JP2005012550A - 情報提供装置および、この配信された情報を受信する端末装置 - Google Patents
情報提供装置および、この配信された情報を受信する端末装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】送受信用アプリケーションを備えた親端末10からの送信専用アプリケーションの配信要求に基づいて、送信専用アプリケーションが記憶されている記憶部24内のアドレス情報を配信要求に基づいて子端末13に送信し、アドレス情報に基づいて子端末13からのアクセスを受けた場合、このアクセスに応じて送信専用アプリケーションを子端末13に配信する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、携帯端末間での直接的な通信機能を用いて情報を送受信して、協働する技術に係り、特に携帯端末が備える識別情報に対応したサービス情報を配信する情報提供装置、および、この配信された情報を受信する端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、赤外線通信機能を備えた携帯電話同士で行う各種サービスが提供されている。例えば、通信を行う双方のユーザがダウンロード等を行うことによって、それぞれの携帯電話の端末内に同じアプリケーションを導入する。有料または無料の会員サービスに登録が必要な場合は、それぞれのユーザが登録を行い、通信を行うユーザ同士が同じ会員サービス加入状態で、電話帳データの交換等が行われている(非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
NTTドコモのサービスで提供されている端末であるF504iSの機能説明のサイト[平成15年3月3日検索]。
【0004】
インターネット<http://www.nttdocomo.co.jp/mc−user/i/f504is.html>。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような構成では、赤外線通信を行う双方の携帯電話内に同じアプリケーションが導入されている必要がある。
【0006】
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、端末間での直接的な通信で使用するアプリケーションにおいて、このアプリケーションに機能制限を設けることによって新たなサービスを提供できる情報提供装置および、この配信された情報を受信する端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するものであり、請求項1の発明は、プログラム情報を端末装置に提供する情報提供装置であって、送信専用プログラム情報を記憶する記憶手段と、第1の端末装置から第2の端末装置に向けて送信専用プログラム情報の提供要求を受ける受信手段と、前記受信手段で受け付けた提供要求に基づいて、前記記憶手段に記憶されている送信専用プログラム情報の所在を示すアドレス情報を第2の端末装置に送信するアドレス情報送信手段と、第2の端末装置が前記アドレス情報に基づく提供要求を受けた場合、前記アドレス情報に応ずる前記送信専用プログラム情報を提供する提供手段とを具備することを特徴とする情報提供装置である。
【0008】
したがって請求項1の発明は、送信専用プログラム情報が記憶され、第1の端末装置から第2の端末装置に向けて送信専用プログラム情報の提供要求が受信され、受信された提供要求に基づいて、記憶されている送信専用プログラム情報の所在を示すアドレス情報が第2の端末装置に送信される。そして、第2の端末装置がアドレス情報に基づく提供要求を受けた場合、アドレス情報に応ずる送信専用プログラム情報が提供される。このため、例えば、会員であるユーザが非会員であるユーザとアプリケーションのサービスを利用することができる。
【0009】
また請求項2の発明は、情報提供装置は、さらに第2の端末装置から提供要求を受けた場合、第2の端末装置又は第2の端末装置の所有者に固有の識別情報を取得する取得手段と、取得した前記識別情報を前記送信専用プログラム情報に組み込む生成手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置である。
【0010】
したがって請求項2の発明は、情報提供装置は、さらに第2の端末装置から提供要求を受けた場合、第2の端末装置又は第2の端末装置の所有者に固有の識別情報が取得され、取得された識別情報が送信専用プログラム情報に組み込まれる。このため、例えば、会員であるユーザが非会員であるユーザと互いの端末の識別情報等を用いたアプリケーションを利用することができる。
【0011】
