JP2005011156A - 上演・演奏著作権料徴収システム及び徴収方法並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】演奏会や劇の行われた演奏会場は、自分の会場端末20を用いて、会場を使用した団体・個人のID、演奏内容をネットワーク100を介して著作権管理団体端末30に登録する。会場使用者は自分のユーザ端末10を用いて、会場端末20から登録された演奏内容をネットワーク100を介して著作権管理団体端末30上で承認する。著作権管理団体は、ユーザの承認後、事前に登録されたユーザの口座から著作権料を徴収する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、上演や演奏によって著作権が発生する音楽・演劇などの著作権料の徴収をネットワークを介して行う上演・演奏著作権料徴収システム並びに徴収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
著作権料には、著作権のある音楽や演劇を上演した場合などに発生する著作権料がある(以降上演・演奏著作権料と呼ぶ)。従来この上演・演奏著作権料は音楽著作物の利用者が著作権管理団体に対して自己申告を行い徴収されていた。このために、常に適正な著作権料の徴収が行われているとは言えない場合もあった。また著作権管理団体は、利用者の自己申告が正しく行われているか日常的に調査を行っているため、調査費用が負担になっている。
このような課題を解決しようとする従来の技術としては、著作権者の委託を受けて音楽著作物の管理を行い、インターネットを通じて音楽著作物を使用しようとする使用者からの使用申請を受け付け、著作権者に代わって使用料を徴収する音楽著作物の使用料徴収代行システムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、開示されたこのシステムでは、上演・演奏著作権料を使用者から公正に徴収し、かつ使用者を遍く捕捉するには不十分である。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−99553号公報(第5−7頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような問題点に鑑みて成されたものであって、その目的とするところは、上演による上演・演奏著作権料の発生する演奏情報の申告を当事者である著作権の利用者や上演の主催者ではなく、第三者の演奏会場が行う上演・演奏著作権料徴収システム及び徴収方法並びにプログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的のために、本発明の上演・演奏著作権料徴収システムは、上演または演奏著作権を使用する使用者が備えるユーザ端末と、上演または演奏の行われる会場が備える会場端末と、著作権を管理する管理団体が備える著作権管理団体端末と、3つの端末を相互に接続する通信ネットワークを備え、会場端末が、上演または演奏の実施によって発生する著作権料の金額決定に必要な上演または演奏に関する複数の情報を、著作権管理団体端末に通信ネットワークを介して送信して登録し、ユーザ端末が、著作権管理団体端末に登録された上演または演奏に関する複数の情報の内容と上演または演奏の実施によって発生する著作権料の金額とを通信ネットワークを介して承認し、著作権管理団体端末が、承認に基づいて、著作権料を通信ネットワークを介してユーザ端末に課金することを特徴とする。
また、本発明の上演・演奏著作権料徴収システムは、上演または演奏著作権を使用する使用者が備えるユーザ端末と、上演または演奏の行われる会場が備える会場端末と、著作権を管理する管理団体が備える著作権管理団体端末と、3つの端末を相互に接続する通信ネットワークを備え、著作権管理団体端末は、通信ネットワークを介して会場端末が送信した上演または演奏に関する複数の情報を登録する手段と、上演または演奏に関する複数の情報から著作権料の金額決定を行う料金算出手段と、ユーザ端末が著作権管理団体端末をアクセスして登録された上演または演奏に関する複数の情報と上演または演奏の実施によって発生する著作権料の金額とを承認する認証情報を受け付け、金額決定された著作権料をユーザ端末に課金する課金手段を備えることを特徴とする。
著作権管理団体端末は、さらに、ユーザ端末の著作権管理団体端末へのアクセスを許可するために必要なユーザ登録のためのユーザ登録手段を備える。
上演または演奏に関する複数の情報を登録する手段は、会場端末が上演または演奏に関する複数の情報を登録するために著作権管理団体端末をアクセスした時、会場端末が上演または演奏に関する複数の情報を入力するための上演または演奏情報登録画面を会場端末に送信する。
