JP2005009048A - Fabric consisting of composite spun yarn and use of the same - Google Patents

Fabric consisting of composite spun yarn and use of the same Download PDF

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a long fiber dope-dyed yarn, especially a uniform easily openable dope-dyed yarn containing carbon black without having color unevenness and improving the fiber-opening property, and a high quality fabric by using a high quality composite spun yarn obtained by overlapping a short fiber bundle with the long fiber for compounding . <P>SOLUTION: This long and short composite spun yarn is obtained by twisting a fiber bundle consisting of the easily openable long fiber bundle (A) with a short fiber bundle (B) comprising a natural fiber and/or a synthetic fiber for composite-spinning. Especially, in the long and short composite spun yarn, the easily openable long fiber bundle (A) consists of a synthetic fiber containing ≤1.1 % oil content containing ≥12 wt. % and ≤50 % anti-static agent, and having ≤8x10<SP>8</SP>Ω electric resistance at 25°Cx40 %RH. The fabric is formed by using the long and short composite spun yarn as a starting material. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成繊維長繊維束を開繊することにより得られる高品位な糸状を有する長短複合紡績糸及びその糸を用いてなる織編物に関するものである。特に本発明は、黒原着糸を含み、軽量でしかも透け感の少ない黒生地、ならびに高い深色性とイラツキがおさえられた、高級感を有するブラックフォーマルウェア、ブラックフォーマルドレス、学生服を提供する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、長短複合紡績糸は色々な繊維の組合せで混繊糸として、また、色々な複合方法により様々な形態のものが作られている。しかし、更に風合や色相の改良を計るために原着糸を用いたものはない。原着糸を利用すると、原着糸の製造時に発生する均一混合の不備などにより、原着糸に繊度斑が生じたり、原着微粒子により製織など加工工程で筬や縫針の磨耗の問題があった。このため、これらの複合紡績糸を用いた織編物を製造することは困難であった。
【0003】
複合紡績糸を製造するに際し、混繊手段として、電気開繊方法などが知られている(例えば、特許文献1)。また、二層構造糸や繊維束と単糸との複合糸等についても知られている(例えば、特許文献2,3)。しかし、本発明のように原着糸を扱う上での複合紡績についての記載はない。
【0004】
【特許文献1】
特開昭54−17063号
【0005】
【特許文献1】
特開平6−228838号
【0006】
【特許文献1】
特開2000−17532号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術に見られるように、原着糸を利用すると、原着糸の製造時に発生する均一混合の不備などにより繊度斑が生じたり、原着微粒子により製織など加工工程で筬や縫針の摩耗の問題があった。このため、複合紡績糸を用いた黒生地を製造することは困難であった。本発明では、原着糸、特にカーボンブラックを含有した、均一で色斑の無い、開繊性を向上させた易開繊黒原着糸を長短複合紡績糸の素材として提供し、この複合紡績糸を用いることにより、軽量で色斑の無い高品位な黒生地を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段、即ち、本発明の第1は、易開繊性長繊維束(A)と天然繊維及び又は合成繊維よりなる短繊維束(B)からなる繊維束に撚りを加えて複合紡績された長短複合紡績糸を出発原料として形成されたことを特徴とする生地であり、
【0009】
その第2は、易開繊性長繊維束(A)が合成繊維長繊維束である請求項1に記載の生地であり、
【0010】
その第3は、易開繊性長繊維束(A)が、帯電防止剤を12重量%以上、50%以下含有する油分を繊維重量に対し1.1%以下含有しており、25℃×40%RHにおける電気抵抗値が8×10Ω以下である合成繊維長繊維からなる請求項1乃至2のいずれかに記載の生地であり、
【0011】
その第4は、易開繊性長繊維束(A)が微粒子を含有する請求項1乃至3のいずれかに記載の生地であり、
【0012】
その第5は、微粒子がカーボンブラックである請求項4に記載の生地であり、
【0013】
その第6は、請求項1乃至5のいずれかに記載の生地から形成されてなるブラックフォーマルドレスであり、
【0014】
その第7は、請求項1乃至5のいずれかに記載の生地から形成されてなるブラックフォーマルウェアであり、
【0015】
その第8は、請求項1乃至5のいずれかに記載の生地から形成されてなる学生服である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における複合紡績糸及びその複合紡績糸を用いてなる生地(織編物)について詳細に述べる。
【0017】
本発明における易開繊性合成繊維(A)は、通常の合成繊維からなり、たとえば、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレートなどのポリエステルからなるフィラメント、あるいは、脂肪族ポリアミド、芳香族ポリアミドなどのポリアミド、例えばナイロン6、ナイロン66からなるフィラメント、あるいは、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンからなるフィラメント、アクリルやアクリレート系のフィラメント等の合成樹脂からなるフィラメントを意味する。取り扱いやコストの観点からはポリエステル系繊維特にポリエチレンテレフタレートが好ましく採用される。
