JP2005010491A - 画像形成装置 - Google Patents

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司朗 紀國
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Abstract

【課題】中間転写体上のトナー画像の飛び散り防止。
【解決手段】像担持体と、該像担持体上のトナー画像を転写する中間転写体と、その1次転写手段と、該中間転写体を除電する除電部材と、該除電部材にバイアス印加する手段と、該中間転写体上のトナー画像を転写材へ転写する2次転写手段と、該2次転写手段の対向位置に該中間転写体を張架する2次転写対向ローラと、該2次転写対向ローラにバイアス印加する手段を持つ画像形成装置において、1つの高圧電源を持ち、該高圧電源から、該除電部材と2次転写対向ローラに電圧を配給することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、レーザビームプリンタなどの像担持体上に形成されるトナー画像を搬送される転写材に転写及び定着を繰り返して画像形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式を用いたカラー画像形成装置においては、感光体上に形成されたトナー像を、順次中間転写体に転写して、中間転写体上に重ねあわされた4色のトナー画像を、一括して転写材に画像形成する方法が多く用いられてきている。この中間転写体を用いた方法は、ベルト上に転写材を搬送させて感光体上のトナー画像を直接転写材に転写するような転写搬送ベルト方法に比べ、感光体が直接転写材に接触しないため、転写材の表面性の悪さにより感光体に傷をつく問題を引き起こさない。さらに転写搬送ベルト方式で、4色のトナー画像を転写材上に転写している間は、色ずれ等の問題が起きないように転写材がベルト上にしっかりと吸着搬送される必要があるため、ベルトの這いまわしに自由度が少なく装置が大型化してしまっていた問題を、中間転写体を用いれば回避することが出来る(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−155472号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、中間転写体を用いた画像形成装置においては、中間転写体上に転写されたトナー画像が飛び散り、中間転写体上のトナー画像のライン画像部が乱れる現象が発生する問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以下の構成により、課題を解決する。
1:像担持体と、該像担持体からトナー画像を転写する中間転写体と、その1次転写手段と、該中間転写体を除電する除電部材と、該除電部材にバイアス印加する手段と、該中間転写体から転写材へ可視像を転写する接離可能な2次転写ローラと、2次転写ローラに対向して中間転写体を張架する2次転写対向ローラと、該2次転写対向ローラにバイアスを印加する手段と、転写材上の未定着画像を定着する熱定着手段とを持つ画像形成装置において、1つの高圧電源を有し、該高圧電源から該除電部材及び該2次転写部材にバイアス印加する制御手段を持つことを特徴とする画像形成装置。
2:前記除電部材は、前記中間転写体に対して非接触であることを特徴とする、1に記載の画像形成装置。
3:前記除電部材は、前記中間転写体に対して接触であることを特徴とする、1に記載の画像形成装置。
4:前記除電部材と前記2次転写対向ローラとの間には、中間転写体を張架するローラがないことを特徴とする、1〜3に記載の画像形成装置。
5:前記2転対向ローラの抵抗値は、10Ω以下であることを特徴とする、1〜4に記載の画像形成装置。
6:前記像担持体上のトナー画像のトナー帯電量が、10〜50μC/mgであることを特徴とする、1〜5に記載の画像形成装置。
7:前記像担持体上のトナー画像のトナーは、粒径20nm以下のオイル処理シリカの含有率を30%以下にしていることを特徴とする、1〜6に記載の画像形成装置。
8:前記中間転写体の表面抵抗率を少なくとも、10〜1015Ω/□とすることを特徴とする、1〜7に記載の画像形成装置。
9:前記中間転写体が、電子導電性材料、又はイオン導電性材料から成ることを特徴とする、1〜8に記載の画像形成装置。
10:前記高圧電源から、前記除電部材と前記2次転写対向ローラに配給される印加バイアスは、2次転写時とそれ以外のときに、異なる制御を行うことを特徴とする1〜9に記載の画像形成装置。
【0006】
以上の構成により、中間転写体上のトナー画像の飛び散りを防止している。
【0007】
特開2000−298408では、同じように中間転写体上のトナー画像の飛び散り現象をブラーとして、その防止方法が描かれているが、中間転写体上のトナー画像を保持するための電荷量を増やしている点で、本発明の中間転写体を除電する方法とは技術的に異なる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
以下に、画像形成装置における画像形成方法について、図1を用いて説明する。
【0009】
本図において、
像担持体として、感光ドラム1を有し、この感光ドラム1は、アルミシリンダの外周面に有機感光体(OPC)やA−Si、CdS、Se等からなる光導電体を塗布してなっており、図示しない駆動手段によって矢印の方向に回転駆動され、その回転過程でローラ帯電器2により表面が所定の電位に均一に帯電される。ついで露光装置3により1色目としてたとえばイエローの画像模様に従った信号による光が感光ドラム1の表面に走査され、感光ドラム1の表面に1色目の静電潜像が形成される。
【0010】
