JP2005016027A - コンクリート面への線条取り付け構造 - Google Patents

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Kenichi Masabayashi
賢一 昌林
Takayuki Aoshika
孝行 青鹿
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Abstract

【課題】既存コンクリート面へ付加物を固定する際に壁面の損傷がほとんどなく回復も容易で、かつ取り付けが確実なコンクリート面への線条取り付け構造を提する。
【解決手段】コンクリート打設時に型枠間隔を維持するために用いられ、打設コンクリート中に残置され埋め殺しとなっているセパレータボルト6をアンカーとし、これに取り付けた支持体26又は支持バー15,16を利用してワイヤ4、線材、紐等の線条をコンクリート面に取り付ける。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンクリートの面に線条を取り付けた構造とその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリートの壁面に看板のようなパネルやオブジェを固定したり、垂れ幕をガイドするワイヤを張設したり、あるいはいわゆる壁面緑化のために線条(ワイヤ、線材あるいは紐など)を設定した面範囲に張設することがある。
一般に、既存のコンクリート面へ付加的な何らかの物を確実に取り付けるには、従来コンクリート面へアンカーを打ち込んで固定するのが一般的であった。
【0003】
しかし、この方法ではアンカーの強度を確保するためにかなり大きなアンカーを打ち込んだり、本数を多く打ち込む必要がある。そして、アンカーの打ち込みにはコンクリート面の破壊を伴うので、その修復に手間と費用を要している。
この修復はコンクリート面から付加物を除去した後にも必要となることがある。特に、都市温暖化の抑制と環境改善策として推奨される壁面の緑化では、壁面に緑化植物を担持させるワイヤや網などを張設するために多くのアンカーを打ち込む必要があるが、事情が生じてこれらワイヤや網などを撤去する必要が生じたとき壁面の回復に多くの費用と手間を要する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、型枠を使用して構築されたコンクリート面に限られるが、既存コンクリート面へ付加物を固定する際に壁面の損傷がほとんどなく回復も容易で、かつ取り付けが確実なコンクリート面への線条取り付け構造を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
コンクリート打設時に型枠間隔を維持するために用いられ、打設コンクリート中に残置され埋め殺しとなっているセパレータボルトを利用する。このセパレータボルトの端部をはつり出し、そのままアンカーとして利用する。
アンカーにはコンクリート面から突出するように支持体あるいは支持バーを固定し、これを利用してワイヤ、線材、紐等の線条をコンクリート面に取り付ける。
コンクリート面は、建物、構築物の壁面や塀のように垂直な場合と法面のように角度を持った面のことがある。
【0006】
セパレータボルト端部のはつり出しは、多くの場合、型枠組み付け時にセパレータボルトの両端部に嵌合して用いる円柱あるいは截頭円錐形をした受け具(Pコンと呼ばれている)の抜き後に充填したモルタルをはつり出すだけであるから、既存コンクリート面を大きく破損することはない。すなわち、このモルタルは打設コンクリートと品質上の特性が異なるので、Pコン抜き後からモルタルだけを容易にはつり出すことができる。
【0007】
モルタルのはつり出しによって、セパレータボルトの両端ねじ部が露出する。セパレータボルト自体は既存コンクリート中に埋設されて確実に固定されており、揺るぐことはない。このため、アンカーとして利用する本数は、通常の打ち込みアンカーの場合よりも少なくなる。
なお、このねじ部は型枠組み付け時に前記のPコンをねじ込むと共にPコンが備えたねじへさらに型枠締め付けボルトを結合し、対向して配置した型枠を締め上げるために使用されたものである。
【0008】
セパレータボルトの露出させたねじ部を利用して線条を取り付けるための支持体あるいは支持バーを取り付ける。すなわち、セパレータボルトをそのままアンカーボルトに利用する。この取り付けは露出させたねじ部へ部材をねじ込んで固定することが多い。このため、ねじの螺合をスムーズにするため、露出させたねじ部へダイスを通してねじ面をきれいにしておくことがある。
線条は、ワイヤ、線材、紐など細く屈曲ができる長い部材の総称として用い、テープ状のものを包含する。
【0009】
支持体は独立して線条を支持するもので、線条の端部を固定する固定用支持体と線条の屈曲を案内し支持する案内用支持体とがあり、使い分ける。
