JP2005008256A - 袋状容器製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転体2に袋状容器8を保持する保持手段4が設けられ、供給ステーションSS、充填ステーションFS、加熱ステーションHSおよび排出ステーションDSに間欠的に搬送する。加熱ステーションHSの下方に冷却ステーションCSが設けられており、昇降カム42を昇降させることにより、容器保持手段4に保持されている袋状容器8を加熱ステーションHSから冷却ステーションCSに搬送することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、例えば輸液バッグのような袋状容器を間欠的に搬送する間に、この容器内に液体等を充填し、その後、シール等の処理を行う袋状容器製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
輸液用の液体や飲料等を袋状容器に充填する場合に、この袋状容器を間欠的に搬送し、その停止中に口部を開口して充填を行った後、袋状容器の前記開口部を加熱および冷却してシール処理を行い、その後、この袋状容器を排出するようにした処理装置(袋状容器製造装置)が従来から知られている。このような袋状容器製造装置では、充填、加熱、冷却等の各処理ステーションを、直線上にまたは回転体の周囲に順次配置し、袋状容器を間欠的に搬送してこれら各処理ステーションに順次停止させ、前記各処理を行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
前記特許文献1に記載された装置は、ロータリ式の構成であり、回転テーブルの周囲に8つのセクションを有している。そして、回転テーブルに設けられた8組の把持手段によって、容器(成形袋)を8つのセクションに順次停止させるように間欠運転が行われる。
【0004】
前記装置の第1セクションは成形袋の受け取り位置であり、第2セクションは日付けなどを印字する工程、セクション3は成形袋の上方を開口する工程、セクション4は内容物を充填する工程、セクション5およびセクション6は成形袋の底部を振動させたり空気を抜いたりして開口部を閉塞する工程、セクション7は内容物が充填された袋の口を挟圧して加熱溶着するシール工程、セクション8はシールされた袋口を挟圧して冷却した後排出する工程を行うようになっており、成形袋を各セクションに間欠的に搬送してそれぞれの処理を行う。
【0005】
【特許文献1】
実公平4−54085号公報(第4頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように袋状容器を加熱溶着した後、冷却してシールする処理方法では、加熱ヒータによって袋状容器の開口部を溶融させた後、直ちに冷却処理をしないと完全にシールすることができない。そのため、加熱ステーション以外の個所でトラブルが発生して装置が停止すると、加熱処理の終了した容器を冷却ステーションに搬送することができず、シール不良となってしまい、この容器は排除せざるを得なかった。
【0007】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、何らかのトラブルにより装置が停止した場合でも、加熱処理の済んだ容器を冷却ステーションに搬送して完全なシール処理を行うことができる袋状容器製造装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明に係る袋状容器製造装置は、袋状容器を保持する保持手段と、保持手段を間欠的に搬送し、搬送経路に配置された充填ステーション、加熱ステーションおよび冷却ステーションに順次停止させる搬送手段と、前記各ステーションにそれぞれ設けられた充填手段、加熱手段、冷却手段とを備え、各ステーションにおいて充填、加熱および冷却の処理を行うものであって、さらに、前記冷却ステーションを、充填ステーションから加熱ステーションへ袋状容器を搬送する搬送方向とほぼ直交する方向に配置するとともに、袋状容器を加熱ステーションから冷却ステーションへ搬送する第2搬送手段を設け、加熱処理の済んだ袋状容器を第2搬送手段によって冷却ステーションへ搬送して冷却処理を行うようにしたものである。
【0009】
