JP2005010857A - 通信装置および通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】操作画面250は、ネットワークに接続された2台のMFPとプリンタとスキャナとを統一的に操作するためのGUIである。ユーザが、リソースを示すリソースアイコンをファイル操作の要領で所望の装置にドラッグすることで、自動的に該当する装置に対してコマンドを発行する。これにより、複数の装置を統一的に操作することができる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は所定の装置の操作技術に関し、とくに所定の装置に対して所定の処理を行うことを指示する技術、およびその指示を行うためのインターフェース技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置、MFP(Multi Functional Peripheral)などの通信機能を有する装置が普及している。これらの通信装置は、LAN(Local Area Network)などのネットワークに接続し、複数の端末に共有されるようになった。一般にこれらの通信装置を利用するためには、例えばIPアドレスや通信装置を利用するユーザの登録など種々の情報を予め設定する必要がある。こうした情報の設定作業を、ネットワークを介して端末から行う技術がある。(特許文献1)
【0003】
【特許文献1】
特開2001−186301号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ネットワークに接続された通信装置が増えるにつれ、ユーザは、例えばネットワークスキャナにより印刷物を画像化したり、画像データをネットワークプリンタで印刷したりするなど様々な処理の実行を、ネットワークを介して指示することが多くなる。通信装置を操作するためのインターフェースは、通信装置毎に異なる。また、それらのインターフェースは独立しているため、スキャナで取り込んだ画像を、プリンタで印刷するような場合は、まず、スキャナを操作するためのインターフェースを利用して画像データを取得する。そして、プリンタを操作するためのインターフェースを利用して画像データを印刷することを指示する。このように、各通信装置は異なるインターフェースを有するため、利用可能な通信装置が増えるにつれてユーザが利用すべきインターフェースの数が増える。さらに、複数のインターフェースを切り替えながら、最終的に目的とする作業を行う必要があるため、ユーザが操作を煩わしく感じることがある。
【0005】
本発明はこうした点に鑑みてなされたもので、その目的は、所定の装置に対して、所定の処理を指示するためのインターフェース技術の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、通信対象となる対象装置と通信を行い所定の処理を行う装置である。この装置は、対象装置に、当該装置に関する情報をフォルダまたはファイルとして見立てて、ファイル操作用のインターフェースを利用して制御させるための情報を出力する出力手段と、対象装置から、所定の処理を行うためのファイル操作を受け付ける受付手段と、受け付けたファイル操作に基づいて所定の処理を行う処理手段とを備える。これにより、ファイル操作をベースにした統一的なインターフェースにより対象装置を操作することができる。フォルダは、対象装置における処理毎に設けられてもよい。これにより、例えばユーザは所望の処理を実現するためのフォルダにファイルを移動することで、所望する処理を行わせることができる。
【0007】
フォルダまたはファイルは、当該通信装置における所定の処理の動作内容を含み、受付手段は、受け付けたファイル操作を、操作されたフォルダまたはファイルに含まれる動作内容に対する動作指示として解釈してもよい。「動作内容」は、例えば通信装置がファクシミリ装置の場合、通信装置の各種設定情報、送信処理、受信処理、印刷処理、原稿データなどであり、通信装置が実行可能な各種の処理内容、処理に利用するデータ、設定情報などであってよい。
【0008】
そのファイルは、所定の処理を実行するために利用されるデータ、および当該通信装置における内部情報の少なくとも一方であってよい。「内部情報」は、例えばジョブ情報、機器情報などの通信装置自身に関する種々の情報である。
【0009】
そのフォルダは、当該通信装置における所定の処理、および当該通信装置自身の少なくとも一方を示してよい。例えば当該装置がファクシミリ装置の場合、所定の処理を示すフォルダとして、送信ジョブや受信ジョブなどがある。
【0010】
この装置は、ファイル操作を受け付ける際に、そのユーザの認証を行う手段を更に備え、処理手段は、受け付けたファイル操作に対して認証情報に応じた処理を行ってよい。