支持バーは、鋼材のフラットバーやアングルバーとすることが多いが、丈夫な合成樹脂などであっても良い。支持バーは両端など要点を前記のセパレータボルト、すなわち、アンカーに固定する。支持バーに線条を屈曲させる突起などを設けることなどにより、アンカーと結合させる個所を少なくすることができる。このため、はつり等、施工の手間が少なくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
壁面の緑化に用いた場合を説明する。
図1は大きな倉庫1の壁面を示し、壁2の面に緑化植物3を担持させるためのワイヤ4が張設されている。緑化工事は倉庫の建築後、既存の壁2に対して行われた。これにより、大きな倉庫1の壁2による殺風景で阻害感のある環境が改善され、また、緑化植物の蒸散作用で都市の温暖化が緩和される。
【0011】
前記の壁2は、型枠を組み付けて構築したもので、図2のように、両側に対向させて配置した合板5(コンパネと呼ばれる)の間にセパレータボルト6を介在させ、外の両側から端太(ばた)材7と呼ばれる鋼管を縦・横に当て付けてから前記のセパレータボルト6の両端に型枠締め付けボルト8を連結し、これらを両側から締め付けることで、型枠の間隔を規定し、また、コンクリート9の打設時に組み付けた型枠が破裂しないように維持している。
【0012】
セパレータボルト6と型枠締め付けボルト8との結合は、セパレータボルト6両端のねじ部10(図4)に、まずPコン11(図3、図4)を取り付け、その外側に向き合板5を貫通させた雄ねじ部12に型枠締め付けボルト8の雌ねじを螺合して結合する。Pコン11は合板5の内側に位置し、締め付けによる合板5からの圧力をセパレータボルト6に伝達する。なお、Pコン11には円板形、円柱形、截頭円錐形等さまざまな形態があるが、いずれも、締め付け圧を受け取るために合板5の内側に位置する。
セパレータボルト6はコンパネの場合、通常上下左右60cmの間隔で配置する。
【0013】
コンクリート9が硬化すると型枠が取り払われる。型枠締め付けボルト8が外され、端太材7の除去された状態が図3であり、さらに、合板5とPコン11が除去された状態が図4である。Pコン11が除去されるとコンクリート9の面にその分の凹陥部13が生じる。そして、その底部中央部には、セパレータボルト6のねじ部10が露出している。
凹陥部13は目立つし、ここから雨水が浸透してセパレータボルト6を腐食させたり、次の仕上げ施工に支障があったりするので、通常、モルタル14を充填して閉鎖している。すなわち、セパレータボルト6はコンクリート9中に残置され、完全に埋め殺された状態となっている。
【0014】
さて、このような既存の壁面にワイヤ4(線条の一つ)を張設するとき、まず、図6のように、セパレータボルト6が埋め殺されている位置を確認する。設計図から割り出すこともできるが、凹陥部13に充填したモルタル14は通常、周囲のコンクリート9とは品質が異なるので、現場において色違いや質感で判別することができる。
図6は、支持バー15,16(図10)を用いてワイヤ4を張設する構造である。そのため、壁面の上下個所で同じ列の3ヶ所ずつの凹陥部13を選定する。
【0015】
選定した凹陥部13から、モルタル14をはつり出し、セパレータボルト6の一端部であるねじ部10を露出させる(図7)。この際、セパレータボルト6にガタがあるようなときは市販の充てん剤を用いて固定しておく。露出させたねじ部10へ、念のためにダイスを通してねじ部10の谷部に付着しているモルタルを除去する。
転換ナット17を準備してそのセパレータボルト側を露出したねじ部10へねじ込み固定する(図8)。転換ナット17へ支持バー15の台座ナット18の雄ねじ部をねじ込み壁面に台座ナット18を固定する。凹陥部13は台座ナット18のフランジ部で閉鎖される。
上下3箇所ずつの凹陥部13において同様に台座ナット18を固定できたら、これらを利用して上下の支持バー15,16を取り付けボルト19で固定する(図9)。支持バー15,16は、植生の特徴を考えて壁面と間隔を取って配置する。
通常、約8cmの間隔である。
【0016】
これで上下に支持バー15,16を固定できたので、支持バー15,16のそれぞれにワイヤ始端・中間用係合部材20とワイヤ終端用係合部材21を、取り付けボルト22,23で固定する(図11A,B)。符号24は引き締め用の一種のターンバックルである。ワイヤ始端・中間用係合部材20は、一種のアイボルトであり、ワイヤ終端用係合部材21はL形に屈曲したステーの形態でターンバックルのフックを掛ける凹部を設けてある。
【0017】
図10でいうと、(s)の位置にワイヤ始端・中間用係合部材20が用いられ、(f)の位置にワイヤ終端用係合部材21が固定されている。他の中間個所はすべてワイヤ始端・中間用係合部材20である。ワイヤ4は1本であり、中間のワイヤ始端・中間用係合部材20を2個ずつ使って折り返し、平行配置となるように張設されている。
この張設によって上下の支持バー15,16にはかなりの荷重となるが、それぞれ3箇所をセパレータボルト6に結合しているので、充分に耐えることができる。