【0018】
ポリエステル系繊維としては、通常のポリエステル以外に共重合ポリエステルは、勿論のこと、具体的には、イソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、ナフタリンジカルボン酸、フタル酸、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール等をあげることができる。
【0019】
合成繊維の繊度は300デシテックス以下であることが好ましい。300デシテックスを超えると電圧を高く設定しないと開繊性が劣ったものになり、生産コストが増加することと、開繊複合紡績糸としたときに複合糸の繊度が大きく成り過ぎるため好ましくない。より好ましい範囲としては10〜150デシテックスであり、さらには15から100デシテックスが一層好ましい。
【0020】
本発明における合成繊維(A)に付与する油剤は、帯電防止剤がアルキルスルホネート塩、アルキルベンゼンスルホネート塩、アルキルサルフェート塩、アルキルホスフェート塩、から選ばれる一種又はそれらの組み合せからなることがポイントである。
【0021】
帯電防止剤は繊維を良好に電気開繊させるためには必須の成分であり、油剤成分に対し12重量%以上、50重量%以下存在することが望ましい。12重量%未満であれば合成繊維の開繊性が悪くなり、本発明の合成繊維を用いた複合紡績糸の品位が劣るものとなるため本発明の範囲外とする。50重量%を超えると延伸工程において発煙が著しくなるため好ましくない。好ましい範囲としては15から40重量%であり、さらには18から30重量%が一層好ましい。
【0022】
油剤の付着量は微粒子を含有する合成繊維重量に対し1.1%以下が望ましい。1.1重量%を超えると制電性能は向上するが、油剤滴りなどの問題が発生し好ましくない。合成繊維の単糸繊度に対して、適正な油剤の付着量が存在し、例えば単糸繊度の太い場合は繊維表面積が相対的に小さくなるため少なめが良く、逆に単糸繊度の細い場合は繊維表面積が大きくなることから付着量は多めに設定することが好ましい。本発明では単糸繊度が1から2.5デシテックスの場合には0.2%から1.1%に設定すると、繊維の開繊性が良好になることを見出した。特に0.3%から0.9%が好ましく、さらには0.4%から0.7%が一層好ましい。
【0023】
上記油剤を付与することにより、後述する方法で開繊が可能となる。合成繊維の開繊性を適正に評価できるパラメータとして25℃×40%RHにおける電気抵抗値が好ましく、8×10Ω以下でればカーボンブラックを含有する合成繊維であっても良好な開繊性を示す。8×10Ωを超えると開繊性が不均一になって、短繊維との開繊複合紡績糸とした場合に斑が発生しやすくなる。ただし、1×10Ω以下にすると、制電防止剤を多量に付着させる必要が生じ、逆に開繊性が劣るものとなるため好ましくは1×10Ω以上6×10Ω以下であり、さらには1×10Ω以上4×10Ω以下が一層好ましい。
【0024】
本発明の帯電防止剤がポリ(オキシエチレン)アルキルアミン、ポリ(オキシエチレン)アルキルアミド、ポリ(オキシエチレン)アルキルエーテル、ポリ(オキシエチレン)アルキルフェニルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アルキルスルホネート塩、アルキルベンゼンスルホネート塩、アルキルサルフェート塩、アルキルホスフェート塩、第4級アンモニウムクロライド、第4級アンモニウムサルフェート、第4級アンモニウムナイトレート、アルキルベタイン型、アルキルイミダゾイン型、アルキルアラニン型から選ばれる一種又はそれらの組み合せからなることが好ましい。これら以外の帯電防止剤では開繊性が満足するものとならない。この中でもアニオン系のアルキルスルホネート塩、アルキルベンゼンスルホネート塩、アルキルサルフェート塩、アルキルホスフェート塩が特に好ましい。その中でもスルホネート金属塩を有するものが一層好ましい。
【0025】
本発明の微粒子を含有する合成繊維に付着している油分としてはオイル成分が40〜70部、乳化成分が5〜30部、制電剤が12〜50部の範囲で構成されていることが好ましい。オイル成分が40部未満であれば金属やセラミック等の接糸部品との摩擦係数が高くなりすぎるため、毛羽の原因となりやすい。乳化成分が5部未満であれば油分を水で希釈したときに均一に混ざりにくく、オイル付着斑になりやすいばかりでなく、ひいては毛羽や糸切れの原因となりやすい。好ましい範囲としてはオイル成分が50〜60部、乳化成分が10〜20部、制電剤が18〜30部の範囲で構成されていることが好ましい。
【0026】
本発明において、紡糸油剤のベース成分としては公知のもの、例えば鉱物油や脂肪酸エステルを便宜組み合せて使用することができる。また、乳化成分としては公知のもの、例えばグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、POEエーテル付加オイル、PEGエステル付加物オイル、レシチン、等から任意に組み合せて使用することができるが、PEGジオレート、脂肪酸アルコール、またその金属塩が特に好ましい。
【0027】
本発明の繊維が微粒子を含有することが好ましい。微粒子を含有することで繊維表面のすべりが変化するが、上記油剤を使用することにより摩擦係数の最適化及び開繊性が向上する。
【0028】
本発明に使用できる微粒子としては、顔料、艶消剤、抗菌剤、制電剤等、一般に繊維に練りこまれる微粒子なら何でも良い。微粒子がカーボンブラックにより着色されている場合には、本発明の開繊性に優れていることで混繊斑が減少し、色斑を低減することができるため、好ましい組み合せである。また、本発明の目的を損なわない範囲内でその他の艶消剤、抗菌剤、制電剤等の添加剤を含有させてもかまわないし、また他種ポリマーを含有させてもかまわない。また、顔料としては、黒原着用のカーボンブラック以外に、種々の色の顔料を用いることができる。
【0029】
微粒子の添加方法としては、例えばカーボンブラック5〜40重量%からなるマスターバッチ合成樹脂と、カーボンブラックを含有しない合成樹脂からなるマトリックスポリマーとを、混合・溶融紡糸してなる黒原着ポリエステル繊維を製造することができる。該繊維中のカーボンブラックの含有量は、繊維重量を基準としてそれぞれ0.5〜2.0重量%である。0.5重量%未満であれば、色斑が目立ち、2.0重量%を超えると、ポリマーとの混合不良が生じ繊度斑が目立つようになる。
【0030】
なお、マスターバッチとマトリックスポリマーとを溶融混合するには特別の方法を採用する必要はない。例えば、溶融前の夫々のチップを混合後溶融しても良いし、両者を別々に溶融した後、紡糸直前にスタティックミキサー等を用いて静的に混合してもよい。混合後は公知の溶融紡糸方法によって繊維化される。その際の断面形状は任意であり、丸断面繊維、異形断面繊維、中空繊維いずれであってもよい。
