JP2001285114A - アンテナ共用複数バンド通信機 - Google Patents

アンテナ共用複数バンド通信機

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JP2001285114A
JP2001285114A JP2000089853A JP2000089853A JP2001285114A JP 2001285114 A JP2001285114 A JP 2001285114A JP 2000089853 A JP2000089853 A JP 2000089853A JP 2000089853 A JP2000089853 A JP 2000089853A JP 2001285114 A JP2001285114 A JP 2001285114A
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unit
communication
reception
transmission
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Masatsune Terauchi
真恒 寺内
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主にCDMA−FDD方式のセルラーをアク
セス手段とし、主にSS−TDD方式の無線LANを家
庭内のホームネットワーク手段とした場合のデュアルバ
ンド通信機について、省電力化と高性能化を実現するた
めのアンテナ共用を実現する。 【解決手段】 セルラーの周波数とSS無線LANの周
波数のデュアルバンドアンテナ21a,21bを2本使
用し、CDMAセルラー用のアンテナを送信部25と受
信部29で分離する。無線LAN部27は、ダイバーシ
チを行っているため両アンテナ21a,21bにアンテ
ナ共用器23a,23bを経由して接続する。本アンテ
ナ共用器の役割はセルラーの送受をアンテナ共用するた
めではなく、セルラーの周波数帯と無線LANの周波数
帯をアンテナ共用することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナを共用す
るデュアルバンド通信機等のアンテナ共用複数バンド通
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のデュアルバンド通信機A
の概略ブロック図であり、WCDMA(Wideband Code
Division Multiple Access)方式と、HomeRF方式
(SWAP−CA,Shared Wireless Access Protocol-
Cordless Access)のデュアルバンド通信機Aを示して
いる。図8に示すようにデュアルバンド通信機Aは、W
CDMAアンテナ1とHomeRFアンテナ3の2本の
アンテナが搭載されており、WCDMAアンテナ1は、
LPF(ロー・パス・フィルタ)5aとBPF(バンド
・パス・フィルタ)5bで構成されるWCDMAアンテ
ナ共用器5がWCDMA送信部9とWCDMA受信部1
1で共用される。
【0003】また、HomeRFアンテナ3は、Hom
eRFの通過帯域をもつHomeRFBPF(バンド・
パス・フィルタ)7を経由してHomeRF無線部13
に接続されている。
【0004】そして、通信時は、WCDMA送信部9と
WCDMA受信部11、HomeRF無線部13が制御
部15で制御されて送受信を行う。
【0005】本例のWCDMAでは、図9のように、W
CDMA送信用の周波数1920MHz〜1980MH
z、WCDMA受信用の周波数2110MHz〜217
0MHzが割り当てられており、分離帯域幅W1は送信
周波数の上限から受信周波数の下限までの130MHz
となる。したがって、WCDMAのLPF5aは図9の
ような特性にして、送信部9の出力が受信部11に回り
込んだり、送信部9のインピーダンス変化による影響を
防ぐ必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、送信周波数の上限と受信周波数の下限の間
隔(分離帯域幅W1)が130MHzしかない。WCD
MA送信部9の送信出力が、アンテナ共用器5を経由し
てWCDMA受信部11に回り込むことを防ぐために
は、本アンテナ共用器5の送信端子と受信端子のアイソ
レーション(2端子間の減衰量)を高めることが必要で
あるが、アイソレーションを高めるためには図9のよう
にアンテナ共用器5の送信周波数帯のフィルタ通過電力
(図9の高さ方向)が減る。すなわち、アンテナ共用器5
の挿入損失が増加し、結果的に、WCDMA送信部9の
