JP2005013987A - マスキングシート作製装置とそれにより作製されたマスキングシート、及びマスキングシートの貼り付け方法、並びに機器への印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 作業者のマスキング作業に対する負担の軽減と作業効率の向上を図ること。
【解決手段】 プロッターシートを所定の形状に切断してマスキング用のマスキングシートを作製するカッティングプロッター2と、前記カッティングプロッターで作製するマスキングシートの形状データを前記カッティングプロッターに出力するCADシステム1とを備え、前記CADシステムは、前記マスキングシートの形状データに加えて、印字及び着色の少なくとも一方に係る設計データをカッティングプロッターに出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】 プロッターシートを所定の形状に切断してマスキング用のマスキングシートを作製するカッティングプロッター2と、前記カッティングプロッターで作製するマスキングシートの形状データを前記カッティングプロッターに出力するCADシステム1とを備え、前記CADシステムは、前記マスキングシートの形状データに加えて、印字及び着色の少なくとも一方に係る設計データをカッティングプロッターに出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、マスキングシート作製装置及びそれにより作製されたマスキングシート並びにマスキングシートの貼り付け方法に関する。
塗装時において、マスキングシートと呼ばれる粘着シートを所定の箇所に貼り付けることによって、所望の領域に対して塗料の付着を防止することが一般に知られている。この場合において、カッティングプロッターを使用して当該マスキングシートを作製することについて記載されているものもある(特許文献1参照)。この特許文献1においては、マスキングシートに限らず、他の用途にも適用可能な粘着シートの作成方法及びその粘着シートの作成方法に用いる塗布シートに関するものである。この技術では、5mm以下程度の細かな図形までも含む任意の複雑図形を、手作業による切り取り作業を要することなく、機械的作業で粘着シートから切り出すとともに、同時に切り出した粘着シートにフルカラーで高精細な画像を付与することを意図している。
しかし、上記のような技術において、塗装に対する具体的なマスキングについては触れられていない。例えば、塗装に対するマスキングを行う場合において、複雑な形状のもの、例えば、顕微鏡の筐体に対して塗装用のマスキングを行う場合には、マスキングが必要となる箇所は通常複数であることが予想され、加えて、複雑な面に対するマスキングや、類似形状や類似寸法の部位へのマスキングを行うことも生じることも予想される。
この場合において、マスキングは具体的には、作業者がマスキング対象にマスキングシートを貼り付けることとなるため、類似形状や類似寸法の判断は熟練した作業者にとっても困難かつ煩雑である。また、マスキングの能力や処理時間は、マスキング作業を行う作業者の個人差に大きく左右されている。
また、完成した機器(以下、「完成品」と称する)を塗装する場合において、特に顕微鏡を含むような高額な機器の完成品に、ユーザの意図する図形やロゴ(例えば、学校の校章、会社の社章、或いは名称等。以下、「図形」とのみ称する)を表示する場合には、もっぱら図形を印刷したものを完成品の表面に貼り付けることによって行われている。なお、一般大衆向けの大量消費材(例えば、製菓など)に意匠を表示することは、そのパッケージへの印刷段階で同時に印刷されているので、完成品に図形を印刷しようとする試みはなされていない。
特開平10−183069号公報
本発明は、作業者のマスキング作業に対する負担の軽減と作業効率の向上を図ることを目的とする。
本発明の他の目的は、完成した機器へのユーザの要求する図形の印刷を短期間で行うことの可能な印刷方法を提供することを目的とする。
なお、本明細書では、「印刷」とは、塗装ガンを用いた塗装も含むものとする。
本発明の他の目的は、完成した機器へのユーザの要求する図形の印刷を短期間で行うことの可能な印刷方法を提供することを目的とする。
なお、本明細書では、「印刷」とは、塗装ガンを用いた塗装も含むものとする。
