JP2005018582A - 車内販売システム - Google Patents
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Abstract
【課題】乗客が注文した車内販売商品の在庫がない場合にも、確実に商品を乗客の希望する時期に渡すことができるようにする。
【解決手段】乗客が乗客用注文端末11を用いて商品を注文し、その注文情報が必要時期情報と共に車上管理装置13に送信される。車上管理装置13は車内在庫の有無を調べ、在庫があれば、販売サービス員が持つサービス用携帯端末12に通知し、販売サービス員は商品収納室14から商品を出庫して座席まで届ける。車内在庫がない場合で、必要時期が直ぐの場合は販売不成立とする。車内在庫がなくかつ必要時期が降車後の場合は、地上管理装置21に商品の手配を要求する。地上管理装置21は、降車駅の最寄りの配送センターに対して商品の配送を手配する。車内在庫がなくかつ必要時期が降車まで間に合う場合は、地上在庫の有無を調べ、在庫があればその商品の仕入れ可能な駅を調べて仕入れを行う。
【選択図】 図1
【解決手段】乗客が乗客用注文端末11を用いて商品を注文し、その注文情報が必要時期情報と共に車上管理装置13に送信される。車上管理装置13は車内在庫の有無を調べ、在庫があれば、販売サービス員が持つサービス用携帯端末12に通知し、販売サービス員は商品収納室14から商品を出庫して座席まで届ける。車内在庫がない場合で、必要時期が直ぐの場合は販売不成立とする。車内在庫がなくかつ必要時期が降車後の場合は、地上管理装置21に商品の手配を要求する。地上管理装置21は、降車駅の最寄りの配送センターに対して商品の配送を手配する。車内在庫がなくかつ必要時期が降車まで間に合う場合は、地上在庫の有無を調べ、在庫があればその商品の仕入れ可能な駅を調べて仕入れを行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、列車内で商品の販売を行うために利用される車内販売システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
列車内において物品を販売する車内販売システムとして、従来より、乗客が座席から携帯端末を用いて車内ホストに対して希望する商品を注文し、販売員が商品を座席まで届けるようにしたものがある(例えば、特許文献1)。
また、指定席券を買った乗客が予め携帯端末から指定席情報と希望する商品の注文情報を販売センターに伝えておくことにより、販売側で商品を用意しておき、当該列車の指定座席で乗客に商品を渡すようにしたものがある(例えば、特許文献2)。
また、乗客が座席に設置されたユーザ端末から車内販売センターに商品を注文することで販売員が商品を座席まで届けると共に、商品の車内在庫が少なくなったとき、車内販売センターが地上の中央管理センターに補充を要求することにより、その列車の所定の停車駅に商品を配送しておくようにしたものがある(例えば、特許文献3)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−89355号公報
【特許文献2】
特開2002−49667号公報
【特許文献3】
特開2001−338343号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1、2、3に示されたものは、特に商品の在庫がない場合に適切に補充を手配して乗客が希望する時期に確実に商品を渡すことが十分にできないという問題があった。
【0005】
本発明は上記の問題を解決するためのもので、在庫がない場合にも乗客が注文した商品をその乗客が希望する時期に確実に渡すことのできる車内販売システムを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明による車内販売システムは、列車内に設けられ車内販売する商品を格納する商品格納手段と、乗客からの商品の注文をその商品の希望受け取り時期情報と共に受け付ける注文受付手段と、注文受付手段が受け付けた商品の商品格納手段における在庫の状態を検出する在庫検出手段と、
