JP2004109354A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で良好な画像を得ることのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】転写材搬送手段7が、転写材6の先端がニップ部10に入り込む前に転写回転体5の周面に接触させるように設置され、バイアス電源8が、転写材搬送手段7によって転写材6の先端が転写回転体5に接触して、転写材6の先端がニップ部10に入り込むまでの間は、転写回転体5にトナー13と同極の電圧を印加し、転写材6の先端がニップ部10に入り込とトナー13と反対極性の電圧を転写回転体5に印加する極性反転機能を有していることを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】転写材搬送手段7が、転写材6の先端がニップ部10に入り込む前に転写回転体5の周面に接触させるように設置され、バイアス電源8が、転写材搬送手段7によって転写材6の先端が転写回転体5に接触して、転写材6の先端がニップ部10に入り込むまでの間は、転写回転体5にトナー13と同極の電圧を印加し、転写材6の先端がニップ部10に入り込とトナー13と反対極性の電圧を転写回転体5に印加する極性反転機能を有していることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば静電複写機,プリンタ,ファクシミリの如きトナ−等の着色粒子を用いて画像を顕像化させる電子写真方式の画像形成装置に係り、特にそれの転写部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置は、レーザービームを使用して像担持体表面に潜像を形成し、トナーを現像ロールより供給して現像を行なう。その際、像担持体表面の帯電極性とトナーの帯電極性とにより、正規現像方式と反転現像方式とに大別される。現像によって像担持体表面に静電吸着されたトナーは、転写帯電器、例えば像担持体に当接する転写ローラを用いたローラ転写方式やコロナ転写方式によりトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加して、トナー像を転写材へ転写する。
【0003】
現像によって形成されたトナー像が転写材へ転写される際、像担持体と転写帯電器との間に転写材が進入することにより、トナーが飛び散る傾向が見られた。また一般的に転写効率においては、コロナ転写方式はローラ転写方式と比較して劣ると言われている。そのため、コロナ転写方式では例えば特許文献1〜3に記載されているように、転写前の用紙搬送ガイドなどへ電圧を印加する方法が提案されている。
【0004】
また、ローラ転写方式については例えば特許文献4に記載されているように、一旦像担持体に転写材を接触させてトナー像の飛び散りを防止する方法、さらに例えば特許文献5,6に記載されているように、転写材のない区間にトナーと同極性すなわち転写時と逆極性の電圧を印加し、転写ローラへのトナー付着を防止する方法が提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭61−32667号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平10−26888号公報
【0007】
【特許文献3】
特開2000−181322号公報
【0008】
【特許文献4】
特開平2−176779号公報
【0009】
【特許文献5】
特開昭51−9840号公報
【0010】
【特許文献6】
特開平3−69978号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記コロナ転写方式における転写前の用紙搬送ガイドなどに電圧を印加する方法は、用紙搬送ガイドとその周囲の他の部材との絶縁構造ならびに用紙搬送ガイドに印加する電圧を制御のための電子部品などが新たに必要で、また装置そのものが複雑になる。
【0012】
また、前記ローラ転写方式における像担持体に転写材を接触させて像担持体に吸着したトナーの飛び散りを防止する方法では、転写前の区間で像担持体に転写材を接触させるために、例えば像担持体の背景部に静電吸着したトナーが転写材の端面を汚すことになり、印刷品質を著しく損なう。さらに像担持体へ転写材が接触する角度や転写材の厚さにより、接触時に像担持体の感光面の損傷を招く可能性があり、またその際に騒音が発生するなどの諸問題を有している。
【0013】