また請求項3の発明は、プログラム情報を端末装置に提供する情報提供装置であって、送受信プログラム情報を記憶する記憶手段と、第1の端末装置から前記送受信プログラム情報の提供要求を受けた場合、当該第1の端末装置又は第1の端末装置の所有者に固有の識別情報を取得する取得手段と、前記識別情報を前記送受信用プログラム情報に組み込む生成手段とを具備することを特徴とする情報提供装置である。
【0012】
したがって請求項3の発明は、送受信プログラム情報が記憶され、第1の端末装置から前記送受信プログラム情報の提供要求が受信された場合、第1の端末装置又は第1の端末装置の所有者に固有の識別情報が取得され、取得された識別情報が送受信用プログラム情報に組み込まれる。このため、例えば、端末に設けられた直接通信機能を用いて、通話料が係らずに手軽に互いの識別情報を相互に送受信することができる。
【0013】
また請求項4の発明は、サービス情報を端末装置に提供する情報提供装置であって、送受信プログラム情報が導入された第1の端末装置から第1の識別情報と、第2の端末装置からの第2の識別情報とを受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した第1の識別情報と、第2の識別情報とに基づいて、サービス情報を定め、前記第1の端末装置に当該サービス情報を提供する提供手段とを備えることを特徴とする情報提供装置である。
【0014】
したがって請求項4の発明は、送受信プログラム情報が導入された第1の端末装置から第1の識別情報と、第2の端末装置からの第2の識別情報とが受信され、受信した第1の識別情報と、第2の識別情報とに基づいて、サービス情報が定められ、第1の端末装置にサービス情報が提供される。このため、会員であるユーザが非会員であるユーザと互いの端末の識別情報等を用いたサービスを利用することができる。
【0015】
また請求項5の発明は、情報提供装置とネットワークを介して接続される端末装置であって、送受信プログラム情報を記憶する記憶手段と、送信専用プログラム情報が導入された第2の端末装置から第2の識別情報を受信する受信手段と、前記端末装置の識別情報と、第2の端末装置からの第2の識別情報とを前記情報提供装置に送信する送信手段と、前記情報提供装置から前記識別情報と、前記第2の識別情報とに基づくサービス情報を受信する受信手段とを備えることを特徴とする端末装置である。
【0016】
したがって請求項5の発明は、送受信プログラム情報が記憶され、送信専用プログラム情報が導入された第2の端末装置から第2の識別情報が受信される。そして、端末装置の識別情報と、第2の端末装置からの第2の識別情報とが情報提供装置に送信され、情報提供装置から識別情報と、第2の識別情報とに基づくサービス情報が受信される。このため、会員であるユーザが非会員であるユーザと互いの端末の識別情報等を用いたサービスを利用することができる。
【0017】
また請求項6の発明は、第1端末装置とネットワークを介して接続できる端末装置であって、送信専用プログラム情報を記憶する記憶手段と、第1の端末装置に第2の識別情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする端末装置である。
【0018】
したがって請求項6の発明は、送信専用プログラム情報が記憶され、第1の端末装置に第2の識別情報が送信される。このため、例えば、端末に設けられた直接通信機能を用いて、通話料が係らずに手軽に互いの識別情報を相互に送受信することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明に係わる情報配信方法を適用した情報配信システムの一実施形態を示す構成ブロックである。
【0020】
この情報配信システムは、次の装置等から構成されている。まず、端末上で動作するプログラム情報やサーバ20からのサービス情報の受信、端末自身の識別情報の送信を行う無線通信部11aと相手側の端末から識別情報等の送受信を行う直接通信機能の一例である赤外線通信部11bとを備える通信部11、およびプログラム情報や自身の識別情報等を記憶する記憶部12を備えた携帯電話やPDA等の携帯端末である親端末10、そして、端末上で動作するアプリケーション等であるプログラム情報の受信を行う無線通信部と自身の端末の識別情報等の送信を行う赤外線通信部とを備える通信部、およびプログラム情報や識別情報等を記憶する記憶部を備えた携帯電話やPDA等の携帯端末である子端末13。また、これらの親端末10および子端末13と無線通信を行うための携帯電話等の基地局14と、この基地局14に接続され、インターネットに接続するためのインターネット接続手段16が備えられている。さらに、広域接続網であるインターネット18がネットワークとして設けられている。