商品格納手段に商品の在庫が無いことを在庫検出手段が検出したときその商品の補充が間に合うか否かを希望受け取り時期に基づいて判断する判断手段と、商品の補充が間に合うことを判断手段が判断したとき商品の補充配送を手配する配送手配手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明による車内販売システムは、車内販売する商品の販売量を走行する列車の乗車区間毎に予測する予測手段と、予測手段が予測した販売量に応じて商品の仕入れ数を決定する仕入れ数決定手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明による車内販売システムは、列車内に設けられ車内販売する商品を格納する商品格納手段と、乗客からの商品の注文をその商品の希望受け取り時期情報と共に受け付ける注文受付手段と、注文受付手段が受け付けた商品の商品格納手段における在庫の状態を検出する在庫検出手段と、商品格納手段に前記商品の在庫が無いことを在庫検出手段が検出したときその商品の補充が間に合うか否かを希望受け取り時期に基づいて判断する判断手段と、商品の補充が間に合うことを判断手段が判断したとき商品の補充配送を手配する配送手配手段と、商品の販売量を走行する列車の乗車区間毎に予測する予測手段と、予測手段が予測した販売量に応じて商品の仕入れ数を決定する仕入れ数決定手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0009】
本発明による車内販売システムによれば、在庫検出手段は、注文受付手段が受け付けた商品の商品格納手段における在庫の有無を検出し、在庫が無い場合は、判断手段が商品の希望受け取り時期に基づいてその商品の補充が間に合うか否かを判断し、間に合う場合は、配送手配手段が商品の補充配送を手配するので、車内に在庫がない場合でも乗客は希望時期に受け取ることができる。
【0010】
また、本発明による車内販売システムによれば、予測手段は、列車の乗車区間毎に車内販売する商品の販売量を予測し、仕入れ数決定手段は、予測された販売量に応じて商品の仕入れ数を決定するので、無駄な仕入れをなくすことができる。
【0011】
また、本発明による車内販売システムによれば、在庫検出手段は、注文受付手段が受け付けた商品の商品格納手段における在庫の有無を検出し、在庫が無い場合は判断手段が商品の希望受け取り時期に基づいてその商品の補充が間に合うか否かを判断し、間に合う場合は、配送手配手段が商品の補充配送を手配すると共に、予測手段は、列車の乗車区間毎に商品の販売量を予測し、仕入れ数決定手段は、予測された販売量に応じて商品の仕入れ数を決定するので、車内に在庫がない場合でも、乗客は希望時期に商品を受け取ることができると共に、無駄な仕入れをなくすことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態による車内販売システムを示すブロック図である。
図1において、10は列車で、車内を全体として示す。20は列車10と通信する地上装置である。
【0013】
列車10において、11は乗客用注文端末で、例えば各座席の前の座席の背もたれ等にそれぞれ設置されていて、各乗客が車内販売商品を注文するときに使用できるようになされている。12は列車に乗務している販売サービス員がそれぞれ携帯するサービス用携帯端末である。尚、乗客用注文端末11及びサービス用携帯端末12はそれぞれ複数個が存在するが、図示では1個ずつ示してある。
【0014】
13は車上管理装置で、乗客用注文端末11やサービス用携帯端末12からの商品の注文の受付、車内在庫の管理、商品の配送手配、地上装置20との通信等を行う。14は各種商品が格納されている商品格納室で、通信手段を有している。15は無線LANで、各装置11〜14を接続して通信可能にする。16は通信装置で、車上管理装置13及び地上装置20における通信装置22と通信する。
【0015】
地上装置20において、21は地上管理装置で、列車管理、地上在庫管理、配送手配等を行う。22は上記通信装置16と通信する通信装置、23は商品の地上在庫情報、販売実績情報等を蓄積するデータベースである。
【0016】
図2は車上管理装置13の構成を示すブロック図である。
図2において、131は全体を制御するCPU、132は通信処理を行う通信部、133は乗客からの商品の注文をその商品の希望受け取り時期(以下、必要時期という)情報と共に受け付ける注文受付部、134は注文受付部133が受け付けた商品の商品格納室14における在庫の有無等、在庫の状態を検出する在庫検出部、135は商品格納室14に商品の在庫が無いことを在庫検出部134が検出したときその商品の補充が間に合うか否かを必要時期に基づいて判断する判断部である。
【0017】
136は商品の補充が間に合うことを判断部135が判断したときその商品の補充配送を手配する配送手配部、137は走行する列車の乗車区間毎に商品の販売量を予測する予測部、138は予測部137が予測した販売量に応じて商品の仕入れ数を決定する仕入れ数決定部である。139は制御プロラムや乗客情報、その他必要なデータを格納するROM、作業用RAM等を含むメモリ部である。
