JP2005008372A - 可変速装置のファン制御方式 - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベータ用電動機の可変速装置をホイストウエイに設置すると、可変速装置の発熱体を風冷するファンの騒音がエレベータかご内に漏れる。
【解決手段】運転中のエレベータかごの位置情報から、可変速装置の設置階になる1階を含む2階〜B1をエレベータかごが移動中(S1)で、かつ発熱体の温度Tがその上限設定温度Ton以下である(S2)ときに、ファンを停止させる(S3)ことでファンの騒音がエレベータかご内に漏れるのを防止する。
これら以外にエレベータかごが位置するとき、ファンを運転して発熱体の温度を下げておき(S4)、ファンの運転時間が発熱体を十分に冷却するのに必要な設定時間Time1を越えたときにファンを停止する(S5,S6)。
【選択図】 図1
【解決手段】運転中のエレベータかごの位置情報から、可変速装置の設置階になる1階を含む2階〜B1をエレベータかごが移動中(S1)で、かつ発熱体の温度Tがその上限設定温度Ton以下である(S2)ときに、ファンを停止させる(S3)ことでファンの騒音がエレベータかご内に漏れるのを防止する。
これら以外にエレベータかごが位置するとき、ファンを運転して発熱体の温度を下げておき(S4)、ファンの運転時間が発熱体を十分に冷却するのに必要な設定時間Time1を越えたときにファンを停止する(S5,S6)。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ用電動機の可変速装置に係り、特にエレベータのホイストウエイに配置した可変速装置の発熱体を強制風冷するためのファン制御方式に関する
【0002】
【従来の技術】
この種の代表的なファン制御方式には、以下のものがある。
【0003】
(1)可変速装置に設ける半導体素子等の発熱体の発熱を放熱するためのヒートシンクの温度を検出し、発熱体の上限温度になる温度設定値Tonよりヒートシンク温度が高ければファンをONし、温度設定値Toffより低くなったらファンをOFFする図14の方式。なお、温度設定値TonとToffは、ファンの運転と停止の切換えにチャタリングを防止するようヒステリシスを持たせるためのもので、両者の温度の差は小さい。
【0004】
(2)上記の(1)の方式に、ファン運転開始で発熱体を十分に冷却できるまでの規定時間Time1を経過した場合にファンをOFFする項目を追加した図15の方式。
【0005】
(3)ファンのON条件は上記の(1)の方式と同じで、ファンOFFの条件を停止してから規定時間経過後に変更した図16の方式。
【0006】
(4)規定時間(Time2)内に規定回数(N1)の運転がかかった時点、あるいは規定時間(Time4)内に規定時間(Time3)の運転があった場合にファンをONし、オーバーヒート温度(TOHT)より低くかつ運転停止後規定時間(Time1)を継続した場合にファンをOFFする図17の方式。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のファン制御方式は、エレベータ用電動機の可変速装置がマシンルームに設置される場合には、ファンの騒音についてはあまり問題にならなかった。
【0008】
しかし、最近ではマシンルームレス・エレベータが開発され、ホイストウエイに可変速装置を配置したものがある。この場合、可変速装置の横にエレベータかごが停止または通過したときにファンの騒音がエレベータかご内まで聞こえてしまい、エレベータかご内の乗員に不快感を与えるという問題が生じている。
【0009】
この騒音対策として、ファン自体が発生する騒音を下げることやファンの遮音構造の改良が考えられるが、ファンおよび遮音機材の大型化やコストアップになる。
【0010】
本発明の目的は、可変速装置がホイストウエイに設置されたエレベータにおいて、ファン及び遮音構造を改良することなく、エレベータかご内のファン騒音を低減できるファン制御方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、可変速装置の設置位置にエレベータかごが近づいたときにはファンをOFFの状態にし、これによりファンの騒音がエレベータかご内に漏れるのを防止するようにしたもので、以下の構成を特徴とする。
【0012】
(第1の発明)
エレベータかごを電動機で昇降駆動し、該電動機の可変速装置をエレベータのホイストウエイに配置し、該可変速装置の発熱体をファンで強制風冷する可変速装置のファン制御方式であって、
運転中のエレベータかごの位置情報から、前記可変速装置の設置階またはその近辺にエレベータかごが位置し、かつ前記発熱体の温度がその上限設定温度Ton以下であるときに前記ファンを停止させる制御手段と、
前記可変速装置の設置階とその近辺以外にエレベータかごが位置するとき、または前記発熱体の温度が前記上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
(第2の発明)
