JP2005017495A - プロジェクタ - Google Patents

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Takeshi Takizawa
猛 滝澤
快明 ▲高▼間
Yoshiaki Takama
Tadashi Ikeuchi
端 池内
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Abstract

【課題】外部モニタを設けることなく、かつスクリーン上の表示を隠すことなく設定画面上で設定操作を行うことの可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】設定画面上で各種設定を行うことが可能なプロジェクタ100であって、プロジェクタ100の筐体表面に設けられたタッチパネル付の表示部11と、利用者による表示指示動作を検知する検知部12と、検知部12により表示指示動作が検知されたとき、表示部11上に設定画面を表示させ、設定画面上で行われた利用者による接触操作に基づいて設定内容を判断し、その設定内容に応じてプロジェクタ100の状態を変化させるCPU10とを備えたものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、操作メッセージなどの各種メッセージを、状況に応じてスクリーン上又はプロジェクタに接続した外部モニタに切り替えて表示させることが可能なプロジェクタなどの画像表示装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−356757号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、各種メッセージをスクリーン上に表示するようにしているため、プロジェクタにおける各種設定を行う場合には、その設定画面が、スクリーン上に表示されている画像に重ねて表示されることになり、画像全体が見えなくなってしまい好ましくない。このため、上記従来技術のように、状況に応じてメッセージの表示先を外部モニタとすることができるのは、この問題を解決する上で有効である。しかしながら、プロジェクタの他に、別途、外部モニタが必要となるため、装置構成が複雑化してしまうといった問題が残されている。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、外部モニタを設けることなく、かつスクリーン上の表示を隠すことなく設定画面上で設定操作を行うことの可能なプロジェクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るプロジェクタは、設定画面上で各種設定を行うことが可能なプロジェクタであって、プロジェクタの筐体表面に設けられたタッチパネル付の表示部と、利用者による表示指示動作を検知する検知部と、検知部により表示指示動作が検知されたとき、表示部上に設定画面を表示させ、設定画面上で行われた利用者による接触操作に基づいて設定内容を判断し、その設定内容に応じてプロジェクタの状態をに変化させる制御部とを備えたものである。このように構成することで、従来のようにスクリーン上に表示された画像の一部を隠すなどの不都合が無く、表示部上に表示された設定画面上で各種設定を行うことが可能となる。
【0007】
また、本発明に係るプロジェクタは、設定画面上で各種設定を行うことが可能なプロジェクタであって、プロジェクタの筐体表面に設けられたタッチパネル付の表示部と、利用者による表示指示動作を検知する検知部と、検知部により表示指示動作が検知されたとき、設定画面を表示部上に表示させる制御部とを備え、設定画面には、複数の設定項目を示す複数の第1のアイコンが表示されており、制御部は、各第1のアイコンのうち、何れかの第1のアイコンに対して接触操作が行われると、その接触操作が行われた第1のアイコンに対応する設定項目を設定するにあたって、次に行うべき設定操作に係る第2のアイコンを設定画面上に表示させ、第2のアイコンに対して行われた接触操作に基づいて設定内容を判断し、その設定内容に応じてプロジェクタの状態をに変化させるものである。このように構成することで、従来のようにスクリーン上に表示された画像の一部を隠すなどの不都合が無く、表示部上に表示された設定画面上で各種設定を行うことが可能となる。さらに、利用者による第1のアイコンに対する操作が終わると、次に操作すべき第2のアイコンが表示されるため、設定操作に迷うことがなく、操作性を向上させることができる。
【0008】
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、制御部は、設定画面に第1のアイコンを表示させるに先立って、現在のプロジェクタの状態に基づき、現在、設定可能な設定項目を決定し、第1のアイコンを設定画面を表示する際には、決定された設定項目を示す第1のアイコンのみを表示させ、決定された設定項目以外の設定項目を示す第1のアイコンについては表示させないようにしたものである。このように、その時点において設定可能な第1のアイコンのみを表示することによって、設定できない設定項目の第1のアイコンを操作する等の無意味な操作が防止でき、操作性を向上させることが可能となる。
【0009】
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、制御部は、各第1のアイコンのうち、何れかの第1のアイコンに対して接触操作が行われた際、接触操作が行われなかった第1のアイコンについて、その表示状態を変えるとともにその第1のアイコンに対する操作を無効とするものである。これにより、設定画面においては、接触操作が行われた第1のアイコンと第2のアイコンとが通常状態で表示された状態となり、次に操作すべきアイコン(第2のアイコン)が明確化されるとともに、今回設定対象でない第1のアイコン(接触操作が行われなかった第1のアイコン)を操作するなどの無意味な操作の誘発を防止でき、操作性を向上させることが可能となる。