課金手段は、ユーザ端末が登録された上演または演奏に関する複数の情報を承認するために著作権管理団体端末をアクセスした時、ユーザ端末が上演または演奏に関する複数の情報を表示する上演または演奏情報承認画面をユーザ端末に送信し、ユーザ端末は、上演または演奏に関する複数の情報を修正すること無く著作権管理団体端末に返信して承認を行う。
上演または演奏に関する複数の情報は、上演または演奏団体名と、上演または演奏団体の登録番号と、上演または演奏日時と、上演または演奏された演目と、入場料と、入場者数の情報を含む。
【0006】
また、本発明の上演・演奏著作権料徴収方法は、上演または演奏著作権を使用する使用者が備えるユーザ端末と、上演または演奏の行われる会場が備える会場端末と、著作権を管理する管理団体が備える著作権管理団体端末と、3つの端末を相互に接続する通信ネットワークを含んだ上演または演奏著作権徴収システムにおいて、会場端末が、上演または演奏の実施によって発生する著作権料の金額決定に必要な上演または演奏に関する複数の情報を、著作権管理団体端末に通信ネットワークを介して送信して登録するステップと、ユーザ端末が、著作権管理団体端末に登録された上演または演奏に関する複数の情報の内容と上演または演奏の実施によって発生する著作権料の金額とを通信ネットワークを介して承認するステップと、著作権管理団体端末が、承認に基づいて、著作権料を通信ネットワークを介してユーザ端末に課金するステップを含むことを特徴とする。
著作権管理団体端末が、さらに、上演または演奏に関する複数の情報から著作権料の金額決定を行うステップを含む。
ユーザ端末が、さらに、著作権管理団体端末へのアクセスの許可を受けるためのユーザ登録を行うステップを含む。
著作権管理団体端末は、さらに、会場端末が上演または演奏に関する複数の情報を登録するために著作権管理団体端末をアクセスした時、会場端末が上演または演奏に関する複数の情報を入力するための上演または演奏情報登録画面を会場端末に送信するステップを含む。
著作権管理団体端末は、さらに、ユーザ端末が登録された上演または演奏に関する複数の情報を承認するために著作権管理団体端末をアクセスした時、ユーザ端末が上演または演奏に関する複数の情報を表示する上演または演奏情報承認画面をユーザ端末に送信するステップを含み、ユーザ端末は、上演または演奏に関する複数の情報を修正すること無く著作権管理団体端末に返信して承認を行うステップを含む。
上演または演奏に関する複数の情報は、上演または演奏団体名と、上演または演奏団体の登録番号と、上演または演奏日時と、上演または演奏された演目と、入場料と、入場者数の情報を含む。
【0007】
また、本発明のプログラムは、上演または演奏著作権を使用する使用者が備えるユーザ端末と上演または演奏の行われる会場が備える会場端末とに通信ネットワークを介して接続するコンピュータに、会場端末から、上演または演奏の実施によって発生する著作権料の金額決定に必要な上演または演奏に関する複数の情報を受信する処理と、上演または演奏に関する複数の情報をコンピュータが備える記憶手段に記録登録する処理と、ユーザ端末から、登録された上演または演奏に関する複数の情報の内容と上演または演奏の実施によって発生する著作権料の金額とを承認する認証の情報を受信する処理と、承認の認証情報に基づいて、著作権料の課金情報をユーザ端末に送信して課金する処理を実行させることを特徴とする。
さらに、上演または演奏に関する複数の情報から著作権料の金額を算出する処理を実行させる。
さらに、ユーザ端末のコンピュータへのアクセスが許可されるために必要なユーザ登録を行うためのユーザ登録情報をユーザ端末から受信し、ユーザIDとパスワードをユーザ端末に発行し送信する処理を実行させる。
さらに、会場端末が上演または演奏に関する複数の情報を登録するためにコンピュータをアクセスした時、会場端末が上演または演奏に関する複数の情報を入力するための上演または演奏情報登録画面を会場端末に送信する処理を実行させる。
さらに、ユーザ端末が登録された上演または演奏に関する複数の情報を承認するためにコンピュータをアクセスした時、ユーザ端末が上演または演奏に関する複数の情報を表示する上演または演奏情報承認画面をユーザ端末に送信する処理を実行させる。
上演または演奏に関する複数の情報は、上演または演奏団体名と、上演または演奏団体の登録番号と、上演または演奏日時と、上演または演奏された演目と、入場料と、入場者数の情報を含む。
【0008】
