JP2005012551A - コンテンツ配信装置、コンテンツ受信装置及びコンテンツ配信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンテンツ配信装置は、受信装置にコンテンツデータを配信するコンテンツデータ送出部と、受信装置からメタデータを受信するメタデータ受信部と、上記コンテンツデータと上記メタデータを格納するデータベースとを有し、上記コンテンツデータ送出部は、コンテンツデータを送信するとき、該コンテンツデータに関連したメタデータが存在する場合には、該コンテンツデータと共にメタデータを配信する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、番組、映画、音楽、データ、ソフトウエア等のコンテンツデータを配信するためのコンテンツデータ配信システムに関し、特に、受信側と配信側の間で双方向通信が可能なコンテンツデータ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン放送では、映像信号等のコンテンツデータに、関連情報をメタデータとして付加して送信するサービスが行われている。このようなサービスを利用すると、視聴者は、コンテンツ視聴時に、映像情報以外の様々な情報を得ることができる。
【0003】
放送衛星等を用いたデータ放送では、BML(Broadcast Markup Language)、B−XML(Broadcast eXtensible Markup Language)等の記述言語を用いてメタデータを作製し、それを放送電波に多重化して送信する。
【0004】
コンテンツデータにメタデータを付与する方法としては、番組制作者が番組を作る際に人手を介してオフラインでメタデータ付与する手法が主流である。この方法では、まず、映像等のコンテンツデータのカット点を抽出し、コンテンツデータをカット点で区切ることで複数のシーンに分割する。このカット分割は自動化が可能であるが、最終調整を手動で行う等、一部もしくは全部を手動で行う場合もある。次に、番組製作者は、各シーンに関連情報を付与する。関連情報の付与は、通常、専用ツールを用いて手動で行う。関連情報の付与が終わったら、XML extensible Markup Language等の形式でメタデータを作成する。メタデータの作成は、通常、専用ツールが自動的に行う。
【0005】
また、特開2002−318807号には、メタデータをリアルタイムに作成する“メタデータ作成装置およびメタデータ作成方法”が記載されている。この方法では、メタデータとして感性情報観点および観点スコアを付与する。即ち、視聴者がどう感じたかをリアルタイムに集計した情報をメタデータとして付与する。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−318807号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、次のような問題がある。メタデータは番組製作者が放送前に予め作成するため、視聴者が知りたい情報が必ず含まれているとは限らない。視聴者は、番組及びそのメタデータ以外に知りたい情報があっても知ることができない。
【0008】
また、メタデータをリアルタイムに作成する方法では、メタデータとして感性情報観点および観点スコアを付与する。従って、番組提供者は、視聴者がどう感じたかをリアルタイムにて知ることはできるが、視聴者に対して、知りたい情報をメタデータとして付与する枠組みを提供するものではない。
【0009】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、番組等のコンテンツデータに付与されたメタデータに、視聴者が知りたい情報を付与することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、ユーザは、コンテンツデータの視聴中に、知りたい情報があったとき、質問をメタデータとしてコンテンツ配信装置に送信する。コンテンツ配信装置は、質問を受信した後にそのコンテンツデータを配信する場合には、コンテンツデータと共に質問をメタデータとして配信する。
【0011】