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、簡単な構成で良好な画像を得ることのできる画像形成装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため本発明の第1の手段は、トナー像を担持する例えば感光ドラムなどの像担持体と、その像担持体から例えば用紙などの転写材へ前記トナー像を転写する例えば転写ローラなどの転写回転体と、その転写回転体に電圧を印加するバイアス電源と、前記像担持体と転写回転体によって形成されるニップ部側に前記転写材を搬送・案内する例えば搬送ローラや搬送ガイドなどの転写材搬送手段とを備えた画像形成装置を対象とするものである。
【0015】
そして前記転写材搬送手段が、転写材の先端がニップ部に入り込む前に転写回転体の周面に接触させるように設置されており、
前記バイアス電源が、前記転写材搬送手段によって転写材の先端が転写回転体に接触して、転写材の先端がニップ部に入り込むまでの間は、転写回転体にトナーと同極の電圧を印加し、転写材の先端がニップ部に入り込むとトナーと反対極性の電圧を転写回転体に印加する極性反転機能を有していることを特徴とするものである。
【0016】
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記転写回転体の外周部に例えばスポンジ層や導電性ゴム層などの弾性層が形成されていることを特徴とするものである。
【0017】
本発明は前述のような構成になっており、簡単な構造で像担持体と転写ローラの接触による転写材への汚れを防ぎ、良質な画像を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るレーザプリンタの概略構成図である。図の中央部にある像担持体として、本実施形態ではドラム状の有機光導電体(以下、感光ドラム1という)を用いた。
【0019】
感光ドラム1は時計方向に回転し、帯電装置2によって表面を一様に帯電する。ここではマイナスに帯電させ、帯電した感光ドラム1は露光装置3によって静電潜像を形成させた。静電潜像を有する感光ドラム1は現像器4によってトナー画像を形成する。本実施形態においては、マイナス帯電のトナーとキャリアの2成分現像方式を採用した。現像工程では、露光装置3によって露光して表面電荷が消失した部位に現像され、感光ドラム1に吸着したまま転写部へ送られる。
【0020】
この転写部近傍を拡大して図2と図3に示した。図2は用紙6の先端部が転写ローラ5に接触したときの状態を、図3は用紙6の先端部が感光ドラム1と転写ローラ5のニップ部10に入り込んでいるときの状態を示す図である。
【0021】
転写前の用紙6は搬送ローラ7により感光ドラム1の回転する速度のタイミングに合わせて供給され、転写ローラ5は発泡性ゴム(スポンジ)を使用しており、転写ローラ5は感光ドラム1の回転に従って駆動され、バイアス電源8によりバイアス電圧が印加される。
【0022】
搬送ローラ7により供給された用紙6の先端部は、図2に示すように最初に転写ローラ5の周面に接触する。用紙6の先端部を転写ローラ5の周面に確実に接触するために、搬送ローラ7と搬送ガイド(図示せず)の高さ方向の位置は、感光ドラム1と転写ローラ5のニップ部10よりも若干下側(搬送ローラ7側)にある。
【0023】
本実施形態の場合、用紙6が接触した際の衝撃緩和と騒音の発生防止のために、転写ローラ5の芯金11の外周部にスポンジ層12が形成されている。本発明はこれに限定されるものではなく、金属ローラ、またはその金属ローラの外周部に導電性ゴム層を形成したものでも構わない。
【0024】
用紙6がニップ部10に入り込む前後である非通紙時は図2に示すようにトナー13と同極のマイナス電圧を印加し、用紙6がニップ部10にある時は図3に示すようにトナー13と逆極のプラス電圧を印加するように、極性切換え機能をバイアス電源8がもっている。
【0025】
用紙6が接触する際、転写ローラ5へ供給されるマイナス電圧は用紙6をトナー13と同極に帯電させることにより、感光ドラム1に静電吸着したトナー像が転写前にトナー13と用紙6の異常放電によるトナー像の飛び散りが防止でき、良質な画像を得ることができる。
【0026】
なお、用紙6に転写されずに感光ドラム1に残留したトナーは、図1に示す清掃装置9によって回収される。清掃装置9によって清掃された感光ドラム1は再び帯電装置2へ向かい、次の画像形成に寄与する。
【0027】
【発明の効果】
以上説明の通り、現像部によって形成されたトナー像を搬送する像担持体に転写材の先端が像担持体と転写回転体によって形成されるニップ部に接触する前に転写回転体に接触させることにより、新たに電圧を印加するための部品や制御のための部品等を増やし、装置を複雑化することなく、また像担持体と転写材の接触による転写材の汚れがなく、トナーの飛び散りを防止し、良質な画像を得ることができる。
【0028】
前記本実施形態では反転現像方式を有する画像形成装置に適用したが、正規現像方式においても効果的である。
