JP2005009738A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は加熱調理器において、マイクロコンピューター等の制御手段の故障や、使用者が意図せずに操作部のみ操作したときに、誤って加熱調理器を動作させないようにし、操作性を向上することを目的とする。
【解決手段】安全回路部5を、ドア開閉状態が入力された制御手段1と、ドア開閉信号出力部6の各出力信号で動作し、安全回路部5と、ドア開閉信号が入力された後に加熱方法・加熱時間が入力された制御手段1の各出力信号を用いて、加熱手段を動作するようにしたことで、使用者は、ドアの開閉動作と加熱方法、加熱時間の入力操作という3つの異なる動作・操作をしたときのみ安全回路部5を動作させ、加熱調理器を動作させるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】安全回路部5を、ドア開閉状態が入力された制御手段1と、ドア開閉信号出力部6の各出力信号で動作し、安全回路部5と、ドア開閉信号が入力された後に加熱方法・加熱時間が入力された制御手段1の各出力信号を用いて、加熱手段を動作するようにしたことで、使用者は、ドアの開閉動作と加熱方法、加熱時間の入力操作という3つの異なる動作・操作をしたときのみ安全回路部5を動作させ、加熱調理器を動作させるようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用者が意図せずに操作部のみ操作したときに、誤って加熱調理器を動作させないようにし、かつ簡単に操作を行えるようにした加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の加熱調理器としては、例えば、図4、図5に記載されているようなものがあった。図4は高周波加熱装置の構成図、図5は高周波加熱装置の回路図を示すものである。
【0003】
図5において、1は制御手段、2は加熱手段制御部、3は加熱手段駆動部、4は操作部、5は安全回路部である。従来例では、操作部4のスイッチSW1〜SW4からの出力が加熱手段1へ入力され、加熱可能な状態を制御手段1が認識すると、O1から信号を出力し(この場合、制御手段1の出力電圧は5Vとする)、トランジスタQ4のエミッタに電圧を印可する。次に使用者が操作部4のSTARTキーを押すとダイオードD3を通して点Aが5Vになり、トランジスタQ6がONして、それによりトランジスタQ4のベースが0Vに引き込まれトランジスタQ4がONする。すなわち、トランジスタQ4とQ6とにより回路の安全性を保持する安全回路部5を構成する。トランジスタQ4がONするとトランジスタQ4のコレクタがほぼ5Vとなるため、STARTキーが離されてもトランジスタQ6はONし続ける。また、STARTキーからの信号が制御手段1に入力されると、O3が出力されトランジスタQ7がONする。この時、トランジスタQ6がONしているため、加熱手段制御部2のリレーの接点が閉じ、加熱手段が動作する構成としていた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
すなわち、使用者がドアを開閉して調理物を加熱室に入れ、加熱モード、加熱条件等の加熱に必要な情報を操作部4から制御手段1に入力し、STARTキーを押すことで安全回路部5、加熱手段駆動部3、加熱手段制御部2を動作させることで加熱手段8が動作している。
【0005】
また、加熱時間を時間入力手段から制御手段に入力したときに、調理開始させることで、STARTキーを削減しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特許第2506716号公報
【特許文献2】
特開平2−223731号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、操作部の操作のみで安全回路部を動作できる(安全回路を解除)構成、すなわち加熱調理器が動作してしまう。このような意図も容易に安全回路が解除可能な構成では、予め加熱モードが選択された状態で放置され、その状態で、使用者が加熱モードの確認を忘れ、時間設定し、加熱調理を開始させた場合、つぎの様な失敗をしてしまう。例えば、使用者は、樹脂製のトレーで食品をマイクロ波調理するつもりが、ヒータ加熱され調理開始後に、食品が焦げているのに気づきあわせて調理を終了してしまう。