【0018】
次に、上記構成による車内販売システムの動作について説明する。
図3のフローチャートは車内販売商品を売買する際の動作を示す。尚、車上管理装置13のメモリ139には、予めその列車の各指定席について乗客の降車駅、到着時刻等の乗客情報が登録されているものとする。
【0019】
図3において、まず乗客が乗客用注文端末11を用いて、あるいは車内を巡回するサービス販売員に希望する商品を注文する(ステップS1)。その場合、乗客用注文端末11に商品一覧を表示し、乗客が必要な情報を入力するようにしてよい。乗客用注文端末11又はサービス販売員が携帯するサービス用携帯端末12は、注文された商品名、数量、座席番号、その商品の必要時期等を含む注文情報を作成し、車内無線LAN15を通じて車上管理装置13に送信する。尚、上記必要時期は、座席が指定席である場合は、予め車上管理装置13に登録された乗客情報から知ることができる場合がある。
【0020】
車上管理装置13は、注文情報を通信部132で受信し、注文受付部133は、注文された商品について在庫検出部134により商品格納室14における車内在庫の有無を調べる(ステップS2)。商品の在庫があれば、車上管理装置13はその旨を待機している販売サービス員が持つサービス用携帯端末12に注文情報と共に通知する。通知を受けた販売サービス員は、商品収納室14から注文情報に応じた商品を出庫して乗客の座席まで届ける(ステップS3)。また、商品収納室14は、出庫した商品についての出庫情報を車上管理装置13に報告しておく。上記ステップS2で車内在庫がない場合は、判断部135により必要時期を調べ(ステップS4)、必要時期が「直ぐ」で商品補充を手配しても間に合わないと判断された場合は、販売不成立として乗客に通知する(ステップS5)。
【0021】
また、車内在庫がない場合で、かつ必要時期が乗客の降車後で補充が間に合うと判断された場合は、車上管理装置13は、通信部132から通信装置16を介して地上装置20に対して注文情報を送ってその商品の補充を要求する。この補充要求を地上装置20の地上管理装置21が通信装置22を介して受信する。これに応じて地上管理装置21は、乗客の降車駅の最寄りの配送センターに対して注文情報に応じた商品の配送を手配する(ステップS6)。そして降車駅で商品が乗客に渡される(ステップS7)。
【0022】
ステップS4で必要時期が乗客の降車までで補充が間に合う場合は、車上管理装置13は地上装置20に補充を要求し、地上管理装置21はデータベース23から地上在庫の有無を調べ(ステップS8)、在庫がなければ販売不成立とする(ステップS9)。地上在庫があれば、その商品の仕入れ可能な駅を調べ(ステップS10)、仕入れ可能な駅がなければ販売不成立とする(ステップS11)。仕入れ可能駅があれば、その駅が乗客の降車駅より前であるかを調べ(ステップS12)、降車駅より後であれば、販売不成立とする(ステップS13)。仕入れ可能駅が乗客の降車駅より前であれば、その駅で仕入れを行い(ステップS14)、乗客に販売する(ステップS15)。
【0023】
尚、上記の過程においては、乗客の注文に対する状況、例えば商品を直ぐ持参できる、少し時間がかかる、品切れ、品切れだが対応できる、等の情報を乗客用注文端末11に逐一通知している。
【0024】
以上説明した本実施の形態によれば、
・乗客が注文した商品の在庫がない場合にも、補充を適切に手配して降車前、降車後等、乗客の希望する時期に商品を確実に渡すことができる。
・また、常に車内在庫を管理しているので、狭い車内スペースに大量の商品を積み込んでおく必要がない。特に、乗客の降車後にも商品を渡すことができるので、積み込む商品をさらに少なくすることができ、効率的な販売システムを提供することができる。
・また、品切れを少なくして販売不成立となることを極力なくすことができ、食料品等の場合は長く保存しなくてよいので衛生的であり、常に新鮮な商品を提供することができる。
【0025】
尚、本実施の形態は次のような様々な変形が可能である。
・商品の受け渡しを乗客の降車駅以外に乗客が指定したホテル・旅館、自宅、その他の場所において指定した時期に受け渡しを行う(例えば、後日に宅配便で自宅に届ける等も含む)ようにしてもよい。
・乗客が車内での商品の受け取りを忘れて降車した場合に、降車駅で知らせたり、あるいは返金したり、代替品を渡したりしてもよい。
・乗客用注文端末11に代えて乗客が所有する携帯電話機を用いて商品の注文を行えるようにしてもよい。
【0026】
・乗客用注文端末11に代えて乗客が持ち込んだパソコンを用いて商品の注文を行えるようにしてもよい。その場合は、