送信出力を上げる必要が生じ、消費電流が増えるという
問題があった。
【0007】また、従来技術では、ダイバーシチ受信す
るためには、別途、アンテナを追加する必要があり、部
品の追加による通信機の価格上昇や通信機小型化の妨げ
となっていた。
【0008】本発明は、前記の問題点を解消するためな
にされたものであって、複数バンド通信機、例えば第1
の通信システムを主にCDMA−FDD方式のセルラー
をアクセス手段とし、第2の通信システムを主にSS−
TDD方式の無線LANを家庭内のホームネットワーク
手段とした場合の省電力化と高性能化を実現するアンテ
ナ共用デュアルバンド通信機を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、次の構成を有する。本発明の第1の要旨
は、通信周波数の異なる第1の通信システムと第2の通
信システムとの通信を可能とする第1アンテナと、第1
の通信システムとの通信を可能とする第2アンテナとを
有するアンテナ共用複数バンド通信機において、第1の
通信システムでの送信データを形成する第1送信部と、
第1の通信システムでの受信データを復調する第1受信
部と、第2の通信システムでの通信を行う通信部と、を
有し、第1送信部と第1受信部間の分離帯域幅よりも、
第1送信部と通信部間の分離帯域幅が大きく、且つ、第
1アンテナを第1送信部と通信部が共有し、第2アンテ
ナを第1受信部が使用することを特徴とするアンテナ共
用複数バンド通信機にある。
【0010】本発明の第2の要旨は、通信周波数の異な
る第1の通信システムと第2の通信システムとの通信を
可能とする第1アンテナと第2アンテナとを有する複数
バンド通信機において、第1の通信システムでの送信デ
ータを形成する第1送信部と、第1の通信システムでの
受信データを復調する第1受信部と、第2の通信システ
ムでの通信を行う通信部と、を有し、第1送信部と第1
受信部間の分離帯域幅よりも、第1送信部と通信部間の
分離帯域幅が大きく、第1アンテナを第1送信部と通信
部が共有し、第2アンテナを第1受信部と通信部が共有
することを特徴とする複数バンド通信機にある。
【0011】本発明の第1及び2の要旨によれば、第1
送信部と第1受信部間の分離帯域幅よりも、第1送信部
と通信部間の分離帯域幅が大きく、且つ、第1の通信シ
ステムの第1送信部と第1受信部を第1アンテナと、第
2アンテナ又は第2アンテナに分離することでアンテナ
共用による挿入損失を減らし、第1送信部の出力電力を
控えることで省電力化が可能となる。
【0012】本発明の第3の要旨は、通信部は第1アン
テナと第2アンテナの両アンテナを用いて受信可能であ
ることを特徴とする要旨2に記載の複数バンド通信機に
ある。
【0013】本発明の第4の要旨は、第1アンテナと第
2アンテナは、アンテナ切換部を介して第1送信部、第
1受信部、及び通信部との接続関係を変更可能とするこ
とを特徴とする要旨2又は3に記載の複数バンド通信機
にある。
【0014】本発明の第3及び4の要旨によれば、通信
部は第1アンテナと第2アンテナのうち、受信状態の良
いアンテナを用いて受信可能となり、アンテナ数を増や
すことなくダイバーシチ受信に対応できる。
【0015】本発明の第5の要旨は、第1の通信システ
ムの通信データを第2の通信システムの通信データに、
或は第2の通信システムの通信データを第1の通信シス
テムの通信データに変換する制御部を設けたことを特徴
とする要旨1から4のいずれかに記載の複数バンド通信
機にある。
【0016】本発明の第5の要旨によれば、複数バンド
通信機にいわゆるゲートウェイ機能を有することとな
り、幅広い通信が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1に示すように本発明の第
1の実施形態に係るデュアルバンド通信機Bは、携帯電
話、自動車電話、PHS等の通信システムに対応するセ
ルラーの周波数とSS無線LANや屋内コードレス電話
等の周波数のデュアルバンドアンテナ21a,21bを
2本を使用し、アンテナ21a,21bをCDMAセル
ラー用の送信部25と受信部29用に分離する。本無線
LAN部27では、ダイバーシチを行っているため両ア
ンテナ21a,21bがアンテナ共用器23a,23b
を経由して接続されている。
【0018】本アンテナ共用器23a,23bの役割は
セルラーの送受をアンテナ共用するためではなく、セル
ラーの周波数帯と無線LANの周波数帯をアンテナ共用
することになる。一般的に、FDD方式のセルラーの送
信帯と受信帯を分離している分離帯域幅は10MHz〜
100MHz程度である。これに対して、一般的に、異
なるシステムであるセルラーと無線LANの分離帯域幅