さらに感光体1が矢印の方向に進むと、現像器4a、4b、4c、4dを支持した支持体4が回転して、これらの現像器4a〜4dのうち、イエロートナーが入った現像器4aを感光体1に対向させ、このようにして選択された現像器4aにより、感光体1上の静電潜像を現像して、イエロートナーとして可視化する。可視化されたトナー像は中間転写体としての中間転写ベルト6上に転写される(1次転写)。各現像器内のトナーの帯電量は25〜35μC/mg。また、トナーの流動性を上げすぎないよう、20nmのオイル処理シリカの含有率を30%以下にしている。
【0011】
中間転写ベルト6の材料は、PI(ポリイミド樹脂)で形成され、厚さ5μm、表面抵抗効率11〜13乗Ω/□、体積低効率9〜10乗Ωcmである。材料としては、PVDF、PET、PBT、EPDM、NBR、ウレタンゴム、シリコーンゴムなどでも良い。この中間転写ベルト6は、駆動ローラ6a、テンションローラ6b、2次転写対向ローラ6cの3本のローラにより張架され、図示しないモータで回転される駆動ローラ6aにより、矢印の方向に回転駆動される。
【0012】
中間転写ベルト6の感光ドラム1が位置した箇所の1次転写部には、中間転写ベルト6の裏面側にベルトを介して感光ドラム1と接触した1次転写ローラ5が設置されている。この転写ローラ5は軸上に導電性スポンジ層を設けており、高圧電源7から転写ローラ5に1次転写電圧としてトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することにより、1次転写部に1次転写電圧が付与され、これにより感光ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト6上に転写される。感光ドラム上の転写残トナーは、ドラムクリーナ8により清掃除去される。
【0013】
中間転写ベルト上に転写されたトナー画像部は、1次転写後の除電針通過後に除電され、さらに2次転写対向ローラ6cでも除電する。除電針と2次転写対向ローラには、同一の高圧電源10からバイアス印加される。
【0014】
これにより、中間転写ベルトのトナー画像部は十分に除電され、2次転写対向ローラ6cを剥離する際に、剥離放電による飛び散りを防止することが出来るのである。(図2−a、2−b参照)
【0015】
中間転写ベルト上のトナー画像部を、除電針11あるいは2次転写対向ローラ6cのみで除電する方法も考えられるが、この方法を用いると、1度で除電を済ませるため、電源により配給される印加バイアスは高くなり、その結果、中間転写体上のトナー画像には水玉のような画像不良や、2次転写ローラと干渉して虫食いのような画像不良を引き起こしてしまう。よって本実施例では、2段階で中間転写体上の電荷を除電する方法を取っている。
【0016】
以上の工程を、マゼンタ、シアンの各色について行うことにより、中間転写ベルト6上に3色トナー像を重畳転写したカラー画像が形成する。この後、そのカラー画像が2次転写対向ローラを通過した直後に、除電針と2次転写対向ローラにバイアス印加をするのを止める。
【0017】
中間転写ベルト6の2次転写対向ローラ6cが位置した箇所の2次転写部には、中間転写ベルト6の表面側にベルトを介して2時転写対向ローラに接離可能な2次転写ローラ9が設置されている。2次転写対向ローラの抵抗値は、1.0×10Ωである。2次転写ローラ9の抵抗値は、1.0×10Ωで、2次転写ローラと同様の材料で形成されている。
【0018】
中間転写ベルト6上に4色のトナー像が転写されると、中間転写ベルト6にその移動と同期をとって転写材Pが搬送される。そして転写材Pを介して2次転写ローラが中間転写ベルト6に当接され、高圧電源10から2次転写対向ローラのみに2次転写電圧としてトナーの帯電極性と逆極性の電圧が付与されるような制御を行い、これにより中間転写ベルト上に4色トナー像が転写材P上に一括転写される(2次転写)。
【0019】
4色トナー像が転写された転写材Pは定着器12に送られ、そこで加熱および加圧することによりトナーが溶融固着されて、フルカラー画像が形成される。中間転写ベルト6上の転写残トナーは接離可能なファーブラシ、ウエブ、ブレード等のベルトクリーナ13によって清掃される。
【0020】
以上のように、本実施例の構成及び制御方法により、中間転写体上のトナー画像が飛び散ることなく、良好なカラー画像を獲得することが出来る。
【0021】
(実施例2)〜厚紙時〜
実施例1と同じ構成において、転写材の厚さ大きい場合(厚紙)は、実施例1とは異なる制御方法を用いる。
【0022】
厚紙の場合、定着性の問題から定着器の速度を落として熱定着させる方法が一般的である。このとき同様に、中間転写ベルトも中間転写ベルト上にトナー画像を形成した状態で速度を落とすことが必要で、そのため余分に1周回転させる(ダミー回転)。本実施例では、除電針と2転対向ローラに電圧を付与する時間を、中間転写体上のトナー画像がそのダミー回転中に2次転写対向ローラを通過するまでに延ばすよう制御を行う。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本実施例の構成及び制御方法を用いることによって、厚紙の画像形成においても飛び散りのない、良好な画層形成を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1、2に係る画像形成装置の概略図。
【図2】飛び散りのメカニズム
【符号の説明】
1 感光体ドラム
2 帯電器
3 露光装置
4a〜4d 現像手段
5 転写ローラ
6 中間転写ベルト
6a 駆動ローラ
6b テンションローラ
6c 2転対向ローラ
7 1次転写高圧電源
8 感光体クリーナ
9 2次転写ローラ
10 除電針及び2次転写高圧電源
11 除電針
12 定着器
13 中間転写ベルトクリーナ