【0031】
本発明において微粒子として用いられるカーボンブラックは、チャンネルブラック、ファーネスブラック等任意のものが用いられるが、その一次粒子径が小さくなりすぎると、例えばポリエチレンテレフタレート系共重合ポリエステル(以下、単に共重合ポリエステルと称することがある)中に配合する際粒子が凝集し易く製糸することが困難となる傾向があり、一方大きくなりすぎると黒色度が低下し易い。したがって、カーボンブラックの一次粒子径は10〜40nmの範囲内にあることが好ましい。粒子径が10nm以下であれば、扱いに困難となり、また粒子径が40nm以上であれば、紡糸する時に、ノズル内での背圧が上がり、糸切れなどの操業性不良の原因となる。
【0032】
一方、粗糸供給部から供給された天然繊維及び又は合成繊維よりなる繊維束(B)は、羊毛、綿、絹、麻、合成繊維ステープル、レーヨンステープル、およびアセテートステープルのいずれか1つ以上を用いるのが好ましい。特に羊毛が好ましい。
【0033】
得られる複合紡績糸は有する1mm以上の毛羽指数が1000ケ/10m以下であることが必要である。更には、高品位な布帛を得るためには毛羽指数は700ケ/10m以下であることがより望ましい。毛羽の発生が多いと染色後の布帛で毛羽の集中した箇所が白けて見えることから、著しく布帛の品位を低下せしめることになる。
【0034】
天然繊維及び又は合成繊維よりなる繊維束(B)と合成繊維(A)よりなるフィラメントの繊維束に撚りを加えて複合紡績糸とする方法としては、牽伸された繊維束でほぼ集束状態のマルチフィラメント糸を包み込んで、ついで加撚して巻き取るか若しくは仮撚結束により巻付毛羽で糸を形成させる方法、又は牽伸された繊維束を開繊されたマルチフィラメント糸で包み込んで、しかる後に加撚して巻き取るか、若しくは仮撚結束により巻付毛羽で糸を形成させる方法がある。
【0035】
更には、粗糸供給部から供給された天然繊維及び又は合成繊維よりなる繊維束(B)に対し、長繊維(以下フィラメントとも言う)供給部から供給される合成繊維(A)をテンション機構により張力を付与した状態で供給ガイドを介して重ね合わせた天然繊維及び又は合成繊維よりなる繊維束(C)とを3〜8mm離間させて合流させた後、実撚を加えることで高品位な糸条を得ることができる。
【0036】
また、粗糸供給部から供給された天然繊維及び又は合成繊維よりなる繊維束(B)に対し、フィラメント供給部から供給される合成繊維(A)をテンション機構により張力を付与した状態で供給ガイドを介して重ね合わせた繊維束に合成繊維をガイドロ−ラ−を介して、フロントロ−ラ−の外側からテンションを付与しない状態で該合成繊維を巻きつけながら実撚を付与することでも高品位な糸条を得ることが可能である。これは、フロントロ−ラ−の外側から供給した合成繊維により、繊維束(B)をほぼ被覆したことによる効果である。
【0037】
更に上記以外の方法として、合成繊維(A)を帯電させて連続的に開繊させながら、複合紡績糸を製造する方法がある。合成繊維(A)を帯電させて連続的に開繊させる好適な方法としては、特公昭47−11248号に記載されるような截頭円錐状の電極があるが、これに限定されるものではなくコロナ放電を利用したもの、イオン化した空気を媒体とするもの、高圧電極と接触させる方法なども必要に応じて利用できる。本発明においては、粗糸供給部から供給された天然繊維及び又は合成繊維よりなる繊維束(B)に対し、フィラメント供給部から供給されるフィラメントを電気開繊装置によりフィラメントを開繊した状態で重ね合わせた後、実撚を加えることで高品位な糸条(1mm以上の毛羽指数700ケ/10m)を得ることができる。
【0038】
易開繊性を有する長繊維合成繊維(A)と短繊維束(B)の供給位置の決定は、開繊電極の位置あるいは開繊したフィラメントの専用ガイドを用いて調整が可能である。合成繊維マルチフィラメントの開繊幅の調整は開繊の電圧、供給テンション、フィラメントの専用ガイド等の調整による。
【0039】
本発明の長短複合紡績糸は、例えば図1に示す装置を用いて製造することができる。すなわち図1によれば、その装置はバックローラ1、クレードル2、フロントローラ3を順に配置し、フロントローラ3の下方にスネルワイヤ4およびさらに下方にリングとトラベラ5を備えた捲き取り装置を配置し、前記フロントローラ3の送り込み側の上方に上から静電気印加用の開繊電極6およびその下方に環状ガイド7を備えている。
【0040】
長短複合紡績糸の製造は、まずパーン8に捲かれたマルチフィラメント糸Aを解除し、ガイド9を経て電極6で静電気を印加して開繊させ、続いて環状ガイド7を通して開繊幅および供給位置を規制しつつフロントローラ3に供給する。一方粗糸Bをバックローラ1に供給し、クレードル2、フロントローラ3間でドラフトし、フリース状の短繊維束Bとしてフロントローラ3に供給する。フロントローラ3に供給された開繊したマルチフィラメント糸Aとフリース状の短繊維束Bはフロントローラ3のニップ点で混合されるが、この時、マルチフィラメントは開繊幅を短繊維フリースの最大幅の50〜300%に規制されつつ、短繊維フリース幅の中心に重ね合わせて混合される。フロントローラ3を通過したマルチフィラメントと短繊維フリースは、加撚されることにより横断面がフィラメントと短繊維の均一混合層をなす糸構造となり、スネルワイヤ4を経てリングとトラベラ5により管糸10に捲き取られる。
【0041】
以上のようにして得られる複合紡績糸は、繊維束(B)が開繊性を有する合成繊維(A)と均一に混合、施撚される。従って、毛羽の発生も少なく、また、合成繊維(A)が原着糸の場合は異色霜降り感が均一となる。さらに、毛羽が少ないことにより、製織性も向上する。通常の織物、例えば平織、斜文織、朱子織など、また通常の編物、例えば経編、横編などに使用することができる。これら得られる織編物は深色性に優れ、イラツキ感もなく、風合いも改善され、特にフォーマル用として礼服などに用いられる。
【0042】
【実施例】
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。なお、実施例における各特性値は下記方法により測定した。
【0043】
(油分の付着量)
給油前後の糸の重量の変化分を計量して、油剤の付着量を算出する。
【0044】
(電気抵抗値)
繊維4gの電気抵抗値を、25℃×40%RHの雰囲気下で、電気抵抗測定器(東亜電波工業製のSM−5E)を用いて電圧1kvの条件で測定した。
【0045】
(毛羽指数の測定)
敷島紡績株式会社製のF−インデックステスターで測定した。
【0046】
(糸断面の形状)
日立製作所株式会社製のS−3500N形走査型電子顕微鏡で観察した。
【0047】
(深色加工のイラツキ感および深色性)
染色加工技術者の目視およびマクベス社製のMacbeth CE−3100型分光光度計により評価した。
【0048】
(製織性)
