JP2005020234A - 携帯電話機 - Google Patents
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Abstract
【課題】通話の際に生じるディスプレイの顔への接触を防ぎ、常にディスプレイを清潔に保てる携帯電話機を提供する。
【解決手段】本体部と、この本体部の前面に配置された表示部と、使用者の音声を入力するマイク部と、通話相手の音声を出力するスピーカー部1と、マイク部およびスピーカー部1の動作を実行させる操作部とを備える携帯電話機において、スピーカー部を本体部の前面方向へスライド自在なスライド部3を設けることにより、ディスプレイ部2の顔への接触を防ぐことができる。また、スピーカー部1の移動に連動する通話スイッチを設けることにより、発信着信の応答・切断を行うことができる。さらに、スピーカー部1のスライド動作に連動してディスプレイ部2の照明のON/OFFを行う切り替え手段を備えてもよい。
【選択図】 図1
【解決手段】本体部と、この本体部の前面に配置された表示部と、使用者の音声を入力するマイク部と、通話相手の音声を出力するスピーカー部1と、マイク部およびスピーカー部1の動作を実行させる操作部とを備える携帯電話機において、スピーカー部を本体部の前面方向へスライド自在なスライド部3を設けることにより、ディスプレイ部2の顔への接触を防ぐことができる。また、スピーカー部1の移動に連動する通話スイッチを設けることにより、発信着信の応答・切断を行うことができる。さらに、スピーカー部1のスライド動作に連動してディスプレイ部2の照明のON/OFFを行う切り替え手段を備えてもよい。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話機に関し、特にスピーカー部がスライド式の携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の携帯電話機は、携帯性、操作性を損なうことなく、液晶表示画面を大きくしてメール、データ等大きな情報量を表示可能とすることによって、使い勝手の良い携帯電話を提供されている。
【0003】
図3は、従来の一例を示す斜視図であって、図3を参照すると、これは本体左右両端に設けられたガイドレール13によって上下にスライドするキーパッド11を備え、通常の音声通話時は、キーパッド11は閉じた状態で使用される。この状態では、液晶表示部12の一部のみが露出しており、電界強度表示、電話番号表示等の音声通話に必要な情報が表示される。また、メール等の文字情報を読む際には、キーパッド11を下方向へスライドさせることによって液晶表示部12の全画面を露出させることができるというものである(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、図4は、別の従来例を示す斜視図であって、図4を参照すると、これはカメラ機能を備えた携帯電話機であって、本体の機能を操作するテンキーなどの操作ボタンを配置した操作面22を有する第1筐体21と、この第1筐体21に摺動可能に装着されて操作面22を覆う閉塞位置と操作面22を露出させる開放位置とに摺動するとともに、閉塞位置で第1筐体21と重なることなく突出する端部にカメラ24を回転可能に軸支して前方および後方を撮影可能に設けた第2筐体23とから成り、本体を第1筐体21および第2筐体23により形成することで、所定の電子部品を十分に配置できる配置スペースを確保するように設けたものである(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−024762号公報
【特許文献2】
特開2002−111835号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したこれら従来の携帯電話機には、スピーカー部とディスプレイ部とがいずれも本体の同一平面上に配置されており、通話する際には殆どの場合、通話者の顔(頬)がディスプレイに接触してしまう。このため、通話終了後にはディスプレイに顔の皮脂や化粧品が付着して汚れ、表示面が不潔になり易いという欠点があった。
【0007】
本発明の目的は、かかる課題に鑑みてなされたもので、通話時において通話者の顔とディスプレイとの接触を回避し、常にディスプレイを清潔に保つことのできる携帯電話機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、本体部と、この本体部の前面に配置された表示部と、使用者の音声を入力するマイク部と、通話相手の音声を出力するスピーカー部と、前記マイク部および前記スピーカー部の動作を実行させる操作部とを備える携帯電話機において、この携帯電話機が前記スピーカー部を含む第1のユニットと、前記表示部,前記マイク部および前記操作部を含む第2のユニットとから成り、かつ前記第1のユニットおよび前記第2のユニットがスライド係合手段により結合してことを特徴とする。
【0009】
スライド係合手段は、第2のユニットに対して第1のユニットを前記第2のユニットの表示面に対して垂直方向にスライド可能であることを特徴とする。
【0010】
スライド係合手段は、第1のユニットのスライド量を一定または任意に設定可能であることを特徴とし、スライド係合手段によるスライド動作をロックするロック手段を備えることを特徴とする。
【0011】
また、第1のユニットのスライド動作に連動して発信・着信の応答および切断を行う第1の切り替え手段を備えてもよく、さらに、第1のユニットのスライド動作に連動して表示部の照明のON/OFFを行う第2の切り替え手段を備えてもよい。
【0012】