【0011】
出力手段は、認証情報に基づいて、その認証情報に応じた処理をファイル操作用のインターフェースを介して制御するための情報を出力してもよい。
【0012】
出力手段は、当該通信装置が制御可能な他の通信装置に関する情報をフォルダまたはファイルとして見立てて、ファイル操作用のインターフェースを利用して制御させるための情報と、当該装置を示すフォルダの階層下に前記他の通信装置に関するフォルダまたはファイルが位置するように階層関係を示す情報とを更に出力してもよい。
【0013】
本発明の別の態様は通信装置である。この装置は、通信対象となる対象装置から対象装置に関する情報を受信する手段と、受信した情報に基づいて、対象装置に関する情報をフォルダまたはファイルとして見立てて、ファイル操作用のインターフェースのごとく表示する表示手段と、ファイル操作を行う要領で、対象装置に対して動作指示を行う手段とを備える。これにより、ユーザは直観的に機器の状態を把握できる。また、表示手段は、その領域を、対象装置が実行可能な処理内容毎に表示してもよい。
【0014】
表示手段は、対象装置が実行可能な処理に応じて、ファイル操作用のインターフェースの形態を変更してもよい。
【0015】
本発明の更に別の態様は、通信システムである。この通信システムは、所定の処理を実行する第1通信装置と、第1通信装置に動作指示を行う第2通信装置と、を備える通信システムであって、第1通信装置は、第2通信装置に、当該第1通信装置に関する情報をフォルダまたはファイルとして見立てて、ファイル操作用のインターフェースを利用して制御させるための情報を出力する手段と、第2通信装置から、所定の処理を行うためのファイル操作を受け付ける手段と、受け付けたファイル操作に基づいて所定の処理を行う手段とを有し、第2通信装置は、第1通信装置に関する情報を受信する手段と、受信した情報に基づいて、第1通信装置に関する情報をフォルダまたはファイルとして見立てて、ファイル操作用のインターフェースのごとく表示する表示手段と、ファイル操作を行う要領で、第1通信装置に対して動作指示を行う手段とを有する。
【0016】
当該通信システムは、複数の第1通信装置を備え、表示手段は、第1通信装置をそれぞれグループに分け、個々の第1通信装置をグループ毎に階層状に表示してもよい。
【0017】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、実施の形態に係る通信システム10の構成図である。第1MFP100a、第2MFP100b、プリンタ100c及びスキャナ100d(以下、単に「第2通信装置100」という)は、ネットワーク12を介して第1通信装置200と接続する。マスターサーバ20は、第2通信装置100をそれぞれ装置の属性毎に管理する。「装置の属性」は、例えばネットワークスキャナ、ネットワークファクシミリ、ネットワークプリンタ、ビデオ録画装置、テレビジョン、冷蔵庫、エアーコンディショナなど第2通信装置100が提供する機能を示す。本図では、例えば第1MFP100aおよび第2MFP100bが同じ属性になる。第1通信装置200は、ネットワーク12を介してマスターサーバ20及び第2通信装置100と接続し、WebDAV(World Wide Web Distributed Authoring and Versioning)プロトコルを利用して第2通信装置100やマスターサーバ20と通信を行う。
【0019】
WebDAVは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を拡張したプロトコルであり、URL(Uniform Resource Locator)で特定されるファイルの取得だけでなく、ファイルのアップロードやダウンロードなどのファイル操作も可能である。WebDAVには、ウェブリソースの取り扱いにあたり、「プロパティ」、「コレクション」、および「ロック」という新しい概念が導入されている。「リソース」は、WebDAVでの管理対象となる、ファイルや後述のコレクションを示す。「コレクション」は、複数のリソースをまとめて管理するための概念であり、ディレクトリやフォルダと同様の概念である。「プロパティ」は、リソースの属性を名前と値の組で定義したものであり、詳細は後述するが本実施の形態では、プロパティを利用して機器情報を格納する。また、プロパティには、サーバ側が設定および管理できるライブプロパティと、クライアント側が設定および管理できるデッドプロパティとが含まれる。「ロック」は、複数のクライアントからひとつのリソースに対して書き込みが行われることを回避する仕組みである。
【0020】
