JP2005014404A - 一軸回転事務用ファイル - Google Patents
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Abstract
【課題】透明なプラスチックシートを二つ折りにした矩形の複数のシートホルダー内に保護された書類を容易に閲覧できるようバインダーに綴じた事務用ファイルを提供する。
【解決手段】各シートホルダー2の折れ辺3に隣接した一方の隣接辺4の近傍に同軸上で貫通する綴じ穴5をそれぞれ形成し、これらの綴じ穴を貫通する軸部16を中心にしてシート面が互いにスライド回転されるよう回転自在に軸支する軸止め具15によって各シートホルダーをバインダー10の裏カバー部12の内壁側に綴じて構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】各シートホルダー2の折れ辺3に隣接した一方の隣接辺4の近傍に同軸上で貫通する綴じ穴5をそれぞれ形成し、これらの綴じ穴を貫通する軸部16を中心にしてシート面が互いにスライド回転されるよう回転自在に軸支する軸止め具15によって各シートホルダーをバインダー10の裏カバー部12の内壁側に綴じて構成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複数のシートホルダーとこれらのシートホルダーを綴じるバインダーとから成る事務用ファイルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クリアーホルダーと称して透明プラスチックシートを二つ折りにし折れ辺に隣接した一辺を封止状態に接着した書類保持具であるシートホルダーは、書類の出し入れの簡便さから広く用いられているが、書類を系統立ててファイルする機能は有せず、書類の保護具としての役目を果たしているに過ぎない。
【0003】
一方、透明なプラスチックフィルムで作られた複数の袋の一辺を綴じたポケット式ファイルも広く用いられている。これは薄手で軟らかな腰のないプラスチックフィルム製の袋に書類を出し入れする煩わしさと、しばしば書類が脱落する不便さがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
クリアーホルダーと称されている前記したシートホルダーは、矩形のプラスチックシートを二つ折りにし、二つ折りされた折れ辺に隣接する一辺がヒートシール手段によって接着され閉じられている。他の二辺が開放されているため書類の出し入れは容易である。しかし、二辺を開放してシートホルダーとしてのシート保持機能を満たすために、材料の厚みがポケット式ファイルよりも厚くなった。しばしば、このシートホルダー(クリアーホルダー)をバインダーに綴じることが試みられたが、綴じたシートホルダー(クリアーホルダー)をめくり難く実用的ではない。特に、リングバインダー以外の、リフィル(REFILL/バインダーに綴じ込む替え用紙など)の柔軟性を用いてめくるバインダーに綴じたときは、めくることがすこぶる困難であった。
【0005】
本発明は、このような実情に鑑み、書類の保護性の高い腰のある材料を用いて複数のシートホルダーを作り、しかもこれらのシートホルダーに保護された書類が容易に閲覧できるようバインダーに綴じた事務用ファイルを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載した本発明の一軸回転事務用ファイルは、折れ辺に沿って二つ折りされた透明な腰のあるプラスチックシートで形成された矩形の二つ折りシートから成る複数のシートホルダーと、表カバー部と裏カバー部とを背カバー部を介して開閉自在に連設してあり、閉じた状態において前記各シートホルダーを内部に収容可能なバインダーとから構成されたファイルであり、前記各シートホルダーには前記折れ辺に隣接した一方の隣接辺の近傍に同軸上で貫通する綴じ穴をそれぞれ形成し、前記バインダーの表カバー部又は裏カバー部のいずれか一方の内壁側に各シート面を重ねて綴じられる前記各シートホルダーを、前記各綴じ穴を貫通する軸部を中心にして前記各シートホルダーのシート面が互いにスライド回転されるよう回転自在に軸支する軸止め具によって前記バインダーに綴じて構成したことを特徴としている。
【0007】
また、請求項2に記載した本発明の一軸回転事務用ファイルは、請求項1記載の前記バインダーの表カバー部又は裏カバー部の自由端側に折り返し自在な閉じ片を連設し、この閉じ片と該閉じ片を連設してない前記表カバー部又は裏カバー部の自由端側にバインダーの閉止状態を保持可能とする止め具を設けたことを特徴としている。
【0008】
また、請求項3に記載した本発明の一軸回転事務用ファイルは、請求項1記載の前記各シートホルダーに、前記折れ辺に隣接した他方の隣接辺の近傍に重ね順位を示す頁符号を付したことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を示す図面に基づいて説明する。図1はファイルの全体を示す斜視図、図2はファイルを構成するシートホルダーの斜視図、図3はファイルを構成するバインダーの斜視図をそれぞれ示している。
