JP2005014897A - ステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可動ツース15及び固定ツース16で構成されるチルト機構7のステアリングホイール保持規制機構に加え、前記可動ツース15の下端部に、固定ツース16の運転者側端部角隅部に係止する係止部17を形成し、ステアリングホイール1の跳ね上げ状態でチルトレバー12を解放すると、可動ツース15の係止部17が固定ツース16の運転者側端部角隅部に係止してステアリングホイール1が下方に移動するのを規制する機構を付与する。ステアリングホイール1の跳ね上げはテレスコピック最大状態で許可するが、これに加えてイグニッションキーが差し込まれた状態か、若しくはACC位置にあるときにのみ、跳ね上げを許可する。
【選択図】 図6
Description
また、近時にあってはステアリングホイールの跳ね上げ角度を大きくして乗降性を更に向上させるものも実用化されており、その一つとして、例えばオートマチックトランスミッション(自動変速機)付き車両に具備され、アイドル中又はキーがイグニッションオン位置にあるときにステアリングホイールを通常運転角度以上の跳ね上げられるようになっている(例えば特許文献1参照)。
本発明は、前記諸問題を解決すべく開発されたものであり、ステアリングホイールを跳ね上げた際に、ステアリングコラム上面がインストルメントパネルに干渉せず且つ構造が簡潔にして安全性の高いステアリング装置を提供することを目的とするものである。
図1は、自動変速機搭載車両に適用された本発明のステアリング装置の一実施形態を示すシステム概略構成図である。本実施形態のステアリング装置は、ステアリングホイールを運転者が手前に引き出したり、奥方に押し戻したり、或いは上下方向に移動させたり、更に上方に跳ね上げたりすることができるように、ステアリングコラム201にテレスコピック機構やチルト機構、跳ね上げ機構を備えた。このうち、特に跳ね上げ機構によるステアリングホイールの跳ね上げは、前記ステアリングコラム201に設けられた電磁アクチュエータ19をオン状態にしないと許容されない。この電磁アクチュエータ19の通電状態を司るのがステアリングコントローラ202であり、跳ね上げスイッチ31やキースイッチ32の信号を読込むと共に変速機コントローラ203と相互通信を行って電磁アクチュエータ19の通電状態を制御する。また、前記変速機コントローラ203は、例えばセレクトレバーのシフトセレクト状態を検出するインヒビタスイッチ33の信号を読込み、後述するシフトロック機構204のシフトロックソレノイド34の通電状態を制御する。なお、各コントローラは、例えばマイクロコンピュータ等の演算処理装置を備え、当該演算処理装置で行われる演算処理に従って、前記アクチュエータやソレノイドの通電状態を制御する。
本実施形態のステアリングコラム201は、チルトヒンジ軸3によって軸方向に分割され、このチルトヒンジ軸3よりステアリングギヤ装置側、つまり車体側が固定部4であり、当該チルトヒンジ軸3よりステアリングホイール1側が可動部5となる。実質的には、前記固定部4のうち、前記チルトヒンジ軸3に近い部分は、後述するテレスコピック機構により、ステアリングホイール1側、つまり運転者側にスライドして進退、換言すれば引き出されたり押し戻されたりして移動するのであるが、上下方向には移動(回動)しないので、便宜的に固定部4の一部と考える。そして、前記固定部4はクランプ装置101によって車体に取付けられている。
このテレスコピック機構6によって、前記固定部4のうち、前記ブロック64が収納されている部分から前記チルトヒンジ軸3までの部分は可動部5と一緒に移動される。そのため、この移動される部分を移動部50とする。
従って、前記可動ツース15、固定ツース16、係止部17が係止構造10を構成し、この係止構造、前記捩りコイルバネ11(付勢手段)、チルトレバー12が可動部規制機構9を構成している。
前記ステップS4では、前記跳ね上げ機構8による可動部5、つまりステアリングホイール1の跳ね上げを許可する、つまり前記電磁アクチュエータ19をオン状態としてからステップS5に移行する。なお、このステップS4では、前記シフトロック機構204によるシフトロック、前記テレスコピック機構6(図ではテレスコ)による位置調整不能とする。
この演算処理によれば、前記セレクトレバー72によるPレンジセレクトに合わせて、キー差し込み状態であるときに限って前記跳ね上げ機構8による可動部5、つまりステアリングホイール1の跳ね上げを許可する。そもそも、ステアリングホイール1を跳ね上げるのは、乗降性を向上するためであって、走行するためではない。従って、エンジンが運転状態にある必要はなく、イグニッションをオンする必要もない。そして、何よりも、前記キー差し込み状態は、時間的に非常に短時間であるため、前記電磁アクチュエータ19に通電する時間を短縮することができ、その分だけ、電力の消費が少なくなるので、結果的に燃費を向上することが可能となる。