【0029】
前記実施形態では転写回転体として転写ローラを使用したが、転写ベルトを使用する画像形成装置にも適用できる。なお、転写回転体の外周部にスポンジ層や導電性ゴム層などの弾性層を形成すれば、転写材の先端が転写回転体の外周部に接触しても衝撃ならびに騒音が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るレーザプリンタの概略構成図である。
【図2】そのレーザプリンタにおいて用紙の先端部が転写ローラに接触したときの状態を示す転写部近傍の拡大図である。
【図3】そのレーザプリンタにおいて用紙の先端部が感光ドラムと転写ローラのニップ部に入り込んだときの状態を示す転写部近傍の拡大図である。
【符号の説明】
1:感光ドラム、2;帯電装置、3:露光装置、4:現像器、5:転写ローラ、6:用紙、7:搬送ローラ、8:バイアス電源、9:清掃装置、10:ニップ部、11:芯金、12:スポンジ層、13:トナー
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば静電複写機,プリンタ,ファクシミリの如きトナ−等の着色粒子を用いて画像を顕像化させる電子写真方式の画像形成装置に係り、特にそれの転写部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置は、レーザービームを使用して像担持体表面に潜像を形成し、トナーを現像ロールより供給して現像を行なう。その際、像担持体表面の帯電極性とトナーの帯電極性とにより、正規現像方式と反転現像方式とに大別される。現像によって像担持体表面に静電吸着されたトナーは、転写帯電器、例えば像担持体に当接する転写ローラを用いたローラ転写方式やコロナ転写方式によりトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加して、トナー像を転写材へ転写する。
【0003】
現像によって形成されたトナー像が転写材へ転写される際、像担持体と転写帯電器との間に転写材が進入することにより、トナーが飛び散る傾向が見られた。また一般的に転写効率においては、コロナ転写方式はローラ転写方式と比較して劣ると言われている。そのため、コロナ転写方式では例えば特許文献1〜3に記載されているように、転写前の用紙搬送ガイドなどへ電圧を印加する方法が提案されている。
【0004】
また、ローラ転写方式については例えば特許文献4に記載されているように、一旦像担持体に転写材を接触させてトナー像の飛び散りを防止する方法、さらに例えば特許文献5,6に記載されているように、転写材のない区間にトナーと同極性すなわち転写時と逆極性の電圧を印加し、転写ローラへのトナー付着を防止する方法が提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭61−32667号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平10−26888号公報
【0007】
【特許文献3】
特開2000−181322号公報
【0008】
【特許文献4】
特開平2−176779号公報
【0009】
【特許文献5】
特開昭51−9840号公報
【0010】
【特許文献6】
特開平3−69978号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記コロナ転写方式における転写前の用紙搬送ガイドなどに電圧を印加する方法は、用紙搬送ガイドとその周囲の他の部材との絶縁構造ならびに用紙搬送ガイドに印加する電圧を制御のための電子部品などが新たに必要で、また装置そのものが複雑になる。
【0012】
また、前記ローラ転写方式における像担持体に転写材を接触させて像担持体に吸着したトナーの飛び散りを防止する方法では、転写前の区間で像担持体に転写材を接触させるために、例えば像担持体の背景部に静電吸着したトナーが転写材の端面を汚すことになり、印刷品質を著しく損なう。さらに像担持体へ転写材が接触する角度や転写材の厚さにより、接触時に像担持体の感光面の損傷を招く可能性があり、またその際に騒音が発生するなどの諸問題を有している。
【0013】
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、簡単な構成で良好な画像を得ることのできる画像形成装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため本発明の第1の手段は、トナー像を担持する例えば感光ドラムなどの像担持体と、その像担持体から例えば用紙などの転写材へ前記トナー像を転写する例えば転写ローラなどの転写回転体と、その転写回転体に電圧を印加するバイアス電源と、前記像担持体と転写回転体によって形成されるニップ部側に前記転写材を搬送・案内する例えば搬送ローラや搬送ガイドなどの転写材搬送手段とを備えた画像形成装置を対象とするものである。