本発明の局面に係るマスキングシート作製装置は、プロッターシートを所定の形状に切断してマスキング用のマスキングシートを作製するカッティングプロッターと、前記カッティングプロッターで作製するマスキングシートの形状データを前記カッティングプロッターに出力するCADシステムとを備え、前記CADシステムは、前記マスキングシートの形状データに加えて、印字及び着色の少なくとも一方に係る設計データをカッティングプロッターに出力することを特徴とする。
本発明の他の局面に係るマスキングシートは、CADデータに基づいて作製されたマスキングシートであって、前記マスキングシートは、その貼り付け位置や貼り付け方向に応じて、所定の形状に切断されると共に、貼り付け位置と貼り付け方向を示す数字、文字、記号或いは着色の少なくとも1つが付加されていることを特徴する。
また、上記の局面に係るマスキングシートをマスキング対象へ貼り付ける方法は、前記マスキングシートを、前記マスキングシートに付加された貼り付け位置と貼り付け方向を示す数字、文字、記号或いは着色の少なくとも1つに従って、マスキング対象に前記マスキングシートを貼り付けることを特徴とする。
本発明の他の局面に係る印刷方法は、顕微鏡を含む機器の完成品の所望の部位に、ユーザの意図する図形を印刷することを特徴とする。
本発明によれば、作業者のマスキング作業に対する負担の軽減と作業効率の向上を図ることができる。
更に、本発明によれば、完成した機器へのユーザの要求する図形の印刷を短期間で行うことの可能な印刷方法を提供することができる。
更に、本発明によれば、完成した機器へのユーザの要求する図形の印刷を短期間で行うことの可能な印刷方法を提供することができる。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るマスキングシート作製装置の概略構成を示す図である。本発明の一実施形態に係るマスキングシート作製装置は、CADシステム1と、カッティングプロッター2とを備えている。そして、CADシステム1からCAD用のデータ13(以下、単に「CADデータ」と称する)がカッティングプロッター2に送出される。カッティングプロッター2は、CADシステム1から送出されたCADデータに基づいて、プロッターシート20に所定の図形や文字を印刷すると共に、当該印刷されたプロッターシート20を、マスキングシートとして所望の場所に貼り付けられるようにカットする。
図1は、本発明の一実施形態に係るマスキングシート作製装置の概略構成を示す図である。本発明の一実施形態に係るマスキングシート作製装置は、CADシステム1と、カッティングプロッター2とを備えている。そして、CADシステム1からCAD用のデータ13(以下、単に「CADデータ」と称する)がカッティングプロッター2に送出される。カッティングプロッター2は、CADシステム1から送出されたCADデータに基づいて、プロッターシート20に所定の図形や文字を印刷すると共に、当該印刷されたプロッターシート20を、マスキングシートとして所望の場所に貼り付けられるようにカットする。
なお、上記の構成において、CADシステム1は、少なくともCRT、LCD等の表示装置11とキーボードやマウスなどの入力装置12を備えており、CADデータ13の作成や訂正が可能なものとなっている。なお、このCADシステム1は、専用の処理装置を有するものであっても良いし、パーソナルコンピュータでCAD用のソフトウェアを動作させるようにしたものであっても良い。また、汎用コンピュータの一部をCADシステムとして動作させているようなものであっても良く、本明細書においては、これらを全て含んで「CADシステム」と称する。
上記のマスキングシート作製装置によって、出力されたマスキングシートの出力例を図2に示す。
図2に示すように、本発明においては、単にプロッターシート20をカッティングプロッター2で所定の形状にカッティングして、所定の形状を有するマスキングシートとしているのみではなく、マスキングシートにそのマスキングシートの貼り付け場所、貼り付けの順序、或いは貼り付け方(マスキングシートをはりつけた場合にどこが上になるか、又は下、右、左になるかなど)も併せて印刷するようにしている。また、図2に示すように、マスキングシートは、同一のパターンが繰り返して、連続して作製され、出力されるようになっている。
図2に示すように、本発明においては、単にプロッターシート20をカッティングプロッター2で所定の形状にカッティングして、所定の形状を有するマスキングシートとしているのみではなく、マスキングシートにそのマスキングシートの貼り付け場所、貼り付けの順序、或いは貼り付け方(マスキングシートをはりつけた場合にどこが上になるか、又は下、右、左になるかなど)も併せて印刷するようにしている。また、図2に示すように、マスキングシートは、同一のパターンが繰り返して、連続して作製され、出力されるようになっている。