本発明により、申告漏れが減少し、利用者も面倒な申告が不要になりネットワーク上で承認するだけで支払いが行えるので利便性が向上する。また、著作権管理団体は利用者が承認をしない場合のみ調査を行えば良いので調査費用を大幅に削減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本発明の上演・演奏著作権料徴収システムの実施例は、著作権を利用する利用者または主催者の備えるユーザ端末10と、上演や演奏の行われる会場が備える会場端末20と、著作権管理団体が備える著作権管理団体端末30と、これらを相互に接続するインターネット等の通信ネットワーク100とから構成される。ここでは、音楽演奏会の場合を例として説明し、上演・演奏著作権料は、単に演奏著作権料と表記する。
【0010】
ユーザ端末10は、インターネットアクセス機能を持つパーソナルコンピュータ等の情報処理装置や、携帯電話等の携帯端末である。
ユーザ端末10は、ネットワーク100を介して著作権管理団体端末30にアクセスし、演奏を行う会場端末が予め著作権管理団体端末に登録し、著作権管理団体端末から送信されて来る自分の演奏情報を画面に表示する機能を持つ。演奏情報としては、著作権料の金額決定に必要な、例えば、演奏団体名、演奏団体の登録番号、演奏日時、演奏された曲目、演奏時間、入場料、入場者数等の情報を含む。ユーザ端末10はさらに、表示された演奏情報に問題がなければその内容の承認を行い、その情報を著作権管理団体端末30に送信する機能を有する。
【0011】
会場端末20は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。会場端末20は、ネットワーク100を介して著作権管理団体端末30にアクセスし、自分の演奏会場で行われた演奏情報を入力し、著作権管理団体端末30に送信する機能を有する。演奏情報としては、著作権料の金額決定に必要な例えば、演奏団体名、演奏団体の登録番号、演奏日時、演奏された曲目、演奏時間、入場料、入場者数等の情報を含む。
【0012】
著作権管理団体端末30は、著作権管理団体によって使用され、ワークステーション・サーバ等の情報処理装置によって構成される。その機能は、図1に示すように、ユーザ登録部31と演奏会情報登録部32と演奏著作権料算出部33と演奏著作権料課金部34と各部とネットワーク100とのインターフェースを行う通信インターフェース35からなる。著作権管理団体端末30のユーザ登録部31は、ネットワーク100を介してユーザ端末10からのユーザ登録を受け付け、登録を行う。また、演奏情報登録部32は、会場端末20からの操作により演奏情報の登録を行う。演奏著作権料算出部33は、演奏情報から演奏著作権料を算出する。演奏著作権料課金部34は、演奏情報と算出した演奏著作権料をユーザ端末10の画面上に表示し、ユーザ端末10からの承認を受け付けて、ユーザの口座から著作権料を引き落とす機能を有する。
【0013】
次に図1、2、3、4、5、6を参照して本実施例の動作について詳細に説明する。なお、以降の説明では、ネットワーク100はインターネットであるとする。
図2を参照すると、上演者や主催者であるユーザは会場を使用する前に自分のユーザ端末10を介して、著作権管理団体がネットワーク100上に開設しているホームページへアクセスし、登録画面(図3)からユーザ登録を行う必要がある(ステップA1)。ユーザ登録画面(図3)では、ユーザが画面に表示された登録項目を入力し、登録ボタンをマウス等で選択しクリックする。登録ボタンをクリックすると、ユーザ端末10は著作権管理団体端末30へネットワーク100を介して登録情報を送信する。著作権管理団体端末30のユーザ登録部31は、ユーザ端末10から登録情報を受信すると、登録情報を著作権管理団体端末30内部もしくは接続された記憶装置(図示せず)に記録し、ユーザIDとパスワードを発行する(ステップA2)。発行されたユーザIDとパスワードはネットワーク100を介してユーザ端末10の画面に表示される(図4)。
【0014】
会場で演奏会が実施される(ステップA3)と、演奏会場の担当者は会場端末20から著作権管理団体端末30へネットワーク100を介してアクセスする。アクセスすると会場端末20の画面に演奏情報登録画面(図5)が表示される。演奏会場担当者は、演奏会情報を入力し登録ボタンをマウス等で選択しクリックすると、会場端末20は著作権管理団体端末30へネットワーク100を介して演奏情報を送信する(ステップA4)。著作権管理団体端末30の演奏情報登録部32は、ユーザ端末10から演奏情報を受信すると、演奏情報を著作権管理団体端末30内部もしくは接続された記憶装置に記録する。
著作権管理団体端末30の演奏著作権料算出部33は演奏情報を基に演奏著作権料を算出する(ステップA5)。
【0015】
ユーザは、ユーザ端末10からネットワーク100を介して著作権管理団体端末30へアクセスし、演奏会場の担当者がステップA4で登録した演奏情報とステップA5で算出された著作権料をユーザ端末10の画面上に表示する(図6)。表示された演奏情報を確認し、承認ボタンをマウス等でクリックすることで承認すると、承認情報がユーザ端末10からネットワーク100を介して著作権管理団体端末30へ送信される(ステップA6)。ユーザ端末により承認されると、著作権管理団体端末30の演奏著作権料課金部34は、ユーザが登録した銀行・クレジットカードの口座から演奏著作権料を引き落とす(ステップA7)。