【0010】
図中、符号1は本発明のファイルを示し、このファイル1は、折れ辺3に沿って二つ折りされた透明な腰のあるプラスチックシートで形成された矩形の二つ折りシートから成る複数のシートホルダー2と、表カバー部11と裏カバー部12とを背カバー部13を介して開閉自在に連設してあり、閉じた状態において前記各シートホルダー2を内部に収容可能なハードカバーで形成されたバインダー10とから構成されている。
【0011】
前記各シートホルダー2には前記折れ辺3に隣接した一方の隣接辺4の近傍に各シートホルダー2を揃えて重ね合わせた状態において同軸上で貫通する綴じ穴5をそれぞれ形成してある。一方、前記各シートホルダー2を綴じる前記バインダー10の裏カバー部12には前記各シートホルダー2を内部に収容した状態において前記綴じ穴5に対応する位置に貫通孔14を形成してある。そして、図4に示したように、前記各綴じ穴5と前記貫通孔14とを貫通する軸部16と該軸部16の両端に形成された抜け防止機能を有するフランジ状の係止頭部17とを有する軸止め具15によって、前記各シートホルダー2を前記バインダー10の裏カバー部12の内壁側に、前記各綴じ穴5を貫通する前記軸部16を中心にして前記各シートホルダー2のシート面が互いに面接触しながらスライド回転されるよう回転自在に軸支した状態に前記バインダー10に綴じて構成している。
【0012】
図面に示した前記軸止め具15は、前記軸部16と前記係止頭部17とを固着して構成したが、例えば中空の軸部にメネジを形成し、係止頭部にこのメネジに螺合されるオネジを形成し、係止頭部を軸部に対して着脱式に形成することも可能である。このように着脱式にすればシートホルダーの交換が可能である。
【0013】
前記バインダー10の裏カバー部12の自由端側に折り返し自在な閉じ片18を連設し、この閉じ片18と前記表カバー部11の自由端側に前記バインダー10の閉止状態を保持可能とする着脱自在な雄雌ホックなどの止め具19を設けている。この止め具19によって前記バインダー10を閉じた状態に保持し、保管時に前記各シートホルダー2がバインダー10内でいたずらに移動しないように固定できるようにしている。この止め具19は図示した雄雌ホックに限定されるものではなく、例えばマジックテープと称される接合部材であっても良く、その他、例えば、前記表カバー部の自由端側に係止突片を形成し、裏カバー部の自由端側に連設された前記折り返し自在な閉じ片に前記係止突片を着脱自在に係止する切り欠き部を形成したものも採用可能である。
【0014】
なお、前記各シートホルダー2には、前記折れ辺3に対向する開放された対向辺の一方に、シートホルダーの開放を容易にするための指入れ中央切り欠き部6を形成してある。また、シートホルダー2の他例を示した図5のように、前記各シートホルダー2には、シートホルダーの開放を容易にするために隣接辺4と対向辺とが交わるコーナー部を切り欠いた指入れコーナー切り欠き部7を形成しても良い。また、同じく図5に示したように、前記各シートホルダー2には前記折れ辺3に隣接した他方の隣接辺4の近傍に重ね順位を1,2,3,4などの通し番号で示す頁符号8を印刷しても良い。また、同じく図5に示したように、前記各シートホルダー2には前記折れ辺3に沿って切り起こし片9を形成し、この切り起こし片9を見出しとして用いることができる。この切り起こし片9は、前記折れ辺3を挟む一方の面を、前記折れ辺3を軸心として180度回転できるように部分的に切り取って形成されている。
【0015】
このファイルの使用に際しては、二つ折りシートから成るシートホルダー2のシート間に書類を入れ、図1に示したように、各シートホルダー2を前記軸止め具15の軸部16を中心にしてスライド回転させることによって、各シートホルダー2に保持された書類(図示せず)を閲覧できるようにしている。
【0016】
【発明の効果】
本発明の一軸回転事務用ファイルによれば、複数のシートホルダーは一軸でバインダーに綴じられているので、軸を中心に回転する。従来のファイルのようにめくる操作ではなく、平面上で軸を中心に回転することにより、各シートホルダーすなわちシートホルダー内に保持されたシート書類を容易に閲覧することができる。このことは、特に、証書のような折り曲げたくない書類や、折れ曲がり難い書類の保管ファイルとして好適である。
【0017】
さらに、本発明の一軸回転事務用ファイルによれば、軸位置をシートホルダーの一方の隣接辺の近傍に設けたことにより、この軸位置が開放された隣接辺を部分的に封止する機能を果たすため、開放されたこの隣接辺からの書類の脱落を防止でき、二辺封止の従来のシートホルダー(クリアーホルダー)とほぼ同じ効果が部分的な肉厚部を形成してしまう弊害のあるヒートシール手段による接着工程なしで得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体斜視図である。