コンテンツ配信装置は、次に、コンテンツデータを配信するときには、コンテンツデータと共に質問及び回答をメタデータとして配信する。コンテンツ配信装置は、質問を送信したユーザに対して回答を送信する。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1を参照して本例によるコンテンツ配信システムの第1の例を説明する。本例のコンテンツ配信システムは、コンテンツ配信装置100と第1、第2及び第3のコンテンツ受信装置101、102、103を含み、これらのコンテンツ受信装置101、102、103はネットワークを介してコンテンツ配信装置100に接続されている。図1には3つのコンテンツ受信装置101、102、103が例として示されているが、実際には多数のコンテンツ受信装置が含まれる。ここで、ネットワークは、テレビジョン放送等の無線ネットワーク以外にケーブルテレビジョン、LAN (Local Area Network)等のコンピュータネットワーク、及び、それらの複合形等、様々な形態のネットワークを含む。
【0013】
コンテンツ配信装置100から第1、第2及び第3のコンテンツ受信装置101、102、103に向けてコンテンツデータD111、D112、D113が送信される。
【0014】
コンテンツデータの送出方法には、テレビ局からの無線放送波による方法、ケーブルテレビ局からの有線による方法、ビデオオンデマンドサーバからのインターネットを介した方法等、様々な形態がある。コンテンツデータD111、D112、D113には、番組、映画、音楽、データ、ソフトウエア、情報、教育、等があるが、以下では、放送番組を例に説明する。ネットワークがブロードキャスト型テレビジョン放送等の場合には全てのコンテンツ受信装置に同一のコンテンツデータが同時に送信される。従って、コンテンツデータD111、D112、D113は同一である。マルチキャスト型やユニキャスト型LAN上の放送やVOD(Video On Demand)等の場合には特定のコンテンツ受信装置に、特定のコンテンツデータが送信される。従ってコンテンツデータD111、D112、D113は互いに異なるか、又は、同一であるが非同時に送信される。
【0015】
本例によると、コンテンツ配信装置100とコンテンツ受信装置101、102、103の間で、コンテンツデータD111、D112、D113以外にメタデータを送受信するが、詳細は以下に説明する。
【0016】
図2を参照してコンテンツ配信システムの第1の例の動作を説明する。先ず、ステップ201にて、コンテンツ配信装置100から第1のコンテンツ受信装置101に向けてコンテンツデータD111が送信される。
【0017】
ステップ202にて、第1のコンテンツ受信装置101のユーザは、コンテンツ視聴時にメタデータである質問を作成又は入力する。質問には、ユーザが知りたい情報であってコンテンツ配信装置100を運営する事業者、放送局又は番組の製作者が答えることができるものである。例えば、出演者の名前、撮影の場所、出演者の服装等、である。
【0018】
先ず、コンテンツデータ上の時間位置、フレーム上の位置、又は、画面上の位置をリモートコントローラ、キーボード、マウス等を使って指定する。画面上の質問入力用に割り当てられたボタンを押下してもよい。次に、質問内容を作成する。予め用意された複数の質問内容例えば、5W1Hの中から一つをボタン操作により選択してもよい。コンピュータ装置を使用する場合、マウスで画面上の位置を指定し、キーボードから質問内容を入力してもよい。
【0019】
ステップ203にて、コンテンツ受信装置101にて入力されたメタデータ質問M211はコンテンツ配信装置100に送信される。メタデータ質問M211は、質問内容、コンテンツデータ上の時間位置、フレーム上の位置、質問者の連絡先メールアドレス等を含む。ステップ204にて、コンテンツ配信装置100は、受信したメタデータ質問M211をデータベースに登録する。
【0020】
次に、ステップ205にて、コンテンツ配信装置100から第2のコンテンツ受信装置102に向けて、コンテンツデータD112とメタデータ質問M122が送信される。この送信は、テレビジョン放送等での再放送や、VODによる視聴等による。テレビジョン放送等での再放送の場合には、コンテンツデータD112、及び、メタデータ質問、回答M122は全てのコンテンツ受信装置に送信される。第2のコンテンツ受信装置102のユーザは、コンテンツデータD112と同時にメタデータ質問を視聴することができる。
【0021】
ステップ206にて、第2のコンテンツ受信装置102のユーザは、コンテンツデータD112の視聴時に表示されたメタデータ質問への回答を入力する。例えば、表示された質問をマウスで選択すると、回答欄が別ウインドウに表示され、キーボードから回答を入力することができるようにしてよい。