1、まず乗客が「ビューカード(登録商標)」を申し込む。又は駅・コンビニ・車内等で「列車無線LANアクセス専用ID」を購入する。
2、乗客は車内でパソコンから車内無線LAN17にアクセスする。
3、車上管理装置13から乗客に対して車内無線LAN使用の意思確認を行い「ビューカード番号」又は「列車無線LANアクセス専用ID」の入力を要求する。
4、内容の確認(セキュリティチェック)を行った後、アクセス可能とする。
【0027】
・乗客は事前にインターネット等を通じて乗車予定の列車内で商品の購入予約を行うことができるようにしてよい。
・販売側は顧客の過去の購入実績等を含む個人情報を登録しデータベース化しておくことにより、予め顧客の嗜好に合わせた商品の仕入れを行うことができる。
・代金の支払いは、現金払いの外、クレジットカード、ICカード、ビューカード等のカードで行えるようにすることができる。カードの場合は、指定席の乗客情報等が利用される。
・上記実施の形態においては、車内販売商品は物品であったが、商品としては、例えば新幹線等で行われているマッサージ等のサービスや、コンテンツ等の情報であってもよい。
【0028】
次に、商品の仕入れを時間帯と乗車区間に応じてタイミングよく行う方法について図4のフローチャートと共に説明する。尚、この場合の商品として、例えば車内販売の弁当がある。
図4において、まず車上管理装置13は、その列車の指定席券の販売状況を示す情報を地上装置20等から取得する(ステップS11)。列車走行中は、予測部137は、あるN駅と次のN+1駅間において(ステップS12)、その区間における乗客数が多いかを調べ(ステップS13)、少なければ仕入れ数決定部138は仕入れ数を減らす(ステップS14)。
【0029】
乗客数が多い場合は、その列車が食事の時間帯に走行するかを調べ(ステップS15)、走行しなければ仕入れ数を減らす(ステップS14)。列車が食事の時間帯に走行するのであれば、データベースに蓄積された過去の販売実績情報に基づいてその日に予測される販売数の多少を調べ(ステップS16)、販売数が少なければ仕入れ数を減らす(ステップS14)。予測される販売数が多い場合は、仕入れ数を増加し(ステップS17)、次いで仕入れ駅を決定する(ステップS18)。以上の動作を列車が終着駅に着くまで各乗車区間について行う(ステップS19、S12)。
【0030】
以上によれば、その列車の状況や、月日、季節、イベントの有無等の過去の販売実績に応じて凡その販売量を予測し、これに応じて商品の仕入れ数を決定するので、適切な商品を適切な量だけ仕入れることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、乗客が注文した商品の在庫がない場合にも、乗客の受け取り希望時期に応じて確実に商品を渡すことができると共に、車内に積み込む商品をより少なくすることができ、効率的な車内販売システムを提供することができる。
【0032】
また、本発明によれば、列車の状況や過去の販売実績等に応じて商品の販売量を予測して仕入れ数を決定するので、無駄な仕入れをなくしてさらに効率的な車内販売システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による車内販売システムを示すブロック図である。
【図2】車上管理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】車内販売の注文から販売までの動作を示すフローチャートである。
【図4】商品の仕入れ動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10:列車、11:乗客用注文端末、12:サービス用携帯端末、13:車上管理装置、14:商品収納室、15:車内無線LAN、16:通信装置、20:地上装置、21:地上管理装置、22:通信装置、23:データベース、131:CPU、132:通信部、133:注文受付部、134:在庫検出部、135:判断部、136:配送手配部、137:予測部、138:仕入れ数決定部、139:メモリ部
【発明の属する技術分野】
本発明は、列車内で商品の販売を行うために利用される車内販売システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
列車内において物品を販売する車内販売システムとして、従来より、乗客が座席から携帯端末を用いて車内ホストに対して希望する商品を注文し、販売員が商品を座席まで届けるようにしたものがある(例えば、特許文献1)。