本実施の形態は、ネットワーク上の第2通信装置100をひとつのコレクションとして抽象化し、例えばそのコレクションのプロパティに機器情報を設定する。これにより、URLを用いて第2通信装置100を表現可能であり、ファイル操作をベースにした制御が可能になる。コレクションを用いて第2通信装置100を抽象化した場合、装置自身のコレクションの中に、処理に応じたコレクションが含まれる。例えば、第2通信装置100がファクシミリ装置の場合、装置全体を示すコレクションの中に、送信コレクション、受信コレクション、エラーコレクションなどの複数のコレクションが含まれる。
【0021】
第1通信装置200は、機器情報やそれぞれの第2通信装置100を動作させるため、例えばWebDAVプロトコルを利用してリソース、すなわちファイル単位でデータのやり取りを行う。マスターサーバ20は、ネットワーク12に接続された第2通信装置100を管理する。まず、第1通信装置200は、マスターサーバ20からネットワーク12に接続された第2通信装置100の機器情報を得るための例えばURLなどの識別情報を取得する。そして、第1通信装置200は、取得したURLに基づいて、各第2通信装置100の機器情報を取得する。そして、その機器情報に基づいてネットワーク上の各第2通信装置100を制御するための統一的なインターフェースを形成する。
【0022】
図2は、第2通信装置100を制御するためのインターフェースの一例を示す図である。第1通信装置200は、図2のようなGUI(Graphical User Interface)を表示する。このGUIは、各装置を示すアイコンまたは領域(以下、単に「アイコン」という)に、ファイルを取り扱うようにリソースを示すアイコンを移動することにより、所望の装置に処理を実行させることができる。第1コレクション252aは、図1の第1MFP100aのアイコンであり、第1送信予約コレクション264aを有する。第1送信予約コレクション264aは、送信予約を行ったリソースのコレクションをアイコン化したものである。第1送信予約コレクション264aに表示されているリソースアイコンが個々のジョブを示す。
【0023】
第2コレクション252bは、図1の第2MFP100bのアイコンであり、第2送信予約コレクション264bおよび受信コレクション266を有する。受信コレクション266は、他のファクシミリから新たにファクシミリデータを受信したことを示し、そのデータがリソースアイコンで示されている。第3コレクション252cは、図1のプリンタ100cのアイコンであり、印刷待ちリソースのリソースアイコンを表示するスプールコレクション268を有する。第4コレクション252dは、図1のスキャナ100dのアイコンであり、読み取り済みのリソースのリソースアイコンを表示する読取コレクション269を有する。次に、操作画面250の具体的な使用例を説明する。
【0024】
(1)図1のスキャナ100dで読み取ったリソースを、図1の第1MFP100aからファクシミリ送信する場合。
ユーザは第1ファイルアイコン254を選択し、WebDAVにおける「PROPPATCH」コマンドにより、第1ファイルアイコン254に対応するリソースのプロパティに、宛先情報を設定する。次に、第1ファイルアイコン254を第1送信予約コレクション264aにドラッグする。このとき第1通信装置200は、スキャナ100dに対して「MOVE」コマンドを発行する。その「MOVE」コマンドの引数として第1MFP100aの第1送信予約コレクション264aのURLが設定される。これにより、第1ファイルアイコン254が第1送信予約コレクション264aに移動する。これにより、リソースは送信予約が為され、例えば通信回線が開いたときなど所定のタイミングで、プロパティに設定された宛先に向けてファクシミリ送信される。そして、送信が終わるとリソースアイコンは操作画面250から削除される。
【0025】
(2)図1の第1MFP100aに既に送信予約されているジョブを、図1の第2MFP100bのジョブに変更する場合。
ユーザは、第1送信予約コレクション264aに表示されている第2ファイルアイコン256を、第2送信予約コレクション264bにドラッグする。これにより、「MOVE」コマンドが発行され、第2ファイルアイコン256に対応するリソースが第2MFP100bの第2送信予約コレクション264bに移動する。送信待ちのリソースの数は、第2送信予約コレクション264bに含まれるリソースアイコンの数で把握できるので、例えば急いで原稿を送信する必要が有る場合に、送信待ち原稿の少ないMFPにジョブを変更することが可能である。
【0026】
(3)図1の第2MFP100bに既に送信予約されているジョブを削除する場合。
ユーザは、第3ファイルアイコン258を選択して削除する。これにより、第1通信装置200は、第2MFP100bに対して第3ファイルアイコン258に対するリソースを引数とする「DELETE」コマンドを発行する。これによりジョブが中止される。