【0022】
ステップ207にて、コンテンツ受信装置102にて作成されたメタデータ質問、回答M212はコンテンツ配信装置100に送信される。ステップ208にて、コンテンツ配信装置100では、受信したメタデータ質問、回答M212をデータベースに登録する。ステップ209にて、コンテンツ配信装置100は、メタデータ質問、回答M121を、データベースに登録された質問者の連絡先に送信する。従って、質問者は自分が送信した質問に対する回答を知ることができる。質問者が複数ある場合、メタデータ質問、回答の送信先は複数となる。また、コンテンツ配信装置100は、メタデータ質問、回答M121以外に、コンテンツデータ中の質問を作製した時間位置のフレームまたはその前後を含む複数フレームを同時に送信してもよい。それによって、質問者は、コンテンツ受信装置上でコンテンツデータの一部を視聴しながら質問、回答を確認することができる。
【0023】
次に、ステップ210にて、コンテンツ配信装置100から第3のコンテンツ受信装置103に向けてコンテンツデータD113、及び、メタデータ質問、回答M123が送信される。この送信は、テレビジョン放送等での再再放送や、VODによる視聴等による。テレビジョン放送等での再再放送の場合には、コンテンツデータD113、及び、メタデータ質問、回答M123は全てのコンテンツ受信装置に送信される。第3のコンテンツ受信装置103のユーザは、コンテンツデータD113と同時にメタデータ質問、回答M123を視聴することができる。第3のコンテンツ受信装置103のユーザは、更に、メタデータ質問に対する回答を作製し、それをコンテンツ配信装置100に送信してもよい。
【0024】
図3を参照してコンテンツ受信装置101、102、103の例を説明する。コンテンツ受信装置101は、図1のコンテンツ受信装置101、102、103に相当する。コンテンツ受信装置101は、コンテンツデータ表示部301、コンテンツデータ受信部302、メタデータ送出部303、メタデータ作成部304、及び、メタデータ入力部305を含む。コンテンツデータ表示部301はテレビジョン受像機やコンピュータ受信の表示部分に相当し、コンテンツデータ、及び、関連するメタデータを表示する。
【0025】
コンテンツデータ受信部302はネットワークを介してコンテンツ配信装置100からのコンテンツデータ、及び、メタデータを受信し、コンテンツデータ表示部301、メタデータ作成部304等に送信する。メタデータ送出部303はメタデータ作成部304で作成したメタデータをネットワークを介してコンテンツ配信装置100に送信する。メタデータ作成部304はメタデータ入力部305、及び、コンテンツデータ受信部302からのデータを使用して、メタデータを作成する。メタデータ入力部305はテレビジョンのリモートコントローラや、コンピュータのキーボード及びマウス等に相当し、メタデータの元となるデータを入力する。
【0026】
図4を参照して、コンテンツ配信装置100の構成を説明する。コンテンツ配信装置100は、コンテンツデータ送出部401、メタデータ受信部402、コンテンツデータ管理部403、及びデータベース404を含む。コンテンツデータ送出部401は、コンテンツデータ管理部403から送信されたコンテンツデータ、及び、メタデータをネットワークを介してコンテンツ受信装置に送出する。
【0027】
メタデータ受信部402はネットワークを介してコンテンツ受信装置からメタデータを受信し、コンテンツデータ管理部403に受信データを渡す。コンテンツデータ管理部403は、データベース404中に格納されたコンテンツデータ、及び、メタデータを管理する。例えば、コンテンツデータ管理部403は、メタデータ受信部402から渡されたメタデータをデータベース404に格納し、データベース404中のコンテンツデータとメタデータをコンテンツデータ送出部401に渡す。データベース404中にはコンテンツデータ、及び、メタデータに関連する情報が格納される。
【0028】
図5はコンテンツ配信装置100のデータベース404に格納されたメタデータに関するデータレコードの例を示す。質問識別子509は各データレコードを一意に識別するための識別子であり、50等の整数値が割り当てられる。番組識別子501は各コンテンツデータDを一意に識別するための識別子であり、130等の整数値、“山岳風景32”等の文字列等が割り当てられる。