また、指定席券を買った乗客が予め携帯端末から指定席情報と希望する商品の注文情報を販売センターに伝えておくことにより、販売側で商品を用意しておき、当該列車の指定座席で乗客に商品を渡すようにしたものがある(例えば、特許文献2)。
また、乗客が座席に設置されたユーザ端末から車内販売センターに商品を注文することで販売員が商品を座席まで届けると共に、商品の車内在庫が少なくなったとき、車内販売センターが地上の中央管理センターに補充を要求することにより、その列車の所定の停車駅に商品を配送しておくようにしたものがある(例えば、特許文献3)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−89355号公報
【特許文献2】
特開2002−49667号公報
【特許文献3】
特開2001−338343号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1、2、3に示されたものは、特に商品の在庫がない場合に適切に補充を手配して乗客が希望する時期に確実に商品を渡すことが十分にできないという問題があった。
【0005】
本発明は上記の問題を解決するためのもので、在庫がない場合にも乗客が注文した商品をその乗客が希望する時期に確実に渡すことのできる車内販売システムを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明による車内販売システムは、列車内に設けられ車内販売する商品を格納する商品格納手段と、乗客からの商品の注文をその商品の希望受け取り時期情報と共に受け付ける注文受付手段と、注文受付手段が受け付けた商品の商品格納手段における在庫の状態を検出する在庫検出手段と、
商品格納手段に商品の在庫が無いことを在庫検出手段が検出したときその商品の補充が間に合うか否かを希望受け取り時期に基づいて判断する判断手段と、商品の補充が間に合うことを判断手段が判断したとき商品の補充配送を手配する配送手配手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明による車内販売システムは、車内販売する商品の販売量を走行する列車の乗車区間毎に予測する予測手段と、予測手段が予測した販売量に応じて商品の仕入れ数を決定する仕入れ数決定手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明による車内販売システムは、列車内に設けられ車内販売する商品を格納する商品格納手段と、乗客からの商品の注文をその商品の希望受け取り時期情報と共に受け付ける注文受付手段と、注文受付手段が受け付けた商品の商品格納手段における在庫の状態を検出する在庫検出手段と、商品格納手段に前記商品の在庫が無いことを在庫検出手段が検出したときその商品の補充が間に合うか否かを希望受け取り時期に基づいて判断する判断手段と、商品の補充が間に合うことを判断手段が判断したとき商品の補充配送を手配する配送手配手段と、商品の販売量を走行する列車の乗車区間毎に予測する予測手段と、予測手段が予測した販売量に応じて商品の仕入れ数を決定する仕入れ数決定手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0009】
本発明による車内販売システムによれば、在庫検出手段は、注文受付手段が受け付けた商品の商品格納手段における在庫の有無を検出し、在庫が無い場合は、判断手段が商品の希望受け取り時期に基づいてその商品の補充が間に合うか否かを判断し、間に合う場合は、配送手配手段が商品の補充配送を手配するので、車内に在庫がない場合でも乗客は希望時期に受け取ることができる。
【0010】
また、本発明による車内販売システムによれば、予測手段は、列車の乗車区間毎に車内販売する商品の販売量を予測し、仕入れ数決定手段は、予測された販売量に応じて商品の仕入れ数を決定するので、無駄な仕入れをなくすことができる。
【0011】
また、本発明による車内販売システムによれば、在庫検出手段は、注文受付手段が受け付けた商品の商品格納手段における在庫の有無を検出し、在庫が無い場合は判断手段が商品の希望受け取り時期に基づいてその商品の補充が間に合うか否かを判断し、間に合う場合は、配送手配手段が商品の補充配送を手配すると共に、予測手段は、列車の乗車区間毎に商品の販売量を予測し、仕入れ数決定手段は、予測された販売量に応じて商品の仕入れ数を決定するので、車内に在庫がない場合でも、乗客は希望時期に商品を受け取ることができると共に、無駄な仕入れをなくすことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態による車内販売システムを示すブロック図である。