このように、本発明は、携帯電話機のスピーカー部をスライドさせることにより、スピーカー部とディスプレイ部を同一平面上から切り離して段差を生じさせることにより、通話時に生じるディスプレイ部への顔(頬)の接触を回避し、表示面への脂汚れ等を防止するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示す図であって、図1を参照すると、本発明の携帯電話機は、電話機の外装を形成する本体前面に受話用のスピーカー部1と、時刻・電話番号等のメモリ内容を表示するディスプレイ部2と、キーパッドおよび送話用のマイク等を備えており、これらの構成およびその機能は従来の携帯電話機と同様であるが、さらに、本発明の携帯電話機では、電話機本体の上部に設けられているスピーカー部1が本体から前面にずれて移動可能なスライド部3を備えている。
【0014】
次に、本実施の形態の動作について図2(a)および図2(b)を参照して説明する。
【0015】
まず、図2(a)は、通常時、すなわち着信待ち受け時の状態を示したものであって、スピーカー部1とディスプレイ部2とが同一平面上にあり、いわゆる一般の従来型の携帯電話機にみられる状態である。
【0016】
続いて、図2(b)は、着信時にスピーカー部1の後部を指で押すことにより、スピーカー部1は本体のスライド部3から押し出された通話時の状態を示したものである。これにより、スピーカー部1の位置がディスプレイ部2よりも前方にスライドしてディスプレイ部2との間に段差が生じる。
【0017】
従って、通話の際にはディスプレイ部2に通話者の顔(頬)が触れることなく通話することができる。そして、通話が終われば、スピーカー部1の位置を元の位置、すなわち、図2(a)に示す状態にすればよい。このスライド量は一定でもよいし、可変にして任意のスライド量に調節可能にしてもよく、また、このスライド動作をロックするロック手段を備えてもよい。
【0018】
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。
【0019】
本実施例では、上述した本発明の携帯電話機に、例えば、発信着信の応答・切断を行う通話スイッチ(図示せず)を設け、この通話スイッチをスピーカー部1のスライド動作に連動して作動するようにしたものである。これによれば、スピーカー部1を本体部から前方向へスライドさせると“発信着信の応答”を行い、また、スピーカー部1を元の状態に戻すと“発信着信の切断”を行うことができる。
【0020】
さらに、本発明の携帯電話機に、スピーカー部1のスライド動作に連動してディスプレイ部2の照明のON/OFFを行う切り替え手段(図示せず)を備えてもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の携帯電話機は、スピーカー部をスライドさせる機能を備えることにより、通話時において通話者の顔(頬)がディスプレイに接触することがなく、ディスプレイの汚れを防げるという効果がある。
【0022】
また、本発明の携帯電話機は、スライド部に通話スイッチを設け、スピーカー部のスライド動作に連動させることで発信着信の応答・切断を行うこともできる。さらに、スピーカー部のスライド動作に連動してディスプレイ部の照明のON/OFFを行うことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図2(a)は本実施例の通常時の状態を示す斜視図であり、図2(b)は本実施例の通話時の状態を示す斜視図である。
【図3】従来の一例を示す斜視図である。
【図4】別の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スピーカー部
2 ディスプレイ部
3 スライド部
11 キーパッド
12 液晶表示部
13 ガイドレール
21 第1筐体
22 操作面
23 第2筐体
24 カメラ
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話機に関し、特にスピーカー部がスライド式の携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の携帯電話機は、携帯性、操作性を損なうことなく、液晶表示画面を大きくしてメール、データ等大きな情報量を表示可能とすることによって、使い勝手の良い携帯電話を提供されている。
【0003】
図3は、従来の一例を示す斜視図であって、図3を参照すると、これは本体左右両端に設けられたガイドレール13によって上下にスライドするキーパッド11を備え、通常の音声通話時は、キーパッド11は閉じた状態で使用される。この状態では、液晶表示部12の一部のみが露出しており、電界強度表示、電話番号表示等の音声通話に必要な情報が表示される。また、メール等の文字情報を読む際には、キーパッド11を下方向へスライドさせることによって液晶表示部12の全画面を露出させることができるというものである(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、図4は、別の従来例を示す斜視図であって、図4を参照すると、これはカメラ機能を備えた携帯電話機であって、本体の機能を操作するテンキーなどの操作ボタンを配置した操作面22を有する第1筐体21と、この第1筐体21に摺動可能に装着されて操作面22を覆う閉塞位置と操作面22を露出させる開放位置とに摺動するとともに、閉塞位置で第1筐体21と重なることなく突出する端部にカメラ24を回転可能に軸支して前方および後方を撮影可能に設けた第2筐体23とから成り、本体を第1筐体21および第2筐体23により形成することで、所定の電子部品を十分に配置できる配置スペースを確保するように設けたものである(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−024762号公報
【特許文献2】
特開2002−111835号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したこれら従来の携帯電話機には、スピーカー部とディスプレイ部とがいずれも本体の同一平面上に配置されており、通話する際には殆どの場合、通話者の顔(頬)がディスプレイに接触してしまう。このため、通話終了後にはディスプレイに顔の皮脂や化粧品が付着して汚れ、表示面が不潔になり易いという欠点があった。