【0008】
また、操作部の掃除をしている時など、使用者が意図しない場合でも誤って加熱調理器を動作させてしまうという課題を有していた。また、安全回路部は、STARTキーからの信号で動作しているため、加熱手段を動作させるには必ずSTARTキーを必要としていた。このため、操作部にはSTARTキーを構成するスペース、部品が必ず存在し、限られた操作部スペースに対してキーの点数が多くなり、1つ当たりのキーの大きさが小さくなり操作性、視認性が悪くなる、また部品点数が多くコストが高くなる、という課題を有していた。
【0009】
なお、調理物を調理する時に、調理物を加熱室に入れるためにドアを開閉する、制御手段に加熱モードを入力する、加熱時間等の加熱条件を入力する、加熱手段の動作開始を指示するという4つの動作や操作が必要であるが、制御手段に加熱時間を入力したときに加熱手段を動作させることで、STARTキーを削減し、使用者の操作数を減らすことは可能であるが、操作部の操作のみで安全回路部を動作できる、すなわち加熱調理器を動作させることができるため、例えば、操作部の掃除をしている時など、使用者が意図しない場合でも誤って加熱調理器を動作させてしまうことがあるという課題は有したままである。
【0010】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者が意図せずに操作部のみ操作したときに、誤って加熱調理器を動作させないようにし、かつ簡単に操作を行えるようにした加熱調理器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、調理物を加熱する複数の加熱手段と、複数の加熱手段を制御する制御手段と、加熱室を開閉する開閉手段と、前記開閉手段の開閉状態を出力するドア開閉信号出力部と、前記加熱手段のモードが選択でき、かつ、あらかじめどれかに選択された状態となる加熱方法選択手段と、加熱条件を設定する加熱条件設定手段を備え、前記制御手段は、前記開閉手段の開成または閉成になった時の前記ドア開閉信号出力部の信号が入力された後に、前記加熱条件設定手段による設定が可能となることを特徴としたものである。
【0012】
これによって、制御手段は、加熱条件をドアの開成または閉成の信号が入力されたあとでなければ設定することができないため、加熱動作を行なう際は、加熱条件設定手段等を配した操作部のみで加熱手段を動作させないようにできる。なお、ドアの開閉動作は、調理物を加熱する際には必ず加熱室に調理物を入れるために行なう動作であるため、特別に操作、動作が追加されるものではない。
【0013】
また、加熱方法選択手段を、複数の加熱モードがあらかじめどれかに選択されている状態となる様にすることで、使用者があらかじめ選択されている加熱モードを使用したいときは、加熱方法選択手段を操作する必要がなくなるため、操作数の削減をすることができる。
【0014】
以上のように、使用者が意図せずに操作部4のみ操作したときに、誤って加熱調理器を動作させないようにでき、かつ操作数を削減できるために操作性も向上できる。もちろん、STARTキーなどの調理開始指示手段を使用せずに加熱条件設定手段で加熱条件を制御手段に入力すれば、加熱手段を動作させるようにもできるため、操作部のキーの大きさを大きくでき操作性、視認性が向上し、コストも安価とすることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、調理物を加熱する複数の加熱手段と、複数の加熱手段を制御する制御手段と、加熱室を開閉する開閉手段と、前記開閉手段の開閉状態を出力するドア開閉信号出力部と、前記加熱手段のモードが選択でき、かつ、あらかじめどれかに選択された状態となる加熱方法選択手段と、加熱条件を設定する加熱条件設定手段を備え、前記制御手段は、前記開閉手段の開成または閉成になった時の前記ドア開閉信号出力部の信号が入力された後に、前記加熱条件設定手段による設定が可能となることを特徴としたことにより、制御手段は、加熱条件をドアの開成または閉成の信号が入力されたあとでなければ設定することができないため、加熱動作を行なう際は、加熱条件設定手段等を配した操作部の操作のみで加熱手段を動作させないようにできる。なお、ドアの開閉動作は、調理物を加熱する際には必ず加熱室に調理物を入れるために行なう動作であるため、特別に操作、動作が追加されるものではない。