【図2】本発明のファイルを構成するシートホルダーの斜視図である。
【図3】本発明のファイルを構成するバインダーの斜視図である。
【図4】図1のA−A線に沿う拡大縦断面図である。
【図5】シートホルダーの他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ファイル
2 シートホルダー
3 折れ辺
4 隣接辺
5 綴じ穴
6 指入れ中央切り欠き部
7 指入れコーナー切り欠き部
8 頁符号
9 切り起こし片
10 バインダー
11 表カバー部
12 裏カバー部
13 背カバー部
14 貫通孔
15 軸止め具
16 軸部
17 係止頭部
18 閉じ片
19 止め具
【発明の属する技術分野】
本発明は複数のシートホルダーとこれらのシートホルダーを綴じるバインダーとから成る事務用ファイルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クリアーホルダーと称して透明プラスチックシートを二つ折りにし折れ辺に隣接した一辺を封止状態に接着した書類保持具であるシートホルダーは、書類の出し入れの簡便さから広く用いられているが、書類を系統立ててファイルする機能は有せず、書類の保護具としての役目を果たしているに過ぎない。
【0003】
一方、透明なプラスチックフィルムで作られた複数の袋の一辺を綴じたポケット式ファイルも広く用いられている。これは薄手で軟らかな腰のないプラスチックフィルム製の袋に書類を出し入れする煩わしさと、しばしば書類が脱落する不便さがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
クリアーホルダーと称されている前記したシートホルダーは、矩形のプラスチックシートを二つ折りにし、二つ折りされた折れ辺に隣接する一辺がヒートシール手段によって接着され閉じられている。他の二辺が開放されているため書類の出し入れは容易である。しかし、二辺を開放してシートホルダーとしてのシート保持機能を満たすために、材料の厚みがポケット式ファイルよりも厚くなった。しばしば、このシートホルダー(クリアーホルダー)をバインダーに綴じることが試みられたが、綴じたシートホルダー(クリアーホルダー)をめくり難く実用的ではない。特に、リングバインダー以外の、リフィル(REFILL/バインダーに綴じ込む替え用紙など)の柔軟性を用いてめくるバインダーに綴じたときは、めくることがすこぶる困難であった。
【0005】
本発明は、このような実情に鑑み、書類の保護性の高い腰のある材料を用いて複数のシートホルダーを作り、しかもこれらのシートホルダーに保護された書類が容易に閲覧できるようバインダーに綴じた事務用ファイルを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載した本発明の一軸回転事務用ファイルは、折れ辺に沿って二つ折りされた透明な腰のあるプラスチックシートで形成された矩形の二つ折りシートから成る複数のシートホルダーと、表カバー部と裏カバー部とを背カバー部を介して開閉自在に連設してあり、閉じた状態において前記各シートホルダーを内部に収容可能なバインダーとから構成されたファイルであり、前記各シートホルダーには前記折れ辺に隣接した一方の隣接辺の近傍に同軸上で貫通する綴じ穴をそれぞれ形成し、前記バインダーの表カバー部又は裏カバー部のいずれか一方の内壁側に各シート面を重ねて綴じられる前記各シートホルダーを、前記各綴じ穴を貫通する軸部を中心にして前記各シートホルダーのシート面が互いにスライド回転されるよう回転自在に軸支する軸止め具によって前記バインダーに綴じて構成したことを特徴としている。
【0007】
また、請求項2に記載した本発明の一軸回転事務用ファイルは、請求項1記載の前記バインダーの表カバー部又は裏カバー部の自由端側に折り返し自在な閉じ片を連設し、この閉じ片と該閉じ片を連設してない前記表カバー部又は裏カバー部の自由端側にバインダーの閉止状態を保持可能とする止め具を設けたことを特徴としている。
【0008】
また、請求項3に記載した本発明の一軸回転事務用ファイルは、請求項1記載の前記各シートホルダーに、前記折れ辺に隣接した他方の隣接辺の近傍に重ね順位を示す頁符号を付したことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を示す図面に基づいて説明する。図1はファイルの全体を示す斜視図、図2はファイルを構成するシートホルダーの斜視図、図3はファイルを構成するバインダーの斜視図をそれぞれ示している。
【0010】
図中、符号1は本発明のファイルを示し、このファイル1は、折れ辺3に沿って二つ折りされた透明な腰のあるプラスチックシートで形成された矩形の二つ折りシートから成る複数のシートホルダー2と、表カバー部11と裏カバー部12とを背カバー部13を介して開閉自在に連設してあり、閉じた状態において前記各シートホルダー2を内部に収容可能なハードカバーで形成されたバインダー10とから構成されている。