【0015】
そして前記転写材搬送手段が、転写材の先端がニップ部に入り込む前に転写回転体の周面に接触させるように設置されており、
前記バイアス電源が、前記転写材搬送手段によって転写材の先端が転写回転体に接触して、転写材の先端がニップ部に入り込むまでの間は、転写回転体にトナーと同極の電圧を印加し、転写材の先端がニップ部に入り込むとトナーと反対極性の電圧を転写回転体に印加する極性反転機能を有していることを特徴とするものである。
【0016】
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記転写回転体の外周部に例えばスポンジ層や導電性ゴム層などの弾性層が形成されていることを特徴とするものである。
【0017】
本発明は前述のような構成になっており、簡単な構造で像担持体と転写ローラの接触による転写材への汚れを防ぎ、良質な画像を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るレーザプリンタの概略構成図である。図の中央部にある像担持体として、本実施形態ではドラム状の有機光導電体(以下、感光ドラム1という)を用いた。
【0019】
感光ドラム1は時計方向に回転し、帯電装置2によって表面を一様に帯電する。ここではマイナスに帯電させ、帯電した感光ドラム1は露光装置3によって静電潜像を形成させた。静電潜像を有する感光ドラム1は現像器4によってトナー画像を形成する。本実施形態においては、マイナス帯電のトナーとキャリアの2成分現像方式を採用した。現像工程では、露光装置3によって露光して表面電荷が消失した部位に現像され、感光ドラム1に吸着したまま転写部へ送られる。
【0020】
この転写部近傍を拡大して図2と図3に示した。図2は用紙6の先端部が転写ローラ5に接触したときの状態を、図3は用紙6の先端部が感光ドラム1と転写ローラ5のニップ部10に入り込んでいるときの状態を示す図である。
【0021】
転写前の用紙6は搬送ローラ7により感光ドラム1の回転する速度のタイミングに合わせて供給され、転写ローラ5は発泡性ゴム(スポンジ)を使用しており、転写ローラ5は感光ドラム1の回転に従って駆動され、バイアス電源8によりバイアス電圧が印加される。
【0022】
搬送ローラ7により供給された用紙6の先端部は、図2に示すように最初に転写ローラ5の周面に接触する。用紙6の先端部を転写ローラ5の周面に確実に接触するために、搬送ローラ7と搬送ガイド(図示せず)の高さ方向の位置は、感光ドラム1と転写ローラ5のニップ部10よりも若干下側(搬送ローラ7側)にある。
【0023】
本実施形態の場合、用紙6が接触した際の衝撃緩和と騒音の発生防止のために、転写ローラ5の芯金11の外周部にスポンジ層12が形成されている。本発明はこれに限定されるものではなく、金属ローラ、またはその金属ローラの外周部に導電性ゴム層を形成したものでも構わない。
【0024】
用紙6がニップ部10に入り込む前後である非通紙時は図2に示すようにトナー13と同極のマイナス電圧を印加し、用紙6がニップ部10にある時は図3に示すようにトナー13と逆極のプラス電圧を印加するように、極性切換え機能をバイアス電源8がもっている。
【0025】
用紙6が接触する際、転写ローラ5へ供給されるマイナス電圧は用紙6をトナー13と同極に帯電させることにより、感光ドラム1に静電吸着したトナー像が転写前にトナー13と用紙6の異常放電によるトナー像の飛び散りが防止でき、良質な画像を得ることができる。
【0026】
なお、用紙6に転写されずに感光ドラム1に残留したトナーは、図1に示す清掃装置9によって回収される。清掃装置9によって清掃された感光ドラム1は再び帯電装置2へ向かい、次の画像形成に寄与する。
【0027】
【発明の効果】
以上説明の通り、現像部によって形成されたトナー像を搬送する像担持体に転写材の先端が像担持体と転写回転体によって形成されるニップ部に接触する前に転写回転体に接触させることにより、新たに電圧を印加するための部品や制御のための部品等を増やし、装置を複雑化することなく、また像担持体と転写材の接触による転写材の汚れがなく、トナーの飛び散りを防止し、良質な画像を得ることができる。
【0028】
前記本実施形態では反転現像方式を有する画像形成装置に適用したが、正規現像方式においても効果的である。
【0029】
前記実施形態では転写回転体として転写ローラを使用したが、転写ベルトを使用する画像形成装置にも適用できる。なお、転写回転体の外周部にスポンジ層や導電性ゴム層などの弾性層を形成すれば、転写材の先端が転写回転体の外周部に接触しても衝撃ならびに騒音が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るレーザプリンタの概略構成図である。