は広い。セルラーは、800MHz帯、900MHz
帯、1.5GHz帯、1.8GHz帯、1.9GHz
帯、2GHz帯等が使用されているのに対し、無線LA
Nでは、2.4GHz帯や5GHz以上の周波数が使用
されているため、少なくとも300MHz以上の分離帯
域幅であり、セルラーの送信帯と受信帯の分離帯域幅に
比べて広い。従って、アンテナ共用器23a,23bの
分離帯域幅を広く取ることが出来る。分離帯域幅が広い
ということは、フィルタの等価的なインダクタンスやキ
ャパシタンスの次数が少なくなり、通過帯域の挿入損失
が減少する。また、実際には、次数の低減によりフィル
タ素子の寄生抵抗も減るために、さらなる挿入損失の減
少の可能性がある。この結果として、セルラー送信部2
5の送信出力を下げることが出来、省電力化を可能とす
るとともに、アンテナ数を増やすことなく無線LANを
ダイバーシチに対応できる。尚、異なるシステムとして
セルラーと無線LANを用いて説明したがそれに限定す
るものではなく、第1の送受信通信システムの送信帯と
受信帯の分離帯域幅に較べて、第2の通信システムの送
信帯、及び/又は、受信帯と前記第1の送受信通信シス
テムの送信帯又は受信帯との分離帯域幅が広く設けるこ
とのできる通信システムにおいて有効となる。
【0019】以下、より詳細な実施の形態について説明
する。図2は、本発明の第2の実施形態に係るデュアル
バンド通信機Cのブロック図であり、図1に示したセル
ラーをWCDMA、無線LANをHomeRFとしたも
のである。尚、前記実施形態と同一構成には同一符号を
付して説明を省略する。WCDMAでは、図3のよう
に、送信の周波数1920MHz〜1980MHz、受
信の周波数2110MHz〜2170MHzが割り当て
られており、送信と受信の分離帯域幅VW1は130M
Hzである。また、HomeRF送受信は、送信と受信
を同じ周波数である2400MHz〜2483.5MH
zを使用している。
【0020】図2のデュアルバンド通信では、WCDM
Aの送信部33と受信部37は、それぞれ、アンテナ共
用器23a,23bに分かれている。
【0021】図2を参照しつつ本実施形態でのWCDM
Aの受信動作を、各構成の説明を兼ねて説明する。アン
テナ21aから入力された信号は、BPF(バンドパス
フィルタ)23bにより希望波以外の周波数をフィルタ
し、WCDMA受信部37に入力される。制御部39の
電源部39fから電源供給されて動作する受信部37で
は、微弱である受信信号を増幅部37aで増幅し、周波
数変換・復調部37bにてベースバンド信号に変換され
る。前記ベースバンド信号は、制御部39のWCDMA
ベースバンド処理部39bによりデジタル復号化され、
WCDMA通信制御部39cによって中央処理部39a
に受信したデータ内容が伝達されることで受信を実現し
ている。
【0022】次に、WCDMAの送信動作を説明する。
制御部39の中央処理部39aが送信データをWCDM
A通信制御部39cに受け渡すと、WCDMA通信制御
部39cはデータをWCDMAベースバンド処理部39
bでベースバンド信号に変換してWCDMA送信部33
へ受け渡すように制御を行う。電源部39fから電源供
給されて動作するWCDMA送信部33では、入力され
たベースバンド信号を変調・周波数変換部33aにて高
周波信号に変換し増幅部33bにて電力増幅を行い、ア
ンテナ共用器23aへ受け渡す。
【0023】HomeRF無線部35とWCDMA送信
部33の2つの通信部を一つのアンテナ21aで共用し
ているアンテナ共用器23aは、LPF(ロー・パス・
フィルタ)24aとBPF(バンド・パス・フィルタ)
24bを具備しており、WCDMA送信部33からの入
力信号はLPF24aによってノイズや高調波成分など
の不要波をフィルタしてアンテナ21aから放射され
る。
【0024】次に、本実施形態でのHomeRF部35
の送受信は、アンテナ21aがアンテナ共有器23aの
BPF24bを経由してHomeRF無線部35の切換
スイッチ35aと接続されており、前記スイッチ35a
は制御部39のHomeRF通信知御部39eによりス
イッチ切換制御信号X1によりスイッチの切り換えが制
御される。
【0025】上記スイッチ35aの切り替え制御によ
り、HomeRFの送受信が切り替えられ、受信時に
は、増幅部35dと周波数変換・復調部35eにてベー
スバンド信号をHomeRFベースバンド処理部39d
に出力し、送信時は、HomeRFベースバンド処理部
39dから変調・周波数変換部35cと増幅部35bに
て高周波信号に変換される。前記HomeRFベースバ
ンド処理部39dは、送受信波をデジタル符号化、複合
化し、送受信データを中央処理部39aに伝えたり受け