【0029】
時間位置502はコンテンツデータ中の指定フレームの時間位置を示す。例えば、1:15:23.15は、1時間15分23秒15フレーム目を示す。画面位置503はコンテンツデータ中の指定フレーム上の指定位置を示す。例えば、20,30は、X座標20、Y座標30を示す。
【0030】
質問内容504には、“この人は誰?”等の質問を表す文字列が入る。質問者連絡先505には、質問者のメールアドレス等が入る。複数の視聴者が同じ質問をした場合、一つのデータレコード中に複数の質問者の連絡先505、506が存在する。
【0031】
回答内容507には、“Mr.Xです。”等の回答の内容を表す文字列が入る。複数の視聴者が同じ質問に対して回答した場合、一つのデータレコード中に複数の回答内容507、508が存在する。
【0032】
図6は、コンテンツ配信装置100のデータベース404に格納されたメタデータに関するデータレコードの他の例を示す。本例では、データを分類し、整理するためのパラメータを使用する。ここでは、質問を特定するための特徴量と回答内容を特定するための回答者識別子及び回答キーワードを使用する。特徴量601は各質問の質問位置、時間位置及び画面位置における特徴量であり、例えば、色、形状、明度等の特徴量を数値化した情報が入る。
【0033】
回答者識別子603は回答内容507を送信した回答者を特定する情報であり、例えば1532等の整数値や、A1432TOW等の文字列が割り当てられる。回答キーワード605、606は、正しい回答中に含まれるキーワードを指定する情報であり、例えば、“Mr.X”等の情報が入る。本例では、これらのパラメータを利用して、質問及び回答を分類し、それを利用して質問数、回答数等の統計結果を求めることができる。統計結果を利用して、質問及び回答の傾向等を分析することができる。
【0034】
図7は、コンテンツ配信装置100の表示部に表示された質問数分析画面の例を示す。質問数分析画面は、順位701、時間帯702、色703、質問数704、及び質問内容705を含み、図6のデータレコード中の時間位置502と特徴量601を利用して質問を分類した結果を示す。ある番組中の質問を5分間隔の時間帯で分類し、各時間帯に特徴量として赤、青等の異なる色を割り当てる。時間帯を、質問数の多い順番に並べた。
【0035】
こうして、質問を分類し、統計を求めることによって、番組提供者は番組中のどの対象に対する質問が多いかを知ることができ、ユーザの興味の対象を把握することが容易になる。また、ユーザの興味に応じてメタデータを絞り込むこと等も可能になる。尚、質問数が所定の閾値より少ない時間帯は自動的に削除するように構成してよい。
【0036】
図8はコンテンツ配信装置100の表示部に表示されたの回答数分析画面の例を示す。回答数分析画面は、順位801、キーワード802及び回答数803を含み、図6の回答内容507を利用して回答内容に含まれる回答キーワードを集計した結果を示す。回答に含まれるキーワードを集計し、集計したキーワードを、回答数が多い順番に並べたものである。こうして、番組提供者は質問への複数の回答のうち、どの回答が適切か選択する上でのヒントを得ることができる。
【0037】
また、回答キーワードの集計結果を利用して、回答者に報酬を与えるための基礎となるポイントを計算することができる。例えば、適切と考えられる回答中のキーワードをデータレコード中の回答キーワード605に記録する。回答者からの回答に回答キーワード605が含まれている場合には、その回答者にポイントを与える。回答者の累積ポイントに応じて、報酬を与える。報酬としては、番組グッズ等の商品であってよい。報酬は、図9に示すユーザ管理テーブルの連絡先に基づいてユーザに配送される。尚、回答数が所定の閾値より少ないキーワードは自動的に削除するように構成してよい。
【0038】
図9は、コンテンツ配信装置100のデータベース404に保存されたユーザ管理テーブル901である。識別子902は回答者識別子603に相当する識別子を示す情報であり、例えば1532等の整数値や、A1432TOW等の文字列が割り当てられる。連絡先903はユーザの連絡先を示す情報であり、例えば、メールアドレスや、住所等が割り当てられる。累積ポイント904はユーザが獲得した累積ポイントを示す情報であり、例えば、200等の整数値が割り当てられる。ユーザ管理テーブルを利用することによって回答者の連絡先、累積ポイント等を管理することができる。図9はある回答者のデータであるが、質問者のデータであってもよい。