【0016】
また、加熱方法選択手段を、複数の加熱モードがあらかじめどれかに選択されている状態となる様にすることで、使用者があらかじめ選択されている加熱モードを使用したいときは、加熱方法選択手段を操作する必要がなくなるため、操作数の削減をすることができる。
【0017】
請求項2に記載の発明は、調理物を加熱する複数の加熱手段と、複数の加熱手段を制御する制御手段と、加熱室を開閉する開閉手段と、前記開閉手段の開閉状態を出力するドア開閉信号出力部と、前記加熱手段のモードが選択でき、かつ、あらかじめどれかに選択された状態となる加熱方法選択手段と、加熱条件を設定する加熱条件設定手段を備え、前記制御手段は、前記開閉手段の開成または閉成になった時の前記ドア開閉信号出力部の信号が入力された後に、加熱動作を開始する入力信号を受け付け加熱手段の動作を可能としたことを特徴としたことにより、制御手段は、加熱動作に必要な信号を、ドアの開成または閉成の信号が入力されたあとでなければ受け付けないため、加熱動作を行なう際は、加熱条件設定手段等を配した操作部の操作のみで加熱手段を動作させないようにできる。なお、ドアの開閉動作は、調理物を加熱する際には必ず加熱室に調理物を入れるために行なう動作であるため、特別に操作、動作が追加されるものではない。
【0018】
また、加熱方法選択手段を、複数の加熱モードがあらかじめどれかに選択されている状態となる様にすることで、使用者があらかじめ選択されている加熱モードを使用したいときは、加熱方法選択手段を操作する必要がなくなるため、操作数の削減をすることができる。
【0019】
請求項3に記載の発明は、特に、請求項1および2に記載の加熱調理器に、使用者がどの加熱モードを選択しているかを認識できるように、複数の加熱モードのそれぞれに対応した表示手段を備え、制御手段に開閉手段の開成または閉成になった時のドア開閉信号出力部からの信号を入力された時に、前記表示手段にて、加熱方法選択手段で選択されている加熱モードに対応した表示をすることを特徴としたことにより、使用者がドアを開閉すれば、加熱モードに対応した表示手段を表示させることができるため、使用者には加熱モードを視覚的に認識することが容易となり、使い勝手が向上する。
【0020】
請求項4に記載の発明は、特に、請求項3に記載の加熱調理器に、報知手段を備え、制御手段に開閉手段の開成または閉成になった時のドア開閉信号出力部からの信号を入力された時に、前記報知手段にて報知を行い、かつ加熱方法選択手段で加熱モードを切り替えたときにも前記報知手段により報知することを特徴としたため、使用者がドアを開閉すれば、加熱モード選択時に聴覚的にも認識することができ、より操作性を向上できる。
【0021】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0022】
(実施例1)
図1は、本発明の第1の実施例における加熱調理器の図を示すものである。
【0023】
図1において、6は加熱室を開閉するドアの開閉状態を出力するドア開閉信号出力部であり、ドアが閉状態では0V出力、開状態でははぼ5Vを出力し、その信号は制御手段1へ入力されるとともに、安全回路部5へも入力される。制御手段1は、入力されたドア開閉信号を受けて、安全回路部5に信号を出力する。安全回路部5は、ドア開閉信号出力部6からの信号と制御手段1からの信号により動作を行う。加熱方法選択手段10には、複数のスイッチを内蔵しそのうちのどれか1つのスイッチがいつもONしているロータリースイッチRSW1を用い、そのロータリースイッチRSW1の複数の内臓スイッチと複数の加熱方法をそれぞれ対応させている。ロータリースイッチRSW1からは制御手段1に対して常に複数の加熱方法のうちの1つを指示する信号をあらかじめ出力しているため、使用者があらかじめ選択されている加熱方法(ヒータ加熱、マイクロ波加熱、それらのコンビ加熱等)を使用したいときには、ロータリースイッチRSW1を操作しなくても制御手段1はその加熱方法を認識することができ、操作手順が1つ削減できる。制御手段1は、ドア開閉信号が入力された後に加熱方法選択手段10より加熱方法を、時間入力手段11により加熱時間を入力されると加熱手段駆動部3に信号を出力し、加熱手段駆動部3はその信号と安全回路部5からの信号により動作を行い、その出力信号にて加熱手段制御部2を動作させ、加熱手段を動作させている。
【0024】