取ったりする。
【0026】本通信機Cの場合、アンテナ共用器23a
の分離帯域幅は、図3のようにHomeRFの最低送受
信周波数2400MHzからWCDMAの最大送信周波
数1980MHzをひいた値である分離帯域幅W2が4
20MHzと、従来技術による分離帯域幅W1である1
30MHzに比べて広い。したがって、図3に示すよう
に、WCDMA送信帯域での通過電力(図3の高さ方向)
が図9の通過電力に較べて高くなる(挿入損失は小さく
なる)。
【0027】WCDMAのアンテナ出力を250[mW]
で、従来技術によるアンテナ共用器13での挿入損失が
電力比1/2、本願の技術によるアンテナ共用器3での
挿入損失が電力比1/4とすると、従来例のパワーアン
プでは500[mW]の出力が必要になるのに対し、本願
の技術では約333[mW]の出力で済むため、WCDM
A送信部33の消費電力が節約できる。
【0028】次に、HomeRF無線部にダイバーシチ
機能を持たせるデュアルバンド通信機Dを、図5を参照
しつつ本発明の第3の実施形態として説明する。尚、同
一構成には同一符号を付して説明を省略する。
【0029】図5に示すように、WCDMAの送信部3
3と受信部37が、それぞれ、同一の構成のアンテナ共
用器23aとアンテナ共用器23cに分かれている。
【0030】本実施形態では上記第2実施形態の構成に
加えて、HomeRFの送受信部35Bの受信側の増幅
部35dの入力側に切り換えスイッチ35fを設けてい
る。切り換えスイッチ35fは入力端子の一方がスイッ
チ35aの出力側端子に接続され、入力端子の他方がア
ンテナ共用器23cのLPF24aに接続されている。
HomeRF無線部25Bの受信部では、スイッチ35
aとスイッチ35fを経由したアンテナ共用器23a
と、スイッチ35fを経由したアンテナ共用器23cの
両方に選択的に接続可能とすることで、HomeRF無
線部25Bの受信動作をアンテナ21aおよびアンテナ
21bのどちらでも可能となる。
【0031】WCDMAの送受信およびHomeRF送
信の動作は前記第1の実施形態と同様であるが、Hom
eRF受信ではHomeRF通信制御部39eがスイッ
チ切換信号X2にてスイッチ48eを切り替えること
で、アンテナ31だけでなく、アンテナ32からの受信
も可能となる。
【0032】図6は、第4の実施形態に係るデュアルバ
ンド通信機Eのブロック図を示しており、前記第3の実
施の形態のデュアルバンド通信機Dに対してアンテナ2
1a,21bとアンテナ共用器23a,23cの間にア
ンテナ切換スイッチ41を加え、アンテナ共用器23a
およびアンテナ共用器23cがそれぞれアンテナ21a
およびアンテナ21bのいずれにも選択的に接続可能と
するものである。そして、アンテナ切換スイッチ41の
切り換え制御のために、WCDMA通信制御部39cお
よびHomeRF通信制御部39eからのデータに基づ
き切り換え信号をアンテナ切換スイッチ41に送りアン
テナ制御部39gを制御部39Bに設けている。
【0033】受信動作は、WCDMA通信制御部39c
およびHomeRF通信制御部39eから発せられるア
ンテナ切換の指示によりアンテナ制御部39gがアンテ
ナ切換スイッチ41を切換え、アンテナ21aまたはア
ンテナ21bに入力された信号が、アンテナ共用器23
aもしくはアンテナ共用器23cに入力され、以降、前
記第3の実施形態と同様に動作する。
【0034】送信動作は、アンテナ制御部39gにより
アンテナ切換スイッチ41がいづれかのアンテナに切換
えられ、アンテナ21aまたはアンテナ21bから出力
された高周波信号がアンテナ21aまたはアンテナ21
bのいずれかより、放出される。なお、本第4の実施形
態に係るデュアルバンド通信方式は送信と受信で異なる
周波数を用いるFDD方式でかつ、送信と受信がバース
ト的に行われスイッチの切換の際に送信や受信が中断可
能な方式の場合に限り適応可能である。
【0035】次に、前記第3,第4の実施形態に係るデ
ュアルバンド通信機D,Eをダイバーシチ受信に用いる
場合について説明する。前記第3の実施の形態に係るデ
ュアルバンド通信機Dでダイバーシチ受信を行う場合に
は、図5において、HomeRF受信時にHomeRF
ベースバンド処理部39dに入力されるベースバンド信
号の信号レベルをHomeRF通信制御部39eに伝え
る、又はベースバンド信号の信号レベルとノイズレベル
をHomeRF通信制御部39eに伝える、あるいは通
信制御部39eにおいて受信誤り率を計算する等の方法
によりアンテナ21aとアンテナ21bでの受信品質を
測定し、受信品質の高いアンテナを選択することで可能
となる。
【0036】また、前記第3の実施の形態に係るデュア