この発明に係る袋状容器製造装置では、冷却ステーションを、充填ステーションから加熱ステーションへと袋状容器を搬送する搬送経路から直角方向に外れた位置に配置するとともに、充填後の袋状容器を、第2搬送手段によって加熱ステーションから冷却ステーションへと搬送するようにしているので、この充填装置がトラブル等により停止して搬送手段による搬送が不可能になった場合でも、第2搬送手段によって、加熱処理後の袋状容器を冷却ステーションに搬送するので、完全なシール処理を行うことができる。
【0010】
また、請求項2に記載の発明に係る袋状容器製造装置は、冷却ステーションにおいて冷却処理の済んだ袋状容器を、再度加熱ステーションへ戻すようにしたものである。
【0011】
さらに、請求項3に記載の発明に係る袋状容器製造装置は、前記冷却ステーションを加熱ステーションの下方に配置するとともに、前記搬送手段としての回転体によって回転搬送される保持手段の高さを規制するカムを設け、かつ、このカムを、充填ステーションに配置された固定カムと、加熱ステーションに配置され、駆動手段によって昇降される第2搬送手段としての昇降カムとから構成し、加熱ステーションにおいて加熱処理の済んだ袋状容器を、この第2搬送手段によって冷却ステーションへ搬送することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る袋状容器製造装置の縦断面図、図2はこの袋状容器製造装置で行われる各工程を説明する図、図3はこれら各工程を行うステーションの配置を示す平面図である。この袋状容器製造装置はロータリタイプであり、回転体2の外周側に円周方向等間隔で複数(この実施の形態では12個)の容器保持手段4が設けられている。回転体2は、回転駆動モータ6により回転されてこれら容器保持手段4を間欠的に搬送する。
【0013】
容器保持手段4は、図2に示すように、一対のグリッパ4aを備えており、袋状容器(この実施の形態では輸液バッグ)8の上部を両側からグリップする。詳細は図示しないが、これら各容器保持手段4の一対のグリッパ4aは、互いに接近離隔する方向に移動できるようになっている。また、容器保持手段4は、それぞれ昇降可能なロッド10上に取り付けられており、この昇降ロッド10の下端に連結したカムフォロア12が、固定カム14および後に説明する昇降カムに支持されてその高さを規制されている。
【0014】
この実施の形態では、回転体2の周囲を90度ずつに分割した4個所に、それぞれ容器処理ステーションが設けられており、各ステーションでそれぞれの処理を行う。第1ステーションは袋状容器8の供給ステーションSSであり、図示しない搬送コンベヤによって搬送されてきた空の袋状容器8が、ロボット等の供給手段によって供給される。前述のように回転体2の外周には12個の容器保持手段4が設けられており、回転体2の間欠的な回転によって、4個所のステーションに3個ずつの容器保持手段4が停止する。従って、この供給ステーションSSでは、3個の袋状容器8が同時に供給されて、各容器保持手段4に引き渡される。
【0015】
供給ステーションSSの次に配置されたステーションは充填ステーションFSであり、前記供給ステーションSSで回転体2に供給されて容器保持手段4に保持された3個の袋状容器8は、間欠的に回転する回転体2の次の回転移動により、この充填ステーションFSに停止して内部に輸液等の液体が充填される。
【0016】
充填ステーションFSの上方には、3組の充填手段16が設けられており、これら充填手段16によって3個の袋状容器8に同時に充填が行われる。前記回転体2の上方には、外部のフレーム(図示せず)に固定されたベース18が配置されており、各充填手段16はこのベース18の外周部に取り付けられている。ベース18の外面には縦方向のレール20が取付けられ、このレール20に、前記充填ノズル16aが固定されたスライダ22が昇降可能に係合しており、これら充填ノズル16aは、図示しないサーボモータによって昇降できるようになっている。充填手段16のノズル16aには、充填液タンク(図示せず)から充填液が送られて前記袋状容器8内に充填される。
【0017】
前記各充填ノズル16に対応する位置に、それぞれ、袋状容器8の口部8aを開口する開口手段24が設けられている。この開口手段24は、回転体2の半径方向内方側と外方側にそれぞれ配置された一対のバキュームパッド26を有しており、水平に配置されたエアシリンダ28の作動によって互いに接近離隔する方向に進退動するようになっている。
【0018】