なお、図2はその回路図、図3はタイミングチャートを示す。
【0025】
以上のように構成された加熱調理器について、図2、図3を用いて以下にその動作、作用を説明する。
【0026】
まず、使用者がドアを開くと、ドア開でOFF、ドア閉でONするドア連動スイッチにより、トランジスタQ3のベースが0Vとなり、トランジスタQ3がOFFし、ドア開閉信号出力部6の出力、すなわち、B点の電位がほぼ5Vとなる。その信号を受けた制御手段1はドアが開けられたことを認識し、制御手段1のO1から信号を出力し(この場合、制御手段1の出力電圧は5Vとする)、トランジスタQ7のエミッタに電圧を印可する。同時に、B点からの出力信号は、安全回路部5のトランジスタQ8のベースに印加され、トランジスタQ8がONして、それによりトランジスタQ7のベースが0Vに引き込まれトランジスタQ7がONする。すなわち、トランジスタQ7とQ8とにより回路の安全性を保持する安全回路部5を構成する。トランジスタQ7がONするとトランジスタQ7のコレクタがほぼ5Vとなるため、ドア信号出力部6からの出力信号が0Vになっても(ドアが閉められても)、トランジスタQ8はONし続ける。また、制御手段にドア開閉信号が入力された後に、加熱方法選択手段10のスイッチSW1〜SW4からの信号が制御手段1へ入力され、時間入力手段11のロータリーエンコーダRE1からの出力が制御手段1へ入力され、加熱可能な状態を制御手段1が認識すると、制御手段1のO2が出力されトランジスタQ5のベースに5Vが印加される。この時、トランジスタQ8がONしているため、トランジスタQ5がONして、加熱手段制御部2のリレーの接点が閉じ、加熱手段8が動作する。
【0027】
以上のように、本実施例においては、安全回路部5を、ドア開閉状態が入力された制御手段1からの出力信号とドア開閉信号出力部6からの出力信号で動作し、安全回路部5からの出力信号と、ドア開閉信号が入力された後に加熱時間を入力された制御手段1からの出力信号により加熱手段駆動部3を動作させ、その出力信号により加熱手段制御部2を動作させることで加熱手段8が動作することになるため、マイクロコンピューター等の制御手段1の故障や、使用者が意図せずに操作部4のみ操作したときに、誤って加熱調理器を動作させないようにでき、かつ操作数を削減できるために操作性も向上できる。また、STARTキーなどの調理開始を指示する手段を廃止することができるため、操作部の操作性、視認性を向上し、かつ安価な加熱調理器とすることができる。また、本実施例のドア連動スイッチを、加熱手段制御部2のリレーと、リレー電源の間、またはリレーと加熱手段駆動部3の間に設けることで、ドアが閉じている時にのみリレーの接点を閉じることとなり、ドアが開いている時に万が一ノイズ等により制御手段1からO2出力または、トランジスタQ5をONする信号が印加されたとしても、リレーをONさせないようにできるため、より安全性が高められる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、請求項1〜4に記載の発明によれば、マイクロコンピューター等の制御手段の故障や、使用者が意図せずに操作部のみ操作したときに、誤って加熱調理器を動作させないようにでき、かつ操作数を削減できるために操作性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における加熱調理器の構成図
【図2】本発明の実施例1における加熱調理器の回路図
【図3】本発明の実施例1における加熱調理器のタイムチャート
【図4】従来の加熱調理器の構成図
【図5】従来の加熱調理器の回路図
【符号の説明】
1 制御手段
2 加熱手段制御部
3 加熱手段駆動部
4 操作部
5 安全回路部
6 ドア開閉信号出力部
8 加熱手段
9 開閉手段
10 加熱方法選択手段
11 時間入力手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用者が意図せずに操作部のみ操作したときに、誤って加熱調理器を動作させないようにし、かつ簡単に操作を行えるようにした加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の加熱調理器としては、例えば、図4、図5に記載されているようなものがあった。図4は高周波加熱装置の構成図、図5は高周波加熱装置の回路図を示すものである。
【0003】