【0007】
本発明の目的は、かかる課題に鑑みてなされたもので、通話時において通話者の顔とディスプレイとの接触を回避し、常にディスプレイを清潔に保つことのできる携帯電話機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、本体部と、この本体部の前面に配置された表示部と、使用者の音声を入力するマイク部と、通話相手の音声を出力するスピーカー部と、前記マイク部および前記スピーカー部の動作を実行させる操作部とを備える携帯電話機において、この携帯電話機が前記スピーカー部を含む第1のユニットと、前記表示部,前記マイク部および前記操作部を含む第2のユニットとから成り、かつ前記第1のユニットおよび前記第2のユニットがスライド係合手段により結合してことを特徴とする。
【0009】
スライド係合手段は、第2のユニットに対して第1のユニットを前記第2のユニットの表示面に対して垂直方向にスライド可能であることを特徴とする。
【0010】
スライド係合手段は、第1のユニットのスライド量を一定または任意に設定可能であることを特徴とし、スライド係合手段によるスライド動作をロックするロック手段を備えることを特徴とする。
【0011】
また、第1のユニットのスライド動作に連動して発信・着信の応答および切断を行う第1の切り替え手段を備えてもよく、さらに、第1のユニットのスライド動作に連動して表示部の照明のON/OFFを行う第2の切り替え手段を備えてもよい。
【0012】
このように、本発明は、携帯電話機のスピーカー部をスライドさせることにより、スピーカー部とディスプレイ部を同一平面上から切り離して段差を生じさせることにより、通話時に生じるディスプレイ部への顔(頬)の接触を回避し、表示面への脂汚れ等を防止するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示す図であって、図1を参照すると、本発明の携帯電話機は、電話機の外装を形成する本体前面に受話用のスピーカー部1と、時刻・電話番号等のメモリ内容を表示するディスプレイ部2と、キーパッドおよび送話用のマイク等を備えており、これらの構成およびその機能は従来の携帯電話機と同様であるが、さらに、本発明の携帯電話機では、電話機本体の上部に設けられているスピーカー部1が本体から前面にずれて移動可能なスライド部3を備えている。
【0014】
次に、本実施の形態の動作について図2(a)および図2(b)を参照して説明する。
【0015】
まず、図2(a)は、通常時、すなわち着信待ち受け時の状態を示したものであって、スピーカー部1とディスプレイ部2とが同一平面上にあり、いわゆる一般の従来型の携帯電話機にみられる状態である。
【0016】
続いて、図2(b)は、着信時にスピーカー部1の後部を指で押すことにより、スピーカー部1は本体のスライド部3から押し出された通話時の状態を示したものである。これにより、スピーカー部1の位置がディスプレイ部2よりも前方にスライドしてディスプレイ部2との間に段差が生じる。
【0017】
従って、通話の際にはディスプレイ部2に通話者の顔(頬)が触れることなく通話することができる。そして、通話が終われば、スピーカー部1の位置を元の位置、すなわち、図2(a)に示す状態にすればよい。このスライド量は一定でもよいし、可変にして任意のスライド量に調節可能にしてもよく、また、このスライド動作をロックするロック手段を備えてもよい。
【0018】
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。
【0019】
本実施例では、上述した本発明の携帯電話機に、例えば、発信着信の応答・切断を行う通話スイッチ(図示せず)を設け、この通話スイッチをスピーカー部1のスライド動作に連動して作動するようにしたものである。これによれば、スピーカー部1を本体部から前方向へスライドさせると“発信着信の応答”を行い、また、スピーカー部1を元の状態に戻すと“発信着信の切断”を行うことができる。
【0020】
さらに、本発明の携帯電話機に、スピーカー部1のスライド動作に連動してディスプレイ部2の照明のON/OFFを行う切り替え手段(図示せず)を備えてもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の携帯電話機は、スピーカー部をスライドさせる機能を備えることにより、通話時において通話者の顔(頬)がディスプレイに接触することがなく、ディスプレイの汚れを防げるという効果がある。
【0022】
また、本発明の携帯電話機は、スライド部に通話スイッチを設け、スピーカー部のスライド動作に連動させることで発信着信の応答・切断を行うこともできる。さらに、スピーカー部のスライド動作に連動してディスプレイ部の照明のON/OFFを行うことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図2(a)は本実施例の通常時の状態を示す斜視図であり、図2(b)は本実施例の通話時の状態を示す斜視図である。
【図3】従来の一例を示す斜視図である。
【図4】別の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スピーカー部
2 ディスプレイ部
3 スライド部
11 キーパッド
12 液晶表示部
13 ガイドレール
21 第1筐体
22 操作面
23 第2筐体
24 カメラ
Claims (6)
- 本体部と、この本体部の前面に配置された表示部と、使用者の音声を入力するマイク部と、通話相手の音声を出力するスピーカー部と、前記マイク部および前記スピーカー部の動作を実行させる操作部とを備える携帯電話機において、