図1において、10は列車で、車内を全体として示す。20は列車10と通信する地上装置である。
【0013】
列車10において、11は乗客用注文端末で、例えば各座席の前の座席の背もたれ等にそれぞれ設置されていて、各乗客が車内販売商品を注文するときに使用できるようになされている。12は列車に乗務している販売サービス員がそれぞれ携帯するサービス用携帯端末である。尚、乗客用注文端末11及びサービス用携帯端末12はそれぞれ複数個が存在するが、図示では1個ずつ示してある。
【0014】
13は車上管理装置で、乗客用注文端末11やサービス用携帯端末12からの商品の注文の受付、車内在庫の管理、商品の配送手配、地上装置20との通信等を行う。14は各種商品が格納されている商品格納室で、通信手段を有している。15は無線LANで、各装置11〜14を接続して通信可能にする。16は通信装置で、車上管理装置13及び地上装置20における通信装置22と通信する。
【0015】
地上装置20において、21は地上管理装置で、列車管理、地上在庫管理、配送手配等を行う。22は上記通信装置16と通信する通信装置、23は商品の地上在庫情報、販売実績情報等を蓄積するデータベースである。
【0016】
図2は車上管理装置13の構成を示すブロック図である。
図2において、131は全体を制御するCPU、132は通信処理を行う通信部、133は乗客からの商品の注文をその商品の希望受け取り時期(以下、必要時期という)情報と共に受け付ける注文受付部、134は注文受付部133が受け付けた商品の商品格納室14における在庫の有無等、在庫の状態を検出する在庫検出部、135は商品格納室14に商品の在庫が無いことを在庫検出部134が検出したときその商品の補充が間に合うか否かを必要時期に基づいて判断する判断部である。
【0017】
136は商品の補充が間に合うことを判断部135が判断したときその商品の補充配送を手配する配送手配部、137は走行する列車の乗車区間毎に商品の販売量を予測する予測部、138は予測部137が予測した販売量に応じて商品の仕入れ数を決定する仕入れ数決定部である。139は制御プロラムや乗客情報、その他必要なデータを格納するROM、作業用RAM等を含むメモリ部である。
【0018】
次に、上記構成による車内販売システムの動作について説明する。
図3のフローチャートは車内販売商品を売買する際の動作を示す。尚、車上管理装置13のメモリ139には、予めその列車の各指定席について乗客の降車駅、到着時刻等の乗客情報が登録されているものとする。
【0019】
図3において、まず乗客が乗客用注文端末11を用いて、あるいは車内を巡回するサービス販売員に希望する商品を注文する(ステップS1)。その場合、乗客用注文端末11に商品一覧を表示し、乗客が必要な情報を入力するようにしてよい。乗客用注文端末11又はサービス販売員が携帯するサービス用携帯端末12は、注文された商品名、数量、座席番号、その商品の必要時期等を含む注文情報を作成し、車内無線LAN15を通じて車上管理装置13に送信する。尚、上記必要時期は、座席が指定席である場合は、予め車上管理装置13に登録された乗客情報から知ることができる場合がある。
【0020】
車上管理装置13は、注文情報を通信部132で受信し、注文受付部133は、注文された商品について在庫検出部134により商品格納室14における車内在庫の有無を調べる(ステップS2)。商品の在庫があれば、車上管理装置13はその旨を待機している販売サービス員が持つサービス用携帯端末12に注文情報と共に通知する。通知を受けた販売サービス員は、商品収納室14から注文情報に応じた商品を出庫して乗客の座席まで届ける(ステップS3)。また、商品収納室14は、出庫した商品についての出庫情報を車上管理装置13に報告しておく。上記ステップS2で車内在庫がない場合は、判断部135により必要時期を調べ(ステップS4)、必要時期が「直ぐ」で商品補充を手配しても間に合わないと判断された場合は、販売不成立として乗客に通知する(ステップS5)。
【0021】
また、車内在庫がない場合で、かつ必要時期が乗客の降車後で補充が間に合うと判断された場合は、車上管理装置13は、通信部132から通信装置16を介して地上装置20に対して注文情報を送ってその商品の補充を要求する。この補充要求を地上装置20の地上管理装置21が通信装置22を介して受信する。これに応じて地上管理装置21は、乗客の降車駅の最寄りの配送センターに対して注文情報に応じた商品の配送を手配する(ステップS6)。そして降車駅で商品が乗客に渡される(ステップS7)。
【0022】