エレベータかごを電動機で昇降駆動し、該電動機の可変速装置をエレベータのホイストウエイに配置し、該可変速装置の発熱体をファンで強制風冷する可変速装置のファン制御方式であって、
運転中のエレベータかごの位置情報から、前記可変速装置の設置階とその近辺以外にエレベータかごが位置し、該設置階とその近辺の階をエレベータかごが通過後に前記発熱体の温度がその上限設定温度Ton以下になる設定温度Ton2より高いときに前記ファンを運転し、該設定温度Ton2以下のときに前記ファンを停止させる制御手段と、
前記可変速装置の設置階またはその近辺にエレベータかごが位置し、かつ前記発熱体の温度が前記上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
(第3の発明)
エレベータかごを電動機で昇降駆動し、該電動機の可変速装置をエレベータのホイストウエイに配置し、該可変速装置の発熱体をファンで強制風冷する可変速装置のファン制御方式であって、
エレベータかごが可変速装置の設置階またはその近辺に位置するときに前記発熱体の温度が最も高くなる温度Tcalを予測計算する手段と、
運転中のエレベータかごの位置情報から、前記可変速装置の設置階またはその近辺以外にエレベータかごが位置し、前記予測温度Tcalが前記発熱体の上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段と、
前記可変速装置の設置階またはその近辺にエレベータかごが位置し、かつ前記発熱体の温度が前記上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
なお、以上までのファン制御方式において、前記ファンの運転時間が前記発熱体を十分に冷却するのに必要な設定時間Time1を越えたときに前記ファンを停止する手段を含めるのが好ましい。
【0016】
また、前記可変速装置の設置階の近辺にエレベータかごが位置した時点で、一度ファンを停止させる手段を含めるのが好ましい。
【0017】
また、前記予測温度Tcalは、エレベータかごが可変速装置の設置階に停止する場合の予測温度Tcal1と、該設置階を通過する場合の予測温度Tcal2をそれぞれ計算し、これら温度Tcal1またはTcal2をエレベータかごの運転条件に応じて切り替え、この切り替えた温度が前記上限設定温度Tonを越えるときに前記ファンを運転させる手段を含めるのが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に説明する各実施形態では、エレベータ設置ビルの1階に可変速装置が設置された場合で説明するが、ビルの最上階など他の階に可変速装置が設置される場合は階の設定条件が適宜変更される。また、エレベータかごがビルの2階〜B1(可変速装置の設置階の前後の階)の間に位置するときにファンをOFF(停止)させるが、このファン停止範囲および階数も適宜変更される。
【0019】
また、可変速装置が建物に固定される製品に限らず、リニアエレベータのような製品にも適用可能である。また、エレベータかごを各階に停止するシステムに限らず、奇数階と偶数階に間欠的に停止するシステムや高層階まで停止しないシステムなどにも適用可能である。また、可変速装置の温度検出には発熱体に設けたヒートシンクの温度として検出するが、発熱体から直接に温度検出するなど適宜変更することができる。
【0020】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態を示すファンのオン・オフ制御手順であり、エレベータかごの位置を監視し、かごが可変速装置の設置位置に近づいたときにはファンを停止できるようにする。
【0021】
エレベータの運転中は、その昇降位置制御装置からエレベータかごの現在位置情報を取得し、この位置情報からエレベータかごがファン停止範囲になる2階〜B1を移動中(位置する)か否かを判定する(S1)。エレベータかごがファン停止範囲を移動中であるとき、ヒートシンクの温度Tが上限設定温度Ton以下であるか否かを判定し(S2)、T<TonのときはファンをOFFにする(S3)。すなわち、エレベータかごが2階〜B1階を移動中は、ヒートシンクの温度が上限設定温度Ton以下であればファン停止をし、ファンの騒音がエレベータかご内に漏れるのを防止する。
【0022】
次に、エレベータかごがファン停止範囲外に位置するとき、またはファン停止範囲を移動中でヒートシンクの温度がTon以上になったときには、ファンをONさせる(S4)。すなわち、エレベータかごが2階〜B1階を移動中であっても、ヒートシンクの温度が上限設定温度以上になるときは、ファンの騒音漏れに優先して、ファンのONで発熱体の過熱を防止する。
【0023】
次に、ファンをONさせた後、ファン運転停止後のファン運転時間Timeが規定時間Time1以下であるうちは、判定処理S1、S2の条件のもとにファンの運転を続け(S5)、該時間Time1に達したときにはファンをOFFさせる(S6)。つまり、ファンのON最大時間をヒートシンクの冷却に十分な時間Time1で規定し、ファンの無駄な運転を防止する。