【0010】
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、第2のアイコンはスクロールバーであり、制御部は、スクロールバーに対する接触操作に基づくスクロール量に合わせてプロジェクタの状態をリアルタイムに変化させるものである。このように第2のアイコンとしてスクロールバーを用いることにより、利用者の感覚的な操によって設定項目の設定内容を調整可能となる。
【0011】
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、設定画面は、第1のアイコン毎に、第2のアイコンを表示させる第2のアイコン表示領域をそれぞれ備え、制御部は、第2のアイコンを表示させる際には、接触操作が行われた第1のアイコンに対応する第2のアイコン表示領域に第2のアイコンを表示させるようにしており、各第2のアイコン表示領域に表示されるスクロールバーは、それぞれ互いに平行に設けられ、且つ、スクロールバーのスクロール量に基づく設定量の増減の方向が同じに設定されているものである。これにより、操作し易くなり、操作性を向上することができる。
【0012】
また、本発明に係るプロジェクタは、設定項目の一つとして台形補正を行う項目を有し、第2のアイコンは、水平方向の補正量を指定するための水平方向に延びるスクロールバーと、垂直方向の補正量を指定するための垂直方向に延びるスクロールバーとの2つで構成されているものである。このように、設定項目として具体的には台形補正について、水平方向と垂直方向とをそれぞれ別々のスクロールバーによって調整することが可能となる。
【0013】
また、本発明に係るプロジェクタは、各第1のアイコンのうち、接触操作が行われたアイコンに対応する設定項目を設定するにあたって、次に行うべき操作は、複数の選択項目の中から何れか一つを選択する選択操作であり、制御部は、複数の選択項目を示す複数のアイコンを、第2のアイコンとして設定画面上に表示させるものである。このように、第2のアイコンとしては、複数の選択項目を示す複数のアイコンとしても良い。
【0014】
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、制御部は、設定画面に第2のアイコンを表示させるに先立って、現在のプロジェクタの状態に基づき、現在、選択可能な選択項目を決定し、第2のアイコンを設定画面を表示する際には、決定された選択項目を示す第2のアイコンのみを表示させ、決定された選択項目以外の項目を示す第2のアイコンについては、設定画面上に表示させないようにしたこものである。このように、その時点において設定可能な第2のアイコンのみを表示することによって、設定できない設定項目の第2のアイコンを操作する等の無意味な操作が防止でき、操作性を向上させることが可能となる。
【0015】
また、本発明に係るプロジェクタは、設定画面において、第2のアイコン表示領域を第1のアイコン毎に設けるのに代えて、全ての第1のアイコンに共通して1つだけ設けるようにしたものである。このようにすることは、液晶表示部の外形が小型な場合に有効である。
【0016】
また、本発明に係るプロジェクタは、プロジェクタの投写方向を前方としたとき、表示部の後方、右方、左方にそれぞれ検知部を配置し、制御部は、どの検知部で表示指示動作を検出したかに応じて設定画面を適宜の方向に回転させ、利用者の向きに合った表示を行うようにしたものである。これにより、どの位置から操作しても、常に見やすい設定画面上で設定操作が行えるようになり、使い勝手の良いプロジェクタを提供できる。
【0017】
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、検出部は、利用者が手を近づける動作を前記表示指示動作として検知するものである。このように、表示指示動作として、検知部に利用者が手を近づける動作を採用できる。
【0018】
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、制御部は、検知部により表示指示動作が検知されたとき、表示部のバックライトを点灯させるものである。ここで、このバックライトは、暗い環境においても表示が見えるようにするためのものであり、このように、バックライトを点灯させることにより、プロジェクタの使用環境である暗い環境下においても表示部上の設定画面を良好に確認でき、使い勝手の良いプロジェクタを提供できる。
【0019】
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、表示部は液晶表示部であるものである。このように、表示部として、液晶表示部を用いることができる。
【0020】
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、検知部は、静電センサー、赤外線センサー、超音波センサー、電波式センサーの何れかである。このように、検知部としては、静電センサー、赤外線センサー、超音波センサー、電波式センサーの何れかを用いることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態の図面に基づいて説明する。
まず、本発明の要部の説明に先だって、プロジェクタの光学系の構成について説明する。
【0022】
図3は、プロジェクタ100の光学系を示す構成図であり、この図3を参照しながら、その光学系の構成および作用を以下に説明する。
【0023】
この光学系は、照明光学系23、色光分離光学系8、リレー光学系25、液晶パネル2R,2G,2B、色光合成のためのクロスダイクロイックプリズム9、および投写レンズ3などから構成されている。
【0024】
照明光学系23は、ランプ1、リフレクタ20、インテグレータレンズを構成する第1および第2レンズアレイ21,22、光の進行方向を調整する反射ミラー31、および重畳レンズ32を備えている。なお、照明光の進行方向の調整が不要な構成の場合には反射ミラー31は不要である。