ステップS4で必要時期が乗客の降車までで補充が間に合う場合は、車上管理装置13は地上装置20に補充を要求し、地上管理装置21はデータベース23から地上在庫の有無を調べ(ステップS8)、在庫がなければ販売不成立とする(ステップS9)。地上在庫があれば、その商品の仕入れ可能な駅を調べ(ステップS10)、仕入れ可能な駅がなければ販売不成立とする(ステップS11)。仕入れ可能駅があれば、その駅が乗客の降車駅より前であるかを調べ(ステップS12)、降車駅より後であれば、販売不成立とする(ステップS13)。仕入れ可能駅が乗客の降車駅より前であれば、その駅で仕入れを行い(ステップS14)、乗客に販売する(ステップS15)。
【0023】
尚、上記の過程においては、乗客の注文に対する状況、例えば商品を直ぐ持参できる、少し時間がかかる、品切れ、品切れだが対応できる、等の情報を乗客用注文端末11に逐一通知している。
【0024】
以上説明した本実施の形態によれば、
・乗客が注文した商品の在庫がない場合にも、補充を適切に手配して降車前、降車後等、乗客の希望する時期に商品を確実に渡すことができる。
・また、常に車内在庫を管理しているので、狭い車内スペースに大量の商品を積み込んでおく必要がない。特に、乗客の降車後にも商品を渡すことができるので、積み込む商品をさらに少なくすることができ、効率的な販売システムを提供することができる。
・また、品切れを少なくして販売不成立となることを極力なくすことができ、食料品等の場合は長く保存しなくてよいので衛生的であり、常に新鮮な商品を提供することができる。
【0025】
尚、本実施の形態は次のような様々な変形が可能である。
・商品の受け渡しを乗客の降車駅以外に乗客が指定したホテル・旅館、自宅、その他の場所において指定した時期に受け渡しを行う(例えば、後日に宅配便で自宅に届ける等も含む)ようにしてもよい。
・乗客が車内での商品の受け取りを忘れて降車した場合に、降車駅で知らせたり、あるいは返金したり、代替品を渡したりしてもよい。
・乗客用注文端末11に代えて乗客が所有する携帯電話機を用いて商品の注文を行えるようにしてもよい。
【0026】
・乗客用注文端末11に代えて乗客が持ち込んだパソコンを用いて商品の注文を行えるようにしてもよい。その場合は、
1、まず乗客が「ビューカード(登録商標)」を申し込む。又は駅・コンビニ・車内等で「列車無線LANアクセス専用ID」を購入する。
2、乗客は車内でパソコンから車内無線LAN17にアクセスする。
3、車上管理装置13から乗客に対して車内無線LAN使用の意思確認を行い「ビューカード番号」又は「列車無線LANアクセス専用ID」の入力を要求する。
4、内容の確認(セキュリティチェック)を行った後、アクセス可能とする。
【0027】
・乗客は事前にインターネット等を通じて乗車予定の列車内で商品の購入予約を行うことができるようにしてよい。
・販売側は顧客の過去の購入実績等を含む個人情報を登録しデータベース化しておくことにより、予め顧客の嗜好に合わせた商品の仕入れを行うことができる。
・代金の支払いは、現金払いの外、クレジットカード、ICカード、ビューカード等のカードで行えるようにすることができる。カードの場合は、指定席の乗客情報等が利用される。
・上記実施の形態においては、車内販売商品は物品であったが、商品としては、例えば新幹線等で行われているマッサージ等のサービスや、コンテンツ等の情報であってもよい。
【0028】
次に、商品の仕入れを時間帯と乗車区間に応じてタイミングよく行う方法について図4のフローチャートと共に説明する。尚、この場合の商品として、例えば車内販売の弁当がある。
図4において、まず車上管理装置13は、その列車の指定席券の販売状況を示す情報を地上装置20等から取得する(ステップS11)。列車走行中は、予測部137は、あるN駅と次のN+1駅間において(ステップS12)、その区間における乗客数が多いかを調べ(ステップS13)、少なければ仕入れ数決定部138は仕入れ数を減らす(ステップS14)。
【0029】
乗客数が多い場合は、その列車が食事の時間帯に走行するかを調べ(ステップS15)、走行しなければ仕入れ数を減らす(ステップS14)。列車が食事の時間帯に走行するのであれば、データベースに蓄積された過去の販売実績情報に基づいてその日に予測される販売数の多少を調べ(ステップS16)、販売数が少なければ仕入れ数を減らす(ステップS14)。予測される販売数が多い場合は、仕入れ数を増加し(ステップS17)、次いで仕入れ駅を決定する(ステップS18)。以上の動作を列車が終着駅に着くまで各乗車区間について行う(ステップS19、S12)。
【0030】
