JP2005011124A - 処理装置、その装置の制御コマンドを提供するコマンド提供装置、およびそれらの装置を有する機器制御システム - Google Patents
処理装置、その装置の制御コマンドを提供するコマンド提供装置、およびそれらの装置を有する機器制御システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ネットワークに接続された家電機器を制御するためには、各家電機器に対応するコマンドを把握する必要がある。
【解決手段】コマンド提供装置200は、各家電機器100を制御するためのコマンドと、そのコマンドにより実行される処理に関連するキーワードとを対応付けて保持する。家電機器100を制御する場合、制御装置300は、制御内容を示すキーワードをコマンド提供装置200に送信し、対応するコマンドを要求する。コマンド提供装置200は、制御装置300から供給されたキーワードを検索キーとして検索を行い、ヒットしたコマンドを制御装置300に送信する。制御装置300は、そのコマンドを家電機器100に送信する。これにより、制御装置300は、予め各家電機器100のコマンドを保持する必要がない。
【選択図】 図1
【解決手段】コマンド提供装置200は、各家電機器100を制御するためのコマンドと、そのコマンドにより実行される処理に関連するキーワードとを対応付けて保持する。家電機器100を制御する場合、制御装置300は、制御内容を示すキーワードをコマンド提供装置200に送信し、対応するコマンドを要求する。コマンド提供装置200は、制御装置300から供給されたキーワードを検索キーとして検索を行い、ヒットしたコマンドを制御装置300に送信する。制御装置300は、そのコマンドを家電機器100に送信する。これにより、制御装置300は、予め各家電機器100のコマンドを保持する必要がない。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された機器の制御技術に関し、とくに制御対象となる機器に所定の処理を指示する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、xDSL(Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home)等のインフラストラクチャーが整備されるに連れ、企業や研究機関だけでなく家庭にもネットワークが浸透しつつある。ネットワーク利用者が増加することにともない、ネットワークを利用した技術が急速に普及している。例えば家庭におけるネットワークは、一般にホームネットワークと呼ばれ、単にコンピュータをLANに接続するだけでなく、例えば冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビなどの家庭電化製品(以下、単に「家電機器」という)もLANに接続することが考えられている。こうした家電機器は、ネットワークを介して、制御コマンドを受け付けて、例えばテレビ番組の録画や再生など家電機器の種類に応じた所定の処理を実行する。(特許文献1)
【0003】
【特許文献1】
特開2003−52093号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
こうした家電機器を、ネットワークを介して制御するためには、その家電機器に向けて所定の処理の実行を指示するためのコマンドを供給する必要がある。コマンドを規格化し、各メーカーがその規格に準じて家電機器を製作すれば、それらの家電機器に向けてコマンドを供給する制御側の装置は、規格で定められたコマンドを保持していればよい。しかしながら、家電機器は、メーカー毎に様々な機能を備えるため、規格として統一することは困難である。そのため、制御側の装置は、ホームネットワークに接続された家電機器毎にコマンド体系を保持する必要がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、所定の装置をコマンドを利用して効率的に制御するための技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、制御対象となる装置のコマンドを提供する装置である。この装置は、ネットワークに接続された制御対象となる対象装置を制御するためのコマンドと、そのコマンドにより対象装置が実行する処理に関連するキーワードとを対応付けて保持する格納部と、対象装置に実行させる所定の処理に関連する文字列の入力を受け付ける受付部と、文字列に基づいて、格納部から対応するコマンドを検索する検索部と、検索したコマンドを提供する提供部とを備える。
【0007】
この装置は、格納部に格納するコマンドとキーワードとを、ネットワークに接続された対象装置から取得し、その対象装置を特定する情報に対応付けて格納部に格納する取得部を更に備えてもよい。
【0008】
本発明の別の態様は、ネットワークを介して受け付けたコマンドに応じて所定の処理を実行する装置である。この装置は、ネットワークを介して所定のコマンドを受け付けるコマンド受付部と、受け付けたコマンドに基づいて所定の処理を実行する処理部と、処理部が実行可能なコマンドと、そのコマンドにより実行される処理に関連するキーワードとを対応付けてコマンド情報として保持する格納部と、当該装置がネットワークに接続されている場合に、コマンド情報をネットワークに設けられたコマンド情報を管理する装置に出力する提供部とを備える。
【0009】
本発明のさらに別の態様は、所定の処理を実行する装置と、その装置を制御する装置とを含む機器制御システムである。このシステムは、ネットワークに接続された所定の処理を実行する対象装置と、対象装置にコマンドを送信して、所定の処理を実行させる制御装置と、所定の処理を実行させるコマンドを制御装置に供給するコマンド検索装置とを備え、制御装置は、所定の処理に関連する文字列をコマンド検索装置に出力する出力部と、コマンド検索装置から、その文字列に基づいて検索されたコマンドを受け付けるコマンド受付部と、受け付けたコマンドを対象装置に送信する送信部とを有し、コマンド検索装置は、コマンドとそのコマンドにより対象装置が実行する処理に関連するキーワードとを対応付けて保持する格納部と、制御装置から文字列を受け付ける検索要求受付部と、受け付けた文字列に基づいて、格納部から対応するコマンドを検索する検索部と、検索結果としてのコマンドを制御装置に送信する提供部とを有する。
【0010】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システム、コンピュータプログラムの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0011】
【発明の実施の形態】
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態に係るホームネットワークシステム10の内部構成図である。冷蔵庫100a、洗濯機100b、および電子レンジ100c(以下、単に「家電機器100」という)は、それぞれホームネットワーク12に接続し、所定のコマンドに基づいて所定の処理を行う。ホームネットワーク12は、有線や無線により形成されてよい。コマンド提供装置200は、ホームネットワーク12に接続されている各家電機器100のコマンドを、そのコマンドにより実行される処理を特定するためのキーワードに対応付けて保持する。以下、コマンドとキーワードとを対応付けた情報をコマンド情報という。制御装置300は、例えばパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話などの装置であり、所定の処理を家電機器100に実行させるためのコマンドをコマンド提供装置200に問い合わせ、問い合わせ結果として提供されたコマンドを家電機器100に出力する。
