JP2005014193A - トルクレンチ - Google Patents

トルクレンチ Download PDF

Info

Publication number
JP2005014193A
JP2005014193A JP2003185970A JP2003185970A JP2005014193A JP 2005014193 A JP2005014193 A JP 2005014193A JP 2003185970 A JP2003185970 A JP 2003185970A JP 2003185970 A JP2003185970 A JP 2003185970A JP 2005014193 A JP2005014193 A JP 2005014193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
head
torque wrench
screw body
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003185970A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hirozawa
建二 広沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP2003185970A priority Critical patent/JP2005014193A/ja
Publication of JP2005014193A publication Critical patent/JP2005014193A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

【課題】ボルト等のネジ体の早回しと、決められたトルク値への締付けを、一つの工具で能率良く行っていくことができ、しかも、それを簡素な機構の工具で実現することができるようにする。
【解決手段】トルクレンチ1であって、ネジ体と係合するヘッド5と、ヘッド5から半径線方向に延び、ネジ体に係合させたヘッド5を回転させてネジ体の締付けを行う手動締付け用のハンドルバーとが備えられ、更に、ネジ体早回し用の電動モーター3が備えられ、モーター3はトルクレンチ本体2から分離し、モーター3の回転がフレキシブルシャフト7を介してヘッド5に伝えられるようになされており、モーター3とバッテリー4が腰ベルト9に備えられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トルクレンチに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、鉄骨造建物の建築などにおいて、柱、梁等の構造用部材をボルト接合する場合には、電動インパクトレンチなどを用いてボルトの早回しと締付けを行った後、ボルトが決められたトルク値に締め付けられているか否かをトルクレンチによる締付けを行って確認していくことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電動インパクトレンチによる早回しと締付けを行った後に、トルクレンチによるトルク管理のための締付けを行うのでは能率が良くないという問題があった。
【0004】
本発明はかかる問題点に鑑み、ボルト等のネジ体の早回しと、決められたトルク値への締付けを、一つの工具で能率良く行っていくことができ、しかも、それを簡素な機構の工具で実現することができるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、ボルト等のネジ体と係合するヘッドと、ヘッドから半径線方向に延び、ネジ体に係合させたヘッドを回転させてネジ体の締付けを行う手動締付け用のハンドルバーとが備えられたトルクレンチにおいて、
ネジ体早回し用のモーターと、モーターの回転をヘッドに伝えてネジ体を回転させる回転伝達機構とが備えられていることを特徴とするトルクレンチによって解決される。
【0006】
このトルクレンチでは、ヘッドをネジ体に係合させ、モーターを駆動すると、モーターの回転がヘッドに伝えられ、ネジ体が早回しされていく。そして、早回し後は、ヘッドとネジ体との係合状態を保持したまま、ハンドルバーを手動操作で動かし、ネジ体を決められたトルク値に締め付けていく。このように、上記のトルクレンチを用いれば、ネジ体の早回しと、決められたトルク値への締付けを、一つの工具で能率良く行っていくことができ、しかも、それを簡素な機構の工具で実現することができる。
【0007】
前記モーターがトルクレンチ本体から分離し、モーターの回転がフレキシブルシャフトを介してトルクレンチ本体のヘッドに伝えられるようになされている場合は、トルクレンチ本体にモーターの重量が加わらず、そのため、従来の手動式トルクレンチによるのを同じ感覚でネジ体を決められたトルク値に締め付けていくことができる。
【0008】
その場合に、前記モーターが電動モーターからなり、該電動モーターを駆動するバッテリーがトルクレンチ本体から分離して備えられ、電動モーターとバッテリーとを身体に保持させる保持具が備えられているときは、モーターとバッテリーを保持具で身に付け、どこでても、ネジ体の早回しと、決められたトルク値への締付けとを行っていくことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1に示す実施形態のトルクレンチ1において、2はトルクレンチ本体、3は電動モーター、4はバッテリーである。
【0011】
トルクレンチ本体2は、ラチェット式のもので、ヘッド5と手動締付け用のハンドル6とを備え、ハンドル6はヘッド5から半径線方向に延び、図示しないトルク値設定部で締付けトルクを設定し、ヘッド5にボルト等のネジ体と係合し、ハンドル6を矢印で示すように小角往復回動させることで、ネジ体を決められたトルク値に締め付けることができるようになされている。なお、ヘッド5は、ネジ体に適合するソケットをつけるシャフトを備えたものであってよい。
【0012】
そして、電動モーター3とトルクレンチ本体2とは分離され、伝動モーター3の回転軸に回転伝達機構としてのフレキシブルシャフト7の一方の端部が連結されると共に、フレキシブルシャフトのもう一方の端部はハンドル6の基端部から該ハンドル6の内部を通じてヘッド5に延ばされており、モーター3の回転がフレキシブルシャフト7を介してヘッド5に伝えられ、モーター3を駆動することにより、ヘッド5に係合させたネジ体を早回しすることができるようになされている。モーター3には、ネジ体を決められたトルク値に締め付ける能力は備えられておらず、その能力を下回る程度の能力であって、ネジ体を早回しすることのできる程度の能力を備えたものが用いられている。
【0013】
また、本実施形態では、トルクレンチ本体2のハンドル6にモーター3のオン・オフスイッチ8が備えられ、ハンドル6の握り部6aを握った手の指先でスイッチ8のオンオフ操作を行うことができるようになされている。そして、上記のモーター3とモーター駆動用のバッテリー4とは、身体保持具としての腰ベルト9に備え付けられている。
【0014】
上記のトルクレンチ1では、腰ベルト9を腰回りに付け、トルクレンチ本体2の握り部6aを握り、ヘッド5にネジ体を係合し、握った手の指先、例えば親指でスイッチ8をオンにすると、モーター3が駆動し、その回転が、フレキシブルシャフト7を介してトルクレンチ本体2のヘッドに伝えられ、ネジ体が早回しされていく。そして、この早回し段階を終えた後の締付け段階では、ヘッド5をネジ体に係合させたままの状態で、腕に力を込め、ハンドル6を握った手でトルクレンチ本体2を小角往復回動させ、ネジ体が決められた締付けトルク値となるまで締付けを行っていく。
【0015】
このように、上記のトルクレンチ1を用いることで、ネジ体の早回しから、決められたトルク値への締付けまでを、ヘッド5とネジ体の係合を解除せずに、一つの工具で能率良く行っていくことができる。しかも、それを上記のようなトルクレンチという簡素な機構の工具で実現することができる。
【0016】
しかも、モーター3はトルクレンチ本体2から分離し、モーター3の回転がフレキシブルシャフト7を介してトルクレンチ本体2のヘッド5に伝えられるようになされているので、トルクレンチ本体2にモーター3の重量が加わらず、そのため、従来の手動式トルクレンチによるのを同じ感覚でネジ体を決められたトルク値に締め付けていくことができる。
【0017】
加えて、モーター3は電動モーターからなっていて、そのバッテリー4もトルクレンチ本体2から分離し、電動モーター3とバッテリー4は腰ベルト9に付けられているので、腰ベルト9を腰に付けることでモーター3とバッテリー4を身体に付け、トルクレンチ本体2を手に持って、どこでても、ネジ体の早回しと、決められたトルク値への締付けとを行っていくことができる。
【0018】
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、身体保持具が腰ベルトである場合を示しているが、例えば腰ベルトに付けられるフックを身体保持具とし、このフックにモーター3とバッテリー4とを備えさせたものであってもよいし、要は、身体保持具は、モーター3とバッテリー4を身体に保持させるような構造をしているものであればよい。また、モーターは電動に限らないし、トルクレンチ本体に備えられていてもよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明のトルクレンチは、以上のとおりのものであるから、ボルト等のネジ体の早回しと、決められたトルク値への締付けを、一つの工具で能率良く行っていくことができ、しかも、それを簡素な機構の工具で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のトルクレンチを示す平面図である。
【符号の説明】
1…トルクレンチ
2…トルクレンチ本体
3…電動モーター(モーター)
4…バッテリー
5…ヘッド
6…ハンドル
7…フレキシブルシャフト
9…腰ベルト(身体保持具)