【0025】
第1レンズアレイ21は、略矩形状の輪郭を有する小レンズ211がM行N列のマトリクス状に配列された構成を有している。各小レンズ211は、ランプ1から入射された平行な光束を複数の(すなわちM×N個の)部分光束に分割し、各部分光束を第2レンズアレイ22の近傍で結像させる。各小レンズ211の輪郭の形状は、液晶パネル2R,2G,2Bの画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。例えば、液晶パネルの画像形成領域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であるならば、各小レンズのアスぺクト比も4:3に設定される。
また、第2レンズアレイ22も、第1レンズアレイ21の小レンズ211に対応して、小レンズ221がM行N列のマトリクス状に配列された構成を有している。
【0026】
色光分離光学系8は、2枚のダイクロイックミラー41,42と反射ミラー43とを備え、照明光学系23の重畳レンズ32から出射される光を、赤、緑、青の3つの色光に分離する機能を有している。
リレー光学系25は、ダイクロイックミラー42からの透過光に対応する光路で、入射側レンズ54、反射ミラー71,72、およびリレーレンズ73を備えている。
【0027】
液晶パネル2R,2G,2Bは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたもので、クロスダイクロイックプリズム9の3側面と対向するように、クロスダイクロイックプリズム9に固定部材を介して接着固定されている。また、各液晶パネル2R,2G,2Bの光入出射面側には、入射側偏光板60R,60G,60Bが、そして光出射面側には出射側偏光板61R,61G,61Bがそれぞれ配置されている。
【0028】
クロスダイクロイックプリズム9は、赤、緑,青の3色の色光を合成してカラー画像を形成するもので、赤光を反射する誘電体多層膜と、青光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に形成され、これらの誘電体多層膜によって上記3つの色光が合成される。そして、クロスダイクロイックプリズム9の出射面側に、投写レンズ3が配置されている。
【0029】
続いて、上記光学系の作用を説明する。ランプ1から射出された光はリフレクタ20で反射されて、第1および第2レンズアレイ21,22で構成されるインテグレータレンズに入る。インテグレータレンズは、第1レンズアレイ21の各レンズセルで形成される像を、第2レンズアレイ22および重畳レンズ32により各液晶パネル2R,2G,2Bの画像表示面に結像させることで、光の利用率を向上させかつ照明むらを改善する作用を果たす。そして、重畳レンズ32を出た光は、続いて色光分離光学系8に入る。
【0030】
色光分離光学系8の第1ダイクロイックミラー41では、照明光学系23から出射された光束の赤色光成分を反射するとともに、青色光成分と緑色光成分とを透過させる。第1ダイクロイックミラー41によって反射した赤色光は、反射ミラー43を介して、フィールドレンズ51に入り、さらに赤色光用の液晶パネル2Rに達する。このフィールドレンズ51は、各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の液晶パネル2G,2Bの前に設けられたフィールドレンズ52,53も同様に作用する。
【0031】
第1ダイクロイックミラー41を透過した青色光と緑色光のうちで、緑色光は第2ダイクロイックミラー42によって反射し、フィールドレンズ52を通って緑色光用の液晶パネル2Gに達する。一方、青色光は第2ダイクロイックミラー42を透過してリレー光学系25を通り、さらにフィールドレンズ53を通って青色光用の液晶パネル2Bに達する。
【0032】
色光分離光学系8で分離された赤、緑、青の各色光は、液晶パネル2R,2G,2Bに入射するにあたり、入射側偏光板60R,60G,60Bで特定の偏光光のみとされる。この後、各偏光光は、各液晶パネル2R,2G,2Bにおいて画像処理回路2Aより与えられた画像情報に従って変調され、変調光として出射側備光板61R,61G,61Bに出射される。この出射側偏光板61R,61G,61Bにおいては、変調光のうちの特定の偏光光のみが透過し、クロスダイクロイックプリズム9に入射する。そして、各色光はクロスダイクロイックプリズム9で合成されて合成光となり、投写レンズ3からスクリーン200にカラー画像として投写される。
【0033】
なお、照明光学系23の所定位置、例えば、第2レンズアレイ22と重畳レンズ32との間に、ランプ1からのP偏光およびS偏光の双方を含む照明光を、その一方の偏光光に揃える偏光ビームスプリッタを配置すると、液晶パネル2R,2G,2Bにおいて、ランプ1から入射した光を無駄にすることなく、そのほぼ全てを利用することが可能となる。
【0034】
以上の説明によりプロジェクタの光学系の構成が明らかになったところで、以下に、本発明の特徴部分について説明する。
【0035】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの外観斜視図である。
プロジェクタ100の筐体表面には、タッチパネル付の表示部11が設けられている。この表示部11には、暗い環境においても表示が見えるようにするためのバックライトも更に付加された構成となっている。また、この表示部11は、本例では液晶表示部で構成されている。本発明は、この表示部11上に、プロジェクタ100における各種設定を行うための設定画面を表示させることで、スクリーン200上に設定画面が表示されて投写映像が隠される不都合を防止することに特徴がある。また、筐体表面において表示部11の近傍には、設定画面を表示部11上に表示させるために利用者により行われる表示指示動作を検知する検知部12が設けられている。この表示指示動作は、本例では検知部12に手を近づける動作であるとし、検知部12は、その動作を検知可能なセンサ、例えば赤外線センサー、超音波センサー、電波式センサー等で構成されている。なお、検知部12は、利用者による何らかの動作を検出できるものであればよく、他に静電センサーなどで構成してもよい。