【0018】
このように構成した緑化のための構造を撤去するときは、ワイヤ4を除去した後、上下の支持バー15,16を取り外すと共に、台座ナット18、転換ナット17を除去し、露出した凹陥部13にモルタルを充填するか、樹脂などのキャップをたたき込むことで、簡単に従前の状態に戻すことができる。
なお、図示の実施形態では、ワイヤ始端・中間用係合部材20とワイヤ終端用係合部材21を構造の違うものとしたが、中間個所を含めすべての係合部材をアイボルト形のワイヤ始端・中間用係合部材20としても良い。
【0019】
図12は、第2の実施形態で、前記の第1実施形態に対して、支持バー15,16を左右に配置してワイヤ4を横方向に張設している。ワイヤ4は2本に分割してある。壁面が広く張設面積が大きくなる場合は、ワイヤ4を引き回す都合を考慮してワイヤ4を複数本とするのが好ましい。
【0020】
図13は、第3の実施形態であり、支持バー15,16ではなく、独立した支持体26でワイヤ4を支持する。また、2本のワイヤ4を対角線方向に張設して相互に交差させている。
独立した支持体26は、例えば図14〜図17に示すようにアイボルト形支持体27、1ローラー形支持体28,2ローラー形支持体29あるいは掛け駒形支持体30等がある。
【0021】
アイボルト形支持体27は、基端部に大きめのフランジ31を備えた長めの台座ナット32にアイボルト33を固定したものであり、ワイヤ4の始端、中間、終端位置での支持に利用することができる。中間個所では、図ロのように、2個を用いてワイヤ4を90°ずつの屈曲で無理なくUターンさせることができる。
【0022】
図15の1ローラー形支持体28は、長めの台座ナット32に縦軸で回動するローラー34を取り付けたもので、図ロのように、ローラー34にワイヤ4を巻回させてワイヤの張設方向を変更する。中間個所にのみ利用が可能である。熱によるワイヤ4の伸縮や風にあおられることによるワイヤ4の移動をソフトにガイドすることができ、張設が長期にわたってもワイヤ4を傷めることが少ない。
【0023】
図16の2ローラー形支持体29は、長めの台座ナット32に縦軸で回動するローラー34を取り付けたもので、図ロのように、1点に集中してくる2本のワイヤ4を交差させることなく、屈曲させて振り分けることができる。前記のように、ローラーを用いることによりワイヤ4の移動をソフトにガイドすることができると共に、ワイヤ4を張設するデザインに多様性をもたせることができる。
【0024】
図17の掛け駒形支持体30は、長めの台座ナット32に掛け駒35を固定したものであり、ワイヤ4の始端を固定するのにのみ用いる。掛け駒35は中空な四角形箱状の側面に切割孔36を形成したものであり、ワイヤ4の始端に径が大きな端子37を固定しておいて、これを前記のT字状の切割孔36の個所から内部へ嵌め込んで使用する。ワイヤ4を導き出せる方向が4方向になり、希望する姿勢(例えばワイヤ4を張設する壁面に垂直)に支持体30を配置できない場合に便利である。
【0025】
図18の支持体26は終端用であって、前記と同様に長めの台座ナット32の先端に巻上げ装置38を壁面に対して前後方向へ回動可能に備えている。壁2の凹陥部13は円柱状である。巻上げ装置38は前後に回動するので、掛け回したワイヤ4の終端がどの方向を向いていても巻上げ装置38へ装填しやすく、また、操作部が側面にあることから壁に向かっている操作者にとり引き締め操作をおこないやすい。図19は、これをワイヤ終端用係合部材21として構成したものである。符号15は上方の支持バー、符号22は取り付けボルトである。
図20は、台座ナット32の部分を変えたもので、壁面との間隔を確保するために簡単な台座39をボルト40で壁面に固定し、その頂面に巻上げ装置38を取りつけてある。
【0026】
線条の例としてワイヤ4を取り上げ説明したが、他の線条の場合もほぼ同様である。
さらに述べるなら、この発明は、高所に吊るす掲示板などの揺れ止めのために張設するワイヤの一端を壁面へ固定する場合や、予め編成されている網などを壁面へ張設する場合などにも適用できる。
【0027】
【発明の効果】
既存のコンクリート壁に残置され埋め殺しとなっているスペーサーボルトをアンカーとして利用するので、壁面を損傷する程度が小さく、また、復旧が簡単である。
コンクリート中に埋め殺されているスペーサーボルトのアンカー効果は強力であり、コンクリート壁面に対してワイヤなどの線条を強固に取り付けることができる。
固定個所を減らしても充分に固定することができるので、短期間で施工することができ、費用も低減する。
既存のコンクリート壁に特に有利な構造及び施工法であるところから、壁面の緑化を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】緑化壁面の一例を示す斜視図
【図2】コンクリート壁の構築を示す断面図1
【図3】コンクリート壁の構築を示す断面図2