Claims (10)

  1. 像担持体と、該像担持体からトナー画像を転写する中間転写体と、その1次転写手段と、該中間転写体を除電する除電部材と、該除電部材にバイアス印加する手段と、該中間転写体から転写材へ可視像を転写する接離可能な2次転写ローラと、2次転写ローラに対向して中間転写体を張架する2次転写対向ローラと、該2次転写対向ローラにバイアスを印加する手段と、転写材上の未定着画像を定着する熱定着手段とを持つ画像形成装置において、1つの高圧電源を有し、該高圧電源から該除電部材及び該2次転写部材にバイアス印加する制御手段を持つことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記除電部材は、前記中間転写体に対して非接触であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記除電部材は、前記中間転写体に対して接触であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記除電部材と前記2次転写対向ローラとの間には、中間転写体を張架するローラがないことを特徴とする、請求項1〜3に記載の画像形成装置。
  5. 前記2転対向ローラの抵抗値は、10Ω以下であることを特徴とする、請求項1〜4に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体上のトナー画像のトナー帯電量が、10〜50μC/mgであることを特徴とする、請求項1〜5に記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体上のトナー画像のトナーは、粒径20nm以下のオイル処理シリカの含有率を30%以下にしていることを特徴とする、請求項1〜6に記載の画像形成装置。
  8. 前記中間転写体の表面抵抗率を少なくとも、10〜1015Ω/□とすることを特徴とするような請求項1〜7に記載の画像形成装置。
  9. 前記中間転写体が、電子導電性材料、又はイオン導電性材料から成ることを特徴とする、請求項1〜8に記載の画像形成装置。
  10. 前記高圧電源から、前記除電部材と前記2次転写対向ローラに配給される印加バイアスは、2次転写時とそれ以外のときに、異なる制御を行うことを特徴とする、請求項1〜9に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010175976A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Canon Inc 画像形成装置
US10025235B2 (en) 2016-08-24 2018-07-17 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus with power supplies for secondary transfer unit

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