また、プログラム情報や識別情報の送受信等を行う制御部22、プログラム情報、識別情報、親端末10や子端末13とのユーザ認証情報等を記憶する記憶部24、およびインターネット18等のネットワークと接続するための通信部26を備え、インターネット18等を介して親端末10および子端末13と通信を行うサーバ20が設けられている。なお、端末が備える識別情報は、端末又はユーザを一意に区別することができる情報であって、例えば、端末の番号や端末のユーザの名前や年齢、ユーザID等の情報でもよく、端末またはユーザに固有の情報であればよい。なお、親端末10と子端末13とが送受信する情報は、識別情報に限られない。また、親端末10がサーバ20に送信すべき情報は、識別情報に限られず、サービス情報を生成又は選択するのに必要な情報であればよい。また、プログラム情報とは、サーバ20から端末に受信されて導入されるアプリケーション等(識別情報を含んでいても良い)のことである。さらに、サービス情報とは、サーバ20から端末に配信されるコンテンツ情報(例えば、占いアプリケーションにあっては、占い結果等)である。さらに、この明細書において、直接通信とは、有線・無線を問わず、ケーブル通信、赤外線通信、短距離無線通信、などの端末同士で直接的に行われる通信のことをいう。従って、例えば、端末同士をケーブルで繋げるものや、規格としては、IrDA、Bluetooth、UWB、IEEE802.11bなどの無線通信が挙げられる。なお、本実施形態では、赤外線通信の場合について説明するが、他の方式であっても同様である。
【0021】
また、上述した親端末10と子端末13との違いは、それぞれの記憶部に導入されているアプリケーションであるプログラム情報の違いである。具体的には、親端末10に導入されているアプリケーションであるプログラム情報は、端末との識別情報の送受信が可能なプログラム情報(送受信用プログラム情報)であり、子端末13に導入されているアプリケーションであるプログラム情報は、親端末10への識別情報の送信のみが可能なプログラム情報(送信専用プログラム情報)であり、送受信用プログラム情報を備えている端末、即ち、サーバ20が行っているサービスの会員である端末を親端末10、非会員である端末を子端末13としている点のみが相違する。なお、子端末13は、導入されている送信専用プログラム情報を送受信用プログラム情報にバージョンアップさせることが可能である。このバージョンアップが行われると、子端末13は、会員(親端末10)となり、親端末10と同等のサービスをサーバ20より受けることができる。このバージョンアップには、子端末13が新たにサーバ20より送受信用プログラム情報をダウンロードしたり、子端末13に導入されている送信専用プログラム情報に解除キー等を入力する又は、サーバ20から提供を受けること等により、送受信用プログラム情報として使用できるようにする。
【0022】
また、インターネット18以外にもLAN等の様々なネットワークを適用することができ、端末とサーバ20との間でデータ通信を行うことができるものであればよい。
【0023】
サーバ20は、図2に示すように、次の手段等から構成されている。端末から得られた識別情報に基づいて、対応するサービス情報を後述するサービス情報記憶領域24cから呼び出したり、呼び出されたサービス情報を送信する端末用に改変を加えたりするサービス情報生成・選択手段22aと、送受信用プログラム情報から送信先の子端末13用の送信専用プログラム情報を生成したり、送受信用プログラム情報および送信専用プログラム情報に親端末10や子端末13の識別情報を組み込んだりするプログラム情報生成手段22bとを備え、プログラム情報や識別情報の送受信等を行う制御部22。そして、親端末10や子端末13とのユーザ認証情報であるパスワード、ID等を記憶する認証情報記憶領域24a、親端末10や子端末13に配信するアプリケーション等であるプログラム情報を記憶するプログラム情報記憶領域24b、親端末10から受信した識別情報等を記憶する識別情報記憶領域24c、および親端末10から受信した識別情報等に対応した相性占いや姓名判断等の結果のコンテンツ情報であるサービス情報を記憶するサービス情報記憶領域24dを備えた記憶部24。さらに、インターネット18と接続するための通信部26から構成されている。
【0024】
次に図3は、この発明に係わる情報提供装置および端末装置を適用した情報配信方法の一実施形態の一連の処理を示すシーケンス図である。
【0025】