【図2】そのレーザプリンタにおいて用紙の先端部が転写ローラに接触したときの状態を示す転写部近傍の拡大図である。
【図3】そのレーザプリンタにおいて用紙の先端部が感光ドラムと転写ローラのニップ部に入り込んだときの状態を示す転写部近傍の拡大図である。
【符号の説明】
1:感光ドラム、2;帯電装置、3:露光装置、4:現像器、5:転写ローラ、6:用紙、7:搬送ローラ、8:バイアス電源、9:清掃装置、10:ニップ部、11:芯金、12:スポンジ層、13:トナー
Claims (2)
- トナー像を担持する像担持体と、その像担持体から転写材へ前記トナー像を転写する転写回転体と、その転写回転体に電圧を印加するバイアス電源と、前記像担持体と転写回転体によって形成されるニップ部側に前記転写材を搬送・案内する転写材搬送手段とを備えた画像形成装置において、
前記転写材搬送手段が、転写材の先端がニップ部に入り込む前に転写回転体の周面に接触させるように設置されており、
前記バイアス電源が、前記転写材搬送手段によって転写材の先端が転写回転体に接触して、転写材の先端がニップ部に入り込むまでの間は、転写回転体にトナーと同極の電圧を印加し、転写材の先端がニップ部に入り込むとトナーと反対極性の電圧を転写回転体に印加する極性反転機能を有していることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、前記転写回転体の外周部に弾性層が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002270288A JP2004109354A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | 画像形成装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002270288A JP2004109354A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004109354A true JP2004109354A (ja) | 2004-04-08 |
Family
ID=31986848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002270288A Pending JP2004109354A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004109354A (ja) |
Cited By (1)
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US8131196B2 (en) | 2005-04-25 | 2012-03-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having a transferring member |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6132667A (ja) | 1984-07-25 | 1986-02-15 | Hitachi Ltd | 映像信号のフイ−ルド検出回路 |
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JP4038328B2 (ja) * | 1999-10-29 | 2008-01-23 | 株式会社リコー | 画像形成装置、転写材搬送方法及び転写装置 |
-
2002
- 2002-09-17 JP JP2002270288A patent/JP2004109354A/ja active Pending
-
2003
- 2003-05-30 US US10/448,292 patent/US6829449B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8131196B2 (en) | 2005-04-25 | 2012-03-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having a transferring member |
Also Published As
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US6829449B2 (en) | 2004-12-07 |
US20040052541A1 (en) | 2004-03-18 |
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