製織時のトラブル回数および織機の稼働率により評価した。
【0049】
実施例1
固有粘度が0.64のポリエチレンテレフタレートチップ95重量部と、固有粘度が0.64のポリエチレンテレフタレート系共重合ポリエステル80重量%と平均一次粒子径が22nmのカーボンブラック20重量%とからなるポリエステル組成物(マスターバッチ)のチップ5重量部を混合後、ルーダーを用いて290℃で溶融混合し、次いで孔径0.3mmの吐出孔を24ホール有する口金より20g/分の割合で吐出して1100m/分の速度で巻き取った。得られた未延伸糸は、常法にしたがい3.3倍に延伸して、56デシテックス/24フィラメントの黒原着糸を得た。紡糸油剤は油剤成分として鉱物油57部、セチルスルホネートナトリウム塩23部、PEG(13)ジオレート13.5部、オレイルアルコール4部、オレイン酸カリウム塩2.5部の油剤Aを使用した。給油方法はオイリングローラ方法とし、黒原着糸への油剤の付着量は、0.7重量%とした。
次に図1に示す装置に繊維束(B)として梳毛粗糸1/3.0Nmをバックローラ1から供給し、バックローラ1およびクレードル2とフロントローラ3との間で全ドラフト倍率17.1倍でドラフトした。一方マルチフィラメント糸(A)として前記黒原着糸Aを用い、ガイド9を経て電極6に供給した。電極6では黒原着糸Aに−3000Vを印加して開繊させ、次いで環状ガイド7を通して開繊幅をフリースの最大幅の200%に規制し、またドラフトされたフリース状の前記粗糸Bの中心に重なるように供給位置を規制しつつ、フロントローラ3に供給し、前記フロントローラ3でドラフトされたフリース状の前記粗糸Bと重ね合わせて混合し、撚数900T/M(Z)に加撚して、番手1/40Nmの混繊糸を管糸10として捲き取った。
【0050】
この混繊糸の横断面を顕微鏡で観察したところ、図2に示すように羊毛と黒原着糸が均一に混合されていた。
【0051】
この混繊糸の毛羽指数を測定した後、この混繊糸を経糸(無糊)および緯糸に使用して平織物を製織して染色し、織物の目付、織物の透け感、深色加工時のイラツキ感、深色性、製織性について調査した。その結果を表2に示す。
【0052】
実施例2
マスターバッチレジンのカーボンブラックの添加量を30重量%に変えた以外は実施例1に従った。
【0053】
比較例1
油剤成分として帯電防止剤であるセチルスルホネートナトリウム塩を10部、乳化剤であるPEG(13)ジオレートを20.5部、オレイルアルコール9.2部、添加剤であるオレイン酸カリウム塩0.3部とした油剤Cを使用した以外は実施例1に従った。
【0054】
比較例2
油剤Aを1.5%繊維に付着させた以外は実施例1に従った。その他は同一条件とした。
【0055】
実施例3
油剤成分としてカプリル酸2エチルヘキシル50部、アルキル変性シリコーンオイル7部、セチルスルホネートナトリウム塩23部、POEアルキルフェニルエーテル20部とした油剤Bを使用した以外は実施例1に従った。
【0056】
油剤成分を表1に示す。
【0057】
【表1】

Figure 2005009048
【0058】
油分の付着量、電気抵抗値、糸の毛羽指数、織物の目付、織物の透け感、深色加工時のイラツキ感、深色性、製織性の評価結果を表2に示した。
【0059】
【表2】
Figure 2005009048
【0060】
表2に示す結果から明らかなように、本発明の油剤を用いると連続的に黒原着糸が開繊し、黒原着糸と羊毛の繊維束とが均一に混合・施撚されるため、毛羽指数が減少し、製織性が良好となり、深色性も良好となる。しかし、帯電防止剤が少ない場合や、オイル付着量が多すぎると開繊がされなかったり、開繊の程度が不充分となるため、均一混合が困難となり、この結果、毛羽が増加し、製織性や深色性が低下する。
【0061】
実施例4
実施例1と同様に、固有粘度が0.64のポリエチレンテレフタレートチップ95重量部と、固有粘度が0.64のポリエチレンテレフタレート系共重合ポリエステル80重量%と平均一次粒子径が22nmのカーボンブラック20重量%とからなるポリエステル組成物(マスターバッチ)のチップ5重量部を混合後、ルーダーを用いて290℃で溶融混合し、次いで孔径0.3mmの吐出孔を24ホール有する口金より20g/分の割合で吐出して1100m/分の速度で巻き取った。得られた未延伸糸は、常法にしたがい3.3倍に延伸して、56デシテックス/24フィラメントの黒原着糸を得た。使用した紡糸油剤は一般的な紡糸油剤である。この完成糸に、油剤成分として鉱物油57部、セチルスルホネートナトリウム塩23部、PEG(13)ジオレート13.5部、オレイルアルコール4部、オレイン酸カリウム塩2.5部の油剤Aを追油した。追油方法はオイリングローラ方法とし、黒原着糸への油剤の付着量は、0.5重量%とした。この追油を行った黒原着糸を用いて、実施例1に従い混繊糸を紡績した。
【0062】
この混繊糸を経糸および緯糸に使用して平織物を製織し、一般的な工程によりブラックフォーマル用黒織物を作成した。この黒織物は非常に深色性が高くイラツキ感の無い高品位な織物となった。
【0063】
【発明の効果】
本発明の複合紡績糸を用いてなる生地においては、本発明の油剤を黒原着糸に使用することにより、開繊装置を用いてマルチフィラメントを連続的に開繊しているので、黒原着糸と短繊維束を均一に混繊・施撚されているので、毛羽指数が少ない混繊糸からの製織が可能となり、製織性が向上する。更に、この混繊糸を使用した織編物は深色性が高く、イラツキの少ない黒生地となるなど格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の長短複合紡績糸の製造装置の概略図
【符号の説明】
A:合成繊維(黒原着ポリエステル)
B:短繊維束(羊毛)
1:バックローラ
2:クレードル
3:フロントローラ
4:スネルワイヤ
5:リングとトラベラ
6:開繊電極
7:環状ガイド
8:バーン
9:ガイド
10:管糸
【図2】複合糸の断面図[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a long / short composite spun yarn having a high-quality yarn obtained by opening a synthetic fiber long fiber bundle and a woven / knitted fabric using the yarn. In particular, the present invention provides a black fabric that contains black original yarn, is lightweight and has little sheen, and has a high-quality black formal wear, black formal dress, and school uniform with high deep color and irritability. .