【0027】
(4)図1の第2MFP100bが受信したリソースを図1のプリンタ100cで印刷する場合。
ユーザは、第4ファイルアイコン260をスプールコレクション268にドラッグする。このとき第1通信装置200は、第2MFP100bに対して「MOVE」コマンドを発行する。その「MOVE」コマンドの引数としてプリンタ100cのスプールコレクション268のURLが設定される。これにより、第4ファイルアイコン260に対応するリソースがスプールコレクション268に移動し、印刷される。また、プロパティを編集することで、例えば印刷オプションなどを変更できてもよい。
【0028】
このように、ファイルを操作する感覚で各第2通信装置100を制御できるので、ユーザは直観的にこのGUIを扱うことができる。また、複数の第2通信装置100を統一的なインターフェースで扱うことができるので、取り扱う装置が増加した場合でも例えば新しいドライバをインストールしたり、使い方を覚えたりする必要がない。さらに、メーカもインターフェースを構成するためのプログラム等を作る必要がないので、メーカの負担も減らすことができる。
【0029】
図3は、図1の第1通信装置200の内部構成図である。第1通信装置200の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェース等を中心に実現されるが、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。これから説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
【0030】
機器情報取得部202は、まずマスターサーバ20に接続し、ネットワーク12に接続された各第2通信装置100の機器情報を取得するためのURLを収集し、そのURLを利用して各第2通信装置100の機器情報を取得する。機器情報取得部202は、予めマスターサーバ20のネットワーク12におけるアドレスを保持してもよいし、オペレータからアドレスの指定を受け付けてもよい。また、マスターサーバ20を自動的に検索してもよい。また、他の例ではマスターサーバ20が設けられていなくてもよく、この場合、機器情報取得部202は、例えば第2通信装置100を検出するためのデータをブロードキャストし、それに応答した機器のURLに基づいて機器情報を取得してもよい。機器情報取得部202は、取得した機器情報を機器情報格納部208に格納するとともに、格納したことを表示処理部204に通知する。上述のマスターサーバ20を自動的に検出する場合にも、同様にデータをブロードキャストすることでマスターサーバ20からの応答を受信することにより検出を行ってもよい。
【0031】
表示処理部204は、その通知に基づいて機器情報格納部208から機器情報を取得し、例えば図2のようなGUIを生成し、表示部206に表示させる。機器情報は、例えば装置名、処理内容、コレクション等の情報を含む。表示処理部204は、コレクションの階層構造と同様の階層になるようにフォルダを生成してもよいし、処理内容毎にフォルダを生成してもよい。操作受付部210は、例えばマウスやキーボードなどの入力デバイスを介してユーザから操作指示を受け付け、その指示をファイル操作部212に出力する。例えば、操作受付部210は、ユーザが操作するマウスが指示するアイコンに対応付けられた実際のリソースや第2通信装置100を特定し、どのリソースがどの第2通信装置100から、どの第2通信装置100に移動されたのかを示す情報をファイル操作部212に出力する。ファイル操作部212は、操作受付部210からの情報に基づいてWebDAVの種々のコマンドを発行し、該当する装置にそのコマンドを送信する。これにより、ユーザのGUIによる操作に連動してWebDAVコマンドを発行することが可能であり、ユーザが意識しないで各第2通信装置100に対してコマンドを送信できる。
【0032】
図4は、図1の第2通信装置100の内部構成図である。ドメイン保持部104は、例えば、第2通信装置100のドメイン名、コンピュータ名、IPアドレスなどのネットワークにおいて第2通信装置100を一意に特定する情報を保持する。送受信部106は、WebDAVプロトコルに準じて通信を行う機能ブロックである。送受信部106は、例えばドメイン保持部104に保持されたドメイン名宛のPROPFINDコマンドを受信すると、ファイル格納部102から、コマンドで指定されたURLのリソースのプロパティを読み込み、レスポンスとして出力する。また、PROPPATCHコマンドを受信すると、コマンドで指定されたURLのリソースのプロパティにコマンドで指定されたデータを書き込む。また、送受信部106は、COPY、MOVE、DELETEなどのコマンドに基づいて、ファイル格納部102に格納されているリソースの操作を行う。