充填ステーションFSの次に、加熱ステーションHSおよび冷却ステーションCSが配置されている。加熱ステーションHSと冷却ステーションCSは回転体2の円周方向の同位置に設けられているが、加熱ステーションHSが前記充填ステーションFSと同一の平面上に、そして、冷却ステーションCSはその加熱ステーションHSの下方に設けられている。
【0019】
加熱ステーションHSには、前記容器保持手段4に保持された袋状容器8が、前記充填ステーションFSと同一高さで搬送されてくる。この位置で停止した袋状容器8の上端の開口部8aを溶着する高さに加熱手段30が設けられている。この加熱手段30は、回転体2の半径方向内方側と外方側にそれぞれ配置された一対のヒータ32を有しており、これらヒータ32をエアシリンダ34によって進退動させることにより、前記袋状容器8の口部8aの両面を挟持して加熱溶着する。この加熱ステーションHSでも、3個所の加熱手段30によって同時に3個の袋状容器8の処理を行う。
【0020】
前記加熱ステーションHSの下方に冷却ステーションCSが配置されており、この冷却ステーションCSに、冷却手段36が設けられている。この冷却手段36は、回転体2の半径方向内方側と外方側にそれぞれ配置された一対のクーリング板38を有しており、これらクーリング板38をエアシリンダ40によって進退動させることができる。これらクーリング板38により、前記袋状容器8の加熱溶着された口部8aを両側から挟持することにより冷却する。この冷却ステーションCSでも、3個所の冷却手段36によって同時に3個の袋状容器8の処理を行う。冷却手段CSのクーリング板38は、この実施の形態ではステンレス製の板から成っているが、その他の材質でも良く、また、内部に空気や水などの冷却媒体を通すための通路を設けても良い。
【0021】
前記供給ステーションSSおよび充填ステーションFSでは、容器保持手段4は、下方に設置された固定カム14によってその高さを規制され、同一の高さで搬送されるようになっていたが、その次の加熱・冷却ステーションHS、CSには昇降カム42が配置されており、この昇降カム42を昇降させることにより容器保持手段4を昇降させることができる。
【0022】
昇降カム42は、前記容器保持手段4を支持する昇降ロッド10の下端に取り付けられたカムフォロア12が係合する溝42aを有している。この昇降カム42は、駆動手段(サーボモータ)44によって回転される直立したボールねじ46に螺合したナット48に固定されており、このボールねじ46の回転によってナット48とともに昇降する。ボールねじ46と平行して直立したガイドロッド50が配置されており、昇降カム42が昇降する際には、前記ナット48に固定されたスライダ52がこのガイドロッド50に案内されて昇降するとともに、回転を規制される。
【0023】
前記加熱・冷却ステーションHS、CSの次に排出ステーションDSが設けられている。この排出ステーションDSでは、前記加熱ステーションHSで口部8aが加熱溶着され、冷却ステーションCSでその溶着部が冷却された袋状容器8が、図示しないロボット等の排出手段によって排出され、排出コンベヤによって次の工程に送られる。この排出ステーションDSでも、袋状容器8が3個ずつ取り出されて排出される。
【0024】
前記構成の袋状容器製造装置の作動について説明する。図示しない容器搬送コンベヤによって搬送されてきた袋状容器8は、ロボット等の供給手段によって、供給ステーションSSに3個ずつ供給される。供給ステーションSSには、回転体2の回転により間欠的に3個ずつの容器保持手段4が移動してくるようになっており、供給された袋状容器8はそれぞれ容器保持手段4の両側のグリッパ4aによって保持される。
【0025】
間欠的に回転される回転体2の次の回転移動により、前記供給ステーションSSで袋状容器8を受け取った容器保持手段4は、次の充填ステーションFSに移動して停止する。この充填ステーションFSでは、先ず、開口手段24の両バキュームパッド26が、エアシリンダ28の作動により前進して、袋状容器8の両面に当接して吸着する。次に、袋状容器8の両面を吸着したバキュームパッド26を後退させることにより、袋状容器8の上端の口部8aを開口する。前記容器保持手段4の、袋状容器8の両側をグリップしている一対のグリッパ4aは、互いに接近離隔する方向に移動可能になっており、前記バキュームパッド26によって袋状容器8を開口する際に、このバキュームパッド26に連動させて両グリッパ4aを互いに接近する方向に移動させることにより確実に開口させることができる。
【0026】