【0036】
図2は、プロジェクタの主な構成を示すブロック図である。このプロジェクタ100は、図示するように、照明光源としてのランプ1、ランプ1の照明光を、赤(R)、緑(G)、青(B)の光に分離する色光分離光学系8、分離された各色光がそれぞれ照射され所定の画像情報に従って画像を表示する光変調素子としての液晶パネル2R,2G,2B、これらの各液晶パネルで生成された画像を合成するクロスダイクロイックプリズム9、合成された画像を投写する投写レンズ3を備える。プロジェクタ100は、また、ランプ1を駆動するランプ駆動回路1A、液晶パネル2R,2G,2Bに画像情報を供給する画像処理回路2A、音声を出力するスピーカ4、スピーカ4に音声情報を供給する音声処理回路4A、ランプ1および/または液晶パネル2R,2G,2Bを冷却するためのファン5、ファン5を駆動するためのファン駆動回路5A、ユーザーインターフェース6、以下に詳述する各設定画面の画像データや本実施の形態の動作を実現するための制御プログラムなどを記憶する記憶部7、そして、ランプ駆動回路1A、画像処理回路2A、音声処理回路4A、ファン駆動回路5A、並びにユーザーインターフェース6を制御する中央処理装置(CPU)(制御部)10を備える。
【0037】
この実施の形態ではさらに、上述したようにタッチパネル及びバックライト付の表示部11と検知部12とを備えている。これらはユーザーインターフェース6に接続されており、表示部11上で行われた操作の操作信号、及び検知部12における検知信号は、ユーザーインターフェース6を介してCPU10に入力されるようになっている。また、各入力ソース(Video,S−Video,BNC,PC,DVI)の中から、一つを選択する入力ソース切替部13を備えている。この入力ソース切替部13もユーザーインターフェース6に接続されており、選択された入力ソースからの画像信号が投写表示されるようになっている。
【0038】
上記のプロジェクタ100は、ランプ駆動回路1Aによりランプ1が点灯される。そして、ランプ1からの照明光を色光分離光学系8で赤(R)、緑(G)、青(B)の色光に分離させ、分離した各色光を画像のRGB信号のそれぞれに対応して設けられた液晶パネル2R,2G,2Bに照射して画像を表示させた後、それぞれの画像をクロスダイクロイックプリズム9で合成して、その合成画像を投写レンズ3からスクリーン200などに投写するようにしたものである。また、その画像表示に合わせて、音声処理回路4Aからの音声情報に従ってスピーカ4から音声が出力される。さらに、主電源がONされている間は、ファン駆動回路5Aによりファン5が駆動され、プロジェクタ内部の温度が予め定められた所定値以下に保たれるようになっている。なお、ファン5の駆動は、通常、内部の温度状況に対応してCPU10などにより自動的に制御されている。
【0039】
次に、実施の形態1のプロジェクタの特徴部分の動作を説明する。なお、以下に説明する動作は、CPU10が記憶部7内の制御プログラムを実行することにより実現されるものである。また、ここでは音量調整を行う場合、明るさ調整を行う場合、台形補正を行う場合、入力ソースの切替を行う場合のそれぞれについて順に説明する。
【0040】
<音量調整>
図4は、音量調整を行う場合の画面遷移を示す図である。
【0041】
本実施の形態1の動作は、(a)に示すように表示部11のバックライトが消灯した状態において、利用者が検知部12(図1参照)に手を近づける動作を行うところから始まる。そして、この利用者の動作を検知部12が検知すると、その検知信号がCPU10に送られ、CPU10は、検知信号を受信すると、表示部11のバックライトを点灯させるとともに、(b)に示すように、複数の第1のアイコン300〜303を有する設定画面を表示部11上に表示させる。各第1のアイコン300〜303は、設定画面上で設定可能な各設定項目を示すもので、図4の例では、台形補正アイコン300と、音量調整アイコン301と、明るさ調整アイコン302と、入力ソース切替アイコン303との4種類のアイコンが表示されている。
【0042】
そして、(c)に示すように、利用者により音量調整アイコン301が選択押下されると、CPU10は、音量調整アイコン301が押下されたと判断し、(d)に示すように、押下された音量調整アイコン301が示す設定項目を設定する際に、すなわち音量調整を行う際に、次に行うべき設定操作に係る第2のアイコン311aを、後述の対応の第2のアイコン表示領域311に表示する。ここで、音量は、増減により調整するものであるため、第2のアイコンを本例においてはスクロールバーで構成している。
【0043】
ところで、設定画面においては、(d)に示すように、各アイコン300〜303毎にそれぞれ第2のアイコンを表示させるための第2のアイコン表示領域310〜313が設けられている。そして、第2のアイコンの表示は、(b)に示した画面において押下された第1のアイコンに対応する第2のアイコン表示領域に行われるようになっている。従って、今回の音量調整では、第2のアイコンとしてのスクロールバー311aは、上述したように第2のアイコン表示領域311に表示されることになる。なお、(d)において、第2のアイコン表示領域310〜313を示す点線は、説明のために図示したものであって、設定画面上には表示されないものである。また、CPU10は、(d)に示したように、利用者により選択されなかった他のアイコン300、302、303については、その表示を例えば薄色表示にするとともに、その各アイコン300、302、303に対する操作を無効とする。これにより、設定画面においては、接触操作が行われた音量調整アイコン301とスクロールバー311aのみが通常状態で表示された状態となるため、次に操作すべきアイコンがスクロールバー311aであることが明確化されるとともに、今回設定対象でない他のアイコン300、302、303を操作するなどの無意味な操作の誘発を防止でき、操作性を向上させることが可能となっている。