【0039】
以上、本発明の第1の例を説明した。本例によると、コンテンツを配信する時に、ユーザからの質問をメタデータとしてコンテンツデータに付加して、送信する。質問に対する回答があった場合、次にコンテンツを配信する時に、質問及び回答をメタデータとしてコンテンツデータに付加して、送信する。従って、テレビジョン放送等において、放送番組データに対して、番組制作者が付与する情報だけではなく、視聴者が知りたい情報を付与することが可能となる。
【0040】
本例では、データベース中に蓄積されたメタデータのうち、質問については番組ごとに、回答については質問ごとに、特徴量等を使用して分類する。それを利用して、番組提供者は、何に対し質問が集中しているのか、どんな回答が多いのか等を知ることが出来る。従って、ユーザの興味、重要度等に応じた、メタデータ、回答等を選別することができる。更に、ユーザに対してポイントの付与等を容易に実現することが可能となる。
【0041】
図10を参照して本発明のコンテンツ配信システムの第2の例を説明する。本例のコンテンツ配信システムは、コンテンツ配信装置100と2つのコンテンツ受信装置101、103とQ&A収集装置105とQ&A入力用端末装置106とを含み、2つのコンテンツ受信装置101、103はネットワークを介してコンテンツ配信装置100に接続されている。図10では2つのコンテンツ受信装置101、103の例が示されているが、実際には多数のコンテンツ受信装置が含まれる。
【0042】
Q&A収集装置105はサーバ用コンピュータ装置より構成されてよく、Webサーバ及びメールサーバを含むものであってよい。Q&A収集装置105は、コンテンツ配信装置100の管理者と同一の管理者によって管理されてよいが、異なる管理者によって管理されてよい。Q&A収集装置105とコンテンツ配信装置100は、ネットワークを介して接続されてよいが専用の回線によって接続されてよい。
【0043】
Q&A入力用端末装置106はコンピュータ装置、モバイル装置等であってよく、Q&A収集装置105と通信ネットワークを介して接続されている。即ち、Q&A入力用端末装置106とQ&A収集装置105は、コンテンツ配信装置100と2つのコンテンツ受信装置101、103とを接続するネットワークとは異なる通信ネットワークによって接続されている。
【0044】
ユーザは、Q&A入力用端末装置106にて、質問に対する回答の入力を何時でも都合の良い時に行うことができる。Q&A入力用端末装置106のユーザは、コンテンツ受信装置101、103のユーザと同一であってよい。例えば、コンテンツ受信装置101のユーザは、Q&A入力用端末装置106のユーザと同一であると仮定する。このユーザは、コンテンツ受信装置101を介してコンテンツ配信装置100からメタデータ質問、回答M121を入手してもよいが、Q&A入力用端末装置106を介してQ&A収集装置105からメタデータ質問、回答M215を入手してもよい。
【0045】
本例のコンテンツ配信装置100は図1及び図4に示した第1の例のコンテンツ配信装置100と同様の機能を有するが、更に、Q&A収集装置105との間でデータを交信する機能を有する。即ち、コンテンツデータ送出部401は、上述の機能の他に、Q&A収集装置105にコンテンツデータの一部D115とメタデータ質問M125を送出する機能を有する。ここで、コンテンツデータの一部D115とは、コンテンツデータ中の質問を出した時間位置のフレームまたはその前後を含む複数フレームである。
【0046】
コンテンツ配信装置100は、Q&A収集装置105にコンテンツデータの一部D115とメタデータ質問M125を送出する。Q&A収集装置105は、コンテンツデータの一部D116とメタデータ質問M311を、Q&A入力用端末装置106に送信する。
【0047】
Q&A入力用端末装置106は、コンテンツデータの一部とメタデータ質問をQ&A収集装置105から取得、又は、受信し、それを表示部の画面上に表示する。ユーザは、Q&A入力用端末装置106にて、質問への回答を入力する。メタデータ質問、回答M312は、Q&A入力用端末装置106からQ&A収集装置105に送信される。Q&A収集装置105は、Q&A入力用端末装置106から受信したメタデータ質問、回答をコンテンツ配信装置100に送信する。
【0048】
