JP2005012445A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光量変動補正時の突発的な画像の劣化を防止することができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】原稿を搬送しながら所定の読取位置で原稿を読取ると共に、原稿を読取る毎に基準部材を読取る読取手段と、前記読取手段で読取った原稿の読取画像信号を補正する補正手段とを有し、前記補正手段は、前記基準部材を前記読取手段により時間をおいて複数回読取って得られた複数の信号データに基づいて、前記読取画像信号を補正することを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やスキャナ、ファクシミリ装置等に搭載される画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機やスキャナ、ファクシミリ等の画像形成装置に搭載される画像読取装置においては、光源の光量や配光の変動を補正するために、原稿1枚毎に、原稿の読取位置上にある濃度基準部材をモニタし、その変動量に基づいて補正を行っていた(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−74465号公報
【特許文献2】
特開平10−257314号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の手法では、特に原稿の読取位置上にある濃度基準部材がローラであり、ローラの一部が汚れていた場合には、ローラの回転により、ある周期で汚れをモニタしてしまい、突発的に画像が劣化する、といった問題があった。
【0005】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、光量変動補正時の突発的な画像の劣化を防止することができる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、原稿を搬送しながら所定の読取位置で原稿を読取ると共に、原稿を読取る毎に基準部材を読取る読取手段と、前記読取手段で読取った原稿の読取画像信号を補正する補正手段とを有し、前記補正手段は、前記基準部材を前記読取手段により時間をおいて複数回読取って得られた複数の信号データに基づいて、前記読取画像信号を補正することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
[第1実施形態]
<装置の構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係わる画像読取装置の概略構成を示す断面図であり、図2は、図1における画像読取装置本体の平面図である。
【0009】
図1において、画像読取装置は、画像読取装置本体100と、この画像読取装置本体100に対して着脱自在に構成された自動給送装置(ADF:Auto Document Feeder)200とを有している。
【0010】
給紙トレー205にセットされた原稿は、搬送ローラ203,204によって、画像読取装置本体100の流し読みガラス122上に搬送され、排紙トレー206上に排紙される。この際、原稿は、ADF200に取り付けられたプラテンローラ201と画像読取装置本体100の流し読みガラス122との間を通過し、その通過過程で画像読取装置本体100により光学的に走査されて原稿情報が読取られる。
【0011】
画像読取装置本体100は、コンタクトイメージセンサ(以下CIS)110を有し、このCIS110は、原稿面に対して光を照射するランプ111と、ランプ111によって照射された光に対応する原稿からの反射光をイメージセンサに導くためのレンズ112と、レンズ112によって集光された光を光電変換するためのイメージセンサ113とを筐体114内に一体に収めて構成されている。
【0012】
また、CIS110は、図2のタイミングベルト126によって、光学モータ125と結ばれ、光学モータ125の回転駆動により、原稿台ガラス121及び流し読みガラス122と平行に移動制御される。ポジションセンサ124はCIS110のホームポジション位置を検知するためのセンサであり、ポジションセンサ124の位置を基準として光学モータ125を正転、逆転することにより、CIS110を移動させ、原稿台ガラス121、流し読みガラス122上の原稿に対して光学的に走査させる。
【0013】
また、光学モータ125はステッピングモータにより構成されている。この光学モータ125にはCIS110が何パルス分移動したかを認識できるようになっている。すなわち、ポジションセンサ124の検出信号とステッピングモータのステップ数に基づいて、CIS110の位置を把握し、移動を制御することが可能になっている。
【0014】
原稿からの反射光は、セルフォックレンズ112によって導かれ、イメージセンサ113上に集光される。イメージセンサ113は、原稿情報を反映した反射光を光電変換し、電子的な画像信号として出力する。
【0015】
このような構成により、CIS110を原稿読取位置に停止させた状態で、ADF200により原稿を搬送させながら原稿情報を読取るADF原稿読取モードと、原稿を原稿台ガラス121上に固定的に載置してCIS110を副走査方向に移動させながら原稿情報を読取る原稿ガラス台原稿読取モードとの2つのモードで原稿情報を読取ることができる。