【0024】
本実施形態によれば、可変速装置の設置階になる2階〜B1階にエレベータかごが位置するときには、ヒートシンクの温度が上限設定温度以下であることを条件にしてファンを停止させておくため、可変速装置がホイストウエイに設置され、ファンの騒音が大きい場合にも、ファンの騒音がエレベータかご内に漏れるのを防止できる。
【0025】
図2は、本実施形態の変形例を示し、エレベータかごが2階〜B1を移動中であるか移動中でないことを、1階に停止または通過中か否かの判定(S11)と、1階に停止または通過中で2階〜B1通過前であるか否か(S12)で判定する。この判定で、ファンをONを行ったり(S13)、1階に停止または通過中でない場合及び2階〜B1通過前と通過後には従来の図14の手順と同様に、ヒートシンクの温度が上限設定温度Tonより高ければファンをONする。このファンのONに際して、上限設定温度Tonと少しの差を持たせた設定温度ToffによりファンをOFFさせること(S14)により、ファンのON、OFFでのチャタリングを防止するためのものである。
【0026】
図3は、他の変形例を示し、図2の制御手順に、2階またはB1を通過中または停止した時点で、ヒートシンクの温度Tが上限設定温度Ton以下であれば(S15)、一度ファンをOFFし(S16)、処理S14を実行する。
【0027】
(第2の実施形態)
図4は、本発明の他の実施形態を示すファンのオン・オフ制御手順であり、ヒートシンクの冷却がエレベータかごの運転条件によって厳しくなる場合にも、かごが可変速装置の設置位置に近づいたときにファンを停止できるようにする。
【0028】
エレベータかごが1階に停止または通過中であるか否かを判定し(S21)、1階に停止または通過中である場合には2階〜B1通過前であるか否かを判定し(S22)、2階〜B1通過前では設定温度Ton2およびToff2の条件でファンのON、OFF制御をする(S23〜S26)。
【0029】
ここで、設定温度Ton2は、エレベータかごが2階〜B1通過中の間ファンをOFFし続けても2階〜B1通過後に上限設定温度Ton以上にならない温度にされるもので、エレベータかごの運転条件の中で最も厳しい条件として決めるものである。設定温度Toff2は、設定温度Ton2と少しの差を持たせ、ファンのON、OFFでのチャタリングを防止するためのものである。
【0030】
本実施形態によれば、エレベータかごが2階〜B1階を通過する前にヒートシンクが十分に冷却されていることを確認しておくことにより、ファンのONで騒音防止および無駄な電力消費を防止する。
【0031】
図5は、本実施形態の変形例を示し、図4の制御手順に、エレベータかごが2階またはB1に到着して時点で、ヒートシンク温度Tが上限設定温度Ton以下であること(S28)を条件に、一度ファンをOFFした後(S29)、制御手順S27を実行する。
【0032】
(第3の実施形態)
図6は、本発明の他の実施形態を示す制御手順である。本実施形態では、エレベータの運転開始時にかごを1階停止、かごの上昇(UP)運転時に2階を通過、かごの下降(DOWN)運転時にB1通過時の中でヒートシンクの温度が最も高くなるときの温度Tcalを予測計算しておく(S31)。
【0033】
この後、エレベータの運転で、かごが1階停止または通過の場合(S32)で2階〜B1通過前(S33)には上限設定温度Tonと温度予測値Tcalを比較し(S34)、Tcalの方が高ければ予めファンをONしておき(S35)、2階〜B1を通過する際にファン停止しておくも、2階〜B1の通過で温度Tが上限設定温度Tonを越えないようにする。制御手順S36は前記までのものと同等のものである。
【0034】
図7は、本実施形態の変形例を示し、図6の制御手順に、エレベータかごが2階またはB1に到着して時点で、ヒートシンク温度Tが上限設定温度Ton以下であること(S37)を条件に、一度ファンをOFFした後(S38)、制御手順S36を実行する。
【0035】
図8は、他の変形例を示す。図6の手順S31の予測温度Tcalとして、運転開始時にかごを1階に停止させるときにヒートシンクの温度が最も高くなる予測温度Tcal1と、UP運転時2階通過またはDOWN運転時B1通過時での予測温度Tcal2の2つの予測温度を計算しておく(S31A)。
【0036】
これら2種類の温度予測により、かごが1階停止または通過の場合(S32)で2階〜B1通過前(S33)のときの比較温度Tcalとして、1階停止ならTcal1,1階通過ならTcal2と設定し(S39)、この予測温度とTcalとTonとを比較して、Ton<TcalならファンをONする。
【0037】
これにより、1階停止時と2階〜B1の通過時の違いに応じて予測温度を求めておくことで、より適切なファン運転制御を可能にする。
【0038】
図9は、他の変形例を示し、図8の制御手順に、エレベータかごが2階またはB1に到着して時点で、ヒートシンク温度TがTon以下であること(S37)を条件に、一度ファンをOFFした後(S38)、制御手順S36を実行するものである。