[0002]
[Prior art]
Conventionally, long and short composite spun yarns have been produced as mixed yarns by combining various fibers, and in various forms by various composite methods. However, none of the original yarns are used to further improve the texture and hue. When the original yarn is used, there is a problem of wrinkles and sewing needle wear in processing processes such as weaving due to the fine particles of the original yarn due to the lack of uniform mixing that occurs during the production of the original yarn. It was. For this reason, it has been difficult to produce a woven or knitted fabric using these composite spun yarns.
[0003]
When producing a composite spun yarn, an electro-spreading method or the like is known as a fiber mixing means (for example, Patent Document 1). Also known are two-layer structured yarns and composite yarns of fiber bundles and single yarns (for example, Patent Documents 2 and 3). However, there is no description about the composite spinning in handling the original yarn as in the present invention.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 54-17063 A
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 6-228838
[Patent Document 1]
JP 2000-17532 A
[Problems to be solved by the invention]
As seen in the above-mentioned prior art, when the original yarn is used, fineness unevenness occurs due to the lack of uniform mixing that occurs during the production of the original yarn, and wrinkles and sewing needles wear during processing such as weaving due to the original fine particles. There was a problem. For this reason, it has been difficult to produce a black fabric using composite spun yarn. In the present invention, an original fiber, particularly carbon black-containing, easy-to-open black original yarn having improved spreadability is provided as a material for long and short composite spun yarns. By using, we aim to provide a high-quality black fabric that is lightweight and free of color spots.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Means for solving the above-mentioned problem, that is, the first of the present invention is to twist a fiber bundle comprising an easily openable long fiber bundle (A) and a short fiber bundle (B) made of natural fibers and / or synthetic fibers. In addition, it is a fabric characterized by being formed using a composite spun long and short composite spun yarn as a starting material,
[0009]
The second is the fabric according to claim 1, wherein the easily openable long fiber bundle (A) is a synthetic fiber long fiber bundle,
[0010]
The third is that the easily openable long fiber bundle (A) contains 1.1% or less of oil containing 12% by weight or more and 50% or less of the antistatic agent with respect to the fiber weight. The cloth according to any one of claims 1 to 2, comprising a synthetic fiber long fiber having an electric resistance value at 40% RH of 8 x 10 8 Ω or less,
[0011]
The fourth is the fabric according to any one of claims 1 to 3, wherein the easily openable long fiber bundle (A) contains fine particles.
[0012]
The fifth is the dough according to claim 4, wherein the fine particles are carbon black,
[0013]
The sixth is a black formal dress formed from the fabric according to any one of claims 1 to 5,
[0014]
The 7th is black formal wear formed from the cloth according to any one of claims 1 to 5,
[0015]
The 8th is the school uniform formed from the fabric in any one of Claims 1 thru | or 5.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the composite spun yarn and the fabric (woven / knitted fabric) using the composite spun yarn in the present invention will be described in detail.
[0017]
The easily openable synthetic fiber (A) in the present invention is made of ordinary synthetic fiber, for example, a filament made of polyester such as polyethylene terephthalate, polytrimethylene terephthalate, polytetramethylene terephthalate, aliphatic polyamide, aromatic It means a filament made of polyamide such as polyamide, for example, a filament made of nylon 6 or nylon 66, a filament made of polyolefin such as polyethylene or polypropylene, or a filament made of synthetic resin such as acrylic or acrylate filament. From the viewpoint of handling and cost, polyester fibers, particularly polyethylene terephthalate, are preferably used.
[0018]
As polyester fibers, in addition to ordinary polyesters, copolyesters, of course, specifically isophthalic acid, adipic acid, sebacic acid, naphthalene dicarboxylic acid, phthalic acid, propylene glycol, butylene glycol, diethylene glycol, etc. I can give you.
[0019]
The fineness of the synthetic fiber is preferably 300 dtex or less. If the voltage exceeds 300 dtex, unless the voltage is set high, the opening property will be inferior, and the production cost will increase, and the fineness of the composite yarn will become too large when used as a spread composite spun yarn. A more preferred range is 10 to 150 dtex, and even more preferably 15 to 100 dtex.
[0020]
The point of the oil agent to be imparted to the synthetic fiber (A) in the present invention is that the antistatic agent comprises one or a combination selected from alkyl sulfonate salts, alkyl benzene sulfonate salts, alkyl sulfate salts, and alkyl phosphate salts.
[0021]
The antistatic agent is an essential component for satisfactorily opening the fiber, and it is desirable that the antistatic agent is present in an amount of 12% by weight or more and 50% by weight or less based on the oil component. If it is less than 12% by weight, the openability of the synthetic fiber is deteriorated, and the quality of the composite spun yarn using the synthetic fiber of the present invention is inferior, so it is out of the scope of the present invention. If it exceeds 50% by weight, smoke generation becomes significant in the stretching step, which is not preferable. A preferred range is from 15 to 40% by weight, and even more preferably from 18 to 30% by weight.
[0022]
The adhesion amount of the oil is desirably 1.1% or less with respect to the weight of the synthetic fiber containing fine particles. If it exceeds 1.1% by weight, the antistatic performance is improved, but problems such as oil dripping occur, which is not preferable. There is an appropriate amount of oil agent attached to the single yarn fineness of the synthetic fiber.For example, if the single yarn fineness is large, the fiber surface area is relatively small, so less is good. Since the fiber surface area becomes large, it is preferable to set a large amount of adhesion. In the present invention, when the single yarn fineness is 1 to 2.5 dtex, it has been found that if the fineness is set from 0.2% to 1.1%, the fiber opening property is improved. In particular, it is preferably 0.3% to 0.9%, and more preferably 0.4% to 0.7%.
[0023]
By applying the oil agent, the fiber can be opened by a method described later. The electrical resistance value at 25 ° C. × 40% RH is preferable as a parameter that can appropriately evaluate the opening property of the synthetic fiber. If it is 8 × 10 8 Ω or less, even a synthetic fiber containing carbon black can be opened well. Showing gender. If it exceeds 8 × 10 8 Ω, the spreadability becomes non-uniform, and spots are likely to occur when a spread composite spun yarn with short fibers is used. However, if it is 1 × 10 4 Ω or less, it is necessary to attach a large amount of the antistatic agent, and conversely, the opening property is inferior, and therefore preferably 1 × 10 5 Ω or more and 6 × 10 8 Ω or less. Yes, and more preferably 1 × 10 6 Ω to 4 × 10 8 Ω.