【0016】
図3は、CIS110近傍の構成を示す図である。
【0017】
ADF200は、プラテンローラ201の原稿搬送方向の上流側に、白色のシート部材210を備えている。この白色シート部材210は、流し読みガラス122と略平行に配置されている。また白色シート部材210がプラテンローラ201に最も近接する先端位置211は、図中下方からプラテンローラ201及び白色シート部材210を見たとき、白色シート部材210が、CIS110の主走査方向の画像読取範囲の略全域において、プラテンローラ201の一部を隠すように配置されている。さらに、ADF原稿読取モード時のCIS110の読取位置は、原稿が搬送されていない時には、プラテンローラ201表面が読取られる位置に設定される。なお、原稿台ガラス121には基準白板127が備えられている。
【0018】
図4は、画像読取装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。
【0019】
同図において、画像読取装置には、原稿を搬送するプラテンローラ201、給紙ローラ202、搬送ローラ203,204と、原稿面に光を照射するランプ111と、CIS110を副走査方向に移動し原稿を走査する光学モータ125と、原稿面からの反射光を光電変換するイメージセンサ113と、イメージセンサ113の出力信号をA/D変換するA/D変換回路401と、CIS110をホームポジションに位置決めするためのポジションセンサ124と、ADF原稿読取モードにおける正規の原稿読取位置を設定するためのバックアップRAM403と、スキャナコントローラ404とが備えられている。スキャナコントローラ404には、制御プログラム等を格納するROM405が設けられている。
【0020】
図5は、本実施形態に係る画像読取装置の画像処理部の構成を示すブロック図である。
【0021】
同図において、イメージセンサからの画像信号は、シェーディング補正部501でシェーディング補正が施される。シェーディング補正部501に接続された光量変動補正部502では、以後で詳細に説明する光量変動補正が行われる。シェーディング補正部501は、シェーディング補正値を記憶しておくメモリ(黒メモリ504、白メモリ505)が接続されており、光量変動補正部502は光量変動補正値を記憶しておくゲインメモリ506に接続されている。
【0022】
<装置の動作>
図6は、本実施形態に係る画像読取装置の流し読みシーケンスを示すフローチャートである。
【0023】
まず、CIS110は、ホームポジション上にある白基準白板127を読取って、画素毎にシェーディング補正用データを得て、白メモリ505にシェーディング補正値を設定する(ステップS101)。その後、CIS110は、原稿の読取位置に移動して(ステップS102)、プラテンローラ201の表面を読取り、光量変動補正用データを得て、ゲインメモリ506に設定する(ステップS103)。なお、光量変動補正用データは、ゲインメモリ506に画素毎に用意しても良いし、主走査方向に対して、一律のゲイン値を使用する場合は、各色に対して1つ用意すれば良い。本実施形態では、主走査方向に対して一律のゲイン値を使用するので、光量変動補正用のゲイン値は各色に対して1つ持つ場合を想定して後述する。
【0024】
各補正データが得られた後に、原稿を読取る(ステップS104)。そして、CIS110で読取れらた画像データは、シェーディング補正及び光量変動補正が実行される(ステップS105)。さらに、ステップS106で、次の原稿がある場合には、再度原稿間(原稿が読取位置を通過していないとき)にプラテンローラ201の表面の読取を行い、原稿を読取る。一方、ステップS106で、次の原稿がない場合は、原稿の読取シーケンスを終了する。
【0025】
図7は、本実施形態に係る画像読取装置における光量変動補正値の設定フローチャートであり、前述した図6のステップS103を詳述したものである。ここでは、原稿N枚目の光量変動補正値の設定について述べる。
【0026】
まず、読取位置上にあるローラ201を読取る(ステップS201)。ローラ201の読取る位置は図8に示す。主走査方向にm画素、副走査方向にn画素の範囲のローラ読取画像領域Pを1ポイントとして、その領域Pのサンプル領域であるローラ読取値Raを得る。ステップ201でのローラ読取は、1ポイントでも良いが、ゴミの影響を受けにくくするために複数ポイントの読取値を平均化する手法を採用した方が良い。
【0027】
主走査方向において複数ポイント(aポイント)分のローラ読取値を平均して、N枚目のローラ読取値の平均値R(N)aveを算出する(ステップS202)。算出式は以下に示す。
【0028】
R(N)ave=(R1+R2+…+Ra)/a
N枚目のローラ読取値R(N)aveを用いてゲイン値を算出する方法は、光量の劣化があっても、1枚目の原稿とN枚目の原稿で読取値がほぼ等しくなれば良いことを利用して、1枚目のローラ読取値の平均値R(1)aveとN枚目のローラ読取値の平均値R(N)aveとを比較することによって行う。この方法で、光量劣化量を補正できるようにゲイン値を求めて、N枚目の原稿読取時には補正を実行する。ゲイン値GAIN(N)は以下の式より算出できる。
【0029】
GAIN(N)=R(1)ave/ R(N)ave
ステップS202で得られたローラ読取値の平均値に基づいてゲイン値を算出する前に、本実施形態では以下のことを考慮したステップを行う。
【0030】
