JP2005297123A - ラチェットレンチ - Google Patents

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Motohiro Fujita
基弘 藤田
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Abstract

【課題】正逆の回転方向を切換え得るように構成したラチェットレンチにあって、ほとんど回転抵抗の無い段階のボルトやナットの締め付けや緩め作業を迅速に行ない得るようにする。
【解決手段】切換えレバー4の後方部の中程位置にボール5の当接部14を形成し、切換えレバーの爪がギアに非係合の状態で、切換えレバーを制止し得るよう構成したラチェットレンチ。
【選択図】図3

Description

この発明は、ボルトやナットの締め付けや、緩め作業の際に使用するラチェットレンチの改良に関するものである。
最近、建築現場での足場の設置作業や、解体作業は、ボルトやナットの締め付作業によって行なわれるのであるが、膨大な量のボルトやナットの締め付けを効率よく行ない、作業性を高めるために、例えば、実用新案登録第3089062号に記載されたような構成のラチェットレンチが使用されているのである。
このような構成のラチェットレンチは、柄の端部にソケットを回転自在の状態で取り付けるとともに、ソケットに形成したギアに、切換えレバーの爪の何れか一方側を係合させることによって、ソケットの回転方向を制御し得るように構成されており、正、逆の切換えは、柄の側部に張り出した切換レバーの突出部を指で押して回動させるという操作によって行なう構成となっているのである。
ラチェットレンチは、その本来の機能からすれば、ソケットの正、逆回転の切換えが出来れば足り、また、正、逆の操作を確実に行ない得るようにするため、従来の切換えレバーにあっては、後方中心部が頂点となる山状になっており、その両側部でボールと係合して停止させ得る構成となっているのである。従って、逆の方向に柄を廻した場合にあっても、バネ不勢された切換えレバーの爪がソケットのギア部に嵌り込んだ状態となり、回転抵抗の無いボルトやナットに対しては、ソケットのラチェット機能が働かない構成となっているのである。
ボルトやナットの締め付を行なう場合、最初は、ほとんど回転抵抗のない状態のボルトやナットを回転させる操作から始め、また、緩め作業を行なう場合は、最後は、ほとんど回転抵抗のないボルトやナットを回転させる操作が必要となるのであるが、従来のラチェットレンチを使用した場合には、ほとんど回転抵抗の無いボルを廻すことが出来ず、ボルトやナットからラチェットレンチを外し、指先でボルトやナットを摘んで回転させ、指先で回転させることが出来なくなった段階で、ラチェットレンチで締め付け作業を行なわなければならず、作業中、絶えずラチェットレンチを右手と左手とで持ち替えたり、腰ベルトに納めたり、取り出したりの操作が必要となり、著しく作業を低下させることになるのである。
また、従来のラチェットレンチは、切換えレバーの制御を、コイルバネで受け止めたボールによって行う構成となっているため、ラチェットレンチを落下させた場合等、強い衝撃が加わったような場合、ボールがコイルバネから外れ、ラチェッ機構が作用しなくなって仕舞うようなことがあるのである。
この発明は、従来のラチェットレンチにみられた上記のような不便さ解消しようとするものである。
この発明は、柄の先端に、指先で摘んで回転させ得るソケットを取り付けるとともに、切換えレバーの操作によって、ソケットの回転をフリーな状態にし得るようにすることによって、回転抵抗のほとんど無い状態のボルトやナットに対してもラチェットレンチを外すことなく手回できるようにし、効率よく作業できるようにするとともに、切換えレバーを制御するボールをバネによって確実に保持するようにすることによって、強い衝撃にも耐え得るようにしようとするものである。
この発明に係るラチェットレンチは、上記のような構成であって、ボルトやナットの締め付け作業や緩め作業の始まり段階から終了段階に至るまで、ボルトやナットに装着させたままの状態で手早く作業することができ、現場での作業効率を向上させ得ることができるという利点があるのである。
すなわち、従来のような構成のラチェットレンチを使用した場合、ボルトやナットの回転抵抗のほとんどない段階では指先でボルトやナットを指先で廻し、ラチェット機構が作動するだけの抵抗が生じた段階でラチェットレンチを使用して締め付け作業を行なわなければならず、その都度、ラチェットレンチを手で持ち変えたり、腰ベルトに納めたり、取り出したりしなければならず、また、その際に、ラチェットレンチを落下させたりする危険性があるのであるが、この発明に係るラチェットレンチにあっては、回転抵抗のほとんどない状態では、切換えレバーを操作してソケットをフリー回転にすることよって、ソケットを指先で摘んで迅速に回転させるとができ、抵抗が生じてきた段階で、切換えレバーを操作してラチェット機構を作用させて作業することにより、終始、ボルトやナットにラチェットレンチを装着したまま片手で作業でき、作業効率の向上を図り得るし、また、持ち変えや、腰ベルトへの出し入れの際に伴う落下の危険性を防止し得るという利点があるのである。
また、切換えレバーの動きを制御するボールがコイルバネから外れない構成となっており、ラチェットランチを落下させる等、強い衝撃が加わったような場合でも、ラチェット機構の損傷を防止し得るという利点があるのである。
図面に基づいて、この発明の実施例を説明すると、ラチェットレンチ本体1は、手前部に握り部が形成された柄2と、柄2の先端部に回転自在の状態として取り付けられたソケット3からなっており、切換えレバー4の操作により、ソケット3の正逆回転と、回転自在の状態との制御を行ない得る構成となっているのである。