親端末10は、ステップS1で、当該親端末10が備える通信部11の無線通信部11aを用いて基地局14、インターネット接続手段16、インターネット18を介して、サーバ20の通信部26と通信を行い、会員の認証処理を行う。この場合、親端末10の記憶部12に記憶されている認証情報と、サーバ20の記憶部24の認証情報記憶領域24aに予め記憶されている当該ユーザの認証情報とを照合することにより、会員の認証処理が行われる。また、親端末10が会員として登録されていない場合には、新たに会員登録の処理を行う。この場合には、登録された認証情報が、親端末10の記憶部12とサーバ20の認証情報記憶領域24aとに記憶され、次回のアクセスのときから記憶された認証情報が用いられる。
【0026】
ステップS1の認証処理が終わると、親端末10はステップS2で、送受信用プログラム情報のダウンロード要求(DLリクエスト)をサーバ20に送信する。この送受信用プログラム情報は、例えば、親端末10内の記憶部12にインストールするアプリケーションであり、この送受信用プログラム情報を用いて別の端末から赤外線通信等の直接通信によって情報を受信又は送信し、この受信した識別情報をサーバ20に送信し、サーバ20とサービス情報の送受信を行うことのできるエンターテイメント性が備わったアプリケーションであって、例えば、占いアプリケーションや相性判断アプリケーション等(図5の画面51参照)のことである。
【0027】
サーバ20は、ステップS3で、親端末10から送受信用プログラム情報のダウンロード要求を受信すると、要求のあった送受信用プログラム情報を親端末10に送信する。親端末10は、ステップS4で、受信した送受信用プログラム情報を記憶部12にインストール(導入)する。
【0028】
さて、送受信用プログラム情報(例えば、相性判断アプリケーションであるとする)を導入した親端末10のユーザが、導入した相性判断アプリケーションを用いて、相性判断アプリケーションの非会員である別の端末(子端末13)のユーザと相性判断を行う場合について説明する。
【0029】
まず、親端末10はステップS5で、子端末13で導入されることとなる送信専用プログラム情報の配信要求を親端末10自身の識別情報(親)を含めてサーバ20に送信する。サーバ20のプログラム情報生成手段22bは、ステップS6で、送信専用プログラム情報の送信要求を受信すると、サーバ20が備える記憶部24のプログラム情報記憶領域24bに記憶している送受信用プログラム情報を読み出し、送信専用プログラム情報に変換する。そして、サーバ20は、送信専用プログラム情報をプログラム情報記憶領域24bに記憶する。サーバ20は、ステップS7で、送信専用プログラム情報が記憶されているプログラム情報記憶領域24bのアドレス情報であるURL等を子端末13に送信する。
【0030】
子端末13は、アドレス情報を受信すると、ステップS8で、受信したアドレス情報を記憶し、ステップS9で、記憶したアドレス情報に基づいて送信専用プログラム情報のダウンロード要求(DLリクエスト)と、子端末13の自身の識別情報(子)とをサーバ20に送信する。例えば、アドレス情報がURLである場合には、子端末13の画面上に表示されているURLをクリックする等である。サーバ20のプログラム情報生成手段22bは、ステップS10で、子端末13からの送信専用プログラム情報のリクエスト要求と、識別情報(子)とを受信すると、この要求に基づいて送信専用プログラム情報をプログラム情報記憶領域24bから読み出し、この送信専用プログラム情報に識別情報(子)を埋め込んで、ステップS11で、子端末13に送信する。子端末13は、ステップS12で、受信した送信専用プログラム情報を記憶部12に導入する。この送信専用プログラム情報は、例えば、相性判断アプリケーションで(図5の画面61参照)あり、親端末10に赤外線通信等を用いて情報の送信のみが行えるようになっているものである。なお、上述した送信専用プログラム情報は、送受信用プログラム情報から変換して生成しているが、予め作成された送信専用プログラム情報をプログラム情報生成手段22bに記憶しておき、必要なときに、これを読み出して用いてもよい。また、送受信用プログラム情報および送信専用プログラム情報は、識別情報を含んだ形態で記載しているが、各プログラムが利用される際にユーザが識別情報を直接入力するようにしてもよい。
【0031】
以上で、親端末10、子端末13へのそれぞれのプログラム情報の配信を終了する。
【0032】
このように配信された実際のプログラム情報を用いた一連の処理について、図4のシーケンス図および図5の模式図を参照して説明する。なお、ここでは、送受信用プログラム情報および送信専用プログラム情報に、それぞれの端末の識別情報を含んだ状態で送信または受信を行う実施形態について説明する。
【0033】