【0044】
ここで、スクロールバーは、(d)に示したように、短冊状の部分の内部にスクロールカーソルCを有する構成のものであり、そのスクロールカーソルCが指で移動させられることにより、そのスクロール量に基づいて該当設定項目の設定量が決定されるようになっている。CPU10は、(e)に示すように利用者によってスクロールバー311aのスクロールカーソルCがスクロールされると、そのスクロール量に基づいて音声処理回路4Aを制御し、スクロール量に合わせて音量をリアルタイムに変化させる。なお、スクロールバー311aは、スクロールカーソルCを手前側に移動させることにより設定量すなわちここでは音量を小さく設定し、奥側に移動させることにより音量を大きく設定するようになっている。なお、このようなスクロールバーを用いることは、利用者の感覚的な操作によって調整が可能となり、操作性向上に効果がある。
【0045】
以上のようにして利用者による設定画面上での設定操作が終了し、(f)に示すように利用者が設定画面上から手を離してから所定時間が経過すると、CPU10は、(g)に示すように全ての表示を表示部11上の設定画面から画面から消去するとともに、バックライトを消灯させる。
【0046】
<明るさ調整>
図5は、明るさ調整を行う場合の画面遷移を示す図である。
図5(a)と(b)までの流れは、音量調整の場合の図4の(a)と(b)までと同様であるため説明を省略する。明るさ調整においては、(c)に示すように、利用者により明るさ調整アイコン302が選択押下されると、CPU10は、(d)に示すように、明るさ調整アイコン302が示す設定項目を設定する際に、すなわち明るさ調整を行う際に、次に行うべき設定操作に係る第2のアイコン312aを、対応の第2のアイコン表示領域312に表示するとともに、利用者により選択されなかった他のアイコン300、301、303の表示を例えば薄色表示にするとともに、その各アイコン300、301、303に対する操作を無効とする。なお、明るさ調整も、増減により調整するものであるため、第2のアイコン312aはスクロールバーで構成している。
【0047】
そして、(e)に示すように、利用者の指によってスクロールバー312aが操作されると、CPU10は、スクロールカーソルCのスクロール量に基づいて画像処理回路2Aを制御し、スクロール量に合わせて投写画面の明るさをリアルタイムに変化させる。なお、スクロールバー312aは、スクロールカーソルCを手前側に移動させることにより設定量すなわちここでは明るさを暗くし、奥側に移動させることにより明るさを増す設定を行うようになっている。
【0048】
以上のようにして設定を行った後の(f)及び(g)に示す画面に係る処理は上記と同様であるため、説明を省略する。
【0049】
<台形補正>
図6は、台形補正を行う場合の画面遷移を示す図である。
図6(a)と(b)までの流れは、音量調整の場合の図4の(a)と(b)までと同様であるため説明を省略する。
ところで、本例のプロジェクタ100は、台形補正において水平方向と垂直方向のそれぞれを別々に補正可能に構成されている。そして、(c)に示すように、利用者により台形補正アイコン300が選択押下されたとき、CPU10は、(d)に示すように、台形補正アイコン300が示す設定項目を設定する際に、すなわち台形補正を行う際に、次に行うべき設定操作に係る第2のアイコン320を、対応の第2のアイコン表示領域310に表示するとともに、利用者により選択されなかった他のアイコン301〜303の表示を例えば薄色表示にするとともに、その各アイコン301〜303に対する操作を無効とする。
【0050】
ここで、台形補正を行う際の第2のアイコン320は、水平方向調整用のスクロールバー320aと垂直方向調整用のスクロールバー320bの2つで構成されており、スクロールバー320aは、水平に延びるように表示され、スクロールバー320bは、垂直に延びるように表示するようにしている。このように表示することで、利用者が感覚的に調整し易いようになっている。
【0051】
そして、(e)に示すように、利用者の指によって例えばスクロールバー320bが操作されると、CPU10は、そのスクロール量に基づいて補正演算を行い、画像処理回路を制御して、その補正演算の結果を投写画像にリアルタイムに反映させる制御を行う。
【0052】
以上のようにして設定を行った後の(f)及び(g)に示す画面に係る処理は上記と同様であるため、説明を省略する。
【0053】
<入力ソースの切替>
図7は、入力ソースの切替を行う場合の画面遷移を示す図である。
図7(a)と(b)までの流れは、音量調整の場合の図4の(a)と(b)までと同様であるため説明を省略する。入力ソースの切替においては、(c)に示すように、利用者により入力ソース切替アイコン303が押下されると、CPU10は、(d)に示すように、入力ソース切替アイコン303が示す設定項目を設定する際に、すなわち入力ソース切替を行う際に、次に行うべき設定操作に係る第2のアイコン330を、入力ソースの切替アイコン303に対応する第2のアイコン表示領域31に表示するとともに、利用者により選択されなかった他のアイコン300〜302の表示を例えば薄色表示にするなどして操作不可の状態とする。
【0054】
ここで、入力ソースの切替の場合、入力ソース切替アイコン303を押下した後に、次に行うべき操作とは、各入力ソース(Video,S−Video,BNC,PC,DVI)の中から、何れか一つを選択する選択操作である。よって、設定画面上には、第2のアイコン330として、各入力ソースを示す各アイコン330a〜330eが表示される。
【0055】
そして、第2のアイコン330のうち、(e)に示すように、利用者の指によって何れか一つのアイコン、ここではPCアイコン330dが選択押下されると、CPU10は、入力ソース切替部13を制御して、PCからの画像データを投写表示させるように制御する。