演奏著作権料を徴収すると、著作権管理団体端末30は、会場端末20へネットワーク100を介して通知し、演奏会場にたいして登録手数料を支払う(ステップA8)。
【0016】
図2に示した演奏著作権料徴収の動作のフローにおいては、ユーザ端末に表示される演奏情報承認画面中の演奏情報に誤りが無く、直ちに承認できる場合を述べたが、場合によっては、演奏情報の入力に誤りがあり、算出された演奏著作権料が妥当でない場合があり得る。誤りは例えば入場者数などが想定される。
図7は、演奏情報の修正を行う場合の動作フローを示し、図8はその場合の演奏情報承認画面の例を示す。図7において、著作権管理団体端末30が演奏情報を基に演奏著作権料を算出する(ステップA5)までと、演奏会情報を承認し(ステップA6)から著作権管理団体端末30が、演奏会場にたいして登録手数料を支払う(ステップA8)までは、図2のフローと同一である。ステップA5とステップA6との間に、ユーザ端末10が演奏会情報の修正を求め、著作権管理団体端末30が著作権料を再び算出するまでの波線で囲ったフローが挿入されている。
【0017】
ユーザは、ユーザ端末10からネットワーク100を介して著作権管理団体端末30へアクセスし、演奏会場の担当者がステップA4で登録した演奏情報とステップA5で算出された著作権料をユーザ端末10の画面上に表示する(図8)。表示された演奏情報の正誤を確認する(ステップB1)。演奏情報に誤りを見つけると、誤っている情報を画面上で修正し、修正ボタンをクリックし、修正情報がユーザ端末10からネットワーク100を介して著作権管理団体端末30へ送信される(ステップB2)。ユーザ端末により修正された演奏情報を受信すると、著作権管理団体端末30は、会場端末20へ修正情報を照会する(ステップB3)。演奏会場の担当者は会場端末20から演奏会情報を訂正して著作権管理団体端末30へ返信する(ステップB4)。訂正された演奏会情報に基づいて、著作権管理団体端末30は、著作権料を再び算出し直す(ステップB5)。
ユーザは、ユーザ端末10から再びネットワーク100を介して著作権管理団体端末30へアクセスし、演奏会場の担当者がステップB4で再登録した演奏情報とステップB5で再算出された著作権料をユーザ端末10の画面上に表示する(図8)。ユーザは、正しい演奏会情報と著作権料を確認し承認のボタンをクリックすることで承認すると、承認情報がユーザ端末10からネットワーク100を介して著作権管理団体端末30へ送信される(ステップA6)。ユーザ端末により承認されると、著作権管理団体端末30は、ユーザが登録した銀行・クレジットカードの口座から演奏著作権料を引き落とす(ステップA7)。
演奏著作権料を徴収すると、著作権管理団体端末30は、会場端末20へネットワーク100を介して通知し、演奏会場にたいして登録手数料を支払う(ステップA8)。
【0018】
なお、上記の実施形態の説明では、音楽演奏の場合について説明したが、演劇の上演であっても本発明は有効である。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の演奏著作権料徴収システム及び徴収方法並びにプログラムは、以下の効果を奏す。
第一の効果は、演奏会の正確な実施状況が容易に捕捉できるようになることである。その理由は、演奏情報を利用者の自己申告ではなく、第三者である演奏会場が演奏内容を登録するためである。
第二の効果は、著作権管理団体は、著作権料の発生状況を把握し支払いを促すための調査費用を大幅に削減することが可能になることである。その理由は、第一の効果により演奏情報が補足できるため、利用者がそれを承認しなかった場合のみ調査すればよいためである。
第三の効果は、利用者は面倒な演奏の都度面倒な申告を行う必要が無く、演奏著作権料の支払いをユーザ端末上で承認するだけで行えることである。
ユーザ端末に携帯電話等携帯端末を用いた場合は、演奏会終了後速やかに支払いができる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の演奏著作権料徴収システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の演奏著作権料徴収方法の第1の動作フローを示す図である。
【図3】本発明の演奏著作権料徴収システムを構成するユーザ端末に表示されるユーザ登録画面を示す図である。
【図4】本発明の演奏著作権料徴収システムを構成するユーザ端末に表示されるユーザ登録完了画面を示す図である。