【0033】
第1通信装置200からファイル格納部102に保持されている受信コレクション、送信コレクションなどに含まれている受信したファクシミリデータや送信ジョブのファイルのリストを要求された場合、送受信部106は、それらをフォルダとファイルとで表示させるための情報を生成して第1通信装置200に出力する。例えば、送受信部106は、各コレクションとそのコレクションに含まれる各ファイルのリストを生成して送信してもよいし、一般的なファイル操作用のプロトコルにおけるディレクトリ構造を示す形式で送信してもよい。送受信部106は、そのリストをファイル格納部102に保持されている各リソースに基づいて生成してもよいし、後述の書込検出部116がプロパティに書き込んだ情報に基づいて生成してもよい。
【0034】
ファイル格納部102は、WebDAVによる管理対象となるリソースを格納する。例えばファイル格納部102は、URL「http://mfp/machine_status」で特定されるリソースを保持し、そのリソースのプロパティが機器情報になっている。これにより、ネットワーク上の共有ファイルを参照もしくは変更するような操作で、第2通信装置100の機器状態を管理できる。また、例えばファクシミリ装置の場合には、受信コレクション、送信コレクションをユーザ毎に設けてもよい。この場合、後述の認証技術を利用して認証に成功した場合に、ユーザ毎のコレクションを送受信部106は提供してもよい。他の例では、プロパティではなくリソース本体に機器情報が設定されていてもよい。しかしながら、WebDAVプロトコルのPROPFINDコマンドは、処理に必要な設定情報部分のみを取り出し、レスポンスとして出力することもできる。このため、このような機能を独自に開発するより、WebDAVが有する機能をそのまま利用したほうが効率的である。もちろん、独自に開発してもなんら問題はない。
【0035】
また、webDAVは、HTTPを拡張したプロトコルなので、ファイル格納部102に保持された各ファイルについてアクセス権を設定することができる。このため、機器情報など重要なリソースにパスワードを設定することにより。例えば、管理者だけがネットワーク経由で機器情報を書き換え可能にしてもよいし、ユーザ毎に機器情報を管理してもよい。
【0036】
認証部108は、例えばリソースに権限が設定されている場合に認証を行い、特定のユーザに対してのみリソースおよびプロパティの提供や更新を許可する。処理部114は、例えばファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ワークフロー機能、文書管理機能、番組録画機能、番組再生機能、エアーコンディショニング機能など種々の機能を実現する構成のいずれかであってよい。つまり、第2通信装置100は、通信機能を有する装置であればいかなるものに取り付けられてもよい。
【0037】
状態検出部112は、処理部114における処理により第2通信装置100の状態を検出し、状態が変わった場合、その旨を更新部110に出力する。例えば、処理部114がファクシミリ機能を有する場合、状態検出部112は、電話回線のビジー状態、ネットワークの通信状態、ファクシミリ画像の送信状況、ファクシミリ画像の受信状況などを検出する。状態検出部112は、予め検出すべき機器状態を把握しており、その機器状態を検出した場合に更新部110にその旨を通知する。更新部は、検出した機器状態を機器情報、すなわちプロパティに書き込み、データの更新を行う。これにより機器情報のうち、状態が変化するものが常に更新される。
【0038】
書込検出部116は、ファイル格納部102に新たに書き込みが行われたか否かを検出する。例えば、その検出は、送受信部106がファイル格納部102に書き込みを行うことを検出してもよいし、リソースの格納日時と現在日時と前回の書込検出日時とを比較して、書込検出日時より格納日時が現在日時に近い場合に、新たに書き込まれたリソースとして検出してもよい。そして、書込検出部116は、書き込みを検出した場合、指示部118に通知する。また、書込検出部116は、書き込みが行われたことを、格納場所を指定する情報とともにプロパティに書き込む。例えば、受信コレクション、送信コレクションには予めリソースの格納場所がURLで設定されており、そのURLで特定される格納場所にファイルが書き込まれることで後述の処理部114が所定の処理を行う。この場合、プロパティには、それらのURLとそこに書き込みが行われているか否かを示す情報とが含まれてよく、書込検出部116は、書き込みを検出すると、その旨をプロパティに書き込む。既に説明した送受信部106は、そのプロパティに基づいて、各コレクションとそのコレクションに含まれる各ファイルのリストを生成してもよい。
【0039】