【0056】
以上のようにして設定を行った後の(f)及び(g)に示す画面に係る処理は上記と同様であるため、説明を省略する。
【0057】
なお、図7では、入力ソース切替アイコン303が押下されたとき、各アイコン330a〜330eを一度に表示するようにしたが、入力ソース切替アイコン303が押下される度に、各アイコン330a〜330eの何れか1つを順次表示するようにしても良い。
【0058】
以上説明したように、本実施の形態1によれば、プロジェクタ100の筐体表面に設けた表示部11上に設定画面を表示するようにしたので、従来のように、設定画面によってスクリーン上に表示された画像の一部を隠すことが無くなり、使い勝手の良いプロジェクタを得ることができる。
【0059】
また、利用者によるある一つの操作が終わると、次に操作すべき内容を示す画面が表示されるため、設定操作に迷うことがなく、操作性を向上させることができる。すなわち、第1のアイコンに対する操作が終わると、次に操作すべき第2のアイコンを表示するようにしたことによって、必要なときに必要なだけのアイコンが表示された状態となるため、誤った設定操作の誘発を防止でき、操作性を向上させることができる。
【0060】
また、増減により調整を行う設定項目(音量調整、明るさ調整、台形補正)については、第2のアイコンをスクロールバーで構成したので、利用者は感覚的な操作により調整することができ、使い勝手の良いプロジェクタ100を提供できる。
【0061】
ところで、第2のアイコン表示領域310〜312に表示されるスクロールバー311a、312a、320(スクロールバー320a(図6(d)参照)は除く)は、互いに平行に設けられており、且つ、スクロールバーにおけるスクロールカーソルCのスクロール量に基づく設定量の増減の方向が同じに設定されている。すなわち、音量調整のためのスクロールバー311aについては、上述したように、音量を小さくする場合には、スクロールカーソルCを手前側に移動させ、大きくする場合には奥側に移動させるようにしており、また、明るさ調整のためのスクロールバー312aについても同様に、明るさを暗くする場合には、上述したように、スクロールカーソルCを手前側に移動させ、明るさを増したい場合には奥側に移動させるようになっている。このように、設定量の増減の方向を同じに設定することにより、操作し易くなり、操作性を向上することができる。
【0062】
また、設定操作の際には、表示部11のバックライトが点灯するため、プロジェクタの使用環境である暗い環境下においても表示部11上の設定画面を良好に確認でき、使い勝手の良いプロジェクタを提供できる。
【0063】
実施の形態2.
実施の形態2は、設定画面に第1のアイコンを表示させるに先立って、現在のプロジェクタ100の状態に基づき、現在、設定可能な設定項目を決定し、設定画面に第1のアイコンを表示する際には、決定された設定項目を示す第1のアイコンのみを表示させ、決定された設定項目以外の設定項目を示す第1のアイコンについては表示させないようにしたものである。
また、第2のアイコンとして複数の選択項目を示す複数のアイコンを設定画面上に表示させる場合も同様に、設定画面に第2のアイコンを表示させるに先立って、現在のプロジェクタ100の状態に基づき、現在、選択可能な各選択項目を決定し、設定画面に第2のアイコンを表示する際には、決定された選択項目を示す第2のアイコンのみを表示させ、決定された選択項目以外の項目を示す第2のアイコンについては、設定画面上に表示させないようにしたものである。
【0064】
以下、実施の形態2の動作について説明する。なお、本実施の形態2のプロジェクタ内部の構成は図2と同様であるため、その説明を省略する。また、実施の形態2の動作の全体の流れは、実施の形態1と基本的には同様であるので、以下では、実施の形態2が実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。
【0065】
図8は、実施の形態2の動作を説明するための画面遷移を示す図である。なお、ここでは、プロジェクタ100に音声信号ケーブルが接続されていない場合を想定する。
(a)に示すように表示部11のバックライトが消灯した状態において、利用者によって検知部12(図1参照)に手を近づける動作が行われた場合、CPU10は、検知部12から検知信号を受信する。そして、検知信号を受信したCPU10は、現在、プロジェクタ100には音声信号ケーブルが接続されていないことから、音声調整はできないと判断し、(b)に示すように、台形補正アイコン300と、明るさ調整アイコン302と、入力ソース切替アイコン303のみを設定画面上に表示させ、音量調整アイコン301については表示しないように制御する。
【0066】
図9は、実施の形態2の動作を説明するための別の画面遷移を示す図である。なお、ここでは、入力ソースとしてVideoとPCだけが接続されている場合を想定する。
この場合、利用者が検知部12に手を近づける動作が検知部12によって検知された後、(a)に示すように、台形補正アイコン300と、音量調整アイコン301と、明るさ調整アイコン302と、入力ソース切替アイコン303とを有する設定画面が表示される。そして、ここでは入力ソース切替アイコン303が押下されると、CPU10は、現在、VideoとPC以外は使用できないことから、(b)に示すように、Videoアイコン330aとPCアイコン330cのみを表示させ、使用できないS−Video,BNC,DVIを示すアイコンについては表示しないように制御する。
【0067】
以上のように、本実施の形態2によれば、設定できない設定項目又は選択できない選択項目を示すアイコンについては設定画面上に表示しないようにしたので、必要なアイコンのみが表示されるため、設定又は選択できない項目のアイコンを操作する等の無意味な操作が防止でき、操作性を向上させることが可能となる。
【0068】
実施の形態3.