[0024]
The antistatic agent of the present invention is poly (oxyethylene) alkylamine, poly (oxyethylene) alkylamide, poly (oxyethylene) alkyl ether, poly (oxyethylene) alkylphenyl ether, glycerin fatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, alkyl sulfonate Salt, alkylbenzene sulfonate salt, alkyl sulfate salt, alkyl phosphate salt, quaternary ammonium chloride, quaternary ammonium sulfate, quaternary ammonium nitrate, alkyl betaine type, alkyl imidazoline type, alkyl alanine type or It is preferable to consist of a combination thereof. Other antistatic agents do not satisfy the opening property. Among these, anionic alkyl sulfonate salts, alkyl benzene sulfonate salts, alkyl sulfate salts, and alkyl phosphate salts are particularly preferable. Among them, those having a sulfonate metal salt are more preferable.
[0025]
The oil component adhering to the synthetic fiber containing fine particles of the present invention is composed of 40 to 70 parts of the oil component, 5 to 30 parts of the emulsified component, and 12 to 50 parts of the antistatic agent. preferable. If the oil component is less than 40 parts, the coefficient of friction with the yarn-contacting part such as metal or ceramic becomes too high, which tends to cause fluff. If the emulsified component is less than 5 parts, it is difficult to mix evenly when the oil is diluted with water, and not only oil adhesion spots are likely to occur, but also fluff and thread breakage are likely to occur. The oil component is preferably 50 to 60 parts, the emulsified component is 10 to 20 parts, and the antistatic agent is preferably 18 to 30 parts.
[0026]
In the present invention, known components such as mineral oils and fatty acid esters can be used in combination as a base component of the spinning oil. The emulsifying component is used in any combination of known ingredients such as glycerin fatty acid ester, sucrose fatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, propylene glycol fatty acid ester, POE ether addition oil, PEG ester addition oil, lecithin and the like. However, PEG diolate, fatty alcohol, and metal salts thereof are particularly preferred.
[0027]
The fiber of the present invention preferably contains fine particles. By containing fine particles, the fiber surface slip changes, but the use of the above oil improves the optimization of the coefficient of friction and the spreadability.
[0028]
The fine particles that can be used in the present invention may be any fine particles that are generally kneaded into fibers, such as pigments, matting agents, antibacterial agents, and antistatic agents. In the case where the fine particles are colored with carbon black, it is a preferable combination since the mixed fiber spots can be reduced and the color spots can be reduced due to the excellent spreadability of the present invention. Further, other additives such as matting agent, antibacterial agent, antistatic agent and the like may be contained within the range not impairing the object of the present invention, and other kinds of polymers may be contained. As the pigment, pigments of various colors can be used in addition to the carbon black worn on the black.
[0029]
As a method for adding fine particles, for example, a master batch synthetic resin composed of 5 to 40% by weight of carbon black and a matrix polymer composed of a synthetic resin not containing carbon black are mixed and melt-spun to produce a black original polyester fiber. can do. The carbon black content in the fiber is 0.5 to 2.0% by weight based on the fiber weight. If it is less than 0.5% by weight, color spots are conspicuous, and if it exceeds 2.0% by weight, poor mixing with the polymer occurs and fineness spots become conspicuous.
[0030]
In addition, it is not necessary to employ | adopt a special method in order to melt-mix a masterbatch and a matrix polymer. For example, each chip before melting may be mixed and then melted, or both may be melted separately and then statically mixed using a static mixer or the like immediately before spinning. After mixing, it is fiberized by a known melt spinning method. The cross-sectional shape in that case is arbitrary and any of a round cross-section fiber, an irregular cross-section fiber, and a hollow fiber may be sufficient.
[0031]
The carbon black used as the fine particles in the present invention may be any one such as channel black, furnace black, etc., but if its primary particle diameter becomes too small, for example, polyethylene terephthalate copolymer polyester (hereinafter simply referred to as copolymer polyester). When blended, the particles tend to aggregate and tend to be difficult to produce, while if too large, the blackness tends to decrease. Therefore, the primary particle diameter of carbon black is preferably in the range of 10 to 40 nm. If the particle size is 10 nm or less, it is difficult to handle, and if the particle size is 40 nm or more, the back pressure in the nozzle rises during spinning, which causes poor operability such as yarn breakage.
[0032]
On the other hand, the fiber bundle (B) made of natural fibers and / or synthetic fibers supplied from the roving supply section contains at least one of wool, cotton, silk, hemp, synthetic fiber staples, rayon staples, and acetate staples. It is preferable to use it. Particularly preferred is wool.
[0033]
The obtained composite spun yarn needs to have a fluff index of 1 mm or more and 1000 pieces / 10 m or less. Furthermore, in order to obtain a high-quality fabric, the fluff index is more preferably 700/10 m or less. When the generation of fluff is large, the portion where the fluff is concentrated in the fabric after dyeing appears white, so that the quality of the fabric is remarkably lowered.
[0034]
As a method of twisting a fiber bundle (B) made of natural fibers and / or synthetic fibers and a fiber bundle made of synthetic fibers (A) to form a composite spun yarn, the drafted fiber bundle is almost in a focused state. A method of wrapping a multifilament yarn and then winding it by twisting or forming a yarn with a wound fluff by false twisting, or wrapping a drafted fiber bundle with an opened multifilament yarn There is a method of twisting and winding later, or forming a yarn with wound fluff by false twisting.
[0035]
Furthermore, the synthetic fiber (A) supplied from the long fiber (hereinafter also referred to as filament) supply unit by the tension mechanism with respect to the fiber bundle (B) made of natural fiber and / or synthetic fiber supplied from the roving supply unit. High-quality yarn by adding a real twist after the fiber bundle (C) made of natural fibers and / or synthetic fibers overlapped with a supply guide in a tensioned state is separated by 3-8 mm. Article can be obtained.
[0036]
In addition, the supply guide in a state where the tension is applied to the synthetic fiber (A) supplied from the filament supply unit with respect to the fiber bundle (B) made of natural fiber and / or synthetic fiber supplied from the roving supply unit It is also possible to provide high-quality by applying a real twist while winding the synthetic fiber in a state where no tension is applied from the outside of the front roller via a guide roller to the bundle of fibers stacked via Yarn can be obtained. This is an effect obtained by substantially covering the fiber bundle (B) with the synthetic fiber supplied from the outside of the front roller.