【0012】
制御装置300は、その問い合わせを、例えば実行する処理を意味するキーワードの組合せや、処理内容を示す文字列、処理内容を連想する文字列、抽象的な概念など、ユーザがその処理を直観的に思いつくキーワードや文書を送信することで行う。詳細は後述するが、例えば冷蔵庫100aの冷凍庫の温度を取得するためのコマンドを問い合わせる場合、制御装置300は、「冷凍室、温度、取得」や「冷凍室の温度を取得」等の文字列をユーザから受け付け、コマンド提供装置200に送信する。コマンド提供装置200は、その文字列に対応付けられたコマンドを検索し、検索して得られたコマンドを制御装置300に提供する。そして、制御装置300は、コマンド提供装置200から提供されたコマンドを冷蔵庫100aに送信する。冷蔵庫100aは、そのコマンドに応じて、冷凍室内の温度を測定し、測定結果を制御装置300に返す。
【0013】
このように、制御に利用するコマンドを特定することにより、制御装置300に各家電機器100を制御するためのコマンドを予め格納する必要がなく、携帯電話等の比較的記憶容量の小さな装置を制御装置300として利用できる。また、ユーザが各家電機器100のコマンドを覚える必要がないので、例えばマニュアルを読んで必要なコマンドを入力するといった手間を省くことができる。更に、家電機器100を他のメーカの製品に買い換えたときなど、今まで使っていた家電機器100とは違うコマンド体系になった場合でも、ユーザはそれを意識せずに必要なキーワードを入力すればよいので、買い換え等にともない発生するユーザの負担を軽減できる。メーカは、コマンド提供装置200に接続するための実装をしておけば、規格などに制約を受けずに任意のコマンド体系を作ることができる。
【0014】
コマンド提供装置200が保持するコマンド情報は、各家電機器100から供給される。各家電機器100は、予め自らのコマンド情報を保持し、ホームネットワーク12に接続された場合に、コマンド情報をコマンド提供装置200に送信する。各家電機器100は、ホームネットワーク12に初めて接続した場合に、コマンド情報をコマンド提供装置200に供給してもよいし、コマンド提供装置200から要求された場合にコマンド情報を供給してもよい。これにより、コマンド提供装置200は、ホームネットワーク12に接続されている家電機器100のコマンド情報を保持することができるので、効率的にメモリを利用することができる。
【0015】
図2は、図1の家電機器100の内部構成図である。家電機器100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するROMなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェース、家電機器100特有の機能を実現するためのユニット等を中心に実現されるが、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。本図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
【0016】
処理部106は、家電機器100に特有の機能を実現するユニットであり、例えば冷蔵庫100aならばコンプレッサやその制御装置等であり、洗濯機100bならばモータやその制御装置等であり、電子レンジ100cならばマグネトロンやその制御装置等である。通信部102は、ホームネットワーク12と接続し、コマンド提供装置200および制御装置300と通信を行うためのユニットである。通信部102は、例えば有線によりホームネットワーク12と接続してもよいし、無線により接続してもよい。
【0017】
検出部112は、物理的に家電機器100がホームネットワーク12に接続していることを検出した後、コマンド提供装置200が存在している否かを検出する。そして、コマンド提供装置200が存在している場合に、検出部112は、コマンド情報の送信をコマンド情報提供部108に指示する。具体的なコマンド提供装置200の検出方法として、例えば検出部112は、コマンド提供装置200を検出するための検出コマンドをホームネットワーク12に向けてブロードキャストし、検出コマンドに対する応答があった場合に、コマンド提供装置200の存在を把握し、そのIPアドレスを特定してもよい。また、他の例では、図1のコマンド提供装置200が定期的に家電機器100を検出するための検出コマンドをホームネットワーク12に向けてブロードキャストし、その検出コマンドを受信した場合に検出部112は、コマンド情報の送信をコマンド情報提供部108に指示してもよい。
【0018】
コマンド情報提供部108は、コマンド情報格納部110からコマンド情報を読み込み、通信部102を介してコマンド提供装置200に提供する。コマンド情報提供部108は、家電機器100の種類、名称、型式、機能、IPアドレスなど家電機器100を特定する情報とともにコマンド情報を提供する。本実施の形態では、コマンド情報提供部108は、家電機器100の型式の情報を保持し、コマンド情報と型式情報とを対応付けてコマンド提供装置200に提供する。これにより、コマンド提供装置200は、家電機器100毎にコマンド情報を管理することができる。また、コマンド提供装置200を検出した時点で、コマンド情報を提供することにより、コマンド提供装置200は、ホームネットワーク12に接続中の各家電機器100のコマンド情報を保持することができる。
【0019】
図3は、図2のコマンド情報格納部110のデータ構造の一例を示す図である。処理欄150は、処理の名称や内容を保持する。コマンド欄152は、コマンドを保持する。キーワード欄154は、コマンドにより実行する処理に関連する文字列を保持する。この文字列として、処理内容に関係する専門的な文字列や、汎用的な文字列などユーザが入力すると考えられるあらゆるキーワードを設定しておく、例えば家電機器100のパンフレットに書かれた各機能の名称等を設定してもよい。例えば、本図では、「冷凍室温度設定」のコマンド「0x0111」には、キーワードとして「冷凍、温度、室温、設定、セット」がマッピングされている。このキーワードは、例えば家電機器100の機能を大別する機能群から、徐々に個々の機能を特定するように階層的に設定されていてもよい。つまり、処理内容に関連するキーワードを、単に保持するのではなく、類似するキーワード毎にまとめ、それらの類似キーワードを、処理内容を徐々に具体的に特定するよう階層的に保持してもよい。階層的にキーワードを保持することで、ユーザがコマンドを階層的に選択するためのインターフェースを提供することもできる。
【0020】
図2に戻り、通信部102は、制御装置300からコマンドを受信すると、コマンド解析部104に供給する。コマンド解析部104は、供給されたコマンドを解析し、コマンドに対応する処理を処理部106に指示する。例えば、図3を参照して、コマンド「0x0211」を受信した場合、コマンド解析部104は、冷凍室の温度を測定することを処理部106に指示する。そして、コマンド解析部104は、処理部106から冷凍室の温度を取得し、通信部102を介して冷凍室の温度を制御装置300に送信する。
【0021】
図4は、図1のコマンド提供装置200の内部構成図である。コマンド情報取得部208は、家電機器100からコマンド情報を取得し、コマンド情報データベース210に格納する。例えば、コマンド情報取得部208は、上述した検出コマンドを受信すると、検出コマンドの送信先の家電機器100に対して、コマンド情報を要求する信号を送信する。そして、その要求に応じて家電機器100から提供されたコマンド情報と家電機器100を特定する情報とを対応付けてコマンド情報データベース210に格納する。本実施の形態では、コマンド情報取得部208は、コマンド情報と型式情報とを対応付けてコマンド情報データベース210に格納する。このように、家電機器100がブロードキャストした検出コマンドを契機にコマンド情報を取得することにより、ホームネットワーク12に接続中の家電機器100のコマンド情報を常にコマンド情報データベース210に格納することができる。