以上によれば、その列車の状況や、月日、季節、イベントの有無等の過去の販売実績に応じて凡その販売量を予測し、これに応じて商品の仕入れ数を決定するので、適切な商品を適切な量だけ仕入れることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、乗客が注文した商品の在庫がない場合にも、乗客の受け取り希望時期に応じて確実に商品を渡すことができると共に、車内に積み込む商品をより少なくすることができ、効率的な車内販売システムを提供することができる。
【0032】
また、本発明によれば、列車の状況や過去の販売実績等に応じて商品の販売量を予測して仕入れ数を決定するので、無駄な仕入れをなくしてさらに効率的な車内販売システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による車内販売システムを示すブロック図である。
【図2】車上管理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】車内販売の注文から販売までの動作を示すフローチャートである。
【図4】商品の仕入れ動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10:列車、11:乗客用注文端末、12:サービス用携帯端末、13:車上管理装置、14:商品収納室、15:車内無線LAN、16:通信装置、20:地上装置、21:地上管理装置、22:通信装置、23:データベース、131:CPU、132:通信部、133:注文受付部、134:在庫検出部、135:判断部、136:配送手配部、137:予測部、138:仕入れ数決定部、139:メモリ部
Claims (9)
- 列車内に設けられ車内販売する商品を格納する商品格納手段と、
乗客からの商品の注文をその商品の希望受け取り時期情報と共に受け付ける注文受付手段と、
前記商品格納手段における、前記注文受付手段が受け付けた商品の在庫状態を検出する在庫検出手段と、
前記商品格納手段に商品の在庫が無いことを在庫検出手段が検出したときその商品の補充が間に合うか否かを希望受け取り時期に基づいて判断する判断手段と、
商品の補充が間に合うことを前記判断手段が判断したとき商品の補充配送を手配する配送手配手段とを設けたことを特徴とする車内販売システム。 - 前記希望受け取り時期が乗客の降車前であることを前記判断手段が判断したとき地上在庫の有無を検出する地上在庫検出手段と、地上在庫があったとき商品の仕入れ可能駅を検索し仕入れを指示する検索指示手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の車内販売システム。
- 前記希望受け取り時期が乗客の降車後であることを判断手段が判断したとき、前記配送手配手段は、商品を乗客の降車後に渡せるように商品の配送を手配することを特徴とする請求項1又は2記載の車内販売システム。
- 前記配送手配手段は、乗客の降車駅又は乗客が指定した他の場所で商品を渡せるように配送手配することを特徴とする請求項3記載の車内販売システム。
- 前記乗客からの商品の注文を情報端末から行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車内販売システム。
- 前記注文受付手段は、列車内以外の場所からの商品の予約注文を列車の指定席情報と共に受け付けることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の車内販売システム。
- 車内販売する商品の販売量を走行する列車において所定の走行区間毎に予測する予測手段と、
予測手段が予測した販売量に応じて商品の仕入れ数を決定する仕入れ数決定手段とを設けたことを特徴とする車内販売システム。 - 前記予測手段は、乗車人数、過去の販売実績等に基づいて予測を行うことを特徴とする請求項7記載の車内販売システム。
- 列車内に設けられ車内販売する商品を格納する商品格納手段と、
乗客からの商品の注文をその商品の希望受け取り時期情報と共に受け付ける注文受付手段と、
前記商品格納手段における、前記注文受付手段が受け付けた商品の在庫状態を検出する在庫検出手段と、
商品格納手段に商品の在庫が無いことを在庫検出手段が検出したときその商品の補充が間に合うか否かを希望受け取り時期に基づいて判断する判断手段と、
商品の補充が間に合うことを判断手段が判断したとき商品の補充配送を手配する配送手配手段と、
商品の販売量を走行する列車において所定の走行区間毎に予測する予測手段と、
予測手段が予測した販売量に応じて商品の仕入れ数を決定する仕入れ数決定手段とを設けたことを特徴とする車内販売システム。
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