本実施の形態3は、利用者がどちらの方向から手を近づける動作を行うかに応じて設定画面を適宜の方向に回転させ、常に、利用者の向きに合った表示を行うようにしたものである。
【0069】
実施の形態3のプロジェクタ100においては、図10に示すように、プロジェクタ100の投写方向を前方としたとき、表示部11の後方、右方、左方にそれぞれ検知部12(12b、12r、12l)を配置する。CPU10は、どの検知部12から検出信号を受信するかに応じて設定画面を適宜回転させる制御を行う。以下、図を用いて具体的に説明する。なお、実施の形態3の動作の全体の流れは、実施の形態1と基本的には同様であるので、以下では、実施の形態3が実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。
【0070】
図11は、実施の形態3の動作を説明するための画面遷移を示す図である。
ここで、例えば利用者がプロジェクタ100の左側から手を近づける動作を行うと、検知部12lがこの動作を検知し、検知信号をCPU10に出力する。CPU10は、検知部12lから検知信号を受信した場合の設定画面の向きとして予め定められた向きを向くように設定画面を回転させる。これは、プロジェクタ100の左側から手が近づけられる動作が行われた場合には、利用者がプロジェクタ100の左側面100l(図10参照)に向かい合うようにして立って操作しているものと想定して、利用者の向きに合うように設定画面を回転させるのである。具体的には、利用者がプロジェクタ100の背面100bに向かい合うように立っている場合(すなわち利用者400bの場合)に利用者に見えやすい表示(設定画面Wb)を基本表示としたとき、その基本表示画面を時計回りに90度回転させるのである。このようにすることで、利用者400lからすれば、見やすいように設定画面が表示されることになる。
【0071】
また、例えば利用者がプロジェクタ100の右側から手を近づける動作を行った場合にも同様の処理が行われる。すなわち、この場合は、検知部12rによっって利用者の動作が検知され、CPU10は、プロジェクタ100の右側面100r(図10参照)に向かい合うようにして立って操作する利用者400rに見やすいように、基本表示の設定画面Wbを、この場合は反時計回りに90度回転させて表示する。プロジェクタ100の背面100bから手を近づける動作を行った場合には、基本表示の設定画面Wbが表示される。
【0072】
以上説明したように、本実施の形態3によれば、どの位置から操作しても、常に見やすい表示が行われるため、使い勝手の良いプロジェクタ100を得ることができる。
【0073】
なお、上記実施の形態では、設定項目として、台形補正、音量調整、投写画像の明るさ調整、入力ソースの切替の例を挙げて説明したが、これらだけに限られたものではなく、他に例えば、コントラスト調整や、ブライトネス調整、色の濃さの調整、色合い調整、シャープネス調整、アスペクト比の選択など、各種の項目などが設定できる。
【0074】
また、上記実施の形態では、増減により調整するためのアイコンとして、スクロールバーを例に挙げて説明したが、これに限られたものではなく、例えば増加キー(+キー)や減少キー(−キー)などとしても良い。
【0075】
また、上記実施の形態では、第2のアイコン表示領域を第1のアイコン毎に設けるのようにしていたが、図12に示すように、全ての第1のアイコンに共通して1つだけその領域を設けるようにしても良い。このようにすることは、表示部11の外形が小型な場合に有効である。
【0076】
また、上記実施の形態では、表示部11を液晶表示部で構成した場合を説明したが、これに限られたものではなく、例えば蛍光表示管や、FL表示管で構成しても良い。
【0077】
ところで、上記実施の形態では、液晶パネルがRGB信号にそれぞれ対応して3個枚設けられた3板式プロジェクタを例に説明したが、本発明のプロジェクタは、他の個数の液晶パネルを採用することも可能であり、例えば、液晶パネルを1枚使用したいわゆる単板式プロジェクタとすることもできる。
また、液晶パネルは、光を透過して変調する透過型のものであったが、入射した光を反射しつつ変調して出射する反射型のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの外観斜視図。
【図2】プロジェクタの主な構成を示すブロック図。
【図3】プロジェクタの光学系を示す構成図。
【図4】音量調整を行う場合の画面遷移を示す図。
【図5】明るさ調整を行う場合の画面遷移を示す図。
【図6】台形補正を行う場合の画面遷移を示す図。
【図7】入力ソースの切替を行う場合の画面遷移を示す図。
【図8】実施の形態2の動作を説明するための画面遷移を示す図。
【図9】実施の形態2の動作を説明するための別の画面遷移を示す図。
【図10】実施の形態3のプロジェクタの外観斜視図。
【図11】実施の形態3の動作を説明するための画面遷移を示す図。
【図12】第2のアイコン表示領域を共通化した場合の画面を示す図。
【符号の説明】
10 CPU(制御部)、11 表示部、12 検知部、100 プロジェクタ、300〜303 第1のアイコン、310〜313 第2のアイコン表示領域、 311a,312a,320,330 第2のアイコン。

Claims (15)

  1. 設定画面上で各種設定を行うことが可能なプロジェクタであって、
    プロジェクタの筐体表面に設けられたタッチパネル付の表示部と、
    利用者による表示指示動作を検知する検知部と、
