ローパスフィルタ21、Q信号第2能動ローパスフィルタ22、I信号第1能動ローパスフィルタ37、Q信号第1能動ローパスフィルタ38だけが信号処理回路に挿入接続され、I信号第1能動ローパスフィルタ17、Q信号第1能動ローパスフィルタ18、I信号第2能動ローパスフィルタ41、Q信号第2能動ローパスフィルタ42が信号処理回路から離脱された状態に設定される。
【0034】
このとき、当該無線端末機器において送信信号を形成する場合は、ベースバンドIC(1A)における信号処理は第1の切替状態のときと同じであって、データ信号がベースバンド信号入力端子2を通してスペクトル拡散部3に供給されると、スペクトル拡散部4がそのデータ信号をスペクトル拡散して種々の周波数スペクトルを有する複数のスペクトル拡散信号を形成し、形成した複数のスペクトル拡散信号をマッピング回路部4に供給する。マッピング回路部4は、供給された複数のスペクトル拡散信号をマッピング処理してI信号とQ信号を形成し、得られたI信号をI信号出力端子5に供給し、同じように、得られたQ信号をQ信号出力端子6に供給する。この後、I信号はI信号出力端子5からI信号入力端子13に伝送供給され、Q信号はQ信号出力端子6からQ信号入力端子14に伝送供給される。
【0035】
次に、高周波モジュール(1B)において、I信号入力端子13に供給されたI信号は、切替えられた第1スイッチ15及び第3スイッチ19を通して直接I信号第2能動ローパスフィルタ21に供給され、そこで不要な周波数成分が除去され、I信号ミキサ23に供給される。同様に、Q信号入力端子14に供給されたQ信号は、切替えられた第2スイッチ16及び第4スイッチ20を通して直接Q信号第2能動ローパスフィルタ22に供給され、そこで不要な周波数成分が除去され、Q信号ミキサ24に供給される。I信号ミキサ23は、供給されたI信号と局部発振器49から供給された局部発振信号とを用いてQPSK変調による送信高周波I信号を形成し、この送信高周波I信号を可変利得増幅器25に供給する。Q信号ミキサ24は、供給されたQ信号と局部発振器49から供給された局部発振信号とを用いてQPSK変調による送信高周波Q信号を形成し、この送信高周波Q信号を可変利得増幅器25に供給する。可変利得増幅器25は、第2の切替状態になったとき、制御部11から制御信号出力端子12及び制御信号入力端子45を通して供給される利得制御信号により、信号利得が中位になるように設定され、その中位利得で送信高周波I信号及び送信高周波Q信号の混合信号を増幅し、送信高周波信号を形成する。増幅された送信高周波信号は、送信側平衡回路26を通して電力増幅器27に供給され、そこで送信高周波信号が送信するのに適した電力レベル、例えば0dBm程度になるように電力増幅され、送受信切替スイッチ部28に供給される。送受信切替スイッチ部28は、信号送信時に送信高周波信号を伝送するように切替られており、それにより送信高周波信号が送受信切替スイッチ部28を通してバンドパスフィルタ29に供給される。送信高周波信号は、バンドパスフィルタ29において不要な周波数成分が除去され、ダイバーシティ切替部30に供給される。ダイバーシティ切替部30は、供給された送信高周波信号を内蔵アンテナ47、48からそれぞれ無線信号として送信する。
【0036】
これに対し、当該無線端末機器において無線信号を受信する場合は、高周波モジュール(1B)において、内蔵アンテナ47、48で無線信号を受信すると、ダイバーシティ切替部30が受信した2つの無線信号の中の良好な受信状態のものを受信高周波信号として選択し、選択した受信高周波信号をバンドパスフィルタ29に供給する。受信高周波信号は、バンドパスフィルタ29において不要な周波数成分が除去され、送受信切替スイッチ部28に供給される。送受信切替スイッチ部30は、信号受信時に受信高周波信号を伝送するように切替られており、それにより受信高周波信号が送受信切替スイッチ部28を通して受信側平衡回路31に供給される。この後、受信高周波信号は、受信側平衡回路31を通して受信増幅器32に供給され、そこで適当な信号レベルになるように増幅される。増幅された受信高周波信号は、2分され、その一方がI信号ミキサ33に供給され、他方がQ信号ミキサ34に供給される。I信号ミキサ33は、供給された受信高周波信号と局部発振器49から供給された局部発振信号とを用いてQPSK復調を行い、QPSK復調されたI信号をI信号増幅器35に供給する。