[0037]
Further, as a method other than the above, there is a method of producing a composite spun yarn while charging the synthetic fiber (A) and continuously opening it. As a suitable method for charging the synthetic fiber (A) and continuously opening it, there is a frustoconical electrode as described in Japanese Patent Publication No. 47-11248. However, the method is not limited to this. Alternatively, those using corona discharge, those using ionized air as a medium, and a method of contacting with a high voltage electrode can be used as necessary. In the present invention, with respect to the fiber bundle (B) made of natural fibers and / or synthetic fibers supplied from the roving supply unit, the filaments supplied from the filament supply unit are opened by an electric opening device. After superimposing, a high-quality yarn (a fluff index of 700 mm / 10 m of 1 mm or more) can be obtained by adding real twist.
[0038]
Determination of the supply position of the long fiber synthetic fiber (A) and the short fiber bundle (B) having easy opening can be adjusted by using the position of the opening electrode or a dedicated guide for the opened filament. The opening width of the synthetic fiber multifilament is adjusted by adjusting the opening voltage, supply tension, filament dedicated guide, and the like.
[0039]
The long and short composite spun yarn of the present invention can be produced using, for example, the apparatus shown in FIG. That is, according to FIG. 1, the apparatus arranges a back roller 1, a cradle 2, and a front roller 3 in this order, and arranges a scraping device having a snell wire 4 below the front roller 3 and a ring and a traveler 5 below. Further, an opening electrode 6 for applying static electricity from above is provided above the feeding side of the front roller 3 and an annular guide 7 is provided below the opening electrode 6.
[0040]
In the production of long and short composite spun yarns, first, the multifilament yarn A wound by the pun 8 is released, static electricity is applied to the electrode 6 through the guide 9 and then opened, and then the opening width and supply through the annular guide 7 The position is supplied to the front roller 3 while regulating the position. On the other hand, the roving yarn B is supplied to the back roller 1, drafted between the cradle 2 and the front roller 3, and supplied to the front roller 3 as a fleece short fiber bundle B. The opened multifilament yarn A supplied to the front roller 3 and the fleece short fiber bundle B are mixed at the nip point of the front roller 3. At this time, the multifilament has an opening width of the short fiber fleece. While being regulated to a large 50 to 300%, they are mixed while being superposed on the center of the short fiber fleece width. The multifilament and the short fiber fleece that have passed through the front roller 3 are twisted to form a yarn structure in which the cross section forms a uniform mixed layer of the filament and the short fiber. Be scolded.
[0041]
The composite spun yarn obtained as described above is uniformly mixed and twisted with the synthetic fiber (A) in which the fiber bundle (B) has an opening property. Therefore, the occurrence of fluff is small, and when the synthetic fiber (A) is the original yarn, the different color marbling feeling is uniform. Furthermore, weaving properties are improved due to less fuzz. It can be used for ordinary woven fabrics such as plain weave, oblique weave, satin weave, etc., and ordinary knitted fabrics such as warp knitting and weft knitting. These obtained knitted and knitted fabrics are excellent in deep color, have no feeling of irritation, have improved texture, and are used especially for formal clothes.
[0042]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to examples, but the scope of the present invention is not limited thereto. In addition, each characteristic value in an Example was measured with the following method.
[0043]
(Amount of oil attached)
The change in the weight of the yarn before and after refueling is measured to calculate the amount of oil applied.
[0044]
(Electric resistance value)
The electrical resistance value of 4 g of fibers was measured under the condition of a voltage of 1 kv using an electrical resistance measuring instrument (SM-5E manufactured by Toa Denpa Kogyo) in an atmosphere of 25 ° C. × 40% RH.
[0045]
(Measurement of fluff index)
It measured with the F-index tester by Shikishima Boseki Co., Ltd.
[0046]
(Thread cross-sectional shape)
Observation was performed with an S-3500N scanning electron microscope manufactured by Hitachi, Ltd.
[0047]
(Irritation and deep color in deep color processing)
Evaluation was performed by visual observation by a dyeing engineer and a Macbeth CE-3100 spectrophotometer manufactured by Macbeth.
[0048]
(Weaving property)
The evaluation was based on the number of troubles during weaving and the availability of the loom.
[0049]
Example 1
A polyester composition comprising 95 parts by weight of a polyethylene terephthalate chip having an intrinsic viscosity of 0.64, 80% by weight of a polyethylene terephthalate copolymer polyester having an intrinsic viscosity of 0.64, and 20% by weight of carbon black having an average primary particle diameter of 22 nm. After mixing 5 parts by weight of the (master batch) chip, it was melted and mixed at 290 ° C. using a rudder, and then discharged from a die having 24 holes with a hole diameter of 0.3 mm at a rate of 20 g / min to 1100 m / min. Winded up at a speed of The obtained undrawn yarn was drawn 3.3 times according to a conventional method to obtain a black original yarn of 56 dtex / 24 filament. As the spinning oil agent, oil agent A comprising 57 parts of mineral oil, 23 parts of cetyl sulfonate sodium salt, 13.5 parts of PEG (13) diolate, 4 parts of oleyl alcohol and 2.5 parts of potassium oleate was used as the oil component. The oiling method was an oiling roller method, and the amount of oil applied to the black original yarn was 0.7% by weight.
Next, 1 / 3.0 Nm of worsted roast as a fiber bundle (B) is supplied from the back roller 1 to the apparatus shown in FIG. 1, and a total draft magnification of 17.1 between the back roller 1 and the cradle 2 and the front roller 3 is supplied. Draft with double. On the other hand, the black original yarn A was used as the multifilament yarn (A) and supplied to the electrode 6 through the guide 9. In the electrode 6, the black raw yarn A is applied with −3000 V for opening, then the opening width is regulated to 200% of the maximum width of the fleece through the annular guide 7, and the drafted fleece-shaped roving B The supply position is regulated so as to be overlapped with the center while being supplied to the front roller 3, and the fleece-shaped roving B drafted by the front roller 3 is superposed and mixed to obtain a twist number of 900 T / M (Z). Twisting was performed, and a mixed yarn having a count of 1/40 Nm was wound as a tube yarn 10.
[0050]
When the cross section of this mixed fiber was observed with a microscope, the wool and the black original yarn were uniformly mixed as shown in FIG.