柄2は、先端部にソケット3のギア11部を納め得る孔7が形成されており、孔7の口縁部にCリング18を嵌合させる溝17が形成された構成となっており、また、柄2には、横方向に貫通し、その一部が孔7と交わるとともに、切換えレバー4を回動自在の状態で挿入し得る形の切欠き部10が形成されており、該切欠き部10に切換えレバー4を挿入し、柄2に形成した孔9と、切換えレバーに形成した孔15とを一致させた状態にした後、軸棒8を差し入れることによって、柄2に対して切換えレバー4を回動自在の状態として取り付け得る構成となっているのである。また、図面上には示されていないが、切欠き部10の後方部には、コイルバネ6を差し入れ得る孔が形成された構成となっているのである。
ソケット3は、上下に六角ボルトやナットを嵌合させる保持部12を形成するとともに、胴部に切換えレバー4に形成した爪13・13を係合させ得る形のギア11が形成されており、ギア11の上端部には、Cリング18を嵌合させ得る溝19が形成された構成となっているのである。また、ソケット3は、柄2に装着した場合、ローレット加工された上下部分が柄2から突出した状態となるように構成されており、その部分を指先で摘んで操作することによって、自由に回転させ得る構成となっているのである。
切換えレバー4は、図3に示すように、前面中央部が凹形状になるととにも、両側部に爪13・13を形成した金属片により形成されており、その後方中央部に凹部を形成することによって、ボール5の先端面部を受け止める当接部14を形成するとともに、その両側部に凹部16・16を形成し、また、中程位置に透通孔15が形成された構成となっているのである。
上記は、当接部14を凹形状にした場合の実施例であるが、図4に示すように、切換えレバー4の後方中央部を面状にすることによって当接部14を形成し、その面部にボール5の先端が当接するように構成とすることも可能である。
ボール5は、柄2に形成した切欠き部10内に挿入し得る大きさの金属玉からなっており、後方部に孔20が形成されており、その孔20に軸棒21の先端部を差し入れるとともに、該棒21をコイルバネ6の中心部に配置させた状態にすることによって、ボール5の後方部をコイルバネ6によって受け止め得る構成となっているのである。
上記は、ボール5の後方に配置した棒21をコイルバネ6内に納めることによって保持するように構成した場合の実施例であるが、図6に示すように、ボール5の後方部にコイルバネ6を配置させ、接着、或いは溶着等の手段により取り付け固定した構成とすることも可能である。
ラチエットレンチ本体1の各構成部材は、上記の通りであるが、その組立ては次の手順により行なわれるのである。
柄2に形成した切欠き部10の後方から軸方向に向けて形成された孔(図面上は示されていない。)内にコイルバネ6を納め、コイルバネ6の先端部によってボール5を受け止めた状態となるようにして配置させた後、切換えレバー4を切欠き部10内に差し入れ、柄2に形成した孔9と切換えレバー4に形成した孔15とを一致させて軸棒8を差し入れることによって、切換えレバー4が回動自在になるようにして組込んだ後、柄2の先端部に形成された孔7内に、ソケット3の胴部を差し入れ、切換えレバー4の前面部が、ソケット3のギア11部に向かい合った状態になるようにして組込むとともに、Cリング18を柄2の溝17とソケット3の溝19間に嵌め入れるという手順によって行なわれるのである。
これにより、切換えレバー4は、バネ付勢されたボール5が、当接部14、左右の凹部16・16に当接した位置で停止状態となり、当接部14で停止した場合、切換えレバー4の爪13・13は、ソケット3のギア11と非係合の状態となり、ソケット3はフリー回転状態となるのである。
ソケットレンチ本体を示す斜視図である。 ソケットレンチの構成を示す分解斜視図である。 ソケットの制御機構を示す分解斜視図である。 切換えレーバーの爪がソケットに非係合の状態となった場合の状態を示す斜視図である。 切換えレバーの別実施例を示す斜視図である。 ボールとコイルバネとの係合手段の別実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 ラチェットレンチ本体
2 柄
3 ソケット
4 切換えレバー.
5 ボール
14 当接部

Claims (3)

  1. 柄2の端部にソケット3を回転自在の状態で取り付け、ソケット3に形成したギア11に切換えレバー4の爪13を係合させることによってソケット3の回転方向を制御し得るように構成したラチェットレンチにあって、ソケット3を手回し可能にするとともに、切換えレバー4の爪13・13がギア11に非係合の状態で、切換えレバー4を停止させ得るよう構成したことを特徴とするラチェットレンチ。
  2. 柄2の端部にソケット3を回転自在の状態で取り付け、ソケット3に形成したギア11に切換えレバー4の爪13を係合させることによってソケット3の回転方向を制御し得るように構成したラチェットレンチにあって、切換えレバー4を制止させるボール5の後方部に棒体17を配置させ、該棒体17がコイルバネ6の内部に納まった状態となるようにしてボール5を支持するように構成したことを特徴とするラチェットレンチ。
  3. 柄2の端部にソケット3を回転自在の状態で取り付け、ソケット3に形成したギア11に切換えレバー4の爪13を係合させることによってソケット3の回転方向を制御し得るように構成したラチェットレンチにあって、切換えレバー4を制止させるボール5の後方部に、コイルバネ6の先端部を配置させ、接着、或いは溶着により固定したことをラチェットレンチ。
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