【図5】本発明の演奏著作権料徴収システムを構成する会場端末に表示される演奏情報登録画面を示す図である。
【図6】本発明の演奏著作権料徴収システムを構成するユーザ端末に表示される演奏情報承認画面の第1の実施例を示す図である。
【図7】本発明の演奏著作権料徴収方法の第2の動作フローを示す図である。
【図8】本発明の演奏著作権料徴収システムを構成するユーザ端末に表示される演奏情報承認画面の第2の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 ユーザ端末
20 会場端末
30 著作権管理団体端末
31 ユーザ登録部
32 演奏情報登録部
33 演奏著作権料算出部
34 演奏著作権料課金部
35 通信インターフェース
100 ネットワーク
Claims (18)
- 上演または演奏著作権を使用する使用者が備えるユーザ端末と、
前記上演または演奏の行われる会場が備える会場端末と、
前記著作権を管理する管理団体が備える著作権管理団体端末と、
前記3つの端末を相互に接続する通信ネットワークを備え、
前記会場端末が、
前記上演または演奏の実施によって発生する前記著作権料の金額決定に必要な前記上演または演奏に関する複数の情報を、前記著作権管理団体端末に前記通信ネットワークを介して送信して登録し、
前記ユーザ端末が、
前記著作権管理団体端末に登録された前記上演または演奏に関する複数の情報の内容と前記上演または演奏の実施によって発生する前記著作権料の金額とを前記通信ネットワークを介して承認し、
前記著作権管理団体端末が、
前記承認に基づいて、前記著作権料を前記通信ネットワークを介して前記ユーザ端末に課金する、
ことを特徴とする上演・演奏著作権料徴収システム。 - 上演または演奏著作権を使用する使用者が備えるユーザ端末と、
前記上演または演奏の行われる会場が備える会場端末と、
前記著作権を管理する管理団体が備える著作権管理団体端末と、
前記3つの端末を相互に接続する通信ネットワークを備え、
前記著作権管理団体端末は、
前記通信ネットワークを介して前記会場端末が送信した前記上演または演奏に関する複数の情報を登録する手段と、
前記上演または演奏に関する複数の情報から前記著作権料の金額決定を行う料金算出手段と、
前記ユーザ端末が前記著作権管理団体端末をアクセスして前記登録された上演または演奏に関する複数の情報と前記上演または演奏の実施によって発生する前記著作権料の金額とを承認する認証情報を受け付け、前記金額決定された著作権料を前記ユーザ端末に課金する課金手段、
を備えることを特徴とする上演・演奏著作権料徴収システム。 - 前記著作権管理団体端末は、
さらに、前記ユーザ端末の前記著作権管理団体端末へのアクセスを許可するために必要なユーザ登録のためのユーザ登録手段、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の上演・演奏著作権料徴収システム。 - 前記上演または演奏に関する複数の情報を登録する手段は、前記会場端末が前記上演または演奏に関する複数の情報を登録するために前記著作権管理団体端末をアクセスした時、前記会場端末が前記上演または演奏に関する複数の情報を入力するための上演または演奏情報登録画面を前記会場端末に送信する、
ことを特徴とする請求項2に記載の上演・演奏著作権料徴収システム。 - 前記課金手段は、
前記ユーザ端末が前記登録された上演または演奏に関する複数の情報を承認するために前記著作権管理団体端末をアクセスした時、前記ユーザ端末が前記上演または演奏に関する複数の情報を表示する上演または演奏情報承認画面を前記ユーザ端末に送信し、
前記ユーザ端末は、
前記上演または演奏に関する複数の情報を修正すること無く前記著作権管理団体端末に返信して前記承認を行う、
ことを特徴とする請求項2に記載の上演・演奏著作権料徴収システム。 - 前記上演または演奏に関する複数の情報は、
上演または演奏団体名と、前記上演または演奏団体の登録番号と、上演または演奏日時と、上演または演奏された演目と、入場料と、入場者数の情報を含む、
ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の上演・演奏著作権料徴収システム。 - 上演または演奏著作権を使用する使用者が備えるユーザ端末と、前記上演または演奏の行われる会場が備える会場端末と、前記著作権を管理する管理団体が備える著作権管理団体端末と、前記3つの端末を相互に接続する通信ネットワークを含んだ上演または演奏著作権徴収システムにおいて、
前記会場端末が、前記上演または演奏の実施によって発生する前記著作権料の金額決定に必要な前記上演または演奏に関する複数の情報を、前記著作権管理団体端末に前記通信ネットワークを介して送信して登録するステップと、