相性判断アプリケーション(例えば、図5の画面51の携帯相性占い)を用いて、親端末10(相性判断アプリケーションの会員)と子端末13(相性判断アプリケーションの非会員)とが、例えば赤外線通信を用いて相性判断を行う場合、まず、親端末10は、図5の画面51に示すように、記憶部12から携帯相性占いのアプリケーション(送信専用プログラム情報)を呼び出し、画面52、画面53へと画面を表示し、ユーザの指示に従って進む。親端末10は、画面53を示し、ユーザを占う内容の選択を促す。例えば、ユーザが「1.恋愛」を選択すると、親端末10は、画面54の表示に進む。画面54では、ユーザは、相手が携帯相性占いのアプリケーション(送受信用プログラム情報)の非会員である送信のみが可能な携帯相性占いのアプリケーション(送信専用プログラム情報)を導入した子端末13であるので、「受信」を選択する(相手が会員であれば、互いに逆になるように選択する)。一方、子端末13も同様に、記憶部12から画面61に示すように、送信専用である携帯相性占いのアプリケーション(送信専用プログラム情報)を呼び出し、画面62、画面63へと画面を表示し、ユーザの指示に従って進む。子端末13は、画面63を示し、ユーザに占う内容の選択を促す。親端末10と同様に、ユーザは「1.恋愛」を選択し、子端末13は、画面64を表示する。画面64では、当該携帯相性占いのアプリケーションは送信専用プログラム情報であるので、子端末13は、「送信」のみが選択可能となっている。ユーザが「送信」を選択することによって、子端末13は、図4のステップS20で、サーバ20から受信した送信専用プログラム情報に埋め込まれている識別情報(子)を読み出し、赤外線通信部を用いて親端末10へ送信する。親端末10は、子端末13の識別情報(子)を赤外線通信部11bを用いて受信すると、ステップS21で、記憶部12の携帯相性占いアプリケーション(送受信プログラム情報)から自身の識別情報(親)を読み出し、ステップS22で、読み出した識別情報(親)と子端末13から受信した識別情報(子)とを無線通信部11aを用いてサーバ20に送信する(図5の画面56参照)。サーバ20のサービス情報生成・選択手段22aは、ステップS23で、受信した親端末10の識別情報(親)と子端末13の識別情報(子)との組み合わせに対応するサービス情報である(親端末10のユーザと子端末13のユーザとの)相性判断を判定し、結果を記憶部24のサービス情報記憶領域24cから抽出する。サーバ20の制御部22は、ステップS24で、通信部26から抽出したサービス情報を親端末10に送信する。親端末10は、受信したサービス情報を記憶部12に記憶する。必要に応じて、図示しない表示部に受信したサービス情報を表示させてもよい。また、さらに必要に応じて、親端末10は、ステップS26で記憶したサービス情報を読み出し、赤外線通信等で子端末13に送信してもよい。子端末13は、ステップS27で、受信したサービス情報を記憶し、必要に応じて、図示しない表示部に受信したサービス情報を表示させてもよい。
【0034】
また、本実施の形態に記載した方法は、計算機(コンピュータ)に実行させることができるプログラム(ソフトウェア手段)として、例えば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハ一ドディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させるソフトウェア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含むものである。本装置を実現する計算機は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウェア手段を構築し、このソフトウェア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。
【0035】
以上で、プログラム情報として相性判断アプリケーションを用いた一連の処理を終了する。
【0036】
なお、上述した実施形態では、会員のユーザ端末(親端末10)と非会員のユーザ端末(子端末13)との利用形態について説明したが、会員のユーザ端末(親端末10)同士においても同様にサービスを利用できることは勿論である。
【0037】
以上により、端末間で直接的な通信を用いたアプリケーションにおいて、機能制限されたアプリケーションを導入している端末と、機能制限がないアプリケーションを導入している会員端末とが協働してサービスを利用できる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ユーザが他のユーザにサービスを利用するのに必要なプログラム情報を提供することができる。
【0039】
請求項2の発明によれば、識別情報等を用いたサービス情報を利用するために、プログラム情報へ識別情報を埋め込んでおくことができる。
【0040】
請求項3の発明によれば、サービス情報を利用するために、プログラム情報へ識別情報を埋め込んでおくので、ユーザは識別情報を気にする必要がない。