指示部118は、書き込みの内容に応じて処理部114に所定の処理を指示する。例えば、デッドプロパティとして、短縮ボタンの各ボタンに対応付ける電話番号と短縮ボタンとが書き換えられた場合、指示部118は、処理部114の短縮ボタンを管理するモジュールに新たに変更された短縮ボタンに関する情報をファイル格納部102から読み込むことを指示する。また、処理部114が印刷機能を有し、ファイル格納部102に新たなリソースが書き込まれた場合、処理部114はそのリソースを読み込み印刷処理を行う。このように第2通信装置100は、ネットワーク上のファイルを取り扱うように制御できる。
【0040】
図5は、図1の第1通信装置200が提供するGUIの他の例を示す図である。このGUIは、ファイル操作用のインターフェースのごとく、それぞれの第2通信装置100が階層構造になり表示される。この階層構造のルート270としてネットワークのドメイン名があり、ドメイン名の下にローカルディスク中のデータ、ファイルやフォルダの構成を示すローカルファイル表示領域272がある。そして、ローカル領域と同一の階層にネットワークファクシミリコレクション274、ネットワークプリンタコレクション294、ネットワークスキャナコレクション296が表示されている。そして、ネットワークファクシミリコレクション274の下の階層に第1ファクシミリ装置276aおよび第2ファクシミリ装置276bなどのようにファクシミリ装置が表示されている。
【0041】
第1ファクシミリ装置276aの下位の階層には、受信コレクション278、送信待ちコレクション282、送信済みコレクション286、アドレス帳コレクション290、機器情報コレクション292が表示される。また、受信コレクション278の下位の階層には受信リソース280とプロパティの値が表示される。同様に、送信待ちコレクション282および送信済みコレクション286の下位の階層には、送信待ちリソース284ならびに送信済みリソース288がプロパティとともに表示される。
【0042】
このような階層構造をしたGUIであっても、図2を用いて説明したGUIと同様にリソースを示すアイコンを、例えば受信コレクション278にドラッグすることで、ユーザが意識することなくMOVEコマンドを発行する。受信リソース280には、「原稿101」、「原稿102」、および「原稿103」と3つのリソースを識別するためのURLが確保されている。そして、第1ファクシミリ装置276aは、この受信リソース280に空きがある場合に新たなリソースを受信することができる。第1ファクシミリ装置276aの通信相手となる装置は、受信コレクション278における使われていないURLを検索し、使われていないURLで特定される位置に新たなリソースを書き込む。また、これらのコレクションは、第2通信装置100における各種の処理と関連付けられており、コレクションに新たなリソースが書き込まれるとにより、自動的に関連付けられた処理が実行される。例えば、受信コレクション278に書き込まれた場合、そのリソースに基づいて、ファクシミリ画像を自動的に印刷してもよい。
【0043】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。例えば、図3の操作受付部210は、第2通信装置100において処理が可能なリソースか否かを判断して、処理できる場合にリソースをフォルダに移動してもよい。この判断のために、機器情報に、例えば第2通信装置100における処理内容と、リソースの拡張子とを対応付けたテーブルを更に付加し、リソースの拡張子がそのテーブルに含まれる場合に、操作受付部210はリソースの移動を受け付けてもよい。これにより、処理できないリソースが第2通信装置100に供給されることを防止できる。
【0044】
例えば、第2通信装置100がビデオ録画装置の場合、リソースとして番組情報を与えることで番組録画ができてもよい。また、第2通信装置100がエアーコンディショナの場合、リソースとして室温や湿度などの情報を与えることで、自動的に温度調整などを行ってもよい。
【発明の効果】
本発明によれば、ファイル操作を行う要領で、通信装置を取り扱うためのインターフェースを提供できるので、ユーザの利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る通信システムの構成図である。
【図2】第2通信装置を制御するためのインターフェースの一例を示す図である。
【図3】図1の第1通信装置の内部構成図である。
【図4】図1の第2通信装置の内部構成図である。
【図5】図1の第1通信装置が提供するGUIの他の例を示す図である。
【符号の説明】