[0051]
After measuring the fluff index of this blended yarn, weaving and dyeing plain fabric using this blended yarn as warp (non-glue) and weft, fabric weight, fabric sheer, deep color processing The feeling of irritation, deep color and weaving were investigated. The results are shown in Table 2.
[0052]
Example 2
Example 1 was followed except that the amount of carbon black added to the masterbatch resin was changed to 30% by weight.
[0053]
Comparative Example 1
10 parts of cetyl sulfonate sodium salt as an antistatic agent as an oil component, 20.5 parts of PEG (13) diolate as an emulsifier, 9.2 parts of oleyl alcohol, 0.3 part of potassium oleate as an additive, Example 1 was followed except that the oil C was used.
[0054]
Comparative Example 2
Example 1 was followed except that oil A was adhered to 1.5% fiber. Other conditions were the same.
[0055]
Example 3
Example 1 was followed except that oil agent B was used as the oil component, 50 parts of 2-ethylhexyl caprylate, 7 parts of alkyl-modified silicone oil, 23 parts of cetyl sulfonate sodium salt, and 20 parts of POE alkylphenyl ether.
[0056]
The oil component is shown in Table 1.
[0057]
[Table 1]
Figure 2005009048
[0058]
Table 2 shows the evaluation results of oil adhesion amount, electrical resistance value, yarn fluff index, fabric fabric weight, fabric sheer feeling, irritability during deep color processing, deep color property, and weaving property.
[0059]
[Table 2]
Figure 2005009048
[0060]
As is apparent from the results shown in Table 2, the use of the oil agent of the present invention continuously opens the original black yarn, and the black original yarn and the wool fiber bundle are uniformly mixed and twisted. The index decreases, the weaving property is improved, and the deep color property is also improved. However, when the amount of antistatic agent is small, or when the amount of oil attached is too large, fiber opening is not performed or the degree of fiber opening becomes insufficient, making uniform mixing difficult, resulting in increased fluff and weaving. The color and deep color are reduced.
[0061]
Example 4
As in Example 1, 95 parts by weight of a polyethylene terephthalate chip having an intrinsic viscosity of 0.64, 80% by weight of a polyethylene terephthalate copolymer polyester having an intrinsic viscosity of 0.64, and 20% by weight of carbon black having an average primary particle size of 22 nm After mixing 5 parts by weight of a chip of a polyester composition (masterbatch) comprising 20% by weight, it is melted and mixed at 290 ° C. using a rudder, and then 20 g / min from a die having 24 holes with a hole diameter of 0.3 mm. And wound up at a speed of 1100 m / min. The obtained undrawn yarn was drawn 3.3 times according to a conventional method to obtain a black original yarn of 56 dtex / 24 filament. The spinning oil used is a general spinning oil. This finished yarn was supplemented with oil agent A of 57 parts mineral oil, 23 parts cetyl sulfonate sodium salt, 13.5 parts PEG (13) diolate, 4 parts oleyl alcohol, and 2.5 parts potassium oleate as oil components. . The oil replenishing method was an oiling roller method, and the amount of the oil agent attached to the black original yarn was 0.5% by weight. A blended yarn was spun in accordance with Example 1 using the black original yarn subjected to the additional oil.
[0062]
A plain fabric was woven using the mixed yarn as a warp and a weft, and a black fabric for black formal was prepared by a general process. This black woven fabric became a high-quality woven fabric with very deep color and no feeling of irritation.
[0063]
【The invention's effect】
In the fabric using the composite spun yarn of the present invention, the oil agent of the present invention is used for the black original yarn so that the multifilament is continuously opened using the fiber opening device. And short fiber bundles are uniformly mixed and twisted, so that weaving from mixed yarn having a low fluff index is possible, and weaving is improved. Further, the woven or knitted fabric using the mixed yarn has a deep color and exhibits a special effect such as a black fabric with less irritation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram of an apparatus for producing long and short composite spun yarns of the present invention.
A: Synthetic fiber (black original polyester)
B: Short fiber bundle (wool)
1: Back roller 2: Cradle 3: Front roller 4: Snell wire 5: Ring and traveler 6: Opening electrode 7: Ring guide 8: Burn 9: Guide 10: Pipe yarn [FIG. 2] Cross section of composite yarn

Claims (8)

易開繊性長繊維束(A)と天然繊維及び又は合成繊維よりなる短繊維束(B)からなる繊維束に撚りを加えて複合紡績された長短複合紡績糸を出発原料として形成されたことを特徴とする生地A long and short composite spun yarn formed by adding a twist to a fiber bundle consisting of an easily openable long fiber bundle (A) and a short fiber bundle (B) made of natural fibers and / or synthetic fibers was used as a starting material. The fabric characterized by 易開繊性長繊維束(A)が合成繊維長繊維束である請求項1に記載の生地。The fabric according to claim 1, wherein the easily openable long fiber bundle (A) is a synthetic fiber long fiber bundle. 易開繊性長繊維束(A)が、帯電防止剤を12重量%以上、50%以下含有する油分を繊維重量に対し1.1%以下含有しており、25℃×40%RHにおける電気抵抗値が8×10Ω以下である合成繊維長繊維からなる請求項1乃至2のいずれかに記載の生地。The easily openable long fiber bundle (A) contains 1.1% or less of an oil component containing 12% by weight or more and 50% or less of an antistatic agent with respect to the fiber weight, and electricity at 25 ° C. × 40% RH The fabric according to any one of claims 1 and 2, comprising a synthetic fiber long fiber having a resistance value of 8 x 10 8 Ω or less. 易開繊性長繊維束(A)が微粒子を含有する請求項1乃至3のいずれかに記載の生地。The fabric according to any one of claims 1 to 3, wherein the easily openable long fiber bundle (A) contains fine particles. 微粒子がカーボンブラックである請求項1乃至3のいずれかに記載の生地。The fabric according to any one of claims 1 to 3, wherein the fine particles are carbon black. 請求項1乃至5のいずれかに記載の生地から形成されてなるブラックフォーマルドレス。A black formal dress formed from the fabric according to claim 1. 請求項1乃至5のいずれかに記載の生地から形成されてなるブラックフォーマルウェア。Black formal wear formed from the cloth according to any one of claims 1 to 5. 請求項1乃至5のいずれかに記載の生地から形成されてなる学生服。School clothes formed from the fabric according to any one of claims 1 to 5.
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