【0022】
図5は、図4のコマンド情報データベース210のデータ構造の一例を示す図である。処理欄252、コマンド欄254、およびキーワード欄256には、図3を用いて説明したコマンド情報が保持される。型式欄250は、家電機器100の型式情報を保持する。他の例では、この情報は、型式情報以外の家電機器100を特定する情報であってもよい。要は、家電機器100毎にコマンド情報を管理することができればよい。
【0023】
また、コマンド情報取得部208は、定期的にホームネットワーク12に対して家電機器100を検出する検出コマンドをブロードキャストし、従来接続されていた家電機器100の有無、新たな家電機器100の接続を検出してもよい。例えば、この検出は、コマンド情報データベース210に保持された型式情報と検出コマンドに対する家電機器100からの応答メッセージとを比較することで行われてよい。そして、コマンド情報データベース210に保持された型式情報の家電機器100から応答メッセージが届かない場合、コマンド情報取得部208は、その家電機器100がホームネットワーク12から取り外され、または故障により利用できない状態であると判断し、その旨をコマンド情報データベース210に書き込んでもよいし、その家電機器100のコマンド情報をコマンド情報データベース210から削除してもよい。また、他の例では、コマンド情報取得部208は、家電機器100が利用できない状態であることを図1の制御装置300のユーザに対して通知してもよい。このように、コマンド情報取得部208は、ホームネットワーク12に接続中の家電機器100に応じて、コマンド情報データベース210に保持されているコマンド情報を更新する。つまり、コマンド情報取得部208は、ホームネットワーク12に接続中の家電機器100と、コマンド情報データベース210に保持されているコマンド情報とが対応するように管理をする。
【0024】
図4に戻り、制御内容受信部202は、制御装置300から制御対象となる家電機器100を特定する情報と制御内容を示す文字列とを受け付け、それぞれ検索部204に出力する。本実施の形態では、制御内容受信部202は、型式情報と制御内容を示す文字列とを受け付ける。検索部204は、その型式情報と文字列とを検索キーとしてコマンド情報データベース210を検索し、ヒットしたコマンドをコマンド提供部206に供給する。検索部204は、文字列が文書の場合、例えば形態素解析を行い、キーワードに分解した後に検索を行ってもよい。
【0025】
コマンド提供部206は、供給されたコマンドが複数ある場合、いずれかのコマンドの選択を促す情報とともにヒットしたコマンドを制御装置300に提供する。また、ヒットしたコマンドがひとつの場合、コマンド提供部206は、コマンドの確認を促す情報とともにヒットしたコマンドを制御装置300に提供する。また、コマンドがヒットしない場合、コマンド提供部206は、該当するコマンドが存在しないことを制御装置300に通知してもよいし、型式情報に対応付けられている全てのコマンドとともに、いずれかのコマンドの選択を促す情報を提供してもよい。また、コマンド提供部206は、制御内容受信部202が受け付けた文字列からキーワードを減らして、再検索することを検索部204に指示し、コマンドの一例として制御装置300に提供してもよい。このようにコマンド提供部206は、検索部204における検索結果に応じて、制御装置300がコマンドをユーザに適切に提示するために各種の指示情報を付加する。
【0026】
図6は、図1の制御装置300の内部構成図である。制御内容受付部302は、例えばキーボード、マウス、タッチパネルなどの入力デバイスや、音声認識などにより制御対象となる家電機器100と制御内容となる文字列とをユーザから受け付ける。本実施の形態では、制御対象となる家電機器100を特定する情報として、制御内容受付部302は型式情報を受け付ける。また、制御内容受付部302は、型式情報と制御内容とを受け付けるためのインターフェースとなる入力画面を表示部310に表示する。コマンド要求部304は、ユーザから受け付けた型式情報と文字列とをコマンド提供装置200に送信し、該当するコマンドを要求する。
【0027】
コマンド受信部308は、コマンド提供装置200からコマンドと指示情報とを受信し、指示情報に基づいて、表示部310にコマンドの確認画面、コマンドの選択画面、コマンドが存在しないことを通知するための画面などを表示する。ユーザからコマンドの送信を指示された場合、コマンド受信部308は、ユーザに指示されたコマンドをコマンド送信部306に出力する。コマンド送信部306は、例えば型式情報に基づいて制御対象となる家電機器100のIPアドレスを特定し、そのIPアドレスに向けてコマンドを送信してもよいし、型式情報とコマンドとを対応付けてブロードキャストで送信してもよい。また、ユーザから再検索が指示された場合、コマンド受信部308は、制御内容を示す文字列の入力を再び受け付けることを制御内容受付部302に指示する。
【0028】
図7(a)は、図6の表示部310に表示される入力画面400の一例を示す図である。制御対象選択コンボボックス402は、制御対象となる家電機器100を選択するためのコンポーネントである。例えば、図6の制御内容受付部302は、入力画面を形成する前に、家電機器100を検出するためのコマンドをホームネットワーク12にブロードキャストし、そのコマンドに応答した家電機器100の名称、型式情報、IPアドレス等をリストとしてユーザに提示する。本実施の形態では、図7(a)の制御対象選択コンボボックス402のように、家電機器100のリストを提示する。これにより、ユーザは、提示されたリストを選択することで、制御する家電機器100を指定することができる。他の例では、ユーザが自ら制御対象となる家電機器100の情報を入力してもよい。
【0029】
制御内容入力領域404は、制御内容を示す文字列を入力するための領域であり、ユーザは制御対象となる家電機器100に実行させたい処理を、任意のキーワードや文書などで入力する。コマンド取得ボタン406は、制御対象選択コンボボックス402で選択された家電機器100の型式情報と、制御内容入力領域404に入力された文字列とをコマンド提供装置200に送信し、対応するコマンドの提供を要求するためのボタンである。コマンド取得ボタン406が押下されることにより、図6のコマンド要求部304は、該当するコマンドの提供をコマンド提供装置200に要求する。
【0030】
図7(b)は、コマンド受信部308により表示部310に表示されるコマンド確認画面410の一例を示す図である。処理内容表示領域412には、コマンドの処理内容が表示される。コマンド表示領域414には、コマンドが表示される。コマンド送信ボタン416を押下することにより、コマンドが家電機器100に送信される。再検索ボタン418を押下することにより、コマンド受信部308は制御内容受付部302に再び入力画面400を表示することを指示する。また、複数のコマンドがコマンド提供装置200から供給された場合には、それらのコマンドがリストとしてコマンド表示領域414に表示される。
【0031】
図8は、図1のホームネットワークシステム10における各装置間の処理のシーケンスの一例を示す図である。家電機器100は、ホームネットワーク12に接続していることを検出した後、ホームネットワーク12にコマンド提供装置200が存在するか否かを検出する(S10)。検出できない場合(S10のN)、例えば定期的にその検索処理を実行する。コマンド提供装置200の存在を検出した場合(S10のY)、家電機器100は、コマンド情報と型式情報とを対応付けてコマンド提供装置200に送信する(S12)。コマンド提供装置200は、コマンド情報と型式情報とを対応付けて、図4のコマンド情報データベース210に格納する(S14)。
【0032】
制御装置300は、図7(a)を用いて説明した入力画面400を表示し、ユーザから制御対象となる家電機器100の型式情報と、制御内容を示す文字列とを受け付ける(S16)。そして、制御装置300は、型式情報と制御内容を示す文字列とを送信するとともに、対応するコマンドの提供をコマンド提供装置200に要求する(S18)。コマンド提供装置200は、型式情報と制御内容を示す文字列とに基づいてコマンドを検索し(S20)、ヒットしたコマンドを制御装置300に送信する(S22)。制御装置300は、図7(b)を用いて説明したコマンド確認画面410を表示し、そのコマンドを家電機器100に送信するか否かをユーザに問い合わせる(S24)。送信しないことが指示された場合(S24のN)、制御装置300は、再び制御内容の入力をユーザから受け付ける(S16)。送信することが指示された場合(S24のY)、制御装置300はコマンドを家電機器100に送信する(S26)。そして、家電機器100は、そのコマンドに基づいて所定の処理を実行する(S28)。
【0033】
このようなホームネットワークシステム10により、処理内容に関連するキーワードに基づいてコマンドを特定することができる。ホームネットワークシステム10において、コマンド情報を保持するデータベースやキーワードに基づいてコマンドを検索するユニットが設けられる物理的な位置には自由度がある。以下、主にコマンド情報と検索ユニットが設けられる位置について、いくつかの実施の形態を説明する。
【0034】
<第2の実施の形態>
図9は、第2の実施の形態に係るホームネットワークシステム10の構成図である。第2の実施の形態に係るホームネットワークシステム10は、家電機器100が検索部450を備える形態である。家電機器100の内部構成は、図2を用いて説明した構成から検出部112およびコマンド情報提供部108を除いた構成と略同一であり、検索部450を更に備える。検索部450の動作は、図4を用いて説明した制御内容受信部202、検索部204、およびコマンド提供部206の動作と略同一である。検索部450は、制御装置300から制御内容を示す文字列を受け付け、その文字列を検索キーとしてコマンド情報格納部110を参照して、該当するコマンドを検索する。そして、ヒットしたコマンドを制御装置300に提供する。
【0035】
<第3の実施の形態>
図10は、第3の実施の形態に係るホームネットワークシステム10の構成図である。第3の実施の形態に係るホームネットワークシステム10は、各家電機器100がコマンド情報を予め保持するのではなく、外部のネットワーク14に設けられたサーバ20が保持する形態である。ネットワーク14は、例えばインターネットなどのWANである。ホームネットワーク12は、ゲートウェイ16を介してネットワーク14に接続している。サーバ20は、例えば家電機器100の型式情報、名称、識別番号などの家電機器100を特定する情報に対応付けてコマンド情報を保持しており、型式情報に対応付けられたコマンド情報を要求先に送信する。
【0036】
家電機器100がホームネットワーク12に接続すると、自身の型式情報をコマンド提供装置200に送信する。図10のコマンド提供装置200の内部構成は、図4を用いて説明したコマンド提供装置200と略同一であるが、コマンド情報取得部208における動作が若干異なる。図10のコマンド提供装置200に搭載されるコマンド情報取得部208は、家電機器100の型式情報に対応付けられたコマンド情報の提供をサーバ20に要求する。サーバ20は、型式情報に基づいて対応するコマンド情報を選択し、コマンド提供装置200に送信する。そして、コマンド情報取得部208は、そのコマンド情報を型式情報に対応付けてコマンド情報データベース210に格納する。これにより、各家電機器100がコマンド情報を保持する必要がなくなる。
【0037】
<第4の実施の形態>
図11は、第4の実施の形態に係るホームネットワークシステム10の構成図である。第4の実施の形態に係るホームネットワークシステム10は、コマンド提供装置200がネットワーク14上に設けられる形態である。図11のコマンド提供装置200の内部構成は、図4を用いて説明したコマンド提供装置200の内部構成と略同一である。ここでは、異なる構成について主に説明する。図4のコマンド情報取得部208は、型式情報に対応付けられたコマンド情報を例えばメーカから取得して、コマンド情報データベース210に格納する。図4の制御内容受信部202は、図11のゲートウェイ16およびネットワーク14を介して制御装置300から送信された型式情報と制御内容を示す文字列とを受信する。そして、コマンド提供部206は、検索の結果ヒットしたコマンドを制御装置300に送信する。このように、コマンド情報の格納場所や検索ユニットの設置場所は、関係する装置がネットワークに接続されている限り、自由に配置することが可能である。
【0038】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、ネットワークに接続された家電機器の制御装置が、家電機器の制御に利用するコマンドを柔軟に把握するシステムを提供することができる。これにより、コマンド体系を規格化する必要がなくなるので、新たな機能を有するネットワーク家電を迅速にユーザに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るホームネットワークシステムの内部構成図である。
【図2】図1の家電機器の内部構成図である。
【図3】図2のコマンド情報格納部のデータ構造の一例を示す図である。
【図4】図1のコマンド提供装置の内部構成図である。
【図5】図4のコマンド情報データベースのデータ構造の一例を示す図である。
【図6】図1の制御装置の内部構成図である。
【図7】(a)は、図6の表示部に表示される入力画面の一例を示す図であり、(b)は、コマンド受信部により表示部に表示されるコマンド確認画面の一例を示す図である。
【図8】図1のホームネットワークシステムにおける各装置間の処理のシーケンスの一例を示す図である。
【図9】第2の実施の形態に係るホームネットワークシステムの構成図である。
【図10】第3の実施の形態に係るホームネットワークシステムの構成図である。
【図11】第4の実施の形態に係るホームネットワークシステムの構成図である。
【符号の説明】
10 ホームネットワークシステム、12 ホームネットワーク、100 家電機器、100a 冷蔵庫、100b 洗濯機、100c 電子レンジ、102通信部、104 コマンド解析部、106 処理部、108 コマンド情報提供部、110 コマンド情報格納部、112 検出部、200 コマンド提供装置、202 制御内容受信部、204 検索部、206 コマンド提供部、208 コマンド情報取得部、210 コマンド情報データベース、300 制御装置、302 制御内容受付部、304 コマンド要求部、306 コマンド送信部、308 コマンド受信部、310 表示部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された機器の制御技術に関し、とくに制御対象となる機器に所定の処理を指示する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、xDSL(Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home)等のインフラストラクチャーが整備されるに連れ、企業や研究機関だけでなく家庭にもネットワークが浸透しつつある。ネットワーク利用者が増加することにともない、ネットワークを利用した技術が急速に普及している。例えば家庭におけるネットワークは、一般にホームネットワークと呼ばれ、単にコンピュータをLANに接続するだけでなく、例えば冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビなどの家庭電化製品(以下、単に「家電機器」という)もLANに接続することが考えられている。こうした家電機器は、ネットワークを介して、制御コマンドを受け付けて、例えばテレビ番組の録画や再生など家電機器の種類に応じた所定の処理を実行する。(特許文献1)
【0003】
【特許文献1】
特開2003−52093号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
こうした家電機器を、ネットワークを介して制御するためには、その家電機器に向けて所定の処理の実行を指示するためのコマンドを供給する必要がある。コマンドを規格化し、各メーカーがその規格に準じて家電機器を製作すれば、それらの家電機器に向けてコマンドを供給する制御側の装置は、規格で定められたコマンドを保持していればよい。しかしながら、家電機器は、メーカー毎に様々な機能を備えるため、規格として統一することは困難である。そのため、制御側の装置は、ホームネットワークに接続された家電機器毎にコマンド体系を保持する必要がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、所定の装置をコマンドを利用して効率的に制御するための技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、制御対象となる装置のコマンドを提供する装置である。この装置は、ネットワークに接続された制御対象となる対象装置を制御するためのコマンドと、そのコマンドにより対象装置が実行する処理に関連するキーワードとを対応付けて保持する格納部と、対象装置に実行させる所定の処理に関連する文字列の入力を受け付ける受付部と、文字列に基づいて、格納部から対応するコマンドを検索する検索部と、検索したコマンドを提供する提供部とを備える。
【0007】
この装置は、格納部に格納するコマンドとキーワードとを、ネットワークに接続された対象装置から取得し、その対象装置を特定する情報に対応付けて格納部に格納する取得部を更に備えてもよい。
【0008】
本発明の別の態様は、ネットワークを介して受け付けたコマンドに応じて所定の処理を実行する装置である。この装置は、ネットワークを介して所定のコマンドを受け付けるコマンド受付部と、受け付けたコマンドに基づいて所定の処理を実行する処理部と、処理部が実行可能なコマンドと、そのコマンドにより実行される処理に関連するキーワードとを対応付けてコマンド情報として保持する格納部と、当該装置がネットワークに接続されている場合に、コマンド情報をネットワークに設けられたコマンド情報を管理する装置に出力する提供部とを備える。
【0009】
本発明のさらに別の態様は、所定の処理を実行する装置と、その装置を制御する装置とを含む機器制御システムである。このシステムは、ネットワークに接続された所定の処理を実行する対象装置と、対象装置にコマンドを送信して、所定の処理を実行させる制御装置と、所定の処理を実行させるコマンドを制御装置に供給するコマンド検索装置とを備え、制御装置は、所定の処理に関連する文字列をコマンド検索装置に出力する出力部と、コマンド検索装置から、その文字列に基づいて検索されたコマンドを受け付けるコマンド受付部と、受け付けたコマンドを対象装置に送信する送信部とを有し、コマンド検索装置は、コマンドとそのコマンドにより対象装置が実行する処理に関連するキーワードとを対応付けて保持する格納部と、制御装置から文字列を受け付ける検索要求受付部と、受け付けた文字列に基づいて、格納部から対応するコマンドを検索する検索部と、検索結果としてのコマンドを制御装置に送信する提供部とを有する。
【0010】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システム、コンピュータプログラムの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0011】
【発明の実施の形態】
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態に係るホームネットワークシステム10の内部構成図である。冷蔵庫100a、洗濯機100b、および電子レンジ100c(以下、単に「家電機器100」という)は、それぞれホームネットワーク12に接続し、所定のコマンドに基づいて所定の処理を行う。ホームネットワーク12は、有線や無線により形成されてよい。コマンド提供装置200は、ホームネットワーク12に接続されている各家電機器100のコマンドを、そのコマンドにより実行される処理を特定するためのキーワードに対応付けて保持する。以下、コマンドとキーワードとを対応付けた情報をコマンド情報という。制御装置300は、例えばパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話などの装置であり、所定の処理を家電機器100に実行させるためのコマンドをコマンド提供装置200に問い合わせ、問い合わせ結果として提供されたコマンドを家電機器100に出力する。
【0012】
制御装置300は、その問い合わせを、例えば実行する処理を意味するキーワードの組合せや、処理内容を示す文字列、処理内容を連想する文字列、抽象的な概念など、ユーザがその処理を直観的に思いつくキーワードや文書を送信することで行う。詳細は後述するが、例えば冷蔵庫100aの冷凍庫の温度を取得するためのコマンドを問い合わせる場合、制御装置300は、「冷凍室、温度、取得」や「冷凍室の温度を取得」等の文字列をユーザから受け付け、コマンド提供装置200に送信する。コマンド提供装置200は、その文字列に対応付けられたコマンドを検索し、検索して得られたコマンドを制御装置300に提供する。そして、制御装置300は、コマンド提供装置200から提供されたコマンドを冷蔵庫100aに送信する。冷蔵庫100aは、そのコマンドに応じて、冷凍室内の温度を測定し、測定結果を制御装置300に返す。
【0013】
このように、制御に利用するコマンドを特定することにより、制御装置300に各家電機器100を制御するためのコマンドを予め格納する必要がなく、携帯電話等の比較的記憶容量の小さな装置を制御装置300として利用できる。また、ユーザが各家電機器100のコマンドを覚える必要がないので、例えばマニュアルを読んで必要なコマンドを入力するといった手間を省くことができる。更に、家電機器100を他のメーカの製品に買い換えたときなど、今まで使っていた家電機器100とは違うコマンド体系になった場合でも、ユーザはそれを意識せずに必要なキーワードを入力すればよいので、買い換え等にともない発生するユーザの負担を軽減できる。メーカは、コマンド提供装置200に接続するための実装をしておけば、規格などに制約を受けずに任意のコマンド体系を作ることができる。
【0014】
コマンド提供装置200が保持するコマンド情報は、各家電機器100から供給される。各家電機器100は、予め自らのコマンド情報を保持し、ホームネットワーク12に接続された場合に、コマンド情報をコマンド提供装置200に送信する。各家電機器100は、ホームネットワーク12に初めて接続した場合に、コマンド情報をコマンド提供装置200に供給してもよいし、コマンド提供装置200から要求された場合にコマンド情報を供給してもよい。これにより、コマンド提供装置200は、ホームネットワーク12に接続されている家電機器100のコマンド情報を保持することができるので、効率的にメモリを利用することができる。
【0015】
図2は、図1の家電機器100の内部構成図である。家電機器100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するROMなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェース、家電機器100特有の機能を実現するためのユニット等を中心に実現されるが、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。本図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
【0016】
処理部106は、家電機器100に特有の機能を実現するユニットであり、例えば冷蔵庫100aならばコンプレッサやその制御装置等であり、洗濯機100bならばモータやその制御装置等であり、電子レンジ100cならばマグネトロンやその制御装置等である。通信部102は、ホームネットワーク12と接続し、コマンド提供装置200および制御装置300と通信を行うためのユニットである。通信部102は、例えば有線によりホームネットワーク12と接続してもよいし、無線により接続してもよい。
【0017】
検出部112は、物理的に家電機器100がホームネットワーク12に接続していることを検出した後、コマンド提供装置200が存在している否かを検出する。そして、コマンド提供装置200が存在している場合に、検出部112は、コマンド情報の送信をコマンド情報提供部108に指示する。具体的なコマンド提供装置200の検出方法として、例えば検出部112は、コマンド提供装置200を検出するための検出コマンドをホームネットワーク12に向けてブロードキャストし、検出コマンドに対する応答があった場合に、コマンド提供装置200の存在を把握し、そのIPアドレスを特定してもよい。また、他の例では、図1のコマンド提供装置200が定期的に家電機器100を検出するための検出コマンドをホームネットワーク12に向けてブロードキャストし、その検出コマンドを受信した場合に検出部112は、コマンド情報の送信をコマンド情報提供部108に指示してもよい。
【0018】
コマンド情報提供部108は、コマンド情報格納部110からコマンド情報を読み込み、通信部102を介してコマンド提供装置200に提供する。コマンド情報提供部108は、家電機器100の種類、名称、型式、機能、IPアドレスなど家電機器100を特定する情報とともにコマンド情報を提供する。本実施の形態では、コマンド情報提供部108は、家電機器100の型式の情報を保持し、コマンド情報と型式情報とを対応付けてコマンド提供装置200に提供する。これにより、コマンド提供装置200は、家電機器100毎にコマンド情報を管理することができる。また、コマンド提供装置200を検出した時点で、コマンド情報を提供することにより、コマンド提供装置200は、ホームネットワーク12に接続中の各家電機器100のコマンド情報を保持することができる。
【0019】
図3は、図2のコマンド情報格納部110のデータ構造の一例を示す図である。処理欄150は、処理の名称や内容を保持する。コマンド欄152は、コマンドを保持する。キーワード欄154は、コマンドにより実行する処理に関連する文字列を保持する。この文字列として、処理内容に関係する専門的な文字列や、汎用的な文字列などユーザが入力すると考えられるあらゆるキーワードを設定しておく、例えば家電機器100のパンフレットに書かれた各機能の名称等を設定してもよい。例えば、本図では、「冷凍室温度設定」のコマンド「0x0111」には、キーワードとして「冷凍、温度、室温、設定、セット」がマッピングされている。このキーワードは、例えば家電機器100の機能を大別する機能群から、徐々に個々の機能を特定するように階層的に設定されていてもよい。つまり、処理内容に関連するキーワードを、単に保持するのではなく、類似するキーワード毎にまとめ、それらの類似キーワードを、処理内容を徐々に具体的に特定するよう階層的に保持してもよい。階層的にキーワードを保持することで、ユーザがコマンドを階層的に選択するためのインターフェースを提供することもできる。
【0020】
図2に戻り、通信部102は、制御装置300からコマンドを受信すると、コマンド解析部104に供給する。コマンド解析部104は、供給されたコマンドを解析し、コマンドに対応する処理を処理部106に指示する。例えば、図3を参照して、コマンド「0x0211」を受信した場合、コマンド解析部104は、冷凍室の温度を測定することを処理部106に指示する。そして、コマンド解析部104は、処理部106から冷凍室の温度を取得し、通信部102を介して冷凍室の温度を制御装置300に送信する。
【0021】
図4は、図1のコマンド提供装置200の内部構成図である。コマンド情報取得部208は、家電機器100からコマンド情報を取得し、コマンド情報データベース210に格納する。例えば、コマンド情報取得部208は、上述した検出コマンドを受信すると、検出コマンドの送信先の家電機器100に対して、コマンド情報を要求する信号を送信する。そして、その要求に応じて家電機器100から提供されたコマンド情報と家電機器100を特定する情報とを対応付けてコマンド情報データベース210に格納する。本実施の形態では、コマンド情報取得部208は、コマンド情報と型式情報とを対応付けてコマンド情報データベース210に格納する。このように、家電機器100がブロードキャストした検出コマンドを契機にコマンド情報を取得することにより、ホームネットワーク12に接続中の家電機器100のコマンド情報を常にコマンド情報データベース210に格納することができる。
【0022】
図5は、図4のコマンド情報データベース210のデータ構造の一例を示す図である。処理欄252、コマンド欄254、およびキーワード欄256には、図3を用いて説明したコマンド情報が保持される。型式欄250は、家電機器100の型式情報を保持する。他の例では、この情報は、型式情報以外の家電機器100を特定する情報であってもよい。要は、家電機器100毎にコマンド情報を管理することができればよい。
【0023】
また、コマンド情報取得部208は、定期的にホームネットワーク12に対して家電機器100を検出する検出コマンドをブロードキャストし、従来接続されていた家電機器100の有無、新たな家電機器100の接続を検出してもよい。例えば、この検出は、コマンド情報データベース210に保持された型式情報と検出コマンドに対する家電機器100からの応答メッセージとを比較することで行われてよい。そして、コマンド情報データベース210に保持された型式情報の家電機器100から応答メッセージが届かない場合、コマンド情報取得部208は、その家電機器100がホームネットワーク12から取り外され、または故障により利用できない状態であると判断し、その旨をコマンド情報データベース210に書き込んでもよいし、その家電機器100のコマンド情報をコマンド情報データベース210から削除してもよい。また、他の例では、コマンド情報取得部208は、家電機器100が利用できない状態であることを図1の制御装置300のユーザに対して通知してもよい。このように、コマンド情報取得部208は、ホームネットワーク12に接続中の家電機器100に応じて、コマンド情報データベース210に保持されているコマンド情報を更新する。つまり、コマンド情報取得部208は、ホームネットワーク12に接続中の家電機器100と、コマンド情報データベース210に保持されているコマンド情報とが対応するように管理をする。
【0024】
図4に戻り、制御内容受信部202は、制御装置300から制御対象となる家電機器100を特定する情報と制御内容を示す文字列とを受け付け、それぞれ検索部204に出力する。本実施の形態では、制御内容受信部202は、型式情報と制御内容を示す文字列とを受け付ける。検索部204は、その型式情報と文字列とを検索キーとしてコマンド情報データベース210を検索し、ヒットしたコマンドをコマンド提供部206に供給する。検索部204は、文字列が文書の場合、例えば形態素解析を行い、キーワードに分解した後に検索を行ってもよい。
【0025】
コマンド提供部206は、供給されたコマンドが複数ある場合、いずれかのコマンドの選択を促す情報とともにヒットしたコマンドを制御装置300に提供する。また、ヒットしたコマンドがひとつの場合、コマンド提供部206は、コマンドの確認を促す情報とともにヒットしたコマンドを制御装置300に提供する。また、コマンドがヒットしない場合、コマンド提供部206は、該当するコマンドが存在しないことを制御装置300に通知してもよいし、型式情報に対応付けられている全てのコマンドとともに、いずれかのコマンドの選択を促す情報を提供してもよい。また、コマンド提供部206は、制御内容受信部202が受け付けた文字列からキーワードを減らして、再検索することを検索部204に指示し、コマンドの一例として制御装置300に提供してもよい。このようにコマンド提供部206は、検索部204における検索結果に応じて、制御装置300がコマンドをユーザに適切に提示するために各種の指示情報を付加する。
【0026】
図6は、図1の制御装置300の内部構成図である。制御内容受付部302は、例えばキーボード、マウス、タッチパネルなどの入力デバイスや、音声認識などにより制御対象となる家電機器100と制御内容となる文字列とをユーザから受け付ける。本実施の形態では、制御対象となる家電機器100を特定する情報として、制御内容受付部302は型式情報を受け付ける。また、制御内容受付部302は、型式情報と制御内容とを受け付けるためのインターフェースとなる入力画面を表示部310に表示する。コマンド要求部304は、ユーザから受け付けた型式情報と文字列とをコマンド提供装置200に送信し、該当するコマンドを要求する。
【0027】
コマンド受信部308は、コマンド提供装置200からコマンドと指示情報とを受信し、指示情報に基づいて、表示部310にコマンドの確認画面、コマンドの選択画面、コマンドが存在しないことを通知するための画面などを表示する。ユーザからコマンドの送信を指示された場合、コマンド受信部308は、ユーザに指示されたコマンドをコマンド送信部306に出力する。コマンド送信部306は、例えば型式情報に基づいて制御対象となる家電機器100のIPアドレスを特定し、そのIPアドレスに向けてコマンドを送信してもよいし、型式情報とコマンドとを対応付けてブロードキャストで送信してもよい。また、ユーザから再検索が指示された場合、コマンド受信部308は、制御内容を示す文字列の入力を再び受け付けることを制御内容受付部302に指示する。
【0028】
図7(a)は、図6の表示部310に表示される入力画面400の一例を示す図である。制御対象選択コンボボックス402は、制御対象となる家電機器100を選択するためのコンポーネントである。例えば、図6の制御内容受付部302は、入力画面を形成する前に、家電機器100を検出するためのコマンドをホームネットワーク12にブロードキャストし、そのコマンドに応答した家電機器100の名称、型式情報、IPアドレス等をリストとしてユーザに提示する。本実施の形態では、図7(a)の制御対象選択コンボボックス402のように、家電機器100のリストを提示する。これにより、ユーザは、提示されたリストを選択することで、制御する家電機器100を指定することができる。他の例では、ユーザが自ら制御対象となる家電機器100の情報を入力してもよい。
【0029】
制御内容入力領域404は、制御内容を示す文字列を入力するための領域であり、ユーザは制御対象となる家電機器100に実行させたい処理を、任意のキーワードや文書などで入力する。コマンド取得ボタン406は、制御対象選択コンボボックス402で選択された家電機器100の型式情報と、制御内容入力領域404に入力された文字列とをコマンド提供装置200に送信し、対応するコマンドの提供を要求するためのボタンである。コマンド取得ボタン406が押下されることにより、図6のコマンド要求部304は、該当するコマンドの提供をコマンド提供装置200に要求する。
【0030】
図7(b)は、コマンド受信部308により表示部310に表示されるコマンド確認画面410の一例を示す図である。処理内容表示領域412には、コマンドの処理内容が表示される。コマンド表示領域414には、コマンドが表示される。コマンド送信ボタン416を押下することにより、コマンドが家電機器100に送信される。再検索ボタン418を押下することにより、コマンド受信部308は制御内容受付部302に再び入力画面400を表示することを指示する。また、複数のコマンドがコマンド提供装置200から供給された場合には、それらのコマンドがリストとしてコマンド表示領域414に表示される。
【0031】
図8は、図1のホームネットワークシステム10における各装置間の処理のシーケンスの一例を示す図である。家電機器100は、ホームネットワーク12に接続していることを検出した後、ホームネットワーク12にコマンド提供装置200が存在するか否かを検出する(S10)。検出できない場合(S10のN)、例えば定期的にその検索処理を実行する。コマンド提供装置200の存在を検出した場合(S10のY)、家電機器100は、コマンド情報と型式情報とを対応付けてコマンド提供装置200に送信する(S12)。コマンド提供装置200は、コマンド情報と型式情報とを対応付けて、図4のコマンド情報データベース210に格納する(S14)。
【0032】
制御装置300は、図7(a)を用いて説明した入力画面400を表示し、ユーザから制御対象となる家電機器100の型式情報と、制御内容を示す文字列とを受け付ける(S16)。そして、制御装置300は、型式情報と制御内容を示す文字列とを送信するとともに、対応するコマンドの提供をコマンド提供装置200に要求する(S18)。コマンド提供装置200は、型式情報と制御内容を示す文字列とに基づいてコマンドを検索し(S20)、ヒットしたコマンドを制御装置300に送信する(S22)。制御装置300は、図7(b)を用いて説明したコマンド確認画面410を表示し、そのコマンドを家電機器100に送信するか否かをユーザに問い合わせる(S24)。送信しないことが指示された場合(S24のN)、制御装置300は、再び制御内容の入力をユーザから受け付ける(S16)。送信することが指示された場合(S24のY)、制御装置300はコマンドを家電機器100に送信する(S26)。そして、家電機器100は、そのコマンドに基づいて所定の処理を実行する(S28)。
【0033】
このようなホームネットワークシステム10により、処理内容に関連するキーワードに基づいてコマンドを特定することができる。ホームネットワークシステム10において、コマンド情報を保持するデータベースやキーワードに基づいてコマンドを検索するユニットが設けられる物理的な位置には自由度がある。以下、主にコマンド情報と検索ユニットが設けられる位置について、いくつかの実施の形態を説明する。
【0034】
<第2の実施の形態>
図9は、第2の実施の形態に係るホームネットワークシステム10の構成図である。第2の実施の形態に係るホームネットワークシステム10は、家電機器100が検索部450を備える形態である。家電機器100の内部構成は、図2を用いて説明した構成から検出部112およびコマンド情報提供部108を除いた構成と略同一であり、検索部450を更に備える。検索部450の動作は、図4を用いて説明した制御内容受信部202、検索部204、およびコマンド提供部206の動作と略同一である。検索部450は、制御装置300から制御内容を示す文字列を受け付け、その文字列を検索キーとしてコマンド情報格納部110を参照して、該当するコマンドを検索する。そして、ヒットしたコマンドを制御装置300に提供する。
【0035】
<第3の実施の形態>
図10は、第3の実施の形態に係るホームネットワークシステム10の構成図である。第3の実施の形態に係るホームネットワークシステム10は、各家電機器100がコマンド情報を予め保持するのではなく、外部のネットワーク14に設けられたサーバ20が保持する形態である。ネットワーク14は、例えばインターネットなどのWANである。ホームネットワーク12は、ゲートウェイ16を介してネットワーク14に接続している。サーバ20は、例えば家電機器100の型式情報、名称、識別番号などの家電機器100を特定する情報に対応付けてコマンド情報を保持しており、型式情報に対応付けられたコマンド情報を要求先に送信する。
【0036】
家電機器100がホームネットワーク12に接続すると、自身の型式情報をコマンド提供装置200に送信する。図10のコマンド提供装置200の内部構成は、図4を用いて説明したコマンド提供装置200と略同一であるが、コマンド情報取得部208における動作が若干異なる。図10のコマンド提供装置200に搭載されるコマンド情報取得部208は、家電機器100の型式情報に対応付けられたコマンド情報の提供をサーバ20に要求する。サーバ20は、型式情報に基づいて対応するコマンド情報を選択し、コマンド提供装置200に送信する。そして、コマンド情報取得部208は、そのコマンド情報を型式情報に対応付けてコマンド情報データベース210に格納する。これにより、各家電機器100がコマンド情報を保持する必要がなくなる。
【0037】
<第4の実施の形態>
図11は、第4の実施の形態に係るホームネットワークシステム10の構成図である。第4の実施の形態に係るホームネットワークシステム10は、コマンド提供装置200がネットワーク14上に設けられる形態である。図11のコマンド提供装置200の内部構成は、図4を用いて説明したコマンド提供装置200の内部構成と略同一である。ここでは、異なる構成について主に説明する。図4のコマンド情報取得部208は、型式情報に対応付けられたコマンド情報を例えばメーカから取得して、コマンド情報データベース210に格納する。図4の制御内容受信部202は、図11のゲートウェイ16およびネットワーク14を介して制御装置300から送信された型式情報と制御内容を示す文字列とを受信する。そして、コマンド提供部206は、検索の結果ヒットしたコマンドを制御装置300に送信する。このように、コマンド情報の格納場所や検索ユニットの設置場所は、関係する装置がネットワークに接続されている限り、自由に配置することが可能である。
【0038】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、ネットワークに接続された家電機器の制御装置が、家電機器の制御に利用するコマンドを柔軟に把握するシステムを提供することができる。これにより、コマンド体系を規格化する必要がなくなるので、新たな機能を有するネットワーク家電を迅速にユーザに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るホームネットワークシステムの内部構成図である。
【図2】図1の家電機器の内部構成図である。
【図3】図2のコマンド情報格納部のデータ構造の一例を示す図である。
【図4】図1のコマンド提供装置の内部構成図である。
【図5】図4のコマンド情報データベースのデータ構造の一例を示す図である。
【図6】図1の制御装置の内部構成図である。
【図7】(a)は、図6の表示部に表示される入力画面の一例を示す図であり、(b)は、コマンド受信部により表示部に表示されるコマンド確認画面の一例を示す図である。
【図8】図1のホームネットワークシステムにおける各装置間の処理のシーケンスの一例を示す図である。
【図9】第2の実施の形態に係るホームネットワークシステムの構成図である。
【図10】第3の実施の形態に係るホームネットワークシステムの構成図である。
【図11】第4の実施の形態に係るホームネットワークシステムの構成図である。
【符号の説明】
10 ホームネットワークシステム、12 ホームネットワーク、100 家電機器、100a 冷蔵庫、100b 洗濯機、100c 電子レンジ、102通信部、104 コマンド解析部、106 処理部、108 コマンド情報提供部、110 コマンド情報格納部、112 検出部、200 コマンド提供装置、202 制御内容受信部、204 検索部、206 コマンド提供部、208 コマンド情報取得部、210 コマンド情報データベース、300 制御装置、302 制御内容受付部、304 コマンド要求部、306 コマンド送信部、308 コマンド受信部、310 表示部。
Claims (4)
- ネットワークに接続された制御対象となる対象装置を制御するためのコマンドと、そのコマンドにより前記対象装置が実行する処理に関連するキーワードとを対応付けて保持する格納部と、
対象装置に実行させる所定の処理に関連する文字列の入力を受け付ける受付部と、
前記文字列に基づいて、前記格納部から対応するコマンドを検索する検索部と、
検索したコマンドを提供する提供部と、
を備えることを特徴とするコマンド提供装置。 - 前記格納部に格納するコマンドとキーワードとを、前記ネットワークに接続された対象装置から取得し、前記対象装置を特定する情報に対応付けて前記格納部に格納する取得部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のコマンド提供装置。
- ネットワークを介して所定のコマンドを受け付けるコマンド受付部と、
受け付けたコマンドに基づいて所定の処理を実行する処理部と、
前記処理部が実行可能なコマンドと、そのコマンドにより実行される処理に関連するキーワードとを対応付けてコマンド情報として保持する格納部と、
前記ネットワークに接続されている場合に、前記コマンド情報を前記ネットワーク上の前記コマンド情報を管理する装置に出力する提供部と、
を備えることを特徴とする処理装置。 - ネットワークに接続された所定の処理を実行する対象装置と、
前記対象装置にコマンドを送信して、前記所定の処理を実行させる制御装置と、
前記所定の処理を実行させるコマンドを前記制御装置に供給するコマンド検索装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記所定の処理に関連する文字列を前記コマンド検索装置に出力する出力部と、
前記コマンド検索装置から、前記文字列に基づいて検索されたコマンドを受け付けるコマンド受付部と、
受け付けた前記コマンドを前記対象装置に送信する送信部と、
を有し、
前記コマンド検索装置は、
前記コマンドとそのコマンドにより前記対象装置が実行する処理に関連するキーワードとを対応付けて保持する格納部と、
前記制御装置から前記文字列を受け付ける検索要求受付部と、
受け付けた文字列に基づいて、前記格納部から対応するコマンドを検索する検索部と、
検索結果としてのコマンドを前記制御装置に送信する提供部と、
を有することを特徴とする機器制御システム。
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