    前記検知部により表示指示動作が検知されたとき、前記表示部上に前記設定画面を表示させ、前記設定画面上で行われた利用者による接触操作に基づいて設定内容を判断し、その設定内容に応じてプロジェクタの状態を変化させる制御部とを備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 設定画面上で各種設定を行うことが可能なプロジェクタであって、
    プロジェクタの筐体表面に設けられたタッチパネル付の表示部と、
    利用者による表示指示動作を検知する検知部と、
    前記検知部により表示指示動作が検知されたとき、前記設定画面を前記表示部上に表示させる制御部とを備え、
    前記設定画面には、複数の設定項目を示す複数の第1のアイコンが表示されており、前記制御部は、前記各第1のアイコンのうち、何れかの第1のアイコンに対して接触操作が行われると、その接触操作が行われた第1のアイコンに対応する設定項目を設定するにあたって、次に行うべき設定操作に係る第2のアイコンを前記設定画面上に表示させ、前記第2のアイコンに対して行われた接触操作に基づいて設定内容を判断し、その設定内容に応じてプロジェクタの状態を変化させることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 前記制御部は、前記設定画面に前記第1のアイコンを表示させるに先立って、現在のプロジェクタの状態に基づき、現在、設定可能な設定項目を決定し、前記第1のアイコンを設定画面を表示する際には、前記決定された設定項目を示す第1のアイコンのみを表示させ、前記決定された設定項目以外の設定項目を示す第1のアイコンについては表示させないようにしたことを特徴とする請求項2記載のプロジェクタ。
  4. 前記制御部は、前記各第1のアイコンのうち、何れかの第1のアイコンに対して接触操作が行われた際、接触操作が行われなかった第1のアイコンについて、その表示状態を変えるとともにその第1のアイコンに対する操作を無効とすることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のプロジェクタ。
  5. 前記第2のアイコンはスクロールバーであり、前記制御部は、前記スクロールバーに対する接触操作に基づくスクロール量に合わせてプロジェクタの状態をリアルタイムに変化させることを特徴とする請求項2又は請求項4記載のプロジェクタ。
  6. 前記設定画面は、前記第1のアイコン毎に、前記第2のアイコンを表示させる第2のアイコン表示領域をそれぞれ備え、前記制御部は、第2のアイコンを表示させる際には、前記接触操作が行われた第1のアイコンに対応する第2のアイコン表示領域に前記第2のアイコンを表示させるようにしており、前記各第2のアイコン表示領域に表示されるスクロールバーは、それぞれ互いに平行に設けられ、且つ、スクロールバーのスクロール量に基づく設定量の増減の方向が同じに設定されていることを特徴とする請求項5記載のプロジェクタ。
  7. 前記設定項目の一つとして台形補正を行う項目を有し、前記第2のアイコンは、水平方向の補正量を指定するための水平方向に延びるスクロールバーと、垂直方向の補正量を指定するための垂直方向に延びるスクロールバーとの2つで構成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載のプロジェクタ。
  8. 前記各第1のアイコンのうち、接触操作が行われたアイコンに対応する設定項目を設定するにあたって、次に行うべき操作は、複数の選択項目の中から何れか一つを選択する選択操作であり、前記制御部は、前記複数の選択項目を示す複数のアイコンを、前記第2のアイコンとして設定画面上に表示させることを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載のプロジェクタ。
  9. 前記制御部は、前記設定画面に前記第2のアイコンを表示させるに先立って、現在のプロジェクタの状態に基づき、現在、選択可能な選択項目を決定し、前記第2のアイコンを設定画面を表示する際には、前記決定された選択項目を示す第2のアイコンのみを表示させ、前記決定された選択項目以外の項目を示す第2のアイコンについては、前記設定画面上に表示させないようにしたことを特徴とする請求項8記載のプロジェクタ。
  10. 前記設定画面において、前記第2のアイコン表示領域を前記第1のアイコン毎に設けるのに代えて、全ての前記第1のアイコンに共通して1つだけ設けるようにしたことを特徴とする請求項6記載のプロジェクタ。
  11. 前記プロジェクタの投写方向を前方としたとき、前記表示部の後方、右方、左方にそれぞれ前記検知部を配置し、前記制御部は、どの検知部で前記表示指示動作を検出したかに応じて前記設定画面を適宜の方向に回転させ、利用者の向きに合った表示を行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載のプロジェクタ。
  12. 前記検出部は、利用者が手を近づける動作を前記表示指示動作として検知することを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れかに記載のプロジェクタ。
  13. 前記制御部は、前記検知部により表示指示動作が検知されたとき、前記表示部のバックライトを点灯させることを特徴とする請求項1乃至請求項12の何れかに記載のプロジェクタ。
  14. 前記表示部は液晶表示部であることを特徴とする請求項1乃至請求項13の何れかに記載のプロジェクタ。
  15. 前記検知部は、静電センサー、赤外線センサー、超音波センサー、電波式センサーの何れかであることを特徴とする請求項1乃至請求項14の何れかに記載のプロジェクタ。
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