このようにして作製したマスキングシートを実際に、マスキングを行うための機器に貼り付ける場合の例を図3に示す。プロッターシートには、前述したように、連続して複数分のマスキングシートが印刷(及びカッティング)されている。このうちの1つの機器に対応して印刷されたマスキングシートを図3の(a)に示す。図3の(b)から(e)は、図3の(a)に示すマスキングシートの貼り付け位置を模式的に示した図である。
まず、図3の(a)に示すように、各マスキングシートには、1番から10番までの番号が印字されている。この番号により、作業者はマスキングシートの貼り付け位置を正しく認識できるので、図3の(b)から(e)の1番から10番の位置に正しくマスキングシートを貼り付けることができる。そして、例えば、○数字の1,2,5,6,7は、貼り付けの位置に加え、上下左右も正しく貼り付ける必要があることから、本実施形態では、加えて、例えば、1番のマスキングシートのように、上下や前後(或いは、上下や左右)が分かるように印刷されている。このようにすれば、マスキングシートを貼り付ける位置と共に、必要に応じて、貼り付け方法(すなわち、上下左右の区別)が、マスキングシートに記載されているので、間違いなくマスキングシートを貼り付けることができる。
上記のように、本発明の実施形態によれば、マスキングシートに文字を印字して、その貼り付け方向がわかるようになっているので、貼り付け方向を間違えたり、迷ったりすることがなくなる。なお、上記の実施形態では、印字によりその方向などを明示して、貼り付け方向などが分かるようにしたが、色分けをしたり(例えば、上が赤、下が黒等の色分け)、目印(例えば、上方向が三角の頂点になるような図)などをつけたりすることにより、更に、貼り付け位置や貼り付け方向が明確になり、貼り付け場所や貼り付け方向に迷うことがなくなるので、作業が確実にかつ速くなる。
更に、例えば、図4に示すように、印字に加えて、貼り付け位置を示す目印も同時に印刷し、本体にもこの目印と一致するような目印を印刷しておき、本体の目印とこの目印が一致するようにマスキングシートを貼り付けることにより、凹部の位置が正しい位置になるようにマスキングシートを貼り付けることができる。
また、上記の実施形態では、特に明記しなかったが、例えば、マスキングシートを貼る位置によって、その色を変更することも可能である。更に、上記のように貼り付け方向によって、例えば、マスキングシートの上になる部分を着色したり、色の変化を持たせたり、グラデーションを施したりしても良く、これにより、更に、マスキングシートを貼り付ける際の間違いが少なくなる。
次に、図5を参照して上記のように作製されたマスキングシートを用いた完成品への印刷方法に対する実施形態を説明する。図5は、現地に完成がある場合における、完成品への印刷を行う場合の流れを示す図である。このマスキングシートを用いた完成品への印刷方法を用いることにより、現地での完成品に対する図形の印刷が可能になる。
まず、ユーザから、ユーザが印刷を所望する図形を入手する(ステップS1)。この図形は、色や、サイズは任意であり、ユーザから印刷物として入手しても良いし、電子データとして入手しても良い。なお、図形を電子データとして入手する場合には、FD、MO、光ディスクなどの記憶媒体によっても良いし、インターネットなどの通信回線を介して入手しても良い。また、この場合において、図形データ以外に、機器の種類や、印刷の位置や、納期等のデータも取得することが好ましい。そして、入手した図形データを、印刷に好ましい形状に修正し(例えば、稜線のぎざぎざを滑らかな線に修正するなどを行い)、カッティングプロッターに適合するデータに変換する。
ステップS1で変換した図形データに基づいて、完成品に対する印刷用のマスクを、カッティングプロッターで作製する(ステップS2)。この場合において、印刷を行う機器の台数に応じて、マスクを用意すればよい。また、マスクの作製までは、基本的に工場における作業である。なお、マスクの作製は、カッティングプロッターに限らず、マスクを作製可能なものであれば、例えば、レーザーカッターなどを使用しても良い。以下のステップからは、基本的に、現地における作業である。