同様に、Q信号ミキサ34は、供給された受信高周波信号と局部発振器49から供給された局部発振信号とを用いてQPSK復調を行い、QPSK復調されたQ信号をQ信号増幅器36に供給する。I信号増幅器35は、供給されたI信号を所定信号レベルになるまで増幅し、増幅したI信号をI信号第1能動ローパスフィルタ37に供給する。同様に、Q信号増幅器36は、供給されたQ信号を所定信号レベルになるまで増幅し、増幅したQ信号をQ信号第1能動ローパスフィルタ38に供給する。I信号は、I信号第1能動ローパスフィルタ37において不要な周波数成分が除去された後、切替えられた第5スイッチ39及び第7スイッチ43を通して直接I信号出力端子45に供給される。同じように、Q信号は、Q信号第1能動ローパスフィルタ38において不要な周波数成分が除去された後、切替えられた第6スイッチ40及び第8スイッチ44を通して直接Q信号出力端子46に供給される。
【0037】
この後、I信号はI信号出力端子45からI信号入力端子7に伝送供給され、Q信号はQ信号出力端子46からQ信号入力端子8に伝送供給される。
【0038】
次いで、ベースバンドIC(1A)において、I信号入力端子7に供給されたI信号及びQ信号入力端子8に供給されたQ信号は、データ再生部9に供給される。データ再生部9は、供給されたI信号及びQ信号に対応してマッピング回路部4で行われた信号処理と逆の信号処理及びスペクトル拡散部3で行われた信号処理と逆の信号処理をそれぞれ行ってデータ信号を再生する。得られたデータ信号は、ベースバンド信号出力端子10に供給される。
【0039】
この実施の形態による無線端末機器において、I信号第1能動ローパスフィルタ17、Q信号第1能動ローパスフィルタ18、I信号第2能動ローパスフィルタ21、Q信号第2能動ローパスフィルタ22、I信号第1能動ローパスフィルタ37、Q信号第1能動ローパスフィルタ38、I信号第2能動ローパスフィルタ41、Q信号第2能動ローパスフィルタ42のそれぞれにおいて、従属接続される能動フィルタの段数は、少なくとも2段からなるものであり、場合によっては3段またはそれ以上の段数が用いられる。
【0040】
このように本実施の形態による無線端末機器によれば、通信相手の無線端末機器がホットスポットであって、11b規格を用いた通信を行う必要がある場合、I信号及びQ信号の周波数選択を行うローパスフィルタとして全部の能動フィルタからなるローパスフィルタを選択使用して、隣接チャネルの無線信号に対する妨害の発生が最小限になるようにし、一方、通信相手の無線端末機器が3乃至5mまたはそれ以下の近距離にある無線端末機器であって、必ずしも11b規格を用いた通信を行う必要がない場合、I信号及びQ信号の周波数選択を行うローパスフィルタとして一部の能動フィルタからなるローパスフィルタを選択使用し、ローパスフィルタにおける内蔵電源の消費量を抑えるようにしたので、従来のこの種の無線端末機器に比べて、内蔵電源の使用寿命をかなり長くすることができる。
【0041】
ところで、前記実施の形態においては、可変利得増幅器25の信号利得を、第2の状態のときに、第1の状態のときの最大利得に対して、最大利得より低い中位利得になるように低下させている例を挙げて説明したが、本発明においては、第2の状態のときであっても、選択使用する能動フィルタの数を減らしたことにより、内蔵電池の電力消費量をかなり低減できるため、電力可変利得増幅器25の信号利得を必ずしも低下させる必要がないものである。
【0042】
すなわち、第2の状態のときに、可変利得増幅器25の信号利得を低下させれば、電力増幅器27の電力消費量がその分だけ低下するので好ましいことではあるが、能動フィルタの数を減らしたことにより内蔵電源の消費量の大きな低下を期待できるので、可変利得増幅器25の信号利得を低下させる手段は、必要に応じて採用することで十分足りるものである。
【0043】