前記チルト操作検出スイッチ36は、運転者がステアリングコラム201のチルト操作を行うことにつながる運転者の操作を検出するものであり、具体的には、前記チルトレバー12の操作に伴ってオン状態となるものや、チルトレバー12の操作による捩りコイルバネ11の作動に伴ってオン状態となるもの、或いはチルトレバー12の操作による可動ツース15や渦巻きバネ18の作動に伴ってオン状態となるものなど、チルト操作ができない、チルトロックの状態でオフ状態、チルト操作が可能なチルトロック解除状態でオン状態となるものである。
また、前記各コントローラは、マイクロコンピュータに代えて、各種の演算処理装置や演算器を用いて構成してもよい。
2はアッパシャフト
3はチルトヒンジ軸
4は固定部
5は可動部
6はテレスコピック機構
7はチルト機構
8は跳ね上げ機構
9は可動部規制機構
10は係止構造
11は捩りコイルバネ(付勢手段)
12はチルトレバー
13は跳ね上げ規制機構
15は可動ツース
16は固定ツース
17は係止部
18は渦巻きバネ
19は電磁アクチュエータ
30はブレーキペダルスイッチ
31は跳ね上げスイッチ
32はキースイッチ(キー操作状態検出手段)
33はインヒビタスイッチ(Pレンジ検出手段)
34は電磁アクチュエータ
35はPレンジ検出スイッチ
36はチルト操作検出スイッチ
Claims (4)
- 車両のステアリングコラムを、軸方向の所定位置でステアリングギア側の固定部とステアリングホイール側の可動部とに分割形成すると共に、該分割部に車幅方向に沿って配設された回転軸を中心として、前記可動部を上下方向に回動自在に設け、且つ前記可動部を運転時の最適な上方或いは下方位置に保持規制するチルト機構を備えると共に、前記回転軸を含む可動部を、車体前後方向へ引き出し或いは押し戻し可能にするテレスコピック機構を備えたステアリング装置において、前記チルト機構による可動部の最大上方位置よりも上方に当該可動部の跳ね上げを許容する跳ね上げ機構を設けると共に、前記可動部がテレスコピック機構によって所定の長さまで引き出されたとき以外は、前記跳ね上げ機構による前記可動部の跳ね上げを規制する跳ね上げ規制機構を設け、前記チルト機構によって回動された可動部の位置を保持規制すると共に前記跳ね上げ機構によって跳ね上げられた可動部の下方への移動を規制する可動部規制機構を設けたことを特徴とするステアリング装置。
- 前記可動部規制機構は、運転者によって所定の方向に操作されるチルトレバーと、前記運転者による操作方向と逆方向に前記チルトレバーを付勢する付勢手段と、前記付勢手段によってチルトレバーが付勢されたときに前記チルト機構によって回動された位置で可動部を係止すると共に、当該付勢手段によるチルトレバーの付勢によって前記跳ね上げ機構による跳ね上げ位置で可動部を係止する係止構造とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
- 車両に備えられた自動変速機のセレクトレバーがPレンジにあることを検出するPレンジ検出手段と、イグニッションキーの操作状態を検出するキー操作状態検出手段と、前記跳ね上げ機構による可動部の跳ね上げを機械的に制御する作動制御手段とを備え、前記作動制御手段は、前記Pレンジ検出手段でセレクトレバーがPレンジにあることが検出され且つ前記キー操作状態検出手段で検出されたイグニッションキーの操作状態がキースイッチに差し込まれた状態か又はACCの位置にあるときに前記可動部の跳ね上げを可能とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
- 車両に備えられた自動変速機のセレクトレバーがPレンジにあることを検出するPレンジ検出手段と、運転者がステアリングコラムのチルト操作を行うことにつながる運転者の動作を検出するチルト操作検出手段と、前記跳ね上げ機構による可動部の跳ね上げを機械的に制御する作動制御手段とを備え、前記作動制御手段は、前記Pレンジ検出手段でセレクトレバーがPレンジにあることが検出され且つ前記チルト操作検出手段で運転者の前記動作を検出した際に前記可動部の跳ね上げを可能とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
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