図5において、1は制御手段、2は加熱手段制御部、3は加熱手段駆動部、4は操作部、5は安全回路部である。従来例では、操作部4のスイッチSW1〜SW4からの出力が加熱手段1へ入力され、加熱可能な状態を制御手段1が認識すると、O1から信号を出力し(この場合、制御手段1の出力電圧は5Vとする)、トランジスタQ4のエミッタに電圧を印可する。次に使用者が操作部4のSTARTキーを押すとダイオードD3を通して点Aが5Vになり、トランジスタQ6がONして、それによりトランジスタQ4のベースが0Vに引き込まれトランジスタQ4がONする。すなわち、トランジスタQ4とQ6とにより回路の安全性を保持する安全回路部5を構成する。トランジスタQ4がONするとトランジスタQ4のコレクタがほぼ5Vとなるため、STARTキーが離されてもトランジスタQ6はONし続ける。また、STARTキーからの信号が制御手段1に入力されると、O3が出力されトランジスタQ7がONする。この時、トランジスタQ6がONしているため、加熱手段制御部2のリレーの接点が閉じ、加熱手段が動作する構成としていた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
すなわち、使用者がドアを開閉して調理物を加熱室に入れ、加熱モード、加熱条件等の加熱に必要な情報を操作部4から制御手段1に入力し、STARTキーを押すことで安全回路部5、加熱手段駆動部3、加熱手段制御部2を動作させることで加熱手段8が動作している。
【0005】
また、加熱時間を時間入力手段から制御手段に入力したときに、調理開始させることで、STARTキーを削減しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特許第2506716号公報
【特許文献2】
特開平2−223731号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、操作部の操作のみで安全回路部を動作できる(安全回路を解除)構成、すなわち加熱調理器が動作してしまう。このような意図も容易に安全回路が解除可能な構成では、予め加熱モードが選択された状態で放置され、その状態で、使用者が加熱モードの確認を忘れ、時間設定し、加熱調理を開始させた場合、つぎの様な失敗をしてしまう。例えば、使用者は、樹脂製のトレーで食品をマイクロ波調理するつもりが、ヒータ加熱され調理開始後に、食品が焦げているのに気づきあわせて調理を終了してしまう。
【0008】
また、操作部の掃除をしている時など、使用者が意図しない場合でも誤って加熱調理器を動作させてしまうという課題を有していた。また、安全回路部は、STARTキーからの信号で動作しているため、加熱手段を動作させるには必ずSTARTキーを必要としていた。このため、操作部にはSTARTキーを構成するスペース、部品が必ず存在し、限られた操作部スペースに対してキーの点数が多くなり、1つ当たりのキーの大きさが小さくなり操作性、視認性が悪くなる、また部品点数が多くコストが高くなる、という課題を有していた。
【0009】
なお、調理物を調理する時に、調理物を加熱室に入れるためにドアを開閉する、制御手段に加熱モードを入力する、加熱時間等の加熱条件を入力する、加熱手段の動作開始を指示するという4つの動作や操作が必要であるが、制御手段に加熱時間を入力したときに加熱手段を動作させることで、STARTキーを削減し、使用者の操作数を減らすことは可能であるが、操作部の操作のみで安全回路部を動作できる、すなわち加熱調理器を動作させることができるため、例えば、操作部の掃除をしている時など、使用者が意図しない場合でも誤って加熱調理器を動作させてしまうことがあるという課題は有したままである。
【0010】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者が意図せずに操作部のみ操作したときに、誤って加熱調理器を動作させないようにし、かつ簡単に操作を行えるようにした加熱調理器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、調理物を加熱する複数の加熱手段と、複数の加熱手段を制御する制御手段と、加熱室を開閉する開閉手段と、前記開閉手段の開閉状態を出力するドア開閉信号出力部と、前記加熱手段のモードが選択でき、かつ、あらかじめどれかに選択された状態となる加熱方法選択手段と、加熱条件を設定する加熱条件設定手段を備え、前記制御手段は、前記開閉手段の開成または閉成になった時の前記ドア開閉信号出力部の信号が入力された後に、前記加熱条件設定手段による設定が可能となることを特徴としたものである。