ルバンド通信機Eでダイバーシチ受信を行う場合には、
図6において、WCDMAおよびHomeRF受信時に
ベースバンド処理部39b,39dに入力されるベース
バンド信号の信号レベルを通信制御部39c,39eに
伝える、又はベースバンド信号の信号レベルとノイズレ
ベルを通信制御部39c,39eに伝える、あるいは通
信制御部39c,39eにおいて受信誤り率を計算する
等の方法によりアンテナ21aとアンテナ21bでの受
信品質を測定し、受信品質の高いアンテナを選択する。
以上により第3,第4の実施の形態に係るデュアルバン
ド通信機において、アンテナの本数を増やすことなくダ
イバ−シチ受信することが可能となる。
【0037】図7は、第5の実施形態に係るデュアルバ
ンド通信機Fのブロック図を示しており、WCDMAと
HomeRFによるホームゲートウェイを可能とするも
のである。尚、図7は前記第3の実施の形態におけるア
ンテナ共用方式を例にホームゲートウェイのブロック図
を示している。尚、前記構成と同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。
【0038】本実施形態では、制御部39の中央処理部
39aにメモリ部43、マイコン部45、及びルータ部
47を具備し、該マイコン部45にユーザーインターフ
ェイス49が接続されている。前記ルータ部47は、W
CDMA通信制御部39cやHomeRF通信制御部3
9eから受け取ったデータを、内容に応じてマイコン部
45、WCDMA通信制御部39c、HomeRF通信
制御部39eに伝えるルーティング機能を有する。前記
マイコン部45は、ルータ部47や、ルータ部47を経
由した各通信制御部39c、39e、ユーザインターフ
ェース部49を管理する機能を有する。また、メモリ部
43は、マイコン部45が動作するための手順、各種設
定値、送受信データ等を格納する機能を有する。
【0039】HomeRFで接続された携帯端末から本
ホームゲートウェイを経由してインターネットをアクセ
スする手順の概略を説明する。ユーザはあらかじめユー
ザインターフェース部49を用いて、HomeRFの送
受信信号をWCDMAにルーティングされるように設定
する。前記設定はマイコン部45によってメモリ部43
に記録される。
【0040】HomeRFで接続された携帯端末がイン
ターネットヘデータを送信する場合、本ホームゲートウ
ェイのアンテナ21aもしくはアンテナ21bに送信デ
ータを含む高周波信号が入力される。本信号はアンテナ
共用器23aおよびアンテナ共用器23cを経由してH
omeRF無線部35Bで復調され、HomeRFベー
スバンド処理部39dを経由し、HomeRF通信制御
部39eにて複合化されルータ部47に入力される。
【0041】マイコン部45は,メモリ部43に記録さ
れた情報に従って、ユ−ザがあらかじめ設定しておいた
通り、HomeRFで受信したデータをWCDMAに創
出するようにルータ部47を制御する。したがって、受
信データはルータ部47を通って、WCDMA通信制御
部39cに渡され、WCDMAベースバンド処理部39
bでベースバンド信号に変換され、WCDMA送信部3
3で高周波信号となり、アンテナ共用器23aを通りア
ンテナ21aから放射されWCDMA網を通してインタ
ーネットヘ送信される。
【0042】携帯端末の受信の場合は、WCDMA網か
らのデータがアンテナ21b、アシテナ共用器23cを
経由してWCDMA受信部37でベースバンド信号に変
換され、WCDMAベースバンド処理部39b、WCD
MA通信制御部39cを経由してルータ部47にデータ
が伝えられ、あらかじめユーザが登録したメモリ部43
内の設定に従って、受信データはHomeRF通信制御
部39eに送られ、HomeRFベースバンド処理部3
9dでベースバンド信号に変換され、HomeRF無線
部35Bで高周波信号に変換され、アンテナ共用器23
aを経由しアンテナ21aから放射され、携帯端末が本
データを受信することでインターネットの受信動作が行
われる。
【0043】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の要旨により
アンテナ共用による挿入損失が低減でき、第1の送信部
の送信出力を下げることが出来、消費電力を下げること
が可能となる。また、消費電力が減少するため、バッテ
リー駆動の場合のバッテリー寿命がのびる。また、電源
のインピーダンス及び入力電圧が一定すると消費電力の
低減により電圧降下が減少するために通信機内部の雑音
レベルを低減することができ、結果的に、送信雑音や受
信感度の向上が図れる。さらに、送信部内のパワーアン
プの最大出力が低減するために最大出力がパワーアンプ