Claims (3)

  1. ボルト等のネジ体と係合するヘッドと、ヘッドから半径線方向に延び、ネジ体に係合させたヘッドを回転させてネジ体の締付けを行う手動締付け用のハンドルバーとが備えられたトルクレンチにおいて、
    ネジ体早回し用のモーターと、モーターの回転をヘッドに伝えてネジ体を回転させる回転伝達機構とが備えられていることを特徴とするトルクレンチ。
  2. 前記モーターがトルクレンチ本体から分離し、モーターの回転がフレキシブルシャフトを介してトルクレンチ本体のヘッドに伝えられるようになされている請求項1に記載のトルクレンチ。
  3. 前記モーターが電動モーターからなり、該電動モーターを駆動するバッテリーがトルクレンチ本体から分離して備えられ、電動モーターとバッテリーとを身体に保持させる保持具が備えられている請求項2に記載のトルクレンチ。
JP2003185970A 2003-06-27 2003-06-27 トルクレンチ Pending JP2005014193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003185970A JP2005014193A (ja) 2003-06-27 2003-06-27 トルクレンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003185970A JP2005014193A (ja) 2003-06-27 2003-06-27 トルクレンチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005014193A true JP2005014193A (ja) 2005-01-20

Family

ID=34185221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003185970A Pending JP2005014193A (ja) 2003-06-27 2003-06-27 トルクレンチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005014193A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2814959C (en) Auxiliary power tool handle
JP4156116B2 (ja) 螺子回し工具
JPH06501650A (ja) 二重回転する定常駆動ハンドルを有したラチエツトレンチ
JP2009172757A (ja) 安全なトルク増強工具
US20100011915A1 (en) Spherical ratchet wrench
US20090114068A1 (en) Zero Hysteresis Electric Ratchet Socket Driver
US7089833B2 (en) Air actuated pneumatic impact wrench lug bolt tool
JP2011031383A (ja) サンダー
JPH11138457A (ja) ナット締付装置
JP2005014193A (ja) トルクレンチ
US20200130150A1 (en) Ratcheting tool
CN104339296A (zh) 棘轮螺丝批
US5511452A (en) Ratchet speed handle
JPH10180645A (ja) 充電式トルクレンチ
US20150010369A1 (en) Motor Powered Milling Machine Vice Clamping Actuator For Use With A Milling Machine
JPH0746460Y2 (ja) 携帯用電動レンチ
JP2001150360A (ja) 鉄筋のジョイント金具の締付け具
JP2006198706A (ja) 締結工具及び締結部材の締結方法
JP2005297123A (ja) ラチェットレンチ
JP2008188708A (ja) ボルト・ナット締結治具
JP2009167654A (ja) スクレーパ、スクレーパのアタッチメント、及びスクレーパ装置
JP2017159415A (ja) トルクドライバ
JP2961417B1 (ja) 電動式ナット回し工具
JP2706657B2 (ja) 爪座係止レバー及び、爪座係止レバー付ラチェットスパナ
JP2000237966A (ja) 多角レンチ及び締付用工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060619

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100309