充填ステーションFSには、上方に充填手段16が設けられており、袋状容器8の口部8aが開口されると、これら充填ノズル16aが、サーボモータ(図示せず)の駆動によって下降して各袋状容器8内に挿入され、図示しない充填液タンクから送られた充填液が充填される。所定量の液体の充填が終了すると、充填ノズル16aが上昇された後、これら袋状容器8は次の加熱ステーションHSに送られる。袋状容器8が充填ステーションFSから加熱ステーションHSへ搬送されてくる時点では、加熱ステーションHSに設けられている昇降カム42は上昇した位置(図1に実線で示す位置)にあり、容器保持手段4のカムフォロア12が固定カム14上から同じ高さのまま昇降カム42の溝42a内に移動し、容器昇降手段4は同一の高さのままで充填ステーションFSから加熱ステーションHSへと移動する。
【0027】
加熱ステーションHSには加熱手段30が設けられており、袋状容器8が停止すると、回転体2の半径方向内方側と外方側に設けられているヒータ32が、エアシリンダ34の作動によって前進して、袋状容器8の口部8aの両面に接触する。袋状容器8の口部8aは、両側からヒータ32に挟持されて溶融される。その後、エアシリンダ34によって両ヒータ32が後退して袋状容器8から離れると、昇降カム42のサーボモータ44が駆動してボールねじ46を回転させる。ボールねじ46の回転によってナット48が下降し、このナット48に取り付けられている昇降カム42が一体として下降する(図1に想像線で示す昇降カム42参照)。
【0028】
昇降カム42が下降すると、この昇降カム42の溝42aに係合している容器保持手段4のカムフォロア12が引き下げられ、容器昇降手段4およびこの容器昇降手段4に保持されている袋状容器8が、図1中に想像線で示す位置まで下降する。
【0029】
容器保持手段4が下降した位置は冷却ステーションCSになっており、冷却手段36が設けられている。この冷却ステーションCSに3個の袋状容器8が停止すると、回転体2の半径方向内方側と外方側にそれぞれ設けられている冷却手段36のクーリング板38が、エアシリンダ40の作動により袋状容器8の方向に前進し、前記加熱手段30によって溶融された袋状容器8の口部8aの両面に圧接され、この袋状容器8の口部8aを冷却する。前記加熱手段30による溶融およびこの冷却手段36による冷却によって、袋状容器8の口部8aが完全にシールされる。
【0030】
冷却手段36における冷却工程が終了すると、前記昇降カム42のサーボモータ44が再び駆動され、ボールねじ46を前記下降時と逆回転させてナット48を上昇させ、カムフォロア12および容器保持手段4を元の高さの加熱ステーションHSの位置まで上昇させる。このようにして加熱ステーションHSから一旦下降させて冷却ステーションCSに搬送して冷却処理を行い、再度加熱ステーションHSに戻した後、回転体2を回転させて、これらシール処理が済んだ袋状容器8を排出ステーションDSに搬送する。
【0031】
前記袋状容器製造装置では、供給ステーションSS、充填ステーションFS、加熱ステーションHSおよび排出ステーションDSにおいては、供給ステーションSS、充填ステーションFSおよび排出ステーションDSに設けられた固定カム14と、加熱ステーションHSに設けられている昇降カム42の上昇位置によって、袋状容器8を同一の高さで搬送して処理を行うようになっている。そして、冷却ステーションCSだけは、充填ステーションFSから加熱ステーションHSへの容器搬送経路に対して直交する方向(この実施の形態では加熱ステーションHSの直下)に設けられており、袋状容器8は、第2搬送手段である昇降カム42によって加熱ステーションHSから冷却ステーションCSに搬送されるようになっている。
【0032】
このように冷却ステーションCSを加熱ステーションHSの直下に配置し、加熱ステーションHSにおいて加熱処理が済んだ袋状容器8を、第2搬送手段(昇降カム42)によって冷却ステーションCSに搬送するようにしているので、この袋状容器製造装置が何らかのトラブルによって停止した場合でも、加熱処理が済んだ袋状容器8を冷却ステーションCSに送ることができ、加熱および冷却から成るシール工程を完了させることができる。従って、袋状容器8が加熱処理だけでシール工程を中断されることがなく、シール不良の発生を防止することができ、充填済みの袋状容器8を廃棄する等の無駄をなくすことができる。また、ロータリタイプの袋状容器製造装置の場合には、装置全体の設置面積を小さくすることができる。
【0033】