印刷面の表面の前処理を行い、ステップS2で作製したマスクを、図形を印刷すべき機器に貼り付ける(ステップS3)。なお、前処理は、印刷面の洗浄や下地処理を含む。そして、マスクを貼り付けた部分に対して、小型の塗装ガンによって吹きつけ塗装(印刷)を行い(ステップS4)、塗料が乾燥したことを確認した後にマスクをはがして除去する(ステップS5)。これにより、塗料のはがれがなくなる。この場合において、印刷用のインクは、主に、顕微鏡を含む機器(医療機器や測定器など)を対象とするので、耐溶剤性(耐薬品性)の塗料であることが好ましい。塗料は自然硬化タイプのものが好ましく、例えば、2液混合タイプのような塗料を用いても良い。なお、図形を多色で印刷する場合には、ステップS3からステップS5の作業を、色の数に応じて繰り返せばよい(例えば、3色であれば、3回繰り返す)。このように、ユーザの所望する図形を印刷する台数に依存せず、現地で容易に所望の印刷を行うことができる。このため、機器が移動できないようなものであっても、所望の図形を所望の位置に、容易に印刷をすることができる。上記の印刷は、図6の(a)に示すような、例えば、機器の正面の下部や、図6の(b)に示すような、例えば、機器の側面の下部などに印刷するのが好ましいが、これに限らず、ユーザの要求に応じて、任意の位置に印刷することが可能である。
上記のように、本実施形態によれば、ユーザの要求する図形を、完成品の所望の位置に容易に印刷することができる。特に、従来ではできなかった、移動が困難である完成品に図形を印刷することが可能になっている。なお、図形を工場で印刷できる場合には、平面への印刷はスクリーン印刷、3次元曲面への印刷はタンポ印刷などが、上記の印刷方法以外にも適用可能である。これにより、ユーザの手元にある移動が困難な高額な機器についても、容易に所望の図形を所望の部位に印刷することができる。
上記の各実施形態から下記の発明が抽出できる。なお、下記の各発明は単独で適用しても良いし、適宜組み合わせて適用しても良い。
本発明の局面に係るマスキングシート作製装置は、プロッターシートを所定の形状に切断してマスキング用のマスキングシートを作製するカッティングプロッターと、前記カッティングプロッターで作製するマスキングシートの形状データを前記カッティングプロッターに出力するCADシステムとを備え、前記CADシステムは、前記マスキングシートの形状データに加えて、印字及び着色の少なくとも一方に係る設計データをカッティングプロッターに出力することを特徴とする。
上記の局面に係るマスキングシート作製装置において、
(1) 前記印字は、マスキング対象にマスキングする際に、前記マスキング対象に貼り付ける位置、順番、上下左右が判別できるような数字、文字及び記号の少なくとも1つを含むこと。
(2) 前記着色は、マスキング対象にマスキングする際に、前記マスキング対象に貼り付ける位置、順番、上下左右が判別できるような配色を含むこと。
が好ましく、これらは、単独で適用しても良いし、適宜組み合わせて適用しても良い。
(1) 前記印字は、マスキング対象にマスキングする際に、前記マスキング対象に貼り付ける位置、順番、上下左右が判別できるような数字、文字及び記号の少なくとも1つを含むこと。
(2) 前記着色は、マスキング対象にマスキングする際に、前記マスキング対象に貼り付ける位置、順番、上下左右が判別できるような配色を含むこと。
が好ましく、これらは、単独で適用しても良いし、適宜組み合わせて適用しても良い。
本発明の他の局面に係るマスキングシートは、CADデータに基づいて作製されたマスキングシートであって、前記マスキングシートは、その貼り付け位置や貼り付け方向に応じて、所定の形状に切断されると共に、貼り付け位置と貼り付け方向を示す数字、文字、記号或いは着色の少なくとも1つが付加されていることを特徴する。
また、上記の局面に係るマスキングシートをマスキング対象へ貼り付ける方法は、前記マスキングシートを、前記マスキングシートに付加された貼り付け位置と貼り付け方向を示す数字、文字、記号或いは着色の少なくとも1つに従って、マスキング対象に前記マスキングシートを貼り付けることを特徴とする。
本発明の他の局面に係る印刷方法は、顕微鏡を含む機器の完成品の所望の部位に、ユーザの意図する図形を印刷することを特徴とする。
上記の局面に係る印刷方法において、
(1) 前記印刷は塗装による印刷であること。
(2) 前記塗装は、マスキングシートにより、塗装面と不可面を分けて、小型塗装ガンにて行うこと。この場合において、塗装(印刷)を現地で行うことが好ましい。
(3) 図形の印刷の位置に応じて印刷方法を選択すること。
(4) 印刷面が平面の場合はスクリーン印刷、3次元局面の場合はタンポ印刷で図形を印刷すること。
が好ましく、これらは、単独で適用しても良いし、適宜組み合わせて適用しても良い。