【0039】
図10〜図13は、他の変形例を示す。図10では、図6における手順S31をS32の後に実行する。すなわち、1階停止または通過することになった時点で、1階停止またはUP運転時の2階通過、DOWN運転時のB1通過時の中で最も温度が高いときの温度をTcalを予測計算し、この温度が設定温度Tonより高いときにはファンをONする。なお、温度予測計算は、2階〜B1階の通過前に1回だけ計算または毎回行っても良い。
【0040】
図11では、図10において、2階またはB1に到着して時点で、一度ファンをOFFしてからS36を実行する手順S37,S38を追加している。
【0041】
図12では、図8における手順S31AをS32の後に実行する。すなわち、1階停止または通過することになった時点で、1階停止時(Tcal1)及び、UP運転時2階通過またはDOWN運転時B1通過時(Tcal2)の温度を計算しておき、1階停止ならTcal1,1階通過ならTcal2とTonと比較して、Ton<TcalならファンをONする。
【0042】
図13では、図12において、2階またはB1に到着して時点で、一度ファンをOFFしてからS36を実行する手順S37,S38を追加している。
【0043】
なお、以上までの実施形態において、ファンの停止制御S3,S14,S27,S36には、従来の図14または図15に変更できる。
【0044】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、可変速装置の設置位置にエレベータかごが近づいたときにはファンをOFFの状態にし、これによりファンの騒音がエレベータかご内に漏れるのを防止するようにしたため、ファン及び遮音構造を改良することなく、エレベータかご内のファン騒音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すファン制御方式の制御手順。
【図2】第1の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図3】第1の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図4】本発明の第2の実施形態を示すファン制御方式の制御手順。
【図5】第2の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図6】本発明の第3の実施形態を示すファン制御方式の制御手順。
【図7】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図8】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図9】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図10】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図11】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図12】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図13】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図14】従来のファン制御方式を示すファンのオン・オフ制御手順。
【図15】従来のファン制御方式を示すファンのオン・オフ制御手順。
【図16】従来のファン制御方式を示すファンのオン・オフ制御手順。
【図17】従来のファン制御方式を示すファンのオン・オフ制御手順。
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ用電動機の可変速装置に係り、特にエレベータのホイストウエイに配置した可変速装置の発熱体を強制風冷するためのファン制御方式に関する
【0002】
【従来の技術】
この種の代表的なファン制御方式には、以下のものがある。
【0003】
(1)可変速装置に設ける半導体素子等の発熱体の発熱を放熱するためのヒートシンクの温度を検出し、発熱体の上限温度になる温度設定値Tonよりヒートシンク温度が高ければファンをONし、温度設定値Toffより低くなったらファンをOFFする図14の方式。なお、温度設定値TonとToffは、ファンの運転と停止の切換えにチャタリングを防止するようヒステリシスを持たせるためのもので、両者の温度の差は小さい。
【0004】
(2)上記の(1)の方式に、ファン運転開始で発熱体を十分に冷却できるまでの規定時間Time1を経過した場合にファンをOFFする項目を追加した図15の方式。
【0005】
(3)ファンのON条件は上記の(1)の方式と同じで、ファンOFFの条件を停止してから規定時間経過後に変更した図16の方式。
【0006】