前記ユーザ端末が、前記著作権管理団体端末に登録された前記上演または演奏に関する複数の情報の内容と前記上演または演奏の実施によって発生する前記著作権料の金額とを前記通信ネットワークを介して承認するステップと、
前記著作権管理団体端末が、前記承認に基づいて、前記著作権料を前記通信ネットワークを介して前記ユーザ端末に課金するステップ、
を含むことを特徴とする上演・演奏著作権料徴収方法。 - 前記著作権管理団体端末が、
さらに、前記上演または演奏に関する複数の情報から前記著作権料の金額決定を行うステップ、
を含むことを特徴とする請求項7に記載の上演・演奏著作権料徴収方法。 - 前記ユーザ端末が、
さらに、前記著作権管理団体端末へのアクセスの許可を受けるためのユーザ登録を行うステップ、
を含むことを特徴とする請求項7に記載の上演・演奏著作権料徴収方法。 - 前記著作権管理団体端末は、
さらに、前記会場端末が前記上演または演奏に関する複数の情報を登録するために前記著作権管理団体端末をアクセスした時、前記会場端末が前記上演または演奏に関する複数の情報を入力するための上演または演奏情報登録画面を前記会場端末に送信するステップ、
を含むことを特徴とする請求項7に記載の上演・演奏著作権料徴収方法。 - 前記著作権管理団体端末は、
さらに、前記ユーザ端末が前記登録された上演または演奏に関する複数の情報を承認するために前記著作権管理団体端末をアクセスした時、前記ユーザ端末が前記上演または演奏に関する複数の情報を表示する上演または演奏情報承認画面を前記ユーザ端末に送信するステップ、
を含み、
前記ユーザ端末は、
前記上演または演奏に関する複数の情報を修正すること無く前記著作権管理団体端末に返信して前記承認を行うステップ、
を含むことを特徴とする請求項7に記載の上演・演奏著作権料徴収方法。 - 前記上演または演奏に関する複数の情報は、
上演または演奏団体名と、前記上演または演奏団体の登録番号と、上演または演奏日時と、上演または演奏された演目と、入場料と、入場者数の情報を、
含むことを特徴とする請求項7から11の何れかに記載の上演・演奏著作権料徴収方法。 - 上演または演奏著作権を使用する使用者が備えるユーザ端末と前記上演または演奏の行われる会場が備える会場端末とに通信ネットワークを介して接続するコンピュータに、
前記会場端末から、前記上演または演奏の実施によって発生する前記著作権料の金額決定に必要な前記上演または演奏に関する複数の情報を受信する処理と、
前記上演または演奏に関する複数の情報を前記コンピュータが備える記憶手段に記録登録する処理と、
前記ユーザ端末から、前記登録された前記上演または演奏に関する複数の情報の内容と上演または演奏の実施によって発生する前記著作権料の金額とを承認する認証の情報を受信する処理と、
前記承認の認証情報に基づいて、前記著作権料の課金情報を前記ユーザ端末に送信して課金する処理、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムであって、
さらに、前記上演または演奏に関する複数の情報から前記著作権料の金額を算出する処理、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムであって、
さらに、前記ユーザ端末の前記コンピュータへのアクセスが許可されるために必要なユーザ登録を行うためのユーザ登録情報を前記ユーザ端末から受信し、ユーザIDとパスワードを前記ユーザ端末に発行し送信する処理、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムであって、
さらに、前記会場端末が前記上演または演奏に関する複数の情報を登録するために前記コンピュータをアクセスした時、前記会場端末が前記上演または演奏に関する複数の情報を入力するための上演または演奏情報登録画面を前記会場端末に送信する処理、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムであって、
さらに、前記ユーザ端末が前記登録された上演または演奏に関する複数の情報を承認するために前記コンピュータをアクセスした時、前記ユーザ端末が前記上演または演奏に関する複数の情報を表示する上演または演奏情報承認画面を前記ユーザ端末に送信する処理、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13から17の何れかに記載のプログラムであって、
前記上演または演奏に関する複数の情報は、
上演または演奏団体名と、前記上演または演奏団体の登録番号と、上演または演奏日時と、上演または演奏された演目と、入場料と、入場者数の情報を、
含むことを特徴とするプログラム。
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