なお、前記実施の形態では、冷却ステーションCSを加熱ステーションHSの下方に配置したが、加熱ステーションHSと冷却ステーションCSとを上下に配置する必要はなく、例えば、供給ステーションSS、充填ステーションFS、加熱ステーションHSおよび排出ステーションDSを同一の円周上に配置し、冷却ステーションCSを加熱ステーションHSの半径方向外方側に配置するようにしても良い。また、ロータリタイプの袋状容器製造装置について説明したが、ロータリタイプに限るものではなく、ライン式の袋状容器製造装置にも適用することができる。この場合には、供給ステーション、充填ステーション、加熱ステーションおよび排出ステーションを直線上に配置し、冷却ステーションを加熱ステーションのほぼ直交方向に、つまり搬送経路の側部に配置すればよい。
【0034】
さらに、前記実施の形態では、加熱ステーションHSから冷却ステーションCSに搬送して冷却処理した後、再び加熱ステーションHSに戻してから排出ステーションDSに搬送するようにしたが、排出ステーションDSを冷却ステーションCSと同じ高さに配置して、冷却ステーションCSでの処理が終了した袋状容器8を、そのままの高さで排出ステーションDSに搬送して排出するようにしても良い。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、袋状容器を保持する保持手段と、保持手段を間欠的に搬送し、搬送経路に配置された充填ステーション、加熱ステーションおよび冷却ステーションに順次停止させる搬送手段と、前記各ステーションにそれぞれ設けられた充填手段、加熱手段、冷却手段とを備え、各ステーションにおいて充填、加熱および冷却の処理を行う袋状容器製造装置において、前記冷却ステーションを、充填ステーションから加熱ステーションへ袋状容器を搬送する搬送方向とほぼ直交する方向に配置するとともに、袋状容器を加熱ステーションから冷却ステーションへ搬送する第2搬送手段を設け、加熱処理の済んだ袋状容器を第2搬送手段によって冷却ステーションへ搬送して冷却処理を行うようにしたので、トラブル等により本装置が停止した場合でも、加熱ステーションで処理済の容器を冷却ステーションに送って処理を行うことができ、シール不良の容器の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る袋状容器製造装置の縦断面図である。
【図2】前記袋状容器製造装置の各ステーションの配置および各処理工程について説明する斜視図である。
【図3】前記袋状容器製造装置の各ステーションの配置を示す平面図である。
【符号の説明】
CS 冷却ステーション
FS 充填ステーション
HS 加熱ステーション
2 搬送手段(回転体)
4 保持手段
8 袋状容器
16 充填手段
30 加熱手段
36 冷却手段
42 第2搬送手段(昇降カム)
Claims (3)
- 袋状容器を保持する保持手段と、保持手段を間欠的に搬送し、搬送経路に配置された充填ステーション、加熱ステーションおよび冷却ステーションに順次停止させる搬送手段と、前記各ステーションにそれぞれ設けられた充填手段、加熱手段、冷却手段とを備え、各ステーションにおいて充填、加熱および冷却の処理を行う袋状容器製造装置において、
前記冷却ステーションを、充填ステーションから加熱ステーションへ袋状容器を搬送する搬送方向とほぼ直交する方向に配置するとともに、袋状容器を加熱ステーションから冷却ステーションへ搬送する第2搬送手段を設け、加熱処理の済んだ袋状容器を第2搬送手段によって冷却ステーションへ搬送して冷却処理を行うことを特徴とする袋状容器製造装置。 - 冷却ステーションにおいて冷却処理の済んだ袋状容器を、再度加熱ステーションへ戻すことを特徴とする請求項1に記載の袋状容器製造装置。
- 冷却ステーションを加熱ステーションの下方に配置するとともに、前記搬送手段としての回転体によって回転搬送される保持手段の高さを規制するカムを設け、かつ、このカムを、充填ステーションに配置された固定カムと、加熱ステーションに配置され、駆動手段によって昇降される第2搬送手段としての昇降カムとから構成し、加熱ステーションにおいて加熱処理の済んだ袋状容器を、この第2搬送手段によって冷却ステーションへ搬送することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の袋状容器製造装置。
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