すなわち、図8に示すようにローラ201に汚れ(W)があった場合、ローラ読取値は小さくなり、光量の劣化を正確に算出することができなくなる。そこで、N枚目の原稿を補正する時には、N枚目のローラ読取値R(N)aveだけではなく、N−1枚目のローラ読取値の平均値R(N−1)ave、N−2枚目のローラ読取値の平均値R(N−2)aveを用いる。
【0031】
図9は、本実施形態に係る画像読取装置の流し読み時の時系列的な読取画像を示す図であり、時系列的にローラ201と原稿を読取っていることを表している。
【0032】
このとき、ローラ201は回転していて、読取るタイミングによって汚れ(W)の位置が移動する。これによって、N枚目の原稿に対して、N−1枚目とN−2枚目のローラ読取値も使用することにより、平均をとった時には汚れ(W)の影響を1/3にすることができる。つまり、N枚目の原稿に対する光量補正は、N,N−1,N−2枚目のローラ読取値に基づいて補正値を算出することによって実行される(ステップS203)。
【0033】
ステップS203において、N枚目の原稿に対してN枚目とN−1枚目とN−2枚目のローラ読取値を用いてゲイン補正を行うための補正値の算出式を以下に示す。
【0034】
Figure 2005012445
なお、N枚目の原稿に対して、N−1枚目とN−2枚目のローラ読取値を使用したが、参照するローラ読取値の数はいくつでも良い。
【0035】
次に、算出した補正値、つまりゲイン値の変化量に対してリミッタを適応させる(ステップS204)。ローラ201の読取値の変化量を示した図10のように、ローラ201の汚れの影響でローラ読取値に突発的な変動Zが起こる場合がある。そのような場合には、突発的な画像劣化を防止するため、前原稿に対してのゲイン値の変化量を所定範囲内に抑える必要がある。
【0036】
そこで、このリミッタにおいて、算出されたゲイン値と前原稿時に設定されたゲイン値との変化量が所定の範囲内に入っていない場合には、ゲイン値の変化量が範囲内に収まるようにリミッタをかける。つまり、前回の原稿に対して設定されたゲイン値と今回算出されたゲイン値の変化量は常に所定の範囲内に収まっているのである。前記の所定の範囲とは、画像劣化の目立たないレベルに抑えることが望ましい。
【0037】
このように、前記のリミッタにより、ローラ201の汚れの影響で適切なゲイン値算出が行われなかった時でも、突発的な画像の劣化を抑えることができる(ステップS204)。
【0038】
以上のように算出したゲイン値を所定のゲインメモリに設定して(ステップS205)、光量変動補正を終了させる。
【0039】
[第2実施形態]
説明を簡略するために、上記第1実施形態と異なる部分だけを説明する。
【0040】
本実施形態では、光量変動補正値の設定のフローチャート(図7)におけるステップS203のゲイン算出処理において、N枚目、N−1枚目、N−2枚目のローラ読取値に重み付けを行う。N枚目のローラ読取値直前のローラ読取値は比重を大きくし、N枚目からは、時間的には離れているN−2枚目のローラ読取値の比重を小さくする。そのときのゲイン算出式を以下に示す。
【0041】
Figure 2005012445
ただし、C1+C2+C3=1、C1>C2>C3
このように、N枚目の原稿に対して、N枚目のローラ読取値、N−1枚目のローラ読取値、及びN−2枚目のローラ読取値を利用して、光量の変動をゲインで補正する。ローラ読取値を参照する数は3つにしてあるが、いくつでも良い。
【0042】
なお、上述した図6及び図7のフローチャートに従ったプログラムをスキャナコントローラ404内のROM405に格納し動作することにより、上述の制御方法を実現させることが可能となる。
【0043】
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
【0044】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0045】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0046】
[実施態様]
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0047】
<実施態様1> 原稿を搬送しながら所定の読取位置で原稿を読取ると共に、原稿を読取る毎に基準部材を読取る読取手段と、前記読取手段で読取った原稿の読取画像信号を補正する補正手段とを有し、前記補正手段は、前記基準部材を前記読取手段により時間をおいて複数回読取って得られた複数の信号データに基づいて、前記読取画像信号を補正することを特徴とする画像読取装置。
【0048】
<実施態様2> 前記補正手段は、前記複数の信号データの平均をとって補正値を求め、該補正値に基づいて前記読取画像信号を補正することを特徴とする実施態様1記載の画像読取装置。
【0049】
<実施態様3> 前記補正手段は、前記複数の信号データにおける各信号データに重み付けをして補正値を求め、該補正値に基づいて前記読取画像信号を補正することを特徴とする実施態様1記載の画像読取装置。
【0050】
<実施態様4> 前記読取手段は、原稿を照射する光源を有し、前記補正手段は、前記光源の光量変動を補正することを特徴とする実施態様1乃至3記載の画像読取装置。
【0051】
<実施態様5> 前記補正手段は、前記読取画像信号を補正する際に補正量が所定の範囲内に収まるように補正することを特徴とする実施態様1乃至4記載の画像読取装置。