【0012】
これによって、制御手段は、加熱条件をドアの開成または閉成の信号が入力されたあとでなければ設定することができないため、加熱動作を行なう際は、加熱条件設定手段等を配した操作部のみで加熱手段を動作させないようにできる。なお、ドアの開閉動作は、調理物を加熱する際には必ず加熱室に調理物を入れるために行なう動作であるため、特別に操作、動作が追加されるものではない。
【0013】
また、加熱方法選択手段を、複数の加熱モードがあらかじめどれかに選択されている状態となる様にすることで、使用者があらかじめ選択されている加熱モードを使用したいときは、加熱方法選択手段を操作する必要がなくなるため、操作数の削減をすることができる。
【0014】
以上のように、使用者が意図せずに操作部4のみ操作したときに、誤って加熱調理器を動作させないようにでき、かつ操作数を削減できるために操作性も向上できる。もちろん、STARTキーなどの調理開始指示手段を使用せずに加熱条件設定手段で加熱条件を制御手段に入力すれば、加熱手段を動作させるようにもできるため、操作部のキーの大きさを大きくでき操作性、視認性が向上し、コストも安価とすることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、調理物を加熱する複数の加熱手段と、複数の加熱手段を制御する制御手段と、加熱室を開閉する開閉手段と、前記開閉手段の開閉状態を出力するドア開閉信号出力部と、前記加熱手段のモードが選択でき、かつ、あらかじめどれかに選択された状態となる加熱方法選択手段と、加熱条件を設定する加熱条件設定手段を備え、前記制御手段は、前記開閉手段の開成または閉成になった時の前記ドア開閉信号出力部の信号が入力された後に、前記加熱条件設定手段による設定が可能となることを特徴としたことにより、制御手段は、加熱条件をドアの開成または閉成の信号が入力されたあとでなければ設定することができないため、加熱動作を行なう際は、加熱条件設定手段等を配した操作部の操作のみで加熱手段を動作させないようにできる。なお、ドアの開閉動作は、調理物を加熱する際には必ず加熱室に調理物を入れるために行なう動作であるため、特別に操作、動作が追加されるものではない。
【0016】
また、加熱方法選択手段を、複数の加熱モードがあらかじめどれかに選択されている状態となる様にすることで、使用者があらかじめ選択されている加熱モードを使用したいときは、加熱方法選択手段を操作する必要がなくなるため、操作数の削減をすることができる。
【0017】
請求項2に記載の発明は、調理物を加熱する複数の加熱手段と、複数の加熱手段を制御する制御手段と、加熱室を開閉する開閉手段と、前記開閉手段の開閉状態を出力するドア開閉信号出力部と、前記加熱手段のモードが選択でき、かつ、あらかじめどれかに選択された状態となる加熱方法選択手段と、加熱条件を設定する加熱条件設定手段を備え、前記制御手段は、前記開閉手段の開成または閉成になった時の前記ドア開閉信号出力部の信号が入力された後に、加熱動作を開始する入力信号を受け付け加熱手段の動作を可能としたことを特徴としたことにより、制御手段は、加熱動作に必要な信号を、ドアの開成または閉成の信号が入力されたあとでなければ受け付けないため、加熱動作を行なう際は、加熱条件設定手段等を配した操作部の操作のみで加熱手段を動作させないようにできる。なお、ドアの開閉動作は、調理物を加熱する際には必ず加熱室に調理物を入れるために行なう動作であるため、特別に操作、動作が追加されるものではない。
【0018】
また、加熱方法選択手段を、複数の加熱モードがあらかじめどれかに選択されている状態となる様にすることで、使用者があらかじめ選択されている加熱モードを使用したいときは、加熱方法選択手段を操作する必要がなくなるため、操作数の削減をすることができる。
【0019】
請求項3に記載の発明は、特に、請求項1および2に記載の加熱調理器に、使用者がどの加熱モードを選択しているかを認識できるように、複数の加熱モードのそれぞれに対応した表示手段を備え、制御手段に開閉手段の開成または閉成になった時のドア開閉信号出力部からの信号を入力された時に、前記表示手段にて、加熱方法選択手段で選択されている加熱モードに対応した表示をすることを特徴としたことにより、使用者がドアを開閉すれば、加熱モードに対応した表示手段を表示させることができるため、使用者には加熱モードを視覚的に認識することが容易となり、使い勝手が向上する。