次に、図11を参照してコンテンツ配信システムの第2の例の動作を説明する。本例の動作は、図2に示したコンテンツ配信システムの第1の例の動作と基本的には同一である。ここでは、異なる動作のみを説明する。ステップ201、202、203、204、208、209、210は、図2の第1の例の動作と同一である。第1の例のステップ205、206、207は第2の例のステップ501、502、503、504、505によって置き換えられる。
【0049】
ステップ501にて、コンテンツ配信装置100からQ&A収集装置105に向けてコンテンツデータの一部D115とメタデータ質問M125が送信される。ステップ502にて、Q&A収集装置105は、受信したデータをQ&A入力用端末装置106に送信する。
【0050】
ステップ503にて、Q&A入力用端末装置106は、受信したコンテンツデータの一部D116とメタデータ質問M311を表示し、ユーザは、メタデータ回答を入力する。ステップ504にて、Q&A入力用端末装置106はメタデータ質問、回答M312をQ&A収集装置105に送信する。ステップ505にて、Q&A収集装置105は受信したメタデータ質問、回答M215をコンテンツ配信装置100に送信する。
【0051】
図10を参照して説明したように、Q&A収集装置105は、Webサーバを有してよい。この場合、コンテンツ配信装置100から送信されたコンテンツデータの一部とメタデータ質問は、Q&A収集装置105のWebサーバ上のページとしてQ&A入力用端末装置106から何時でもアクセスすることが可能である。この場合、ステップ502にて、Q&A入力用端末装置106は、Q&A収集装置105に対してQ&A入力用ページへのアクセスを送信し、Q&A収集装置105は、Q&A入力用端末装置106に対してQ&A入力用ページを送信する。ステップ503にて、Q&A入力用端末装置106は、Q&A入力用ページを表示し、ページ中の回答欄に回答を入力する。また、ステップ504にて、Q&A入力用端末装置106は、質問、及び、入力された回答をQ&A収集装置105に送信する。
【0052】
図10を参照して説明したように、Q&A収集装置105は、メールサーバを有してよい。この場合、Q&A収集装置105とQ&A入力用端末装置106の間のデータの交信は、メールによって行うことができる。ステップ502にて、Q&A収集装置105は、メーリングリスト等に登録された複数のQ&A入力用端末装置106に対して、コンテンツデータの一部とメタデータ質問を、電子メールにて、送信する。ステップ503にて、Q&A入力用端末装置106は、Q&A収集装置105に対して、メタデータ質問、回答を、電子メールにて、送信する。
【0053】
以上、本発明によるコンテンツ配信システムの第2の例の動作を説明した。本例では、質問に対する回答の送信を、コンテンツデータの配信システムを使用する代わりに、Webページや電子メール等のコンピュータネットワークを使用することができる。従って、ユーザは、都合がよいときに、回答を送信することができる。
【0054】
以上本発明の例を説明したが、本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは当業者に理解されよう。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザは、コンテンツ視聴中に、知りたい情報を質問としてコンテンツ配信装置に送信することができる効果がある。
【0056】
本発明によれば、ユーザは、コンテンツデータと共にユーザの質問を視聴することができる効果がある。
【0057】
本発明によれば、ユーザは、コンテンツデータと共にユーザの質問及び回答を視聴することができる効果がある。
【0058】
本発明によれば、コンテンツ配信者は、コンテンツに関するユーザの関心を知ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテンツ配信システムの第1の例の構成及び動作を示す図である。
【図2】本発明のコンテンツ配信システムの第1の例の処理の流れを示す図である。
【図3】本発明によるコンテンツ受信装置の構成を示す図である。
【図4】本発明によるコンテンツ配信装置の構成を示す図である。
【図5】本発明によるコンテンツ配信装置におけるデータレコードを格納するデータ構造を示す図である。
【図6】本発明によるコンテンツ配信装置におけるデータレコードを格納するデータ構造の他の例を示す図である。
【図7】コンテンツ配信装置における質問数分析画面の例を示す図である。