(1) 前記印刷は塗装による印刷であること。
(2) 前記塗装は、マスキングシートにより、塗装面と不可面を分けて、小型塗装ガンにて行うこと。この場合において、塗装(印刷)を現地で行うことが好ましい。
(3) 図形の印刷の位置に応じて印刷方法を選択すること。
(4) 印刷面が平面の場合はスクリーン印刷、3次元局面の場合はタンポ印刷で図形を印刷すること。
が好ましく、これらは、単独で適用しても良いし、適宜組み合わせて適用しても良い。
本発明は、上記各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
また、例えば各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
さらに、本発明によれば、決められた位置に正確にマスキングシートを1回で貼ることができるため、貼り直しの際ののりの影響で生じる可能性のあった塗装不良を防止、すなわちマスキング品質の向上を図ることができる。
更に、本発明の実施形態によれば、完成した機器へのユーザの要求する図形の印刷を短期間で行うことができ、現地でその台数によらず容易に印刷を行うことができる。
1…CADシステム、2…カッティングプロッター、11…表示装置、12…入力装置、13…CADデータ、20…プロッターシート。
Claims (11)
- プロッターシートを所定の形状に切断してマスキング用のマスキングシートを作製するカッティングプロッターと、
前記カッティングプロッターで作製するマスキングシートの形状データを前記カッティングプロッターに出力するCADシステムとを備え、
前記CADシステムは、前記マスキングシートの形状データに加えて、印字及び着色の少なくとも一方に係る設計データをカッティングプロッターに出力することを特徴とするマスキングシート作製装置。 - 請求項1に記載のマスキングシート作製装置において、前記印字は、マスキング対象にマスキングする際に、前記マスキング対象に貼り付ける位置、順番、上下左右が判別できるような数字、文字及び記号の少なくとも1つを含むことを特徴とするマスキングシート作製装置。
- 請求項1又は請求項2に記載のマスキングシート作製装置において、前記着色は、マスキング対象にマスキングする際に、前記マスキング対象に貼り付ける位置、順番、上下左右が判別できるような配色を含むことを特徴とするマスキングシート作製装置。
- CADデータに基づいて作製されたマスキングシートであって、前記マスキングシートは、その貼り付け位置や貼り付け方向に応じて、所定の形状に切断されると共に、貼り付け位置と貼り付け方向を示す数字、文字、記号或いは着色の少なくとも1つが付加されていることを特徴するマスキングシート。
- 請求項4に係るマスキングシートをマスキング対象へ貼り付ける方法であって、前記マスキングシートを、前記マスキングシートに付加された貼り付け位置と貼り付け方向を示す数字、文字、記号或いは着色の少なくとも1つに従って、マスキング対象に前記マスキングシートを貼り付けることを特徴とするマスキングシートの貼り付け方法。
- 請求項5に係るマスキングシートの貼り付け方法において、前記マスキングシートにはマスキング対象に貼り付ける際における位置合わせのための目印が印刷されていて、前記目印と前記マスキング対象の位置とを合わせながらマスキングシートをマスキング対象に貼り付けることを特徴とするマスキングシートの貼り付け方法。
- 顕微鏡を含む機器の完成品の所望の部位に、ユーザの意図する図形を印刷することを特徴とする印刷方法。
- 請求項7に記載の印刷方法において、前記印刷は塗装による印刷であることを特徴とする印刷方法。
- 請求項8に記載の印刷方法において、前記塗装は、マスキングシートにより、塗装面と不可面を分けて、小型塗装ガンにて行うことを特徴とする印刷方法。
- 請求項7に記載の印刷方法において、図形の印刷の位置に応じて印刷方法を選択することを特徴とする印刷方法。
- 請求項10に記載の印刷方法において、印刷面が平面の場合はスクリーン印刷、3次元局面の場合はタンポ印刷で図形を印刷することを特徴とする印刷方法。
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JP2020141255A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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