【0011】
前記各シートホルダー2には前記折れ辺3に隣接した一方の隣接辺4の近傍に各シートホルダー2を揃えて重ね合わせた状態において同軸上で貫通する綴じ穴5をそれぞれ形成してある。一方、前記各シートホルダー2を綴じる前記バインダー10の裏カバー部12には前記各シートホルダー2を内部に収容した状態において前記綴じ穴5に対応する位置に貫通孔14を形成してある。そして、図4に示したように、前記各綴じ穴5と前記貫通孔14とを貫通する軸部16と該軸部16の両端に形成された抜け防止機能を有するフランジ状の係止頭部17とを有する軸止め具15によって、前記各シートホルダー2を前記バインダー10の裏カバー部12の内壁側に、前記各綴じ穴5を貫通する前記軸部16を中心にして前記各シートホルダー2のシート面が互いに面接触しながらスライド回転されるよう回転自在に軸支した状態に前記バインダー10に綴じて構成している。
【0012】
図面に示した前記軸止め具15は、前記軸部16と前記係止頭部17とを固着して構成したが、例えば中空の軸部にメネジを形成し、係止頭部にこのメネジに螺合されるオネジを形成し、係止頭部を軸部に対して着脱式に形成することも可能である。このように着脱式にすればシートホルダーの交換が可能である。
【0013】
前記バインダー10の裏カバー部12の自由端側に折り返し自在な閉じ片18を連設し、この閉じ片18と前記表カバー部11の自由端側に前記バインダー10の閉止状態を保持可能とする着脱自在な雄雌ホックなどの止め具19を設けている。この止め具19によって前記バインダー10を閉じた状態に保持し、保管時に前記各シートホルダー2がバインダー10内でいたずらに移動しないように固定できるようにしている。この止め具19は図示した雄雌ホックに限定されるものではなく、例えばマジックテープと称される接合部材であっても良く、その他、例えば、前記表カバー部の自由端側に係止突片を形成し、裏カバー部の自由端側に連設された前記折り返し自在な閉じ片に前記係止突片を着脱自在に係止する切り欠き部を形成したものも採用可能である。
【0014】
なお、前記各シートホルダー2には、前記折れ辺3に対向する開放された対向辺の一方に、シートホルダーの開放を容易にするための指入れ中央切り欠き部6を形成してある。また、シートホルダー2の他例を示した図5のように、前記各シートホルダー2には、シートホルダーの開放を容易にするために隣接辺4と対向辺とが交わるコーナー部を切り欠いた指入れコーナー切り欠き部7を形成しても良い。また、同じく図5に示したように、前記各シートホルダー2には前記折れ辺3に隣接した他方の隣接辺4の近傍に重ね順位を1,2,3,4などの通し番号で示す頁符号8を印刷しても良い。また、同じく図5に示したように、前記各シートホルダー2には前記折れ辺3に沿って切り起こし片9を形成し、この切り起こし片9を見出しとして用いることができる。この切り起こし片9は、前記折れ辺3を挟む一方の面を、前記折れ辺3を軸心として180度回転できるように部分的に切り取って形成されている。
【0015】
このファイルの使用に際しては、二つ折りシートから成るシートホルダー2のシート間に書類を入れ、図1に示したように、各シートホルダー2を前記軸止め具15の軸部16を中心にしてスライド回転させることによって、各シートホルダー2に保持された書類(図示せず)を閲覧できるようにしている。
【0016】
【発明の効果】
本発明の一軸回転事務用ファイルによれば、複数のシートホルダーは一軸でバインダーに綴じられているので、軸を中心に回転する。従来のファイルのようにめくる操作ではなく、平面上で軸を中心に回転することにより、各シートホルダーすなわちシートホルダー内に保持されたシート書類を容易に閲覧することができる。このことは、特に、証書のような折り曲げたくない書類や、折れ曲がり難い書類の保管ファイルとして好適である。
【0017】
さらに、本発明の一軸回転事務用ファイルによれば、軸位置をシートホルダーの一方の隣接辺の近傍に設けたことにより、この軸位置が開放された隣接辺を部分的に封止する機能を果たすため、開放されたこの隣接辺からの書類の脱落を防止でき、二辺封止の従来のシートホルダー(クリアーホルダー)とほぼ同じ効果が部分的な肉厚部を形成してしまう弊害のあるヒートシール手段による接着工程なしで得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体斜視図である。
【図2】本発明のファイルを構成するシートホルダーの斜視図である。
【図3】本発明のファイルを構成するバインダーの斜視図である。
【図4】図1のA−A線に沿う拡大縦断面図である。
【図5】シートホルダーの他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ファイル