前記携帯電話機が、前記スピーカー部を含む第1のユニットと、前記表示部,前記マイク部および前記操作部を含む第2のユニットとから成り、かつ前記第1のユニットおよび前記第2のユニットがスライド係合手段により結合してことを特徴とする携帯電話機。 - スライド係合手段は、第2のユニットに対して第1のユニットを前記第2のユニットの表示面に対して垂直方向にスライド可能であることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
- スライド係合手段は、第1のユニットのスライド量を一定または任意に設定可能であることを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機。
- スライド係合手段によるスライド動作をロックするロック手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の携帯電話機。
- 第1のユニットのスライド動作に連動して発信・着信の応答および切断を行う第1の切り替え手段を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の携帯電話機。
- 第1のユニットのスライド動作に連動して表示部の照明のON/OFFを行う第2の切り替え手段を備えることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003180652A JP2005020234A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003180652A JP2005020234A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005020234A true JP2005020234A (ja) | 2005-01-20 |
Family
ID=34181579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003180652A Withdrawn JP2005020234A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005020234A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100994078B1 (ko) | 2009-05-08 | 2010-11-12 | (주)엔스퍼트 | 음향확대구조를 갖는 통화단말 |
JP2016181911A (ja) * | 2016-05-16 | 2016-10-13 | 株式会社ファインウェル | 対話機器 |
US9980024B2 (en) | 2011-02-25 | 2018-05-22 | Rohm Co., Ltd. | Hearing system and finger ring for the hearing system |
US10013862B2 (en) | 2014-08-20 | 2018-07-03 | Rohm Co., Ltd. | Watching system, watching detection device, and watching notification device |
US10075574B2 (en) | 2013-08-23 | 2018-09-11 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
US10079925B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-09-18 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
US10103766B2 (en) | 2013-10-24 | 2018-10-16 | Rohm Co., Ltd. | Wristband-type handset and wristband-type alerting device |
US10158947B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-12-18 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone utilizing cartilage conduction |
US10356231B2 (en) | 2014-12-18 | 2019-07-16 | Finewell Co., Ltd. | Cartilage conduction hearing device using an electromagnetic vibration unit, and electromagnetic vibration unit |
US10778824B2 (en) | 2016-01-19 | 2020-09-15 | Finewell Co., Ltd. | Pen-type handset |
US10779075B2 (en) | 2010-12-27 | 2020-09-15 | Finewell Co., Ltd. | Incoming/outgoing-talk unit and incoming-talk unit |
US10795321B2 (en) | 2015-09-16 | 2020-10-06 | Finewell Co., Ltd. | Wrist watch with hearing function |
US10967521B2 (en) | 2015-07-15 | 2021-04-06 | Finewell Co., Ltd. | Robot and robot system |
US11526033B2 (en) | 2018-09-28 | 2022-12-13 | Finewell Co., Ltd. | Hearing device |
-
2003
- 2003-06-25 JP JP2003180652A patent/JP2005020234A/ja not_active Withdrawn
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100994078B1 (ko) | 2009-05-08 | 2010-11-12 | (주)엔스퍼트 | 음향확대구조를 갖는 통화단말 |
US10779075B2 (en) | 2010-12-27 | 2020-09-15 | Finewell Co., Ltd. | Incoming/outgoing-talk unit and incoming-talk unit |
US9980024B2 (en) | 2011-02-25 | 2018-05-22 | Rohm Co., Ltd. | Hearing system and finger ring for the hearing system |
US10079925B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-09-18 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
US10158947B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-12-18 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone utilizing cartilage conduction |
US10778823B2 (en) | 2012-01-20 | 2020-09-15 | Finewell Co., Ltd. | Mobile telephone and cartilage-conduction vibration source device |
US10506343B2 (en) | 2012-06-29 | 2019-12-10 | Finewell Co., Ltd. | Earphone having vibration conductor which conducts vibration, and stereo earphone including the same |
US10834506B2 (en) | 2012-06-29 | 2020-11-10 | Finewell Co., Ltd. | Stereo earphone |
US10075574B2 (en) | 2013-08-23 | 2018-09-11 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
US10237382B2 (en) | 2013-08-23 | 2019-03-19 | Finewell Co., Ltd. | Mobile telephone |
US10103766B2 (en) | 2013-10-24 | 2018-10-16 | Rohm Co., Ltd. | Wristband-type handset and wristband-type alerting device |
US10380864B2 (en) | 2014-08-20 | 2019-08-13 | Finewell Co., Ltd. | Watching system, watching detection device, and watching notification device |
US10013862B2 (en) | 2014-08-20 | 2018-07-03 | Rohm Co., Ltd. | Watching system, watching detection device, and watching notification device |
US10356231B2 (en) | 2014-12-18 | 2019-07-16 | Finewell Co., Ltd. | Cartilage conduction hearing device using an electromagnetic vibration unit, and electromagnetic vibration unit |
US10848607B2 (en) | 2014-12-18 | 2020-11-24 | Finewell Co., Ltd. | Cycling hearing device and bicycle system |
US11601538B2 (en) | 2014-12-18 | 2023-03-07 | Finewell Co., Ltd. | Headset having right- and left-ear sound output units with through-holes formed therein |
US10967521B2 (en) | 2015-07-15 | 2021-04-06 | Finewell Co., Ltd. | Robot and robot system |
US10795321B2 (en) | 2015-09-16 | 2020-10-06 | Finewell Co., Ltd. | Wrist watch with hearing function |
US10778824B2 (en) | 2016-01-19 | 2020-09-15 | Finewell Co., Ltd. | Pen-type handset |
JP2016181911A (ja) * | 2016-05-16 | 2016-10-13 | 株式会社ファインウェル | 対話機器 |
US11526033B2 (en) | 2018-09-28 | 2022-12-13 | Finewell Co., Ltd. | Hearing device |
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