のより線形な領域に移行できるため、送信スプリアスが
減少する。また、アンテナ本数を増やすこと無く無線L
AN部をダイバーシチ受信に対応することが出来、ダイ
バーシチ受信による無線LAN部等の第2通信システム
の受信性能を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るアンテナ共用方
式を用いたデュアルバンド通信機Bの概略ブロック図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るアンテナ共用方
式を用いたデュアルバンド通信機Cの概略ブロック図で
ある。
【図3】WCDMAおよびHomeRFの周波数マップ
である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るアンテナ共用器
方式を用いた場合のフィルタ特性の説明図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るアンテナ共用方
式を用いたデュアルバンド通信機Dの概略ブロック図で
ある。
【図6】本発明の第4の実施形態に係るアンテナ共用方
式を用いたデュアルバンド通信機Eの概略ブロック図で
ある。
【図7】本発明の第5の実施形態に係るアンテナ共用方
式を用いたデュアルバンド通信機Fの概略ブロック図で
ある。
【図8】従来のデュアルバンド通信機Aの概略ブロック
図である。
【図9】従来のアンテナ共用方式を用いたデュアルバン
ド通信機Aのフィルタ特性の説明図である。
【符号の説明】
21a,21b アンテナ 23a,23c アンテナ共用器 24a LPF 24b BPF 25 セルラー送信部 27 無線LAN部 29 セルラー受信部 31,39,39B 制御部 W1,W2 分離帯域幅 33 WCDMA送信部 35,35B HomeRF無線部 37 WCDMA受信部 41 アンテナ切換器 43 メモリ部 45 マイコン部 47 ルータ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信周波数の異なる第1の通信システム
    と第2の通信システムとの通信を可能とする第1アンテ
    ナと、第1の通信システムとの通信を可能とする第2ア
    ンテナと、を有するアンテナ共用複数バンド通信機にお
    いて、 第1の通信システムでの送信データを形成する第1送信
    部と、 第1の通信システムでの受信データを復調する第1受信
    部と、 第2の通信システムでの通信を行う通信部と、を有し、 前記第1送信部と第1受信部間の分離帯域幅よりも、第
    1送信部と通信部間の分離帯域幅が大きく、 前記第1アンテナを第1送信部と通信部が共有し、前記
    第2アンテナを第1受信部が使用することを特徴とする
    アンテナ共用複数バンド通信機。
  2. 【請求項2】 通信周波数の異なる第1の通信システム
    と第2の通信システムとの通信を可能とする第1アンテ
    ナと第2アンテナと、を有するアンテナ共用複数バンド
    通信機において、 第1の通信システムでの送信データを形成する第1送信
    部と、 第1の通信システムでの受信データを復調する第1受信
    部と、 第2の通信システムでの通信を行う通信部と、を有し、 前記第1送信部と第1受信部間の分離帯域幅よりも、第
    1送信部と通信部間の分離帯域幅が大きく、 前記第1アンテナを第1送信部と通信部が共有し、前記
    第2アンテナを第1受信部と通信部が共有することを特
    徴とするアンテナ共用複数バンド通信機。
  3. 【請求項3】 前記通信部は、第1共用アンテナと第2
    共用アンテナの両共用アンテナを用いて受信可能である
    ことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ共用複数バ
    ンド通信機。
  4. 【請求項4】 前記第1共用アンテナと第2共用アンテ
    ナは、アンテナ切換部を介して第1送信部、第1受信
    部、及び通信部との接続関係を変更可能とすることを特
    徴とする請求項2又は3に記載のアンテナ共用複数バン
    ド通信機。
  5. 【請求項5】 前記第1の通信システムの通信データを
    前記第2の通信システムの通信データに、或は第2の通
    信システムの通信データを前記第1の通信システムの通
    信データに変換する制御部を設けたことを特徴とする請
    求項1から4のいずれか1項に記載のアンテナ共用複数
    バンド通信機。
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