2 シートホルダー
3 折れ辺
4 隣接辺
5 綴じ穴
6 指入れ中央切り欠き部
7 指入れコーナー切り欠き部
8 頁符号
9 切り起こし片
10 バインダー
11 表カバー部
12 裏カバー部
13 背カバー部
14 貫通孔
15 軸止め具
16 軸部
17 係止頭部
18 閉じ片
19 止め具
Claims (3)
- 折れ辺に沿って二つ折りされた透明な腰のあるプラスチックシートで形成された矩形の二つ折りシートから成る複数のシートホルダーと、表カバー部と裏カバー部とを背カバー部を介して開閉自在に連設してあり、閉じた状態において前記各シートホルダーを内部に収容可能なバインダーとから構成されたファイルであり、前記各シートホルダーには前記折れ辺に隣接した一方の隣接辺の近傍に同軸上で貫通する綴じ穴をそれぞれ形成し、前記バインダーの表カバー部又は裏カバー部のいずれか一方の内壁側に各シート面を重ねて綴じられる前記各シートホルダーを、前記各綴じ穴を貫通する軸部を中心にして前記各シートホルダーのシート面が互いにスライド回転されるよう回転自在に軸支する軸止め具によって前記バインダーに綴じて構成したことを特徴とする一軸回転事務用ファイル。
- 請求項1に記載した一軸回転事務用ファイルにおいて、前記バインダーの表カバー部又は裏カバー部の自由端側に折り返し自在な閉じ片を連設してあり、この閉じ片と該閉じ片を連設してない前記表カバー部又は裏カバー部の自由端側に前記バインダーの閉止状態を保持可能とする止め具を設けたことを特徴とする一軸回転事務用ファイル。
- 請求項1に記載した一軸回転事務用ファイルにおいて、前記各シートホルダーには前記折れ辺に隣接した他方の隣接辺の近傍に重ね順位を示す頁符号を付したことを特徴とする一軸回転事務用ファイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003182428A JP2005014404A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 一軸回転事務用ファイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003182428A JP2005014404A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 一軸回転事務用ファイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005014404A true JP2005014404A (ja) | 2005-01-20 |
Family
ID=34182817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003182428A Withdrawn JP2005014404A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 一軸回転事務用ファイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005014404A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014133113A1 (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-04 | Mineno Taisuke | 多機能イヤホン保持具 |
WO2016182140A1 (ko) * | 2015-05-11 | 2016-11-17 | 이택동 | 페이지 이동이 가능한 시트 구조체 |
JP6304437B1 (ja) * | 2017-07-21 | 2018-04-04 | 坦子 信岡 | スケジュール表 |
-
2003
- 2003-06-26 JP JP2003182428A patent/JP2005014404A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014133113A1 (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-04 | Mineno Taisuke | 多機能イヤホン保持具 |
JPWO2014133113A1 (ja) * | 2013-03-01 | 2017-02-02 | 泰助 峯野 | 多機能イヤホン保持具 |
WO2016182140A1 (ko) * | 2015-05-11 | 2016-11-17 | 이택동 | 페이지 이동이 가능한 시트 구조체 |
JP6304437B1 (ja) * | 2017-07-21 | 2018-04-04 | 坦子 信岡 | スケジュール表 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |