JP2002373175A - サービス検索方法及びシステム - Google Patents

サービス検索方法及びシステム

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JP2002373175A
JP2002373175A JP2001180014A JP2001180014A JP2002373175A JP 2002373175 A JP2002373175 A JP 2002373175A JP 2001180014 A JP2001180014 A JP 2001180014A JP 2001180014 A JP2001180014 A JP 2001180014A JP 2002373175 A JP2002373175 A JP 2002373175A
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JP
Japan
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service
information
service search
search
server device
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JP2001180014A
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Akira Kato
加藤  明
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーからサービス検索のために少ない
(不十分な)情報しか得られない場合であっても、ユー
ザーが所望するサービスをより高い確度で見出すことが
可能なサービス検索方法及びシステムを提供する。 【解決手段】 ネットワークを介してサービスを提供す
る複数のサービス提供サーバ装置と、サービスを特定す
るためのキーワードを送信する、サービスの受け手であ
るユーザーが使用する端末装置と、ユーザーに所望のサ
ービスを提供するサービス提供サーバ装置を検索するサ
ービス検索サーバ装置とを有し、ネットワークを介して
提供される種々のサービスのなかからユーザーが所望す
るサービスを検索するためのサービス検索方法であっ
て、端末装置から送信されたキーワードに所定の情報を
付加し、ユーザーが所望するサービスをサービス検索サ
ーバ装置に検索させるためのサービス検索情報を生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して提供される種々のサービスのなかから、ユーザーが
所望するサービスを検索するためのサービス検索方法及
びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットや企業内LAN
(Local Area Network)、さらにはPDA(Personal D
igital Assistance)や携帯電話機等のモバイル端末装
置の普及によって、世の中はネットワークを利用した分
散システム化の一途をたどっていると言っても過言では
ない。このような環境下では、種々のサービスが各機器
に対して個別に提供されるのではなく、ネットワークを
介してオープンに提供される。例えば、B to B
(Business to Business)市場におけるWebサービス
がその最たるものであり、ユーザーが要求するソリュー
ションは、ネットワークを介して提供される複数のWe
bサービス等を有機的につなぎ合わせることで実現され
る。
【0003】また、一方で、個人が利用する情報端末装
置の高機能化により、ユーザーが直接ネットワーク上の
サービスを検索して利用するような局面が増えてきてい
る。
【0004】このようなネットワーク上に各種サービス
が分散して存在する分散システムでは、端末装置からネ
ットワーク上に存在する所望のサービスを検索し、その
サービスを提供するWebサーバ装置等と通信してサー
ビスの提供を受けることが可能なシステムを構築するた
めのネットワークミドルウェアが注目を集めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークを利用し
て所望のサービスを見出すためには、ネットワーク上で
公開されている個々のサービスに関連する情報である属
性情報を的確に指定して検索する必要がある。
【0006】しかしながら、ネットワークを利用して提
供されるサービスの種類は多岐にわたり、それらの属性
情報の数は膨大な数になるものと考えられる。
【0007】現在提案されているサービス検索システム
では、所定のサービスからその属性情報を得るためのメ
カニズムは提供されているが、目的のサービスそのもの
を見出すためのサービス検索情報を効率よく生成するた
めのメカニズムは提供されていない。
【0008】すなわち、従来技術には以下に記載するよ
うな問題点があった。
【0009】第1の問題点は、ネットワーク上で公開さ
れたサービスは膨大な種類があり、これらのサービスに
関連する属性情報の数も膨大になる。よって、ユーザー
が所望のサービスを見つけるためには、厳密なサービス
検索情報を作成して検索エンジンに引き渡す必要があ
る。しかしながら、このようなサービス検索情報を効率
良く生成するメカニズムが提供されていない。
【0010】第2の問題点は、ユーザーが所望するサー
ビスをより高い確度で見出すためには、ユーザーが使用
している端末装置の性能や設置環境、あるいはユーザー
の趣味や嗜好等の個人情報からなるプロファイル情報を
サービス検索時に考慮することが重要である。しかしな
がら、プロファイル情報をサービス検索情報の生成に効
果的に利用するメカニズムが提供されていない。
【0011】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、ユーザ
ーからサービス検索のために少ない(不十分な)情報し
か得られない場合であっても、ユーザーが所望するサー
ビスをより高い確度で見出すことが可能なサービス検索
方法及びシステムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のサービス検索方法は、ネットワークを介してサ
ービスを提供する複数のサービス提供サーバ装置と、前
記サービスを特定するためのキーワードを送信する、前
記サービスの受け手であるユーザーが使用する端末装置
と、前記ユーザーに所望のサービスを提供するサービス
提供サーバ装置を検索するサービス検索サーバ装置と、
を有し、前記ネットワークを介して提供される種々のサ
ービスのなかからユーザーが所望するサービスを検索す
るためのサービス検索方法であって、前記端末装置から
送信されたキーワードに所定の情報を付加し、ユーザー
が所望するサービスを前記サービス検索サーバ装置に検
索させるためのサービス検索情報を生成する方法であ
る。
【0013】このとき、前記端末装置から送信される、
該端末装置の性能を示す端末プロファイル情報、または
前記ユーザーの個人情報であるユーザープロファイル情
報の少なくともいずれか一方を前記端末装置毎に蓄積す
ると共に、前記端末プロファイル情報、または前記ユー
ザープロファイル情報を、類似する情報毎にグループ化
し、該グループ単位で管理してもよく、前記サービス検
索情報を、前記キーワードに関連付けて蓄積すると共に
前記グループ単位で管理し、前記端末装置から前記キー
ワードを受信すると共に前記サービスの検索が要求され
た場合は、該キーワード及び該端末装置のグループに基
づいて前記サービス検索情報を選択し、前記サービス検
索サーバ装置に送信してもよい。
【0014】また、前記サービス検索サーバ装置によっ
て検索されたサービスを、前記ユーザーが利用する度に
計数される利用頻度を示す頻度情報を前記サービス検索
情報に付加して蓄積し、前記端末装置から前記キーワー
ドと共にサービスの検索が要求された場合は、前記利用
頻度の高いサービス検索情報を選択してもよい。
【0015】さらに、前記サービス検索サーバ装置によ
って検索されたサービスを前記ユーザーが利用した場合
に、該サービスに関連する情報である属性情報を蓄積す
ると共に、前記属性情報を前記グループ単位で管理して
もよく、前記サービス検索サーバ装置によって検索され
たサービスを前記ユーザーが利用する度に計数される利
用頻度を示す頻度情報を前記属性情報に付加して蓄積
し、前記利用頻度が所定のしきい値を超えた場合に、該
属性情報を前記キーワード及び該端末装置のグループに
関連する前記サービス検索情報として蓄積してもよい。
【0016】一方、本発明のサービス検索システムは、
ネットワークを介して提供される種々のサービスのなか
からユーザーが所望するサービスを検索するサービス検
索システムであって、前記サービスを提供する複数のサ
ービス提供サーバ装置と、前記サービスを特定するため
のキーワードを送信する、前記サービスの受け手である
ユーザーが使用する端末装置と、前記ユーザーに所望の
サービスを提供するサービス提供サーバ装置を検索する
サービス検索サーバ装置と、前記端末装置から送信され
たキーワードに所定の情報を付加し、ユーザーが所望す
るサービスを前記サービス検索サーバ装置に検索させる
ためのサービス検索情報を生成するサービス検索情報管
理サーバ装置と、を有する構成である。
【0017】このとき、前記サービス検索情報管理サー
バ装置は、前記端末装置から送信される、該端末装置の
性能を示す端末プロファイル情報、または前記ユーザー
の個人情報であるユーザープロファイル情報の少なくと
もいずれか一方を前記端末装置毎に蓄積すると共に、前
記端末プロファイル情報、または前記ユーザープロファ
イル情報を、類似する情報毎にグループ化し、該グルー
プ単位で管理してもよく、前記サービス検索情報を、前
記キーワードに関連付けて蓄積すると共に前記グループ
単位で管理し、前記端末装置から前記キーワードを受信
すると共に前記サービスの検索が要求された場合は、該
キーワード及び該端末装置のグループに基づいて前記サ
ービス検索情報を選択し、前記サービス検索サーバ装置
に送信してもよい。
【0018】また、前記サービス検索情報管理サーバ装
置は、前記サービス検索サーバ装置によって検索された
サービスを、前記ユーザーが利用する度に計数される利
用頻度を示す頻度情報を前記サービス検索情報に付加し
て蓄積し、前記端末装置から前記キーワードと共にサー
ビスの検索が要求された場合は、前記利用頻度の高いサ
ービス検索情報を選択してもよい。
【0019】さらに、前記サービス検索情報管理サーバ
装置は、前記サービス検索サーバ装置によって検索され
たサービスを前記ユーザーが利用した場合に、該サービ
スに関連する情報である属性情報を蓄積すると共に、前
記属性情報を前記グループ単位で管理してもよく、前記
サービス検索サーバ装置によって検索されたサービスを
前記ユーザーが利用する度に計数される利用頻度を示す
頻度情報を前記属性情報に付加して蓄積し、前記利用頻
度が所定のしきい値を超えた場合に、該属性情報を前記
キーワード及び該端末装置のグループに関連する前記サ
ービス検索情報として蓄積してもよい。
【0020】上記のようなサービス検索方法及びシステ
ムでは、端末装置から送信されたキーワードに所定の情
報を付加し、ユーザーが所望するサービスをサービス検
索サーバ装置に検索させるためのサービス検索情報を生
成することで、端末装置から送信されたキーワードに加
えて、不足する情報が補充されるため、サービスを特定
するために大量の情報を送信しなくても、十分に確度の
高い検索が可能なサービス検索情報が生成される。
【0021】また、サービス検索情報をキーワードに関
連付けて蓄積すると共にグループ単位で管理し、端末装
置からサービスの検索が要求された場合に、キーワード
及び端末装置のグループに基づいてサービス検索情報を
選択することで、ユーザーの要求を満たすサービスを見
出す確率が向上する。
【0022】特に、検索されたサービスのユーザーの利
用頻度を示す頻度情報をサービス検索情報に付加して蓄
積し、端末装置からサービスの検索が要求された場合
に、利用頻度の高いサービス検索情報を選択すること
で、ユーザーの要求を満たすサービスを見出す確率がさ
らに向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0024】図1は本発明のサービス検索システムの一
構成例を示すブロック図である。
【0025】図1に示すように、本発明のサービス検索
システムは、ネットワークを介して所定のサービスを提
供するサービスプロバイダが管理する複数のサービス提
供サーバ装置1と、サービスプロバイダから提供される
サービスの受け手であるユーザーが使用する端末装置2
と、ユーザーが所望するサービスを検索するためのサー
ビス検索情報を生成するサービス検索情報管理サーバ装
置3と、受信した情報に基づいてサービスの検索を行う
サービス検索サーバ装置4とを有し、サービス提供サー
バ装置1、サービス検索情報管理サーバ装置3、及びサ
ービス検索サーバ装置4がそれぞれネットワーク5を介
して通信可能に接続された構成である。
【0026】なお、図1では、各端末装置2がサービス
検索情報管理サーバ装置3とそれぞれ無線通信によって
接続された構成を示している。しかしながら、端末装置
2は、無線通信によってサービス検索情報管理サーバ装
置3と接続される構成に限るものではなく、通信回線を
介してネットワーク5にそれぞれ接続される構成であっ
てもよい。
【0027】サービス提供サーバ装置1、サービス検索
情報管理サーバ装置3、及びサービス検索サーバ装置4
は、ワークステーション・サーバコンピュータ等の情報
処理装置であり、無線端末装置2は、サービス検索情報
管理サーバ装置3との無線通信手段、あるいはネットワ
ーク5との通信手段を備えたPDAや携帯電話機、ある
いはパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。
【0028】サービス検索情報管理サーバ装置3は、例
えば、本発明のサービス検索システムを管理するサービ
ス提供業者、またはその会社に運営を委託された第三者
によって管理される。なお、サービス提供サーバ装置1
及びサービス検索サーバ装置4も、本発明のサービス検
索システムを管理するサービス提供業者等によって管理
されていてもよい。
【0029】サービス検索サーバ装置4には、予め、サ
ービスプロバイダから提供される、ユーザーがサービス
を特定するのに必要な属性情報等が登録されている。
【0030】従来、ネットワークを介してサービスを利
用したいユーザーは、端末装置2を利用してサービス検
索サーバ装置4にアクセスし、自分で設定した検索のた
めのキーワード等を入力・送信することで所望のサービ
スを検索していた。
【0031】しかしながら、サービスを要求する端末装
置2として携帯電話機のような無線端末装置を利用する
場合、パーソナルコンピュータ等と比較してユーザーイ
ンタフェース機能等が制限されるため、サービス検索の
ために短時間に多くの情報を送信するのは困難である場
合が多い。さらに、通信経路の帯域も制限され、通信コ
ストもかかるため、サービス検索の度に多くの情報を送
信することは得策ではない。
【0032】本発明のサービス検索システムでは、ユー
ザーは端末装置2を利用してサービス検索サーバ装置4
に直接アクセスするのではなく、サービス検索情報管理
サーバ装置3にアクセスしてサービス検索のためのキー
ワード等を送信する。
【0033】サービス検索情報管理サーバ3は、ユーザ
ー及びその端末装置2のプロファイル情報をデータベー
ス化してそれぞれ蓄積し、類似のプロファイル情報を有
するユーザー毎にグループ(クライアントグループ)化
して管理する。
【0034】また、サービス検索に使用するサービス検
索情報をデータベース化してそれぞれ蓄積し、該サービ
ス検索情報をクライアントグループ単位で管理する。ま
た、サービス検索情報データベースはクライアントから
送信されたキーワードに関連付けて管理する。さらに、
各サービス検索情報にはユーザーの利用頻度を表わす付
加情報(頻度情報)をそれぞれ添付する。
【0035】そして、ユーザーがサービス検索要求を行
なったときには、同一グループに属する端末装置2は類
似したサービスを要求する可能性が高いという考えに基
づいて、ユーザーから送信されたキーワードと該ユーザ
ーが使用する端末装置2のクライアントグループをキー
にして上記サービス検索情報データベースを検索し、キ
ーワードを補う検索のための情報であるサービス検索情
報を生成する。その際、頻度情報をチェックして利用頻
度の高いサービス検索情報を優先的に選択する。
【0036】また、サービス検索を行なった結果、発見
したサービスをユーザーが利用した場合は、そのサービ
スの属性情報をデータベース(属性情報データベース)
化してそれぞれ蓄積する。その際、属性情報データベー
スは使用されたサービス単位ではなくクライアントグル
ープ単位で管理する。また、属性情報データベースはク
ライアントから送信されたキーワードに関連付けて管理
する。さらに、各サービスの属性情報には利用頻度を表
わす付加情報(頻度情報)をそれぞれ添付する。
【0037】サービス検索情報管理サーバ装置3は、検
索したサービスをユーザーが利用した場合、検索に使用
したサービス検索情報の頻度情報、及び使用されたサー
ビスの属性情報の頻度情報をそれぞれ更新する。属性情
報データベースに格納された属性情報は、その頻度情報
が所定のしきい値を超えた場合に、同一クライアントグ
ループ及び同一キーワードに関連付けてサービス検索情
報データベースに書き込まれ、サービス検索情報として
利用される。
【0038】このような構成にすることで、端末装置2
から送信されたキーワード等の情報に加えて、不足する
情報がサービス検索情報管理サーバ装置3で補充される
ため、ユーザーが所望するサービスを十分に高い確度で
見出すことができるサービス検索情報が生成される。し
たがって、端末装置2からサービスを特定するために大
量の情報を送信しなくても、確度の高いサービス検索が
可能になる。
【0039】また、データベースからサービス検索情報
を抽出する際に、これまでのサービス検索の履歴(特に
発見されたサービスがユーザーによって利用された場合
の履歴)を記録しておき、データベース中のサービス検
索情報に利用頻度を示すデータを付加し、この頻度デー
タに基づいて利用頻度の高い情報から優先して選択する
ことでサービス検索のヒット率を高めることができる。
【0040】さらに、同一グループに属する端末装置2
からのサービス検索実績(検索されたサービスの利用実
績)に基づくサービス検索情報を蓄積することで、サー
ビス検索情報の種類や質が向上し、ユーザーの要求を満
たすサービスが発見される確率が向上する。
【0041】ところで、ネットワーク5を介してサービ
スを検索し、検索したサービスをクライアントで利用す
るための仕組みとして、既に仕様が開示されているネッ
トワークミドルウェアが知られている。
【0042】具体的には、Sun Microsystems社から提案
されているネットワークミドルウェアの仕様であるJini
などがある。以下ではこのJiniシステムを利用する場合
を例にして、図1に示したサービス提供サーバ装置1及
びサービス検索サーバ装置4の動作について説明する。
【0043】まず、Jiniを利用したサービス検索システ
ムについて図2〜図4を用いて説明する。
【0044】図2はJiniシステムの一般的な構成を示す
ブロック図であり、図3は図2に示したサービス提供サ
ーバ装置に記録されたプログラム及びデータの構成を示
すブロック図である。また、図4は図2に示したクライ
アント及びサービス検索サーバ装置に記録されたプログ
ラム及びデータの構成を示すブロック図である。
【0045】なお、以下では、ユーザーが端末装置2を
用いて検索サービスを提供するサービス検索サーバ装置
4に直接アクセスし、所望のサービスを提供するサービ
ス提供サーバ装置1を検索する場合で説明する。
【0046】図2に示すように、一般的なJiniシステム
は、ネットワーク5を介して所定のサービスを提供する
サービスプロバイダが管理するサービス提供サーバ装置
1と、Lookupサービス(Jiniシステムでは検索サービス
のことをLookupサービスと称する)を提供するサービス
検索サーバ装置4と、ユーザーが使用する端末装置2と
がそれぞれネットワーク5を介して接続された構成であ
る。
【0047】図2(a)に示すように、サービス提供サ
ーバ装置1は、ネットワーク5に接続されると、まず、
Lookupサービスを提供するサービス検索サーバ装置4を
探すためにDiscoveryプロトコルにしたがったメッセー
ジを発信する。サービス検索サーバ装置4は、該Discov
eryメッセージに対して応答し、Lookupサービスの存在
を示す応答メッセージをサービス提供サーバ装置1に返
送する。
【0048】図2(b)に示すように、Lookupサービス
を発見したサービス提供サーバ装置1は、サービスをユ
ーザーに提供する際に端末装置2に利用させるためのサ
ービスプロキシ情報と、Lookupサービスにおいて当該サ
ービスの検索を可能にするためのサービス属性情報とを
Joinプロトコルにしたがってサービス検索サーバ装置4
に送信する。これにより、各サービスプロバイダが提供
するサービスのサービスプロキシ情報、及びそのサービ
ス属性情報がサービス検索サーバ装置4にそれぞれ登録
される。
【0049】次に、図2(c)に示すように、所望のサ
ービス検索を要求する端末装置2から、Lookupサービス
を提供するサービス検索サーバ装置4を探すためにDisc
overyプロトコルにしたがったメッセージが発信される
と、図2(a)と同様に、サービス検索サーバ装置4
は、該Discoveryメッセージに対して応答し、Lookupサ
ービスの存在を示す応答メッセージを端末装置2に返送
する。
【0050】端末装置2は、Lookupサービス(サービス
検索サーバ装置4)を発見すると、Lookupプロトコルに
したがって所望のサービスを検索するためのキーワード
情報を生成し、サービス検索サーバ装置4に送信する。
【0051】サービス検索サーバ装置4は、端末装置2
から受け取ったキーワード情報とLookupサービス内に登
録されているサービス属性情報とを照合し、それらが一
致しているサービスがあるか否かを判断する。そして、
一致しているサービスを発見した場合は、そのサービス
プロキシ情報を端末装置2にダウンロードする。
【0052】図2(d)に示すように、サービスプロキ
シ情報が端末装置2にダウンロードされると、端末装置
2はダウンロードしたサービスプロキシ情報を用いてサ
ービス提供サーバ装置1との通信を行う。以上の手順に
より端末装置2はサービスの提供を受けることが可能に
なる。
【0053】なお、上記Discoveryプロトコル、Joinプ
ロトコル、及びLookupプロトコルは、Jini仕様において
定義されているプロトコルの名称である。
【0054】図3に示すように、サービス提供サーバ装
置1が備えるプログラム(サービスオブジェクト)に
は、サービスアプリケーションプログラムが含まれ、端
末装置2に提供されるサービスはこのサービスアプリケ
ーションプログラムによって実現される。
【0055】サービスアプリケーションプログラムに
は、サービスプロキシ情報が含まれている。サービスア
プリケーションプログラムによって提供されるサービス
をユーザーが利用する場合、サービスプロキシ情報が端
末装置2に予めダウンロードされる。端末装置2は、サ
ービスプロキシ情報を用いてサービス提供サーバ装置1
にアクセスすることでサービスが提供される。
【0056】また、サービスオブジェクトにはサービス
属性情報が含まれている。サービス属性情報は複数の属
性値を備え、これらの属性値にはサービス提供サーバ装
置1が提供するサービスの機能やインターフェース条件
等が記述されている。
【0057】上述したように、サービス提供サーバ装置
1がサービスオブジェクトにしたがってユーザーにサー
ビスを提供するためには、まず、ネットワーク5に接続
されたサービス検索サーバ装置4にサービス属性情報と
サービスプロキシ情報とを登録する。
【0058】このとき、サービス検索サーバ装置4に
は、例えば、図4に示すように、サービスa、サービス
b、サービスc、サービスdの4種類のサービスに対応
するサービスプロキシ情報及びサービス属性情報がLook
upサービスにそれぞれ登録される。
【0059】一方、ユーザーが使用する端末装置2で
は、目的のサービスを特定するのに必要なサービスの機
能やインターフェース条件等を記述したサービステンプ
レートと呼ばれる属性値のリスト(図4では属性値イ〜
ホ)が作成される。
【0060】サービステンプレートは、サービスの検索
時にユーザーからサービス検索サーバ装置4のLookupサ
ービスに送信される。サービス検索サーバ装置4は、サ
ービステンプレートとLookupサービスに登録された各種
サービスの属性値とをそれぞれ照合する。そして、それ
らが一致するサービスが登録されている場合に、そのサ
ービスプロキシ情報を端末装置2にダウンロードし、合
わせて目的のサービスが発見されたことを示すメッセー
ジやそのサービスを利用するための情報等が端末装置2
に送信される。以上が、Jiniシステムにおけるサービス
検索の処理手順である。
【0061】次に、無線端末装置2及びサービス検索情
報管理サーバ装置3の構成について図面を用いて説明す
る。
【0062】図5は図1に示した無線端末装置の一構成
例を示すブロック図であり、図6は図1に示したサービ
ス検索情報管理サーバ装置の一構成例を示すブロック図
である。また、図7は図6に示したサービス検索情報管
理サーバ装置が備えたサービス検索情報データベースの
一構成例を示すブロック図であり、図8は図6に示した
サービス検索情報管理サーバ装置が備えたサービス属性
データベースの一構成例を示すブロック図である。
【0063】図5に示すように、端末装置2は、所望の
サービスの検索処理を行う処理装置21と、サービス検
索情報管理サーバ装置3と通信を行うための無線通信部
22と、サービスの検索結果等を表示する表示装置23
と、サービス属性情報やプロファイル情報等の各種情報
を入力するための入力装置24と、外部環境や無線端末
装置の位置等を検出するセンサーデバイス25とを有す
る構成である。
【0064】処理装置21は、端末装置2によるサービ
ス検索処理を制御する端末アプリケーション部211
と、所望のサービスの検索要求を発信するサービス要求
処理部212と、サービス検索情報管理サーバ装置3と
の通信を制御する通信制御部213と、サービス検索情
報管理サーバ装置3にプロファイル情報を登録するため
のプロファイル登録部214と、プロファイル情報を生
成するためのプロファイル生成部215とを有する構成
である。
【0065】また、処理装置21には、端末装置2を識
別するための識別子である端末IDが記録保持されてい
る。また、サービス検索サーバ装置4よりサービスプロ
キシ情報がダウンロードされた場合はそのサービスプロ
キシ情報が記録される。
【0066】なお、図5では、処理装置21に、端末ア
プリケーション部211、サービス要求処理部212、
通信制御部213、プロファイル登録部214、及びプ
ロファイル生成部215をそれぞれ有する構成を示して
いるが、これらの機能は記録媒体に記録されたプログラ
ムにしたがって処理を実行するCPUによって実現して
もよい。
【0067】このような構成において、端末装置2の処
理には、プロファイル情報の登録処理とサービス検索処
理とがある。これらの処理は同時に実行する場合もあ
る。
【0068】前者のプロファイル情報登録処理では、プ
ロファイル生成部215により端末装置2の端末プロフ
ァイル情報が収集される。ここで収集される端末プロフ
ァイル情報は、例えば、表示装置23の表示能力、入力
装置24の入力方式、あるいは処理装置21に保存され
る各種情報の記憶容量等の端末装置2の性能に関する情
報と、センサーデバイス25で検出される外部環境情報
(温度等)や端末装置2の位置情報等である。これらの
情報は、プロファイル登録部214により、ユーザーが
入力した個人情報であるユーザープロファイル情報(例
えば、性別、年齢、趣味など)と共にサービス検索情報
管理サーバ3に送信されて登録される。
【0069】なお、サービス検索情報管理サーバ装置3
では、これらのプロファイル情報が端末装置2の端末I
D毎に関連付けて登録されるため、一度プロファイル情
報が登録されれば、以降は登録された端末IDにより各
端末装置2のプロファイル情報を識別することが可能に
なる。
【0070】一方、後者のサービス検索処理は、サービ
ス検索サーバ装置4に対するアクセス要求を契機にサー
ビス要求処理部212により処理される。サービス検索
サーバ装置4に対するアクセス要求は、例えば、ユーザ
ーが表示装置23に表示されたメニュー画面にしたがっ
て特定機能の追加を要求した場合、あるいは端末装置2
に周辺機器等を接続したために所定のサービスが必要に
なった場合等、種々の理由が考えられる。
【0071】サービス要求処理部212は、ユーザーが
入力したキーワード等からサービスを検索するためのキ
ーワード情報を生成する。生成されたキーワード情報
は、通信制御部213により無線通信部22を介してサ
ービス検索情報管理サーバ3に送信される。
【0072】サービス検索の結果、目的のサービスが発
見されると、端末装置2にはサービス検索情報管理サー
バ装置3を介してサービス検索サーバ装置4から当該サ
ービスのサービスプロキシ情報がダウンロードされ、サ
ービス提供サーバ装置1へアクセスできるようになる。
【0073】図6に示すように、サービス検索情報管理
サーバ装置3は、端末装置2とのインタフェースである
端末インターフェース部31と、ネットワーク5を介し
てサービス検索サーバ装置4と情報を送受信するための
ネットワークインターフェース部32とを有する構成で
ある。
【0074】端末インターフェース部31は、端末装置
2のプロファイル情報を登録するためのプロファイル登
録処理部311と、プロファイル情報を管理ずるための
プロファイル処理部312と、端末装置2から送信され
たサービス要求を処理するためのサービス要求処理部3
13と、サービス要求を行った端末装置2を識別するた
めの端末認識部314と、端末装置2から送信された検
索のためのキーワード情報を分析するキーワード分析処
理部315と、端末装置2にサービスプロキシ情報等を
ダウンロードするためのダウンロード処理部316と、
端末装置2との通信を制御する通信制御部317とを有
する構成である。
【0075】また、端末インターフェース部31には、
記憶装置として、端末装置2から送信される端末プロフ
ァイル情報を記録するためのプロファイルデータベース
318を備えている。また、端末インターフェース部3
1には端末装置2と無線通信を行なうための無線通信部
33を備え、無線通信部33は上記通信制御部317に
よりその動作が制御される。
【0076】このような構成において、端末インターフ
ェース部31は、プロファイル情報の管理、及びサービ
ス検索要求に対するフロントエンド処理を行う。
【0077】端末インターフェース部31は、プロファ
イル登録処理311により、端末装置2から個別に送信
されるプロファイル情報の登録要求、またはサービス検
索要求と共に送信されるプロファイル情報の登録要求を
受け付け、受信したプロファイル情報を端末IDと関連
付けてそれぞれプロファイルデータベース318に格
納、更新する。
【0078】また、プロファイル処理部312により、
端末プロファイルデータベース318に格納されたプロ
ファイル情報を分析し、類似しているプロファイル情報
を有する端末装置2、または端末装置2を使用するユー
ザーのグループ化(プロファイルグループ情報を生成)
を行なう。そして、プロファイルデータベース318の
内容をグループ構造にしたがって再レイアウトする。こ
の処理は、定期的に行なってもよいし、端末装置2から
の新たなプロファイル情報の登録要求を受け付けた時に
行なってもよい。プロファイルデータベース318に登
録された情報は、プロファイル処理部312によりネッ
トワークインターフェース部32に送出される。
【0079】また、端末装置2からサービス検索要求を
受信した場合は、まず端末認識部314により端末ID
を確認して端末装置2を識別し、サービス要求処理部3
13により、プロファイルデータベース318に格納さ
れている当該ユーザーのプロファイル情報、またはプロ
ファイルグループ情報をそれぞれ読み出す。
【0080】また、端末装置2から受信したキーワード
情報は、キーワード分析処理部315により分析され、
上記プロファイル情報やプロファイルグループ情報と共
に、サービス要求テンプレートとしてネットワークイン
ターフェース部32に送信される。
【0081】以降は、ネットワークインターフェース部
32によりサービス検索のための処理が実行される。そ
して、目的のサービスが発見された場合は、ダウンロー
ド処理部316によりサービス検索サーバ装置4から送
信されたサービスプロキシ情報が端末装置2にダウンロ
ードされる。
【0082】一方、ネットワークインターフェース部3
2は、ネットワーク5に接続されたサービス検索サーバ
装置4(例えば、Jini仕様のLookupサービス)との通信
を制御する通信制御部321と、Jini仕様にしたがって
サービス検索サーバ装置4のLookupサービスに対してサ
ービス検索要求(Lookup)を行なうJini Lookup要求処
理部322と、Lookupサービスの検索結果を受け取るJi
ni Lookup結果処理部323と、Lookupサービスに必要
なサービステンプレートを生成するサービス情報検索処
理部324と、後述するサービス属性データベースの情
報を管理するプロファイル処理部325と、ユーザーに
よって利用されたサービスの属性値をサービス属性デー
タベースに格納する属性情報登録処理部326と、サー
ビス属性データベースに蓄積された情報を後述するサー
ビス検索情報データベースに転送処理する転送判断処理
部327とを有する構成である。
【0083】また、ネットワークインターフェース部3
2には、記憶装置として、サービス検索に用いたサービ
ス検索情報を蓄積するサービス検索情報データベース3
28と、ユーザーに利用されたサービスの属性値を蓄積
するサービス属性データベース329とを備えている。
【0084】さらに、ネットワークインターフェース部
32には、ネットワーク5を介してサービス検索サーバ
装置4と通信するためのネットワーク通信処理部34を
備え、ネットワーク通信処理部34は、上記通信制御部
321によりその動作が制御される。
【0085】なお、図6では、端末インターフェース部
31に、プロファイル登録処理部311、プロファイル
処理部312、サービス要求処理部313、端末認識部
314、キーワード分析処理部315、ダウンロード処
理部316、及び通信制御部317を有し、ネットワー
クインターフェース部32に、通信処理部321、Jini
Lookup要求処理部322、Jini Lookup結果処理部32
3、サービス情報検索処理部324、プロファイル処理
部325、属性情報登録処理部326、及び転送判断処
理部327を有する構成を示しているが、これらの機能
は、プログラムにしたがって処理を実行するCPUを含
む処理装置によって実現してもよい。
【0086】このような構成において、サービス検索情
報管理サーバ装置3が稼動し始めた時点において、サー
ビス検索情報データベース328には、Jiniの標準的な
スキーマによる最小限の属性値が格納されている。但
し、この時点ではクライアントグループとの関連付けな
どは行なわれていない。また、サービス属性データベー
ス329は空である。
【0087】端末装置2からサービス検索が要求される
と、ネットワークインターフェース部32には端末イン
ターフェース部31からサービス要求テンプレートが渡
される。
【0088】ネットワークインターフェース部32は、
サービス情報検索処理部324により、サービス要求テ
ンプレートの記述内容に基づいてサービス検索情報デー
タベース328を検索し、Lookupサービスで使用するサ
ービステンプレートを生成する。
【0089】生成されたサービステンプレートは、Jini
Lookup要求処理部322で生成されたJini仕様の検索
要求メッセージと共にネットワーク通信部34を介して
ネットワーク上のLookupサービス(サービス検索サーバ
装置4)に送信され、Jiniプロトコルによるサービス検
索が要求される。
【0090】Lookupサービスによる検索処理の結果、サ
ービステンプレートを利用して検索したサービスが発見
されると、サービス検索サーバ装置4は、発見したサー
ビスのサービスプロキシ情報とそのサービスに関連する
サービス属性情報とをダウンロードする(Jiniでは、サ
ービス属性情報そのものをダウンロードする機能は規定
されていないが、サービス属性情報も同時にダウンロー
ドすることも可能である。ここでは、サービスプロキシ
情報とサービス属性情報とを同時にダウンロードするこ
とを前提としている)。
【0091】サービスプロキシ情報は、端末インターフ
ェース部31のダウンロード処理部316により、無線
通信部33を介して端末装置2にダウンロードされる。
【0092】端末装置2は、ダウンロードしたサービス
プロキシ情報を用いてサービス提供サーバ装置1にアク
セスする。もし、同様のサービスを提供する複数のサー
ビス提供サーバ装置1が見つかった場合は、端末装置2
を使用するユーザーがそれらのなかから選択する。その
場合、選択されたサービスのサービスプロキシ情報が端
末装置2にダウンロードされる。
【0093】また、検索したサービスをユーザーが利用
した場合、端末装置2からはダウンロードしたサービス
を利用したことを示すメッセージがサービス検索情報管
理サーバ装置3に通知される。
【0094】サービスの利用が通知されると、ネットワ
ークインタフェース部32は、属性情報登録処理部32
6により、端末装置2にダウンロードしたサービスの属
性情報に頻度情報を付加し、サービス属性データベース
329に格納する。サービス属性情報をサービス属性デ
ータベース329に格納する際には、サービス属性情報
を入手したときにサービス検索を要求した端末装置2の
プロファイル情報、またはプロファイルグループ情報と
サービス要求テンプレートに記述されているキーワード
とに関連付けて格納する。
【0095】なお、すでに同一のサービス属性がサービ
ス属性データベース329に格納されている場合はその
頻度情報のみを更新する。また、サービス検索情報デー
タベース328内の、ユーザーが利用したサービスの検
索に使用したサービス検索情報の頻度情報も更新する。
【0096】ネットワークインタフェース部32は、転
送判断処理部327により、定期的にサービス属性デー
タベース329を監視し、各サービス属性情報に付加さ
れる頻度情報が所定のしきい値を超えた場合に、その属
性情報を、該当する端末装置2のプロファイル情報、ま
たはプロファイルグループ情報、または該当する検索キ
ーワードに関連付けてサービス検索情報データベース3
28にそれぞれコピーする。その際、新たにサービス検
索情報データベース328としての頻度情報が付加され
る。
【0097】図7に示すように、サービス検索情報デー
タベース328には、グループ化されたプロファイル情
報(図7では、クライアントグループA、クライアント
グループB、クライアントグループC)と、キーワード
(図7では、キーワード「イ」、キーワード「ロ」)と
に分類され、各々の要素にはサービス検索情報とそれに
関連付けられた頻度情報がそれぞれ格納される。
【0098】例えば、クライアントグループAに分類さ
れるプロファイル情報を持つ端末装置2からキーワード
「イ」を用いたサービス検索要求があった場合、Lookup
サービスで使用するサービステンプレートには、サービ
ス検索情報1〜3をそれぞれ記述する。また、サービス
テンプレートに記述するサービス検索情報の件数に制限
がある場合には付加されている頻度情報をチェックして
頻度情報が大きいものから優先的に選択する。
【0099】図8に示すように、サービス属性データベ
ース329には、グループ化されたプロファイル情報
(図8では、クライアントグループA、クライアントグ
ループB、クライアントグループC)とキーワード(図
8では、キーワード「イ」、キーワード「ロ」)により
分類されており、各々の要素にはサービス属性情報とそ
れに関連付けた頻度情報がそれぞれ格納されている。
【0100】例えば、クライアントグループAに分類さ
れたプロファイル情報を有する端末装置2からキーワー
ド「イ」によるサービス検索要求があり、そこで発見さ
れたサービスがユーザーにより利用された場合、そのサ
ービスに関連するサービス属性情報を、クライアントグ
ループA及びキーワード「イ」の領域に頻度情報(最初
は初期値)として付加して書き込む。もし、サービス検
索サーバ装置4から送信されたサービス属性情報が既に
登録されている場合は、それに付加された頻度情報のみ
を更新する。
【0101】次に、本発明のサービス検索方法の手順に
ついて図9〜図12を用いて説明する。
【0102】図9は本発明のサービス検索方法の手順の
うち、端末装置におけるプロファイル情報の登録処理手
順を示すフローチャートであり、図10は本発明のサー
ビス検索方法の手順のうち、端末装置におけるサービス
検索要求の処理手順を示すフローチャートである。ま
た、図11は本発明のサービス検索方法の手順のうち、
サービス検索情報管理サーバ装置におけるプロファイル
情報の処理手順を示すフローチャートであり、図12は
本発明のサービス検索方法の手順のうち、サービス検索
情報管理サーバ装置におけるサービス検索要求の処理手
順を示すフローチャートである。
【0103】まず、端末装置2におけるプロファイル情
報の登録処理手順について図9を用いて説明する。
【0104】図9に示すように、ユーザーの操作により
プロファイル情報の登録要求が発生すると(ステップS
1)、端末装置2の処理装置21は、プロファイル登録
部214によりユーザープロファイル情報の入力を促す
メッセージを表示し、ユーザープロファイル情報の入力
を受け付ける(ステップS2)。
【0105】また、処理装置21は、プロファイル生成
部215により端末プロファイル情報を収集する(ステ
ップS3)。ここで収集する情報は、例えば、端末装置
2のハードウェアや搭載されているソフトウェア等、端
末装置2の機能や性能に関する情報である。
【0106】さらに、処理装置21は、端末装置2の端
末IDを取得し、これらの情報をプロファイル登録要求
と共にサービス検索情報管理サーバ装置3に送信する。
【0107】次に、端末装置2におけるサービス検索要
求の処理手順について図10を用いて説明する。
【0108】図10に示すように、端末装置2におい
て、例えば、ユーザーからの入力によりスタンドアロー
ンでサポートされていないサービスが要求されると(ス
テップS11)、端末装置2の処理装置21は、該サー
ビス要求をサービス要求処理部212に伝達する(ステ
ップS12)。サービス要求処理部212は、ユーザー
が入力したサービス要求の内容にしたがってサービスを
検索するためのキーワード情報を生成する(ステップS
13)。このとき作成されるキーワード情報には、プロ
ファイル情報を考慮した情報が含まれていない。
【0109】続いて、処理装置21は、上述した端末プ
ロファイル情報の登録処理時に登録されていない情報を
取得する(ステップS14)。ここで取得する情報は、
例えば、現在の時刻、気温などの環境条件、あるいは端
末装置2がモバイル端末である場合には端末装置2が存
在する場所などであり、予め登録できない情報である。
【0110】作成されたキーワード情報及びプロファイ
ル情報は、端末IDと共にサービス検索情報管理サーバ
装置3に送信される(ステップS15)。その後、端末
装置2は、サービス検索情報管理サーバ装置3からのサ
ービス検索結果(サービス発見)の通知を待ち受ける
(ステップS16)。
【0111】処理装置21は、サービス検索情報管理サ
ーバ装置3からサービス発見の通知メッセージを受け取
ると、ダウンロードされたサービスプロキシ情報を取り
込み(ステップS17)、サービスプロキシ情報を利用
して対応するサービス提供サーバ装置1にアクセスし
(ステップS18)、サービス提供サーバ装置1から提
供されるサービスアプリケーションプログラムにより所
望のサービスを利用する(ステップS19)。
【0112】次に、サービス検索情報管理サーバ装置3
におけるプロファイル情報の処理手順について図11を
用いて説明する。
【0113】図11に示すように、端末装置2で発信さ
れたサービス検索要求またはプロファイル情報は、サー
ビス検索情報管理サーバ装置3の端末インターフェース
部31で受信される(ステップS21)。端末インター
フェース部31は、端末認識部314により端末IDを
引き取り、発信元の端末装置2を識別する(ステップS
22)。続いて、端末認識部314により発信元の端末
装置2の要求内容を分析し、プロファイル情報の登録要
求であるか、サービス検索要求であるかを判定する(ス
テップS23)。
【0114】端末装置2からの要求がサービス検索要求
である場合、端末インターフェース部31は、サービス
要求処理部313で該サービス検索要求を引き取り(ス
テップS24)、端末IDで識別された端末装置2に対
応するプロファイルデータベース318のプロファイル
グループを特定する(ステップS25)。また、キーワ
ード分析処理部315によりサービス要求の内容が分析
され、サービス要求テンプレートが生成される(ステッ
プS26)。このとき生成されるサービス要求テンプレ
ートには、サービスを要求している端末装置2が属する
プロファイルグループの情報と、サービスを特定するた
めのキーワード情報が含まれている。
【0115】端末インターフェース部31は、作成した
サービス要求テンプレートをネットワークインターフェ
ース部32に転送し(ステップS27)、サービス検索
情報管理サーバ装置3からのサービス検索の結果通知
(サービス発見)を待ち受ける(ステップS28)。
【0116】端末インターフェース部31は、サービス
検索情報管理サーバ装置3からサービス発見の通知を受
け取ると、ネットワークインタフェース部32を介して
サービスプロキシ情報を受け取り、ダウンロード処理部
316により該サービスプロキシ情報を端末装置2にダ
ウンロードする(ステップS29)。
【0117】また、サービス検索情報管理サーバ装置3
からサービス発見の通知が無い場合は、端末装置2に検
索不可のエラーメッセージを通知する(ステップS3
0)一方、ステップS23の処理で、端末装置2からの
要求内容がプロファイル情報の登録要求であると判定さ
れた場合、端末インタフェース部31は、転送されたプ
ロファイル情報をプロファイル登録処理部311により
引き取り(ステップS31)、プロファイルデータベー
ス318に格納する(ステップS32)。
【0118】次に、端末インタフェース部31は、プロ
ファイル処理部312によりプロファイルデータベース
318に格納されたプロファイル情報を分析し、類似す
るプロファイル情報のグループ化を行なう(ステップS
33)。このとき、各グループのプロファイル情報は、
そのグループに属する端末装置2の端末IDと関連付け
てプロファイルデータベース318に格納される。
【0119】なお、プロファイルデータベース318の
分析処理は、新たなプロファイル情報が登録されたと
き、及び登録済みの端末プロファイル情報の変更が発生
したときに実行するようにしておけば効率がよい。
【0120】更新されたプロファイルデータベース31
8の内容は、ネットワークインタフェース部32のプロ
ファイル処理部325に通知される(ステップS3
4)。
【0121】次に、サービス検索情報管理サーバ装置3
におけるサービス検索要求の処理手順について図12を
用いて説明する。
【0122】図12に示すように、サービス検索情報管
理サーバ装置3のネットワークインターフェース部32
は、端末インタフェース部31からサービス検索要求及
びサービス要求テンプレートを受け取ると(ステップS
41)、受け取ったサービス要求テンプレートの内容を
サービス情報検索処理部324により分析し(ステップ
S42)、ここから取り出したプロファイルグループ情
報とキーワード情報とを用いてサービス検索情報データ
ベース328を検索する(ステップS43)。そして、
サービス検索情報データベース328からネットワーク
上のJini Lookupサービスに渡すサービステンプレート
に記述する属性値を引き出し、サービステンプレートを
作成する(ステップS44)。ここで、作成するサービ
ステンプレートには、端末プロファイル情報やユーザー
プロファイル情報、あるいは外部環境や位置情報等の予
め登録できない情報を含むサービス検索情報である。
【0123】サービステンプレートは、Jini Lookup要
求処理部322に渡され、Jini Lookup要求処理部32
2によりネットワーク5に繋がるLookupサービス(サー
ビス検索サーバ装置4)に対してLookup要求が送信され
る(ステップS45)。
【0124】Lookupサービスの検索結果はサービス検索
サーバ装置4より返送される。ここで、検索の結果、目
的のサービスが発見されると(ステップS46)、ネッ
トワークインタフェース部32には、そのサービスのサ
ービスプロキシ情報とサービス属性情報とが送信され
る。
【0125】サービスプロキシ情報は直ちに端末インタ
ーフェース部31のダウンロード処理部316に引き渡
され(ステップS47)、端末インターフェース部31
を介して端末装置2にダウンロードされる。
【0126】また、送信されたサービス属性情報はネッ
トワークインタフェース部32の属性情報登録処理部3
26で保持される(ステップS48)。
【0127】サービス検索情報管理サーバ装置3は、検
索したサービスが端末装置2で利用されたか否かを監視
し(ステップS49)、サービスを利用せずにサービス
プロキシ情報を破棄してしまった場合はそこで本検索処
理を終了する(ステップS50)。
【0128】また、ユーザーがサービスを利用した場合
は、目的に合致するサービス検索が達成されたものと見
なし、サービス検索情報データベース328の内容を更
新する。ここでは、サービスを発見した際にサービステ
ンプレートに記述したサービス検索情報(すなわち、サ
ービス検索情報データベース328から引き出したサー
ビス検索情報)に付加された頻度情報を更新する(ステ
ップS51)。また、属性情報登録処理部326により
サービスプロキシ情報と共に送信されたサービス属性情
報をサービス属性データベース329に格納する。この
際、すでに同じサービス属性情報が格納されていた場合
は、その頻度情報を更新する(ステップS52)。
【0129】なお、サービス属性データベース329を
更新する際には、プロファイル処理部325により、こ
のサービスを要求した端末装置2のプロファイルグルー
プと関連付けて格納すると共に、サービス検索を要求し
たときのキーワード情報に対しても関連付けて格納す
る。
【0130】サービス属性情報データベース329が更
新されると、転送判断処理部327は、サービス属性デ
ータベース329に格納されている属性値の各頻度情報
をチェックし、予め設定された閾値を超える属性値があ
る場合は、その属性値を頻度情報と共にサービス検索情
報データベース328にコピーする(ステップS5
3)。このような処理を行うことで、サービス検索情報
データベース328を利用した学習機能が実現される。
したがって、端末装置2からのサービス検索要求が多く
なればクライアントグループ毎のニーズを学習すること
ができるため、ユーザープロファイル情報や端末プロフ
ァイル情報の内容に適合するサービスをより高い確率で
見出すことができるようになる。
【0131】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0132】端末装置から送信されたキーワードに所定
の情報を付加し、ユーザーが所望するサービスをサービ
ス検索サーバ装置に検索させるためのサービス検索情報
を生成することで、端末装置から送信されたキーワード
に加えて、不足する情報が補充されるため、サービスを
特定するために大量の情報を送信しなくても、十分に確
度の高い検索が可能なサービス検索情報が生成される。
したがって、ユーザーの要求を満たすサービスを効率よ
く見出すことができる。
【0133】また、サービス検索情報をキーワードに関
連付けて蓄積すると共にグループ単位で管理し、端末装
置からサービスの検索が要求された場合に、キーワード
及び端末装置のグループに基づいてサービス検索情報を
選択することで、ユーザーの要求を満たすサービスを見
出す確率が向上する。
【0134】特に、検索されたサービスのユーザーの利
用頻度を示す頻度情報をサービス検索情報に付加して蓄
積し、端末装置からサービスの検索が要求された場合
に、利用頻度の高いサービス検索情報を選択すること
で、ユーザーの要求を満たすサービスを見出す確率がさ
らに向上する。
【0135】また、検索を繰り返すことでグループ毎の
ニーズを学習することができるため、ユーザープロファ
イル情報や端末プロファイル情報の内容に適合するサー
ビスをより高い確率で見出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサービス検索システムの一構成例を示
すブロック図である。
【図2】図2はJiniシステムの一般的な構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2に示したサービス提供サーバ装置に記録さ
れたプログラム及びデータの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図2に示したクライアント及びサービス検索サ
ーバ装置に記録されたプログラム及びデータの構成を示
すブロック図である。
【図5】図1に示した無線端末装置の一構成例を示すブ
ロック図である。
【図6】図1に示したサービス検索情報管理サーバ装置
の一構成例を示すブロック図である。
【図7】図6に示したサービス検索情報管理サーバ装置
が備えたサービス検索情報データベースの一構成例を示
すブロック図である。
【図8】図6に示したサービス検索情報管理サーバ装置
が備えたサービス属性データベースの一構成例を示すブ
ロック図である。
【図9】本発明のサービス検索方法の手順のうち、プロ
ファイル情報の登録処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明のサービス検索方法の手順のうち、端
末装置におけるサービス検索要求の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本発明のサービス検索方法の手順のうち、サ
ービス検索情報管理サーバ装置におけるプロファイル情
報の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明のサービス検索方法の手順のうち、サ
ービス検索情報管理サーバ装置におけるサービス検索要
求の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 サービス提供サーバ装置 2 端末装置 3 サービス検索情報管理サーバ装置 4 サービス検索サーバ装置 5 ネットワーク 21 処理装置 22、33 無線通信部 23 表示装置 24 入力装置 25 センサーデバイス 31 端末インタフェース部 32 ネットワークインタフェース部 34 ネットワーク通信部 211 端末アプリケーション部 212 サービス要求処理部 213、317、321 通信制御部 214 プロファイル登録部 215 プロファイル生成部 311 プロファイル登録処理部 312、325 プロファイル処理部 313 サービス要求処理部 314 端末認識部 315 キーワード分析処理部 316 ダウンロード処理部 318 プロファイルデータベース 322 Jini Lookup要求処理部 323 Jini Lookup結果処理部 324 サービス情報検索処理部 326 属性情報登録処理部 327 転送判断処理部 328 サービス検索情報データベース 329 サービス属性データベース

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してサービスを提供す
    る複数のサービス提供サーバ装置と、 前記サービスを特定するためのキーワードを送信する、
    前記サービスの受け手であるユーザーが使用する端末装
    置と、 前記ユーザーに所望のサービスを提供するサービス提供
    サーバ装置を検索するサービス検索サーバ装置と、 を有し、前記ネットワークを介して提供される種々のサ
    ービスのなかからユーザーが所望するサービスを検索す
    るためのサービス検索方法であって、 前記端末装置から送信されたキーワードに所定の情報を
    付加し、ユーザーが所望するサービスを前記サービス検
    索サーバ装置に検索させるためのサービス検索情報を生
    成するサービス検索方法。
  2. 【請求項2】 前記端末装置から送信される、該端末装
    置の性能を示す端末プロファイル情報、または前記ユー
    ザーの個人情報であるユーザープロファイル情報の少な
    くともいずれか一方を前記端末装置毎に蓄積すると共
    に、 前記端末プロファイル情報、または前記ユーザープロフ
    ァイル情報を、類似する情報毎にグループ化し、該グル
    ープ単位で管理する請求項1記載のサービス検索方法。
  3. 【請求項3】 前記サービス検索情報を、前記キーワー
    ドに関連付けて蓄積すると共に前記グループ単位で管理
    し、 前記端末装置から前記キーワードを受信すると共に前記
    サービスの検索が要求された場合は、該キーワード及び
    該端末装置のグループに基づいて前記サービス検索情報
    を選択し、 前記サービス検索サーバ装置に送信する請求項2記載の
    サービス検索方法。
  4. 【請求項4】 前記サービス検索サーバ装置によって検
    索されたサービスを、前記ユーザーが利用する度に計数
    される利用頻度を示す頻度情報を前記サービス検索情報
    に付加して蓄積し、 前記端末装置から前記キーワードと共にサービスの検索
    が要求された場合は、前記利用頻度の高いサービス検索
    情報を選択する請求項3記載のサービス検索方法。
  5. 【請求項5】 前記サービス検索サーバ装置によって検
    索されたサービスを前記ユーザーが利用した場合に、該
    サービスに関連する情報である属性情報を蓄積すると共
    に、 前記属性情報を前記グループ単位で管理する請求項2記
    載のサービス検索方法。
  6. 【請求項6】 前記サービス検索サーバ装置によって検
    索されたサービスを前記ユーザーが利用する度に計数さ
    れる利用頻度を示す頻度情報を前記属性情報に付加して
    蓄積し、 前記利用頻度が所定のしきい値を超えた場合に、該属性
    情報を前記キーワード及び該端末装置のグループに関連
    する前記サービス検索情報として蓄積する請求項5記載
    のサービス検索方法。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して提供される種々の
    サービスのなかからユーザーが所望するサービスを検索
    するサービス検索システムであって、 前記サービスを提供する複数のサービス提供サーバ装置
    と、 前記サービスを特定するためのキーワードを送信する、
    前記サービスの受け手であるユーザーが使用する端末装
    置と、 前記ユーザーに所望のサービスを提供するサービス提供
    サーバ装置を検索するサービス検索サーバ装置と、 前記端末装置から送信されたキーワードに所定の情報を
    付加し、ユーザーが所望するサービスを前記サービス検
    索サーバ装置に検索させるためのサービス検索情報を生
    成するサービス検索情報管理サーバ装置と、を有するサ
    ービス検索システム。
  8. 【請求項8】 前記サービス検索情報管理サーバ装置
    は、 前記端末装置から送信される、該端末装置の性能を示す
    端末プロファイル情報、または前記ユーザーの個人情報
    であるユーザープロファイル情報の少なくともいずれか
    一方を前記端末装置毎に蓄積すると共に、 前記端末プロファイル情報、または前記ユーザープロフ
    ァイル情報を、類似する情報毎にグループ化し、該グル
    ープ単位で管理する請求項7記載のサービス検索システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記サービス検索情報管理サーバ装置
    は、 前記サービス検索情報を、前記キーワードに関連付けて
    蓄積すると共に前記グループ単位で管理し、 前記端末装置から前記キーワードを受信すると共に前記
    サービスの検索が要求された場合は、該キーワード及び
    該端末装置のグループに基づいて前記サービス検索情報
    を選択し、前記サービス検索サーバ装置に送信する請求
    項8記載のサービス検索システム。
  10. 【請求項10】 前記サービス検索情報管理サーバ装置
    は、 前記サービス検索サーバ装置によって検索されたサービ
    スを、前記ユーザーが利用する度に計数される利用頻度
    を示す頻度情報を前記サービス検索情報に付加して蓄積
    し、 前記端末装置から前記キーワードと共にサービスの検索
    が要求された場合は、前記利用頻度の高いサービス検索
    情報を選択する請求項9記載のサービス検索システム。
  11. 【請求項11】 前記サービス検索情報管理サーバ装置
    は、 前記サービス検索サーバ装置によって検索されたサービ
    スを前記ユーザーが利用した場合に、該サービスに関連
    する情報である属性情報を蓄積すると共に、 前記属性情報を前記グループ単位で管理する請求項8記
    載のサービス検索システム。
  12. 【請求項12】 前記サービス検索情報管理サーバ装置
    は、 前記サービス検索サーバ装置によって検索されたサービ
    スを前記ユーザーが利用する度に計数される利用頻度を
    示す頻度情報を前記属性情報に付加して蓄積し、 前記利用頻度が所定のしきい値を超えた場合に、該属性
    情報を前記キーワード及び該端末装置のグループに関連
    する前記サービス検索情報として蓄積する請求項11記
    載のサービス検索システム。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介してサービスを提供
    する複数のサービス提供サーバ装置と、 前記サービスを特定するためのキーワードを送信する、
    前記サービスの受け手であるユーザーが使用する端末装
    置と、 前記ユーザーに所望のサービスを提供するサービス提供
    サーバ装置を検索するサービス検索サーバ装置と、 を有し、前記ネットワークを介して提供される種々のサ
    ービスのなかからユーザーが所望するサービスを検索す
    るためのサービス検索システムで用いられるサーバ装置
    であって、 前記端末装置から送信されたキーワードに所定の情報を
    付加し、ユーザーが所望するサービスを前記サービス検
    索サーバ装置に検索させるためのサービス検索情報を生
    成する処理装置を有するサーバ装置。
  14. 【請求項14】 前記端末装置から送信される、該端末
    装置の性能を示す端末プロファイル情報、または前記ユ
    ーザーの個人情報であるユーザープロファイル情報の少
    なくともいずれか一方を前記端末装置毎に蓄積すると共
    に、前記端末プロファイル情報、または前記ユーザープ
    ロファイル情報を、類似する情報毎にグループ化して蓄
    積する記憶装置を有し、 前記処理装置は、 前記端末プロファイル情報、または前記ユーザープロフ
    ァイル情報を、該グループ単位で管理する請求項13記
    載のサーバ装置。
  15. 【請求項15】 前記記憶装置は、 前記サービス検索情報を、前記キーワードに関連付けて
    蓄積し、 前記処理装置は、 前記サービス検索情報を前記グループ単位で管理し、 前記端末装置から前記キーワードを受信すると共に前記
    サービスの検索が要求された場合は、該キーワード及び
    該端末装置のグループに基づいて前記サービス検索情報
    を選択し、前記サービス検索サーバ装置に送信する請求
    項14記載のサーバ装置。
  16. 【請求項16】 前記記憶装置は、 前記サービス検索サーバ装置によって検索されたサービ
    スを、前記ユーザーが利用する度に計数される利用頻度
    を示す頻度情報を前記サービス検索情報に付加して蓄積
    し、 前記処理装置は、 前記端末装置から前記キーワードと共にサービスの検索
    が要求された場合は、前記利用頻度の高いサービス検索
    情報を選択する請求項15記載のサーバ装置。
  17. 【請求項17】 前記記憶装置は、 前記サービス検索サーバ装置によって検索されたサービ
    スを前記ユーザーが利用した場合に、該サービスに関連
    する情報である属性情報を蓄積し、 前記処理装置は、 前記属性情報を前記グループ単位で管理する請求項14
    記載のサーバ装置。
  18. 【請求項18】 前記記憶装置は、 前記サービス検索サーバ装置によって検索されたサービ
    スを前記ユーザーが利用する度に計数される利用頻度を
    示す頻度情報を前記属性情報に付加して蓄積し、 前記処理装置は、 前記利用頻度が所定のしきい値を超えた場合に、該属性
    情報を前記キーワード及び該端末装置のグループに関連
    する前記サービス検索情報として前記記憶装置に蓄積す
    る請求項17記載のサーバ装置。
  19. 【請求項19】 ネットワークを介してサービスを提供
    する複数のサービス提供サーバ装置と、 前記サービスを特定するためのキーワードを送信する、
    前記サービスの受け手であるユーザーが使用する端末装
    置と、 前記ユーザーに所望のサービスを提供するサービス提供
    サーバ装置を検索するサービス検索サーバ装置と、 を有し、前記ネットワークを介して提供される種々のサ
    ービスのなかからユーザーが所望するサービスを検索す
    るためのサービス検索システムで用いられるコンピュー
    タに実行させるためのプログラムであって、 前記端末装置から送信されたキーワードに所定の情報を
    付加し、ユーザーが所望するサービスを前記サービス検
    索サーバ装置に検索させるためのサービス検索情報を生
    成するための処理をコンピュータに実行させるプログラ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記端末装置から送信される、該端末
    装置の性能を示す端末プロファイル情報、または前記ユ
    ーザーの個人情報であるユーザープロファイル情報の少
    なくともいずれか一方を前記端末装置毎に記憶装置に蓄
    積させると共に、前記端末プロファイル情報、または前
    記ユーザープロファイル情報を、類似する情報毎にグル
    ープ化して前記記憶装置に蓄積させ、 前記端末プロファイル情報、または前記ユーザープロフ
    ァイル情報を、該グループ単位で管理させる請求項19
    記載のプログラム。
  21. 【請求項21】 前記サービス検索情報を、前記キーワ
    ードに関連付けて前記記憶装置に蓄積させ、 前記サービス検索情報を前記グループ単位で管理させ、 前記端末装置から前記キーワードを受信すると共に前記
    サービスの検索が要求された場合は、該キーワード及び
    該端末装置のグループに基づいて前記サービス検索情報
    を選択させ、前記サービス検索サーバ装置に送信させる
    請求項20記載のプログラム。
  22. 【請求項22】 前記サービス検索サーバ装置によって
    検索されたサービスを、前記ユーザーが利用する度に計
    数される利用頻度を示す頻度情報を前記サービス検索情
    報に付加して前記記憶装置に蓄積させ、 前記端末装置から前記キーワードと共にサービスの検索
    が要求された場合は、前記利用頻度の高いサービス検索
    情報を選択させる請求項21記載のプログラム。
  23. 【請求項23】 前記サービス検索サーバ装置によって
    検索されたサービスを前記ユーザーが利用した場合に、
    該サービスに関連する情報である属性情報を前記記憶装
    置に蓄積させ、 前記属性情報を前記グループ単位で管理させる請求項2
    0記載のプログラム。
  24. 【請求項24】 前記サービス検索サーバ装置によって
    検索されたサービスを前記ユーザーが利用する度に計数
    される利用頻度を示す頻度情報を前記属性情報に付加し
    て前記記憶装置に蓄積させ、 前記利用頻度が所定のしきい値を超えた場合に、該属性
    情報を前記キーワード及び該端末装置のグループに関連
    する前記サービス検索情報として前記記憶装置に蓄積さ
    せる請求項23記載のプログラム。
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