【図8】コンテンツ配信装置における回答数分析画面の例を示す図である。
【図9】コンテンツ配信装置におけるユーザ管理を行うためのテーブルである。
【図10】本発明のコンテンツ配信システムの第2の例の構成及び動作を示す図である。
【図11】本発明のコンテンツ配信システムの第2の例の処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
100…コンテンツ配信装置、101、102、103…コンテンツ受信装置
Claims (5)
- 受信装置にコンテンツデータを送信するコンテンツデータ送出部と、受信装置からメタデータを受信するメタデータ受信部と、上記コンテンツデータと上記メタデータを格納するデータベースとを有し、上記コンテンツデータ送出部は、コンテンツデータを配信するとき、該コンテンツデータに関連したメタデータが存在する場合には、該コンテンツデータと共にメタデータを送信することを特徴とするコンテンツ配信装置。
- 請求項1記載のコンテンツ配信装置において、上記メタデータは、上記コンテンツデータに関するユーザの質問及び又は質問に対する回答を含むことを特徴とするコンテンツ配信装置。
- コンテンツ配信装置から配信されたコンテンツデータを受信するコンテンツデータ受信部と、該コンテンツデータ受信部によって受信したコンテンツデータを表示するコンテンツデータ表示部と、ユーザの入力に基づいて、上記コンテンツデータ受信部によって受信したコンテンツデータを使用してメタデータを作成するメタデータ作成部と、該メタデータ作成部によって作成したメタデータをコンテンツ配信装置に送信するメタデータ送出部とを有し、
上記コンテンツデータ表示部は、上記コンテンツデータ受信部がコンテンツ配信装置からメタデータを受信したとき、該メタデータをコンテンツデータと共に表示することを特徴とするコンテンツ受信装置。 - コンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と該コンテンツ配信装置によって配信されたコンテンツデータを受信するコンテンツ受信装置とを有するコンテンツ配信システムにおいて、
上記コンテンツ受信装置は、上記コンテンツ配信装置によって配信されたコンテンツデータを使用して作成されたメタデータを上記コンテンツ配信装置に送信し、上記コンテンツ配信装置はコンテンツデータを配信するとき、該コンテンツデータと共に該コンテンツデータに関連したメタデータを送信し、上記コンテンツ受信装置は、配信されたコンテンツデータをメタデータと共に表示することを特徴とするコンテンツデータ配信システム。 - コンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と該コンテンツ配信装置によって配信されたコンテンツデータを受信するコンテンツ受信装置とを有するコンテンツ配信システムにおいて、
ユーザが質問に対して回答を入力するためのQ&A入力用端末装置と、上記コンテンツ配信装置からのユーザの質問を上記Q&A入力用端末装置に送信し上記Q&A入力用端末装置からのユーザの回答をコンテンツ配信装置に送信するQ&A収集装置と、を設け、
上記コンテンツ受信装置は、上記コンテンツ配信装置によって配信されたコンテンツデータを使用して作成されたメタデータとしての質問を上記コンテンツ配信装置に送信し、上記コンテンツ配信装置は、上記コンテンツ受信装置にコンテンツデータを配信するとき、該コンテンツデータと共に、上記Q&A収集装置から送信された該コンテンツデータに関連した質問と回答をメタデータとして配信することを特徴とするコンテンツデータ配信システム。
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JP2016072821A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | Kddi株式会社 | 携帯端末、コンテンツ視聴システム、通知方法及び通知プログラム |
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- 2003-06-19 JP JP2003175146A patent/JP4128911B2/ja not_active Expired - Fee Related
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