【0020】
請求項4に記載の発明は、特に、請求項3に記載の加熱調理器に、報知手段を備え、制御手段に開閉手段の開成または閉成になった時のドア開閉信号出力部からの信号を入力された時に、前記報知手段にて報知を行い、かつ加熱方法選択手段で加熱モードを切り替えたときにも前記報知手段により報知することを特徴としたため、使用者がドアを開閉すれば、加熱モード選択時に聴覚的にも認識することができ、より操作性を向上できる。
【0021】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0022】
(実施例1)
図1は、本発明の第1の実施例における加熱調理器の図を示すものである。
【0023】
図1において、6は加熱室を開閉するドアの開閉状態を出力するドア開閉信号出力部であり、ドアが閉状態では0V出力、開状態でははぼ5Vを出力し、その信号は制御手段1へ入力されるとともに、安全回路部5へも入力される。制御手段1は、入力されたドア開閉信号を受けて、安全回路部5に信号を出力する。安全回路部5は、ドア開閉信号出力部6からの信号と制御手段1からの信号により動作を行う。加熱方法選択手段10には、複数のスイッチを内蔵しそのうちのどれか1つのスイッチがいつもONしているロータリースイッチRSW1を用い、そのロータリースイッチRSW1の複数の内臓スイッチと複数の加熱方法をそれぞれ対応させている。ロータリースイッチRSW1からは制御手段1に対して常に複数の加熱方法のうちの1つを指示する信号をあらかじめ出力しているため、使用者があらかじめ選択されている加熱方法(ヒータ加熱、マイクロ波加熱、それらのコンビ加熱等)を使用したいときには、ロータリースイッチRSW1を操作しなくても制御手段1はその加熱方法を認識することができ、操作手順が1つ削減できる。制御手段1は、ドア開閉信号が入力された後に加熱方法選択手段10より加熱方法を、時間入力手段11により加熱時間を入力されると加熱手段駆動部3に信号を出力し、加熱手段駆動部3はその信号と安全回路部5からの信号により動作を行い、その出力信号にて加熱手段制御部2を動作させ、加熱手段を動作させている。
【0024】
なお、図2はその回路図、図3はタイミングチャートを示す。
【0025】
以上のように構成された加熱調理器について、図2、図3を用いて以下にその動作、作用を説明する。
【0026】
まず、使用者がドアを開くと、ドア開でOFF、ドア閉でONするドア連動スイッチにより、トランジスタQ3のベースが0Vとなり、トランジスタQ3がOFFし、ドア開閉信号出力部6の出力、すなわち、B点の電位がほぼ5Vとなる。その信号を受けた制御手段1はドアが開けられたことを認識し、制御手段1のO1から信号を出力し(この場合、制御手段1の出力電圧は5Vとする)、トランジスタQ7のエミッタに電圧を印可する。同時に、B点からの出力信号は、安全回路部5のトランジスタQ8のベースに印加され、トランジスタQ8がONして、それによりトランジスタQ7のベースが0Vに引き込まれトランジスタQ7がONする。すなわち、トランジスタQ7とQ8とにより回路の安全性を保持する安全回路部5を構成する。トランジスタQ7がONするとトランジスタQ7のコレクタがほぼ5Vとなるため、ドア信号出力部6からの出力信号が0Vになっても(ドアが閉められても)、トランジスタQ8はONし続ける。また、制御手段にドア開閉信号が入力された後に、加熱方法選択手段10のスイッチSW1〜SW4からの信号が制御手段1へ入力され、時間入力手段11のロータリーエンコーダRE1からの出力が制御手段1へ入力され、加熱可能な状態を制御手段1が認識すると、制御手段1のO2が出力されトランジスタQ5のベースに5Vが印加される。この時、トランジスタQ8がONしているため、トランジスタQ5がONして、加熱手段制御部2のリレーの接点が閉じ、加熱手段8が動作する。
【0027】