なお、第2の状態に設定されたときには、能動フィルタの段数が減るため、ローパスフィルタのカットオフ周波数が上昇して周波数スペクトラムが拡がってしまい、使用できるチャネル数が若干減少するようになるが、第2の状態は、ホットスポットとの通信のように、多くの人が同時に通信するような環境下でなく、家庭内の一つの室の内部に留まるローカル通信であるので、使用できるチャネル数が減少しても、実用上何ら問題を生じることはない。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、通信相手の無線端末機器がホットスポットである場合は、ホットスポットで用いている11b規格の無線信号に適合した無線信号の形成手段を用いて送信信号を形成しているので、ホットスポットと複数の無線端末機器との間で無線信号の送受信を行う場合に、複数の無線端末機器が相互に妨害を受けることなく、ホットスポットとの間で良好な伝送状態により無線信号の送受信を行うことができるとともに、通信相手の無線端末機器が近距離にある無線端末機器である場合は、送受信する無線信号が特に11b規格に制約されないことから、ローパスフィルタとして多段接続した一部の能動フィルタを選択的に使用して形成したIQ信号をQPSK変調して高周波信号を形成し、この高周波信号による無線信号を用いるようにしたので、使用する能動フィルタの数を少なくした分だけ、電力消費量を少なくした状態で無線信号を形成することができ、それによって内蔵電池の使用寿命を長くすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線ネットワーク端末装置の1つの実施の形態を示すもので、その要部構成を表すブロック図である。
【符号の説明】
1A ベースバンド(BB)IC
1B 高周波(RF)モジュール
2 ベースバンド(データ)信号入力端子
3 スペクトル拡散部(SPR)
4 マッピング回路部(MAP)
5 I信号出力端子
6 Q信号出力端子
7 I信号入力端子
8 Q信号入力端子
9 データ再生部(REP)
10 ベースバンド(データ)信号出力端子
11 制御部(CPU)
12 制御信号出力端子
13 I信号入力端子
14 Q信号入力端子
15 第1スイッチ
16 第2スイッチ
17 I信号第1能動ローパスフィルタ(LPF1)
18 Q信号第1能動ローパスフィルタ(LPF1)
19 第3スイッチ
20 第4スイッチ
21 I信号第2能動ローパスフィルタ(LPF2)
22 Q信号第1能動ローパスフィルタ(LPF2)
23 I信号ミキサ(MIX)
24 Q信号ミキサ(MIX)
25 可変利得増幅器(V AMP)
26 送信側平衡回路(Bal)
27 電力増幅器(PA)
28 送受信切替スイッチ部(TRSW)
29 バンドパスフィルタ(BPF)
30 ダイバーシティ切替部(DivSW)
31 受信側平衡回路(Bal)
32 受信増幅器(AMP)
33 I信号ミキサ(MIX)
34 Q信号ミキサ(MIX)
35 I信号増幅器(AMP)
36 Q信号増幅器(AMP)
37 I信号第1能動ローパスフィルタ(LPF1)
38 Q信号第1能動ローパスフィルタ(LPF1)
39 第5スイッチ
40 第6スイッチ
41 I信号第2能動ローパスフィルタ(LPF2)
42 Q信号第2能動ローパスフィルタ(LPF2)
43 第7スイッチ
44 第8スイッチ
45 I信号出力端子
46 Q信号出力端子
47、48 内蔵アンテナ
49 局部発振器(L OSC)
50 水晶振動子
51 制御信号入力端子

Claims (2)

  1. 通信相手の無線端末機器との間で無線信号を送受信する際に、ベースバンド信号をスペクトル拡散し、得られたスペクトル拡散信号をマッピングしてIQ信号を形成し、形成したIQ信号を能動フィルタを多段接続したローパスフィルタを通した後、QPSK変調して高周波信号を形成し、この高周波信号を無線信号として送信する無線端末機器であって、通信相手の無線端末機器がホットスポットである場合、前記ローパスフィルタとして多段接続した全部の能動フィルタを選択的に使用し、通信相手の無線端末機器が近距離にある無線端末機器である場合、前記ローパスフィルタとして多段接続した一部の能動フィルタを選択的に使用するようにしたことを特徴とする無線携帯端末機器。
  2. 前記近距離にある無線端末機器と無線信号の送受信を行う場合、前記ホットスポットと無線信号の送受信を行う場合に比べて、送信する無線信号の出力電力レベルを低下させることを特徴とする請求項1に記載の無線端末機器。
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