【0052】
<実施態様6> 原稿を照射する光源と、前記原稿からの反射光を光電変換して該原稿上の情報を読取る読取手段と、前記読取手段により原稿を読取って得られた読取画像信号を補正するための基準となる第1の濃度基準部材と、前記第1の濃度基準部材とは異なる第2の濃度基準部材と、前記第2の濃度基準部材を前記読取手段により時間をおいて複数回読取って得られた複数の信号を比較する比較手段と、前記第1の濃度基準部材を前記読取手段により読取って得られた第1の信号と前記比較手段の比較結果とに基づいて、前記読取画像信号を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
【0053】
<実施態様7> 原稿を搬送しながら所定の読取位置で原稿を読取ると共に、原稿を読取る毎に基準部材を読取る読取工程と、前記読取工程で読取った原稿の読取画像信号を補正する補正工程とを有する画像読取装置の画像補正方法において、前記補正工程は、前記基準部材を前記読取工程により時間をおいて複数回読取って得られた複数の信号データに基づいて、前記読取画像信号を補正することを特徴とする画像読取装置の画像補正方法。
【0054】
<実施態様8> 光源を用いて原稿を照射し、その原稿からの反射光を光電変換して該原稿上の情報を読取ると共に、原稿を読取って得られた読取画像信号を補正するための基準となる第1の濃度基準部材を読取る読取工程と、前記第1の濃度基準部材とは異なる第2の濃度基準部材を前記読取工程により時間をおいて複数回読取って得られた複数の信号を比較する比較工程と、前記第1の濃度基準部材を前記読取工程により読取って得られた第1の信号と前記比較工程の比較結果とに基づいて、前記読取画像信号を補正する補正工程とを有することを特徴とする画像読取装置の画像補正方法。
【0055】
<実施態様9> 画像読取装置の画像補正方法を実行するための制御プログラムであって、原稿を搬送しながら所定の読取位置で原稿を読取ると共に、原稿を読取る毎に基準部材を読取る読取ステップと、前記読取ステップで読取った原稿の読取画像信号を補正する補正ステップとを有し、前記補正ステップは、前記基準部材を前記読取ステップにより時間をおいて複数回読取って得られた複数の信号データに基づいて、前記読取画像信号を補正することを特徴とする制御プログラム。
【0056】
<実施態様10> 画像読取装置の画像補正方法を実行するための制御プログラムであって、光源を用いて原稿を照射し、その原稿からの反射光を光電変換して該原稿上の情報を読取ると共に、原稿を読取って得られた読取画像信号を補正するための基準となる第1の濃度基準部材を読取る読取ステップと、前記第1の濃度基準部材とは異なる第2の濃度基準部材を前記読取ステップにより時間をおいて複数回読取って得られた複数の信号を比較する比較ステップと、前記第1の濃度基準部材を前記読取ステップにより読取って得られた第1の信号と前記比較ステップの比較結果とに基づいて、前記読取画像信号を補正する補正ステップとを有することを特徴とする制御プログラム。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像読取装置によれば、光量変動補正時の画像の劣化を適切に防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係わる画像読取装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】図1における画像読取装置本体の平面図である。
【図3】CIS110近傍の構成を示す図である。
【図4】図1の画像読取装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図5】実施形態に係る画像読取装置の画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図6】実施形態に係る画像読取装置の流し読みシーケンスを示すフローチャートである。
【図7】実施形態に係る画像読取装置における光量変動補正値の設定フローチャートである。
【図8】光量変動補正時のローラのサンプル領域を示す図である。
【図9】実施形態に係る画像読取装置の流し読み時の時系列的な読取画像を示した図である。
【図10】実施形態に係る画像読取装置の流し読み時の時系列的な読取画像を示す図である。
【符号の説明】
100 画像読取装置
110 コンタクト・イメージ・センサ(CIS)
113 イメージセンサ
121 原稿台ガラス
122 流し読みガラス
124 ポジションセンサ
125 モータ
126 ベルト
127 白基準板
200 オート・ドキュメント・フィーダー(ADF)
201 プラテンローラ
202 給紙ローラ
203 搬送ローラ
204 搬送ローラ
205 給紙トレー
210 白色シート部材

Claims (1)

  1. 原稿を搬送しながら所定の読取位置で原稿を読取ると共に、原稿を読取る毎に基準部材を読取る読取手段と、
    前記読取手段で読取った原稿の読取画像信号を補正する補正手段とを有し、
    前記補正手段は、
    前記基準部材を前記読取手段により時間をおいて複数回読取って得られた複数の信号データに基づいて、前記読取画像信号を補正することを特徴とする画像読取装置。
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