(4)規定時間(Time2)内に規定回数(N1)の運転がかかった時点、あるいは規定時間(Time4)内に規定時間(Time3)の運転があった場合にファンをONし、オーバーヒート温度(TOHT)より低くかつ運転停止後規定時間(Time1)を継続した場合にファンをOFFする図17の方式。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のファン制御方式は、エレベータ用電動機の可変速装置がマシンルームに設置される場合には、ファンの騒音についてはあまり問題にならなかった。
【0008】
しかし、最近ではマシンルームレス・エレベータが開発され、ホイストウエイに可変速装置を配置したものがある。この場合、可変速装置の横にエレベータかごが停止または通過したときにファンの騒音がエレベータかご内まで聞こえてしまい、エレベータかご内の乗員に不快感を与えるという問題が生じている。
【0009】
この騒音対策として、ファン自体が発生する騒音を下げることやファンの遮音構造の改良が考えられるが、ファンおよび遮音機材の大型化やコストアップになる。
【0010】
本発明の目的は、可変速装置がホイストウエイに設置されたエレベータにおいて、ファン及び遮音構造を改良することなく、エレベータかご内のファン騒音を低減できるファン制御方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、可変速装置の設置位置にエレベータかごが近づいたときにはファンをOFFの状態にし、これによりファンの騒音がエレベータかご内に漏れるのを防止するようにしたもので、以下の構成を特徴とする。
【0012】
(第1の発明)
エレベータかごを電動機で昇降駆動し、該電動機の可変速装置をエレベータのホイストウエイに配置し、該可変速装置の発熱体をファンで強制風冷する可変速装置のファン制御方式であって、
運転中のエレベータかごの位置情報から、前記可変速装置の設置階またはその近辺にエレベータかごが位置し、かつ前記発熱体の温度がその上限設定温度Ton以下であるときに前記ファンを停止させる制御手段と、
前記可変速装置の設置階とその近辺以外にエレベータかごが位置するとき、または前記発熱体の温度が前記上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
(第2の発明)
エレベータかごを電動機で昇降駆動し、該電動機の可変速装置をエレベータのホイストウエイに配置し、該可変速装置の発熱体をファンで強制風冷する可変速装置のファン制御方式であって、
運転中のエレベータかごの位置情報から、前記可変速装置の設置階とその近辺以外にエレベータかごが位置し、該設置階とその近辺の階をエレベータかごが通過後に前記発熱体の温度がその上限設定温度Ton以下になる設定温度Ton2より高いときに前記ファンを運転し、該設定温度Ton2以下のときに前記ファンを停止させる制御手段と、
前記可変速装置の設置階またはその近辺にエレベータかごが位置し、かつ前記発熱体の温度が前記上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
(第3の発明)
エレベータかごを電動機で昇降駆動し、該電動機の可変速装置をエレベータのホイストウエイに配置し、該可変速装置の発熱体をファンで強制風冷する可変速装置のファン制御方式であって、
エレベータかごが可変速装置の設置階またはその近辺に位置するときに前記発熱体の温度が最も高くなる温度Tcalを予測計算する手段と、
運転中のエレベータかごの位置情報から、前記可変速装置の設置階またはその近辺以外にエレベータかごが位置し、前記予測温度Tcalが前記発熱体の上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段と、
前記可変速装置の設置階またはその近辺にエレベータかごが位置し、かつ前記発熱体の温度が前記上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
なお、以上までのファン制御方式において、前記ファンの運転時間が前記発熱体を十分に冷却するのに必要な設定時間Time1を越えたときに前記ファンを停止する手段を含めるのが好ましい。
【0016】
また、前記可変速装置の設置階の近辺にエレベータかごが位置した時点で、一度ファンを停止させる手段を含めるのが好ましい。
【0017】
また、前記予測温度Tcalは、エレベータかごが可変速装置の設置階に停止する場合の予測温度Tcal1と、該設置階を通過する場合の予測温度Tcal2をそれぞれ計算し、これら温度Tcal1またはTcal2をエレベータかごの運転条件に応じて切り替え、この切り替えた温度が前記上限設定温度Tonを越えるときに前記ファンを運転させる手段を含めるのが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に説明する各実施形態では、エレベータ設置ビルの1階に可変速装置が設置された場合で説明するが、ビルの最上階など他の階に可変速装置が設置される場合は階の設定条件が適宜変更される。また、エレベータかごがビルの2階〜B1(可変速装置の設置階の前後の階)の間に位置するときにファンをOFF(停止)させるが、このファン停止範囲および階数も適宜変更される。
【0019】
また、可変速装置が建物に固定される製品に限らず、リニアエレベータのような製品にも適用可能である。また、エレベータかごを各階に停止するシステムに限らず、奇数階と偶数階に間欠的に停止するシステムや高層階まで停止しないシステムなどにも適用可能である。また、可変速装置の温度検出には発熱体に設けたヒートシンクの温度として検出するが、発熱体から直接に温度検出するなど適宜変更することができる。
【0020】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態を示すファンのオン・オフ制御手順であり、エレベータかごの位置を監視し、かごが可変速装置の設置位置に近づいたときにはファンを停止できるようにする。
【0021】
エレベータの運転中は、その昇降位置制御装置からエレベータかごの現在位置情報を取得し、この位置情報からエレベータかごがファン停止範囲になる2階〜B1を移動中(位置する)か否かを判定する(S1)。エレベータかごがファン停止範囲を移動中であるとき、ヒートシンクの温度Tが上限設定温度Ton以下であるか否かを判定し(S2)、T<TonのときはファンをOFFにする(S3)。すなわち、エレベータかごが2階〜B1階を移動中は、ヒートシンクの温度が上限設定温度Ton以下であればファン停止をし、ファンの騒音がエレベータかご内に漏れるのを防止する。
【0022】
次に、エレベータかごがファン停止範囲外に位置するとき、またはファン停止範囲を移動中でヒートシンクの温度がTon以上になったときには、ファンをONさせる(S4)。すなわち、エレベータかごが2階〜B1階を移動中であっても、ヒートシンクの温度が上限設定温度以上になるときは、ファンの騒音漏れに優先して、ファンのONで発熱体の過熱を防止する。
【0023】
次に、ファンをONさせた後、ファン運転停止後のファン運転時間Timeが規定時間Time1以下であるうちは、判定処理S1、S2の条件のもとにファンの運転を続け(S5)、該時間Time1に達したときにはファンをOFFさせる(S6)。つまり、ファンのON最大時間をヒートシンクの冷却に十分な時間Time1で規定し、ファンの無駄な運転を防止する。
【0024】
本実施形態によれば、可変速装置の設置階になる2階〜B1階にエレベータかごが位置するときには、ヒートシンクの温度が上限設定温度以下であることを条件にしてファンを停止させておくため、可変速装置がホイストウエイに設置され、ファンの騒音が大きい場合にも、ファンの騒音がエレベータかご内に漏れるのを防止できる。
【0025】
図2は、本実施形態の変形例を示し、エレベータかごが2階〜B1を移動中であるか移動中でないことを、1階に停止または通過中か否かの判定(S11)と、1階に停止または通過中で2階〜B1通過前であるか否か(S12)で判定する。この判定で、ファンをONを行ったり(S13)、1階に停止または通過中でない場合及び2階〜B1通過前と通過後には従来の図14の手順と同様に、ヒートシンクの温度が上限設定温度Tonより高ければファンをONする。このファンのONに際して、上限設定温度Tonと少しの差を持たせた設定温度ToffによりファンをOFFさせること(S14)により、ファンのON、OFFでのチャタリングを防止するためのものである。
【0026】
図3は、他の変形例を示し、図2の制御手順に、2階またはB1を通過中または停止した時点で、ヒートシンクの温度Tが上限設定温度Ton以下であれば(S15)、一度ファンをOFFし(S16)、処理S14を実行する。
【0027】
(第2の実施形態)
図4は、本発明の他の実施形態を示すファンのオン・オフ制御手順であり、ヒートシンクの冷却がエレベータかごの運転条件によって厳しくなる場合にも、かごが可変速装置の設置位置に近づいたときにファンを停止できるようにする。
【0028】
エレベータかごが1階に停止または通過中であるか否かを判定し(S21)、1階に停止または通過中である場合には2階〜B1通過前であるか否かを判定し(S22)、2階〜B1通過前では設定温度Ton2およびToff2の条件でファンのON、OFF制御をする(S23〜S26)。
【0029】
ここで、設定温度Ton2は、エレベータかごが2階〜B1通過中の間ファンをOFFし続けても2階〜B1通過後に上限設定温度Ton以上にならない温度にされるもので、エレベータかごの運転条件の中で最も厳しい条件として決めるものである。設定温度Toff2は、設定温度Ton2と少しの差を持たせ、ファンのON、OFFでのチャタリングを防止するためのものである。
【0030】
本実施形態によれば、エレベータかごが2階〜B1階を通過する前にヒートシンクが十分に冷却されていることを確認しておくことにより、ファンのONで騒音防止および無駄な電力消費を防止する。
【0031】
図5は、本実施形態の変形例を示し、図4の制御手順に、エレベータかごが2階またはB1に到着して時点で、ヒートシンク温度Tが上限設定温度Ton以下であること(S28)を条件に、一度ファンをOFFした後(S29)、制御手順S27を実行する。
【0032】
(第3の実施形態)
図6は、本発明の他の実施形態を示す制御手順である。本実施形態では、エレベータの運転開始時にかごを1階停止、かごの上昇(UP)運転時に2階を通過、かごの下降(DOWN)運転時にB1通過時の中でヒートシンクの温度が最も高くなるときの温度Tcalを予測計算しておく(S31)。
【0033】
この後、エレベータの運転で、かごが1階停止または通過の場合(S32)で2階〜B1通過前(S33)には上限設定温度Tonと温度予測値Tcalを比較し(S34)、Tcalの方が高ければ予めファンをONしておき(S35)、2階〜B1を通過する際にファン停止しておくも、2階〜B1の通過で温度Tが上限設定温度Tonを越えないようにする。制御手順S36は前記までのものと同等のものである。
【0034】
図7は、本実施形態の変形例を示し、図6の制御手順に、エレベータかごが2階またはB1に到着して時点で、ヒートシンク温度Tが上限設定温度Ton以下であること(S37)を条件に、一度ファンをOFFした後(S38)、制御手順S36を実行する。
【0035】
図8は、他の変形例を示す。図6の手順S31の予測温度Tcalとして、運転開始時にかごを1階に停止させるときにヒートシンクの温度が最も高くなる予測温度Tcal1と、UP運転時2階通過またはDOWN運転時B1通過時での予測温度Tcal2の2つの予測温度を計算しておく(S31A)。
【0036】
これら2種類の温度予測により、かごが1階停止または通過の場合(S32)で2階〜B1通過前(S33)のときの比較温度Tcalとして、1階停止ならTcal1,1階通過ならTcal2と設定し(S39)、この予測温度とTcalとTonとを比較して、Ton<TcalならファンをONする。
【0037】
これにより、1階停止時と2階〜B1の通過時の違いに応じて予測温度を求めておくことで、より適切なファン運転制御を可能にする。
【0038】
図9は、他の変形例を示し、図8の制御手順に、エレベータかごが2階またはB1に到着して時点で、ヒートシンク温度TがTon以下であること(S37)を条件に、一度ファンをOFFした後(S38)、制御手順S36を実行するものである。
【0039】
図10〜図13は、他の変形例を示す。図10では、図6における手順S31をS32の後に実行する。すなわち、1階停止または通過することになった時点で、1階停止またはUP運転時の2階通過、DOWN運転時のB1通過時の中で最も温度が高いときの温度をTcalを予測計算し、この温度が設定温度Tonより高いときにはファンをONする。なお、温度予測計算は、2階〜B1階の通過前に1回だけ計算または毎回行っても良い。
【0040】
図11では、図10において、2階またはB1に到着して時点で、一度ファンをOFFしてからS36を実行する手順S37,S38を追加している。
【0041】
図12では、図8における手順S31AをS32の後に実行する。すなわち、1階停止または通過することになった時点で、1階停止時(Tcal1)及び、UP運転時2階通過またはDOWN運転時B1通過時(Tcal2)の温度を計算しておき、1階停止ならTcal1,1階通過ならTcal2とTonと比較して、Ton<TcalならファンをONする。
【0042】
図13では、図12において、2階またはB1に到着して時点で、一度ファンをOFFしてからS36を実行する手順S37,S38を追加している。
【0043】
なお、以上までの実施形態において、ファンの停止制御S3,S14,S27,S36には、従来の図14または図15に変更できる。
【0044】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、可変速装置の設置位置にエレベータかごが近づいたときにはファンをOFFの状態にし、これによりファンの騒音がエレベータかご内に漏れるのを防止するようにしたため、ファン及び遮音構造を改良することなく、エレベータかご内のファン騒音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すファン制御方式の制御手順。
【図2】第1の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図3】第1の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図4】本発明の第2の実施形態を示すファン制御方式の制御手順。
【図5】第2の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図6】本発明の第3の実施形態を示すファン制御方式の制御手順。
【図7】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図8】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図9】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図10】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図11】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図12】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図13】第3の実施形態の変形例を示す制御手順。
【図14】従来のファン制御方式を示すファンのオン・オフ制御手順。
【図15】従来のファン制御方式を示すファンのオン・オフ制御手順。
【図16】従来のファン制御方式を示すファンのオン・オフ制御手順。
【図17】従来のファン制御方式を示すファンのオン・オフ制御手順。
Claims (3)
- エレベータかごを電動機で昇降駆動し、該電動機の可変速装置をエレベータのホイストウエイに配置し、該可変速装置の発熱体をファンで強制風冷する可変速装置のファン制御方式であって、
運転中のエレベータかごの位置情報から、前記可変速装置の設置階またはその近辺にエレベータかごが位置し、かつ前記発熱体の温度がその上限設定温度Ton以下であるときに前記ファンを停止させる制御手段と、
前記可変速装置の設置階とその近辺以外にエレベータかごが位置するとき、または前記発熱体の温度が前記上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段とを備えたことを特徴とする可変速装置のファン制御方式。 - エレベータかごを電動機で昇降駆動し、該電動機の可変速装置をエレベータのホイストウエイに配置し、該可変速装置の発熱体をファンで強制風冷する可変速装置のファン制御方式であって、
運転中のエレベータかごの位置情報から、前記可変速装置の設置階とその近辺以外にエレベータかごが位置し、該設置階とその近辺の階をエレベータかごが通過後に前記発熱体の温度がその上限設定温度Ton以下になる設定温度Ton2より高いときに前記ファンを運転し、該設定温度Ton2以下のときに前記ファンを停止させる制御手段と、
前記可変速装置の設置階またはその近辺にエレベータかごが位置し、かつ前記発熱体の温度が前記上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段とを備えたことを特徴とする可変速装置のファン制御方式。 - エレベータかごを電動機で昇降駆動し、該電動機の可変速装置をエレベータのホイストウエイに配置し、該可変速装置の発熱体をファンで強制風冷する可変速装置のファン制御方式であって、
エレベータかごが可変速装置の設置階またはその近辺に位置するときに前記発熱体の温度が最も高くなる温度Tcalを予測計算する手段と、
運転中のエレベータかごの位置情報から、前記可変速装置の設置階またはその近辺以外にエレベータかごが位置し、前記予測温度Tcalが前記発熱体の上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段と、
前記可変速装置の設置階またはその近辺にエレベータかごが位置し、かつ前記発熱体の温度が前記上限設定温度Tonを越えたときに前記ファンを運転させる制御手段とを備えたことを特徴とする可変速装置のファン制御方式。
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JP2003175691A JP2005008372A (ja) | 2003-06-20 | 2003-06-20 | 可変速装置のファン制御方式 |
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JP2003175691A JP2005008372A (ja) | 2003-06-20 | 2003-06-20 | 可変速装置のファン制御方式 |
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JP2003175691A Pending JP2005008372A (ja) | 2003-06-20 | 2003-06-20 | 可変速装置のファン制御方式 |
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JP (1) | JP2005008372A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105307962A (zh) * | 2013-05-28 | 2016-02-03 | 奥的斯电梯公司 | 升降机电机冷却组件 |
CN107150930A (zh) * | 2016-03-04 | 2017-09-12 | 株式会社日立制作所 | 电梯的控制装置以及控制方法 |
-
2003
- 2003-06-20 JP JP2003175691A patent/JP2005008372A/ja active Pending
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