以上のように、本実施例においては、安全回路部5を、ドア開閉状態が入力された制御手段1からの出力信号とドア開閉信号出力部6からの出力信号で動作し、安全回路部5からの出力信号と、ドア開閉信号が入力された後に加熱時間を入力された制御手段1からの出力信号により加熱手段駆動部3を動作させ、その出力信号により加熱手段制御部2を動作させることで加熱手段8が動作することになるため、マイクロコンピューター等の制御手段1の故障や、使用者が意図せずに操作部4のみ操作したときに、誤って加熱調理器を動作させないようにでき、かつ操作数を削減できるために操作性も向上できる。また、STARTキーなどの調理開始を指示する手段を廃止することができるため、操作部の操作性、視認性を向上し、かつ安価な加熱調理器とすることができる。また、本実施例のドア連動スイッチを、加熱手段制御部2のリレーと、リレー電源の間、またはリレーと加熱手段駆動部3の間に設けることで、ドアが閉じている時にのみリレーの接点を閉じることとなり、ドアが開いている時に万が一ノイズ等により制御手段1からO2出力または、トランジスタQ5をONする信号が印加されたとしても、リレーをONさせないようにできるため、より安全性が高められる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、請求項1〜4に記載の発明によれば、マイクロコンピューター等の制御手段の故障や、使用者が意図せずに操作部のみ操作したときに、誤って加熱調理器を動作させないようにでき、かつ操作数を削減できるために操作性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における加熱調理器の構成図
【図2】本発明の実施例1における加熱調理器の回路図
【図3】本発明の実施例1における加熱調理器のタイムチャート
【図4】従来の加熱調理器の構成図
【図5】従来の加熱調理器の回路図
【符号の説明】
1 制御手段
2 加熱手段制御部
3 加熱手段駆動部
4 操作部
5 安全回路部
6 ドア開閉信号出力部
8 加熱手段
9 開閉手段
10 加熱方法選択手段
11 時間入力手段
Claims (4)
- 調理物を加熱する複数の加熱手段と、複数の加熱手段を制御する制御手段と、加熱室を開閉する開閉手段と、前記開閉手段の開閉状態を出力するドア開閉信号出力部と、前記加熱手段のモードが選択でき、かつ、あらかじめどれかに選択された状態となる加熱方法選択手段と、加熱条件を設定する加熱条件設定手段を備え、前記制御手段は、前記開閉手段の開成または閉成になった時の前記ドア開閉信号出力部の信号が入力された後に、前記加熱条件設定手段による設定が可能となることを特徴とした加熱調理器。
- 調理物を加熱する複数の加熱手段と、複数の加熱手段を制御する制御手段と、加熱室を開閉する開閉手段と、前記開閉手段の開閉状態を出力するドア開閉信号出力部と、前記加熱手段のモードが選択でき、かつ、あらかじめどれかに選択された状態となる加熱方法選択手段と、加熱条件を設定する加熱条件設定手段を備え、前記制御手段は、前記開閉手段の開成または閉成になった時の前記ドア開閉信号出力部の信号が入力された後に、加熱動作を開始する入力信号を受け付け加熱手段の動作を可能としたことを特徴とした加熱調理器。
- 使用者がどの加熱モードを選択しているかを認識できるように、複数の加熱モードのそれぞれに対応した表示手段を備え、制御手段に開閉手段の開成または閉成になった時のドア開閉信号出力部からの信号を入力された時に、前記表示手段にて、加熱方法選択手段で選択されている加熱モードに対応した表示をすることを特徴とした請求項1または2に記載の加熱調理器。
- 報知手段を備え、制御手段に開閉手段の開成または閉成になった時のドア開閉信号出力部からの信号を入力された時に、前記報知手段にて報知を行い、かつ加熱方法選択手段で加熱モードを切り替えたときにも前記報知手段により報知することを特徴とした請求項3に記載の加熱調理器。
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-
2003
- 2003-06-18 JP JP2003173187A patent/JP2005009738A/ja active Pending
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JP4721839B2 (ja) * | 2005-09-16 | 2011-07-13 | 三洋電機株式会社 | 加熱調理器 |
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