10 通信システム、12 ネットワーク、20 マスターサーバ、100 第2通信装置、102 ファイル格納部、104 ドメイン保持部、106 送受信部、108 認証部、110 更新部、112 状態検出部、114 処理部、116 書込検出部、118 指示部、200 第1通信装置、202 機器情報取得部、204 表示処理部、206 表示部、208 機器情報格納部、210 操作受付部、212 ファイル操作部。
Claims (11)
- 通信対象となる対象装置と通信を行い所定の処理を行う装置であって、
前記対象装置に、当該装置に関する情報をフォルダまたはファイルとして見立てて、ファイル操作用のインターフェースを利用して制御させるための情報を出力する出力手段と、
前記対象装置から、前記所定の処理を行うためのファイル操作を受け付ける受付手段と、
受け付けたファイル操作に基づいて前記所定の処理を行う処理手段と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記フォルダまたはファイルは、当該通信装置における前記所定の処理の動作内容を含み、前記受付手段は、受け付けたファイル操作を、操作されたフォルダまたはファイルに含まれる前記動作内容に対する動作指示として解釈することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記ファイルは、前記所定の処理を実行するために利用されるデータ、および当該通信装置における内部情報の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
- 前記フォルダは、当該通信装置における前記所定の処理、および当該通信装置自身の少なくとも一方を示すことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信装置。
- ファイル操作を受け付ける際に、そのユーザの認証を行う手段を更に備え、前記処理手段は、受け付けたファイル操作に対して認証情報に応じた処理を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信装置。
- 前記出力手段は、前記認証情報に基づいて、その認証情報に応じた処理をファイル操作用のインターフェースを介して制御するための情報を出力することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
- 前記出力手段は、当該通信装置が制御可能な他の通信装置に関する情報をフォルダまたはファイルとして見立てて、ファイル操作用のインターフェースを利用して制御させるための情報と、当該装置を示すフォルダの階層下に前記他の通信装置に関するフォルダまたはファイルが位置するように階層関係を示す情報とを更に出力することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の通信装置。
- 通信対象となる対象装置から前記対象装置に関する情報を受信する手段と、
受信した情報に基づいて、前記対象装置に関する情報をフォルダまたはファイルとして見立てて、ファイル操作用のインターフェースのごとく表示する表示手段と、
ファイル操作を行う要領で、前記対象装置に対して動作指示を行う手段と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記表示手段は、前記対象装置が実行可能な処理に応じて、前記ファイル操作用のインターフェースの形態を変更することを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
- 所定の処理を実行する第1通信装置と、
前記第1通信装置に動作指示を行う第2通信装置と、
を備える通信システムであって、
前記第1通信装置は、
前記第2通信装置に、当該第1通信装置に関する情報をフォルダまたはファイルとして見立てて、ファイル操作用のインターフェースを利用して制御させるための情報を出力する手段と、
前記第2通信装置から、前記所定の処理を行うためのファイル操作を受け付ける手段と、
受け付けたファイル操作に基づいて前記所定の処理を行う手段と、
を有し、
前記第2通信装置は、
前記第1通信装置に関する情報を受信する手段と、
受信した情報に基づいて、前記第1通信装置に関する情報をフォルダまたはファイルとして見立てて、ファイル操作用のインターフェースのごとく表示する表示手段と、
ファイル操作を行う要領で、前記第1通信装置に対して動作指示を行う手段と、
を有すことを特徴とする通信システム。 - 当該通信システムは、複数の前記第1通信装置を備え、
前記表示手段は、前記第1通信装置をそれぞれグループに分け、個々の第1通信装置をグループ毎に階層状に表示することを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
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