【0041】
請求項4の発明によれば、端末の識別情報等に対応するサービス情報を提供することができる。また、このサービス情報は、いずれかの端末にのみ提供されるが、端末は協働してサービス情報が得られたと感じることができる。
【0042】
請求項5の発明によれば、端末間で直接的な通信により情報をやり取りでき、さらに、やり取りした情報を用いてサービス情報の提供を受けることができる。
【0043】
請求項6の発明によれば、端末に設けられた直接的な通信機能を用いて、手軽に識別情報を受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるシステムの構成を示したブロック図。
【図2】この発明に係わるサーバの構成を示したブロック図。
【図3】この発明に係わる情報提供装置および端末装置を適用した情報配信方法の一実施形態の一連の処理を示すシーケンス図。
【図4】この発明に係わる情報提供装置および端末装置を適用した情報配信方法の一実施形態の配信されたプログラム情報を用いた一連の処理を示すシーケンス図。
【図5】この発明に係わる情報提供装置および端末装置を適用した情報配信方法の一実施形態の配信されたプログラム情報を用いた一連の処理を示す模式図。
【符号の説明】
10…親端末、11a…無線通信部、11b…赤外線通信部、11…通信部、12…記憶部、13…子端末、14…基地局、16…インターネット接続手段、18…インターネット、20…サーバ、22…制御部、22a…サービス情報生成・選択手段、22b…プログラム情報生成手段、24a…認証情報記憶領域、24b…プログラム情報記憶領域、24c…サービス情報記憶領域、24d…識別情報記憶領域、24…記憶部、26…通信部
Claims (6)
- プログラム情報を端末装置に提供する情報提供装置であって、
送信専用プログラム情報を記憶する記憶手段と、
第1の端末装置から第2の端末装置に向けて送信専用プログラム情報の提供要求を受ける受信手段と、
前記受信手段で受け付けた提供要求に基づいて、前記記憶手段に記憶されている送信専用プログラム情報の所在を示すアドレス情報を第2の端末装置に送信するアドレス情報送信手段と、
第2の端末装置が前記アドレス情報に基づく提供要求を受けた場合、前記アドレス情報に応ずる前記送信専用プログラム情報を提供する提供手段と、
を具備することを特徴とする情報提供装置。 - 情報提供装置は、さらに第2の端末装置から提供要求を受けた場合、第2の端末装置又は第2の端末装置の所有者に固有の識別情報を取得する取得手段と、
取得した前記識別情報を前記送信専用プログラム情報に組み込む生成手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。 - プログラム情報を端末装置に提供する情報提供装置であって、
送受信プログラム情報を記憶する記憶手段と、
第1の端末装置から前記送受信プログラム情報の提供要求を受けた場合、当該第1の端末装置又は第1の端末装置の所有者に固有の識別情報を取得する取得手段と、
前記識別情報を前記送受信用プログラム情報に組み込む生成手段と、
を具備することを特徴とする情報提供装置。 - サービス情報を端末装置に提供する情報提供装置であって、
送受信プログラム情報が導入された第1の端末装置から第1の識別情報と、第2の端末装置からの第2の識別情報とを受信する受信手段と、
前記受信手段にて受信した第1の識別情報と、第2の識別情報とに基づいて、サービス情報を定め、前記第1の端末装置に当該サービス情報を提供する提供手段と
を備えることを特徴とする情報提供装置。 - 情報提供装置とネットワークを介して接続される端末装置であって、
送受信プログラム情報を記憶する記憶手段と、
送信専用プログラム情報が導入された第2の端末装置から第2の識別情報を受信する受信手段と、
前記端末装置の識別情報と、第2の端末装置からの第2の識別情報とを前記情報提供装置に送信する送信手段と、
前記情報提供装置から前記識別情報と、前記第2の識別情報とに基づくサービス情報を受信する受信手段と
を備えることを特徴とする端末装置。 - 第1端末装置とネットワークを介して接続できる端末装置であって、
送信専用プログラム情報を記憶する記憶手段と、
第1の端末装置に第2の識別情報を送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。
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JP4107178B2 (ja) | 2008-06-25 |
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