【図4】コンクリート壁の構築を示す断面図3
【図5】コンクリート壁の構築を示す断面図4
【図6】既存壁の一部を示す正面図(各部を強調し、また、透視的に記載してある)
【図7】セパレータボルトをアンカーとして利用する手順を示す断面図1
【図8】セパレータボルトをアンカーとして利用する手順を示す断面図2
【図9】セパレータボルトをアンカーとして利用する手順を示す断面図3
【図10】ワイヤを張設した状態を示す模式的な正面図1
【図11】A ワイヤ始端・中間用係合部材の側面図(一部断面、透視的に記載)
B ワイヤ終端用係合部材の側面図(一部断面、透視的に記載)
【図12】ワイヤを張設した状態を示す模式的な正面図2
【図13】ワイヤを張設した状態を示す模式的な正面図3
【図14】イ 支持体の側面図(一部断面、透視的に記載) ロ 使用法を示す簡略図
【図15】イ 支持体の側面図(一部断面、透視的に記載) ロ 使用法を示す簡略図
【図16】イ 支持体の側面図(一部断面、透視的に記載) ロ 使用法を示す簡略図
【図17】イ 支持体の側面図(一部断面、透視的に記載) ロ 使用法を示す簡略図
【図18】支持体の側面図(一部断面、透視的に記載)
【図19】ワイヤ終端用係合部材の側面図(一部断面、透視的に記載)
【図20】支持体の側面図(一部断面、透視的に記載)
【符号の説明】
1 倉庫
2 壁
3 緑化植物
4 ワイヤ
5 合板
6 セパレータボルト
7 端太材
8 型枠締め付けボルト
9 コンクリート
10 セパレータボルトのねじ部
11 Pコン
12 雄ねじ部
13 凹陥部
14 モルタル
15 支持バー(上方)
16 支持バー(下方)
17 転換ナット
18 台座ナット
19 取り付けボルト
20 ワイヤ始端・中間用係合部材
21 ワイヤ終端用係合部材
22 取り付けボルト
23 取り付けボルト
24 ターンバックル
25 止め部材
26 支持体
27 アイボルト形支持体
28 1ローラー形支持体
29 2ローラー形支持体
30 掛け駒形支持体
31 フランジ
32 台座ナット
33 アイボルト
34 ローラー
35 掛け駒
36 切割孔
37 端子
38 巻上げ装置
39 台座
40 ボルト

Claims (7)

  1. コンクリート打設時に型枠間隔を維持するために用いられ、打設コンクリート中に残置され埋め殺しとなっているセパレータボルトをアンカーとし、これに取り付けた支持体を利用してワイヤ、線材、紐等の線条をコンクリート面に取り付けてあることを特徴としたコンクリート面への線条取り付け構造。
  2. 線条は、コンクリート面と間隔を取って設定した面範囲に複数本を配置し、各線条の両端を支持体に固定してあることを特徴とした請求項1に記載のコンクリート面への線条取り付け構造。
  3. 支持体は、線条の端部を固定する固定用と線条の屈曲を案内し支持する案内用支持体を備え、コンクリート面と間隔を取って設定した面範囲に線条が屈曲して配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリート面への線条取り付け構造。
  4. 線条は、コンクリート面と間隔をとって設定した面範囲に複数本を交差させて配置し、交差方向の一方の方向の各線条だけその両端を支持体に固定してあることを特徴とした請求項1に記載のコンクリート面への線条取り付け構造。
  5. コンクリート打設時に型枠間隔を維持するために用いられ、打設コンクリート中に残置され埋め殺しとなっているセパレータボルトをアンカーとして複数の支持バーをコンクリート面に固定し、支持バー間にワイヤ、線材、紐等の線条を張設してあることを特徴としたコンクリート面への線条取り付け構造。
  6. 請求項1〜5に記載のコンクリート面に線条を取り付けた構造であって、線条に植物を担持させてあることを特徴とした緑化コンクリート壁。
  7. コンクリート打設時に型枠間隔を維持するために用いられ、打設コンクリート中に残置され埋め殺しとなっているセパレータボルトの端部をはつり出す第1の工程、はつり出した端部に支持体又は支持バーを固定する第2の工程及び支持体又は支持バーを利用して、ワイヤ、線材、紐などの線条をコンクリート面に取り付ける第3の工程を有していることを特徴としたコンクリート面に線条を取り付ける施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4668355B1 (ja) * 2010-07-23 2011-04-13 株式会社森崎建設工業 中空函型積層コンクリート構造物の施工方法
JP2016042815A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 株式会社みんみん村 建物壁面に設置される金属製引っ掛け用具、建物壁面に有体物を引っ掛ける方法、並びに外壁面緑化のためのシステム及び方法

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